JP6393040B2 - 防水扉 - Google Patents
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建物開口部を閉鎖して第1側と第2側とに仕切る扉体と、
全閉状態にある扉体を水平方向に圧迫する水平圧迫手段と、
を備え、
前記扉体の第1側から第2側に向けて水圧が作用するものとし、
前記水平圧迫手段は、前記扉体を第1側から第2側に向かって圧迫するように構成されている、
防水扉、である。
1つの態様では、前記第1側が室外側であり、前記第2側が室内側であり、前記水平圧迫手段は、前記扉体を室外側から室内側に向かって圧迫するように構成されている。
前記ガイド体は、第1側辺と第2側辺を備え、
前記第2側辺には、全閉状態にあるシャッターカーテンの第2側面部に対向するように、高さ方向に亘ってガイド体側止水用弾性部材が設けてあり、
前記水平圧迫手段によって、全閉状態にあるシャッターカーテンの第1側面部を第2側へ向かって圧迫することで、シャッターカーテンの第2側面部が前記ガイド体側止水用弾性部材に圧接して当該シャッターカーテンの幅方向両端部の止水構造が形成される。
1つの態様では、前記第1側が室外側であり、前記第2側が室内側であり、
前記ガイド体は、室外側辺と室内側辺を備え、前記室内側辺には、全閉状態にあるシャッターカーテンの室内側面部に対向するように、高さ方向に亘ってガイド体側止水用弾性部材が設けてあり、
前記水平圧迫手段によって、全閉状態にあるシャッターカーテンの室外側面部を室内側へ向かって圧迫することで、シャッターカーテンの室内側面部が前記ガイド体側止水用弾性部材に圧接して当該シャッターカーテンの幅方向両端部の止水構造が形成される。
垂直圧迫状態にある扉体を水平方向に圧迫する前記水平圧迫手段としての第2圧迫手段と、
を備え、
前記第1圧迫手段によって、全閉状態にあるシャッターカーテンを垂直方向に圧迫して垂直圧迫状態とし、
前記第2圧迫手段によって、垂直圧迫状態にあるシャッターカーテンの第1側面部を第2側へ向かって圧迫することで水平圧迫状態とし、
下降中のシャッターカーテンの上下に隣接する任意の2枚のパネルにおいて、上パネルの下端面と下パネルの上端面とは離間した状態にあり、
上パネルの第1側面部の下端側、下パネルの第1側面部の上端側のいずれか一方には第1側垂直片が、他方には当該第1側垂直片がオーバーラップする第1側段差部が形成されており、離間した上パネルの下端面と下パネルの上端面との第1側に隙間が形成されないように構成されており、
上パネルの第2側面部の下端側、下パネルの第2側面部の上端側のいずれか一方には第2側垂直片が、他方には当該第2側垂直片がオーバーラップする第2側段差部が形成されており、離間した上パネルの下端面と下パネルの上端面との第2側に隙間が形成されないように構成されており、
前記第2側垂直片の幅方向両端は前記ガイド体内に位置すると共に、切り欠かれており、
前記第2側段差部の幅方向両端は前記ガイド体内に位置すると共に、前記第2側垂直片の切り欠きに対応して第1パネル側止水用弾性部材が設けてあり、
上パネルの下端面と下パネルの上端面の一方あるいは両方にはパネルの全幅に亘って延びる第2パネル側止水用弾性部材が設けてあり、当該第2パネル側止水用弾性部材の幅方向両端部は前記第1パネル側止水用弾性部材に接触ないし一体化されており、
垂直圧迫状態において、前記第2パネル側止水用弾性部材が圧接され、
水平圧迫状態において、前記第1パネル側止水用弾性部材が前記ガイド体側止水用弾性部材に圧接されるように構成されている。
1つの態様では、前記第1側が室外側であり、前記第2側が室内側であり、
前記第2圧迫手段によって、垂直圧迫状態にあるシャッターカーテンの室外側面部を室内側へ向かって圧迫することで水平圧迫状態とし、
下降中のシャッターカーテンの上下に隣接する任意の2枚のパネルにおいて、上パネルの下端面と下パネルの上端面とは離間した状態にあり、
上パネルの室外側面部の下端側、下パネルの室外側面部の上端側のいずれか一方には室外側垂直片が、他方には当該室外側垂直片がオーバーラップする室外側段差部が形成されており、離間した上パネルの下端面と下パネルの上端面との室外側に隙間が形成されないように構成されており、
上パネルの室内側面部の下端側、下パネルの室内側面部の上端側のいずれか一方には室内側垂直片が、他方には当該室内側垂直片がオーバーラップする室内側段差部が形成されており、離間した上パネルの下端面と下パネルの上端面との室内側に隙間が形成されないように構成されており、
前記室内側垂直片の幅方向両端は前記ガイド体内に位置すると共に、切り欠かれており、
前記室内側段差部の幅方向両端は前記ガイド体内に位置すると共に、前記室内側垂直片の切り欠きに対応して第1パネル側止水用弾性部材が設けてあり、
上パネルの下端面と下パネルの上端面の一方あるいは両方にはパネルの全幅に亘って延びる第2パネル側止水用弾性部材が設けてあり、当該第2パネル側止水用弾性部材の幅方向両端部は前記第1パネル側止水用弾性部材に接触ないし一体化されており、
垂直圧迫状態において、前記第2パネル側止水用弾性部材が圧接され、
水平圧迫状態において、前記第1パネル側止水用弾性部材が前記ガイド体側止水用弾性部材に圧接されるように構成されている
前記第1側垂直片は、下パネルの第1側面部から当該下パネルの上端面を越えて上方に延びる立ち上がり片であり、前記第1側段差部は、上パネルの第1側面部の下端側に形成されており、
前記第2側垂直片は、上パネルの第2側面部から当該上パネルの下端面を越えて下方に延びる垂下片であり、前記第2側段差部は、下パネルの第2側面部の上端側に形成されており、
前記第1パネル側止水用弾性部材は、下パネルに形成された前記第2側段差部の幅方向両端に設けてある。
1つの態様では、前記第1側が室外側であり、前記第2側が室内側であり、
前記シャッターカーテンを収納する収納空間は、前記建物開口部上方から室内側に向けて形成されており、
前記室外側垂直片は、下パネルの室外側面部から当該下パネルの上端面を越えて上方に延びる立ち上がり片であり、前記室外側段差部は、上パネルの室外側面部の下端側に形成されており、
前記室内側垂直片は、上パネルの室内側面部から当該上パネルの下端面を越えて下方に延びる垂下片であり、前記室内側段差部は、下パネルの室内側面部の上端側に形成されており、
前記第1パネル側止水用弾性部材は、下パネルに形成された前記室内側段差部の幅方向両端に設けてある。
1つの態様では、前記第2パネル側止水用弾性部材は、少なくとも、下パネルの上面に設けてある。
1つの態様では、前記扉体は複数枚のパネルからなるシャッターカーテンである。後述する実施形態では防水扉はパネルシャッターから構成されているが、本発明に係る防水扉は、止水状態を形成することができるものであればパネルシャッターに限定されるものではなく、他の扉体、例えば、スラットシャッターや他のドア装置でもよい。
具体的には、上下隣接するパネルのいずれか一方に段差部、他方に当該段差にオーバーラップする垂直片を形成することで、上下隣接するパネル間に指が入らないようにすると共に、止水ラインとなるガイドレール部分では、上記垂直片の幅方向両端を切り欠き、段差部には、切り欠きに対応して第1パネル側止水用弾性部材を設けることにより、上下隣接するパネルが重なった時点で、幅方向両端の第1パネル側止水用弾性部材によって塞がれて隙間が無くなり、さらに、第1パネル側止水用弾性部材が、ガイド体に設けたガイド体側止水用弾性部材と接触することによって止水ラインが形成され、止水機能を発揮する。
本実施形態に係る防水扉の基本構造は、パネルシャッターから構成される。図1、図2に示すように、パネルシャッターは、複数枚のパネル1から構成されたシャッターカーテンと、建物開口部の幅方向両端に立設され、垂直姿勢のパネル1の幅方向両端部を案内する左右のガイド部2と、を備えている。図2において、パネル1、すなわちシャッターカーテンの左側が室外側、右側が室内側である。図3において、パネル1の上側が室外側、下側が室内側である。
[B−1]パネルの止水構造
図6〜図10を参照しつつ、上下に隣接するパネル同士の止水構造について説明する。図6、図7に示すように、パネル1は、アルミ押出形材から一体成形されており、室外側面部100、室内側面部101、上端面102、下端面103を備えている。パネル1の下端面103は、側面視において、上向き湾曲状の凹面1030と、凹面1030の室外側、室内側にそれぞれ位置する室外側水平面1031、室内側水平面1032と、からなる。パネル1の上端面102は、側面視において、上向き湾曲状の凸面1020と、凸面1020の室外側、室内側にそれぞれ位置する室外側嵌合溝1021、室内側嵌合溝1022と、からなる。
室内側垂直片1010の厚さと室内側段差部1012の段差寸法(深さ)は略同じである。図6〜図9から明らかなように、降下中、全閉状態、垂直方向圧縮状態のいずれの場合にも、室内側垂直片1010と室内側段差部1011の垂直面1012がオーバーラップしており、上下隣接するパネル1間の室内側に隙間が生じることがない。
全閉状態のパネルシャッターに対して止水構造を付与することで防水扉を構成することができる。本実施形態では、全閉状態のパネルシャッターを止水状態とする手段は、全閉状態にある各パネル1を垂直方向に下方に圧迫する第1圧迫機構7と、第1圧迫機構7によって垂直方向に圧迫された全パネル1を一体で室内側へ向かって水平方向に圧迫する第2圧迫機構8とからなる。
本実施形態に係る防水扉は、建物開口部を閉鎖するシャッターカーテン(複数枚のパネル1から構成される)と、複数枚のパネル1から構成されるシャッターカーテンを垂直方向に圧迫する第1圧迫機構7と、複数枚のパネル1から構成されるシャッターカーテンを水平方向に圧迫する第2圧迫機構8と、シャッターカーテンが開口部全閉状態となったことを検知する全閉状態検知手段(例えば、下限リミットスイッチから構成される)と、シャッターカーテンが垂直圧迫状態となったことを検知する垂直圧迫状態検知手段(第1リミットスイッチ73、第2リミットスイッチ74)と、シャッターカーテンが水平圧迫状態となったことを検知する水平圧迫状態検知手段(第1リミットスイッチ83、第2リミットスイッチ84)と、を備えている。
シャッターが圧迫解除状態(垂直圧迫解除状態かつ水平圧迫解除状態)、かつ、全開位置でない時、開放ボタンを押すとシャッターカーテンが上昇し、全開位置で停止する。本実施形態では、開放ボタンS1を押すと、開閉機Mによってチェーンを吊上げる方向にスプロケット4が回転駆動され、全閉状態(非垂直圧迫状態かつ非水平圧迫状態)あるいは半開状態にあるパネル1が上昇する。パネル1が予め決定された上限位置まで上昇すると、上限リミットスイッチにより上限位置信号が生成され、開閉機Mによる駆動が停止する。本実施形態に係る動作制御装置は、開放動作無効手段を備えており、シャッターが圧迫状態(垂直圧迫状態および/あるいは水平圧迫状態)にある時には、当該開放動作無効手段によって、開放ボタンを押しても開放動作が行われない。
シャッターが全閉位置でない時、閉鎖ボタンS2を押すとシャッターカーテンは下降し、全閉位置で停止する。本実施形態では、閉鎖ボタンS2を押すと、開閉機Mによってチェーンを繰り出す方向にスプロケット4が回転駆動され、全開状態あるいは半開状態にあるパネル1が下降する。パネル1が予め決定された下限位置まで下降すると、下限リミットスイッチにより下限位置信号が生成され、開閉機Mによる駆動が停止する。
シャッターの動作中もしくは、圧迫動作中および圧迫解除中に停止ボタンS3を押すと、作動中のシャッターカーテンは任意の位置で動作を停止する。より具体的には、パネル1の上昇中に停止ボタンS3が押されると上昇が停止し、パネル1の下降中に停止ボタンS3が押されると下降が停止し、圧迫動作中に停止ボタンS3が押されると圧迫動作が停止し、圧迫解除中に停止ボタンS3が押されると圧迫解除動作が停止する。
シャッターが全閉位置、かつ、圧迫状態(垂直圧迫状態かつ水平圧迫状態)でない時、圧迫ボタンS4を押すと止水構造を得るための圧迫動作を開始する。圧迫動作が完了すると圧迫ボタンS4が点灯する。本実施形態では、全閉状態(圧迫動作中に停止ボタンS3が押された場合を含む)において、圧迫ボタンS4が押されると、先ず、第1圧迫機構7が押圧作動し、全閉姿勢にある各パネル1を下方に向かって垂直に圧迫する。第1圧迫機構7の押圧作動が完了すると(第1圧迫機構7の第2リミットスイッチ74がONとなると垂直圧迫状態信号が生成される)、第2圧迫機構8が押圧作動を開始し、高さ方向に圧迫された全パネル1を一体で室内側へ向かって圧迫する。第2圧迫機構8の押圧作動が完了すると(第2圧迫機構8の第2リミットスイッチがONとなって水平圧迫状態信号が生成される)、圧迫ボタンS4が点灯(例えば、赤色点灯)する。
シャッターが圧迫状態にある時、もしくは全閉位置かつ圧迫解除状態でないとき(圧迫解除ボタンが消灯中)に、圧迫解除ボタンS5を押すと、圧迫解除動作を開始する。圧迫解除動作が完了すると圧迫解除ボタンS5が点灯する。本実施形態では、圧迫状態(圧迫解除動作中に停止ボタンS3が押された場合を含む)において、圧迫解除ボタンS5が押されると、第1圧迫機構7及び第2圧迫機構8が解除作動し、圧迫状態が解除される。1つの手順としては、圧迫解除ボタンS5が押されると、先ず、第2圧迫機構8が解除作動を開始し、第2圧迫機構8の解除動作が完了すると(第1リミットスイッチがONとなると水平圧迫状態解除信号が生成される)、第1圧迫機構7が解除作動を開始する。第1圧迫機構7の圧迫解除動作が完了すると(第1圧迫機構7の第1リミットスイッチ73がONとなると垂直圧迫状態解除信号が生成される)、圧迫解除ボタンS5が点灯(例えば、緑色点灯)する。
シャッターが全閉位置でないとき、非常閉鎖ボタンS6を押すことで、シャッターカーテンを押切動作で下降させることができる。下降中は光電センサ6の入力及びエマーゼンシスイッチ入力は無効となる。全閉位置まで下降すると自動的に圧迫動作を開始し、圧迫動作完了後、圧迫ボタンS4が点灯する。全閉位置で非常閉鎖ボタンS6を押した場合には、圧迫ボタンS4と同様の動作を行う。すなわち、非常閉鎖ボタンS6は、圧迫スイッチとしての機能を備えている。
ガイドレール安全スイッチ入力により、ガイドレール異常が検知された場合には、シャッター動作(上昇・下降・圧迫・圧迫解除)は禁止される。
チェーン緩み検知スイッチ入力により、チェーン緩み異常が検知された場合には、シャッター動作(上昇・下降・圧迫・圧迫解除)は禁止される。
エマーゼンシスイッチ入力中は、上昇動作が禁止となり、下降動作は押し切り操作で可能である。圧迫・圧迫解除動作は、条件(シャッター全閉位置)が満たされていれば可能である。
サーマル異常の場合には、上昇・下降動作が共に禁止される。圧迫・圧迫解除動作は、条件(シャッター全閉位置)が満たされていれば可能である。
オーバータイム異常(上昇・下降)の場合、具体的には、上昇動作・下降動作が所定時間(例えば90秒以上)継続するとオーバータイム異常となり、上昇動作・下降動作を停止する。オーバータイム異常時の上昇動作・下降動作は禁止される。圧迫・圧迫解除動作は、条件(シャッター全閉位置)が満たされていれば可能である。
オーバータイム異常(圧迫・圧迫解除)の場合、具体的には、圧迫動作・圧迫解除動作が所定時間(例えば20秒以上)継続するとオーバータイム異常となり、圧迫動作・圧迫解除動作を停止する。オーバータイム異常時の圧迫動作・圧迫解除動作は禁止される。操作スイッチの停止ボタンを1秒以上押すことでオーバータイム異常は解除される。
漏電検知器が作動した場合には異常出力を行うが、上昇・下降・圧迫・圧迫解除の各動作は可能である。
上限位置信号:シャッターが全開状態の時に出力される。
下限位置信号:シャッターが全閉状態の時に出力される。
垂直圧迫解除状態信号:垂直圧迫が解除されている状態の時に出力される。
垂直圧迫状態信号:垂直圧迫完了状態の時に出力される。
水平圧迫解除状態信号:水平圧迫が解除されている状態の時に出力される。
水平圧迫状態信号:水平圧迫完了状態の時に出力される。
異常信号:上記シャッター異常の発生時に出力される。
(ア)第1室外側スイッチボックスSB1の停止ボタンS3を押しながら、非常閉鎖ボタンS6以外のボタン(開放ボタンS1、閉鎖ボタンS2、圧迫ボタンS4、圧迫解除ボタンS5)を同時に、5秒間押し続ける。
なお、上記操作は一例に過ぎず、その他の任意の組み合わせを採用することができる。
(イ)非常閉鎖ボタンS6と圧迫ボタンS4が交互に2回点滅し、ロック解除を知らせる。
ロック解除を知らせる手段は、これには限定されず、例えば、所定時間だけ音を出力してもよい。
(ウ)ロック解除は、(イ)の交互点滅開始後5秒間である。5秒以内に圧迫解除ボタンS5の押し操作により、圧迫解除ボタンS5が有効に入力され、圧迫状態が解除される。圧迫状態解除後は、再び圧迫ボタンS4を押さない限り、ロック状態となることはない。5秒以内に圧迫解除ボタンS5の操作が行われない場合には、再びロック状態となる。
上記態様では、第1室外側スイッチボックスSB1について予め設定したスイッチの組み合わせ操作が行われた時にのみ第1室外側スイッチボックスSB1の圧迫解除スイッチ無効化状態が解除される。
なお、第1室外側スイッチボックスSB1以外のスイッチ、すなわち、第2室外側スイッチボックスSB2、室内側スイッチボックスSB3のいずれかの圧迫解除ボタンS5の入力操作が行われた時に、第1室外側スイッチボックスSB1の圧迫解除スイッチ無効化状態が解除されるようにしてもよい。
11 ガイドローラ
100 室外側面部
101 室内側面部
2 ガイド体
20 室外側辺
21 室内側辺
7 第1圧迫機構
70 パワーシリンダ
71 ピストンロッド
72 押圧部
8 第2圧迫機構
80 パワーシリンダ
81 ピストンロッド
82 リンク
12 水密ゴム
13 水密ゴム
17 水密ゴム
23 水平方向押圧部材
230 第1部材
231 第2部材
232 第1リンク
233 第2リンク
234 作動ロッド
24 水密ゴム部材
25 ガイド部材
Claims (3)
- 複数枚のパネルから構成され、建物開口部を閉鎖して第1側と第2側とに仕切るシャッターカーテンと、
第1側辺と第2側辺を備え、前記シャッターカーテンの幅方向両端部をそれぞれ受け入れる左右のガイド体と、
全閉状態にあるシャッターカーテンを垂直方向に圧迫する第1圧迫手段と、
垂直圧迫状態にあるシャッターカーテンを水平方向に圧迫する第2圧迫手段と、
全閉状態にあるシャッターカーテンの第2側面部に対向するように、前記第2側辺に高さ方向に亘って設けられたガイド体側止水用弾性部材と、
を備え、
前記シャッターカーテンの第1側から第2側に向けて水圧が作用するものとし、
前記第1圧迫手段によって、全閉状態にあるシャッターカーテンを垂直方向に圧迫して垂直圧迫状態とし、
前記第2圧迫手段によって、垂直圧迫状態にあるシャッターカーテンの第1側面部を第2側へ向かって圧迫して水平圧迫状態とすることで、シャッターカーテンの第2側面部が前記ガイド体側止水用弾性部材に圧接して当該シャッターカーテンの幅方向両端部の止水構造が形成され、
下降中のシャッターカーテンの上下に隣接する任意の2枚のパネルにおいて、上パネルの下端面と下パネルの上端面とは離間した状態にあり、
上パネルの第1側面部の下端側、下パネルの第1側面部の上端側のいずれか一方には第1側垂直片が、他方には当該第1側垂直片がオーバーラップする第1側段差部が形成されており、離間した上パネルの下端面と下パネルの上端面との第1側に隙間が形成されないように構成されており、
上パネルの第2側面部の下端側、下パネルの第2側面部の上端側のいずれか一方には第2側垂直片が、他方には当該第2側垂直片がオーバーラップする第2側段差部が形成されており、離間した上パネルの下端面と下パネルの上端面との第2側に隙間が形成されないように構成されており、
前記第2側垂直片の幅方向両端は前記ガイド体内に位置すると共に、切り欠かれており、
前記第2側段差部の幅方向両端は前記ガイド体内に位置すると共に、前記第2側垂直片の切り欠きに対応して第1パネル側止水用弾性部材が設けてあり、
上パネルの下端面と下パネルの上端面の一方あるいは両方にはパネルの全幅に亘って延びる第2パネル側止水用弾性部材が設けてあり、当該第2パネル側止水用弾性部材の幅方向両端部は前記第1パネル側止水用弾性部材に接触ないし一体化されており、
垂直圧迫状態において、前記第2パネル側止水用弾性部材が圧接され、
水平圧迫状態において、前記第1パネル側止水用弾性部材が前記ガイド体側止水用弾性部材に圧接されるように構成されている、
防水扉。 - 前記シャッターカーテンを収納する収納空間は、前記建物開口部上方から前記第2側に向けて形成されており、
前記第1側垂直片は、下パネルの第1側面部から当該下パネルの上端面を越えて上方に延びる立ち上がり片であり、前記第1側段差部は、上パネルの第1側面部の下端側に形成されており、
前記第2側垂直片は、上パネルの第2側面部から当該上パネルの下端面を越えて下方に延びる垂下片であり、前記第2側段差部は、下パネルの第2側面部の上端側に形成されており、
前記第1パネル側止水用弾性部材は、下パネルに形成された前記第2側段差部の幅方向両端に設けてある、
請求項1に記載の防水扉。 - 前記第1側が室外側であり、前記第2側が室内側である、請求項1、2いずれか1項に記載の防水扉。
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