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JP6549397B2 - Led照明装置 - Google Patents

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JP6549397B2
JP6549397B2 JP2015064460A JP2015064460A JP6549397B2 JP 6549397 B2 JP6549397 B2 JP 6549397B2 JP 2015064460 A JP2015064460 A JP 2015064460A JP 2015064460 A JP2015064460 A JP 2015064460A JP 6549397 B2 JP6549397 B2 JP 6549397B2
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Description

本発明は、人が着用して対象物を照明することができる小型のLED照明装置に関する。
従来から、高効率でかつ長寿命であるLED素子を用いた照明装置が種々実用化されている。しかし、LED素子を用いた照明装置は、本体ケース内がLED素子から発生する熱によって高温になると、LEDの発光効率が悪くなり照明装置の光出力が低下するという問題やLED素子の寿命が短くなるといった問題がある。
そのため、従来からLED照明装置はLED素子を冷却するのに、LED素子を実装した基板の裏側に複数のフィンを設けて冷却を行っている(例えば、特許文献1を参照)。また、ファン装置を用いて能動的に冷却を行うLED照明装置も知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2007−42755号公報 特開2011−165351号公報
LED素子を用いた多様な照明装置の中でも、人が着用している眼鏡やヘッドバンド等の着用物や衣服に装着して使用する小型化されたLED照明装置が知られている。このような照明装置は、例えば、人の頭部に装着したとき、顔を向ける方向とライトの照射方向とが一致するため人の視線方向に沿って照明可能なことから、作業する手元をスポット的に照明する用途に最適な照明装置となっている。
しかし、この種のLED照明装置は、着用したときに負担とならないよう小型・軽量化されており、LED素子を収容するレンズケース内の体積容量も小さくなっている。そのため、レンズケース内の照光部分の表面積も小さくなり、ケース内に埃や水蒸気が侵入してケースの内側に汚れや水滴が付着して照光面が曇ると照度が極度に低下する。
これを防止するのに、小型化されたLED照明装置では、埃や水蒸気の侵入を防ぐためレンズケース内にLED素子を密閉して収容しているが、体積容量が少ないレンズケースを密閉すると、ケース内部の温度が短時間で上昇してしまい長時間の使用には不向きとなる問題がある。加えて、軽量性の面からLED光を照射するレンズは樹脂製である場合が殆どであり、熱によりレンズが損傷する虞もある。
しかし、レンズケース内の温度上昇を抑えるのに、密閉された空間内にあっては、LED素子を実装している基板の裏面にフィンを設けても外部との熱交換を行うことができず、また、ファン装置を設けて外気による強制冷却を行うこともできない。
上記点より本発明は、LED素子をレンズケース内に密閉して収容するLED照明装置において、レンズケース内を効果的に冷却できるようにすることを目的としている。
上記課題を解決するために、第1及び第2の端面を有して前記第1の端面に照光レンズが設けられる筒状のレンズケースと、LED素子が実装されるLED保持部と、前記レンズケースの前記第2の端面側に設けられる基台部と、前記LED保持部を収納するよう前記基台部に形成される凹部と、前記レンズケースを前記第2の端面で前記凹部に嵌合させて前記基台部と結合させた状態を保持することで前記レンズケースの内部空間を密閉する結合部と、前記基台部から外部空間に突出するよう形成される支持柱と、前記支持柱によってフレームが支持されるファン装置と、前記LED保持部を前記凹部の底面に固定すると共にその先端が前記凹部の底面を貫通して前記ファン装置に向けて突出するよう設けられるビスと、を備えて、前記ファン装置は、取り込む空気を前記基台部における前記凹部と反対側の端面及び前記ビスに当てて、隣り合う前記支持柱が側枠で、前記フレームと前記基台部にあって互いに対向しているそれぞれの辺が上下枠となる窓部から排出する空気流を形成するLED照明装置を提供する。
また、上記課題を解決するために、第1及び第2の端面を有して前記第1の端面に照光レンズが設けられる筒状のレンズケースと、LED素子が実装されるLED保持部と、前記レンズケースの前記第2の端面側に設けられ、外側面には前記レンズケースに向かう複数の通風路を有する基台部と、前記LED保持部を収納するよう前記基台部に形成される凹部と、前記レンズケースを前記第2の端面で前記凹部に嵌合させて前記基台部と結合させた状態を保持することで前記レンズケースの内部空間を密閉する結合部と、前記基台部に対向して配置されるファン装置と、前記LED保持部を前記凹部の底面に固定すると共にその先端が前記凹部の底面を貫通して前記ファン装置に向けて突出するよう設けられるビスと、両端に開口部を有して内部に前記基台部と前記ファン装置とを収容する筐体と、を備えて、前記基台部は、前記通風路を一方の前記開口に臨ませて前記筐体内に配置されて、前記ファン装置は、前記通風路を通して取り込む空気を前記基台部における前記凹部と反対側の端面及び前記ビスに当てて、他方の前記開口から排気する空気流を前記筐体内に形成するよう前記筐体内に配置されるLED照明装置を提供する。
そして、前記基台部における前記ファン装置と対向する端部の面を凹凸面とするとよい。これにより、ファン装置から送られてくる空気と当たる面積が増大するため、基台部の端面からの放熱効果を高めることができる。
また、前記基台部において、前記凹部が形成されている端部とは反対側の端部の面を前記ファン装置に向けて突出させて、そのときの突出部の側面の形状が階段状又は略テーパ状となるように構成するとよい。これにより、ファン装置によって取り込まれる空気は、突出部の側面に沿って流れて窓部から排出されるため、基台部の効果的な熱交換が行われる。
さらに、前記基台部の側面には、複数の溝を形成することで溝がフィンとなり、側面からも有効に放熱することができる。そして、この溝を、前記ファン装置から前記レンズケースに向かう方向に形成することで、窓部から抜け出た一部の空気は溝に沿って流れるため側面での空気の流れが促進されて、溝による熱交換効率が一層高まる。
また、前記基台部における外側表面と前記凹部の内側表面とには、黒アルマイト処理を含む放熱塗装又は熱吸収塗装を施すことで、LED保持部からの熱は基台部に効率良く吸収されて、放熱効率が一層高まる。黒アルマイト処理は、環境負荷物質を含有しない処理液を使用する。
また、前記フレームにおいて、前記支持柱と略連通している側面には、切欠き部を形成するとよい。そうすることで、インペラ20aに取り込まれずにフレームの側面に沿っての空気の流れが促進されて、同時にインペラ20aに取り込まれて、窓部から排出される空気の流れも促進されるために、ファン装置による放熱効果がより効果的となる。
本発明によれば、レンズケース内を密閉する基台部に凹部を形成し、この凹部にLED素子が実装されるLED保持部を収容するために、LED素子による発熱が基台部に効率良く伝達される。そして、基台部の背面から外方に突出するよう設けた支持柱によって支持されるファン装置によって、取り込んだ空気を窓部から排出する空気流との熱交換により基台部から効果的に放熱することができ、耐久性の高いLED照明装置が実現される。
本発明の実施形態1に係るLED照明装置の側断面図を示す。 本発明の実施形態に係るLED照明装置を部品毎に分解した説明図を示す。 LED照明装置のファン装置の部分を説明する斜視図を示す。 LED照明装置の基台部の一方の端面を平面図で示す。 基台部の側面に形成する各種の溝の断面形状を説明するために、基台部の端面を平面図で概略的に示す。 基台部のファン装置側の端面から効果的に放熱可能にした各変形例を側断面図で示す。 窓部部分の他の例を説明する斜視図を示す。 窓部部分のさらに別の例を説明する斜視図を示す。 把持部を取り付けた状態のLED照明装置を側面図で示す。 本発明の実施形態1に係るLED照明装置の側断面図を示す。 図10のLED照明装置における左からの平面図を示す。 図10のLED照明装置における右からの斜視図を示す。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<実施形態1>
図1は、操作者の身体に装着されて照光対象に光を照射する着用型のLED照明装置1を側断面図で示している。このLED照明装置1は、図2で示す各部品が組み立てられて構成されている。
レンズケース2は、略円錐台形状の筒であり、対象物に光をスポット的に照射するための複数の凸レンズから成るレンズ系5を内蔵している。そして、レンズケース2の基端部には基台部4と接続するための結合部6が設けられており、結合部6の外周表面には螺旋状に連続した突起6aが形成されている。
LED保持部3は複数のLEDチップを含むLEDパッケージ7が接着剤によって実装される円形状のLED保持部であり、熱伝導性の高い樹脂又は金属(合金を含む)で構成されている。このときの接着剤も熱伝導性に優れたシリコーン系の接着剤を使用するとよい。そして、LED保持部3は、円周の一部に略四角形状の切欠10が形成されており、この切欠10にLEDパッケージ7のリード15が引き出されている。
四角体の基台部4は、アルミニウムなどの金属材料などにより成形されており、LED保持部3を収容するための円筒状の凹部11が設けられている。LED保持部3を凹部11に収容することで、LEDパッケージ7からの発熱は基台部4に効率良く吸収される。放熱効率をさらに向上させるためには、基台部4における外側表面と凹部11の内側表面とには、放熱塗装又は熱吸収塗装を施すとよい。例えば、放熱塗装では、環境負荷物質を含有しない処理液を使用した黒アルマイト処理がある。
そして、基台部4は、その側面に外部から挿入されるハーネス24を受け入れるための受入口13を備えている。ハーネス24は、LEDパッケージ7への給電線、後に明らかとなるファン装置20への給電線及びアース線を含んでいる。そして、ハーネス24は、受入口13と凹部11の間を連通している経路26を通して凹部11の中へ導入される。したがって、LED保持部3は、切欠10が経路26の出口側と対向するよう配置されて、ハーネス24のLEDパッケージ7の給電線とアース線は、LEDパッケージ7のリード15と半田付けで接続される。これにより、LEDパッケージ7にはハーネス24を通して外部から、本例においては7.2Vが給電されて、LEDチップが発光する。
このように、ハーネス24を基台部4に組み込むとき、ハーネス24はグロメット25とOリング17、18のそれぞれの中空部に通された状態で受入口13に差し込まれる。そして、グロメット25を受入口13に被せて固定することにより、Oリング17は、受入口13の内周壁に形成されている環状の受部19で係止され、Oリング18は、受入口13の外側表面に形成されている環状溝部8に装着されて、受入口13はハーネス24を通した状態で密閉される。
LED保持部3は、凹部11の底面に一対のビス12によって固定されるが、このときLED保持部3を凹部11の底面に接触させても或いは隙間を空けて配置してもよい。本例では、組み立て時にハーネス24の線とLEDパッケージ7のリード15とを接続するときの容易さを考慮して、LED保持部3と凹部11の底面との間には隙間を空けてビス12により固定している。ビス12は、LED保持部3を基台部4の凹部11に固定すると共に、LEDパッケージ7の発熱を外部へ放熱する作用も行う。特に、LED保持部3と凹部11の底面との間には隙間を空けて固定する場合には、ビス12がLED保持部3の熱を基台部4に直接伝達するため、ビス12は、銅やタングステンを素材にしたビスが最適である。銅を素材にする場合は、腐食を考慮して表面に銀メッキ等を施すとよい。
凹部11の内周壁には、結合部6の突起6aと係合する係合溝11aが螺旋状に形成されている。したがって、凹部11にレンズケース2の結合部6を嵌め込み回転させることで、レンズケース2と基台部4とは締め付けられてネジ結合される。これにより、レンズケース2は、上記したように受入口13がハーネス24を通した状態でOリング17、18により密封されているために、レンズケース2内は密閉状態となって埃や湿気の侵入が防止される。
基台部4の凹部11が設けられる端面と反対側の端面の四隅には、ファン装置20を支持するための支持柱16をそれぞれ設けている。この支持柱16は、基台部4の端面から突出形成されているために、基台部4がLED保持部3から吸収した熱を外気に放出する放熱部でもある。そして、基台部4自体もLED保持部3から吸収した熱を外気に放出する放熱部であり、図4で示すように、基台部4の側面に冷却フィンとして機能する断面が「U」字状の複数の溝29を形成することで放熱効果を高めている。
ファン装置20としては、10数ミリ角で厚さも数ミリ程度で、容量も3V乃至5V程度の小さいブラシレスDCファンモータを備えた超小型形状のものが使用される。そして、ファン装置20は、風洞となるフレーム20aの内側に配置して構成されており、フレーム20aで支持柱16の先端に支持されている。インペラ20bが回転すると、フレーム20a内に外から空気を取り込み軸方向に吹き出す。吹き出された空気は、基台部4の端面に当たって、隣り合う支持柱16が側枠でフレーム20a及び基台部4にあって互いに対向しているそれぞれの辺が上下枠となっている4方向の窓部30から外部に排出される。また、図示していないが、ハーネス24から分岐されているファン装置20への給電線とアース線とがDCファンモータに接続されて、本例では3Vを給電する。
ファン装置20のフレーム20aの4つの側面には、空気の取込側の辺から排気側の辺までにかけて切欠き部21をそれぞれ形成するとよい。何故ならば、ファン装置20が駆動して空気の流れが生じたとき、インペラ20aに取り込まれずにフレーム20aの側面に沿って流れる空気に対して、フレーム20aの側面に切欠き部21を設けてこの流れを促進させれば、インペラ20aに取り込まれて、窓部30から排出される空気の流れも促進されることになるからである。
上記構成によるLED照明装置1の放熱作用について説明する。照明時にLEDパッケージ7に発生する熱は、基台部4に形成した凹部11にLEDパッケージ7が実装されるLED保持部3を収容しているために、基台部4に効率良く伝達される。この場合、上述したように、基台部4とLED保持部3とを直接接続しているビス12も熱伝導に効果的に寄与している。
そして、ファン装置20の駆動によって形成されて窓部20から排出される空気流により、支持柱16及び基台部4の端面が空気と熱交換することで、LED保持部3から基台部4に伝達される熱は放出されることになる。一方、基台部4は、溝29がフィンとして作用するために側面からの放熱も有効に行われている。また、インペラ20aに取り込まれずにフレーム20aの側面に沿って流れる空気により生じる負圧によって、窓部20から排出される空気の流れが促進されるため、支持柱16及び基台部4と空気との熱交換効率は高められる。
さらに、このとき、窓部30から排出される空気の一部は、基台部4の側面からレンズケース2の方向に流れるが、溝29をこの方向に沿って形成することにより、側面での空気の流れが促進されるため、基台部4の側面からの熱交換効率を効果的なものにしている。このような溝29の断面形状は、図5の(a)部、(b)部及び(c)部にそれぞれ概略的に示すように、三角形状、四角形状、半円形状の何れであってもよい。また、基台部4の形状も図4の(c)部に示すように、その断面形状が丸型の円柱体であってもよく、この場合は側面には半円状の溝29を形成している。
また、基台部4の端面での熱交換を高めるには、図6(a)に示すように、この端面の表面を凹凸面に構成するとよい。また、平面に限らず、この端面からファン装置20に向けて突出する突出部4Aを形成するとよい。この場合の突出部4Aは、その側面の形状が図6(b)部に示す階段状又は図6(c)に示す略テーパ状となるように形成する。これにより、ファン装置20によって取り込まれる空気は、この側面に沿って熱交換を行いながら流れて窓部30から排出される。
基台部4の端面の4隅に支持柱16に加えて、図7に示すように、端面の辺の中央にも支持柱16aを配置して窓部30の数を増やすことで、多様な空気流が形成されて冷却効果を高めることができる。また、他の変形例としては、図8に示すように、隣り合う支持柱16のそれぞれの中央部に基台部4の端面の辺に沿って桟26を架け渡して、ファン装置20からの空気の流れに沿った2段の窓部30a及び30bを形成することでも冷却効果が高まる。
LED照明装置1は、図9で示すようにハーネス24に固定で取り付けられるアーム31を備えている。アーム31は、LED照明装置1を操作者の身体に装着される眼鏡やヘッドベルト等の着用物や衣服に取り付けるときに使用される把持部23と回動自在に連結されている。把持部23は、それぞれの一端部が同軸でアーム31に回転自在に支持される一対の把持片23a及び23bと、ネジ27と、バネ28と、ナット32とで構成される。ネジ27は、把持片23bに固定で取り付けられており、ネジ軸の先端は把持片23aを貫通してナット32と嵌合している。そして、このネジ軸の把持片4aと把持片4bとの間の部分にはバネ27が嵌装されている。
上記のアーム31を備えるLED照明装置1は、例えば、眼鏡フレームに装着することで、人が着用することができる。この場合、把持部23は、把持片23A及び23Bの間に、眼鏡フレームで両眼を繋いでいるブリッジ部を挟み、そして、ナット26を締め付ける方向に回転させてブリッジ部を把持することで、LED照明装置1は眼鏡フレームに保持される。そして、把持している状態からナット28を緩めれば、把持片4A及び4Bの間隔が開いて、把持部4は装着部38の把持を解除する。また、眼鏡フレーム以外にも、人によって着用されるヘッドバンドや帽子等にも把持部4で把持して装着することができる。
<実施形態2>
図10は、実施形態2に係わるLED照明装置50の側断面図を示し、実施形態1に係るLED照明装置1と共通する構成については、同じ符号を付すことで詳しい説明を省略する。
LED照明装置50は、レンズ系5が収納される筒状のレンズケース2と、LED保持部3と、基台部4と、基台部4に形成される凹部7と、結合部6と、ファン装置51と、基台部4とファン装置51とを収容する筐体52等を備える。但し、本実施形態では、放熱部(ヒートシンク)としても作用している実施形態1での支持柱16を具備していない。
ファン装置51は、実施態様1でのファン装置20と同様の軸流型のファンである。筐体52は、両端に開口部52a、52bを有しており、この開口部52aには、図11で示すように、インペラ53が回転軸に装着された小型のDCファンモータの取付板54は、その周端が筐体52の内壁と接するよう嵌め込まれた状態で固定されている。そして、取付板54には、インペラ53が回転する周方向に沿って、複数の排気口56が一定間隔で設けられている。
四角体の基台部4の4つの側面のうち、ハーネス24を基台部4に組み込むときの受入口13が形成されている面以外の側面には、それぞれレンズケース2に向けて通風路55となる溝が形成されている。そして、基台部4は、通風路55が筐体52の軸方向と平行に開口部52bに嵌め込まれて固定される。
上記構成で、ファン装置51が駆動すると、開口部52bから取り込まれる空気は通風路55を通りファン装置51に吸い込まれて、排気口56から排気される。これにより、基台部4は、側面を通過する空気流との熱交換によって効果的に冷却されるために、基台部4のヒートシンクとしての機能が高まる。
そして、実施形態2の構成においても実施形態1の場合と同様に、基台部4におけるファン装置51と対向する端部の面を凹凸面としたり、或いはこの対向する端部の面をファン装置51に向けて突出させて、そのときの突出部の側面の形状が階段状又は略テーパ状となるように構成したりすることで、冷却効率を一層高めることが可能となる。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
1 LED照明装置
2 レンズケース
3 LED保持部
4 基台部
4A 突出部
5 照光レンズ
6 結合部
11 凹部
16 支持柱
20 ファン装置
20a フレーム
21 切欠き部
29 溝
30 窓部
50 LED照明装置
51 ファン装置
52 筐体
55 通風路

Claims (9)

  1. 第1及び第2の端面を有して前記第1の端面に照光レンズが設けられる筒状のレンズケースと、
    LED素子が実装されるLED保持部と、
    前記レンズケースの前記第2の端面側に設けられる基台部と、
    前記LED保持部を収納するよう前記基台部に形成される凹部と、
    前記レンズケースを前記第2の端面で前記凹部に嵌合させて前記基台部と結合させた状態を保持することで前記レンズケースの内部空間を密閉する結合部と、
    前記基台部から外部空間に突出するよう形成される支持柱と、
    前記支持柱によってフレームが支持されるファン装置と、
    前記LED保持部を前記凹部の底面に固定すると共にその先端が前記凹部の底面を貫通して前記ファン装置に向けて突出するよう設けられるビスと、
    を備えて、
    前記ファン装置は、取り込む空気を前記基台部における前記凹部と反対側の端面及び前記ビスに当てて、隣り合う前記支持柱が側枠で、前記フレームと前記基台部にあって互いに対向しているそれぞれの辺が上下枠となる窓部から排出する空気流を形成することを特徴とするLED照明装置。
  2. 第1及び第2の端面を有して前記第1の端面に照光レンズが設けられる筒状のレンズケースと、
    LED素子が実装されるLED保持部と、
    前記レンズケースの前記第2の端面側に設けられ、外側面には前記レンズケースに向かう複数の通風路を有する基台部と、
    前記LED保持部を収納するよう前記基台部に形成される凹部と、
    前記レンズケースを前記第2の端面で前記凹部に嵌合させて前記基台部と結合させた状態を保持することで前記レンズケースの内部空間を密閉する結合部と、
    前記基台部に対向して配置されるファン装置と、
    前記LED保持部を前記凹部の底面に固定すると共にその先端が前記凹部の底面を貫通して前記ファン装置に向けて突出するよう設けられるビスと、
    両端に開口部を有して内部に前記基台部と前記ファン装置とを収容する筐体と、を備えて、
    前記基台部は、前記通風路を一方の前記開口に臨ませて前記筐体内に配置されて、前記ファン装置は、前記通風路を通して取り込む空気を前記基台部における前記凹部と反対側の端面及び前記ビスに当てて、他方の前記開口から排気する空気流を前記筐体内に形成するよう前記筐体内に配置されることを特徴とするLED照明装置。
  3. 前記基台部における前記ファン装置と対向する端部の面を凹凸面とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のLED照明装置。
  4. 前記基台部における前記ファン装置と対向する端部の面を前記ファン装置に向けて突出させて、そのときの突出部の側面の形状が階段状又は略テーパ状となるように構成することを特徴とする請求項1又は2に記載のLED照明装置。
  5. 前記基台部の側面には、複数のを形成したことを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  6. 前記溝は、前記ファン装置から前記レンズケースに向かう方向に形成することを特徴とする請求項に記載のLED照明装置。
  7. 前記基台部における外側表面と前記凹部の内側表面とには、黒アルマイト処理を含む放熱塗装又は熱吸収塗装を施したことを特徴とする請求項1又は2に記載のLED照明装置。
  8. 前記放熱塗装は、環境負荷物質を含有しない処理液を使用した黒アルマイト処理であることを特徴とする請求項に記載のLED照明装置。
  9. 前記フレームにおいて、前記支持柱と略連通している側面には、切欠き部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
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