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JP6498080B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、レバー式コネクタと嵌合可能なコネクタに関する。
例えば、レバー式コネクタと嵌合可能なコネクタとして、特開2015−72871号公報(下記特許文献1)に記載のものが知られている。このコネクタは、レバー式コネクタが内部に嵌合されるフード部を有しており、フード部の天井壁には、フード部内に向かって突出する略円柱状のカムピンが設けられている。
一方、レバー式コネクタは、フード部のカムピンと係合するカム溝を有するレバーが回動可能に装着されている。コネクタとレバー式コネクタとは、レバーを回動させると、カムピンとカム溝とのカム作用により、互いに引き寄せられて嵌合するようになっている。
特開2015−72871号公報
ところで、上記のコネクタでは、略円柱状のカムピンがフード部の天井壁にのみ支持された形態とされているため、カムピンがレバーの回動に伴ってカム溝の壁面から強い力を受けると、カムピンの付け根部分に応力が集中する。このため、コネクタとレバー式コネクタとの嵌合抵抗が高くなって、カムピンの付け根部分に応力が集中すると、レバーによってカムピンの根元部分が剪断されるようにしてカムピンが破損してしまう虞がある。
本明細書では、カムピンが破損することを防ぐ技術を開示する。
本明細書によって開示される技術は、レバーを変位可能に支持するレバー式コネクタと嵌合可能なコネクタであって、前記レバー式コネクタが嵌合可能な嵌合部を有し、前記嵌合部に突設された柱状のカムピンと前記レバーとが係合した場合に、カム作用により前記レバー式コネクタと前記嵌合部とが嵌合する樹脂製のハウジングと、前記カムピンにおいて前記レバーが係合する位置を挟んで前記カムピンの付け根とは反対側の位置と前記嵌合部とに一体に連なる補強部とを備える構成とした。
このような構成のコネクタによると、柱状のカムピンがレバーの係合する位置の両側において支持された両持ち状になる。つまり、カムピンに力が加わると、カムピンのレバーが係合する位置の両側に応力が分散されるから、例えば、柱状のカムピンが一端部においてのみ支持され、カムピンの一端部にのみ応力が集中するものに比べて、カムピンが剪断されて破損することを抑制することができる。
本明細書によって開示されるコネクタは、以下の構成としてもよい。
前記嵌合部は、前記レバー式コネクタが内部に嵌合されるフード状に形成され、前記カムピンは、前記嵌合部における嵌合方向に沿って延びる基壁から突出して形成されており、前記補強部は、前記カムピンの突出端部と前記嵌合部の嵌合方向における奥側の奥壁との間を嵌合方向に延びて形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、補強部がカムピンの突出端部から嵌合部の奥壁に向けて嵌合方向に延びて形成されているから、例えば、補強部が、カムピンの突出端部から嵌合部の基壁と対向する壁部に向けて延びて形成されている場合に比べて、端子の配置スペースを邪魔することがなく、嵌合部内を省スペース化できる。
前記補強部は、前記カムピンにおいて前記レバーが係合する部分よりも幅広に形成されており、前記補強部には、スリットが形成されている構成としてもよい。
補強部の強度を向上させるために補強部を幅広に形成すると、補強部における樹脂の厚みが増すため、成形後の補強部に変形が発生する、いわゆるひけが生じる虞があり、補強部が変形すると、これに伴ってカムピンが変形してしまう嫌いがある。
ところが、上記の構成によると、補強部にスリットが形成され、補強部の厚みが増すことを防ぐことができるから、補強部にひけが生じることが抑制され、補強部にひけに起因したカムピンの変形を防ぐことができる。
本明細書によって開示される技術によれば、カムピンが破損することを防ぐことができる。
基板用コネクタを一部切り欠いた状態を示す正面図 同背面図 図1のA−A線断面図 図1のB−B線断面図 図1のC−C線断面図 レバー式コネクタの正面図 同背面図 基板用コネクタとレバー式コネクタとの嵌合前の状態を示す平面図 同側面図 基板用コネクタとレバー式コネクタとを浅く嵌合させた状態を基板用コネクタの背面側から視た図 基板用コネクタとレバー式コネクタとの嵌合完了後の状態を基板用コネクタの背面側から視た図 図10のD−D線断面図 図11のE−E線断面図
<実施形態>
本明細書に開示された技術における一実施形態について図1から図13を参照して説明する。
本実施形態は、図示しない基板に固定され、レバー式コネクタ50が嵌合される基板用コネクタ10を例示している。なお、以下の説明において、上下方向とは、図1、図6および図9における上下方向を基準とする。また、前後方向とは、図8および図9における左右方向を基準とし、レバー式コネクタ50と基板用コネクタ10とが互いに嵌合する側を前側として説明する。
基板用コネクタ10は、図1から図5に示すように、雄端子20と、複数の雄端子20を保持する合成樹脂製の雄ハウジング30とを備えて構成されている。
雄ハウジング30は、図1に示すように、左右方向に横長な形態とされており、前方に向けて略矩形状に開口するフード状の嵌合部31を有している。嵌合部31内には、レバー式コネクタ50が前方から嵌合可能とされており、嵌合部31内における各内壁は、嵌合方向に沿って延びるフラットな形態とされている。なお、図1、図2、図8、図10から図13では、雄ハウジング30の一部を図示省略している。
嵌合部31の嵌合方向の奥側に配される奥壁32の下半分は、図1から図5に示すように、端子保持部33とされており、端子保持部33には、雄端子20が圧入された状態で上下左右に複数並んで保持されている。
各雄端子20は、図3から図5に示すように、L字状をなしており、嵌合部31の奥壁32から前方に突出する接続部21と、嵌合部31の奥壁32から後方に突出した後、その後端部から下方に延びて基板に接続される基板接続部22とを備えて構成されている。
嵌合部31の奥壁32における端子保持部33の上方には、図1に示すように、奥壁32から前方に向けて突出する一対の嵌合規制部35が設けられている。
一対の嵌合規制部35は、左右方向に横長な板状に形成されており、端子保持部33が設けられた領域に沿うようにして、左右方向に並んで配されている。また、各嵌合規制部35は、図3から図5に示すように、雄端子20の接続部21よりも前方に突出して形成されており、レバー式コネクタ50が嵌合部31内に位置ずれして嵌合された際に、嵌合規制部35とレバー式コネクタ50とが干渉することで、レバー式コネクタ50が雄端子20に接触して雄端子20が損傷することを防ぐことができるようになっている。
嵌合部31の上側に位置する天井壁(「基壁」の一例)36の内面36Aには、図1から図5に示すように、カムピン37が下方に突出して形成されている。カムピン37は、略円柱状に形成されており、端子保持部33が設けられた領域まで上下方向に真っ直ぐ延びて、一対の嵌合規制部35の間に配されている。また、カムピン37は、突出端部である下半分が大径部38とされ、カムピン37の上半分が大径部38よりもやや小径の小径部39とされている。このため、小径部39と大径部38との境界部分であるカムピン37の上下方向略中央部には、下方に向けて拡幅するテーパ状のテーパ面37Aが全周に亘って形成されている。
一方、レバー式コネクタ50は、図6から図9に示すように、複数の雌端子(図示せず)を内部に収容する合成樹脂製の雌ハウジング51と、雌ハウジング51に回動変位可能に支持される合成樹脂製のレバー60とを備えて構成されている。
雌ハウジング51は、図6から図9に示すように、左右方向に横長なブロック状をなしており、雄ハウジング30の嵌合部31内に前方から嵌合可能とされている。雌ハウジング51の内部における下半分には、複数の雌端子が個別に収容される端子収容室53が設けられており、端子収容室53の後方から雌端子が収容可能とされている。
端子収容室53の上方には、図7に示すように、レバー60が装着されるレバー収容部54が設けられており、レバー収容部54の前壁55には、図6、図12および図13に示すように、雄ハウジング30と雌ハウジング51とが嵌合する際に、カムピン37が進入する導入溝56が前方に向かって開口して形成されている。
レバー60は、図7および図8に示すように、略矩形平板状のレバー本体61を有している。レバー本体61の一端側には、図12および図13に示すように、レバー収容部54に設けられた支軸57に嵌合可能な軸孔62が設けられ、レバー本体61の他端側には、レバー本体61を回動操作するための操作部63が設けられている。軸孔62は、レバー本体61に対して板厚方向に貫通する丸孔とされており、この軸孔62にレバー収容部54の支軸57を嵌合させることで、レバー60が雌ハウジング51に回動可能に支持される。そして、レバー60は、支軸57を中心に、レバー本体61がレバー収容部54から突出した嵌合初期位置(図12を参照)と、レバー本体61がレバー収容部54内に完全に収容された嵌合完了位置(図13を参照)との間を回動可能となる。
また、レバー本体61には、図8、図12および図13に示すように、雄ハウジング30のカムピン37が進入可能なカム溝64が形成されている。カム溝64は、レバー本体61の側面61Aに開口した形態でレバー本体61を板厚方向に貫通して形成されており、レバー本体61の側面61Aから軸孔62に近づくように円弧状に形成されている。
カム溝64の開口は、レバー60が嵌合初期位置に配されると、レバー収容部54の導入溝56と一致し、前方に向けて臨んだ状態となる。そして、雄ハウジング30と雌ハウジング51との嵌合が開始されると、カムピン37が導入溝56を通してカム溝64内に進入する。
カムピン37がカム溝64内に進入したところで、レバー本体61をレバー収容部54内に収容するようにしてレバー60を嵌合完了位置に向けて回動させると、カムピン37の小径部39とカム溝64の内壁64Aとが係合する。そして、カムピン37がカム溝64の奥部64Bに向けて案内されることで、雌ハウジング51と雄ハウジング30とがカム作用によって互いに引き寄せられて嵌合が進行する。そして、レバー60が嵌合完了位置に至ると、カムピン37がカム溝64の奥部64Bに至り、両コネクタ10,50が正規の嵌合状態に至る。
また、レバー収容部54の前壁55の内面には、レバー60の開きを規制する規制部58が突設されている。規制部58は、その突出端部にレバー60の外周面に沿って延びる弧状の規制面58Aを有しており、カムピン37とレバー60とが係合してレバー60に大きな力が加わった際に、レバー60の外周面と規制部58の規制面58Aとが当接し、規制部58がレバー60を支持する。これにより、カム溝64が開くようにしてレバー60が変形することを規制することができるようになっている。
さて、カムピン37の突出端部である大径部38は、図3から図5に示すように、嵌合部31の奥壁32から前方に向かって延出された補強部40と一体に連結されている。つまり、カムピン37は、嵌合部31の奥壁32に補強部40を介して連結されると共に、嵌合部31における天井壁36の内面36Aに連結されることで両持ち状に形成されている。言い換えると、カムピン37は、カムピン37においてレバー60が係合する小径部39を挟んだ上下両端部において天井壁36と補強部40とによって支持された状態となっている。
詳細には、補強部40は、大径部38の下半分の位置から奥壁32に向けて真っ直ぐ延びた形態をなしており、補強部40の幅寸法は、小径部39よりも幅広な大径部38の左右方向の幅寸法とほぼ同じ大きさに設定されている。つまり、補強部40は、嵌合部31を前方から視た際に、大径部38の後方に隠れるように配されている。また、補強部40の左右方向中央部には、前後方向に延びるスリット41が嵌合部31の奥壁32から大径部38まで延びている。このスリット41は、大径部38の内部にまで亘って設けられており、嵌合部31を前後方向に貫通して形成されている。また、嵌合部31の奥壁32には、カムピン37を成形するための型抜き孔43が設けられており、この型抜き孔43の下縁部に補強部40が連結されている。
本実施形態は、以上のような構成であって、続いて、基板用コネクタ10とレバー式コネクタ50との嵌合動作について説明すると共に、その作用および効果について説明する。
まず、基板用コネクタ10とレバー式コネクタ50とを互いに向かい合わせに配置し、基板用コネクタ10の嵌合部31内にレバー式コネクタ50の雌ハウジング51を嵌合させる。
嵌合部31内に雌ハウジング51が浅く嵌合すると、図12に示すように、嵌合部31内のカムピン37が雌ハウジング51の導入溝56に進入する。さらにこのまま、嵌合部31と雌ハウジング51を嵌合させると、カムピン37が導入溝56を通してレバー60のカム溝64内に進入する。
カム溝64内にカムピン37が進入したところで、レバー60の操作部63を押圧操作して、レバー60を嵌合初期位置から嵌合完了位置に向けて回動させる。すると、カムピン37がカム溝64の内壁64Aと係合することでカム溝64に沿って変位し、この係合によるカム作用によって、雄ハウジング30と雌ハウジング51とが引き寄せられて嵌合が進行する。
ところで、カムピン37とカム溝64の内壁64Aとが係合してカム作用が働く際には、カムピン37がレバー60から大きな力を受けるため、レバー60によってカムピン37が剪断されるなどカムピン37が破損することが懸念される。
ところが、本実施形態によると、カムピン37は、カムピン37の付け根部分が嵌合部31の天井壁36に支持され、カムピン37の突出端部である大径部38が補強部40を介して嵌合部31の奥壁32に支持されて両持ち状とされている。つまり、カムピン37に対して大きな力が加わったとしても、その応力がカムピン37の付け根部分とカムピン37の大径部38の2箇所に分散されるから、例えば、天井壁のみで支持された片持ち状のカムピンに比べて、カムピン37が剪断されるようにして破損することを抑制することができる。
一方、レバー60は、カム溝64が開くような大きな力が加わった際に、レバー60の外周面と規制部58の規制面58Aとが当接してレバー60が規制部58によって支持されるから、レバー60が変形して破損することが規制される。
このようにして、雄ハウジング30と雌ハウジング51との嵌合が進行してカムピン37がカム溝64の奥部64Bに至り、レバー60が嵌合完了位置に配されてレバー収容部54内に収容されると、基板用コネクタ10とレバー式コネクタ50とが正規の嵌合状態に至る。
以上のように、本実施形態によると、嵌合部31の天井壁36から突出する円柱状のカムピン37は、その一端(付け根部分)が天井壁36に支持され、カムピン37の他端(突出端部である大径部38)が嵌合部31の奥壁32に連なる補強部40によって支持されることで両持ち状に構成されているから、カムピン37に対して加わる力をカムピン37の両端部に分散することができる。これにより、カムピン37に対して大きな力が加わったとしても、カムピン37が剪断されるように破損することを抑制することができる。
ところで、例えば、嵌合部の左右に位置する側壁もしくは嵌合部の底壁とカムピンの大径部との双方に連なるように補強部を形成することでカムピンを両持ち状に形成することも考えられる。
しかしながら、補強部の後方には、雄端子を配することができなくなってしまうため、側壁もしくは底壁とカムピンの大径部とに連なるように補強部を設けると、補強部を避けて雄端子を配置することになり、嵌合部が大型化してしまう。
ところが、本実施形態によると、嵌合部31におけるカムピン37の後方のデッドスペースを利用するようにして補強部40が大径部38の後方に配されているから、嵌合部31が大型化することを抑制しつつ、カムピン37を補強することができる。
また、本実施形態によると、補強部40をカムピン37の大径部38と同様の幅寸法に設定することで、嵌合部31が大型化することを抑制しつつ、補強部40の強度を向上させることができるものの、樹脂の厚みが増すと、成形後の補強部40に変形(ひけ)が生じてしまうことが懸念される。
ところが、本実施形態によると、補強部40には、全長に亘って前後に延びるスリット41が形成され、このスリット41が、カムピン37の大径部38内まで延びることで、補強部40や大径部38の厚みが増すことが軽減されているから、補強部40およびカムピン37にひけが生じることを抑制することができる。つまり、補強部40や大径部38に生じるひけに伴ってカムピン37全体が変形することを防ぐことができるようになっている。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、カムピン37の大径部38が補強部40を介して嵌合部31の奥壁32と連結された構成とした。しかしながら、これに限らず、カムピンの大径部が、嵌合部の左右両側の側壁や嵌合部の底壁と補強部を介して連結される構成にしてもよい。
(2)上記実施形態では、補強部40が、カムピン37の大径部38の下半分に連なっている構成とした。しかしながら、これに限らず、補強部が大径部の上半分に連なることで、カムピンの途中の位置に補強部が連結される構成にしてもよい。
(3)上記実施形態では、嵌合部31内に雌ハウジング51が嵌合可能とされ、カムピン37が嵌合部31の天井壁36の内面36Aから嵌合部31内に突出する構成とした。しかしながら、これに限らず、ブロック状の嵌合部が雌ハウジングに設けられたフード部内に嵌合可能とされ、カムピンが嵌合部の外面から外側に向けて突出し、その突出端部が嵌合部の外面に連なる補強部に連結される構成にしてもよい。
(4)上記実施形態では、レバー60が雌ハウジング51に回動可能に支持される構成とした。しかしながら、これに限らず、レバーが雌ハウジングにスライド可能に支持される構成にしてもよい。
10:基板用コネクタ(コネクタ)
30:雄ハウジング(ハウジング)
31:嵌合部
32:奥壁
36:天井壁(基壁)
38:大径部(カムピン37の突出端部)
40:補強部
41:スリット
50:レバー式コネクタ
60:レバー

Claims (3)

  1. レバーを変位可能に支持するレバー式コネクタと嵌合可能なコネクタであって、
    前記レバー式コネクタが嵌合可能な嵌合部を有し、前記嵌合部に突設された柱状のカムピンと前記レバーとが係合した場合にカム作用により前記レバー式コネクタと前記嵌合部とが嵌合する樹脂製のハウジングと、
    前記カムピンにおいて前記レバーが係合する位置を挟んで前記カムピンの付け根とは反対側の位置と前記嵌合部とに一体に連なる補強部とを備えており、
    前記補強部は、前記カムピンにおいて前記レバーが係合する部分よりも幅広に形成されているコネクタ。
  2. 前記嵌合部は、前記レバー式コネクタが内部に嵌合されるフード状に形成され、前記カムピンは、前記嵌合部における嵌合方向に沿って延びる基壁から突出して形成されており、
    前記補強部は、前記カムピンの突出端部と前記嵌合部の嵌合方向における奥側の奥壁との間を嵌合方向に延びて形成されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 記補強部には、スリットが形成されている請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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