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JP6565365B2 - 光源装置、照明装置およびプロジェクター - Google Patents

光源装置、照明装置およびプロジェクター Download PDF

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Description

本発明は、光源装置、照明装置およびプロジェクターに関するものである。
近年、プロジェクターに用いる光源装置として、高輝度、高出力の光が得られる半導体レーザー等の固体光源を用いたものが注目されている。このような光源装置として、複数の固体光源からの光で蛍光体層を均一に照明するために、レンズインテグレーターを用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−118110号公報
ところで、固体光源を実装する場合、アライメントに多少のばらつき(実装バラツキ)が生じることは避けられない。しかしながら、上記従来技術においては、固体光源の実装バラツキを考慮していないため、固体光源の光を効率良く利用できずに光利用効率を低下させてしまっていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、光利用効率が高い、光源装置を提供することを目的の一つとする。また、前記光源装置を備えた照明装置を提供することを目的とする。また、前記照明装置を備えたプロジェクターを提供することを目的とする。
本発明の第1態様に従えば、固体光源からなる発光素子と、前記発光素子から射出された光が入射する複数の第1小レンズを含む第1のレンズアレイと、前記第1のレンズアレイの後段に設けられ、前記複数の第1小レンズにそれぞれ対応する複数の第2小レンズを含む第2のレンズアレイと、前記第2のレンズアレイの後段に設けられた集光光学系と、前記集光光学系の後段に設けられ、前記発光素子から射出された光が入射する散乱光生成部と、を備え、前記発光素子の光射出領域の平面形状は短手方向及び長手方向を有する矩形状であり、前記複数の第2小レンズのうち一の第2小レンズの平面形状は短手方向及び長手方向を有する矩形状であり、前記光射出領域の長手方向は、前記第2小レンズの長手方向と一致する光源装置が提供される。
第1態様に係る光源装置では、光射出領域の短手方向は、第2小レンズの長手方向と交差している。これにより、例えば、発光素子の実装誤差が生じた場合でも、発光素子から射出された光の2次光源像は第2小レンズからはみ出しにくい。よって、発光素子から射出された光が散乱光生成部に効率良く入射するので、高い光利用効率を得ることができる。
上記第1態様において前記第1のレンズアレイの光入射側又は光射出側に配置された偏角プリズムをさらに備え、前記第2小レンズの前記長手方向の大きさは、前記複数の第1小レンズのうち前記第2小レンズに対応する第1小レンズの前記長手方向の大きさよりも大きいのが好ましい。
この構成によれば、偏角プリズムにより第2小レンズ上における2次光源像の形成位置を調整することができる。また、第2小レンズの長手方向の大きさが第1小レンズの長手方向の大きさよりも大きいので、第2小レンズ上における2次光源像のはみ出しを抑制できる。
上記第1態様において、前記偏角プリズムによる前記光の偏向方向は、前記長手方向であり、前記偏向方向は、前記発光素子から射出された前記光の光軸から遠ざかる方向であるのが好ましい。
この構成によれば、光軸から遠ざかる方向に配置された各第2小レンズ上において2次光源像がはみ出すのを抑制することができる。
上記第1態様において、前記偏角プリズムは、前記長手方向と垂直な方向に長い短冊状であるのが好ましい。
この構成によれば、第2小レンズの短手方向において短冊状の偏角プリズムを複数の第1小レンズによって共用することができるので、部品点数を削減することができる。
上記第1態様において、前記複数の第1小レンズのうち一の第1小レンズの光軸は、前記長手方向に偏心しており、前記偏心の方向は、前記発光素子から射出された前記光の光軸から遠ざかる方向であるのが好ましい。
この構成によれば、偏角プリズム等の光学素子を用いることなく、第1小レンズにより第2小レンズ上における2次光源像のはみ出しを抑制することができる。
上記第1態様において、前記第2小レンズの光軸は、前記長手方向に偏心しており、前記偏心の方向は、前記発光素子から射出された前記光の光軸に近づく方向であるのが好ましい。この場合において、前記第2小レンズの光軸上に、前記複数の第1小レンズのうち前記第2小レンズに対応する一の第1小レンズの中心があるのが望ましい。
このようにすれば、第2小レンズから集光光学系に平行光を入射させることができる。
本発明の第2態様に従えば、上記第1態様の光源装置と、前記光源装置から射出された光が入射する均一照明光学系と、を備える照明装置が提供される。
第2態様による照明装置は上記光源装置を備えるので、光利用効率が高い。
本発明の第3態様に従えば、上記第2態様に係る照明装置と、前記照明装置から射出された光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学系と、を備えるプロジェクターが提供される。
第3態様によるプロジェクターは上記照明装置を備えるので、光利用効率が高い。
第1実施形態のプロジェクターの概略構成を示す平面図。 第1実施形態の光源装置の概略構成を示す平面図。 第1実施形態の半導体レーザーの光射出領域を平面視した図。 比較例の光源装置の要部構成を示す図。 (a)、(b)は比較例の第1および第2のレンズアレイの平面図。 (a)、(b)は第1実施形態の第1および第2のレンズアレイの平面図。 (a)、(b)は第1実施形態のホモジナイザー光学系の要部構成図。 (a)、(b)は第2実施形態のホモジナイザー光学系の要部構成図。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(プロジェクター)
まず、図1に示すプロジェクター1の一例について説明する。
図1は、プロジェクター1の概略構成を示す平面図である。
本実施形態のプロジェクター1は、スクリーン(被投射面)SCR上にカラー映像(画像)を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクター1は、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの各色光に対応した3つの光変調装置を用いている。プロジェクター1は、照明装置の光源として、高輝度・高出力な光が得られる半導体レーザー(レーザー光源)を用いている。
具体的に、プロジェクター1は、図1に示すように、照明装置2Aと、色分離光学系3と、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bと、合成光学系5と、投射光学系6と、を概略備えている。
照明装置2Aは、照明光としての白色光WLを色分離光学系3に向けて射出する。照明装置2Aは、光源装置2と、均一照明光学系40とを含む。
均一照明光学系40は、インテグレータ光学系31と、偏光変換素子32と、重畳光学系33と、を備える。なお、偏光変換素子32は必須ではない。均一照明光学系40は、光源装置2から射出された白色光WLの強度分布を被照明領域において均一化する。均一照明光学系40から射出された白色光WLは色分離光学系3へ入射する。
色分離光学系3は、白色光WLを赤色光LRと緑色光LGと青色光LBとに分離するためのものである。色分離光学系3は、第1のダイクロイックミラー7aおよび第2のダイクロイックミラー7bと、第1の全反射ミラー8a、第2の全反射ミラー8bおよび第3の全反射ミラー8cと、第1のリレーレンズ9aおよび第2のリレーレンズ9bと、を概略備えている。
第1のダイクロイックミラー7aは、光源装置2からの白色光WLを赤色光LRと、その他の光(緑色光LG及び青色光LB)とに分離する機能を有する。第1のダイクロイックミラー7aは、分離された赤色光LRを透過するとともに、その他の光(緑色光LGおよび青色光LB)を反射する。一方、第2のダイクロイックミラー7bは、その他の光を緑色光LGと青色光LBとに分離する機能を有する。第2のダイクロイックミラー7bは、分離された緑色光LGを反射するとともに、青色光LBを透過する。
第1の全反射ミラー8aは、赤色光LRの光路中に配置されて、第1のダイクロイックミラー7aを透過した赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。一方、第2の全反射ミラー8bおよび第3の全反射ミラー8cは、青色光LBの光路中に配置されて、第2のダイクロイックミラー7bを透過した青色光LBを光変調装置4Bに向けて反射する。
なお、緑色光LGの光路中には、全反射ミラーを配置する必要はなく、緑色光LGは、第2のダイクロイックミラー7bにより光変調装置4Gに向けて反射される。
第1のリレーレンズ9aおよび第2のリレーレンズ9bは、青色光LBの光路中における第2のダイクロイックミラー7bの光射出側に配置されている。第1のリレーレンズ9aおよび第2のリレーレンズ9bは、青色光LBの光路長が赤色光LRや緑色光LGの光路長よりも長くなることに起因した青色光LBの光損失を補償する機能を有している。
光変調装置4Rは、赤色光LRを通過させる間に、赤色光LRを画像情報に応じて変調し、赤色光LRに対応した画像光を形成する。光変調装置4Gは、緑色光LGを通過させる間に、緑色光LGを画像情報に応じて変調し、緑色光LGに対応した画像光を形成する。光変調装置4Bは、青色光LBを通過させる間に、青色光LBを画像情報に応じて変調し、青色光LBに対応した画像光を形成する。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bには、例えば透過型の液晶パネルが用いられている。また、液晶パネルの入射側および射出側には、一対の偏光板(図示せず)が配置されており、特定の方向の直線偏光光のみを通過させる構成となっている。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bの入射側には、それぞれフィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bが配置されている。フィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bは、それぞれの光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bに入射する赤色光LR,緑色光LG,青色光LBを平行化するためのものである。
合成光学系5は、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bからの画像光が入射することにより、赤色光LR,緑色光LG,青色光LBに対応した画像光を合成し、合成された画像光を投射光学系6に向けて射出する。合成光学系5には、例えばクロスダイクロイックプリズムが用いられている。
投射光学系6は、投射レンズ群から構成されている。投射光学系6は、合成光学系5により合成された画像光をスクリーンSCRに向けて拡大投射する。これにより、スクリーンSCR上には、拡大されたカラー映像(画像)が表示される。
(光源装置)
次に、上記照明装置2Aに用いられる本発明の一つの態様を適用した光源装置の具体的な実施形態について説明する。以下、必要に応じてXYZ座標系を用いて光源装置の各構成について説明する。
図2は、光源装置2の概略構成を示す平面図である。なお、図2において、X方向は光軸ax1と平行な方向であり、Y方向は光軸ax1と直交する光軸ax2と平行な方向であり、Z方向はX方向およびY方向にそれぞれ直交する方向である。
光源装置2は、図2に示すように、アレイ光源21と、コリメーター光学系22と、アフォーカル光学系23と、第1の位相差板15と、ホモジナイザー光学系24と、偏光分離素子50Aを含む光学素子25Aと、第1の集光光学系26と、蛍光発光素子27と、第2の位相差板28と、第2の集光光学系29と、拡散反射素子30と、を概略備えている。
本実施形態のアレイ光源21は、特許請求の範囲の「発光素子」に対応する。
本実施形態の蛍光発光素子27又は拡散反射素子30は、特許請求の範囲の「散乱光生成部」にそれぞれ対応する。
これらの構成要素のうち、アレイ光源21と、コリメーター光学系22と、アフォーカル光学系23と、第1の位相差板15と、ホモジナイザー光学系24と、光学素子25Aと、第2の位相差板28と、第2の集光光学系29と、拡散反射素子30とは、光軸ax1上に順次並んで配置されている。一方、蛍光発光素子27と、第1の集光光学系26と、光学素子25Aとは、光軸ax2上に順次並んで配置されている。光軸ax1と光軸ax2とは、同一面内にあり、互いに直交する位置関係にある。
アレイ光源21は、固体光源としての複数の半導体レーザー211を備える。複数の半導体レーザー211は光軸ax1と直交する同一面内において、アレイ状に並んで配置されている。半導体レーザー211は、例えば青色の光線BL(例えばピーク波長が460nmのレーザー光)を射出する。本実施形態において、アレイ光源21は、複数の光線BLからなる光線束K1を射出する。
図3は半導体レーザー211の光射出領域を平面視した図である。図3に示すように、半導体レーザー211の光射出領域211Aは、長手方向および短手方向を有した、例えば、略矩形の平面形状を有している。光射出領域211Aの長手方向は、図2に示した光軸ax2(Y方向)に沿った方向に対応している。また、光射出領域211Aの短手方向は、Z方向に沿った方向に対応している。
図2に戻って、アレイ光源21から射出された光線束K1はコリメーター光学系22に入射する。コリメーター光学系22は、アレイ光源21から射出された光線束K1を平行光束に変換するものである。コリメーター光学系22は、例えばアレイ状に並んで配置された複数のコリメーターレンズ22aから構成されている。複数のコリメーターレンズ22a各々は、複数の半導体レーザー211に対応して配置されている。
コリメーター光学系22を通過した光線束K1は、アフォーカル光学系23に入射する。アフォーカル光学系23は、光線束K1の光束径を調整するものである。アフォーカル光学系23は、例えば凸レンズ23a,凹レンズ23bから構成されている。
アフォーカル光学系23した光線束K1は第1の位相差板15に入射する。第1の位相差板15は、例えば回転可能とされた1/2波長板である。半導体レーザー211から射出された光線BLは直線偏光である。1/2波長板の回転角度を適切に設定することにより、第1の位相差板15を透過した光線BLを、光学素子25Aに対するS偏光成分とP偏光成分とを所定の比率で含む光(光線束K1)とすることができる。第1の位相差板15を回転させることにより、S偏光成分とP偏光成分との比率を変化させることができる。
第1の位相差板15を通過することによりS偏光成分の光線BLsとP偏光成分の光線BLpとを含んだ光線束K1は、ホモジナイザー光学系24に入射する。ホモジナイザー光学系24は、第1の集光光学系26と協働して、蛍光体層34上での光線束BLsによる照度分布を均一化する。また、ホモジナイザー光学系24は、第2の集光光学系29と協働して、後述する拡散反射板30A上での光線束BLc’による照度分布を均一化する。ホモジナイザー光学系24は、例えば第1のレンズアレイ24aと第2のレンズアレイ24bとから構成されている。第1のレンズアレイ24aは複数の第1小レンズ24amを含み、第2のレンズアレイ24bは複数の第2小レンズ24bmを含む。複数の第2小レンズ24bmは複数の第1小レンズ24amとそれぞれ対応している。
第1のレンズアレイ24a(第1小レンズ24am)と蛍光発光素子27又は拡散反射素子30とは光学的に共役となる位置に配置されている。また、半導体レーザー211の光射出領域211Aと第2のレンズアレイ24bとは光学的に共役となる位置に配置されている。
ところで、本実施形態のように、アレイ状に配置した半導体レーザー211およびアレイ状に配置したコリメーターレンズ22aを備えた光源装置2では、半導体レーザー211またはコリメーターレンズ22aのアライメントに多少のずれが生じることが避けられない。つまり、本実施形態において、光源装置2は多少の実装誤差を有したものとなっている。
ここで、比較例を参照しながら、本実施形態の光源装置2の効果について説明する。
図4は、比較例に係る光源装置2’の要部構成を示す図である。なお、図4はホモジナイザー光学系24をホモジナイザー光学系124に置き換えた以外、本実施形態の光源装置2と同じ構成を有している。図4では、ホモジナイザー光学系124、アレイ光源21、コリメーターレンズ22aのみを図示している。
ホモジナイザー光学系124は、複数の第1小レンズ124amを含む第1のレンズアレイ124aと、複数の第2小レンズ124bmを含む第2のレンズアレイ124bとを備える。
ホモジナイザー光学系124において、上記の実装誤差が生じると、蛍光体層34上での光線束BLsによる照度分布の均一性が低下する。これは、光射出領域211Aから射出された光線BLによって第2小レンズ124bm上に形成される2次光源像Gの位置が、第2小レンズ124bmの所定の位置からずれるためである。
上述のように光射出領域211Aの平面形状がY方向に長手方向を有する形状(例えば、長方形)の場合、光学的に共役関係となる第2小レンズ124bm上に形成される2次光源像GはY方向に長手方向を有した形状(長方形形状)となる。
ここで、実装誤差による第2小レンズ124bm上での2次光源像の移動は各方向に同じ割合で発生する。
図5(a)は第1のレンズアレイ124aを+X方向から見た平面図であり、図5(b)は第2のレンズアレイ124bを+X方向から見た平面図である。
図5(a)、(b)に示すように、ホモジナイザー光学系124においては、第1小レンズ124amの大きさは第2小レンズ124bmの大きさと同一となっている。具体的に、第1小レンズ124amの平面形状および第2小レンズ124bmの平面形状はいずれも、Y方向の長さがZ方向の長さと等しい正方形である。
実装誤差が生じると、2次光源像Gは所定の位置からずれる。図5(b)からわかるように、2次光源像Gが光射出領域211Aの長手方向(Y方向)にずれた場合の方が、Z方向へずれた場合よりも第2小レンズ124bmからはみ出しやすい。第2小レンズ124bmから2次光源像Gがはみ出すと、アレイ光源21からの光を効率良く利用することが出来ず、光利用効率が低下してしまう。
この問題を解決すべく、本実施形態の光源装置2は、長手方向および短手方向を有した矩形状の平面形状を有する第2小レンズ24bmを含むホモジナイザー光学系24を備えている。
図6(a)は第1のレンズアレイ24aを+X方向から見た平面図であり、図6(b)は第2のレンズアレイ24bを+X方向から見た平面図である
図6(a)に示すように、第1のレンズアレイ24aの第1小レンズ24amの平面形状は、Y方向の長さがZ方向の長さと等しい正方形である。
一方、図6(b)に示すように、第2のレンズアレイ24bの第2小レンズ24bmの平面形状は、Y方向に沿って長手を有するとともにZ方向に沿って短手を有する矩形(長方形)である。このように本実施形態においては、第2小レンズ24bmの長手方向(Y方向)の大きさが第1小レンズ24amのY方向の大きさよりも大きくなっている。
図7はホモジナイザー光学系24の要部構成を示す図であり、図7(a)は+Z方向からホモジナイザー光学系24を視た場合の平面図であり、図7(b)は−Y方向からホモジナイザー光学系24を視た場合の側面図である。
本実施形態においては、第1小レンズ24amの光射出側に複数の偏角プリズム41を配置している。偏角プリズム41は、図7(a)に示すように、第1小レンズ24amがZ方向に複数配列されてなるレンズ列24L1,24L2,24L3,24L4にそれぞれ配置されている。
偏角プリズム41は、図7(b)に示すように、第2小レンズ24bmの短手方向(Z方向)に長い短冊状である。そのため、各レンズ列24L1,24L2,24L3(総称してレンズ列24Lとする)においては、複数(本実施形態では、例えば、4つ)の第1小レンズ24amに対して1個の偏角プリズム41が設けられている。このように複数の第1小レンズ24amに対して1つの偏角プリズム41を兼用することで部品点数を削減することができる。
偏角プリズム41は、第2小レンズ24bm側に、光(光線束K1の一部の光K1s)の進行方向を変える偏向特性を有したプリズム面41aを備えている。プリズム面41aによる偏向方向は、第2小レンズ24bmの長手方向(Y方向)であって、具体的には光軸ax1から遠ざかる方向である。
偏角プリズム41は、光軸ax1から遠ざかる方向(Y方向または−Y方向)に光K1sを偏向させる。ただし、第1小レンズ24amから射出された光K1sの結像位置と複数の第1小レンズ24amが設けられている面との距離は変化しない。第1小レンズ24amと蛍光発光素子27又は拡散反射素子30との間に成立する共役関係を乱すことがないように第1のレンズアレイ24aと第2のレンズアレイ24bとの間隔が調整されている。本実施形態において、偏角プリズム41は、仮に実装誤差が無いとした場合に、光K1sを射出した第1小レンズ24amと対応している第2小レンズ24bmの中央部分に2次光源像Gを形成するように設計されている。
第2小レンズ24bmは光軸が偏心した偏芯レンズから構成されている。
具体的に、第2小レンズ24bmは、図7(a)に示したように、その光軸B2が該第2小レンズ24bmの長手方向(Y方向)に偏心している。光軸B2の偏心方向はアレイ光源21から射出される光の光軸ax1に近づく方向に設定される。
本実施形態においては、第1小レンズ24amの光軸B1が第2小レンズ24bmの光軸B2上に位置している。これにより、第2小レンズ24bmは、第1小レンズ24amから射出された光K1sを平行光に変換して射出することが可能である。
本実施形態において、光射出領域211Aの短手方向(Z方向)は、第2小レンズ24bmの長手方向(Y方向)と直交(交差)している。すなわち、光射出領域211Aの長手方向(Y方向)は、第2小レンズ24bmの長手方向(Y方向)と一致している。
第2小レンズ24bm上に形成される2次光源像Gの長手方向と、該第2小レンズ24bmの長手方向とはほぼ一致している。また、偏角プリズム41を備えているため、2次光源像Gは第2小レンズ24bmの所定の位置、たとえば中央部分に形成されている。
本実施形態においては、第2小レンズ24bmのY方向のサイズが第2小レンズ24bmのZ方向のサイズよりも大きい。したがって、従来技術においてはみ出しが生じやすかったY方向に2次光源像Gがずれたとしても、2次光源像Gが第2小レンズ24bmからはみ出しにくく、第2小レンズ24bm上に2次光源像Gが良好に形成される。よって、アレイ光源21からの光を効率良く利用することができる。また、従来ほど高い実装精度が要求されないため、製造が容易となってコスト低減を図ることができる。
なお、上述のように、各第2小レンズ24bmから射出される光K1sは平行光であるため、後述の第1の集光光学系26又は第2の集光光学系29を介して蛍光発光素子27又は拡散反射素子30に良好に集光される。
光学素子25Aは、例えば波長選択性を有するダイクロイックプリズムから構成されている。ダイクロイックプリズムは、光軸ax1に対して45°の角度をなす傾斜面Kを有している。傾斜面Kは、光軸ax2に対しても45°の角度をなしている。光学素子25Aは、互いに直交する光軸ax1,ax2の交点と傾斜面Kの光学中心とが一致するように配置されている。なお、光学素子25Aとしては、ダイクロイックプリズムのようなプリズム形状のものに限らず、平行平板状のダイクロイックミラーを用いてもよい。
傾斜面Kには、波長選択性を有する偏光分離素子50Aが設けられている。偏光分離素子50Aは、第1の位相差板15を通過した光線束K1を、偏光分離素子50Aに対するS偏光成分とP偏光成分とに分離する偏光分離機能を有している。具体的に、偏光分離素子50Aは、入射光(光線束K1)のうちのS偏光成分の光線BLsを反射させ、入射光のうちのP偏光成分の光線BLpを透過させる。
S偏光成分である光線BLsは、偏光分離素子50Aで反射して蛍光発光素子27に向かう。P偏光成分である光線BLpは、偏光分離素子50Aを透過して拡散反射素子30に向かう。
また、偏光分離素子50Aは光線束K1とは波長帯が異なる、後述する蛍光光YLを、その偏光状態にかかわらず透過させる色分離機能を有している。
偏光分離素子50Aから射出されたS偏光の光線BLsは、第1の集光光学系26に入射する。第1の集光光学系26は、光線BLsを蛍光発光素子27の蛍光体層34に向けて集光させるものである。第1の集光光学系26は、例えばピックアップレンズ26a,26bから構成されている。
第1の集光光学系26から射出された光線BLsは蛍光発光素子27に入射する。蛍光発光素子27は、蛍光体層34と、蛍光体層34を支持する基板35と、蛍光体層34を基板35に固定する固定部材36と、を有している。
蛍光発光素子27においては、蛍光体層34の光線BLsが入射する側と反対側の面を基板35に接触させた状態で、蛍光体層34の側面と基板35との間に設けられた固定部材36によって、蛍光体層34が基板35に固定支持されている。
蛍光体層34は、光線BLsを吸収して黄色の蛍光光YLに変換して射出する蛍光体粒子を含む。蛍光体粒子としては、例えばYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体を用いることができる。なお、蛍光体粒子の形成材料は、1種であってもよく、2種以上の材料を用いて形成されている粒子を混合したものを蛍光体粒子として用いてもよい。
蛍光体層34には、耐熱性および表面加工性に優れたものを用いることが好ましい。このような蛍光体層34としては、例えば、アルミナ等の無機バインダー中に蛍光体粒子を分散させた蛍光体層、バインダーを用いずに蛍光体粒子を焼結した蛍光体層などを好適に用いることができる。
蛍光体層34の光線BLsが入射する側とは反対側には、反射部37が設けられている。反射部37は、蛍光体層34で生成された蛍光光YLのうち、一部の蛍光光YLを反射する機能を有している。
反射部37は、鏡面反射面からなることが好ましい。蛍光発光素子27においては、蛍光体層34で生成された蛍光光YLを反射部37で鏡面反射させることにより、蛍光体層34から効率的に蛍光光YLを射出することができる。
具体的に、反射部37は、蛍光体層34の光線BLsが入射する側とは反対側の面に反射膜37aを設けることによって構成することができる。この場合、反射膜37aの蛍光体層34と対向する面が鏡面反射面となる。反射部37は、基板35が光反射特性を有する基材からなる構成であってもよい。この場合、反射膜37aを省略し、基板35の蛍光体層34と対向する面を鏡面化することにより、この面を鏡面反射面とすることができる。
固定部材36には、光反射特性を有する無機接着剤を用いることが好ましい。この場合、光反射特性を有する無機接着剤によって蛍光体層34の側面から漏れ出す光を蛍光体層34内へと反射させることができる。これにより、蛍光体層34で生成された蛍光光YLの光取り出し効率を更に高めることができる。
基板35の蛍光体層34を支持する面とは反対側の面には、ヒートシンク38が配置されている。蛍光発光素子27においては、ヒートシンク38を介して放熱できるため、蛍光体層34の熱劣化を防ぐことができる。
蛍光体層34で生成された蛍光光YLのうち、一部の蛍光光YLは、反射部37によって反射され、蛍光体層34の外部へと射出される。また、蛍光体層34で生成された蛍光光YLのうち、他の一部の蛍光光YLは、反射部37を介さずに蛍光体層34の外部へと射出される。このようにして、蛍光光YLが第1の集光光学系26に向かって蛍光体層34から射出される。
蛍光体層34から射出された蛍光光YLは、第1の集光光学系26および偏光分離素子50Aを透過する。
一方、偏光分離素子50Aから射出されたP偏光の光線BLpは、第2の位相差板28に入射する。第2の位相差板28は、偏光分離素子50Aと拡散反射素子30との間の光路中に配置された1/4波長板(λ/4板)から構成される。光線BLpは、第2の位相差板28を透過することによって円偏光の光線BLc’に変換される。第2の位相差板28を透過した光線BLc’は、第2の集光光学系29に入射する。
第2の集光光学系29は、光線BLc’を拡散反射素子30に向けて集光させるものである。第2の集光光学系29は、例えばピックアップレンズ29a、ピックアップレンズ29bから構成されている。
拡散反射素子30は、第2の集光光学系29から射出された光線BLc’を偏光分離素子50Aに向けて拡散反射させるものである。その中でも、拡散反射素子30としては、拡散反射素子30に入射した光線BLc’をランバート反射させるものを用いることが好ましい。
拡散反射素子30は、拡散反射板30Aと、拡散反射板30Aを回転させるためのモーター等の駆動源30Mと、を備えている。駆動源30Mの回転軸は、光軸ax1と略平行に配置されている。これにより、拡散反射板30Aは、拡散反射板30Aに入射する光線BLc’の主光線に交差する面内で回転可能に構成されている。拡散反射板30Aは、回転軸の方向から見て例えば円形に形成されている。
拡散反射板30Aによって反射され、第2の集光光学系29を再び透過した円偏光の光線BLc’は、再び第2の位相差板28を透過して、S偏光の光線BLs’となる。
拡散反射素子30から射出された光線BLs’(青色光)は偏光分離素子50Aを透過した蛍光光YLと合成され、白色の白色光WLが得られる。白色光WLは、図1、2に示した均一照明光学系40(インテグレータ光学系31)に入射する。インテグレータ光学系31は、重畳光学系33と協働して被照明領域での白色光WLによる照度分布を均一化する。
インテグレータ光学系31は、例えば、レンズアレイ31a,レンズアレイ31bから構成されている。レンズアレイ31a,31bは、複数のレンズがアレイ状に配列されたものからなる。
インテグレータ光学系31を通過した白色光WLは、偏光変換素子32に入射する。偏光変換素子32は、例えば、偏光分離膜と位相差板とから構成され、白色光WLを直線偏光に変換する。
偏光変換素子32を通過した白色光WLは、重畳光学系33に入射する。重畳光学系33は、例えば、重畳レンズから構成され、偏光変換素子32から射出された白色光WLを被照明領域に重畳させる。本実施形態では、インテグレータ光学系31と重畳光学系33とによって、被照明領域における照度分布が均一化される。
以上述べたように、本実施形態によれば、アレイ光源21から射出した光が蛍光発光素子27或いは拡散反射素子30に効率良く入射するので、光利用効率が高い。よって、明るい照明光を得ることができる。よって、本実施形態のプロジェクター1によれば、明るい照明光により表示品質に優れたものとなる。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態に係るホモジナイザー光学系について説明する。なお、上記実施形態と共通の構成及び部材については同じ符号を付し、その説明については省略若しくは簡略化する。
図8は本実施形態のホモジナイザー光学系224の要部構成を示す図であり、図8(a)は+Z方向からホモジナイザー光学系224を視た場合の平面図であり、図8(b)は−Y方向からホモジナイザー光学系224を視た場合の側面図である。
本実施形態のホモジナイザー光学系224は、第1のレンズアレイ224aおよび第2のレンズアレイ224bを有する。第1のレンズアレイ224aは複数の第1小レンズ224amを有し、第2のレンズアレイ224bは複数の第2小レンズ224bmを有する。なお、第2のレンズアレイ224bは、上記実施形態の第2のレンズアレイ24bと同じ構成を有する。
本実施形態においても、第2小レンズ224bmの長手方向(Y方向)の大きさは、第1小レンズ224amのY方向の大きさよりも大きくなっている。
本実施形態のホモジナイザー光学系224においては、第1小レンズ224amとして、光軸が偏心した偏芯レンズを用いている。具体的に、第1小レンズ224amは、図8(a)に示すように、その光軸B1がY方向に偏心している。光軸B1の偏心方向はアレイ光源21から射出される光の光軸ax1から遠ざかる方向に設定される。
第1小レンズ224amは、上記実施形態の偏角プリズム41と同じく偏向機能を有し、光軸ax1から遠ざかる方向(Y方向または−Y方向)に光K1sを偏向させる。ただし、第1小レンズ224amから射出された光K1sの結像位置と複数の第1小レンズ224amが設けられている面との距離は変化しない。第1小レンズ224amと蛍光発光素子27又は拡散反射素子30との間に成立する共役関係を乱すことがないように第1のレンズアレイ224aと第2のレンズアレイ224bとの間隔が調整されている。本実施形態において、第1小レンズ224amは、仮に実装誤差が無いとした場合に、光K1sを射出した第1小レンズ224amと対応している第2小レンズ224bmの中央部分に2次光源像を形成するように設計されている。
本実施形態においても、第1小レンズ224amの光軸B1が第2小レンズ224bmの光軸B2上に位置している。これにより、第2小レンズ224bmは、第1小レンズ224amから射出された光K1sを平行光に変換して射出することが可能である。
第2小レンズ224bm上に形成する2次光源像Gの長手方向と、該第2小レンズ224bmの長手方向とはほぼ一致している。また、2次光源像Gは第2小レンズ224bmの所定の位置、たとえば中央部分に形成されている。
本実施形態においても、実装誤差による2次光源像Gの第2小レンズ224bm上からのはみ出しが抑制されるので、アレイ光源21からの光を効率良く利用することができる。よって、高い光利用効率を得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記第1実施形態では、偏角プリズム41を第1小レンズ24amの光射出側に配置する場合を例に挙げたが、該偏角プリズム41を第1小レンズ24amの光入射側に配置するようにしても良い。
また、上記実施形態では、光射出領域211Aの長手方向と第2小レンズ24bmの長手方向とが一致する場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。すなわち、本発明では、光射出領域211Aの長手方向が第2小レンズ24bmの短手方向と交差していればよい。換言すると、光射出領域211Aの長手方向と第2小レンズ24bmの短手方向とが一致しなければよい。
その他、照明装置およびプロジェクターの各種構成要素の形状、数、配置、材料等については、上記実施形態に限らず、適宜変更が可能である。
また、上記実施形態では本発明による照明装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による照明装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
1…プロジェクター、2…光源装置、2A…照明装置、4R,4G,4B…光変調装置、6…投写光学系、21…アレイ光源、24a,124a…第1のレンズアレイ、24am,124am…第1小レンズ、24b,124b…第2のレンズアレイ、24bm,124bm…第2小レンズ、26…第1の集光光学系、27…蛍光発光素子、29…第2の集光光学系、30…拡散反射素子、33…重畳光学系、41…偏角プリズム、211A…光射出領域、B1,B2…光軸、C1,C2…レンズの中心。

Claims (9)

  1. 固体光源からなる発光素子と、
    前記発光素子から射出された光が入射する複数の第1小レンズを含む第1のレンズアレイと、
    前記第1のレンズアレイの後段に設けられ、前記複数の第1小レンズにそれぞれ対応する複数の第2小レンズを含む第2のレンズアレイと、
    前記第2のレンズアレイの後段に設けられた集光光学系と、
    前記集光光学系の後段に設けられ、前記発光素子から射出された光が入射する散乱光生成部と、を備え、
    前記発光素子の光射出領域の平面形状は短手方向及び長手方向を有する矩形状であり、
    前記複数の第2小レンズのうち一の第2小レンズの平面形状は短手方向及び長手方向を有する矩形状であり、
    前記光射出領域の長手方向は、前記第2小レンズの長手方向と一致する
    光源装置。
  2. 前記第1のレンズアレイの光入射側又は光射出側に配置された偏角プリズムをさらに備え、
    前記第2小レンズの前記長手方向の大きさは、前記複数の第1小レンズのうち前記第2小レンズに対応する第1小レンズの前記長手方向の大きさよりも大きい
    請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記偏角プリズムによる前記光の偏向方向は、前記第2小レンズの長手方向であり、
    前記偏向方向は、前記発光素子から射出された前記光の光軸から遠ざかる方向である
    請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記偏角プリズムは、前記第2小レンズの短手方向に長い短冊状である
    請求項2又は3に記載の光源装置。
  5. 前記複数の第1小レンズのうち一の第1小レンズの光軸は、前記第2小レンズの長手方向に偏心しており、
    前記偏心の方向は、前記発光素子から射出された前記光の光軸から遠ざかる方向である
    請求項1に記載の光源装置。
  6. 前記第2小レンズの光軸は、前記第2小レンズの長手方向に偏心しており、
    前記偏心の方向は、前記発光素子から射出された前記光の光軸に近づく方向である
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 前記第2小レンズの光軸上に、前記複数の第1小レンズのうち前記第2小レンズに対応する一の第1小レンズの中心がある
    請求項6に記載の光源装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出された光が入射する均一照明光学系と、を備える
    照明装置。
  9. 請求項8に記載の照明装置と、
    前記照明装置から射出された光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投射光学系と、を備える
    プロジェクター。
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