JP6496096B1 - 手技トレーニング用多目的固定具 - Google Patents
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Abstract
Description
一方で、医療分野における患部や身体の特定部位の3次元視覚化は、インフォームドコンセント、診療方針の決定、医療教育、医学研究の場などでのニーズが高まっている。特に、3次元造形モデルを利用した3次元視覚化の場合、視覚だけでなく、立体形状を実際に手に触れて見ることで、コンピュータ画像では伝えきれない多くの情報を伝えることができる。近年、複数樹脂の同時噴射により、硬性樹脂と柔軟性樹脂を組み合わせ、機械的性質の異なる樹脂を用いた3次元造形モデルを作製できる3次元プリンタが知られており、3次元プリンタを用いて、その形状構造に関して表面や内部構造まで再現できるようになっている。
上記特許文献1に開示されたような生体に近い力学特性を再現できる生体質感モデルを用いることで、より効果の高い外科手術における手技トレーニングが可能となってきている。
一般に、手術の難易度は、臓器等の位置、角度又は状態の違い等によって、大きく変化する。例えば、膜の剥離トレーニングを行う場合に、平面状に位置する膜を剥離する場合と、窪んだ状態にある膜を剥離する場合とでは、難易度が異なってくる。
また、皮膚に対して処置を行う場合において、皮膚が張った状態と、張っていない状態とでは、切開や縫合を行う際の難易度が異なる。
このような、難易度の変化は、臓器モデルの性質だけで表現することは不可能である。
しかしながら、上記特許文献2に開示された手術練習キットでは、臓器を不安定な状態にすることは可能であるが、トレーニングのパターンが限定的であり、また、難易度を自由に変化させてトレーニングを行うことができないという問題がある。
これは、載物台の角度を変えて止めネジで固定するものであり、約30°傾けることで実際の心臓手術に近似した模擬体験を可能とする。このように、手技のトレーニングにおいては、臓器の角度を変化させるだけでもトレーニングの難易度を変えることは可能である。しかしながら、上記特許文献3に開示された手術手技訓練用シミュレータは、多様な手技トレーニングのパターンを提供するものではない。
かかる状況に鑑みて、本発明は、多様な手技につきトレーニングを行うことができ、かつ、トレーニングの難易度を容易に変化させることのできる手技トレーニング用多目的固定具を提供することを目的とする。
プレートが、ヒンジ部を介して回動自在に対向して連結配置されることにより、術者のニーズに合わせた形状にプレート連結体を変形させることができる。
中央プレート、第1のプレート及び第2のプレートは樹脂製であることが好ましいが、金属などその他の材質でも構わない。
保持部材係止部が、第1及び第2のプレートに設けられることにより、保持部材係止部に係止される保持部材の位置や角度も自在に調整可能となり、手技トレーニングにおける難易度の調整が容易となる。
保持面には、面ファスナのフック部又はループ部の少なくとも何れかが設けられることが好ましい。
固定対象となる生体質感臓器としては、例えば、生体に近い力学特性を再現した生体質感モデルなどが挙げられる。
これまでは、手技のトレーニングを行う際には、載置台の上に臓器が置かれた状態でトレーニングを行うのが一般的であった。しかしながら、実際の手術において、患者の体内には臓器の載置台は存在しないので、例えば、臓器の吻合のトレーニングを行う場合には、吻合を行う箇所の近辺には載置台が存在しないことが好ましい。そこで、保持面同士が当接しない隙間を設けることで、載置台が存在しない空間を作出し、該隙間を吻合等の手技を行う箇所として利用することで、スムーズなトレーニングを可能とする。
保持面の法線とプレート面の法線との間の角度が50°を超えると、保持面の面積が狭くなり、生体質感臓器を配置するスペースが十分に得られなくなる。また、40°未満では、後述する生体質感臓器の一部を収納し得る凹部が形成し難くなるからである。
第1又は第2のプレートは、ヒンジ部を介して中央プレートの上下に屈曲することで、プレート連結体の形状を自在に変化させることが可能である。したがって、例えば、生体質感臓器として皮膚モデルを使用する場合、プレート連結体上に皮膚モデルを固定した状態で、第1又は第2のプレートを屈曲することで、皮膚モデルの形状を変化させることができる。
そこで、保持部材が、第1及び第2のプレートに係止された場合に、中央プレート側に生体質感臓器の一部を収納し得る凹部を有することにより、皮膚モデル等を安定的に保持することが可能となる。凹部には生体質感臓器を挟持するための弾性体が用いられていてもよい。
留め具は、生体質感臓器を固定するために用いられるが、生体質感臓器の固定は留め具のみにより行ってもよいし、保持部材と併用してもよい。留め具を備えることにより、多様な固定が可能となる。
留め具が磁石により固定されることにより、固定の位置や向きを自在に調整でき、利便性が向上する。
中央プレートは第1及び第2のプレートと連結しているため、中央プレートの姿勢を調整し得ることにより、中央プレートと共に第1及び第2のプレートの姿勢も調整でき、多様な角度調整が可能である。したがって、脚部は、ボールジョイント機構を備えることがより好ましい。
また、脚部の底部には、吸盤等の固定機構が設けられることが好ましい。かかる機構が設けられることにより、トレーニング中においても固定具本体が安定し、効果的なトレーニングが可能となる。
本発明の手技トレーニング用多目的固定具は、机上に設置してトレーニングを行うことも可能であるし、公知のドライボックスやシミュレータの中に設置して使用することも可能である。
第1及び第2のプレートの外側に更にプレートが設けられることにより、プレート連結体の形状をより柔軟に調整でき、難易度の変化が容易となる。また、延設されたプレートの外側に更にプレートを延設してもよい。
なお、第1及び第2のプレートが、中央プレートと連結する長辺と反対側の長辺に、ヒンジ部を介して回動自在に連結されたプレートは、第1及び第2のプレートに取り付けられる保持部材と同様の機能を有するものでもよい。すなわち、かかる場合には、第1及び第2のプレートに連結されたプレートは、生体質感臓器を保持し得る保持面を有することが好ましく、また、生体質感臓器の一部を収納し得る凹部を形成可能であってもよい。
第1及び第2のプレートについては、固定する生体質感臓器、トレーニングの種類又は術者の便宜を考慮して、多角形状又は半円状にすることができる。
同一形状かつ左右対称とされることで、固定具本体の安定性が向上する。
図2(1)に示すように、蝶番(5a,5b)は、螺子51を用いてプレート2aとプレート2bに固定されている。また、蝶番(5c,5d)は、螺子51を用いてプレート2bとプレート2cに固定されている。蝶番(5a〜5d)により、プレート2aとプレート2b、又は、プレート2bとプレート2cは、それぞれ回動自在に接続されている。
プレート2aには強磁性体の金属から成るクリップ固定部(6a,6b)が設けられ、プレート2cにも強磁性体の金属から成るクリップ固定部(6c,6d)が設けられている。
保持部材(4a,4b)は、手技トレーニングの内容に合わせて、脱着自在に取付可能である。プレート(2a,2c)に保持部材(4a,4b)を取り付ける際は、図3(1)の矢印19に示すように、プレート(2a,2c)のそれぞれ両端部から係合部(7a,7b)にスライドさせて係合し、係止部(8a〜8d)により係止する。係止部(8a〜8d)が設けられることにより、保持部材(4a,4b)がプレート(2a,2c)から脱落することを防止できる。
面ファスナ(41a,41b)には、面ファスナのフック部が一面に設けられているが、これとは異なりループ部が設けられていてもよい。また、面ファスナ(41a,41b)の面の法線は、プレート(2a,2c)の面の法線に対して略45°の角度で設けられているが、これは後述するが、プレート(2a,2c)を屈曲させて、間隙を有する載置部を作出するためである。
挟持部(42a,42b)は、図1に示すように、保持部材(4a,4b)をプレート(2a,2c)に取り付けた状態において孔部が形成されるように設けられている。
なお、プレート(2a〜2c)及び保持部材(4a,4b)は樹脂製であるが、金属等その他の材質を用いても構わない。
また、図2(2)に示すように、脚部3の底面には吸盤3aが設けられており、設置場所に安定的に固定できる構造となっている。多目的固定具1は、机上に設置してトレーニングを行うことも可能であるし、公知のドライボックスやシミュレータの中に設置して使用することも可能である。
なお、図示しないが、脚部3には、上部に雄螺子部が設けられ、プレート2bの下面に設けられた雌螺子部と螺着している。そのため、例えば、必要に応じて脚部3を取り替えるといったことも可能である。
しかしながら、術者のスキルレベルによっては、より難易度の高いトレーニングを望むことも考えられる。そのような場合には、図4(1)に示す例とは異なり、皮膚が張った状態を作出して、トレーニングを行うことができる。すなわち、図4(2)に示すように、皮膚モデル11を挟持部(42a,42b)に挿し込んだまま、プレート(2a,2c)を下方に屈曲することで、容易に皮膚モデル11を張った状態とすることができる。皮膚モデル11が張った状態で切開すると、切開箇所は広がりやすくなるため、縫合の難易度は高くなる。ここでは、プレート(2a,2c)を下方に約45°屈曲した状態を示しているが、屈曲する角度を細かく調整することで、難易度を自在に変化させることが可能である。
このような難易度の調整は、トレーニングを行う術者自身の手によって行うことができるため、術者は自らトレーニングシナリオを想像し、チャレンジレベルを工夫して設定し、設定した難易度をクリアする喜びを体感することができる。このように術者自らがトレーニングの難易度を容易に変化させることのできる固定具を用いることで、術者は目的意識を失わず、トレーニングに対する意欲を持続させることができる。
実際の手術において、患者の体内には臓器の載置台は存在しないので、吻合を行う臓器の端部同士は、宙に浮いた状態にあり、かかる状態で吻合を行う必要がある。したがって、間隙12に臓器モデルの端部が配置されるように固定することで、臓器の端部同士が宙に浮いた状態を再現できることとなる。
膵臓と空腸の吻合トレーニングを行う場合は、図6(1)に示すように、まず、空腸モデル13の一端を磁石付きクリップ9で挟持し、クリップ固定部6aに固定する。空腸モデル13本体は、空腸モデル13の他端が間隙12上に位置するように、保持部材4a上に載置される。
また、面ファスナバンド15には、面ファスナのループ部が表面上に設けられている。そこで、膵臓モデル14の胴部に面ファスナバンド15の裏面が当接するように、面ファスナバンド15を巻き付けて、保持部材4bの面ファスナ41b上に固定する。固定に当たっては、膵臓モデル14の一端が間隙12上に位置するように配置する。
これにより、空腸モデル13及び膵臓モデル14の端部がいずれも宙に浮いた状態を再現できることとなる。
また、胆管モデル16を面ファスナ41a上に載置し、さらに面ファスナバンド15のループ部と面ファスナ41aのフック部が係合するように、胆管モデル16の胴部を跨いで貼り付けて固定する。貼り付けに当たっては、胆管モデル16の一端が間隙12上に位置するように配置する。
これにより、空腸モデル13及び胆管モデル16の端部がいずれも宙に浮いた状態を再現できることとなる。
また、磁石付きクリップ9を使用すると、臓器モデルをしっかりと挟持することができるのに対して、面ファスナバンド15を使用すると、磁石付きクリップ9の場合よりもやや緩やかに固定することができる。したがって、実際の手術を想定して、臓器が動かないように固定したい場合には、磁石付きクリップ9を使用し、臓器を緩やかに固定したい場合には、面ファスナバンド15を使用して固定するといった調整が可能である。
このように、手技の難易度を変化させるだけではなく、実際の手術に近似した状態を作出するために、多目的固定具1を用いることもできる。
多目的固定具10においては、実施例1で示した多目的固定具1から保持部材(4a,4b)は取り外されている。保持部材(4a,4b)を取り外すことにより、プレート連結体2は略平面形状となり、シート状の物を配置するのに適した形状となる。
なお、プレート連結体2がプレート(2a〜2c)から成り、蝶番(5a〜5d)によって回動自在に接続されているのは、実施例1と同様である。
図8(1)に示すように、多目的固定具10においては、予めクリップ固定部(6a〜6d)に磁石付きクリップ(9a〜9d)が取り付けられているが、図6で示した例のように、磁石付きクリップ(9a〜9d)は必要に応じて脱着可能であり、常に全てを使用する必要はない。
また、磁石付きクリップ(9a〜9d)は、クリップ固定部(6a〜6d)の設けられる範囲で位置を微調整したり、向きを変えたりすることも可能である。磁石付きクリップ(9a〜9d)は、面ファスナ(41a,41b)とは異なり、クリップで固定するものであるため、トレーニングの種類や目的によって固定方法を選択することができる。すなわち、例えば、臓器の一端をしっかりと保持したい場合には、磁石付きクリップ(9a〜9d)を用い、臓器全体を緩やかに固定したい場合には、前述の面ファスナバンド15と面ファスナ(41a,41b)を用いて固定するといった選択ができる。
図8(1)及び(2)に示すように、その他の構成については、実施例1で示した多目的固定具1と同様である。
磁石付きクリップ(9a〜9d)は、クリップ固定部(6a〜6d)に固定されているため、図9に示す状態で、術者は剥離トレーニングを行うことが可能である。
また、図10(2)に示すように、多目的固定具10は、剥離シート17が取り付けられた状態で、プレート2aは下方へ約45°屈曲し、プレート2cは上方へ約45°屈曲している。これにより、剥離シート17は、プレート2aとプレート2bの境界部において凸部が形成されるだけではなく、プレート2bとプレート2cの境界部においては凹部が形成されることとなる。また、剥離シート17は全体として傾斜した状態となる。これらにより、剥離トレーニングはより繊細な手技が必要となり難易度が向上する。実施例1と同様に、プレート(2a,2c)を屈曲させる角度を調整することで、さらに難易度を変化させることも可能である。
このように、術者の習熟度等に応じて、簡単な操作で、容易に難易度を変えることが可能である。
プレート2aと保持部材4a、又は、プレート2bと保持部材4bの少なくとも何れかが、蝶番等の関節機構により接続された構成でもよい。
2 プレート連結体
2a〜2c プレート
3 脚部
3a 吸盤
4a〜4c 保持部材
5a〜5d 蝶番
6a〜6d クリップ固定部
7a,7b 係合部
8a〜8d 係止部
9,9a〜9d 磁石付きクリップ
11 皮膚モデル
12 間隙
13 空腸モデル
14 膵臓モデル
15 面ファスナバンド
16 胆管モデル
17 剥離シート
18 臓器モデル
19 矢印
41a〜41c 面ファスナ
42a,42b 挟持部
51 螺子
Claims (11)
- 手術の手技トレーニングのために、実際の臓器の質感及び外観を再現あるいはデフォルメした生体質感臓器を固定する固定具であって、
前記固定具は、固定具本体と該固定具本体に脱着自在の複数の保持部材とから成り、
前記固定具本体は、
長方形状の中央プレートと該中央プレートの両方の長辺側にヒンジ部を介して回動自在に対向して連結配置された第1及び第2のプレートとから構成されるプレート連結体と、前記中央プレートの下面に取り付けられた脚部とから成り、
前記第1及び第2のプレートは、前記保持部材を係止するための保持部材係止部を備え、
前記保持部材は、前記生体質感臓器を保持し得る保持面を有し、前記第1及び第2のプレートに係止された場合に、該保持面がプレート面に対して傾斜面になるように構成されたことを特徴とする手技トレーニング用多目的固定具。 - 前記プレート連結体は、前記保持部材の前記保持面が水平面になるように、前記第1及び第2のプレートをヒンジ部で回動させて、前記中央プレートの長軸に対して左右対称になるように配置した場合に、左右の前記保持面が当接せず、前記中央プレートの上方に隙間が生じることを特徴とする請求項1に記載の手技トレーニング用多目的固定具。
- 前記保持部材は、前記第1及び第2のプレートに係止された場合に、保持面の法線とプレート面の法線との間の角度が40〜50°の範囲になるように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の手技トレーニング用多目的固定具。
- 前記保持部材は、前記第1及び第2のプレートに係止された場合に、前記中央プレート側に前記生体質感臓器の一部を収納し得る凹部を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の手技トレーニング用多目的固定具。
- 前記固定具は、少なくとも1つの留め具を更に備え、前記プレート連結体を構成する少なくとも何れかのプレートに、前記留め具をプレートに固定し得る留め具固定部を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の手技トレーニング用多目的固定具。
- 前記留め具は、磁石を備え、前記プレート連結体を構成する少なくとも何れかのプレートの全体又は一部の領域が強磁性を示す金属又は合金から成ることを特徴とする請求項5に記載の手技トレーニング用多目的固定具。
- 前記脚部は、関節機構又はボールジョイント機構を備え、該機構を用いて、前記中央プレートの姿勢を調整し得ることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の手技トレーニング用多目的固定具。
- 前記第1及び第2のプレートは、前記中央プレートと同じく長方形状であり、長辺の長さが前記中央プレートの長辺と略同じであることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の手技トレーニング用多目的固定具。
- 前記第1及び第2のプレートは、前記中央プレートと連結する長辺と反対側の長辺に、ヒンジ部を介して回動自在に連結されたプレートを備えることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の手技トレーニング用多目的固定具。
- 前記第1及び第2のプレートは、前記中央プレートの長辺と略同じ長さの辺を一辺に有する多角形状、又は、前記中央プレートの長辺と略同じ長さの直径もしくは弦とする半円状であることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の手技トレーニング用多目的固定具。
- 前記第1及び第2のプレートは、同一形状であり、前記中央プレートの長軸に対して左右対称であることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の手技トレーニング用多目的固定具。
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