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JP6638259B2 - 打込み工具 - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

この発明は、ファスナーを打ち出す先端部にコンタクト部材を着脱可能に設けた打込み工具に関する。
ファスナーを打ち出す先端部にコンタクト部材を着脱可能に設けた打込み工具が知られている。例えば特許文献1には、コンタクトノーズを交換することによって異なる径の釘を使用可能とした釘打機が開示されている。この特許文献1記載の構成では、コンタクトノーズの上部とコンタクトアームの下部に連結用の凹陥部を形成し、コンタクトアームの凹陥部に嵌合した弾性体にコンタクトノーズの凹陥部を押し込んで嵌合させることにより、コンタクトアームにコンタクトノーズが弾性体を介して連結保持されるようにしている。
特開2007−203419号公報
しかしながら、上記した特許文献1記載の構成では、弾性体を嵌合させるための凹陥部において応力集中が発生しやすくなるという問題点があった。このため、コンタクトノーズに衝撃が加わったときに部品が破損するおそれがあった。例えば、ファスナーの打ち出し時にコンタクトノーズの内周面にファスナーが当たり、コンタクトノーズに横方向の衝撃が加わることがある。このような衝撃によって接合部分の凹陥部をまたぐ範囲で曲げモーメントが生じるため、凹陥部に応力集中が発生し、コンタクトノーズの接続部が破損するおそれがあった。
そこで、本発明は、ファスナーを打ち出す先端部にコンタクト部材を着脱可能に設けた構造において、コンタクトノーズが衝撃を受けた場合でも着脱部が破損しにくい打込み工具を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、ハウジングと、前記ハウジングの先端部に取り付けられるコンタクト部と、前記ハウジングに対して上下動可能に設けられたアーム部と、を備え、前記コンタクト部は、棒状部と、前記棒状部が挿入される挿入固定部と、前記棒状部と前記挿入固定部との嵌合状態を固定する固定部材と、を備えた取付構造によって、前記挿入固定部に前記棒状部を着脱することで前記アーム部に着脱可能に取り付けられ、前記棒状部の外周面と前記挿入固定部の内周面との間に形成されるクリアランス幅を、前記棒状部の軸方向に見て前記固定部材を挟んだ両側で異なるように形成し、前記棒状部と前記挿入固定部との対向面積を、前記棒状部の軸方向に見て前記固定部材を挟んだ両側で比較したときに、前記対向面積が小さい方のクリアランス幅を大きくしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、前記棒状部の外周に、前記固定部材と係合する周溝を設けたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項1または2記載の発明の特徴点に加え、前記挿入固定部の内径を変化させることで、前記クリアランス幅を、前記棒状部の軸方向に見て前記固定部材を挟んだ両側で異なるように形成したことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項1または2記載の発明の特徴点に加え、前記棒状部の外径を変化させることで、前記クリアランス幅を、前記棒状部の軸方向に見て前記固定部材を挟んだ両側で異なるように形成したことを特徴とする。
本発明は上記の通りであり、コンタクト部は、棒状部と、前記棒状部が挿入される挿入固定部と、前記棒状部と前記挿入固定部との嵌合状態を固定する固定部材と、を備えた取付構造によって前記ハウジングの先端部に取り付けられ、前記棒状部の外周面と前記挿入固定部の内周面との間に形成されるクリアランス幅を、前記固定部材を挟んだ両側で異なるように形成した。このような構成によれば、コンタクト部が衝撃を受けたときに棒状部が挿入固定部の内部で傾くような力が発生したとしても、クリアランス幅を小さくとった部分の外周のみで荷重を受け、クリアランス幅を大きくとった部分の外周には荷重がかかりにくい。すなわち、周溝を挟んだ2点で曲げモーメントが生じにくいので、周溝の部分に応力集中が発生して接続部が破損する問題を回避することができる。
打込み工具の外観斜視図である。 打込み工具を側方から見た断面図である。 打込み工具を正面から見た断面図であって、コンタクト部が押し上げられていない状態の図である。 打込み工具を正面から見た断面図であって、コンタクト部が押し上げられた状態の図である。 (a)コンタクト部の接続部付近の一部拡大断面図、(b)(a)の一部を更に拡大した図である。 変形例1に係るコンタクト部の接続部付近の一部拡大断面図である。 (a)変形例2に係るコンタクト部の接続部付近の一部拡大断面図、(b)(a)の一部を更に拡大した図である。 (a)変形例3に係るコンタクト部の接続部付近の一部拡大断面図、(b)(a)の一部を更に拡大した図である。 (a)変形例4に係るコンタクト部の接続部付近の一部拡大断面図、(b)(a)の一部を更に拡大した図である。 変形例5に係るコンタクト部の接続部付近の外観斜視図である。 (a)変形例5に係るコンタクト部の接続部付近の一部拡大断面図、(b)(a)の一部を更に拡大した図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる打込み工具10は、圧縮空気を利用してファスナーを打ち込む空気圧式の打込み工具10であり、図1及び図2に示すように、ノーズ部13を備えた工具本体11と、ノーズ部13の側方において工具本体11に連設されたマガジン19と、を備えている。
工具本体11は、ボデーハウジング12とグリップハウジング16とが略直角に連設されて構成されている。ボデーハウジング12の内部には、打撃シリンダ31が配置されており、この打撃シリンダ31内には打撃ピストン32が摺動自在に収容されている。打撃ピストン32の下面にはファスナーを打撃するためのドライバが結合して設けられており、打撃ピストン32が作動したときにドライバでファスナーを打ち込むことができるようになっている。なお、ファスナーの打ち込みに使用される圧縮空気はエアコンプレッサ等の外部機器から供給される。こうした外部機器は、グリップハウジング16後端に設けられたエンドキャップ部18に接続される。外部機器から供給された圧縮空気は、グリップハウジング16内を通過して打撃シリンダ31へと供給される。
ボデーハウジング12の下方先端にはファスナーを射出するためのノーズ部13が一体的に結合されており、ボデーハウジング12とノーズ部13とでボデー部33を形成している。前記したドライバはノーズ部13の方向へと摺動可能に案内されている。なお、ノーズ部13の後方にはファスナー供給機構が設けられている。このファスナー供給機構は、打込み動作に連動して送り動作を実行する。この送り動作によって、マガジン19に収容されたファスナーがノーズ部13へと順番に送られる。
ノーズ部13の先端には、ノーズ部13に対して上下動可能に配置されて被打ち込み材に押し付けられるコンタクト部14が配置されている。このコンタクト部14は、ノーズ部13の先端に摺動可能に取り付けられている。具体的には、ノーズ部13の表面にはレール状の摺動ガイド部13aが突出して設けられている。この摺動ガイド部13aは、コンタクト部14の摺動方向に沿って延設されている。一方、コンタクト部14には、この摺動ガイド部13aに係合する係合部14dが形成されている。この係合部14dが摺動ガイド部13aに係合することで、コンタクト部14がノーズ部13の先端に摺動可能に係合している。
このコンタクト部14は、図3及び図4に示すように、後述する棒状部22を挿入可能な挿入固定部27を備えている。コンタクト部14は、この挿入固定部27に棒状部22を着脱することで、ノーズ部13に対して着脱可能となっている。挿入固定部27は、コンタクト部14の側方に突出して設けられており、棒状部22を挿入するための貫通孔27aが、ファスナーの打ち出し方向と平行に貫通形成されている。貫通孔27aの内周面にはリング状の保持溝27dが形成されており、この保持溝27dでリング状の固定部材23を保持している。本実施形態に係る固定部材23はゴムなどの弾性材料で形成されたOリングであり、この固定部材23が径方向に圧縮されて保持溝27dに嵌合固定されている。
また、上記した挿入固定部27に挿入される棒状部22の下端部付近には、周溝22aが形成されている。棒状部22を挿入固定部27に挿入したときに、この周溝22aに固定部材23が係合し、コンタクト部14が棒状部22から抜け落ちないように固定される。
コンタクト部14をノーズ部13に取り付ける際には、コンタクト部14の貫通孔27aに棒状部22の下端を挿入し、強く押し当てて周溝22aに固定部材23を嵌合させる。反対に、コンタクト部14をノーズ部13から取り外す際には、コンタクト部14を引っ張って棒状部22から引き抜く。このようにコンタクト部14を着脱可能とすることで、使用目的(ファスナーの径や被打込部材の種類など)に応じてコンタクト部14を交換可能としている。
上記した棒状部22は、打込み工具10の安全装置を構成するアーム部24に固定されている。アーム部24は、先端の第1接合部24aが棒状部22に固定され、後端の第2接合部24bが打ち込み深さ調節機構25のアーム接続部25bに固定されている。
打ち込み深さ調節機構25は、ファスナーを打ち込む深さを調整するためのものである。この打ち込み深さ調節機構25は、つまみ25aを備えている。つまみ25aが操作されると、その操作方向に応じてアーム部24が上下いずれかに移動する。アーム部24が上下動すると、アーム部24に連結されたコンタクト部14も同時に上下動する。このようにコンタクト部14の初期位置を上下動させることで、ファスナーの打ち込み深さが調整可能となっている。
なお、この打ち込み深さ調節機構25の近傍には、打込み工具10の安全機構が設けられている。この安全機構は、図3に示すように、アーム部24が上動していない状態では、トリガ17が操作されてもファスナーを打ち出さないようになっている。そして、図4に示すように、コンタクト部14が被打ち込み材に押し付けられて一体的にアーム部24が上動したときに、アーム部24の上動を安全機構が検知し、トリガ17の操作が有効となるように形成されている。
コンタクト部14を被打ち込み材に押し付けた状態でトリガ17を操作すると(またはトリガ17を操作した状態でコンタクト部14を被打ち込み材に押し付けると)、外部機器から供給された圧縮空気が打撃シリンダ31内に流入し、この圧縮空気が打撃ピストン32に作用して打撃ピストン32が駆動する。打撃ピストン32が駆動することで、打撃ピストン32に結合されたドライバが先頭ファスナーを打撃し、ファスナーが打ち出される。
なお、ファスナーが打ち出される射出口15はコンタクト部14の先端に形成されており、この射出口15までのコンタクト部14の内周面が、ファスナーの射出経路を形成している。ファスナーを打ち出すときに、このコンタクト部14の内周面によってドライバ及びファスナーが姿勢を安定的にガイドされるようになっている。
ところで、上述したように、本実施形態に係るコンタクト部14はノーズ部13に対して着脱可能に形成されている。コンタクト部14をノーズ部13に取り付けると、図5(a)に示すように、棒状部22の周溝22aに固定部材23が係合し、コンタクト部14の脱落が防止される。
ここで、本実施形態においては、図5(b)に示すように、挿入固定部27の貫通孔27aは、保持溝27dを挟んだ上側と下側とで内径が異なるように形成されている。具体的には、保持溝27dの上側に設けられた上部内周面27bは、保持溝27dの下側に設けられた下部内周面27cよりも小径で形成されている。このため、棒状部22の外周面と挿入固定部27の内周面との間に形成されるクリアランス幅は、棒状部22の周溝22aを挟んだ上下の両側で異なるように形成されている。本実施形態においては、棒状部22の外周面と挿入固定部27の上部内周面27bとの間にはほとんどクリアランスが生じないように設定されており、一方、棒状部22の外周面と挿入固定部27の下部内周面27cとの間には所定の幅Wでクリアランスが設けられている。
このため、ノーズ部13を傾けるような衝撃が発生し、これにより棒状部22が挿入固定部27の貫通孔27aの内部で相対的に傾くような動作となった場合でも、上部内周面27bが棒状部22と接触して棒状部22の傾きを規制するので、下部内周面27cには棒状部22がほとんど接触しないようになっている。言い換えると、棒状部22の周溝22aよりも先端側に荷重がかからないので、周溝22aを挟んだ2点で曲げモーメントが生じない。よって、周溝22aの部分に応力集中が発生して棒状部22が折れるといった問題が発生しにくい。
なお、上記したようにクリアランス幅を異なるように設定するときには、挿入固定部27の内周面が棒状部22の外周面に臨む面積(対向面積)が小さい方のクリアランス幅を大きくすることが望ましい。対向面積の大小は、一般的には、棒状部22の軸方向に見たときの挿入固定部27と棒状部22とが重なる長さによって規定される。すなわち、挿入固定部27と棒状部22とが重なる長さが長ければ対向面積が大きくなり、挿入固定部27と棒状部22とが重なる長さが短ければ対向面積が小さくなる。本実施形態においては、下部内周面27cの方が上部内周面27bよりも面積が小さく、棒状部22の外周面に臨む面積(対向面積)も小さい。よって、下部内周面27cと棒状部22の外周面との間のクリアランス幅を、上部内周面27bと棒状部22の外周面との間のクリアランス幅よりも大きくすることが望ましい。このようにすれば、棒状部22を傾けるような力が働いた場合であっても、棒状部22の傾きを抑制する効果を得やすいので、接触させない部位のクリアランス幅を過剰に大きく設定する必要がない。
このように、本実施形態によれば、コンタクト部14の取付構造は、外周に周溝22aを形成した棒状部22と、前記棒状部22が挿入されて固定される挿入固定部27と、前記周溝22aに係合するリング状の固定部材23と、を備え、前記棒状部22の外周面と前記挿入固定部27の内周面との間に形成されるクリアランス幅を、前記周溝22aを挟んだ両側で異なるように形成した。このような構成によれば、コンタクト部14が衝撃を受けたときに棒状部22が挿入固定部27の内部で傾くような力が発生したとしても、クリアランス幅を小さくとった外周部のみで荷重を受け、クリアランス幅を大きくとった外周部には荷重がかかりにくい。すなわち、周溝22aを挟んだ2点で曲げモーメントが生じにくいので、周溝22aの部分に応力集中が発生して接続部が破損する問題を回避することができる。
なお、本実施形態においては、周溝22aの形状を図5(b)に示すように上下非対称としている。具体的には、コンタクト部14をノーズ部13から取り外そうとしたときに固定部材23が押し付けられる側の周溝22aの縁部を第1縁部22bとし、反対側の周溝22aの縁部を第2縁部22cとしたときに、第2縁部22cは第1縁部22bよりもなだらかな形状で形成されている。本実施形態においては、第2縁部22cは、第1縁部22bよりも曲率半径が大きいR形状で形成されている。また、第2縁部22cに至るまでの第2傾斜面22eは、第1縁部22bに至るまでの第1傾斜面22dよりも、棒状部22の軸に対する傾斜角が小さいテーパ形状となっている。
このように第2縁部22cを第1縁部22bよりもなだらかな形状で形成すれば、第2縁部22cに固定部材23が押し付けられたとしても、固定部材23が第2縁部22cに食い込みにくいので、固定部材23が破損しにくい。一方で、脱落方向の縁部(第1縁部22b)はなだらかになっておらず、固定部材23が周溝22aから外れ易くなることもない。よって、抜け防止と固定部材23の破損防止との2つの目的を両立させることができる。
なお、固定部材23の破損を防止する方法としては、上記したように周溝22aの形状を上下非対称とする方法に限らず、図6に示すような方法を採用してもよい。図6に示す方法では、コンタクト部14をノーズ部13に取り付けたときに、固定部材23が周溝22aの下寄りに係合し、固定部材23の上側に下側よりも大きな空間が形成されるようになっている。このように、抜け方向とは反対側に周溝22aを延設するようにすれば、第2縁部22cに固定部材23が接触しにくくなるので、固定部材23の破損を防止することができる。一方で、脱落方向の縁部(第1縁部22b)には確実に固定部材23が引っ掛かるので、抜け防止と固定部材23の破損防止との2つの目的を両立させることができる。
また、上記した実施形態においては、棒状部22をアーム部24側に固定し、挿入固定部27はコンタクト部14に設けるようにしたが、本発明の実施形態としてはこれに限らない。
例えば、図7に示すように、挿入固定部27をアーム部24側に設け、棒状部22をコンタクト部14に設けてもよい。図7に示す例では、アーム部24の先端に挿入固定部27を設け、コンタクト部14の側部に棒状部22を一体形成している。このような形態においても、棒状部22と挿入固定部27との間に形成されるクリアランス幅を、周溝22aを挟んだ両側で異なるようにすることで、周溝22aの部分に応力集中が発生する問題を回避することができる。
また、図8に示すように、挿入固定部27の貫通孔27aを段穴形状で形成し、上部内周面27bと下部内周面27cとの段部に固定部材23を係合させるようにしてもよい。このように保持溝27dを形成しない場合でも、棒状部22と挿入固定部27との間に形成されるクリアランス幅を、周溝22aを挟んだ両側で異なるようにすることで、周溝22aの部分に応力集中が発生する問題を回避することができる。
また、図9に示すように、アーム部24の先端に挿入固定部27を設け、コンタクト部14の側部に棒状部22を一体形成し、更に、挿入固定部27の貫通孔27aを段穴形状で形成し、上部内周面27bと下部内周面27cとの段部に固定部材23を係合させるようにしてもよい。このような形態においても、棒状部22と挿入固定部27との間に形成されるクリアランス幅を、周溝22aを挟んだ両側で異なるようにすることで、周溝22aの部分に応力集中が発生する問題を回避することができる。
また、図10及び図11に示すように、射出口15を形成するコンタクト部14の筒部をノーズ部13の先端の開口部に挿入するような構造に本発明を適用してもよい。この場合、コンタクト部14の筒部が棒状部22の役割を果たすため、この筒部の周囲に周溝22aが形成される。また、ノーズ部13先端の開口部が挿入固定部27の役割を果たす。このような形態においても、棒状部22と挿入固定部27との間に形成されるクリアランス幅を、周溝22aを挟んだ両側で異なるようにすることで、周溝22aの部分に応力集中が発生する問題を回避することができる。
なお、上記した実施形態においては、挿入固定部27の貫通孔27aの内径を保持溝27dの両側で異なるようにすることで、周溝22aを挟んだ両側でクリアランス幅が異なるようにした。しかしながら、本発明の実施形態としてはこれに限らず、棒状部22の外径を周溝22aの両側で異なるようにすることで、周溝22aを挟んだ両側でクリアランス幅が異なるようにしてもよい。
10 打込み工具
11 工具本体
12 ボデーハウジング
13 ノーズ部
13a 摺動ガイド部
14 コンタクト部
14d 係合部
15 射出口
16 グリップハウジング
17 トリガ
18 エンドキャップ部
19 マガジン
22 棒状部
22a 周溝
22b 第1縁部
22c 第2縁部
22d 第1傾斜面
22e 第2傾斜面
23 固定部材
24 アーム部
24a 第1接合部
24b 第2接合部
25 打ち込み深さ調節機構
25a つまみ
25b アーム接続部
27 挿入固定部
27a 貫通孔
27b 上部内周面
27c 下部内周面
27d 保持溝
31 打撃シリンダ
32 打撃ピストン
33 ボデー部
W クリアランス幅

Claims (4)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングの先端部に取り付けられるコンタクト部と、
    前記ハウジングに対して上下動可能に設けられたアーム部と、
    を備え、
    前記コンタクト部は、棒状部と、前記棒状部が挿入される挿入固定部と、前記棒状部と前記挿入固定部との嵌合状態を固定する固定部材と、を備えた取付構造によって、前記挿入固定部に前記棒状部を着脱することで前記アーム部に着脱可能に取り付けられ、
    前記棒状部の外周面と前記挿入固定部の内周面との間に形成されるクリアランス幅を、前記棒状部の軸方向に見て前記固定部材を挟んだ両側で異なるように形成し
    前記棒状部と前記挿入固定部との対向面積を、前記棒状部の軸方向に見て前記固定部材を挟んだ両側で比較したときに、前記対向面積が小さい方のクリアランス幅を大きくしたことを特徴とする、打込み工具。
  2. 前記棒状部の外周に、前記固定部材と係合する周溝を設けたことを特徴とする、請求項1記載の打込み工具。
  3. 前記挿入固定部の内径を変化させることで、前記クリアランス幅を、前記棒状部の軸方向に見て前記固定部材を挟んだ両側で異なるように形成したことを特徴とする、請求項1または2記載の打込み工具。
  4. 前記棒状部の外径を変化させることで、前記クリアランス幅を、前記棒状部の軸方向に見て前記固定部材を挟んだ両側で異なるように形成したことを特徴とする、請求項1または2記載の打込み工具。
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