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JP6534903B2 - 内視鏡リプロセッサ - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡が配置される処理槽に、内視鏡またはチューブが接続される送気口が配置された内視鏡リプロセッサに関する。
内視鏡リプロセッサを用いて内視鏡の薬液処理を行う前に、内視鏡内部に送気して内視鏡内部の圧力変化を検出することにより、内視鏡のリークテストを行う場合がある。
具体的には、内視鏡の漏水検知は、内視鏡リプロセッサの処理槽に配置された内視鏡のリークテストポートにチューブの一端が接続されるとともに、内視鏡リプロセッサの処理槽に配置されたリークテスト用コネクタの送気口にチューブの他端が接続された状態において、送気口に連通する管路に設けられた送気ポンプが駆動され、送気口からチューブ、リークテストポートを介して内視鏡内部に気体が送気されることにより行われる。
ここで、リークテスト用コネクタにチューブまたは内視鏡のリークテストポートを接続する際、リークテスト用コネクタが濡れていると、リークテスト用コネクタ上の送気口周辺の水滴が送気口を介してリークテスト用コネクタ内、即ち管路内に浸入してしまう。
よって、リークテスト用コネクタ内に水滴が浸入した状態において内視鏡内部に送気を行うと、内視鏡内部に気体のみならず水滴までもが供給されてしまう。
よって、操作者は、リークテスト用コネクタに対してチューブまたは内視鏡のリークテストポートを接続する前に、リークテスト用コネクタの水分を拭き取る必要があり煩雑であった。
このような事情に鑑み、特許文献1には、処理槽内の液体が処理槽に配置されたチューブ接続用のコネクタ内に浸入してしまうことを防ぐため、コネクタに接続される管路に逆止弁が設けられた構成が開示されている。尚、コネクタ内に逆止弁が設けられた構成も周知である。
特開2012−66018号公報
しかしながら、逆止弁は、周知のようにクラッキング圧の個体差が大きいことから、リークテスト用コネクタに接続された管路や、リークテスト用コネクタ内に設けられていると、リークテストにおいて内視鏡内部の圧力変化を正確に検出することができないといった問題があった。
よって、リークテストにおいて、リークテスト用コネクタにチューブまたは内視鏡のリークテストポートを接続する際、逆止弁を用いること無く送気口を介してリークテスト用コネクタ内に水滴が浸入してしまうことを防ぐことができる構成が望まれていた。
本発明は、前記問題点を解決するためのものであり、リークテストの際、送気口周辺の水滴を自動的に除去することができる構成を具備する内視鏡リプロセッサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の一態様における内視鏡リプロセッサは、内視鏡が配置される処理槽と、前記処理槽に配置され、前記内視鏡が直接またはチューブを介して接続される第1送気口と、第1送気ポンプと、前記第1送気口と前記第1送気ポンプとをつなぐ第1管路と、前記第1送気口に向けて開口された第2送気口と、第2送気ポンプと、前記第2送気口と前記第2送気ポンプとをつなぐ第2管路と、を含み、前記処理槽を覆うカバーを含み、前記第1送気口は、前記カバーに覆われた部位内に配置され、前記第2送気口は、前記カバーに覆われた部位外に配置されている。
本発明によれば、リークテストの際、送気口周辺の水滴を自動的に除去することができる構成を具備する内視鏡リプロセッサを提供することができる。
第1実施の形態の内視鏡リプロセッサの構成を概略的に示す図 図1の内視鏡リプロセッサにおけるリークテストの際の制御部の各種駆動制御を示すフローチャート 第2実施の形態の内視鏡リプロセッサの構成を概略的に示す図 図3の内視鏡リプロセッサにおけるリークテストの際の制御部の各種駆動制御を示すフローチャート 図1、図3の内視鏡リプロセッサの一例を、カバーが開放され、処理槽に内視鏡が収納自在な状態において示す内視鏡リプロセッサの斜視図 図5の内視鏡リプロセッサの内部構成の一例を示す図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本発明の内視鏡リプロセッサは、内視鏡に対して、再生処理を施す装置である。ここでいう再生処理とは特に限定されるものではなく、水によるすすぎ処理、有機物等の汚れを落とす洗浄処理、所定の微生物を無効化する消毒処理、全ての微生物を排除もしくは死滅させる滅菌処理、またはこれらの組み合わせ、のいずれであってもよい。
なお、以下の説明において、上方とは比較対象に対してより地面から遠ざかった位置のことを指し、下方とは比較対象に対してより地面に近づいた位置のことを指す。また、以下の説明における高低とは、重力方向に沿った高さ関係を示すものとする。
図1は、本実施の形態の内視鏡リプロセッサの構成を概略的に示す図である。
図1に示すように、内視鏡リプロセッサ1は、内視鏡100が配置される処理槽4を装置本体2に具備している。
また、処理槽4に配置される内視鏡100の内視鏡情報を読み込み、内視鏡情報を内視鏡リプロセッサ1内に設けられた制御部70に送信する検知部99が、内視鏡リプロセッサ1の装置本体2の上面に設けられている。
尚、検知部99としては、内視鏡100に設けられたスコープIDを読み取るRFIDや、内視鏡100に設けられたバーコードを読み取るリーダや、操作者により直接内視鏡情報が入力されるパネル等が挙げられる。
処理槽4に、第1送気口150sを有するリークテスト用コネクタ35が設けられている。
リークテスト用コネクタ35の第1送気口150sには、内視鏡100のリークテストの際、チューブ180における他端に設けられたコネクタ180bが接続される。尚、内視鏡100のリークテストの際、チューブ180の一端に設けられたコネクタ180aは、内視鏡100のリークテストポート101に接続される。
第1送気口150sには、図示しない開閉弁が設けられており、コネクタ180bが接続された場合のみ開閉弁が開く、即ち、第1送気口150sが開口する構成をリークテスト用コネクタ35は有している。言い換えれば、第1送気口150sは、コネクタ180bが接続されていない場合は閉じている。
また、内視鏡100のリークテストの際、第1送気口150sに、チューブ180を介さずに、直接、内視鏡100がリークテストポート101に接続されても構わない。
第1送気口150sは、内視鏡リプロセッサ1内に設けられた送気ポンプ45と第1管路150によりつながれている。送気ポンプ45は、内視鏡リプロセッサ1内に設けられた制御部70によって駆動制御される。
また、処理槽4において、第1送気口150sに向けて第2送気口160sが開口されている。
第2送気口160sは、内視鏡リプロセッサ1内に設けられた第2管路160の他端を構成しており、第2管路160の一端は、第1管路150に対し送気ポンプ45よりも下流側に接続されている。即ち、第2管路160は、送気ポンプ45と第2送気口160sとを第1管路150を介してつないでいる。
尚、送気ポンプ45は、第1管路150を介して第1送気口150sに気体Aを送気する第1送気ポンプと、第2管路160を介して第2送気口160sに気体Aを送気する第2送気ポンプとが一体化されたものである。ただし、本発明はこれに限定されず、第1管路150を介して第1送気口150sに気体Aを送気する第1送気ポンプと、第2管路160を介して第2送気口160sに気体Aを送気する第2送気ポンプとは別体であってもよい。
尚、第2送気口160sは、図1に示すように、処理槽4の底面を指向するよう下向きに開口されていると、第2送気口160sの上側から垂れた液体が第2送気口160sを介して第2管路160内に浸入し難くなる。
また、第2送気口160sは下向きに開口されていなくとも、第2管路160内への液体の浸入を防ぐため、第2送気口160sの上側にひさし等が設けられていても良い。
また、第2管路160に、制御部70の制御によって開閉される開閉弁170が配置されている。よって、送気ポンプ45は、開閉弁170よりも上流側に配置されている。
尚、その他の内視鏡リプロセッサ1の構成は、周知であるため、その説明は省略する。
次に、本実施の形態の作用について、図2を用いて説明する。図2は、図1の内視鏡リプロセッサにおけるリークテストの際の制御部の各種駆動制御を示すフローチャートである。
リークテストを行う際、先ず、ステップS1において、制御部70は、検知部99が内視鏡100の内視鏡情報を読み取ったと検知すると、ステップS2において、制御部70は、開閉弁170を閉じる制御を行う(開閉弁CLOSE)。
次いで、制御部70は、送気ポンプ45を駆動する制御を行う(送気ポンプON)。その結果、開閉弁170は閉じているとともに第1送気口150sはコネクタ180bが接続されていない場合は閉じていることから、第1管路150内が加圧される。
その後、制御部70は、ステップS4において、開閉弁170を開ける制御を行う(開閉弁OPEN)と、第1管路150内の圧力が第2管路160を介して第2送気口160sから放出される。即ち、第1管路150内の気体が第2管路160を介して第2送気口160sから放出される。
この際、第2送気口160sは、第1送気口150sに向けて開口されていることから、第2送気口160sから放出された気体Aは、第1送気口150sに向けて吹き付けられる。
よって、リークテスト用コネクタ35の上面35jに水滴Wが付着している場合は、水滴Wは、第2送気口160sから放出された気体Aによって吹き飛ばされる。
次いで、制御部70は、ステップS5において、開閉弁170を閉じる制御を行う(開閉弁CLOSE)。その結果、開閉弁170は閉じているとともに第1送気口150sはコネクタ180bが接続されていない場合は閉じていることから、第1管路150内が再度加圧される。また、第2管路160内は、大気圧に戻る。
この第1管路150内が加圧された状態において、制御部70は、リークテスト用コネクタ35にチューブ180のコネクタ180bが接続されたか否かを、第1管路150内の圧力変化から検出する。
その後、リークテスト用コネクタ35にコネクタ180bが接続されたことを検出すると、制御部70は、リークテストのため、一定時間送気ポンプ45を駆動して内視鏡100内に、第1管路150、第1送気口150s、チューブ180、リークテストポート101を介して気体Aを送気した後、最後に、ステップS6において、送気ポンプ45の駆動を停止する制御を行う(送気ポンプOFF)。その後、内視鏡100内の圧力変化を検出してリークテストを行う。
このように、本実施の形態においては、処理槽4に、第2管路160の第2送気口160sが、チューブ180が接続されるリークテスト用コネクタ35の第1送気口150sに向けて開口されていると示した。
内視鏡リプロセッサ1は、第2送気口160sから第1送気口150sに向けて気体Aを供給できる構成を有していることから、リークテスト用コネクタ35の上面35jにおける第1送気口150s周りに付着した水滴Wを吹き飛ばすことができる。
また、第2管路160は、第1管路150に接続されており、検知部99が内視鏡100の内視鏡情報を読み取ると、第1管路150に設けられた送気ポンプ45が駆動されるのとともに、第2管路160に設けられた開閉弁170が開けられ、第2送気口160sから第1送気口150sに向けて気体が吹き付けられると示した。
検知部99が内視鏡情報を読み取ると、リークテスト用コネクタ35にチューブ180のコネクタ180bが接続される前に、第2送気口160sから第1送気口150sに向けた気体Aの供給により、リークテスト用コネクタ35の上面35jにおける第1送気口150s周りに付着した水滴Wを自動的に吹き飛ばすことができる。
このため、リークテスト用コネクタ35に対してコネクタ180bを接続した際、上面35jの水滴Wが第1送気口150sを介して第1管路150内に浸入してしまうことを防止することができる。
さらには、第2送気口160sから気体Aを供給して水滴Wを吹き飛ばした後、開閉弁170を閉じて第1管路150内を再加圧することにより、リークテスト用コネクタ35に対するコネクタ180bの接続検知も制御部70による一連の動作制御によって行うことができる。
以上から、リークテストの際、送気口周辺の水滴を自動的に除去することができる構成を具備する内視鏡リプロセッサ1を提供することができる
(第2実施の形態)
図3は、本実施の形態の内視鏡リプロセッサの構成を概略的に示す図である。
この第2実施の形態の内視鏡リプロセッサの構成は、図1、図2に示した第1実施の形態の内視鏡リプロセッサの構成と比して、処理槽における第2送気口の開口位置が規定されている点が異なる。
よって、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図3に示すように、本実施の形態においては、処理槽4に対してカバー3が開閉自在であり、第2送気口160sは、カバー3が処理槽4に閉じられた際、処理槽4におけるカバー3に覆われた部位外3gの領域に開口されている。
尚、第1送気口150s、即ち、リークテスト用コネクタ35は、処理槽4におけるカバー3に覆われた部位3i内の領域に配置されている。また、その他の構成は、上述した第1実施の形態と同じである。
次に、本実施の形態の作用について、図4を用いて説明する。図4は、図3の内視鏡リプロセッサにおけるリークテストの際の制御部の各種駆動制御を示すフローチャートである。
リークテストを行う際、先ず、ステップS1において、制御部70は、検知部99が内視鏡100の内視鏡情報を読み取ったと検知すると、ステップS2において、制御部70は、開閉弁170を閉じる制御を行う(開閉弁CLOSE)。
次いで、制御部70は、送気ポンプ45を駆動する制御を行う(送気ポンプON)。その結果、開閉弁170は閉じているとともに第1送気口150sはコネクタ180bが接続されていない場合は閉じていることから、第1管路150内が加圧される。
次いで、ステップS10に移行し、制御部70は、処理槽4に対してカバー3が開いているか否かを判定する。カバー3が閉じていれば、第2送気口160sは、カバー3に覆われた部位外3gの領域に配置されていることから、カバー3が邪魔をして第2送気口160sから気体Aを第1送気口150sに吹き付けることができないため、カバー3が開けられたことを検出するまでステップS3の判定を継続する。
尚、カバー3が開けられたことを検出した後のステップS4以降の制御部70の動作制御は、上述した第1実施の形態と同じであるため、その説明は省略する。
このように、本実施の形態においては、第2送気口160sは、カバー3が処理槽4に閉じられた際、処理槽4におけるカバー3に覆われた部位外3gの領域に配置されていると示した。
このことによれば、処理槽4においてカバー3が覆われた状態で行われるリークテストを伴わない内視鏡100の薬液処理工程において、薬液や水等の液体が第2送気口160sに付着してしまうことがないことから、第2送気口160sを介して第2管路160内に液体が浸入してしまうことを防ぐことができる。
尚、仮に第2管路160内に液体が浸入してしまったとしても、液体は、開閉弁170によって堰き止められ、第2管路160において開閉弁170よりも上流側に進入してしまうことがないことから、液体が第1管路150内に進入してしまうことがない。
さらには、上述したステップS2、S3に示したように、制御部70は、第1管路150内を加圧してから開閉弁170を開ける制御を行うことから、第2管路160内に浸入した液体を第2送気口160sから吐き出すことも可能である。
尚、その他の効果は、上述した第1実施の形態と同じである。
また、以下、変形例を示す。上述した第1、第2実施の形態においては、第2管路160は、第1管路150に接続されており、第1管路150に送気ポンプ45が設けられていると示した。
これに限らず、第1管路150と第2管路160とは接続されることなく別途に設けられているとともに送気ポンプも管路毎に第1送気ポンプ、第2送気ポントとして別途に設けられ、第1管路150は、第1送気ポンプと第1送気口150sとをつなぎ、第2管路160は、第2送気ポンプと第2送気口160sとをつなぐよう設けられていても構わない。尚、この場合、開閉弁170は不要となる。また、第1送気ポンプ、第2送気ポンプは、それぞれ制御部70により駆動制御される。
また、第2送気口160sから第1送気口150sに向けてより乾燥した気体Aを送気するため、第2管路160に吸湿フィルタが設けられていたり、ヒータが設けられていたりしても良い。
さらに、第2送気口160sから第1送気口150sに向けて気体Aを供給することにより、リークテスト用コネクタ35の上面35jの水滴Wを除去すると示したが、これに限らず、アルコール等の高揮発性液体を供給することによって水滴Wを除去しても構わないことは勿論である。
次に、上述した第1、第2実施の形態における内視鏡リプロセッサ1の構成の一例を、図5を用いて説明する。
図5は、図1、図3の内視鏡リプロセッサの一例を、カバーが開放され、処理槽に内視鏡が収納自在な状態において示す内視鏡リプロセッサの斜視図である。
図5に示すように、内視鏡リプロセッサ1は、使用済みの内視鏡100を再生処理するための装置であり、装置本体2と、その上部に、例えば図示しない蝶番を介して開閉自在に接続されたカバー3とにより、主要部が構成されている。
カバー3が、装置本体2に閉じられている状態では、装置本体2とカバー3とは、装置本体2及びカバー3の互いに対向する位置に配設された、例えばラッチ8により固定される構成となっている。
装置本体2の操作者が近接する図中前面であって、例えば左半部の上部に、洗剤/アルコールトレー11を、装置本体2の前方へ引き出し自在に配設することができる。
洗剤/アルコールトレー11には、内視鏡100を洗浄する際に用いられる洗浄剤が貯留された洗剤タンク11aと、洗浄消毒後の内視鏡100を乾燥する際に用いられるアルコールが貯留されたアルコールタンク11bとが収納されており、洗剤/アルコールトレー11が引き出し自在なことにより、各タンク11a、11bがセットできるようになっている。
尚、洗剤/アルコールトレー11には、2つの窓部11mが設けられており、該窓部11mにより、各タンク11a、11bに注入されている洗浄剤及びアルコールの残量が操作者によって確認できるようになっている。
また、装置本体2の前面であって、例えば右半部の上部に、図5に示すように、薬液トレー12が、装置本体2の前方へ引き出し自在に配設されている。薬液トレー12には、内視鏡100を消毒または滅菌する際に用いる薬液が注入された薬液ボトル12aと、緩衝剤が注入された薬液ボトル12bとが収納されており、薬液トレー12が、引き出し自在なことにより2つの薬液ボトル12a、12bを所定にセットできるようになっている。前記薬液としては例えば過酢酸水溶液が挙げられる。
尚、薬液トレー12には、2つの窓部12mが設けられており、該窓部12mにより、各薬液ボトル12a、12bに注入されている薬液、緩衝剤の残量が操作者によって確認できるようになっている。
さらに、装置本体2の前面であって、薬液トレー12の上部に、再生処理時間の表示や、薬液を加温するための指示釦等が配設されたサブ操作パネル13が配設されている。
また、装置本体2の図中前面の下部に、装置本体2の上部に閉じられているカバー3を、操作者の踏み込み操作により装置本体2の上方に開くためのペダルスイッチ104が配設されている。
また、装置本体2の上面の、例えば操作者が近接する前面側の右端寄りに、装置本体2の各動作のスタートスイッチ、及び各モードの選択スイッチ等の設定スイッチ類が配設されたメイン操作パネル25が設けられているとともに、操作者が近接する前面側の左端寄りに、近付けられた内視鏡100から内視鏡情報を受け取る、例えばRFIDから構成された検知部99が設けられている。ここでいう動作またはモードとしては、特に限定されないが例えば、すすぎ、洗浄、消毒、滅菌、または乾燥の1種が挙げられる。
また、装置本体2の上面であって、操作者が近接する前面に対向する背面側に、装置本体2に水道水を供給するための水道蛇口に接続された図示しない給水ホースが接続される給水ホース接続口31が配設されている。尚、給水ホース接続口31に、水道水を濾過するメッシュフィルタが配設されていてもよい。
さらに、装置本体2の上面の略中央部に、内視鏡収納口をカバー3によって開閉される、内視鏡100が収納自在な処理槽4が設けられている。
処理槽4は、操作者が近接する前面側に位置する第1の槽本体4tと、第1の槽本体4tよりも底面が低く位置しているとともに第1の槽本体4tよりも背面側に位置する第2の槽本体と、第1の槽本体4t及び第2の槽本体4dの内視鏡収納口の外周縁に連続して周設されたテラス部4rとにより構成されている。
第1の槽本体4t及び第2の槽本体4dは、使用後の内視鏡100が洗浄消毒される際、該内視鏡100が収納自在である。
第2の槽本体4dの底面には、処理槽4に供給された洗浄液、水、アルコール、消毒液等を処理槽4から排水するための排出口55が設けられているともに、処理槽4に供給された洗浄液、水、消毒液、または滅菌液等を、内視鏡100の内部に具備された各管路に供給する、またはメッシュフィルタ等を介し、後述する給水循環ノズル24から処理槽4に再度上記液体を供給するための循環口56が設けられている。尚、循環口には、洗浄液等を濾過するメッシュフィルタが設けられていても良い。
第2の槽本体4dの側面の任意の位置に、処理槽4に供給された洗浄液、水、消毒液、または滅菌液等の水位を検出するカバー付き水位センサ32が設けられている。
テラス部4rに、処理槽4に対し、洗剤タンク11aから水道水により所定の濃度に希釈される洗浄剤を供給するための洗剤ノズル22及び薬液を供給するための薬液ノズル23が設けられている。
また、テラス部4rに、処理槽4に対し給水するための、または循環口56から吸引した洗浄液、水、消毒液、または滅菌液等を、再度処理槽4に供給するための給水循環ノズル24と、処理槽4に供給された洗浄液、水、消毒液、または滅菌液等の異常水位を検知するフロートスイッチ91とが設けられている。
さらに、テラス部4rに、内視鏡100の内部に具備された送気送水管路及び吸引管路に、洗浄液、水、アルコール、消毒液、滅菌液またはエア等を供給するための複数、ここでは2つの送気送水/鉗子口用コネクタ33と、内視鏡100の内部に具備された副送水管路に、洗浄液、水、アルコール、消毒液、滅菌液またはエア等を供給するための複数、ここでは2つの副送水/鉗子起上用コネクタ34と、内視鏡100のリークテスト用コネクタ35とが設けられている。
次に、図5の内視鏡リプロセッサの内部構成の一例を、図6を用いて示す。図6は、図5の内視鏡リプロセッサの内部構成の一例を示す図である。
図6に示すように、内視鏡リプロセッサ1において、水道栓5がチューブ31aを介して接続された給水ホース接続口31は、給水管路9の一端と連通している。この給水管路9は、他端が三方電磁弁10に接続されており、管路の中途において、給水ホース接続口31側から順に、給水電磁弁15と、逆止弁16と、給水フィルタ17とが介装されている。
尚、給水フィルタ17は、定期的に交換できるように、カートリッジタイプの濾過フィルタとして構成されている。給水フィルタ17は、通過する水道水の異物、雑菌等を除去する。
三方電磁弁10は、流液管路18の一端と接続されており、給水循環ノズル24に対する給水管路9と流液管路18との連通を内部の弁によって切り替える。つまり、給水循環ノズル24は、三方電磁弁10の切り替え動作により、給水管路9と流液管路18とのいずれか一方と連通する。また、流液管路18の他端側には、液体のみを移送することができる、液体の移送能力に優れた非自吸式のポンプである流液ポンプ19が介装されている。
処理槽4に配設された循環口56は、循環管路20の一端に接続されている。循環管路20の他端は、流液管路18の他端及び第1管路150を兼ねたチャンネル管路21の一端と連通するように、2つに分岐している。チャンネル管路21の他端は、各コネクタ33、34、35、第2送気口160sに連通している。
チャンネル管路21は、管路の中途において、一端側から順に、チャンネルポンプ26、チャンネルブロック27、チャンネル電磁弁28、開閉弁170がそれぞれ介装されている。
チャンネルブロック27とチャンネル電磁弁28の間におけるチャンネル管路21には、洗浄ケース6と一端が接続しているケース用管路30の他端が接続されている。このケース用管路30には、リリーフ弁36が介装されている。尚、チャンネルポンプ26は、液体と気体とをどちらも、非自吸式ポンプよりも高圧で移送することができる自吸式のポンプから構成されている。
洗剤ノズル22は、洗浄剤管路39の一端と接続されており、洗浄剤管路39の他端は、洗剤タンク11aに接続されている。この洗浄剤管路39には、その中途に、洗浄剤を洗剤タンク11aから処理槽4まで持ち上げるため高圧の自吸式のポンプから構成された洗剤用ポンプ40が介装されている。
アルコールタンク11bは、アルコール管路41の一端と接続されており、このアルコール管路41はチャンネル管路21と所定に連通するように、チャンネルブロック27に接続されている。
このアルコール管路41には、アルコールをアルコールタンク11bから処理槽4まで持ち上げるため高圧の自吸式のポンプから構成されたアルコール供給ポンプ42と、電磁弁43とが介装されている。
また、チャンネルブロック27には、気体を移送することができる自吸式ポンプから構成された送気ポンプ45からの空気を供給するための第1管路150を兼ねたエア管路44の一端が所定にチャンネル管路21と連通するように接続されている。このエア管路44は、他端が送気ポンプ45に接続されており、エア管路44の中途位置には、逆止弁47と、定期的に交換されるエアフィルタ46とが介装されている。
排出口55内には、弁の切り替え動作により、外部へ洗浄液等を排出したり、薬液タンク58に薬液を回収したりするための開閉自在な図示しない弁体が設けられている。
排出口55は、外部排液口へ接続される不図示の排水ホースと一端が接続されて連通する排液管路59の他端と接続されており、この排液管路59には、非自吸式のポンプから構成された排水ポンプ60が介装されている。また、排出口55は、薬液回収管路61の一端と接続され、この薬液回収管路61の他端は薬液タンク58に接続されている。
薬液タンク58は、薬液ボトル12a、12bから薬液が供給されるように、薬液供給管路62の一端とも接続されている。
また、薬液タンク58内には、一端に吸引フィルタ63が設けられた薬液管路64の前記一端部分が所定に収容されている。この薬液管路64は、他端が薬液ノズル23に接続されており、中途位置に、薬液を薬液タンク58から処理槽4まで引き上げるため高圧の自吸式のポンプから構成された薬液移送部65が介装されている。
尚、処理槽4の底面の下部には、例えば2つの振動部52と、ヒータ53とが配設されている。
また、ヒータ53の温度調節のため、処理槽4の底面の略中央には、温度検知センサ53aが設けられている。
また、内視鏡リプロセッサ1の内部には、外部のACコンセントから電力が供給される電源71と、この電源71と電気的に接続される制御部70が設けられている。
この制御部70は、内視鏡リプロセッサ1に設けられたメイン操作パネル25及びサブ操作パネル13からの各種信号が供給され、上述した各ポンプ、各電磁弁などを駆動制御する。
1…内視鏡リプロセッサ
2…装置本体
3…カバー
3g…カバーに覆われた部位外
3i…カバーに覆われた部位
4…処理槽
4d…第2の槽本体
4r…テラス部
4t…第1の槽本体
5…水道栓
6…洗浄ケース
8…ラッチ
9…給水管路
10…三方電磁弁
11…アルコールトレー
11a…洗剤タンク
11b…アルコールタンク
11m…窓部
12…薬液トレー
12a…薬液ボトル
12b…薬液ボトル
12m…窓部
13…サブ操作パネル
15…給水電磁弁
16…逆止弁
17…給水フィルタ
18…流液管路
19…流液ポンプ
20…循環管路
21…チャンネル管路(第1管路)
22…洗剤ノズル
23…消毒液ノズル
24…給水循環ノズル
25…メイン操作パネル
26…チャンネルポンプ
27…チャンネルブロック
28…チャンネル電磁弁
30…ケース用管路
31…給水ホース接続口
31a…チューブ
32…水位センサ
33…鉗子口用コネクタ
34…鉗子起上用コネクタ
35…リークテスト用コネクタ
35j…上面
36…リリーフ弁
39…洗浄剤管路
40…洗剤用ポンプ
41…アルコール管路
42…アルコール供給ポンプ
43…電磁弁
44…エア管路(第1管路)
45…送気ポンプ(第1送気ポンプ)(第2送気ポンプ)
46…エアフィルタ
47…逆止弁
52…振動部
53…ヒータ
53a…温度検知センサ
55…排出口
56…循環口
58…薬液タンク
59…排液管路
60…排水ポンプ
61…薬液回収管路
62…薬液供給管路
63…吸引フィルタ
64…薬液管路
65…薬液移送部
70…制御部
71…電源
73…加温部
78…報知部
91…フロートスイッチ
99…検知部
100…内視鏡
101…リークテストポート
104…ペダルスイッチ
150…第1管路
150s…第1送気口
160…第2管路
160s…第2送気口
170…開閉弁
180…チューブ
180a…コネクタ
180b…コネクタ
A…気体
W…水滴

Claims (2)

  1. 内視鏡が配置される処理槽と、
    前記処理槽に配置され、前記内視鏡が直接またはチューブを介して接続される第1送気口と、
    第1送気ポンプと、
    前記第1送気口と前記第1送気ポンプとをつなぐ第1管路と、
    前記第1送気口に向けて開口された第2送気口と、
    第2送気ポンプと、
    前記第2送気口と前記第2送気ポンプとをつなぐ第2管路と、
    を含み、
    前記処理槽を覆うカバーを含み、
    前記第1送気口は、前記カバーに覆われた部位内に配置され、
    前記第2送気口は、前記カバーに覆われた部位外に配置されていることを特徴とする内視鏡リプロセッサ。
  2. 前記第1送気ポンプと前記第2送気ポンプとは1つの送気ポンプとして一体化されており、
    前記第2管路は前記第1管路に接続されており、
    前記第2管路に開閉弁が配置され、前記開閉弁よりも上流側に、前記1つの送気ポンプが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡リプロセッサ。
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