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JP6293965B1 - 編レース - Google Patents

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JP6293965B1 JP2017171601A JP2017171601A JP6293965B1 JP 6293965 B1 JP6293965 B1 JP 6293965B1 JP 2017171601 A JP2017171601 A JP 2017171601A JP 2017171601 A JP2017171601 A JP 2017171601A JP 6293965 B1 JP6293965 B1 JP 6293965B1
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Abstract

【課題】 裁断面からの糸の解れを防止し、縫製時の縫い目の強度低下および熱圧着時の接着剤の染み出しを防止することができる編レースを提供する。【解決手段】 隣接する2つのウエール26のいずれか一方のウエールのシンカーループ25と、他方のウエールのシンカーループ25とを、交互に挿通して鎖編組織に編込まれた第1挿入糸22を有する厚手部2と、厚手部2に連なる薄手部3であって、第1のコースC1の、互いに隣接する3つのウエール26のうちの中央のウエールのシンカーループ25と、中央のウエールの一方側に隣接するウエール26のシンカーループ25とを交互に挿通し、かつ第1のコースC1以外の第2のコースC2の、中央のウエール26のシンカーループ25と、中央のウエール26の他方側に隣接するウエールのシンカーループ25とを交互に挿通して、鎖編組織に編込まれた第2挿入糸23を有する薄手部3と、を編成し、鎖編糸21と第1挿入糸22と第2挿入糸23とを互いに接着させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、裁断面からの糸の解れを防止し、裁断後の縫製または熱圧着するための厚手部を有する編レースに関する。
従来技術の編レースは、たとえば、特許文献1に記載されている。この従来技術の編レースは、鎖編糸よりも低い溶融温度を有する挿入糸が編込まれる部分を有し、鎖編組織は、第1ループ状部分と第2ループ状部分とが交互に連なってウエールが延びるウエール方向に複数段並び、注目する第2ループ状部分が、その第2ループ状部分のウエール方向前段の第1ループ状部分を挿通して、ウエール方向後段に向かって延び、かつ第2ループ状部分のウエール方向同段の第1ループ状部分を挿通して、ウエール方向後段の第1ループ状部分に連なることによって連鎖状に形成されてウエール方向に延びる。
挿入糸は、伸縮性を有し、挿入糸は、伸縮性および熱溶融性を有する芯糸に、被覆糸をらせん状に巻付けたカバーリング糸から成る。カバーリング糸は、それぞれ複数のループ状部分が連なって形成され、ウエール方向に垂直なコース方向に隣接するウエール間にわたって伸張させた状態で編込まれ、被覆糸間にらせん状の隙間が形成され、この隙間から芯糸が露出する状態となる。
このような編レースを、鎖編糸の溶融温度未満でかつ挿入糸の溶融温度以上の温度に加熱することで、挿入糸の一部が部分的に溶解する。溶解部分の一部は、鎖編糸に付着する。この状態で固化することで、挿入糸に接する鎖編糸が、挿入糸から遊離することを防ぎ、鎖編糸を挿入糸によって互いに接着させ、これによって鎖編糸の連結状態が維持され、糸の解れを防止している。
特開2011−219876号公報
上記特許文献1に記載される従来技術では、編レースを生地として用いた場合、裁断された複数のパーツを縫製または接着樹脂による熱圧着またはその他の方法によって接合し、女性用下着などの衣料を作製すると、各パーツの縫製される部分は、ミシンの針糸が挿通して鎖編組織に縫い目が形成されるが、レースの穴目などの影響によって縫い目に目飛びが発生し易く、目飛びによる製品不良や縫い目の強度低下を防ぐために、縫い目を折り返しての縫製や、縫い目の終端または裁断面は完止めなどの解れ防止の処理が必要であり、手間を要するという問題がある。
また、接着樹脂による熱圧着の場合、加熱によって軟化した接着剤が生地から染み出した状態で硬化し、硬化した接着剤が着用者の肌に接触して皮膚障害を起こす可能性があり、着用感が悪いという問題がある。
本発明の目的は、裁断面からの糸の解れを防止し、縫製時の縫い目の強度低下および熱圧着時の接着剤の染み出しを防止することができる編レースを提供することである。
本発明は、裁断される生地に用いられる編レースであって、
ニードルループとシンカーループとが交互に連なるウエールが複数列を成す鎖編組織を構成する接着性鎖編糸と、
互いに隣接する2つのウエールのいずれか一方のウエールのシンカーループと、前記2つのウエールのいずれか他方のウエールのシンカーループとに、交互に編込まれて厚手部を構成する第1挿入糸と、
予め定める第1のコースの、互いに隣接する3つのウエールのうちの中央のウエールのシンカーループと、前記中央のウエールの一方側に隣接するウエールのシンカーループとに交互に編込まれ、かつ前記第1のコース以外の予め定める第2のコースの、前記中央のウエールのシンカーループと、前記中央のウエールの他方側に隣接するウエールのシンカーループとに交互に編込まれて、薄手部を構成する第2挿入糸と、を含み、
前記接着性鎖編糸と前記第1挿入糸とは、互いに接着され、
前記接着性鎖編糸と前記第2挿入糸とは、互いに接着されていることを特徴とする編レースである。
また本発明は、前記第1のコースと前記第2のコースとの間には、前記第2挿入糸が横振りしない穴目が形成されていることを特徴とする。
また本発明において、前記接着性鎖編糸は、伸縮性のある熱接着性複合糸から成ることを特徴とする。
また本発明において、前記第1挿入糸は、伸縮性のある複合糸から成ることを特徴とする。
また本発明において、前記第2挿入糸は、伸縮性のある複合糸から成ることを特徴とする。
本発明によれば、鎖編組織の互いに隣接する2つのウエールのいずれか一方のウエールのシンカーループと、2つのウエールのいずれか他方のウエールのシンカーループとに、交互に第1挿入糸が編込まれて厚手部が構成される。また、鎖編組織の予め定める第1のコースの、互いに隣接する3つのウエールのうちの中央のウエールのシンカーループと、中央のウエールの一方側に隣接するウエールのシンカーループとに交互に編込まれ、かつ第1のコース以外の予め定める第2のコースの、中央のウエールのシンカーループと、中央のウエールの他方側に隣接するウエールのシンカーループとに交互に編込まれて、薄手部が構成される。
このような厚手部は、接着性鎖編糸と第1挿入糸とが互いに接着され、薄手部は、接着性鎖編糸と第2挿入糸とが互いに接着されているので、裁断後に生地の厚手部を用いて縫製または熱圧着することができる。また、第1挿入糸と接着性鎖編糸とが接着され、第2挿入糸と接着性鎖編糸とが接着されるので、コース方向およびウエール方向のいずれの方向に対しても、高い引張強度を得ることができるとともに、編レースの裁断方向に限らず、解れの発生を防止することができる。これによって、接着性鎖編糸と第1挿入糸との位置ずれおよび接着性鎖編糸と第2挿入糸との位置ずれが防がれ、これらの位置ずれに起因する格子の歪みが防がれる。
また本発明によれば、予め定める第1のコースと予め定める第2のコースとの間に穴目が設けられるので、高い通気性および図柄などのデザイン上の自由度を得ることができる。
また本発明によれば、縫製または熱圧着で縫製部分や熱圧着部分を補強や圧着樹脂の染み出し防止のために、折り返して生地に厚みを持たせる必要が無く、出来上がりの製品で縫製や熱圧着部分を薄く仕上げることが可能であり、製品着用者にはストレスフリーになり、またアウターへの、縫製または熱圧着ラインを出にくくすることができる。
また本発明によれば、第1挿入糸が伸縮性を有する複合糸から成るので、縦方向だけでなく横方向にも伸縮性を有する厚手部を容易に実現することができる。
また本発明によれば、第2挿入糸が伸縮性を有する複合糸から成るので、縦方向だけでなく横方向にも伸縮性を有する薄手部を容易に実現することができる。
本発明の一実施形態の編レース1の編成組織図である。 編レース1の厚手部2を拡大した編成組織図である。 編レース1の薄手部3を拡大した編成組織図である。 編レース1を編成するためのバックジャカードラッシェル編機60の編成部を示す側方から見た断面図である。 鎖編み部の編み針72と地筬65との動作を説明するための模式的な断面図である。 ジャカードバー62および挿入糸用筬61の動作を説明するための模式的な断面図である。 本発明の他の実施形態の編レースの厚手部2Aの一部を拡大した編成組織図である。 本発明の他の実施形態の編レースの厚手部2Bの一部を拡大した編成組織図である。 本発明の他の実施形態の編レースの厚手部2Cの一部を拡大した編成組織図である。 本発明の他の実施形態の編レースの厚手部2Dの一部を拡大した編成組織図である。 編レースを用いたショーツの裁断パターンの一例を示す図である。
図1は本発明の一実施形態の編レース1の編成組織図であり、図2は編レース1の厚手部2を拡大した編成組織図であり、図3は編レース1の薄手部3を拡大した編成組織図である。なお、図1〜図3は、図解を容易にするため、ニードルループ24およびシンカーループ25の曲率を大きくし、接着性鎖編糸である鎖編糸21、第1挿入糸22および第2挿入糸23を離間させて模式的に示されている。
本実施形態の編レース1は、厚手部2と、厚手部2に連なる薄手部3とを、含んで構成される。厚手部2と薄手部3とは、図示していないが、第1挿入糸22および第2挿入糸23のいずれ一方または双方が横振りして編成され、互いに連結されている。編レース1は、熱セット工程で加熱されることによって、裁断前の編レースとして製造される。図2に示すように、厚手部2は、互いに隣接する2つのウエール26のいずれか一方のウエール26のシンカーループ25と、隣接する2つのウエール26のいずれか他方のウエール26のシンカーループ25とを交互に挿通して、鎖編糸21によって構成される鎖編組織に編込まれた第1挿入糸22を有する。
薄手部3は、図3に示すように、予め定める第1のコースC1の、互いに隣接する3つのウエールのうちの中央のウエール26bのシンカーループ25と、中央のウエール26の一方側に隣接するウエール26のシンカーループ25とを交互に挿通し、かつ第1のコースC1以外の予め定める第2のコースC2の、中央のウエール26bのシンカーループ25と、中央のウエール26の他方側に隣接するウエール26cのシンカーループ25とを交互に挿通して、鎖編組織に編込まれた第2挿入糸23とを有する。
上記の鎖編組織は、ニードルループ24とシンカーループ25とが交互に連なって、チェーンステッチ組織構造のウエール26を形成する鎖編糸21を有する。鎖編糸21は、地編編成糸とも呼ばれる。ウエール26は、適宜横振りされて各ウエール26がコース方向に連結される場合もある。
編レース1は、複数の穴目が形成され、それらの穴目の形状および配置によって、単位面積あたりに配置される糸の量が密な柄部と、単位面積あたりに配置される糸の量が疎な下地部とが形成され、これらの柄部と下地部との形状および配置によって、柄模様が形成される。このような柄模様入りの編レース1は、たとえば女性用肌着などに用いられる。
第1挿入糸22および第2挿入糸23は、伸縮性を有する芯糸と被覆糸との複合糸である。芯糸は、たとえばポリウレタンから成る。被覆糸は、合成樹脂から成る複数の長繊維によって構成される長繊維糸(フィラメントヤーン)であり、たとえばポリアミド(商標名:ナイロン)から成る。
第1挿入糸22および第2挿入糸23は、編成前の状態では、芯糸が露出しないように、被覆糸によって覆われている。第1挿入糸22および第2挿入糸23は、芯糸の伸縮性を利用し、伸張させた状態で編成されている。第1挿入糸22および第2挿入糸23は、伸張された状態では、被覆糸間に隙間が形成され、この隙間から芯糸が露出する状態となる。
鎖編糸21は、鎖編みされることによって、ニードルループ24とシンカーループ25とが形成される。ニードルループ24とシンカーループ25とは、交互に連なって複数段並んで形成される。ニードルループ24とシンカーループ25とが交互に連なって、ウエール26が形成される。ウエール26は、ウエール方向Wに並んで複数列、形成され、それらが互いに連結されることで、鎖編組織、言い換えるとチェーンステッチ組織が形成される。また鎖編糸21が適宜横振りして、ウエール方向Wに隣接するウエール26を連結することによって、解れ防止機能を有する鎖編組織が形成される。鎖編糸21が横振りする部分をラン止め部分42と称する。
各ニードルループ24は、大略的にU字状に形成されて、ウエール方向Wおよびウエール方向Wに直交するコース方向Cに並んで配置される。また各ニードルループ24は、コース方向一方となるコース方向前段に開く。
各シンカーループ25は、コース方向Cに並ぶニードルループ24を連結する。たとえば1つのシンカーループ25に注目する。注目するシンカーループ25は、その一端部が、注目するシンカーループ25と同一段のニードルループ24の端部に連なる。注目するシンカーループ25は、一端部から他端部に向かうにつれて、注目するシンカーループ25aのコース方向前段のニードルループ24を、一方側から他方側に挿通して、コース方向後段に延び、注目するシンカーループ25と同一段のニードルループ24を他方側から一方側に挿通してコース方向後段に延びて、注目するシンカーループ25のコース方向後段のニードルループ24の端部に連なる。
このようにして各ループ24,25が連鎖状に連結されて、コース方向Cに延びるウエール26が形成される。第1挿入糸22および第2挿入糸23などの各挿入糸は、ニードルループ24とシンカーループ25との間に挟まれることによって、ウエール26に編込まれる。
本実施形態において、コース方向Cは、編地のたて方向であり、レース編立て方向を意味する。またウエール方向Wは、編地の横方向であり、レース編立て方向に対して、交差する方向を意味する。ニードルループ24は、コース方向Cおよびウエール方向Wに複数並んで配置される。またコース方向Cおよびウエール方向Wに並ぶ複数のニードルループ24は、予め定める仮想平面に沿って配列される。この場合、第1挿入糸22および第2挿入糸23などの鎖編組織に編込まれる各編込み糸は、その仮想平面に対して一方に配置される。
本実施形態では、ニードルループ24に沿って延びる仮想平面に対して各挿入糸22,23が配置される方向を表方向と称し、各挿入糸22,23に対して仮想平面が配置される方向を裏方向と称する。図1および図2では、紙面に垂直な厚み方向のうち、紙面から手前に遠ざかる方向を表方向とし、紙面に垂直な方向のうち、紙面から奥に遠ざかる方向を裏方向とする。
編レース1の表方向の面は、第1挿入糸22および第2挿入糸23などの編成糸によって、ニードルループ24が隠れる。したがって編レース1の表方向の面は、裏方向の面に比べて、編レース1に形成される柄模様およびレース模様が明確となる。
たとえば注目するシンカーループ25は、そのシンカーループ25のコース方向前段のニードルループ24を表方向に挿通し、そのシンカーループ25のコース方向同段のニードルループ24を裏方向に挿通して、コース方向後段のニードルループ24に連なる。
第1挿入糸22は、鎖編組織にレース模様を形成するための糸である。第1挿入糸22は、ウエール方向Wに隣接するウエール26にそれぞれ編込まれることで、ウエール方向Wに隣接する2つのウエール26を連結する。図2に示すように、第1挿入糸22は、ウエール方向Wに隣接する一方のウエール26から他方のウエール26にわたって延びる横振り部分と、ウエール26に編込まれる挿入糸編込み部分とを有する。
コース方向Cに並ぶ2つの横振り部分と、横振り部分が連結するウエール26とによって囲まれる空間には、編地の厚み方向に挿通する穴目30が形成される。第1挿入糸22および第2挿入糸23の横振り部分が選択的に配置されることで、穴目30の形状および配置が調整される。これによって編レース1には、穴目30の配置および形状によって表わされるレース模様を形成することができる。ここで横振り部分とウエール26とによって囲まれる穴目30は、後述する柄糸によって埋められて、柄模様を形成する場合もある。
鎖編糸21は、編成前の状態では、被覆糸同士が互いに接触し、芯糸が露出しないように、被覆糸によって覆われている。鎖編糸21は、芯糸の伸縮性を利用し、伸張させた状態で編成されている。鎖編糸21は、伸張された状態では、被覆糸間に螺旋状の隙間が形成され、この隙間から芯糸が露出する状態となる。鎖編糸21の芯糸と第1および第2挿入糸22,23の被覆糸とは、ともにポリウレタンから成るが、互いに異なる種類のポリウレタンから成っており、第1および第2挿入糸22,23の溶融温度よりも鎖編糸21の芯糸の溶融温度が低い。芯糸の溶融温度は、被覆糸、第1および第2挿入糸22,23の各溶融温度よりも低く、熱可塑性を有する。このように鎖編糸21は、溶融温度の低い材料から成る芯糸を含む糸である。
鎖編み糸の芯糸として、10デニール以上300デニール以下、好ましくは10デニール以上50デニール以下の熱可塑性ポリウレタン弾性糸を用いる。また170℃以上、195℃以下の加熱温度で、30sec以上90sec以下の加熱時間、熱処理する。これによって芯糸を溶融させるとともに、残余の糸が特性変化することを防ぐことができる。たとえば加熱時間を一定にした場合、加熱温度を170℃未満とすると、溶融した芯糸による接着力が小さくなる。また加熱温度が195℃を超えると、芯糸としての形態を保持しにくくなるうえ、芯糸以外の糸の特性が変化してしまうおそれがある。これに対して本実施形態では、上述したように加熱温度を170℃以上、195℃以下とすることで、上述した問題が生じることを防ぐことができる。
芯糸は、細いほど接着部が点接点に近くなって小さくなり、風合いが良くなり、太くなるほど接着部が大きくなって風合いが損なわれる。芯糸を太くしてかつ良好な風合いを保つために、被覆糸を太くすることが考えられるが、鎖編糸21が太くなり、レース編地の透け感が損なわれてしまう。また芯糸は、細いほど、強度が小さくなり、太いほど、強度が大きくなる。したがって芯糸が、10デニール未満の細い糸である場合、強度が小さくなりすぎる問題を有し、300デニールを超える太い糸である場合、風合いが損なわれる問題を有する。芯糸を、10デニール以上300デニール以下にすることによって、強度的に不足がなくかつ良好な風合いが得られる。同様の観点で、芯糸を、10デニール以上50デニール以下にすることが好ましい。
第1および第2挿入糸22,23は、芯糸が熱溶融性を有するので、レース編地が加熱されると、挿入糸のうちで鎖編糸21の芯糸に接触する部分が溶けて、鎖編糸21に付着する。このように本実施形態によれば、第1および第2挿入糸22,23のうちで、鎖編糸21の芯糸と接触する露出部分が、鎖編糸21と付着する部分となり、さらに鎖編糸21の芯糸は接着性を有するので、第1および第2挿入糸22,23と鎖編糸21の芯糸との接着量を増やすことができ、接着力を向上することができる。したがって、各糸の解れをさらに確実に防ぐことができる。
図4は、編レース1を編成するためのバックジャカードラッシェル編機60の編成部を示す側面図である。編レース1は、たとえばバックジャカードラッシェル編機60によって編成することができる。バックジャカードラッシェル編機(以下、単に「編機」と称する場合がある)60は、鎖編糸21、第1挿入糸22、第2挿入糸23を編み針72近傍に設けられる編成部73に向けて導糸する導糸手段を有する。ここで編機後方とは、編み針72の背面からフック部へ向かう方向である。
具体的には、編機が有する導糸手段は、挿入糸用筬61、ジャカードバー62,63、複数の柄筬64、および地筬65によって実現される。鎖編糸21は地筬65に通糸され、第1挿入糸22、第2挿入糸23はジャカードバー62,63に通糸され、伸縮用ポリウレタン糸は挿入糸用筬61に通糸される。また柄模様を形成するための糸である柄糸がウエール26に編込まれる場合には、それらの柄糸は、複数の柄筬64に通糸される。以下、第2挿入糸23および第1挿入糸22のほかに、柄糸が編込まれる場合について説明する。
このような各導糸手段は、編み針72が鎖編糸21を捕捉する編成部73に向かって、放射状に並び、編み針72が鎖編糸21を捕捉する方向となる編機後方に向かうにつれて、地筬65、複数の柄筬64、ジャカードバー62,63、挿入糸用筬61の順に配置される。したがって各糸は、鎖編糸21、複数の柄糸、第1挿入糸22および第2挿入糸23、伸縮用ポリウレタン糸の順で、予め定める編成位置から編機後方に並ぶ。
編み針72は、編機前後方向に直交する方向に複数並んで形成され、各編み針72を保持する保持手段となるニードルバー69に固定される。ニードルバー69は、各編み針72を昇降運動する。またニードルバー69が動作して、各導糸手段に導糸される各糸が予め定める編成位置に導かれる。
それぞれの導糸手段は、対応する各糸を、編み針72の昇降運動に同期して、編み針72に対して編機後方の空間で対応する各糸を、編み針72が並ぶ方向に移動させるオーバーラップ(編目編成運動)と、編み針72に対して編機前方の空間で対応する各糸を、編み針72が並ぶ方向に移動させるアンダーラップ(挿入運動)とを行う。またこれらのラップ運動に加えて編み針72が並ぶ方向に直交する方向に移動するいわゆるスイング(揺動運動)がなされる。具体的には、2つのスイング動作がある。
第1のスイング動作であるスイングイン(バックスイング)動作では、編み針72の側方を通過して、編み針72に対して編機後方の空間から編機前方の空間に対応する各糸を移動させる。また第2スイング動作であるスイングアウト(フロントスイング)動作では、編み針72の側方を通過して、編み針72に対して編機前方の空間から編機後方の空間に対応する各糸を移動させる。各導糸手段に取付けられたガイドが動作することによって、対応する各糸が編み針72のまわりを予め定められる経路に従って通過し、対応する各糸を含む編地が形成される。
穴目30は、2列の鎖編に対し、互いを横振りする挿入糸が無く、それぞれの鎖編に挿通するか、または2列の鎖編から他のウエール26の鎖編に挿通させるなどして、穴目30を形成したい部分の2列の鎖編間に挿入糸の渡りを無くすことによって、任意形状の穴目30を形成することができる。
また編成部73は、ステッチコームバー71、トリックプレートバー68およびトングバー70を備える。トングバー70は、先端部に各編み針72に対応した複数のトング52が形成される。編機60は、導糸手段およびニードルバー69の動作によって、上述した編レース1を編成する。そしてステッチコームバー71の編成補助作用によって編成された編レース1を補助編成し、トリックプレートバー68を通過させて、編成部の近傍に設けられる巻き取り部によって、編レース1を巻き取る。
図5は、鎖編部分の編み針72と地筬65との動きを説明するために模式的に示す断面図であり、図5(1)〜図5(5)の順に鎖編糸21の鎖編部分の編成作業が進む。編み針72は、先端部に鎖編糸21を係止するフック部50が形成され、基端部に編み針幹51が形成される。またトングバー70の先端部には、フック部50によって形成される開口を開閉するためのトング52が形成される。編み針72およびトング52は、地筬65に対して個別に昇降可能に形成される。図5を用いて、まずウエール26の編成についてのみ説明し、ウエール26に編込まれる第1挿入糸22および第2挿入糸23については後述する。
図5(1)に示すように、地筬65が編み針72の前方に配置された状態で、フック部50が、鎖編糸21によって形成される新たなニードルループ24jを引っ掛け、トング52がフック部50の開口を塞ぐ。次に図5(2)に示すように、編み針72がトング52に対して地筬65に向かって上昇する。これによってフック部50の開口が開放されて、フック部50が引っ掛けた鎖編糸21のニードルループ24jがフック部50から抜け出て、編み針幹51に移動する。
次に図5(3)に示すように、地筬65が編み針72に対してバックスイングする。次に、地筬65がオーバーラップし、さらにフロントスイングする。これによって地筬65に導糸される鎖編糸21が、編み針72を巻き込むように移動して、新しいニードルループ24kを形成する。この新しいニードルループ24kは、フック部50によって引っ掛けられる。次に図5(4)に示すように、トング52がフック部50に向かって上昇し、フック部50の開口を塞ぐ。このとき編み針72には、編み針幹51に形成される古いニードルループ24jとフック部50が係止する新しいニードルループ24kとが形成される。
次に図5(5)に示すように、編み針72とトング52とがともに降下することによって、古いニードルループ24jが編み針72を抜出て、トリックプレート53側に移動する。そして地筬65が編み針72の前方に配置された状態で、フック部50が鎖編糸21によって形成される新たなニードルループ24kを引っ掛け、図5(1)とほぼ同じ状態となる。そして図5(1)〜図5(5)を用いて示した動作サイクルを繰返すことによって、ニードルループ24が順次形成されるとともに、各ニードルループ24j,24k、シンカーループ25jによって連結されたウエール26が順次形成される。本実施形態では、地筬65が適宜アンダーラップすることによって、複数のウエール26がウエール方向Wに連結される。このようなウエール26の編成作業を行いながら、第1挿入糸22および第2挿入糸23などの挿入糸をウエール26に編込むことによって、本実施の形態の編レース1を編成することができる。
図6は、ジャカードバー62および挿入糸用筬61の動きを説明するために模式的に示す断面図であり、図6(1)〜図6(3)の順に動作が進む。図6(1)は図5(3)に、図6(2)は図5(4)に、図6(3)は図5(5)にそれぞれ対応し、それぞれジャカードバー62および挿入糸用筬61を加えて示す図である。上述したように編機60は、鎖編糸を導糸する地筬65よりも、ジャカードバー62,63のほうが編機後方に配置される。またジャカードバー62,63よりも、伸縮糸用筬となる挿入糸用筬61のほうが編機後方に配置される。
図6(1)および図6(3)に示すように、地筬65が編み針72に対して編機後方に配置される状態では、ジャカードバー62および挿入糸用筬61もまた編み針72に対して編機後方に配置される。また図6(2)に示すように、地筬65が編み針72に対して編機前方に配置される状態では、ジャカードバー62および挿入糸用筬61もまた編み針72の前方に配置される。
またジャカードバー62および挿入糸用筬61は、図6(2)に示すように、地筬65がバックスイングした状態で、アンダーラッピングすることで、導糸される第2挿入糸23および第1挿入糸22が鎖編糸21を跨ぐ。この状態で、鎖編糸21によって新たにループを形成すると、そのループに第2挿入糸23および第1挿入糸22が編込まれることになる。このように挿入糸用筬61およびジャカードバー62は、地筬65のスイング動作に同期して動作する。
ジャカードバー62が挿入糸用筬61よりも編機前方に配置される。これによって、地筬65によって形成される鎖編部分に第2挿入糸23および第1挿入糸22が編込まれる場合、編成位置に導糸される第2挿入糸23のほうが、編成位置に導糸される第1挿入糸22よりも編機後方に配置され、第1挿入糸22のほうが第2挿入糸23よりも編レース1の表面側に位置することになる。
以上のように、鎖編組織に第1挿入糸22が編込まれて厚手部2が構成され、鎖編組織の一方側のウエール26のニードルループ24と中央のウエール26のニードルループ24とに予め定める第1のコースC1で交互に挿通され、かつ他方側のウエール26のニードルループ24と、中央のウエール26のニードルループ24とに、予め定める第1のコースC1以外の第2のコースC2で交互に第2挿入糸23が挿通されて薄手部3が構成されるので、裁断後の生地の厚手部を用いて縫製または熱圧着することができ、縫製時の縫い目の強度低下および熱圧着時の接着剤の染み出しを防止することができる。
また、予め定める第1のコースC1と予め定める第2のコースC2との間に穴目30が設けられるので、高い通気性および図柄などのデザイン上の自由度を得ることができる。
また、第1挿入糸22が伸縮糸から成るので、縦方向だけでなく横方向にも伸縮性を有する厚手部を容易に実現することができる。
また、第2挿入糸23が伸縮糸から成るので、縦方向だけでなく横方向にも伸縮性を有する薄手部を容易に実現することができる。
本実施形態の編レース1は、下着のデリケート部分の透け防止、襟まわり、袖口、ウエスト部分、足ぐり部分の補強などを、上記の厚手部2と同様の手法によって実現することができる。また、厚手部2は、前述の第2挿入糸23以外の素材から成る糸、たとえばモチーフを構成する柄糸を利用して、厚手部2を形成するようにしてもよい。
前述の実施形態の厚手部は、隣り合う鎖編みに挿入糸が往復する編組織となっているが、一例であり、次の図7〜図10に示すように、薄手部を構成する編組織の組み合わせを厚手部に使用するなど、用途や目指す生地厚に応じてお互いの編組織を変更することができる。
図7は本発明の他の実施形態の編レースの厚手部2Aの一部を拡大した編成組織図である。本発明の他の実施形態として、前述の厚手部2が、隣接する2列のウエール間に第1挿入糸22が1本だけが横振りした薄地編による厚手部2Aによって実現されてもよい。
図8は本発明の他の実施形態の編レースの厚手部2Bの一部を拡大した編成組織図である。本発明のさらに他の実施形態として、前述の厚手部2が、隣接する2列のウエール間に第1および第2挿入糸22,23が重なって横振りした厚地編による厚手部2Bによって実現されてもよい。
図9は本発明の他の実施形態の編レースの厚手部2Cの一部を拡大した編成組織図である。本発明のさらに他の実施形態として、前述の厚手部2が、隣接する2列のウエール間に第1挿入糸22が横振りし、かつ隣接する3列のウエール間に第2挿入糸23が横振りした重合的な厚地編による厚手部2Cによって実現されてもよい。
図10は本発明の他の実施形態の編レースの厚手部2Dの一部を拡大した編成組織図である。本発明のさらに他の実施形態として、前述の厚手部2が、隣接する2列のウエール間および隣接する3列のウエール間のそれぞれに第1挿入糸22が横振りし、かつ隣接する2列のウエール間および隣接する3列のウエール間のそれぞれに第2挿入糸23が横振りした重合的な厚地編による厚手部2Dによって実現されてもよい。
以上の厚手部2A〜2Dを用いることによって、厚手部2を異なる柄で構成することができ、多彩なレース模様で、縫製時の縫目の強度低下および熱圧着時の接着剤の染み出しのない生地を実現することができる。
前述の実施形態は、本発明の例示に過ぎず、構成を変更することができる。たとえば各糸21〜23の材質などは、適宜変更することができる。たとえばフリーカット使用においてさらに、各糸の接着強度を高めるために挿入糸22または23に接着性の芯糸を使用した複合糸の使用や、コストを下げるために、単一素材での糸を使ってもよい。またレース編成時に別途伸縮用のポリウレタン糸を入れるなどしたストレッチレースであってもよい。
図11は編レース1を用いたショーツの裁断パターンの一例を示す図である。設計段階でレース生地に適宜裁断パターンを配し、前述の手法によりパネル状に編成される。図示A部は図1記載の厚手部2であり、図示B部は図1記載の薄手部3である。精練や染色、セット行程後、図10に示すアウトラインに沿って裁断し、A1とA2を、A3とA4とをそれぞれ縫製または熱圧着し、ショーツ形状ができ上がる。このようにA部は、鎖編組織に第1挿入糸22が編込まれた厚手部2から成り、B部は、鎖編組織の一方側のウエール26のニードルループ24と中央のウエール26のニードルループ24とに予め定める第1のコースC1で交互に挿通され、かつ他方側のウエール26のニードルループ24と、中央のウエール26のニードルループ24とに、予め定める第1のコースC1以外の第2のコースC2で交互に第2挿入糸23が挿通された薄手部3から成るので、裁断面からの糸の解れを生じることなく、裁断後の生地の厚手部2のA部同士を縫製または熱圧着しても、縫製時の縫い目の強度低下および熱圧着時の接着剤の染み出しを防止することができる。
前述の各実施形態は、裁断パターンとしても本発明の例示に過ぎず、たとえばブラジャーやキャミソール、またはアウターなど最終製品の完成を意図したパターンに変更してもよい。
1 編レース
2 厚手部
3 薄手部
21 鎖編糸
22 第1挿入糸
23 第2挿入糸
24 ニードルループ
25 シンカーループ
26 ウエール
30 穴目
A1〜A4 厚手部
B 薄手部

Claims (5)

  1. 裁断される生地に用いられる編レースであって、
    ニードルループとシンカーループとが交互に連なるウエールが複数列を成す鎖編組織を構成する接着性鎖編糸と、
    互いに隣接する2つのウエールのいずれか一方のウエールのシンカーループと、前記2つのウエールのいずれか他方のウエールのシンカーループとに、交互に編込まれて厚手部を構成する第1挿入糸と、
    予め定める第1のコースの、互いに隣接する3つのウエールのうちの中央のウエールのシンカーループと、前記中央のウエールの一方側に隣接するウエールのシンカーループとに交互に編込まれ、かつ前記第1のコース以外の予め定める第2のコースの、前記中央のウエールのシンカーループと、前記中央のウエールの他方側に隣接するウエールのシンカーループとに交互に編込まれて、薄手部を構成する第2挿入糸と、を含み、
    前記接着性鎖編糸と前記第1挿入糸とは、互いに接着され、
    前記接着性鎖編糸と前記第2挿入糸とは、互いに接着されていることを特徴とする編レース。
  2. 前記第1のコースと前記第2のコースとの間には、前記第2挿入糸が横振りしない穴目が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の編レース。
  3. 前記接着性鎖編糸は、伸縮性のある熱接着性複合糸から成ることを特徴とする請求項1または2に記載の編レース。
  4. 前記第1挿入糸は、伸縮性のある複合糸から成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の編レース。
  5. 前記第2挿入糸は、伸縮性のある複合糸から成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の編レース。
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