JP3608042B2 - 衣料用ジャカードレース編地とその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてショーツ、ガードル、ブラジャー等のファンデーション、スリップ、キャミソール等のランジェリーその他の女性用下着、あるいはスポーツウエアや外衣等にも好適に使用されるジャカードレース柄を有する衣料用ジャカードレース編地に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
従来より、ジャカード筬を備える経編機により、基布をサテン編、デンビ編、プレーンコード編、チュール編等を基本とする編組織にして、ジャカード筬により厚地、薄地、穴地等の変化によるレース調の柄を構成した所謂ジャカードレース編地が知られている。
【0003】
特に、かかるジャカードレース編地として、その構成糸に伸縮性糸と非伸縮性糸との2種の糸を使用して編成することにより、経方向あるいは経緯両方向に大きな伸縮性を有するものが多くなっている。
【0004】
例えば、1枚のジャカード筬によりナイロンやポリエステル繊維等の非伸縮性糸を導糸して全体もしくは部分的に柄を構成し、他の1枚の地筬により前記同様の非伸縮性糸を導糸して基布の編目を形成するとともに、他の少なくとも1枚の地筬によりポリウレタン繊維等のスパンデックス糸その他の伸縮性糸を導糸して挿入あるいは編目形成して地編組織を構成し、比較的大きな伸縮性(伸長性)を付与したものが多い。
【0005】
かかるジャカードレース柄の経編地は、表面の目が細かく緻密で肌触り(当触感)がよく、しかも伸縮性があって身体へのフィット性に優れており、主にガードルやブラジャーその他の伸縮性が要求される女性用下着において、特に身体の肌と直に接する所謂身生地として好適に使用される。
【0006】
ところで、従来の衣料用のジャカードレース柄の経編地は、レース柄が構成されてはいるもの、ジャカード筬により導糸する柄構成用糸は同素材の同色の糸を用いるのが一般的であり、単に一色のレース柄のみであって、柄が比較的不鮮明でメリハリがないものである。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなしたものであり、かかる衣料用のジャカードレース編地として、編地表面の柄部分に2色以上の色柄を合わせて表現することにより、明瞭で美麗な柄をつくり出すことができて、装飾性やデザイン性に富み、商品価値の高い編地を提供するものであり、さらにはこのジャカードレース編地を容易に得ることができる製造方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明は、柄構成用糸を導糸するガイドが互いに1針ずれた1針おきの交互配列をなすように分割構成されて並設された2枚の分割ジャカード筬と、少なくとも1枚の地筬とにより編成され、地編の組織に対して、前記分割ジャカード筬のガイドにより導糸される柄構成用糸がそれぞれ2ウエールに交互に渡る組織を基本にして該組織がジャカード制御により変化せしめられてレース調の柄が構成されてなる衣料用ジャカードレース編地であって、前記2枚の分割ジャカード筬の交互配列のガイドによりそれぞれ導糸される柄構成用糸として、編幅方向の少なくとも一部においては前記両分割ジャカード筬に互いに異色または異種素材の糸が配されて、該両柄構成用糸のそれぞれによって前記基本組織の変化による柄が編成されることにより、編地表面の柄部分に前記双方の柄構成用糸による2色以上の色柄が表現せしめられてなることを特徴とする。
【0009】
このジャカードレース編地によれば、ジャカードレース柄が構成されて美麗で、しかも目が細かく緻密で肌触りも良好である。特に、編地表面の柄部分においては、2枚の分割ジャカード筬により導糸される柄構成用糸に、例えば異色あるいは異種素材の糸を使用することにより、2色以上の色柄が合わせて表現されているため、本来のレース柄と色柄とが相俟って、明瞭でメリハリのある柄が表現される。従って、この種のジャカードレース編地としては、従来品にはみられない極めて美麗なレース柄となり、その装飾性やデザイン性に優れ、商品価値を高めることができる。それゆえ、各種の女性用下着あるいはその身生地として好適に使用でき、さらにはアウターウエア等の各種の衣料に好適に使用できる。
【0010】
前記のジャカードレース編地において、前記地編の組織が少なくとも1枚の地筬により導糸される糸として前記柄構成用の糸とは異色または異種素材の糸が用いられ、該糸が表れるベース部分の色調が前記柄構成用糸による柄部分とは異なっており、編地表面に3色以上の色柄が表現されてなるものとすることができる。これにより、さらに美麗で装飾性の高い衣料用ジャカードレース編地を得ることができる。
【0011】
また、前記地編の組織が、少なくとも1枚の地筬により導糸される非伸縮性糸と、他の少なくとも1枚の地筬により導糸される伸縮性糸とにより構成されてなり、前記伸縮性糸によって経緯両方向または経方向に伸縮性が付与されてなるものが好ましい。これにより、編地全体に伸縮性があって、身体へのフィット性も良好で、ガードルやショーツ等の各種の女性用下着に好適に使用できるものになる。
【0012】
さらに、伸縮性糸の種類、本数、張力の変化、組織の変化、およびこれらの組み合わせにより、部分的に伸長性及び/又は伸縮力が異なっているものとすることも可能である。これにより、使用形態に応じて部分的に伸縮力を強化した衣料用ジャカードレース編地を得ることができる。
【0013】
また、前記柄構成用糸および地編組織の糸のすべてが非伸縮性糸よりなり、経緯の伸縮性が抑えられてなるものとすることもできる。
【0014】
また、本発明の第2は、前記の衣料用ジャカードレース編地の製造方法であり、柄構成用糸を導糸するガイドが互いに1針ずれた1針おきの交互配列をなすように分割構成されかつ並設された2枚の分割ジャカード筬と、少なくとも1枚の地筬とを備える経編機により編成してなり、前記地筬により地編の組織を編成し、また前記2枚の分割ジャカード筬の交互配列のガイドによりそれぞれ柄構成用糸を導糸して、それぞれ2ウエールに交互に渡る組織を基本にしてジャカード制御により該組織を適宜変化させてレース調の柄を構成するとともに、編幅方向の少なくとも一部においては該柄構成用糸として前記両分割ジャカード筬に互いに異色または異種素材の糸を配して該両柄構成糸のそれぞれにより前記基本組織の変化による柄を編成することにより、編地表面の柄部分に前記双方の柄構成糸による2色以上の色柄を表現することを特徴とする。
【0015】
これにより、編地表面のジャカードレース特有の柄部分において、2色以上の色柄の効果を併せ持った、美麗で装飾性の高い上記発明のジャカードレース経編地を得ることができる。
【0016】
前記の製造方法において、2色以上の色柄表現の手段としては、前記2枚の分割ジャカード筬の各々のガイドをジャカード制御して、前側の分割ジャカード筬により導糸する柄構成用糸の組織と、後側の分割ジャカード筬のガイドにより導糸する柄構成用糸の組織との組み合わせにより、編地表面において、実質的に前側の柄構成用糸が表れる部分と、実質的に後側の柄構成用糸が表れる部分とを選択的に形成することにより、両糸による2色以上の色柄を表現することができる。
【0017】
これにより、2枚の分割ジャカード筬により導糸される両者の柄構成用糸による色柄を、柄部分のレース柄に合わせて表現できる。
【0018】
前記において、前側の分割ジャカード筬による柄構成用糸の厚地、薄地、穴地の各組織と、後側の柄構成用糸による厚地、薄地、穴地の各組織との組み合わせにより2色以上の色柄を表現してなり、前側の柄構成用糸による穴地組織の部分で後側の柄構成用糸を厚地組織にすることにより、該後側の柄構成用糸を編地表面に表れるように編成することができる。これにより、後側に使用した柄構成用糸による色柄を編地表面に確実に表すことができる。
【0019】
また、前記柄構成用糸とは別に異色または異種素材の糸を少なくとも1枚の地筬により導糸して地編の組織を構成し、前記2枚の分割ジャカード筬により導糸される両柄構成用糸の穴地組織の部分で、地筬の糸が編地表面に表れるように編成して、編地表面に3色以上の色柄を表現することができる。
【0020】
さらに、少なくとも2枚の地筬を備える経編機により、少なくとも1枚の地筬により非伸縮性糸を導糸して地編組織の編目を形成するとともに、他の少なくとも1枚の地筬により伸縮性糸を導糸して挿入および/または編目形成するように編成し、経緯両方向または経方向に伸縮性を付与させることができる。これにより、編地全体に伸縮性を有する衣料用のジャカードレース編地を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基いて説明する。
【0022】
図1は本発明に係る衣料用ジャカードレース編地の1実施例を示す平面図であり、図2は同上の一部の拡大略示平面図、図3は前図と同部分の分割ジャカード筬のみの略示組織図、図4は同上の編地を編成する最も基本的な筬構造での各筬の基本組織と分割ジャカード筬の変化状態の一例を示すラッピング組織図(a)と糸通し状態の説明図(b)である。図5は地筬の配列の変更例を示すラッピング組織図である。
【0023】
本発明に係るジャカードレース編地(A)は、柄構成用糸を導糸するガイドが1針おきの交互配列、すなわち図4のように1針ずらせた1イン1アウトの配列をなすように分割構成され、かつ前後に隣接して並設された主として独立制御可能な2枚の分割ジャカード筬(L1-1 )(L1-2 )と、少なくとも1枚の地筬とにより編成される。前記の2枚の分割ジャカード筬(L1-1 )(L1-2 )は、筬の運動とは別に、それぞれ1針おきに配列された各ガイドがさらに編針ピッチの1針分緯方向に変位できるように設けられており、各々がジャカード装置の変位プログラムに従って制御されて、所望のレース調の柄の編成が行なわれるようになっている。
【0024】
前記2枚の分割ジャカード筬(L1−1 )(L1−2 )の筬運動は、各々独立して駆動制御される場合のほか、両者同期して駆動制御される場合もある。前者の独立駆動制御による場合、両筬の基本組織を異ならせて編成することができ、より変化のある複雑な柄構成が可能になり好ましい。
【0025】
具体例として、伸縮性のあるジャカードレース編地(A)の場合は、その構成糸に非伸縮性糸と伸縮性糸を用い、図4に示すように、2枚の分割ジャカード筬(L1−1 )(L1−2 )と、3枚の地筬(L2 )(L3 )(L4 )とを備える経編機により編成される。
【0026】
すなわち、前記の2枚の分割ジャカード筬(L1−1 )(L1−2 )により、それぞれ柄構成用糸として非伸縮性糸を導糸して、厚地、薄地、穴地組織等の適宜の組合せによる任意のレース調の柄(2)を構成する。この際、柄部分を除いて部分的に地編組織を構成するように編成する場合もある。また、他の1枚の地筬(L2 )により非伸縮性糸を導糸して地編の編目を形成するとともに、他の2枚の地筬(L3 )(L4 )により伸縮性糸を導糸して前記の編目に対して挿入して地編組織を構成するように編成する。これにより、基本的構成として、ジャカードレース柄を有しかつ編地全体が前記の伸縮性糸によって経緯両方向または経方向に伸縮性が付与された編地となる。
【0027】
本発明のジャカードレース編地(A)の場合は、前記のような編成組織の編地を基本構成として、前記2枚の分割ジャカード筬(L1−1 )(L1−2 )によりそれぞれ導糸する柄構成用糸(Y1 )(Y2 )として、編幅方向の少なくとも一部、例えば製品の裾部分になる側端部の所要領域、あるいは所要幅の側端部を除く中央部の領域において、各々に異色または異種素材の糸を配して編成することにより、編地表面の柄(2)の部分に2色以上の色柄を併せて表現している。
【0028】
例えば、前記両柄構成用糸(Y1 )(Y2 )として、色違いの染着糸を用いてジャカードレース柄を編成することにより、前記両糸による柄部分にこれらの糸による2色以上の色柄を表現することができる。また、テトロンとナイロン等のように染色特性、つまり材質的に染色処理の方法や染料を異にする異種素材の糸を前記柄構成用糸(Y1 )(Y2 )に使用して編成し、編成後に、それぞれの糸に対応した所定の染色処理加工を施すことにより、前記両糸の色を異ならせて、前記両構成用糸(Y1 )(Y2 )による柄部分に2色以上の色柄を表現することもできる。(2a)は前側の分割ジャカード筬(L1−1 )により導糸する柄構成用糸(Y1 )による色柄部分、(2b)は後側の分割ジャカード筬(L1−2 )により導糸する柄構成用糸(Y2 )による色柄部分を示し、(2c)は前記両糸(Y1 )(Y2 )の中間的な色柄部分を示す。
【0029】
前記のジャカードレース編地(A)のジャカード制御による柄出しの原理および色柄形成の手段を、図4(a)の各筬のラッピング図と、図3の分割ジャガード筬のラッピング図(地筬は省略)に基づいて説明する。
【0030】
1枚の地筬(L2 )には、非伸縮性糸を基本的にフルセットで導糸して、例えば鎖編により地編組織(基布)の編目を形成し、また他の2枚の地筬(L3 )(L4 )には、ポリウレタン繊維のスパンデックス糸等の伸縮性糸をフルセットで導糸して、前記鎖編のウエールに対し地筬(L3 )については同一の編目ウエールにジグザグ状に挿入し、また地筬(L4 )については左右に3ウエール間にわたって横振り挿入することにより、地編組織を編成する。この場合、前記地筬(L3 )により導糸される伸縮性糸により経方向の伸縮性が付与され、また地筬(L4 )により導糸される伸縮性糸により主に緯方向の伸縮性が付与される。すなわち経緯両方向の伸縮性が付与された編地となる。
【0031】
そして、2枚の分割ジャカード筬(L1-1 )(L1-2 )には、それぞれ柄構成用糸(Y1 )(Y2 )として、その一部または全部において、互いに異色または異種素材の非伸縮性糸を、基本的に図4(b)のように交互配列のガイドに導糸して、両分割ジャカード筬(L1-1 )(L1-2 )のガイドを各々個々にジャカード制御することにより、2針間つまり2ウエールに交互に渡る基本組織に対して、任意のコース位置で同図の(L1-a)のように渡りのない1ウエールでの組織あるいは(L1-b)のように3ウエールに渡る組織のように変化させて、前記の地編組織の上で厚地、薄地、穴地等の各組織による所望の柄(2)を構成するように編成する。
【0032】
この際、2色以上の色柄を表現するために、異色または異種素材の糸を導糸する部分においては、前側の分割ジャカード筬(L1−1 )により導糸する柄構成用糸(Y1 )の厚地、薄地、穴地の各組織と、後側の分割ジャカード筬(L1−2 )により導糸する柄構成用糸(Y2 )の厚地、薄地、穴地の各組織との組み合わせにより、編地表面において、実質的に前側の柄構成用糸(Y1 )が表れる部分と、実質的に後側の柄構成用糸(Y2 )が表れる部分と、さらには前後の柄構成用糸(Y1 )(Y2 )の両者が共に編地表面に表れる部分を選択的に形成する。
【0033】
例えば、図3に略示するように、前側の分割ジャカード筬(L1−1 )の柄構成用糸(Y1 )による穴地組織の部分で、後側の分割ジャカード筬(L1−2 )の柄構成用糸(Y2 )を厚地組織にすることにより、該後側の柄構成用糸(Y2 )を編地表面に表れるように編成する。これにより、後側に使用した柄構成用糸(Y2 )による色柄を編地表面に確実に表すことができる。また、前側の柄構成用糸(Y1 )の厚地組織の部分では、後側の柄構成用糸(Y2 )が隔されて編地表面に表れず、該柄構成用糸(Y1 )による色柄がそのまま表れる。さらに、前後の柄構成用糸(Y1 )(Y2 )の両者が薄地組織の部分等のように両糸が交互にあるいは混りあって共に編地表面に表れる部分では、両糸の色が混りあうことにより両色の中間色的な淡い色柄が表れる。
【0034】
これにより、レース柄の部分において、両構成用糸(Y1 )(Y2 )による2色以上、例えば図のように3色の色柄を、レース調の柄(2)に合わせて表現できることになる。
【0035】
また、上記の編成において、前後2枚の分割ジャカード筬(L1−1 )(L1−2 )により導糸される両柄構成用糸(Y1 )(Y2 )の穴地組織の部分(2d)で、後側の地筬(L2 )(L3 )(L4 )により編成されるベース部分による色柄が編地表面に表れるようにすることもできる。
【0036】
例えば、図4(a)のラッピング組織において、地筬(L4 )により導糸する伸縮性糸を前記両柄構成用糸(Y1 )(Y2 )とは別の異色または異種素材の糸にして、他の地筬(L2 )(L3 )とともに地編組織を編成するとともに、前後2枚の分割ジャカード筬(L1−1 )(L1−2 )により導糸される両柄構成用糸(Y1 )(Y2 )の穴地組織の部分(2d)で該地筬(L4 )の糸が編地表面に表れるように、例えば毎コース横振りして編成する。これにより、前記地筬(L4 )の糸が編地表面に表れる部分(図示省略)では、柄構成用糸(Y1 )(Y2 )による色柄部分(2a)(2b)とは異なった色柄を呈するものとなり、編地表面に3色以上の色柄を表現したジャカードレース編地を得ることができる。
【0037】
また、上記のラッピング組織において、分割ジャカード筬以外の地筬(L2 )(L3 )(L4 )については、図5のような組織にして、地筬(L3 )により導糸する糸で編目を形成し、地筬(L2 )により導糸する糸を数ウエール間で横振り挿入し、地筬(L4 )により導糸する糸(通常は伸縮性糸)を同ウエール内にジグザグ状に挿入して、地編組織を編成することも可能である。
【0038】
この場合、地筬(L3 )(L4 )より前側の地筬(L2 )により導糸する糸が、両柄構成用糸(Y1 )(Y2 )の穴地組織の部分で編地表面に表れ易くなる。したがって、この地筬(L2 )の糸を両柄構成用糸(Y1 )(Y2 )とは異色あるいは異種素材にして色調を異にすることにより、編地表面に3色以上の色柄を表現できることになる。
【0039】
なお、本発明のジャカードレース編地(A)の基本となる地編組織については、上記した実施例のように編目を形成する図4の地筬(L2 )または図5の地筬(L3 )を鎖編の組織で編成する場合のほか、用途やデザインに応じて適宜変更できる。例えば、サテン編、デンビ編、プレーンコード編、チュール編等において実施することができる。
【0040】
また、上記の実施例においては、2枚の分割ジャカード筬(L1−1 )(L1−2 )と3枚の地筬(L2 )(L3 )(L4 )で、伸縮性編地を編成する場合を示したが、これ以外の種々の筬構造での編成が可能である。
【0041】
例えば、図4の筬構造あるいは図5の筬構造において、伸縮性糸を導糸する地筬のうちの一方の筬を使用しないか、または省略して編成することができる。図4の筬構造において地筬(L4 )を使用しないで編成すると、地筬(L3 )で挿入される伸縮性糸により、経方向にのみ大きい伸縮性(伸長性)を有し、緯方向には伸長性を殆ど有さないか、あるいは伸長性の小さいものになる。また図4の筬構造の地筬(L3 )を除いて、2枚の分割ジャカード筬(L1−1 )(L1−2 )と2枚の地筬(L2 )(L4 )とにより編成すれば、経緯両方向に伸縮性を有するものとなる。図5の筬構造において伸縮性糸を導糸する地筬の一方を省略した場合も同様である。
【0042】
また、図4の筬構造における地筬(L3 )(L4 )あるいは図5筬構造における地筬(L2 )(L4 )の双方あるいはいずれか一方により導糸する伸縮性糸の種類、本数、張力の変化、組織の変化、およびこれらの組み合わせにより、伸長性や伸縮力(パワー)を任意に設定でき、また部分的に伸長性及び/又は伸縮力(パワー)が異なったものとすることも可能である。
【0043】
他の変更例として、図4あるいは図5の筬構造において、伸縮性糸を導糸する1枚の地筬(Ln)を、例えば図6の(a)(b)のように、横振りしながら編目を形成する組織で編成することができる(図示せず)。この場合、伸縮性糸が編目形成されることにより、編地の組織が安定したものになる。また、他の地筬を省略して、この1枚の地筬と前記2枚の分割ジャカード筬(L1−1 )(L1−2 )とのみによる編成も可能になる。
【0044】
さらに、図4あるいは図5の筬構造において、分割ジャカード筬(L1−1 )(L1−2 )に伸縮性糸を導糸して、上記したようにレース柄や色柄を構成し、他の少なくとも1枚の地筬により非伸縮性糸を導糸して編目形成するようにして編成することがてきる。これにより、編地表面でジャカード柄を構成する糸が収縮することになり、これが色柄の効果と相俟って、通常のジャカードレース柄とは趣きの違った柄を呈するものになる。
【0045】
この実施例の場合、前記分割ジャカード筬の伸縮性糸としては、ポリウレタン繊維等の弾性糸の外側に他の染色可能な合成繊維を巻付けてカバリングした、いわゆるカバリング弾性糸を用いるのが好ましい。これにより、ジャカード柄を構成する伸縮性糸が編地の表面に浮き出ても、該伸縮性糸の表面にも染色加工を施すことができ、色柄の効果を出すことができる。
【0046】
前記のように分割ジャカード筬に伸縮性糸を配して編成する場合において、前記編目を編む地筬(L2 )以外の地筬(L3 )(L4 )については、その双方に上記同様に伸縮性糸を導糸して編成することも、またこれら地筬(L3 )(L4 )の一方または双方を除いて編成することもできる。
【0047】
さらにまた、本発明のジャカードレース編地(A)としては、上記した伸縮性の編地に限らず、図4の筬構造あるいは図5の筬構造における分割ジャカード筬(L1−1 )(L1−2 )と、地編組織を編む少なくとも1枚の地筬により導糸する糸のすべてを非伸縮性糸にして、経緯の伸縮性を抑えた編地とすることも可能である。
【0048】
さらに、図4の筬構造あるいは図5の筬構造に、さらに1枚もしくは2枚の筬(図示省略)を追加して、これらの筬により、例えば柔軟性のある合成繊維糸や天然繊維糸、あるいは吸湿性、吸汗性、吸臭性等を有する糸(主に天然繊維糸)を導糸して地編組織に挿入編成することもできる。これにより、編地裏面側の特性を用途に応じた特性を有する編地が得られる。
【0049】
これらのいずれの実施例の場合も、上記と同様に、分割ジャカード筬(L1−1 )(L1−2 )の少なくとも一部において、柄構成用糸として互いに異色または異種素材の糸を導糸し、前側の分割ジャカード筬(L1−1 )の柄構成用糸(Y1 )と、後側の分割ジャカード筬(L1−2 )の柄構成用糸(Y2 )との厚地、薄地、穴地の各組織を組み合わせて、編地表面において、実質的に前側の柄構成用糸(Y1 )が表れる部分と、実質的に後側の柄構成用糸(Y2 )が表れる部分、さらには両糸(Y1 )(Y2 )が混ざりあって表れる部分を柄に応じて形成することにより、2色以上の色柄を表現する。
【0050】
本発明のジャカードレース編地(A)に使用する非伸縮性糸としては、絹、綿、毛等の天然繊維の糸や、ポリステルやナイロン等の合成繊維の糸を用いることができる。また伸縮性糸としては、ポリウレタン繊維等のスパンデックス糸(弾性糸)その他の伸縮性糸を使用でき、また弾性糸の外側に他の合成繊維を巻付けたカバリング弾性糸を用いることもできる。糸の太さは用途によって異なるが、例えば非伸縮性の合成繊維のマルチフィラメントの場合、15〜150デニールの糸が好適に用いられる。また伸縮性糸としては、ポリウレタンのマルチフィラメントで15〜420デニールの糸が好適に用いられる。もちろんこれに限られるものではない。
【0051】
【発明の効果】
上記したように本発明のジャカードレース編地によれば、ジャカードレース柄が構成されて美麗で、しかも目が細かく緻密で肌触りも良好であり、特に編地表面の柄部分において、2色以上の色柄が合わせて表現され、本来のレース柄と色柄とが相俟って、明瞭でメリハリのある柄を表現できる。
【0052】
従って、この種のジャカードレース編地としては、従来品にはみられない極めて美麗なレース柄となり、その装飾性やデザイン性に優れ、商品価値を高めることができ、各種の女性用下着として好適に使用でき、さらにはアウターウエアとしても好適に使用できるものとなる。
【0053】
また、本発明の製造方法によれば、編地表面に前記のように2色以上の色柄を合わせて表現したジャカードレース編地を用意に確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジャカードレース編地の1実施例を示す平面図である。
【図2】同上の一部の拡大略示平面図である。
【図3】前図と同部分の分割ジャカード筬のみの略示組織図である。
【図4】同上の編地を編成する最も基本的な筬構造での各筬の基本組織と分割ジャカード筬の変化状態の一例を示すラッピング組織図(a)と糸通し状態の説明図(b)である。
【図5】分割ジャカード筬以外の地筬配列の変更例を示すラッピング組織図である。
【図6】同上の地筬のラッピングの変更例を示す組織説明図である。
【符号の説明】
(A) ジャカードレース編地
(2) 柄
(2a) 前側の柄構成用糸による色柄部分
(2b) 後側の柄構成用糸による色柄部分
(2c) 両柄構成用糸が混ざりあった色柄部分
(Y1 ) 前側の柄構成用糸
(Y2 ) 後側の柄構成用糸
(L1−1 ) 前側の分割ジャカード筬
(L1−2 ) 後側の分割ジャカード筬
(L2 )(L3 )(L4 )(Ln ) 地筬
Claims (10)
- 柄構成用糸を導糸するガイドが互いに1針ずれた1針おきの交互配列をなすように分割構成されて並設された2枚の分割ジャカード筬と、少なくとも1枚の地筬とにより編成され、地編の組織に対して、前記分割ジャカード筬のガイドにより導糸される柄構成用糸がそれぞれ2ウエールに交互に渡る組織を基本にして該組織がジャカード制御により変化せしめられてレース調の柄が構成されてなる衣料用ジャカードレース編地であって、
前記2枚の分割ジャカード筬の交互配列のガイドによりそれぞれ導糸される柄構成用糸として、編幅方向の少なくとも一部においては前記両分割ジャカード筬に互いに異色または異種素材の糸が配されて、該両柄構成用糸のそれぞれによって前記基本組織の変化による柄が編成されることにより、編地表面の柄部分に前記双方の柄構成用糸による2色以上の色柄が表現されてなることを特徴とする衣料用ジャカードレース編地。 - 前記地編の組織が少なくとも1枚の地筬により導糸される糸として前記柄構成用糸とは異色または異種素材の糸が用いられ、該糸が表れるベース部分の色調が前記柄構成用糸による柄部分とは異なっており、編地表面に3色以上の色柄が表現されてなる請求項1に記載の衣料用ジャカードレース編地。
- 前記地編の組織が、少なくとも1枚の地筬により導糸される非伸縮性糸と、他の少なくとも1枚の地筬により導糸される伸縮性糸とにより構成されてなり、前記伸縮性糸によって経緯両方向または経方向に伸縮性が付与されてなる請求項1または2に記載の衣料用ジャカードレース編地。
- 伸縮性糸の種類、本数、張力の変化、組織の変化、およびこれらの組み合わせにより、部分的に伸長性及び/又は伸縮力が異なっていることを特徴とする請求項3に記載の衣料用ジャカードレース編地。
- 前記柄構成用糸および地編組織の糸のすべてが非伸縮性糸よりなり、経緯の伸縮性が抑えられてなる請求項1または2に記載の衣料用ジャカードレース編地。
- 柄構成用糸を導糸するガイドが互いに1針ずれた1針おきの交互配列をなすように分割構成されかつ並設された2枚の分割ジャカード筬と、少なくとも1枚の地筬とを備える経編機により編成してなり、
前記地筬により地編の組織を編成し、また前記2枚の分割ジャカード筬の交互配列のガイドによりそれぞれ柄構成用糸を導糸して、それぞれ2ウエールに交互に渡る組織を基本にしてジャカード制御により該組織を適宜変化させてレース調の柄を構成するとともに、編幅方向の少なくとも一部においては該柄構成用糸として前記両分割ジャカード筬に互いに異色または異種素材の糸を配して該両柄構成糸のそれぞれにより前記基本組織の変化による柄を編成することにより、編地表面の柄部分に前記双方の柄構成糸による2色以上の色柄を表現することを特徴とする衣料用ジャカードレース編地の製造方法。 - 前記2枚の分割ジャカード筬の各々のガイドをジャカード制御して、前側の分割ジャカード筬により導糸する柄構成用糸の組織と、後側の分割ジャカード筬のガイドにより導糸する柄構成用糸の組織との組み合わせにより、編地表面において、実質的に前側の柄構成用糸が表れる部分と、実質的に後側の柄構成用糸が表れる部分とを選択的に形成することにより、両糸による2色以上の色柄を表現することを特徴とする請求項6に記載の衣料用ジャカードレース編地の製造方法。
- 前側の分割ジャカード筬による柄構成用糸の厚地、薄地、穴地の各組織と、後側の柄構成用糸による厚地、薄地、穴地の各組織との組み合わせにより2色以上の色柄を表現して なり、前側の柄構成用糸による穴地組織の部分で後側の柄構成用糸を厚地組織にすることにより、該後側の柄構成用糸を編地表面に表れるように編成することを特徴とする請求項7に記載の衣料用ジャカードレース編地の製造方法。
- 前記柄構成用糸とは別に異色または異種素材の糸を少なくとも1枚の地筬により導糸して地編の組織を構成し、前記2枚の分割ジャカード筬により導糸される両柄構成用糸が共に穴地組織の部分で、前記地筬の糸が編地表面に表れるように編成して、編地表面に3色以上の色柄を表現することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の衣料用ジャカードレース編地の製造方法。
- 少なくとも2枚の地筬を備える経編機により、少なくとも1枚の地筬により非伸縮性糸を導糸して地編組織の編目を形成するとともに、他の少なくとも1枚の地筬により伸縮性糸を導糸して挿入および/または編目形成するように編成し、経緯両方向または経方向に伸縮性を付与させることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の衣料用ジャカードレース編地の製造方法。
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