JP6578634B2 - 非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法、非水系電解質二次電池用正極活物質及びこれを用いた非水系電解質二次電池 - Google Patents
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Description
上記特許文献1〜5に開示される提案は、いずれも熱安定性と充放電容量の両立を目的としたものであるが、ニオブの添加量が少ないと充放電容量は大きいものの、十分な熱安定性が得られず、ニオブの添加量が多いと熱安定性は良好であるものの、充放電容量を確保できないという問題があった。また、優れたサイクル特性を確保することが難しいという問題もあった。
さらに、本発明では、上記非水電解液二次電池用正極活物質の工業的な製造方法を提供することを目的とする。
また、前記リチウム遷移金属複合酸化物が、一般式LidNi1−a−b−cCoaMbNbcO2(但し、MはMn、V、Ti及びAlから選ばれる少なくとも1種の元素であり、0.03≦a≦0.35、0≦b≦0.10、0.001≦c≦0.02、0.95≦d≦1.20である。)で表されることが好ましい。上記ニオブ化合物はニオブ酸または酸化ニオブが好ましい。
また、上記焼成工程後に、リチウム遷移金属複合酸化物を、水1Lに対して100〜2000g/Lの割合でスラリーとし、水洗する水洗工程を含むことが好ましい。
また、上記正極活物質は、一般式LidNi1−a−b−cCoaMbNbcO2(但し、0.03≦a≦0.35、0≦b≦0.10、0.001≦c≦0.02、0.95≦d≦1.20、MはMn、V、Ti及びAlから選ばれる少なくとも1種の元素)で表されることが好ましい。
さらに、上記非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法は、容易で工業的規模での生産に適したものであり、工業上極めて有用である。
本発明のリチウム遷移金属複合酸化物からなる非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法は、(A)少なくともニッケルとコバルトを含む混合水溶液にアルカリ水溶液を加えて晶析させ、特定の一般式で表されるニッケル含有水酸化物を得る晶析工程、(B)ニオブ化合物とニッケル含有水酸化物とリチウム化合物と混合してリチウム混合物を得る混合工程、(C)該リチウム混合物を酸化雰囲気中700〜840℃で焼成する焼成工程を含むものである。以下、工程ごとに詳細な説明をする。
晶析工程は、一般式Ni1−a’−b’Coa’Mb’(OH)2(但し、MはMn、V、Mg、Ti及びAlから選ばれる少なくとも1種の添加元素であり、0.03≦a’≦0.35、0≦b’≦0.10である。)で表され、一次粒子から構成された二次粒子からなるニッケル含有水酸化物を得るものである。
また、優れたサイクル特性を発現させるためには、Ni、Coだけでなく、Mが必ず含まれる範囲である0<b’≦0.10であることが好ましく、0.01≦b’≦0.07であることがより好ましい。
例えば、反応槽内の少なくともニッケルとコバルトを含む混合水溶液に、アルカリ溶液を加えて反応水溶液とし、一定速度にて撹拌して反応水溶液のpHを制御することにより、反応槽内に上記一般式の原子比となるように水酸化物を共沈殿させ晶析させる。ここで、混合水溶液は、硫酸塩溶液、硝酸塩溶液、塩化物溶液を用いることができる。また、アルカリ溶液は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどを用いることができる。
添加元素Mを含む水溶液としては、たとえば、硫酸アルミニウム、アルミン酸ナトリウム、硫酸チタン、ペルオキソチタン酸アンモニウム、シュウ酸チタンカリウム、硫酸マンガン、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、硫酸バナジウム、バナジン酸アンモニウムなどを用いることができる。
金属元素Mは、Mn、V,Mg、Ti及びAlの中から選択される少なくとも1種の元素であり、熱安定性や保存特性改善及び電池特性等を改善するために任意に添加することができる。
被覆方法としては、特に限定されず、従来公知の方法を用いることができるが、例えば、1)ニッケル及びコバルトを含む混合水溶液(ただし、添加元素Mを除く)にアルカリ水溶液を加えて晶析させたニッケル含有水酸化物に、添加元素Mを被覆する方法、または、2)ニッケル、コバルト及び添加元素Mの一部を含む混合水溶液を作製し、ニッケル含有水酸化物(添加元素Mを含む)を共沈させ、さらに共沈物に添加元素Mを被覆してMの含有量を調整する方法が挙げられる。
混合工程は、ニオブ化合物とニッケル含有水酸化物とリチウム化合物と混合してリチウム混合物を得る工程であるが、本発明の製造方法においては、リチウム化合物と混合する前に、例えば、上記ニッケル含有水酸化物を熱処理する熱処理工程を備えることができ、熱処理されたニッケル含有水酸化物をリチウム化合物と混合してもよい。また、この工程で元素Mを含む化合物を加えても良い。
混合工程においては、晶析工程で得られたニッケル含有水酸化物、または熱処理したニッケル含有水酸化物とリチウム化合物とニオブ化合物とを混合する。
従来、Nbを活物質に配合する場合、一般的には、上記ニッケル含有水酸化物にニオブを湿式の共沈・コートやスプレードライ等のコート方法により添加し、その後、リチウム化合物と焼成する方法が用いられてきた。しかし、湿式の共沈・コートやスプレードライ等のコート方法では、Nbを溶解させる溶液(例えばKOH溶液、シュウ酸溶液など)由来の不純物やコート時にpH調製する溶液(例えば、硫酸や塩酸、硝酸など)由来の不純物がコートされたNbとともに残留してしまう。特に、溶液中に含まれるカリウムあるいはナトリウムなどのアルカリ金属は、電池容量やサイクル特性に悪影響を及ぼすため、十分に低減する必要がある。
上記の平均粒径範囲を有するニオブ化合物を得るためには、ボールミル、遊星ボールミル、ジェットミル、ビーズミル、ピンミルなど各種粉砕機を用いて原料となるニオブ化合物を粉砕して得ることもできる。必要に応じて、乾式分級機や篩がけにより分級してもよい。
また、混合工程に用いるニッケル含有水酸化物の粒径としては、5〜20μm程度が好ましく、10〜15μmがより好ましい。
なお、平均粒径は、体積基準平均径(MV)として、レーザー散乱回折法により測定した値である。
焼成工程は、前記混合工程で得られたリチウム混合物を酸化雰囲気中700〜840℃、好ましくは700〜830℃、より好ましくは700〜800℃で焼成して、多結晶構造の粒子からなるリチウム遷移金属複合酸化物を形成する工程である。焼成工程においてリチウム混合物を焼成すると、ニッケル含有水酸化物にリチウム化合物中のリチウムとともにニオブ化合物中のニオブが拡散するので、リチウム遷移金属複合酸化物が形成される。焼成温度が700℃未満であると、ニッケル含有水酸化物中へのリチウムやニオブの拡散が十分に行われなくなり、余剰のリチウムや未反応の粒子が残ったり、結晶構造が十分整わなくなったりして、十分な電池特性が得られないという問題が生じる。また、焼成温度が840℃を超えると、形成されたリチウム遷移金属複合酸化物粒子間で激しく焼結が生じるとともに、異常粒成長を生じる可能性がある。異常粒成長が生じると、焼成後の粒子が粗大となってしまい粒子形態を保持できなくなる可能性があり、正極活物質を形成したときに、比表面積が低下して正極の抵抗が上昇して電池容量が低下するという問題が生じる。
水洗工程は、上記リチウム遷移金属複合酸化物を水洗する工程である。また、水洗した後、濾過、乾燥することが好ましい。
上記焼成工程によって得られたリチウム遷移金属複合酸化物は、そのままの状態でも正極活物質として用いられるが、粒子表面の余剰リチウムを除去することにより、電解液と接触可能な表面積が増加して充放電容量を向上させることができるため、焼成後に水洗することが好ましい。また、粒子表面に形成された脆弱部も十分に除去されるため、電解液との接触が増加して充放電容量を向上させることができる。
上記スラリーの固液分離時の粒子表面に残存する付着水は少ないことが好ましい。付着水が多いと液中に溶解したリチウムが再析出し、乾燥後リチウム遷移金属複合酸化物粒子の表面に存在するリチウム量が増加する。
濾過方法としては、通常用いられる方法でよく、例えば、吸引濾過機、フィルタープレース、遠心機等を用いることができる。
濾過後の乾燥の温度としては、特に限定されるものではなく、好ましくは80〜350℃である。80℃未満では、水洗後の正極活物質の乾燥が遅くなるため、粒子表面と粒子内部とでリチウム濃度の勾配が起こり、電池特性が低下することがある。一方、正極活物質の表面付近では化学量論比にきわめて近いか、もしくは若干リチウムが脱離して充電状態に近い状態になっていることが予想されるので、350℃を超える温度では、充電状態に近い結晶構造が崩れる契機になり、電池特性の低下を招く恐れがある。
本発明に係る非水系電解質二次電池用正極活物質は、一般式LidNi1−a−b−cCoaMbNbcO2(但し、0.03≦a≦0.35、0≦b≦0.10、0.001≦c≦0.05、0.95≦d≦1.20、MはMn、V、Mg、Ti及びAlから選ばれる少なくとも1種の元素)で表され、多結晶構造の粒子で構成されたリチウム遷移金属複合酸化物からなり、多孔質構造を有し、比表面積が0.8〜3.0m2/gであり、リチウム以外のアルカリ金属含有量が20質量ppm以下であることを特徴とするものである。
ニオブの存在形態は、リチウム遷移金属複合酸化物中に固溶しても、リチウム遷移金属複合酸化物の結晶粒界あるいは粒子表面にリチウムニオブ複合酸化物として存在してもいずれでもよいが、固溶していることが好ましい。ここで、固溶とは、透過型電子顕微鏡のEDX測定によりニオブ化合物がほとんど検出されない状態を意味する。
本明細書において、多孔質構造とは、走査型電子顕微鏡の任意断面(観察面)における正極活物質粒子の観察(倍率5000倍)により、空隙外縁の任意の2点間の距離が0.3μ以上である複数の空隙が正極活物質粒子の断面に存在するものをいう。
本発明に係るリチウムイオン二次電池の実施形態について、構成要素ごとにそれぞれ詳しく説明する。本発明に係るリチウムイオン二次電池は、正極、負極、非水電解液等、一般のリチウムイオン二次電池と同様の構成要素から構成される。なお、以下で説明する実施形態は例示に過ぎず、本発明の非水系電解質二次電池は、下記実施形態をはじめとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。また、本発明の非水系電解質二次電池は、その用途を特に限定するものではない。
正極を形成する正極合材およびそれを構成する各材料について説明する。本発明の粉末状の正極活物質と、導電材、結着剤とを混合し、さらに必要に応じて活性炭、粘度調整等の目的の溶剤を添加し、これを混練して正極合材ペーストを作製する。正極合材中のそれぞれの混合比も、リチウム二次電池の性能を決定する重要な要素となる。
負極には、金属リチウム、リチウム合金等、また、リチウムイオンを吸蔵・脱離できる負極活物質に結着剤を混合し、適当な溶剤を加えてペースト状にした負極合材を、銅等の金属箔集電体の表面に塗布、乾燥し、必要に応じて電極密度を高めるべく圧縮して形成したものを使用する。
正極と負極との間にはセパレータを挟み込んで配置する。セパレータは、正極と負極とを分離し電解質を保持するものであり、ポリエチレン、ポリプロピレン等の薄い膜で、微少な穴を多数有する膜を用いることができる。
非水系電解液は、支持塩としてのリチウム塩を有機溶媒に溶解したものである。有機溶媒としては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、トリフルオロプロピレンカーボネート等の環状カーボネート、また、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジプロピルカーボネート等の鎖状カーボネート、さらに、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル化合物、エチルメチルスルホン、ブタンスルトン等の硫黄化合物、リン酸トリエチル、リン酸トリオクチル等のリン化合物等から選ばれる1種を単独で、あるいは2種以上を混合して用いることができる。
さらに、非水系電解液は、ラジカル補足剤、界面活性剤および難燃剤等を含んでいてもよい。
以上説明してきた正極、負極、セパレータおよび非水系電解液で構成される本発明に係るリチウム二次電池の形状は、円筒型、積層型等、種々のものとすることができる。
いずれの形状を採る場合であっても、正極および負極をセパレータを介して積層させて電極体とし、この電極体に上記非水電解液を含浸させる。正極集電体と外部に通ずる正極端子との間、並びに負極集電体と外部に通ずる負極端子との間を集電用リード等を用いて接続する。以上の構成のものを電池ケースに密閉して電池を完成させることができる。
ニッケル:コバルト:アルミニウムのモル比が81.5:15.0:3.5となるように、硫酸ニッケルと硫酸コバルトの混合水溶液と、アルミン酸ソーダ水溶液、25質量%水酸化ナトリウム溶液、25質量%アンモニア水を反応槽に同時に添加し、pHを液温25℃基準で11.8に、反応温度を50℃に、アンモニア濃度を10g/Lに保ち、共沈法によって球状の二次粒子からなるニッケルコバルトアルミニウム複合水酸化物を形成した。反応槽内が安定した後、オーバーフロー口から水酸化物スラリーを回収し、濾過、水洗後乾燥してニッケルコバルトアルミニウム複合水酸化物(ニッケル含有水酸化物:Ni0.815Co0.150Al0.035(OH)2)を得た。(晶析工程)
得られたリチウム遷移金属複合酸化物をスラリー濃度が1500g/Lとなるように純水と混合してスラリーを作製し、スターラーを用いて30分水洗した後にろ過した。ろ過後、真空乾燥機を用いて210℃で14時間保持して室温まで冷却して、正極活物質を得た。(水洗工程)
ICP発光分析法による定量分析により得られた正極活物質の組成、正極活物質のXRD測定により得られた回折パターンにおける(003)面の2θおよび半値幅を用いてScerrerの式より算出された結晶子径、BET法により測定した比表面積、レーザー散乱回折法により測定した体積基準平均径(MV)、査型電子顕微鏡による粒子断面の観察により求めた多孔質に関する指標である空隙の個数をそれぞれ表1に示す。
また、リチウム以外のアルカリ金属量を、原子吸光分析法により測定し、あわせて表1に示す。
なお、得られた正極活物質の断面を透過型電子顕微鏡により観察したところ、異相は認められず、EDX分析により、ニオブは正極活物質粒子内に均一に分布しており、結晶粒界と粒内のNb濃度比は3倍以下であることが確認された。
得られた正極活物質の初期容量評価は以下のようにして行った。活物質粉末70質量%にアセチレンブラック20質量%及びPTFE10質量%を混合し、ここから150mgを取り出してペレットを作製し正極とした。負極としてリチウム金属を用い、電解液には1MのLiClO4を支持塩とするエチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)の等量混合溶液(富山薬品工業製)を用いた。露点が−80℃に管理されたAr雰囲気のグローブボックス中で、図2に示すような2032型のコイン電池を作製した。
サイクル特性の評価は次のようにして行った。各電池に対し、温度25℃ にて、1Cのレートで4.4Vまで(充電電圧は要確認)CC 充電し、10分間休止した後、同じレートで3.0V までCC 放電し、10分間休止する充放電サイクルを、200サイクル繰り返した。1サイクル目および200サイクル目の放電容量を測定し、200サイクル目2C放電容量の1サイクル目2C放電容量に対する百分率を容量維持率(%)として求めた。
正極の安全性の評価は、上記と同様な方法で作製した2032型のコイン電池をカット
オフ電圧4.5VまでCCCV充電(定電流−定電圧充電。まず、充電が、定電流で動作
し、それから定電圧で充電を終了するという2つのフェーズの充電過程を用いる充電)し
た後、短絡しないように注意しながら解体して正極を取り出した。この電極を3.0mg
計り取り、電解液を1.3mg加えて、アルミニウム製測定容器に封入し、示差走査熱量
計(DSC)PTC−10A(Rigaku社製)を用いて昇温速度10℃/minで室
温から300℃まで発熱挙動を測定した。
正極活物質の初期容量、サイクル特性および安全性の評価結果を表1に示す。
なお、ニオブ酸(Nb 2 O 5 ・xH 2 O)は、水酸化ニオブともいい、表1中、ニオブ酸を水酸化ニオブと記載する。
ニオブ酸の平均粒径を8μmとした以外は実施例1と同様にして正極活物質を得るとともに評価した。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。
ニオブ化合物を酸化ニオブとし、ニオブ化合物の平均粒径を1μmとした以外は実施例1と同様にして正極活物質を得るとともに評価した。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。
狙いのニオブ添加量c’を0.05としたこと以外は実施例1と同様にして正極活物質
を得るとともに評価した。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。なお、実施例4は、参考例である。
(実施例5)
狙いのニオブ添加量c’を0.005としたこと以外は実施例1と同様にして正極活物
質を得るとともに評価した。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。
(実施例6)
狙いのニオブ添加量c’を0.001としたこと以外は実施例1と同様にして正極活物
質を得るとともに評価した。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。
焼成温度を700℃とした以外は実施例1と同様にして正極活物質を得るとともに評価した。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。
焼成温度を830℃とした以外は実施例1と同様にして正極活物質を得るとともに評価した。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。
ニッケルコバルトアルミニウム複合水酸化物を700℃で6時間熱処理して複合酸化物とした後、水酸化リチウムおよびニオブ酸と混合した以外は実施例1と同様にして正極活物質を得るとともに評価した。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。
ニオブ酸の平均粒径を15μmとした以外は実施例1と同様にして正極活物質を得るとともに評価した。得られた正極活物質を走査型電子顕微鏡で観察したところ、未反応のニオブ化合物が確認されたため、100g/Lの水酸化カリウム水溶液に正極活物質を加え、80℃で10分間撹拌して未反応のニオブ化合物を溶解し、ろ過して、ニオブ化合物を除去した後、正極活物質の組成を実施例1と同様に分析した。Nb含有量は分析下限以下であった。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。
狙いのニオブ添加量c’を0.07とした以外は実施例1と同様にして正極活物質を得るとともに評価した。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。
ニッケル:コバルト:アルミニウムのモル比が81.5:15.0:3.5となるように、硫酸ニッケルと硫酸コバルトの混合水溶液と、アルミン酸ソーダ水溶液、25質量%水酸化ナトリウム溶液、25質量%アンモニア水を反応槽に同時に添加したこと、混合工程の際にニオブ化合物を添加しなかったこと、焼成温度を740℃としたこと以外は実施例1と同様にして正極活物質を得るとともに評価した。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。
焼成温度を850℃とした以外は実施例1と同様にして正極活物質を得るとともに評価した。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。
晶析工程で得られたニッケルコバルトアルミニウム複合水酸化物を純水と混合したスラリーに、ニオブ酸(Nb2O5・xH2O)を苛性カリに溶解させて作製したニオブ塩溶液(30g/L)を、硫酸とともにpHを10.0に調製しながら滴下することにより、Nbコートのニッケルコバルトアルミニウム複合水酸化物(以下、「Nbコートの水酸化ニッケル」ともいう。)を調製し、混合工程においてニオブ化合物を混合せず、上記Nbコートの水酸化ニッケル(Nb量c’は0.01)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして正極活物質を得るとともに評価した。得られた正極活物質の評価結果を表1にそれぞれ示す。
表1に示すように、本発明の実施例1〜9では、得られた正極活物質の初期放電容量がおおむね185mAh/gを超え、正極活物質として使用可能な材料であることがわかる。容量維持率についても、85%以上であり、優れたサイクル特性を有していることがわかる。実施例4は、ニオブ添加量が多いため、サイクル特性が他の実施例よりやや低い結果となっている。
また、DSC測定による最大発熱ピーク高さは4.0cal/sec/g以下であり、比較例3のニオブを加えていない従来の正極活物質と比較して発熱量が大幅に抑制されていることがわかる。
ニオブ化合物の平均粒径を15μmとした比較例1ではニオブ化合物の反応性が低いため、未反応のニオブ化合物が多くなり正極活物質中にNbが含有されなかった。そのために最大発熱ピーク高さが7.1cal/sec/gと非常に高くなっており、熱安定性が良くなかった。
比較例2はニオブ添加量が0.07と高いために、初期放電容量が182.6mAh/gと大幅に低下した。サイクル特性についても、低くなっている。
比較例3は、ニオブを添加していない従来の正極活物質であり、初期放電容量は高く、サイクル特性も優れているものの、最大発熱ピーク高さが7.0cal/sec/gと非常に高くなっており、熱安定性が良くなかった。
比較例4では、高温で焼成したために層状化合物であるリチウム遷移金属複合酸化物のリチウム層にニッケルが混入するカチオンミキシングが起こるとともに、比表面積の小さくなっているので、初期放電容量が大幅に低下した。また、最大発熱ピーク高さが高くなっている。
比較例5は、コート法によりニオブを添加したため、不純物としてのアルカリ金属含有量が高いため、サイクル特性が実施例より低下している。
2 セパレータ(電解液含浸)
3 正極(評価用電極)
4 ガスケット
5 負極缶
6 正極缶
7 集電体
Claims (8)
- 一般式LidNi1−a−b−cCoaMbNbcO2(但し、MはMn、V、Ti及びAlから選ばれる少なくとも1種の元素であり、0.03≦a≦0.35、0≦b≦0.10、0.001≦c≦0.05、0.95≦d≦1.20である。)で表され、多結晶構造の粒子で構成されたリチウム遷移金属複合酸化物からなる非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法であって、
少なくともニッケルとコバルトを含む混合水溶液にアルカリ水溶液を加えて晶析させ、一般式Ni1−a’−b’Coa’Mb’(OH)2(但し、MはMn、V、Ti及びAlから選ばれる少なくとも1種の元素であり、0.03≦a’≦0.35、0≦b’≦0.10である。)で表されるニッケル含有水酸化物を得る晶析工程、
得られたニッケル含有水酸化物とリチウム化合物と平均粒径が0.1〜10μmのニオブ化合物とを混合してリチウム混合物を得る混合工程および
該リチウム混合物を酸化雰囲気中700〜840℃で焼成して、比表面積が0.9〜3.0m2/gであり、かつ、結晶子径が10〜180nmであるリチウム遷移金属複合酸化物を得る焼成工程
を含むことを特徴とする非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。 - 前記リチウム遷移金属複合酸化物が、一般式LidNi1−a−b−cCoaMbNbcO2(但し、MはMn、V、Ti及びAlから選ばれる少なくとも1種の元素であり、0.03≦a≦0.35、0≦b≦0.10、0.001≦c≦0.02、0.95≦d≦1.20である。)で表されることを特徴とする請求項1に記載の非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。
- 前記ニオブ化合物がニオブ酸または酸化ニオブであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。
- 前記混合工程の前に、105〜800℃の温度でニッケル含有水酸化物を熱処理する熱処理工程を含むことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。
- 前記焼成工程後に、リチウム遷移金属複合酸化物を、水1Lに対して100〜2000g/Lの割合でスラリーとし、水洗する水洗工程を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。
- 一般式LidNi1−a−b−cCoaMbNbcO2(但し、0.03≦a≦0.35、0≦b≦0.10、0.001≦c≦0.05、0.95≦d≦1.20、MはMn、V、Ti及びAlから選ばれる少なくとも1種の元素)で表され、多結晶構造の粒子で構成されたリチウム遷移金属複合酸化物からなる非水系電解質二次電池用正極活物質であって、
多孔質構造を有し、比表面積が0.9〜3.0m2/gであり、結晶子径が10〜180nmであり、前記リチウム遷移金属複合酸化物にニオブが固溶し、リチウム以外のアルカリ金属含有量が20質量ppm以下であることを特徴とする非水系電解質二次電池用正極活物質。 - 一般式LidNi1−a−b−cCoaMbNbcO2(但し、0.03≦a≦0.35、0≦b≦0.10、0.001≦c≦0.02、0.95≦d≦1.20、MはMn、V、Ti及びAlから選ばれる少なくとも1種の元素)で表されることを特徴とする請求項6に記載の非水系電解質二次電池用正極活物質。
- 請求項6又は請求項7に記載の非水系電解質二次電池用正極活物質を正極に用いてなることを特徴とする非水系電解質二次電池。
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