JP6625378B2 - レース地及びレース地の編成方法 - Google Patents
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Description
この種の作業は、従来、手作業であり、特に先行技術文献を挙げることはできない。
2 上述の手作業を伴う従来手法を採用する場合、レース地をその幅方向において異なった濃度で染色するため、幅方向に直交する編立方向においては同一のグラデーションとなる。換言すると、編立方向においてグラデーションをつけることは実質的に不可能である。
3 また、この従来手法を採用する場合、レース地を、その幅方向一端側において特定の染料で染色するため、レース地の幅方向の両端にグラデーションを設けよう(両端グラデーション)とすると、一端側と他端側とで別々に作業を行う必要がある。
更なる本発明の目的は、レース地の幅方向のみならず、その編立方向においても色合いが順次変化するレース地を得ることにある。
ウェールとウェール間に亘って編み込まれる緯糸とから成る地組織と、前記地組織に編み込まれる編込み糸とから編成され、前記編込み糸の分布に従って複数のウェールに渡る柄が形成されるレース地の特徴構成は、
前記緯糸若しくは前記編込み糸或いはそれらの両方が、特定の染料に対して染色性を異にする少なくとも第一繊維と第二繊維とを含む二種以上の繊維から構成され、
レース地の幅方向における編み組織が、同一コース上を同一糸種の糸が複数ウェールに渡って糸渡りする同一糸種糸渡り部を備えるとともに、異なった糸種の同一糸種糸渡り部がレース地の編立方向に分散配置されて構成され、
所定のコース数からなり、且つ、幅方向端部が編立方向に設定される複数の単位領域により、レース地が少なくとも3領域に分割構成され、
前記単位領域に関し、レース地の幅方向に位置する前記単位領域間における比較において、第一繊維の密度が第二繊維の密度に対して少なくとも3段階で順次高くなる傾斜状組織とされ、
前記レース地の幅方向の端部において、前記第一繊維若しくは前記第二繊維のいずれか一方のみからなる端部位が形成されていることにある。
ウェールとウェール間に亘って編み込まれる緯糸とから成る地組織と、前記地組織に編み込まれる編込み糸とから編成され、前記編込み糸の分布に従って複数のウェールに渡る柄を形成するレース地を編成方法であって、
前記緯糸若しくは前記編込み糸或いはそれらの両方を、特定の染料に対して染色性を異にする少なくとも第一繊維と第二繊維とを含む二種以上の繊維から構成し、
レース地の幅方向における編み組織に、同一コース上を同一糸種の糸が複数ウェールに渡って糸渡りする同一糸種糸渡り部を備えるとともに、異なった糸種の同一糸種糸渡り部がレース地の編立方向に分散配置し、
所定のコース数からなり、且つ、幅方向端部が編立方向に設定される複数の単位領域により、レース地を少なくとも3領域に分割し、
前記単位領域に関し、レース地の幅方向に位置する前記単位領域間における比較において、第一繊維の密度が第二繊維の密度に対して少なくとも3段階で順次高くなる傾斜状組織とし、
前記レース地の幅方向の端部において、前記第一繊維若しくは前記第二繊維のいずれか一方のみからなる端部位を形成すればよい。
この構成をとると、染色後、異なった色の同一糸種糸渡り部が、編み組織の設計に従って分散して表面に現れることとなる。そして、所定のコース数を備えて構成される単位領域比較で、レース地の幅方向に位置する単位領域間の比較において、第一繊維の密度を第二繊維の密度に対して少なくとも3段階で順次高くなる傾斜状組織とする。
結果、従来技術で問題となった手作業の課題を良好に解消できた。
また、前記単位領域間の比較において、前記第一繊維の密度を前記第二繊維の密度に対して順次高くするに、前記第一繊維の密度が高い領域程、前記第一繊維を含む前記同一糸種糸渡り部の数が多いことが好ましい。
前記第一繊維の密度が高い領域程、レース地の編立方向における前記同一糸種連続部の数が多いことが好ましい。
前記同一糸種糸渡り部を、同一の糸種且つ異なった前記緯糸若しくは前記編込み糸がレース地の幅方向に連続する同一糸種連続部として形成し、
前記第一繊維の密度が高い領域程、レース地の編立方向における前記同一糸種連続部の数を多くすることで編成できる。
この構成を採用することで、例えば、隣接ウェール間を順次編込まれる緯糸若しくは編込み糸によって、同一糸種のものとして、本願独特のレース地を実現できる。
前記緯糸若しくは前記編込み糸として第三繊維及び第四繊維を備え、
前記第三繊維として前記第四繊維より太い繊維が使用され、
レース地の編立方向における編み組織に関し、当該方向における単位領域間の比較で、前記第三繊維の密度が前記第四繊維の密度より高い領域が形成されることが好ましい。
この構成のレース地は、
前記緯糸若しくは前記編込み糸として第三繊維及び第四繊維を使用し、
前記第三繊維として前記第四繊維より太い繊維を使用し、
レース地の編立方向における編み組織に関し、当該方向における単位領域間の比較で、前記第三繊維の密度が前記第四繊維の密度より高い領域を形成することで実現できる。
図1は、経編地であるレース地1を表面側からみた外観を示す図である。
本願の特徴は、同図にも示すように、経編地であるレース地1の色調が、外観上、レース地の幅方向D1に順次遷移いていくことにある。この例では、レース地の幅方向D1で、左右両端部位Ze、その内側両中間部位Zm及び中央部位Zcの色調が順次変化している。この図におけるA部の組織拡大を図4に、B部の組織拡大を図6にそれぞれ示した。図5は、図4における領域Zmの組織拡大図である。図6の拡大倍率は、図4の拡大倍率より小さい。
リバーレース地1を編地表面側から見た場合の組織を図2(a)、図2(b)に示した。図2(a)に示すように、リバーレース地1には、経編地においてウェールWと呼ばれる編立て方向D2に伸びる組織の基本をなすボビン糸7(糸種:ナイロン、太さ30〜50デニール)が経糸として備えられ、このボビン糸7に、バックワープBW(糸種:ポリウレタンをコアとするナイロンカバーの糸、太さ:140〜420デニール)が編地の幅方向に編み込まれる。さらに、ボビン糸7とバックワープBWとからなる組織に対して、バックワープBWの表側に、フロントワープFW(糸種:ナイロン、太さ30〜50デニール)が編み込まれる。これらバックワープBW、フロントワープFWが経編地の地組織4(ネットN)を構成するため緯糸となる。
各糸の編地表裏方向での位置関係は、編み操作における筬の位置関係で決定されることとなる。編を構成する関係上、各糸が、その表裏方向で図2(b)に示す構成に倣って互いに編み込まれることは当然である。
上述のレース地1における各層(ライナー糸層90、フロントワープ層FWL、ギンプ糸層80、及びバックワープ層BWL)のリバーレース地表裏方向Tでの配置であるが、フロントワープ層FWL、ギンプ糸層80とが表裏方向で逆転した位置関係となる、レース地1の表面側から、ライナー糸層90、ギンプ糸層80、フロントワープ層FWL及びバックワープ層BWLとなる構成を採ることも可能である。
これまでも説明してきたように、本願に係るリバーレース地1は、緯糸(バックワープBW、フロントワープFW)若しくは編込み糸(ライナー糸9、ギンプ糸8)或いはそれらの両方として、特定の染料に対して染色性を異にする少なくとも第一繊維と第二繊維とを含む二種以上の繊維を使用する。
本願に係るレース地は、レース地の幅方向D1における編み組織が、同一コース上を同一糸種の糸が複数ウェールに渡って糸渡りする同一糸種糸渡り部2を備えて形成される。
図3は、本願に係る特徴構成の理解を容易とするための説明例であり、この例は単一のライナー糸9でこの同一糸種糸渡り部2を構成する例であり、各同一糸種糸渡り部2は、ライナー糸9が4ウェールWを単位として往復糸渡りしている。
さらに、異なった糸種(第二繊維としてのカチオンライナー糸を9cで、第一繊維としてのナイロンライナー糸を9nで示している)に関しては、次のような構成を採用する。
図3(a)に示す領域Zeでは、第二繊維としてのカチオンライナー糸9cのみで、この領域が形成されている。そして、レース地幅方向D1に移動した右側の領域Zm1では、図3(b)に示すように、第二繊維の同一糸種糸渡り部2cと、第一繊維糸渡り部2nとが、2コースを単位として交互に分散されてこの領域を形成している。また、図3(c)に示す領域Zm2では、第二繊維の同一糸種糸渡り部2cが2コースとされ、第一繊維の糸渡り部2nが、4コースとされる。そして、図3(d)に示す領域Zcでは、第一繊維としてのナイロンライナー糸9nのみで、この領域が形成されている。
これらの図面において、縦方向に伸びる直線がリバーレース地1における経糸であるボビン糸7の位置(ウェールWの位置)を示しており、太実線が複数のカチオンライナー糸9cそれぞれに対応し、太破線の太線が複数のナイロンライナー糸9nそれぞれに対応している。さらに、細実線が複数のフロントワープFW,バックワープBWに対応している。
即ち、図4、図5に示す例では、図3で説明した同一糸種糸渡り部2が単一のライナー糸9で構成される例の他、複数のライナー糸9でレース地の幅方向D1に連続して構成される例も示している。図5は、図4で、レース地幅方向D1はZmで示す領域であり、編み立て方向D2はEで示した領域の拡大である。
一方、図5の右上には、図上上から7コース戻った箇所に、ナイロン同一糸種糸渡り部2nが連続して形成され、同一の糸種且つ異なるライナー糸9n,9nがレース地の幅方向D1に連続する同一糸種連続部3として形成されている。図上左側からライナー糸9nは5、2ウェールに、それぞれ渡って緯振りしており、同一のウェールWで別のライナー糸9n、9nが重なる箇所を形成して、その連続性が確保されている。結果、この同一糸種糸渡り部2は6ウェールに渡る状態で、同一糸種連続部3を形成する構成となっている。この近傍には、編み立て方向で1コース戻った箇所、及び、さらに2コースづつ戻った箇所に同様な組織が採用されている。
このような同一糸種連続部3は、レース地の幅方向に位置するウェールの数に相当する数(ウェールの数=1の数、或いはその半数等)の緯糸若しくは編込み糸を緯振りしてレース地の幅方向において連続に編成してもよい。
さらに、図4、図5の例で示したように、同一糸種連続部3を設けると、同一糸種糸渡り部2の長さを適宜調整できるため、編立方向で見て、異なった糸の表出状態を任意に調整している。
1.上記の実施の形態においては、ボビン糸7、バックワープBW、フロントワープFW、ギンプ糸8、ライナー糸9として、特定の糸を採用したが、上記の糸種の選択に本願は限定されるものではない。
2.染色性を異にする繊維の例としては、先に説明した(カチオン、ナイロン)の組み合わせの他、(ナイロン、ビスコースレーヨン)の組み合わせ、さらには、(ナイロン、コットン)の組み合わせも可能である。これらと綿の組み合わせも可能であり、2種の糸種の組み合わせの他、3種以上の染色性を異にする構成を採用しもよい。
3.同一糸種糸渡り部2の構成に関しては、この部位を単一の緯糸若しくは編込み糸で形成してもよいし、複数の糸で形成してもよい。同一糸種連続部3に関しても同様である。
複数の糸を使用する場合は、レース幅方向の長さが任意となる。
4.さらに、所定のコース数からなる単位領域に関して、各糸種かならなる同一糸種糸渡り部2の割合は、任意に調整できる。別種の糸から成る同一糸種糸渡り部2の表出はレース地の編立方向において分散させる。結果、良好にグラデーション類似の組織を得ることができる。ここで、均等分散とするとグラデーションの変化をあまり意識させない構造とできる。また、レース地の幅方向D1において、実施の形態で示したように、4段階(Ze,Zm1,Zm2,Zc)とするほか、3段以上とすれば、グラデーション類似のレースを得ることが可能となる。
5.上記の実施の形態にあっては、リバーレース地1の場合を示したが、ラッセル経編機で編まれるラッセル地に対しても、本願は適応できる。ラッセル地に関して、図3に対応した組織図が図7であり、経糸であるチェーンステッチ糸71と緯糸であるネット糸(図示省略)により、地組織が構成される。所定のウェールW、ウェールW間には、編地に伸縮性を付与するため伸縮糸(図示省略)が挿入されることもある。そして、上記のチェーンステッチにより束ねられる状態で、対応する筬の位置及び動きに従って、複数の挿入糸72が挿入される。この糸の組織及び、糸種(カチオン挿入糸72c、ナイロン挿入糸72n)の選択状態を示したのが(a)(b)(c)(d)である。右に行くに従って、ナイロンの密度が上昇していることが判る。ここで、挿入糸72は図3との対応からも明らかな様に、編込み糸の一例である。
6.上記の実施の形態では、単位領域として、例えば、図3、図7に示すような所定のウェール及びコース数の領域に関して説明したが、単位領域に関しては、比較できる程度のウェール数及びコース数を備えておけばよく、基本的には3ウェール以上3コース以上の編み組織領域を単位領域とすることができる。図3、図7に示すように、4ウェール、16コース程度(16〜26コース)で比較対象することが好適である。
さらに、編立方向においてもグラデーションを備えると、レースの価値を格段に高くできた。
2 同一糸種糸渡り部
3 同一糸種連続部
4 地組織
5 編込み糸
7 ボビン糸(経糸)
8 ギンプ糸(編込み糸5)
9 ライナー糸(編込み糸5)
20 端飾り部20
80 ギンプ糸層
90 ライナー糸層
W ウェール
BW バックワープ(緯糸)
BWL バックワープ層
FW フロントワープ(緯糸)
FWL フロントワープ層
D1 レース地幅方向
D2 編立て方向
T 厚み方向
Claims (8)
- ウェールとウェール間に亘って編み込まれる緯糸とから成る地組織と、前記地組織に編み込まれる編込み糸とから編成され、前記編込み糸の分布に従って複数のウェールに渡る柄が形成されるレース地であって、
前記緯糸若しくは前記編込み糸或いはそれらの両方が、特定の染料に対して染色性を異にする少なくとも第一繊維と第二繊維とを含む二種以上の繊維から構成され、
レース地の幅方向における編み組織が、同一コース上を同一糸種の糸が複数ウェールに渡って糸渡りする同一糸種糸渡り部を備えるとともに、異なった糸種の同一糸種糸渡り部がレース地の編立方向に分散配置され、
所定のコース数からなり、且つ、幅方向端部が編立方向に設定される複数の単位領域により、レース地が少なくとも3領域に分割構成され、
前記単位領域に関し、レース地の幅方向に位置する前記単位領域間における比較において、第一繊維の密度が第二繊維の密度に対して少なくとも3段階で順次高くなる傾斜状組織とされ、
前記レース地の幅方向の端部において、前記第一繊維若しくは前記第二繊維のいずれか一方のみからなる端部位が形成されているレース地。 - 前記単位領域間における比較において、前記第一繊維の密度を前記第二繊維の密度に対して順次高くするに、前記第一繊維の密度が高い領域程、前記第一繊維を含む前記同一糸種糸渡り部の数が多い請求項1記載のレース地。
- 前記同一糸種糸渡り部が、同一の糸種且つ異なった前記緯糸若しくは前記編込み糸がレース地の幅方向に連続する同一糸種連続部として形成され、
前記第一繊維の密度が高い領域程、レース地の編立方向における前記同一糸種連続部の数が多い請求項1又は2記載のレース地。 - 前記緯糸若しくは前記編込み糸として第三繊維及び第四繊維を備え、
前記第三繊維として前記第四繊維より太い繊維が使用され、
レース地の編立方向における編み組織に関し、当該方向における単位領域間の比較で、前記第三繊維の密度が前記第四繊維の密度より高い領域が形成される請求項1〜3のいずれか一項に記載のレース地。 - ウェールとウェール間に亘って編み込まれる緯糸とから成る地組織と、前記地組織に編み込まれる編込み糸とから編成され、前記編込み糸の分布に従って複数のウェールに渡る柄を形成するレース地の編成方法であって、
前記緯糸若しくは前記編込み糸或いはそれらの両方を、特定の染料に対して染色性を異にする少なくとも第一繊維と第二繊維とを含む二種以上の繊維から構成し、
レース地の幅方向における編み組織に、同一コース上を同一糸種の糸が複数ウェールに渡って糸渡りする同一糸種糸渡り部を備えるとともに、異なった糸種の同一糸種糸渡り部をレース地の編立方向に分散配置し、
所定のコース数からなり、且つ、幅方向端部が編立方向に設定される複数の単位領域により、レース地を少なくとも3領域に分割し、
前記単位領域に関し、レース地の幅方向に位置する前記単位領域間における比較において、第一繊維の密度が第二繊維の密度に対して少なくとも3段階で順次高くなる傾斜状組織とし、
前記レース地の幅方向の端部において、前記第一繊維若しくは前記第二繊維のいずれか一方のみからなる端部位を形成するレース地の編成方法。 - 前記単位領域間における比較において、前記第一繊維の密度を前記第二繊維の密度に対して順次高くするに、前記第一繊維の密度が高い領域程、前記第一繊維を含む前記同一糸種糸渡り部の数を多くする請求項5記載のレース地の編成方法。
- 前記同一糸種糸渡り部を、同一の糸種且つ異なった前記緯糸若しくは前記編込み糸がレース地の幅方向に連続する同一糸種連続部として形成し、
前記第一繊維の密度が高い領域程、レース地の編立方向における前記同一糸種連続部の数を多くする請求項5又は6記載のレース地の編成方法。 - 前記緯糸若しくは前記編込み糸として第三繊維及び第四繊維を備え、
前記第三繊維として前記第四繊維より太い繊維を使用し、
レース地の編立方向における編み組織に関し、当該方向における単位領域間の比較で、前記第三繊維の密度が前記第四繊維の密度より高い領域を形成する請求項5〜7のいずれか一項に記載のレース地の編成方法。
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