JP6623207B2 - 支持体および該支持体を用いた不織布の製造方法 - Google Patents
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例えば、特許文献1には、水流によって開孔不織布を形成する製造方法に用いる支持体が記載されている。該支持体は、開孔するための突起と水流を排出するための小透孔とを有する。
特許文献2記載の不織布の製造方法では、網目状に形成された通気性コンベアを用いて繊維ウエブを凹凸に賦形することが記載されている。通気性コンベアの網目は、同文献の第2及び3図に示す通り、線材を三角形状に組んでなり、線材の間は透孔である。
特許文献3記載の支持体は、板状体の表面に突起と孔とを有する。同文献の図1に示す突起12は、機械流れ方向(MD;Machine Direction)に面する側面を傾斜面としている。該斜面に連なる頂部は曲面にされている。また同図には、前記突起が一方向に離間配置された列が、隣接する列に対し、突起の離間幅の半分ずらした配置にされている。
特許文献3記載の支持体では、繊維ウエブを凹凸賦形して、ある程度までは厚みを持たせることができる。これによりフラットな不織布に比べて、不織布を嵩高くし柔らかくすることができる。しかし、不織布の凹凸形状を破損無く形成しながら、更に厚みを持たせ嵩高くすることには限度があった。仮に嵩高くするために繊維量を増やしては柔らかさの低下を招く。このように従来の支持体では、凹凸にした不織布の嵩高さと柔らかさとを同時に更に向上させることは難しく、改善の余地があった。
本発明は、不織布化される前の繊維ウエブを用いて、従来よりも嵩高く柔らかい不織布を製造することができる支持体、該支持体を用いた不織布の製造方法に関する。
3次元形状測定機、例えば、株式会社東京精密製MICURAを用いて測定することができる。測定する壁面21の面に直交する方向の凹条部13又は14の開孔3以外の点5ヶ所から基材1の表面1A(平面又は曲面)の位置を測定し、さらに、壁面21の高さ方向の点3ヶ所から壁面21の位置を測定し、両者の位置関係から角度を導く。
突起体2を頂部22の上方から平面視すると、この実施形態においては頂部22の外縁の外側に壁面21が張出す部分が無く、基材1が頂部22の外縁に隣接して見える。壁面21が垂直面である限り、突起体2の横断面の形状又は頂部22上方から見た平面形状は、四角形、菱形、円形、楕円形など種々の形状とすることができる。本実施形態においては、図1及び2に示すように、突起体2は頂部22が正方形の平面であり、頂部22と壁面21とがなす角が直角(垂直)である直角柱体である。
突起体2の壁面21が全て基材1に対して垂直である支持体10を用いることによって、従来よりも嵩高く柔らかい不織布の製造が可能となる。
上記のようにして支持体10上で賦形された繊維ウエブ100は、図5(C)に示すように、そのままの状態で、繊維同士を融着させる温度(すなわち前述の最低融点以上の温度)の風WFを吹き付けて不織布化することができる。これによって、垂直な側面を有する繊維凸部を複数有する凹凸形状が固定され、凹凸形状の不織布が製造される。なお、繊維ウエブ100の押し込みと不織布化とをそれぞれ風の吹き付けによって行う場合、前段を第一送風工程、後段を第二送風工程と言う。また、第一送風工程、第二送風工程において、風の風速及び吹き付け時間は、不織布化する繊維ウエブ100や支持体10の寸法等に合わせ目的に応じて適宜設定することができる。
また、本発明において、第二送風工程の後に、前記繊維ウエブ100に前記第一送風工程の風の温度未満の温度の風を吹きつける第三送風工程をさらに有することが好ましい。第三送風工程によって、賦形された不織布を支持体から剥がす際に形状が保持されやすく、賦形によって付与されたクッション性が良好なものとなる。
また、支持体10を用いて賦形する繊維ウエブ100は、不織布に対するよりも弱い力で押し込んで賦形でき、繊維が硬化する部分が生じ難くなる。これにより製造される不織布の柔らかさが向上する。また、不織布に対する場合よりも繊維ウエブ100に対しては押し込み力を抑えることができるため、製造された不織布の支持体10への張り付きが生じ難い。そのため突起体2に逃げ角を有さない支持体10を用いて、均整のとれた高さのある凹凸形状を備えた不織布を製造でき、製造した不織布を破損なく引き剥がすことができる。すなわち、嵩高く柔らかな肌触りの凹凸形状の不織布を精度よく製造することができる。
さらに、支持体10において、柱状の突起体2の壁面21に対し、繊維ウエブ100の繊維を壁面21の垂直面に沿って配向させることができる。このとき1つの突起体2に対し、突起体2の外周360°を囲む全ての壁面21に沿って繊維ウエブ100を押し込むと、突起体2に相似の柱状の繊維凸部を形成することができる。賦形された繊維凸部は厚み方向に切り立った垂直な形状をなし、かつ、該繊維凸部の外周360°を囲むいずれの側面も繊維が垂直方向に配向したものとなる。その結果、製造された不織布は厚み方向の押圧に対するクッション性がより高いものとなる。
また、前記開孔率(P1)は、支持体10自身の強度の観点から、50%以下が好ましく、45%以下がより好ましく、40%以下が更に好ましい。具体的には、前記開孔率(P1)は、好ましくは10%以上50%以下、より好ましくは15%以上45%以下、更に好ましくは20%以上40%以下、特に好ましくは25%以上40%以下である。
投影機にて、開孔の形状により、円、楕円、長穴等のモードを選び、径を測定する。例えば、株式会社ミツトヨ製投影機PJ−H30と二次元データ処理装置QM−Data200で測定することができる。
第一方向Xと第二方向Yとは、基材1の表面1Aにおいて直交する方向であることが好ましく、支持体10における機械流れ方向(Machine Direction;MD)と該機械流れ方向に直交する幅方向(Cross Direction;CD)とであることがより好ましい。機械流れ方向とは不織布製造時における繊維ウエブ100の搬送方向であり、製造される不織布の長手方向である。幅方向とは、搬送される繊維ウエブ100及び製造される不織布の幅方向である。これにより、製造される不織布の長手方向及び幅方向に沿った凹凸形状を付与することができる。
各突起体列23において、突起体2、2の第一方向Xにおける離間幅(M1)が等間隔であることが好ましい。前記「等間隔」とは、前記突起体の前記第一方向における離間幅の差が0mm以上1mm以下であることを言い、好ましくは0.8mm以下、より好ましくは0.5mm以下である。
また、離間幅(M1)を等間隔にされた各突起体列23同士で、ピッチがずらされずに、隣り合う突起体同士が第二方向Yに重なる配置であることが好ましい。すなわち、1つの突起体列23に対して並走する突起体列23を投影したとき、突起体2同士が重なる配置であることが好ましい。これにより、各突起体列23を横断し第二方向Yに延在する筋状の第二凹条部14が複数配される。第二凹条部14の底部は基材1からなる。第二凹条部14の溝幅は前述の離間幅(M1)に相当する。支持体10が開孔3を有する場合、第二凹条部14の底部の基材1に開孔3が配される。
支持体10が、互いに交差する第一凹条部13と第二凹条部14を有することによって、製造される不織布に、互いに交差する畝部を付与することができる。これにより、製造される不織布は、交差する畝部によって、嵩高い凹凸形状の形状維持性の高いものとなり、弾力性のある優れたクッション性を備え、柔らかい肌触りの風合いの良いもとなる。なお、賦形処理において、支持体10の第一凹条部13に対して押し込みを行い、第二凹条部14に対して押し込みを行わない場合、突起体2間に挟まれた繊維ウエブ100の繊維が緩やかに押し込まれる。これにより製造される不織布は、第一凹条部13に沿った高さのある畝部とともに、第二凹条部14に沿ったやや浅い緩やかな畝部を備える独特な凹凸形状を有するものとなる。
3次元測定機により確認する。突起体列23の1列を選び、列内の突起2を5個選び、選んだ突起2の頂部22の中央部を3次元測定機で検出し、頂部22を結んだ仮想線(仮想弧)を算出する。さらに、上記で選んだ突起体列23に隣接する凹条部13又は14の開孔していない部分5ヶ所を3次元測定機で検出し、基材1の表面1Aに沿った仮想線(仮想弧)を算出して、両仮想線の位置関係を確認する。
高さを測定する突起体2に隣接する凹条部13又は14の開孔していない部分を5ヶ所を3次元測定機で検出して、基材1の表面1Aに沿った仮想線(又は仮想弧)を算出し、該仮想線(又は仮想弧)と頂部22の距離を算出する。
すなわち、ポリエチレン(PE)繊維、ポリプロピレン(PP)繊維等のポリオレフィン繊維、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアミド等の熱可塑性樹脂を単独で用いてなる繊維がある。また、芯鞘型、サイドバイサイド型等の構造の複合繊維がある。本発明では複合繊維を用いるのが好ましい。ここでいう複合繊維とは、高融点成分が芯部分で低融点成分が鞘部分とする芯鞘繊維、また高融点成分と低融点成分とが並列するサイドバイサイド繊維が挙げられる。その好ましい例として、鞘成分がポリエチレンまたは低融点ポリプロピレンである芯鞘構造の繊維が挙げられ、該芯/鞘構造の繊維の代表例としては、PET(芯)とPE(鞘)、PP(芯)とPE(鞘)、PP(芯)と低融点PP(鞘)等の繊維が挙げられる。さらに具体的には、上記構成繊維は、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維等のポリオレフィン系繊維、ポリエチレン複合繊維、ポリプロピレン複合繊維を含むのが好ましい。ここで、該ポリエチレン複合繊維の複合組成は、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンであり、該ポリプロピレン複合繊維の複合組成が、ポリエチレンテレフタレートと低融点ポリプロピレンであるのが好ましく、より具体的には、PET(芯)とPE(鞘)、PET(芯)と低融点PP(鞘)が挙げられる。また、これらの繊維は、単独で用いてもよいが、2種以上を組み合わせた混繊として用いることもできる。
繊維ウエブを賦形するための支持体であって、
該支持体は、基材と、該基材の表面に配された複数の突起体とを有し、
前記突起体の壁面が全て前記基材に対して垂直である、支持体。
前記基材は、複数の前記突起体の間に、該基材の表面から裏面に貫通する複数の開孔を有する、前記<1>に記載の支持体。
<3>
前記基材の開孔率が、10%以上50%以下であり、好ましくは15%以上、より好ましくは20%以上であり、また、好ましくは45%以下、より好ましくは40%以下である、前記<2>に記載の支持体。
<4>
前記基材の開孔率が20%以上40%以下である、前記<2>に記載の支持体。
<5>
前記開孔の最大径が、前記突起体の最大径の0.5倍以上4倍以下であり、好ましくは0.6倍以上、より好ましくは0.7倍以上であり、また、好ましくは3.5倍以下、より好ましくは3倍以下である、前記<2>〜<4>のいずれか1に記載の支持体。
<6>
前記開孔の最大径が、前記突起体の最大径の0.7倍以上3倍以下である、前記<2>〜<4>のいずれか1に記載の支持体。
複数の前記突起体が、前記基材の表面における互いに交差する第一方向及び第二方向それぞれに沿って、離間して配されている、前記<1>〜<6>のいずれか1に記載の支持体。
<8>
複数の前記突起体の前記第一方向における離間幅が等間隔である、前記<7>に記載の支持体。
<9>
等間隔であるとは、前記突起体の前記第一方向における離間幅の差が0mm以上1mm以下であることを言い、好ましくは0.8mm以下、より好ましくは0.5mm以下である、前記<8>に記載の支持体。
<10>
前記離間幅が1mm以上10mm以下であり、好ましくは1.5mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また、好ましくは9mm以下、より好ましくは8mm以下である、前記<8>又は<9>に記載の支持体。
<11>
前記離間幅が2mm以上8mm以下である、前記<8>又は<9>に記載の支持体。
前記支持体が、前記第一方向に沿う円弧状の曲面を有する、前記<7>〜<11>のいずれか1に記載の支持体。
<13>
前記支持体の第一方向と第二方向とが直交する方向である、前記<7>〜<12>のいずれか1に記載の支持体。
<14>
複数の前記突起体は、前記第一方向と第二方向とにおいて同じ離間幅で配されている、前記<7>〜<13>のいずれか1に記載の支持体。
<15>
前記同じ離間幅とは、前記第一方向の離間幅と前記第二方向の離間幅との差が、0mm以上1mm以下であり、好ましくは0.8mm以下、より好ましくは0.5mm以下である、前記<14>に記載の支持体。
前記突起体の頂部が平面である、前記<1>〜<15>のいずれか1に記載の支持体。
<17>
前記突起体の頂部と前記壁面とが垂直に接している、前記<1>〜<16>に記載の支持体。
<18>
前記突起体の頂部の面と前記基材の表面とが平行である、前記<17>に記載の支持体。
前記垂直とは、前記基材に対して88°以上92°以下であり、好ましくは89°以上、より好ましくは89.5°以上であり、また、好ましくは91°以下、より好ましくは90.5°以下である、前記<1>〜<18>のいずれか1に記載の支持体。
<20>
前記垂直とは、前記基材に対して89.5°以上90.5°以下である、前記<1>〜<18>のいずれか1に記載の支持体。
前記突起体が円柱又は角柱である、前記<1>〜<20>のいずれか1に記載の支持体。
<22>
前記基材の表面から前記突起体の頂部までの高さが3mm以上15mm以下であり、好ましくは4mm以上、より好ましくは5mm以上であり、また、好ましくは12mm以下、より好ましくは9mm以下である、前記<1>〜<21>のいずれか1に記載の支持体。
<23>
前記基材の表面から前記突起体の頂部までの高さが5mm以上9mm以下である、前記<1>〜<21>のいずれか1に記載の支持体。
<24>
前記突起体の最大径が1mm以上5mm以下であり、好ましくは1.2mm以上であり、より好ましくは1.5mm以上であり、また、好ましくは4mm以下であり、より好ましくは3mm以下である、前記<1>〜<23>のいずれか1に記載の支持体。
<25>
前記突起体の最大径が1.5mm以上3mm以下である、前記<1>〜<23>のいずれか1に記載の支持体。
<26>
前記基材の表面から前記突起体の頂部までの高さが、前記突起体の最大径の1.5倍以上10倍以下であり、好ましくは2倍以上、より好ましくは3倍以上であり、また、好ましくは9倍以下、より好ましくは8倍以下である、前記<1>〜<25>のいずれか1に記載の支持体。
<27>
前記基材の表面から前記突起体の頂部までの高さが、前記突起体の最大径の3倍以上8倍以下である、前記<1>〜<25>のいずれか1に記載の支持体。
前記突起体の頂部が粗面である、前記<1>〜<27>のいずれか1に記載の支持体。
<29>
前記突起体の頂部のみが粗面である、前記<1>〜<27>のいずれか1に記載の支持体。
<30>
前記基材が円弧状である、前記<1>〜<29>のいずれか1に記載の支持体。
基材と、該基材の表面に配された複数の突起体とを有し、該突起体が前記基材に対して垂直となる壁面を有する支持体の前記表面側に、繊維ウエブを載置し、
該繊維ウエブを構成する樹脂のうち最も融点が低い樹脂の融点を最低融点としたときに、
前記繊維ウエブに前記最低融点未満の温度の風を吹きつける第一送風工程と、
該第一送風工程の後に、前記繊維ウエブに前記最低融点以上の温度の風を吹きつける第二送風工程とを有する、不織布の製造方法。
<32>
前記突起体の壁面が全て前記基材に対して垂直である、前記<31>に記載の不織布の製造方法。
<33>
前記第二送風工程の後に、前記繊維ウエブに前記第一送風工程の風の温度未満の温度の風を吹きつける第三送風工程を有する、前記<31>又は<32>に記載の不織布の製造方法。
<34>
前記基材は、複数の前記突起体の間に、該基材の表面から裏面に貫通する複数の開孔を有している、前記<31>〜<33>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
<35>
前記基材の開孔率は25%以上40%以下である、前記<31>〜<34>のいずれか1に記載の不織布の製造方法。
13 第一凹条部
14 第二凹条部
2 突起体
21 壁面
22 頂部
23 突起体列
3 開孔
10 支持体
Claims (7)
- 繊維ウエブを賦形するための支持体であって、
該支持体は、基材と、該基材の表面に配された複数の突起体とを有し、
前記突起体の壁面が全て前記基材に対して垂直であり、
前記基材の表面から前記突起体の頂部までの高さが、前記突起体の最大径の1.5倍以上10倍以下である、支持体。 - 繊維ウエブを賦形するための支持体であって、
該支持体は、基材と、該基材の表面に配された複数の突起体とを有し、
前記突起体の壁面が全て前記基材に対して垂直であり、
前記突起体の頂部が粗面である、支持体。 - 前記基材は、複数の前記突起体の間に、該基材の表面から裏面に貫通する複数の開孔を有する、請求項1又は2に記載の支持体。
- 前記突起体の頂部と前記壁面とが垂直に接している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の支持体。
- 前記基材の表面から前記突起体の頂部までの高さが、前記突起体の最大径の3倍以上8倍以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の支持体。
- 基材と、該基材の表面に配された複数の突起体とを有し、該突起体が前記基材に対して垂直となる壁面を有し、前記突起体の壁面が全て前記基材に対して垂直であり、前記基材は、複数の前記突起体の間に、該基材の表面から裏面に貫通する複数の開孔を有し、該開孔による開孔率が20%以上40%以下である支持体の前記表面側に、繊維ウエブを載置し、
前記繊維ウエブを構成する樹脂のうち最も融点が低い樹脂の融点を最低融点としたときに、
前記繊維ウエブに前記最低融点未満の温度の風を吹きつける第一送風工程と、
該第一送風工程の後に、そのままの状態で、前記繊維ウエブに前記最低融点以上の温度の風を吹きつける第二送風工程とを有する、不織布の製造方法。 - 基材と、該基材の表面に配された複数の突起体とを有し、該突起体が前記基材に対して垂直となる壁面を有し、前記突起体の壁面が全て前記基材に対して垂直であり、前記突起体の頂部が粗面である支持体の前記表面側に、繊維ウエブを載置し、
前記繊維ウエブを構成する樹脂のうち最も融点が低い樹脂の融点を最低融点としたときに、
前記繊維ウエブに前記最低融点未満の温度の風を吹きつける第一送風工程と、
該第一送風工程の後に、前記繊維ウエブに前記最低融点以上の温度の風を吹きつける第二送風工程とを有する、不織布の製造方法。
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