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JP6395993B1 - 内視鏡リークテスト接続具 - Google Patents

内視鏡リークテスト接続具 Download PDF

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JP6395993B1
JP6395993B1 JP2018535197A JP2018535197A JP6395993B1 JP 6395993 B1 JP6395993 B1 JP 6395993B1 JP 2018535197 A JP2018535197 A JP 2018535197A JP 2018535197 A JP2018535197 A JP 2018535197A JP 6395993 B1 JP6395993 B1 JP 6395993B1
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敬良 岩浪
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Abstract

内視鏡リークテスト接続具3は、正方向に回動することにより通気部14をリークテスト口金11から突出させ、負方向に回動することにより通気部14をリークテスト口金11内に埋没させる回動体21と、気体供給源に接続される気体導入口43と、リークテスト口金11から突出した通気部14に対向する対向部61、62と、対向部61、62に開口している気体導出口61a、62aと、気体導出口61a、62aと通気部14が液密に連通するようにシールするシール部61b、62bと、を含む。

Description

本発明は、内視鏡リークテスト接続具に関する。
従来、内視鏡は、被検体に使用する前に、内視鏡の内部空間が液密又は気密を維持しているか否かを検査するリークテストが行われる。リークテストでは、内視鏡の内部空間に気体を送り込み、送り込まれた気体のリーク状態によって液密又は気密の判定を行う。
例えば、日本国特開2013−42790号公報には、内視鏡に備えられたリークテスト口金に、送気テスタの内視鏡リークテスト接続具を接続し、送気テスタから圧縮空気を内視鏡の内部空間に送気してバルーンを膨張させ、内視鏡リークテスト接続具をリークテスト口金から取り外し、内視鏡を洗浄装置の液体に浸して洗浄するとともに、バルーンの状態を観察することによって内視鏡の気密状態を検査する、内視鏡が開示される。
内視鏡リークテスト接続具は、汚染の可能性のあるリークテスト口金の外面の一部を液密に覆い隠すため、送気を行った後、洗浄装置の液体に浸漬させる前に、ユーザによってリークテスト口金から取り外される。
しかし、従来の内視鏡リークテスト接続具では、リークテスト口金に接続した状態で洗浄装置の液体に浸漬させる場合、接続前に、接続によって液密にされるリークテスト口金の外面の一部を手作業によって清拭しなければならず、手間がかかる。
そこで、本発明は、汚染の可能性のあるリークテスト口金の外面の全体が外部の液体に接触できるようにリークテスト口金と接続できる、内視鏡リークテスト接続具を提供することを目的とする。
本発明の一態様の内視鏡リークテスト接続具は、回動リングと、前記回動リングに設けられた口金側係合部と、前記回動リングの回動動作に連動して突出及び埋没する通気部と、を備えた内視鏡のリークテスト口金の前記口金側係合部と非液密に係合する接続部側係合部を有し、前記リークテスト口金の外周部を非液密に覆うカバー面と、前記カバー面を内側に有し、正方向に回動することにより前記通気部を前記リークテスト口金から突出させ、負方向に回動することにより前記通気部を前記リークテスト口金内に埋没させる回動体と、気体供給源に接続される気体導入口と、前記リークテスト口金から突出した状態の前記通気部に対向する対向部と、前記気体導入口に連通しており、前記対向部に開口している気体導出口と、前記対向部に配置され、前記気体導出口と前記通気部が液密に連通するようにシールするシール部と、を含む。
本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサの処理槽の一例を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部に接続するリークテスト口金の一例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部に接続するリークテスト口金の一例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部に接続するリークテスト口金の一例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部の一例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部の一例を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部の一例を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部の一例を示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部とリークテスト口金の接続例を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部とリークテスト口金の接続例を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部とリークテスト口金の接続例を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部とリークテスト口金の接続例を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部とリークテスト口金の接続例を示す側面図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部の一例を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部の一例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部の一例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の変形例に係わる、内視鏡リークテスト接続具の内視鏡接続部の一例を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサ1の処理槽2の一例を説明するための説明図である。
内視鏡リプロセッサ1は、汚染された内視鏡E、及び、内視鏡Eの部品又は付属品等の再生処理を行う装置である。ここでいう再生処理とは、特に限定されるものではなく、水によるすすぎ、有機物等の汚れを落とす洗浄、所定の微生物を無効化する消毒、全ての微生物を排除、もしくは、死滅させる滅菌、又は、これらの組み合わせのいずれであってもよい。付属品は、特に限定されず、例えば、使用時に内視鏡Eに装着されて再生処理時に内視鏡Eから取り外される吸引ボタン、送気送水ボタン、または内視鏡Eの先端部を覆う先端カバーなどが挙げられる。
図1に示すように内視鏡リプロセッサ1は、処理槽2を有する。処理槽2には、内視鏡Eが保持網Nに保持された状態で収容される。
内視鏡Eと内視鏡リプロセッサ1は、内視鏡リークテスト接続具3によって接続される。内視鏡リークテスト接続具3は、チューブTと、一方の端部に設けられた内視鏡リプロセッサ接続部4と、他方の端部に設けられた内視鏡接続部5と、を有する。
(リークテスト口金11の構成)
まず、内視鏡接続部5に接続する内視鏡Eのリークテスト口金11について説明をする。
図2〜図4は、本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具3の内視鏡接続部5に接続するリークテスト口金11の一例を示す図である。図2が斜視図であり、図3及び図4が断面図である。図3及び図4は、内視鏡接続部5の切断面を表している。
図2に示すように、リークテスト口金11は、内視鏡Eに設けられ、内視鏡接続部5と接続できるように構成される。リークテスト口金11は、胴部12、回動リング13、通気部14、凸部15を有する。
胴部12は、内視鏡Eに凸設される。胴部12は、例えば、金属等を材質として筒状に形成される。胴部12は、内側に流路R1を有する。胴部12は、先端開口12a、先端周縁12b及び貫通凹部12cを有し、Oリング12dが取り付けられる。
先端開口12aは、胴部12の先端面の中央部に設けられる。
先端周縁12bは、先端開口12aの周縁に設けられ、面取り状に内縁から外縁にかけて基端方向へ傾斜するように形成される。
貫通凹部12cは、胴部12の先端側の外周部に設けられ、先端周縁12b側から口金側係合部13aに接続部側係合部25が移動できるように、先端周縁12bから回動リング13の先端に貫通する貫通凹状に形成される。
Oリング12dは、ゴム等を材質として構成され、胴部12の先端側の内周部に取り付けられる。
回動リング13は、例えば、金属等によって構成される。回動リング13は、胴部12の外周部の周方向に設けられ、リング状に形成される。回動リング13は、周方向に回動可能である。回動リング13は、内視鏡接続部5から回動力が伝達されるように、凹状に形成された口金側係合部13aを有する。また、回動リング13は、図示しない動力伝達機構により、内視鏡接続部5から受けた回動力を通気部14に伝達する。
通気部14は、例えば、金属等によって構成される。通気部14は、胴部12の内周部に突没可能に設けられ、胴部12から突出することによって通気可能である。通気部14は、例えば、円柱状に形成され、図示しない送りねじ等の動力伝達機構を有する。通気部14は、蓋部14a、首部14b、通気部本体14c、通気部開口14d及びOリング14eを有する。
蓋部14aは、通気部14の先端側に設けられ、円盤状に形成される。
首部14bは、蓋部14aから基端方向へ延設され、外周の一部を切り欠くように形成される。例えば、首部14bは、挿入方向Diに沿い、かつ周壁と交差する2つの平面によって外周部の両側を切り欠き、互いに平行状に対向するように形成された一対の平行側面14b1を有する。首部14bの短手方向の幅は、所定幅Wに設定される。
図3及び図4に示すように、通気部本体14cは、首部14bから基端方向へ延設される。通気部本体14cは、流路R1と連通した流路R1aを内側に有する。
通気部開口14dは、首部14bと隣り合うように設けられ、流路R1aと連通する。すなわち、通気部開口14dは、リークテスト口金11の内部に設けられる。
Oリング14eは、ゴム等を材質として構成され、通気部本体14cの基端側の外周部に取り付けられる。
凸部15は、胴部12の基端部から外方へ凸設される(図2)。
回動リング13が、負方向へ、所定角度回動すると、図3に示すように、通気部14は、胴部12に埋没する。蓋部14aの外周部がOリング12dに押し当たり、また、Oリング14eが胴部12の基端側の内周部に押し当たり、リークテスト口金11は、閉弁状態になる。
回動リング13が、正方向へ所定角度回動すると、図4に示すように、通気部14は、所定高さHだけ首部14bが露出するように、胴部12から突出する。通気部開口14dが外部に露出し、Oリング12dが蓋部14aから離間して通気部本体14cの外周部に押し当たり、Oリング14eが胴部12の基端側の内周部から離間し、リークテスト口金11は、開弁状態になる。
すなわち、リークテスト口金11は、回動リング13と、回動リング13に設けられた口金側係合部13aと、回動リング13の回動動作に連動して突出及び埋没する通気部14と、を備える。
(内視鏡接続部5の構成)
次に、内視鏡リークテスト接続具3の内視鏡接続部5の構成を説明する。
図5〜図8は、本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具3の内視鏡接続部5の一例を示す図である。図5が斜視図であり、図6が平面図であり、図7が正面図であり、図8が側面図である。
内視鏡接続部5は、リークテスト口金11と接続できるように構成される。内視鏡接続部5は、回動体21、誘導部31、チューブ接続部41、分岐部51、52及び対向部61、62、流路R2を有する。
回動体21、誘導部31、チューブ接続部41及び分岐部51の各々は、金属又は樹脂等を材質として構成される。回動体21は、リークテスト口金11の回動リング13を回動し、リークテスト口金11を開弁状態又は閉弁状態のいずれかにする。回動体21は、中央板22、側板23a、23b、支持板24a、24b及び接続部側係合部25を有する。
中央板22は、幅方向が挿入方向Diに沿うように設けられる。中央板22は、一方向側が凸面状、かつ一方向とは反対の他方向側が凹面状になるように、長さ方向が半円弧に沿うように設けられる。中央板22の他方向側の面は、リークテスト口金11の外周部を非液密に覆うカバー面22aを構成する。例えば、カバー面22aは、長さ方向がリークテスト口金11の外径よりも大きな内径を有して半円弧に沿うように設けられ、リークテスト口金11の外周部を非液密に覆う。
側板23a、23bの各々は、中央板22の両端部から他方向へ延設される。
支持板24a、24bの各々は、側板23a、23bの各々の端部からL字状に折れ曲がり、挿入方向Diに沿う方向へ延設される。支持板24a、24bの各々には、互いに対向するように、誘導部31を取り付けるための一対の軸孔Haが設けられる。
接続部側係合部25は、カバー面22aに凸設される。接続部側係合部25は、口金側係合部13aに内挿され、口金側係合部13aと非液密に係合する。
すなわち、回動体21は、カバー面22aを内側に有し、正方向に回動することによってリークテスト口金11から通気部14を突出させ、負方向に回動することにより通気部14をリークテスト口金11内に埋没させる。カバー面22aは、リークテスト口金11の口金側係合部13aと非液密に係合する接続部側係合部25を有し、リークテスト口金11の外周部を非液密に覆う。
誘導部31は、チューブ接続部41を回動可能に支持し、対向部61、62を回動体21の挿入方向Diと交差する平面上の位置に誘導する。誘導部31は、回動軸32a、32b、係止部33a、33bを有する。
回動軸32a、32bの各々は、一対の軸孔Haよりも小径になるように形成され、回動可能に一対の軸孔Haに挿通される。回動軸32a、32bの各々は、チューブ接続部41を回動体21に対して回動可能に支持する。
係止部33a、33bの各々は、回動軸32a、32bの端部に設けられ、一対の軸孔Haよりも大径になるように形成され、支持板24a、24bから脱落しないように、回動軸32a、32bを係止する。
チューブ接続部41は、チューブTを接続できるように構成される。チューブ接続部41は、接続部本体42、気体導入口43及び滑り止め突起44を有する。
接続部本体42は、筒状に形成される。接続部本体42は、外周部に回動軸32a、32bが連結される。
気体導入口43は、接続部本体42から先端方向へ延設される。気体導入口43は、チューブTが外嵌めされる。すなわち、気体導入口43は、気体供給源である内視鏡リプロセッサ1と接続される。
滑り止め突起44は、気体導入口43の外周部に設けられ、チューブTとの摩擦力を大きくし、チューブTの抜け落ちを抑える。
分岐部51、52は、接続部本体42の基端部から二股に分岐する。分岐部51、52は、一方向側の端部が、互いに所定幅W離間するように形成される。
対向部61、62は、ゴム等を材質として構成される。対向部61、62の各々は、分岐部51、52の各々の一方向側の端部に取り付けられる。対向部61、62は、外部から液密にされた状態で首部14bに装着できるように、所定高さHと同じ厚みを有し、互いに所定幅Wと同じ距離離間して平行状に配置される。対向部61、62は、リークテスト口金11から突出した状態の通気部14に対向する。対向部61、62は、気体導出口61a、62aとシール部61b、62bを有する。
気体導出口61a、62aは、通気部開口14dに臨む位置に設けられる。気体導出口61a、62aは、気体導入口43に連通しており、対向部61、62に開口している。
シール部61b、62bは、気体導出口61a、62aの周縁に設けられる。シール部61b、62bは、対向部61、62に配置され、気体導出口61a、62aと通気部14が液密に連通するようにシールする。
流路R2は、チューブ接続部41、分岐部51、52及び対向部61、62の内側に設けられる。
すなわち、チューブ接続部41、分岐部51、52及び対向部61、62は、回動体21に対して移動する移動体Mを構成する。
また、誘導部31は、回動体21に配置され、移動体Mを回動可能に支持する回動軸32a、32bを有する。
また、分岐部51、52及び対向部61、62は、移動体Mの凹部を形成する。誘導部31は、凹部に進入した通気部14に対向するように、移動体Mを移動させて対向部61、62を誘導する。
(動作)
内視鏡リークテスト接続具3の内視鏡接続部5の動作について説明をする。
図9及び図10は、本発明の第1実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具3の内視鏡接続部5とリークテスト口金11の接続例を説明するための説明図である。
図9に示すように、チューブ接続部41には、予めチューブTが取り付けられる。また、通気部14は、胴部12内に埋没している。ユーザは、リークテスト口金11の挿入の邪魔にならないように、誘導部31を中心に、チューブ接続部41を回動させ、リークテスト口金11が配置される所定位置の外方に、対向部61、62を移動させる。続いて、ユーザは、リークテスト口金11を挿入方向Diに沿って回動体21内に挿入し、接続部側係合部25を口金側係合部13aに挿入することにより、リークテスト口金11を所定位置に配置する。
図10に示すように、ユーザが正方向へ回動体21を回動させると、口金側係合部13a及び回動リング13は、回動する。通気部14は、一対の平行側面14b1が対向部61、62の装着方向に沿った向きで胴部12から突出する。リークテスト口金11の内部に設けられた通気部開口14dは、外部に露出する。リークテスト口金11は、開弁状態になる。
図11に示すように、ユーザが、誘導部31を中心にチューブ接続部41を回動させ、装着方向に沿って対向部61、62を首部14bに装着すると、気体導出口61a、62aは、シール部61b、62bによって液密に通気部開口14dと連通する。
図12及び図13に示すように、気体導出口61a、62aと通気部開口14dが連通すると、流路R1、R1a、R2は、連通する。内視鏡接続部5とリークテスト口金11は、互いに接続される。
ユーザは、さらに、再生処理用の図示しない内視鏡接続チューブによって内視鏡リプロセッサ1と内視鏡Eを接続しても構わない。
内視鏡Eを液体に浸漬させると、リークテスト口金11の外面である、胴部12の外周部、先端周縁12b、回動リング13の外周部及び蓋部14aの先端面は、液体に接触する。
内視鏡リプロセッサ1は、内視鏡E内に気体Arを送り込み、リークテストを行う。
リークテストの終了後、ユーザは、誘導部31を中心にチューブ接続部41を回動させ、対向部61、62を首部14bから外し、負方向へ回動体21を回動することによって通気部14を胴部12に埋没させ、リークテスト口金11を閉弁状態にする。
第1実施形態によれば、内視鏡リークテスト接続具3は、汚染の可能性のあるリークテスト口金11の外面の全体が外部の液体に接触できるようにリークテスト口金11と接続できる。
(第1実施形態の変形例)
第1実施形態では、移動体Mの回動によって対向部61、62がリークテスト口金11に装着されるが、移動体Mのスライドによって対向部61、62がリークテスト口金11に装着されるように構成しても構わない。
図14は、本発明の第1実施形態の変形例に係わる、内視鏡リークテスト接続具3の内視鏡接続部5aの一例を示す側面図である。本変形例では、他の実施形態及び変形例と同じ構成の一例については、説明を省略する。
誘導部31aは、移動体Mがスライドする軌道を構成するスライド孔34を有する。
スライド孔34は、支持板24a、24bに設けられ、支持板24a、24bの幅方向に延びるように形成される。スライド孔34の孔幅は、回動軸32a、32bよりも大きく、係止部33a、33bよりも小さく設定される。
ユーザは、リークテスト口金11の挿入の邪魔にならないように、スライド孔34に沿ってチューブ接続部41を他方向へスライドさせ、所定位置の外方に、対向部61、62を移動させる。ユーザは、リークテスト口金11を回動体21内に挿入して所定位置に配置し、接続部側係合部25を口金側係合部13aに挿入する。
ユーザが、正方向へ回動体21を回動させると、通気部開口14dは、外部に露出する。リークテスト口金11は、開弁状態になる。
ユーザが、スライド孔34に沿ってチューブ接続部41を一方向へスライドさせると、対向部61、62が首部14bに装着され、内視鏡接続部5aとリークテスト口金11は、互いに接続される。
リークテストの終了後、ユーザが、チューブ接続部41を他方向へスライドさせると、対向部61、62は、首部14bから外れる。
すなわち、誘導部31aは、回動体21に配置され、移動体Mをスライド可能に支持する軌道を有する。
第1実施形態の変形例によれば、内視鏡リークテスト接続具3は、弾性変形を抑えるように移動体Mのスライドによって対向部61、62を着脱でき、汚染の可能性のあるリークテスト口金11の外面の全体が外部の液体に接触できるようにリークテスト口金11と接続できる。
(第2実施形態)
第1実施形態及び変形例では、対向部61、62が挿入方向Diに交差する平面上の位置に配置されるが、対向部61、62は、挿入方向Diに沿うように、筒体71の内周部に設けられても構わない。
図15及び図16は、本発明の第2実施形態に係わる、内視鏡リークテスト接続具3の内視鏡接続部5bの一例を示す断面図である。図15及び図16は、内視鏡接続部5bの切断面を表している。本実施形態では、他の実施形態及び変形例と同じ構成の一例については、説明を省略する。
内視鏡接続部5bは、筒体71、通気部収容部81、流路R3、逆止弁91及び気体導入口101を有する。
筒体71は、例えば、金属又は樹脂等を材質として構成される。筒体71は、リークテスト口金11に外挿して取り付けることができるように、筒状に形成される。筒体71は、内側に、リークテスト口金11の外周部を非液密に覆うように形成したのカバー面72を有する。例えば、カバー面72は、リークテスト口金11の外径よりも大きな内径を有して円弧に沿うように設けられ、リークテスト口金11の外周部を非液密に覆う。カバー面72には、口金側係合部13aに挿入する接続部側係合部25が凸設される。
通気部収容部81は、筒体71の先端部に設けられる。通気部収容部81は、リークテスト口金11の外径よりも小さい内径を有し、胴部12から突出した通気部14が収容される。蓋部14aの先端面は、通気部収容部81の先端側開口82を介して外部に露出する。通気部収容部81は、シール部83、84を有する。
シール部83は、ゴム等を材質としたOリングによって構成される。シール部83は、通気部収容部81の先端側の内周壁に設けられ、胴部12から突出した蓋部14aの外周部に当たることによって首部14b及び通気部開口14dを外部から液密にする。
シール部84は、ゴム等を材質としたOリングによって構成される。シール部84は、通気部収容部81の基端側の内周壁に設けられ、通気部本体14cの外周部に当たることによって首部14b及び通気部開口14dを外部から液密にする。シール部83、84間の通気部収容部81の内周部は、対向部85を構成する。対向部85には、気体導入口101と連通する気体導出口86が開口する。
すなわち、前記シール部83、84は、前記通気部収容部81の内周壁の先端側と基端側に設けられたOリングである。
逆止弁91は、気体導出口86に設けられる。逆止弁91は、気体導入口101から通気部収容部81に向かう順方向へ気体Arを流し、逆方向へ気体Arを流さないように逆止する。逆止弁91は、弁軸92、コイルバネ93、Oリング94を有する。
弁軸92は、金属又は樹脂等を材質として構成され、一方の端部にストッパを有し、他方の端部にバネ受けを有し、気体導出口86に挿通される。ストッパは、一方の端部に向かうに従って円錐状に拡径し、錐面にOリング94が設けられ、気体導出口86の通気部収容部81側の周縁に当止めされる。
コイルバネ93は、金属等によって構成され、弁軸92の外周部を取り巻くように設けられ、一端が気体導出口86の気体導入口101側の周縁に押し当たり、他端がバネ受けに押し当たり、気体導出口86を閉塞する方向へ、弁軸92を付勢する。
気体導入口101は、気体導出口86と連通するように、通気部収容部81の外周部に取り付けられる。気体導入口101は、滑り止め突起102にチューブTが外嵌めされ、チューブTの外方に抜け落ち防止リング103が取り付けられる。
すなわち、カバー面72と、対向部85とは、筒体71の内周部に配置されている。
図16に示すように、ユーザは、筒体71をリークテスト口金11に外挿し、カバー面72によって胴部12の外周部を非液密に覆う。ユーザは、接続部側係合部25を口金側係合部13aに挿入する。ユーザが筒体71を正方向へ回動させると、接続部側係合部25によって口金側係合部13a及び回動リング13が回動する。通気部14が胴部12から突出し、通気部収容部81に収容され、対向部85と対向する。シール部83、84によって通気部開口14dと気体導出口86は、液密に連通する。リークテスト口金11は、開弁状態になる。
内視鏡Eを液体に浸漬させると、リークテスト口金11の外面である、胴部12の外周部、先端周縁12b、回動リング13の外周部及び蓋部14aの先端面は、液体に接触する。
内視鏡リプロセッサ1は、気体導入口101から気体Arを導入する。気体Arが導入されると、逆止弁91が開弁し、リークテスト口金11は、気体導出口86及び通気部開口14dを介して気体Arが導入される。
リークテストの終了後、ユーザが筒体71を負方向へ回動させると、通気部14が胴部12に埋没する。
第2実施形態によれば、内視鏡リークテスト接続具3は、通気部14とのシール性を高めることができ、汚染の可能性のあるリークテスト口金11の外面の全体が外部の液体に接触できるようにリークテスト口金11と接続できる。
さらに、第2実施形態によれば、内視鏡リークテスト接続具3は、筒体71をリークテスト口金11に外挿し、筒体71を正方向に回動させて通気部開口14dと気体導出口86を連通させることができる。したがって、第2実施形態では、内視鏡リークテスト接続具3は、ユーザによる移動体Mを接続する手間がかからず、移動体Mの付け忘れ又は外れが生じない。
(第2実施形態の変形例)
第2実施形態では、シール部83、84が、通気部収容部81の内周壁に設けられたOリングによって構成されるが、シール部87は、通気部収容部81aの内周壁によって構成されても構わない。
図17は、本発明の第2実施形態の変形例に係わる、内視鏡リークテスト接続具3の内視鏡接続部5cの一例を示す断面図である。図17は、内視鏡接続部5cの切断面を表している。本変形例では、他の実施形態及び変形例と同じ構成の一例については、説明を省略する。
筒体71a及び通気部収容部81aの内周壁は、弾性変形可能なゴム等を材質として構成される。通気部収容部81aの内径は、通気部14が液密に収容されるように、通気部14の外径以下に設定される。通気部収容部81aの内径が通気部14の外径未満に設定されたとき、弾性変形によって通気部収容部81aの内径が押し広げられて通気部14が収容される。通気部収容部81aの内周壁は、シール部87を構成する。
通気部14が収容されると、蓋部14a及び通気部本体14cがシール部87押し当たる。シール部87は、気体導出口86と、通気部14とを液密に連通させる。
すなわち、シール部87は、前記通気部収容部81aの内周壁である。
第2実施形態の変形例によれば、通気部収容部81aの内周壁によってシール部87を構成することができ、汚染の可能性のあるリークテスト口金11の外面の全体が外部の液体に接触できるようにリークテスト口金11と接続できる。
なお、実施形態及び変形例では、口金側係合部13aが凹状に形成され、接続部側係合部25が凸状に形成されるが、口金側係合部13aが凸状に形成され、接続部側係合部25が凹状に形成されても構わない。
なお、第2実施形態及び第2実施形態の変形例では、内視鏡接続部5b、5cは、逆止弁91を有するが、逆止弁91を有しなくても構わない。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本発明によれば、汚染の可能性のあるリークテスト口金の外面の全体が外部の液体に接触できるようにリークテスト口金と接続できる、内視鏡リークテスト接続具を提供することができる。
本出願は、2017年8月28日に日本国に出願された特願2017−163661号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲に引用されるものとする。

Claims (7)

  1. 回動リングと、前記回動リングに設けられた口金側係合部と、前記回動リングの回動動作に連動して突出及び埋没する通気部と、を備えた内視鏡のリークテスト口金の前記口金側係合部と非液密に係合する接続部側係合部を有し、前記リークテスト口金の外周部を非液密に覆うカバー面と、
    前記カバー面を内側に有し、正方向に回動することにより前記通気部を前記リークテスト口金から突出させ、負方向に回動することにより前記通気部を前記リークテスト口金内に埋没させる回動体と、
    気体供給源に接続される気体導入口と、
    前記リークテスト口金から突出した状態の前記通気部に対向する対向部と、
    前記気体導入口に連通しており、前記対向部に開口している気体導出口と、
    前記対向部に配置され、前記気体導出口と前記通気部が液密に連通するようにシールするシール部と、
    を含む内視鏡リークテスト接続具。
  2. 移動体を有し、
    前記対向部は、前記移動体の凹部を形成し、
    前記凹部に進入した前記通気部に対向するように、前記移動体を移動させて前記対向部を誘導する誘導部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡リークテスト接続具。
  3. 前記誘導部は、前記回動体に配置され、前記移動体を回動可能に支持する回動軸を有することを特徴とする請求項2に記載の内視鏡リークテスト接続具。
  4. 前記誘導部は、前記回動体に配置され、前記移動体をスライド可能に支持する軌道を有することを特徴とする請求項2に記載の内視鏡リークテスト接続具。
  5. 筒体を有し、
    前記カバー面と、前記対向部とは、前記筒体の内周部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡リークテスト接続具。
  6. 前記筒体は、前記通気部を収容する通気部収容部を有し、
    前記シール部は、前記通気部収容部の内周壁の先端側と基端側に設けられたOリングである、
    請求項5に記載の内視鏡リークテスト接続具。
  7. 前記筒体は、前記通気部を収容する通気部収容部を有し、
    前記シール部は、前記通気部収容部の内周壁である、
    請求項5に記載の内視鏡リークテスト接続具。
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