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JP6299929B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP6299929B2 JP2017519338A JP2017519338A JP6299929B2 JP 6299929 B2 JP6299929 B2 JP 6299929B2 JP 2017519338 A JP2017519338 A JP 2017519338A JP 2017519338 A JP2017519338 A JP 2017519338A JP 6299929 B2 JP6299929 B2 JP 6299929B2
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Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、サイプの面取り形状を工夫することにより、ドライ路面での操縦安定性能の向上とウエット路面での操縦安定性能の向上の両立を可能にし、更にはドライ路面での制動性能を向上させることを可能にした空気入りタイヤに関する。
従来、空気入りタイヤのトレッドパターンにおいて、複数の主溝により区画されるリブには複数本のサイプが形成されている。このようなサイプを設けることにより排水性を確保し、ウエット路面での操縦安定性能を発揮するようにしている。しかしながら、ウエット路面での操縦安定性能の改善のためトレッド部に多数のサイプを配置した場合、リブの剛性が低下するため、ドライ路面での操縦安定性能、制動性能や耐偏摩耗性能が低下するという欠点がある。
また、空気入りタイヤにおいて、トレッドパターンにサイプを形成しかつその面取りを施したものが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。サイプを形成しかつその面取りを施した場合、面取りの形状によってはエッジ効果を喪失することがあり、また、面取りの寸法によってはドライ路面での操縦安定性能或いはウエット路面での操縦安定性能の向上が不十分となることがある。
日本国特表2013−537134号公報
本発明の目的は、サイプの面取り形状を工夫することにより、ドライ路面での操縦安定性能の向上とウエット路面での操縦安定性能の向上の両立を可能にし、更にはドライ路面での制動性能を向上させることを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、トレッド部にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝を有し、該主溝により区画されるリブにタイヤ幅方向に延びるサイプを備える空気入りタイヤにおいて、前記リブは該リブの両側に位置する前記主溝のうち一方の主溝から延在する前記サイプと他方の主溝から延在する前記サイプをそれぞれ有しており、前記サイプの両端部のうち一方の端部は前記主溝に開口しかつ他方の端部は前記リブ内で終端しており、前記リブの両側の主溝から延在する2本の前記サイプのうち前記リブ内で終端している端部同士のタイヤ周方向の距離が15mm以内であるものを一組のサイプとしたとき、前記一組のサイプは踏み込み側のエッジと蹴り出し側のエッジを有し、これら踏み込み側のエッジと蹴り出し側のエッジのそれぞれに前記一組のサイプの合計サイプ長さよりも短い面取り部が形成されており、前記一組のサイプにおける各面取り部に対向する部位には他の面取り部が存在しない非面取り領域があり、前記サイプの最大深さx(mm)と前記面取り部の最大深さy(mm)が下記式(1)の関係を満たし、前記面取り部のタイヤ径方向内側に位置する端部から前記サイプの溝底までの範囲において前記サイプのサイプ幅が一定であることを特徴とする。
x×0.1≦y≦x×0.3+1.0 (1)
本発明では、主溝により区画されたリブにタイヤ幅方向に延びるサイプを備える空気入りタイヤにおいて、一組のサイプの踏み込み側のエッジと蹴り出し側のエッジのそれぞれに一組のサイプの合計サイプ長さよりも短い面取り部を設ける一方で、該一組のサイプにおける各面取り部に対向する部位には他の面取り部が存在しない非面取り領域があることで、面取り部に基づいて排水効果を改善すると同時に、非面取り領域ではエッジ効果により水膜を効果的に除去することができる。そのため、ウエット路面での操縦安定性能を大幅に向上させることが可能となる。しかも、踏み込み側のエッジと蹴り出し側のエッジのそれぞれに面取り部と非面取り領域が混在しているため、上述のようなウエット性能の改善効果を制動時及び駆動時において最大限に享受することができる。また、従来の面取りを施したサイプと比較して、面取りを施す面積を最小限とすることができるため、ドライ路面での操縦安定性能を向上させることが可能となる。その結果、ドライ路面での操縦安定性能の向上とウエット路面での操縦安定性能の向上を両立させることが可能となる。更に、リブ内で終端しかつ異なる主溝から延在する2本のサイプで構成される一組のサイプを設けることで、リブはその一組のサイプにより分断されることなくリブの中央部付近で一部が繋がるように形成されるため、タイヤ周方向のトレッド剛性が向上し、ドライ路面での制動性能を向上させることが可能となる。
本発明では、面取り部はサイプの他方の端部から突出してサイプの長さ方向に延在することが好ましい。このように面取り部を配置することで、ブロック剛性の向上と排水性の改善を両立することが可能となる。
本発明では、一組のサイプの合計サイプ長さはリブのリブ幅の0.4〜1.0倍であることが好ましい。このように一組のサイプの合計サイプ長さを適度な長さに設定することで、ドライ路面での操縦安定性能の向上とウエット路面での操縦安定性能の向上を両立させると共に、ドライ路面での制動性能を向上させることが可能となる。より好ましくは、0.5〜0.7倍が良い。
本発明では、サイプはタイヤ周方向に対して傾斜していることが好ましい。このようにサイプを傾斜させることで、リブの剛性を向上させることができ、ドライ路面での操縦安定性能をより一層向上させることが可能となる。
本発明では、サイプのタイヤ周方向に対する鋭角側の傾斜角度は40°〜80°であることが好ましい。このようにサイプのタイヤ周方向に対する鋭角側の傾斜角度を設定することで、ドライ路面での操縦安定性能をより効果的に向上させることが可能となる。より好ましくは、50°〜70°であると良い。
本発明では、面取り部はサイプの鋭角側に配置されていることが好ましい。これにより、耐偏摩耗性能をより一層改善することが可能となる。或いは、面取り部はサイプの鈍角側に配置されていることが好ましい。これにより、エッジ効果が大きくなり、ウエット路面での操縦安定性能をより一層向上させることが可能となる。
本発明では、サイプの少なくとも一部は平面視において湾曲或いは屈曲していることが好ましい。このようにサイプの少なくとも一部が形成されていることで、各サイプにおけるエッジの総量が増大し、ウエット路面での操縦安定性能を向上させることが可能となる。サイプ全体が弧状であっても良い。
本発明では、面取り部は主溝に開口していることが好ましい。これにより、ウエット路面での操縦安定性能をより一層向上させることが可能となる。或いは、面取り部はリブ内で終端していることが好ましい。これにより、ドライ路面での操縦安定性能をより一層向上させることが可能となる。
本発明では、サイプの踏み込み側のエッジに形成された面取り部とサイプの蹴り出し側のエッジに形成された面取り部とのオーバーラップ長さは合計サイプ長さの−30%〜30%であることが好ましい。このように面取り部におけるオーバーラップ長さを合計サイプ長さに対して適度に設定することで、ドライ路面での操縦安定性能の向上とウエット路面での操縦安定性能の向上を両立させることが可能となる。より好ましくは、−15%〜15%であると良い。
本発明では、面取り部はサイプの踏み込み側のエッジと蹴り出し側のエッジにそれぞれ1箇所ずつ配置されていることが好ましい。このように面取り部を配置することで、耐偏摩耗性能を向上させることが可能となる。
本発明では、面取り部の最大幅はサイプのサイプ幅の0.8〜5.0倍とすることが好ましい。このように面取り部の最大幅をサイプ幅に対して適度に設定することで、ドライ路面での操縦安定性能の向上とウエット路面での操縦安定性能の向上を両立させることが可能となる。より好ましくは、1.2倍〜3.0倍であると良い。
本発明では、面取り部はサイプと平行に延在することが好ましい。これにより、耐偏摩耗性能を向上させるができると共に、ドライ路面での操縦安定性能の向上とウエット路面での操縦安定性能の向上を両立させることが可能となる。
図1は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 図2は本発明に係る空気入りタイヤのトレッド部の一部を示す斜視図である。 図3は本発明に係る空気入りタイヤのトレッド部の一部を示す平面図である。 図4は図3のトレッド部に形成されたサイプ及びその面取り部を示す平面図である。 図5は図3のX−X矢視断面図である。 図6(a),(b)は本発明のトレッド部に形成されたサイプ及びその面取り部の変形例を示し、図6(a),(b)は各変形例の平面図である。 図7(a),(b)は本発明に係る空気入りタイヤのサイプ及びその面取り部の他の変形例を示し、図7(a),(b)は各変形例の平面図である。 図8(a)〜(e)は本発明に係る空気入りタイヤのサイプ及びその面取り部の他の変形例を示し、図8(a)〜(e)は各変形例の平面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図1において、CLはタイヤ中心線である。
図1に示すように、本発明の実施形態からなる空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部1と、該トレッド部1の両側に配置された一対のサイドウォール部2,2と、これらサイドウォール部2のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部3,3とを備えている。
一対のビード部3,3間にはカーカス層4が装架されている。このカーカス層4は、タイヤ径方向に延びる複数本の補強コードを含み、各ビード部3に配置されたビードコア5の廻りにタイヤ内側から外側へ折り返されている。ビードコア5の外周上には断面三角形状のゴム組成物からなるビードフィラー6が配置されている。
一方、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数層のベルト層7が埋設されている。これらベルト層7はタイヤ周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを含み、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置されている。ベルト層7において、補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は例えば10°〜40°の範囲に設定されている。ベルト層7の補強コードとしては、スチールコードが好ましく使用される。ベルト層7の外周側には、高速耐久性の向上を目的として、補強コードをタイヤ周方向に対して例えば5°以下の角度で配列してなる少なくとも1層のベルトカバー層8が配置されている。ベルトカバー層8の補強コードとしては、ナイロンやアラミド等の有機繊維コードが好ましく使用される。
また、トレッド部1にはタイヤ周方向に延びる複数本の主溝9が形成されており、これら主溝9によりトレッド部1には複数列のリブ10が区画されている。
なお、上述したタイヤ内部構造は空気入りタイヤにおける代表的な例を示すものであるが、これに限定されるものではない。
図2〜図4に示すTcはタイヤ周方向、Twはタイヤ幅方向である。図2に示すように、リブ10はタイヤ幅方向に延びる複数本のサイプ111,112と、複数本のサイプ111,112により区画されたブロック101を含んでいる。リブ10の両側に位置する主溝9のうち一方の主溝9から延在しているサイプ111と他方の主溝9から延在している112が存在している。サイプ111とサイプ112はそれぞれ独立したサイプであるため、リブ10はサイプ111とサイプ112により分断されることなく、リブ10の中央部付近で一部が繋がるように形成されている。複数のブロック101はタイヤ周方向に並ぶように配置されている。サイプ111,112とは溝幅が1.5mm以下の細溝である。
図3,4に示すように、サイプ111,112はいずれも全体の形状が湾曲状を有している。これらサイプ111,112は、それぞれ端部11C,11Dを有し、一方の端部11Cのみが主溝9に連通するセミクローズドサイプである。即ち、サイプ111,112の一方の端部11Cがリブ10の片側に位置する主溝9に連通し、他方の端部11Dがリブ10内で終端している。
サイプ111,112は同一のリブ10内で対向している。これら対向するサイプ111,112において、それぞれの端部11D同士のタイヤ周方向の距離を距離Dとする。即ち、距離Dはサイプ111,112のそれぞれの端部11Dにおける同一の部位(図4では端部11Dの下端同士)のタイヤ周方向の距離である。このとき、距離Dが15mm以内となるサイプ111とサイプ112の2本のサイプは一組のサイプ11を構成している。なお、本発明では、距離Dが15mmを超える場合、対向するサイプ111,112であっても一組のサイプ11に該当しない。タイヤの周長C(mm)と距離D(mm)とは、D<C/140の関係を有する。
サイプ111,112において、それぞれの一方の端部から他方の端部までのタイヤ幅方向の長さをサイプ長さL111,L112とする。面取り部12A,12Bにおいて、それぞれの一方の端部から他方の端部までのタイヤ幅方向の長さをそれぞれ面取り長さLA,LBとする。また、サイプ111のサイプ長さL111とサイプ112のサイプ長さL112との合計を一組のサイプ11の合計サイプ長さLとする。このとき、面取り部12A,12Bの面取り長さLA,LBは、それぞれ合計サイプ長さLよりも短く形成されている。
一組のサイプ11は、回転方向Rに対して踏み込み側となるエッジ11Aと、回転方向Rに対して蹴り出し側となるエッジ11Bとを有している。一組のサイプ11は、踏み込み側のエッジ11Aと蹴り出し側のエッジ11Bのそれぞれに面取り部12が形成されている。
面取り部12は、回転方向Rに対して踏み込み側となる面取り部12Aと、回転方向Rに対して蹴り出し側となる面取り部12Bとを有している。これら面取り部12に対向する部位には他の面取り部が存在しない非面取り領域13が存在している。即ち、面取り部12Aに対向する部位に回転方向Rに対して蹴り出し側となる非面取り領域13Bがあり、面取り部12Bに対向する部位に回転方向Rに対して踏み込み側となる非面取り領域13Aがある。このように一組のサイプ11の踏み込み側のエッジ11Aと蹴り出し側のエッジ11Bのそれぞれに面取り部12と他の面取り部が存在しない非面取り領域13が隣接するように配置されている。
図5は、サイプ111に対して直交しかつトレッド部1を鉛直方向に切り欠いた断面図である。図5に示すように、サイプ111の最大深さをx(mm)、面取り部12の最大深さをy(mm)とするとき、最大深さx(mm)と最大深さy(mm)が下記式(1)の関係を満たすようにサイプ111と面取り部12は形成されている。サイプ111の最大深さxは3mm〜8mmが好ましい。面取り部12のタイヤ径方向内側に位置する端部121からサイプ111の溝底までの範囲においてサイプ111のサイプ幅Wが実質的に一定である。このサイプ幅Wは、例えば、サイプ111の溝壁に突条が存在する場合にはその突条の高さをサイプ幅に含めないものとし、或いはサイプ111のサイプ幅が溝底に向かうにしたがって徐々に狭くなっている場合には狭くなっている部分はサイプ幅に含めないものとして、実質的に測定されるサイプ111の幅とする。なお、上述した図5の実施形態ではサイプ111について説明したが、サイプ111と面取り部12との関係はサイプ112についても同様である。
x×0.1≦y≦x×0.3+1.0 (1)
上述した空気入りタイヤにおいて、一組のサイプ11の踏み込み側のエッジ11Aと蹴り出し側のエッジ11Bのそれぞれに一組のサイプ11の合計サイプ長さLよりも短い面取り部12を設け、一組のサイプ11における各面取り部12に対向する部位には他の面取り部が存在しない非面取り領域13があることで、面取り部12に基づいて排水効果を改善すると同時に、面取り部12を設けていない非面取り領域13ではエッジ効果により水膜を効果的に除去することができる。そのため、ウエット路面での操縦安定性能を大幅に向上させることが可能となる。しかも、踏み込み側のエッジ11Aと蹴り出し側のエッジ11Bのそれぞれに面取り部12と面取り部が存在しない非面取り領域13が混在しているため、上述のようなウエット性能の改善効果を制動時及び駆動時において最大限に享受することができる。更に、リブ10内で終端しかつ異なる主溝9から延在する2本のサイプ111,112で構成される一組のサイプ11を設けることで、リブ10はその一組のサイプ11により分断されることなくリブ10の中央部付近で一部が繋がるように形成されるため、タイヤ周方向のトレッド剛性が向上し、ドライ路面での制動性能を向上させることが可能となる。
また、上記空気入りタイヤでは、最大深さx(mm)と最大深さy(mm)が上記式(1)の関係を満たすことが必要である。上述する式(1)の関係を満たすようにサイプ111,112と面取り部12を設けることで、従来の面取りを施したサイプと比較して、面取りを施す面積を最小限とすることができるため、ドライ路面での操縦安定性能を向上させることが可能となる。その結果、ドライ路面での操縦安定性能の向上とウエット路面での操縦安定性能の向上を両立させることが可能となる。ここで、y<x×0.1であると面取り部12に基づく排水効果が不十分になり、逆にy>x×0.3+1.0であるとリブ10の剛性低下によりドライ路面での操縦安定性能が低下することになる。特に、y≦x×0.3+0.5の関係を満足すると良い。
図6(a),(b)は、トレッド部1に形成されたサイプ111,112及びその面取り部12A,12Bの変形例を示すものである。図6(a)に示すように、面取り部12A,12Bはサイプ111,112の端部11Dから突出するように形成され、サイプ111,112の長さ方向に延在している。即ち、面取り部12A,12Bは、サイプ111,112が存在しない領域においても飾り溝として延在している。このように面取り部12A,12Bを配置することで、ブロック101の剛性の向上と排水性の改善を両立することが可能となる。
リブ10はタイヤ幅方向に一定の幅を有しており、リブ10の幅をリブ幅L0とする。このとき、一組のサイプ11の合計サイプ長さLがリブ10のリブ幅L0の0.4〜1.0倍であることが好ましく、より好ましくは、0.5〜0.7倍が良い。このように一組のサイプ11の合計サイプ長さLを適度な長さに設定することで、ドライ路面での操縦安定性能の向上とウエット路面での操縦安定性能の向上を両立させると共に、ドライ路面での制動性能を向上させることが可能となる。ここで、一組のサイプ11の合計サイプ長さLがリブ10のリブ幅L0の0.4倍より小さいとウエット路面での操縦安定性能の改善効果を十分に得ることができず、1.0倍を超えるとドライ路面での制動性能の改善効果を十分に得ることができない。
サイプ111,112は、図6(a)に示すように、タイヤ周方向に対して傾斜角度θ111,θ112を有するように形成されている。この傾斜角度θ111,θ112は、サイプ111,112のそれぞれの両端部を結ぶ仮想線(図6(a)で示す点線)とブロック101の側面と平行な線がなす角度をいい、傾斜角度θ111,θ112には鋭角側の傾斜角度と鈍角側の傾斜角度が存在し、図6(a)においては鋭角側の傾斜角度θ111,θ112を示している。また、傾斜角度θ111,θ112は、リブ10内の中間ピッチにおけるサイプ111,112の傾斜角度を対象とする。このとき、鋭角側の傾斜角度θ111,θ112は、40°〜80°であることが好ましく、より好ましくは50°〜70°であると良い。このようにサイプ111,112をタイヤ周方向に対して傾斜させることで、リブ10の剛性を向上させることができ、ドライ路面での操縦安定性能をより一層向上させることが可能となる。ここで、傾斜角度θ111,θ112が40°より小さいと耐偏摩耗性能が悪化し、80°を超えるとリブ10の剛性を十分に向上させることができない。
本発明では、サイプ111,112の鋭角側の傾斜角度θ111,θ112を有する側を鋭角側とし、サイプ111,112の鈍角側の傾斜角度θ111,θ112を有する側を鈍角側とする。サイプ111,112のエッジ11A,11Bにそれぞれ形成された面取り部12A,12Bはサイプ111,112の鋭角側に形成されている。このようにサイプ111,112の鋭角側に面取りが施されていることで、耐偏摩耗性能をより一層改善することが可能となる。或いは、面取り部12A,12Bがサイプ111,112の鈍角側に形成されていても良い。このように面取り部12A,12Bがサイプ111,112の鈍角側に形成されていることで、エッジ効果が大きくなり、ウエット路面での操縦安定性能をより一層向上させることが可能となる。
本発明では、上述するサイプ111,112の全体の形状が湾曲状であることによって、ウエット路面での操縦安定性能を向上させることが可能となるが、更に、サイプ111,112の一部が平面視において湾曲或いは屈曲する形状を有していても良い。このようにサイプ111,112が形成されていることで、各サイプ111,112におけるエッジ11A,11Bの総量が増大し、ウエット路面での操縦安定性能を向上させることが可能となる。
面取り部12A,12Bの主溝9寄りに位置する端部は、リブ10の両側に位置する主溝9に連通している。このように面取り部12A,12Bが形成されていることで、ウエット路面での操縦安定性能をより一層向上させることが可能となる。或いは、面取り部12A,12Bの主溝9寄りに位置する端部が、主溝9に連通せずにリブ10内で終端していてもよい。このように面取り部12A,12Bが形成されていることで、ドライ路面での操縦安定性能をより一層向上させることが可能となる。
面取り部12がサイプ111,112の踏み込み側のエッジ11Aと蹴り出し側のエッジ11Bにそれぞれ1箇所ずつ配置されている。このように面取り部12を配置することで、耐偏摩耗性能を向上させることが可能となる。ここで、面取り部12が、サイプ111,112の踏み込み側のエッジ11Aと蹴り出し側のエッジ11Bにそれぞれ2箇所以上形成されると節が多くなり、耐偏摩耗性能を悪化させてしまう傾向がある。
図6(b)に示すように、サイプ111,112に直交する方向に沿って測定される面取り部12の幅の最大値を幅W1とする。このとき、面取り部12の最大幅W1がサイプ111,112のサイプ幅Wの0.8〜5.0倍とすることが好ましく、より好ましくは1.2倍〜3.0倍であると良い。このように面取り部12の最大幅W1をサイプ幅Wに対して適度に設定することで、ドライ路面での操縦安定性能の向上とウエット路面での操縦安定性能の向上を両立させることが可能となる。ここで、面取り部12の最大幅W1が、サイプ111,112のサイプ幅Wの0.8倍より小さいとウエット路面での操縦安定性能の向上が不十分となり、5.0倍より大きいとドライ路面での操縦安定性能の向上が不十分となる。
面取り部12の長手方向の外縁部はサイプ111,112の延在方向と平行に形成されている。このように面取り部12がサイプ111,112と平行に延在することで、耐偏摩耗性能を向上させるができると共に、ドライ路面での操縦安定性能の向上とウエット路面での操縦安定性能の向上を両立させることが可能となる。
面取り部12Aと面取り部12Bは、図7(a)に示すように、サイプ111,112の端部11D付近において面取り部12A,12Bの双方の一部が重なり合うように形成されている。ここで、面取り部12Aと面取り部12Bが重なり合った部分であるオーバーラップ部のタイヤ幅方向の長さをオーバーラップ長さL1とする。一方、図7(b)に示すように、面取り部12Aと面取り部12Bの双方の一部が重ならず、一定の間隔をあけて離間している場合、オーバーラップ長さL1の合計サイプ長さLに対する割合はマイナス値で表す。オーバーラップ部のオーバーラップ長さL1は、サイプ111のサイプ長さL111とサイプ112のサイプ長さL112の合計サイプ長さLの−30%〜30%であることが好ましく、より好ましくは−15%〜15%であると良い。このように面取り部12A,12Bにおけるオーバーラップ長さL1を合計サイプ長さLに対して適度に設定することで、ウエット路面での操縦安定性能を向上させることが可能となる。ここで、オーバーラップ長さL1が30%より大きいとドライ路面での操縦安定性能の向上が不十分となり、−30%より小さいとウエット路面での操縦安定性能の向上が不十分となる。
一組のサイプ11の面取り部12A,12Bとしては、図2〜図4、図6(a),(b)、図7(a),(b)に示す他に、図8(a)に示すように一組のサイプ11の鈍角側に面取りが施された場合や図8(b)に示すようにサイプ111とサイプ112の傾斜角度が大きく異なる場合、図8(c)に示すように面取り部12A,12Bのそれぞれの主溝9寄りに位置する端部が主溝9に開口することなくリブ10内で終端している場合を例示することができる。また、図8(d)に示すように一組のサイプ11及び面取り部12A,12Bがタイヤ幅方向と平行に形成されている場合、図8(e)に示すように面取り部12Aと面取り部12Bとのタイヤ幅方向の境界線が一組のサイプ11の中心から大幅にずれている場合を例示することができる。
タイヤサイズ245/40R19で、トレッド部にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝を有し、主溝により区画されるリブにタイヤ幅方向に延びるサイプを備える空気入りタイヤにおいて、面取りの配置(両側又は片側)、サイプの構造(連通又は非連通)、合計サイプ長さLと面取り長さLA,LBの長短、面取り部に対向する部位の面取りの有無、サイプの最大深さx(mm)、面取り部の最大深さy(mm)、サイプのタイヤ周方向に対する鋭角側の傾斜角度、サイプの面取り箇所(鈍角側又は鋭角側)、サイプ全体の形状(直線又は湾曲)、面取り部の主溝への開口の有無、面取り部のオーバーラップ長さL1の合計サイプ長さLに対する割合、面取り箇所の個数(1箇所又は2箇所)、サイプ幅Wに対する面取り部の最大幅W1(W1/W)、面取りの形状(平行又は平行でない)及びリブ幅L0に対する合計サイプ長さL(L/L0)を表1及び表2のように設定した従来例1,2、比較例1,2及び実施例1〜12のタイヤを製作した。
これら試験タイヤについて、テストドライバーによるドライ路面での操縦安定性能及びウエット路面での操縦安定性能に関する官能評価、耐偏摩耗性能に関する視覚評価並びにドライ路面での制動性能に関する評価を実施し、その結果を表1及び表2に併せて示した。
表1及び表2において、サイプの構造は、サイプの両端部がリブの両側に位置する主溝に連通している場合を「連通」とし、サイプの一方の端部が主溝に連通しておらずリブ内で終端している場合を「非連通」とする。従来例1、比較例1,2及び実施例1〜12のタイヤでは面取り部のタイヤ径方向内側に位置する端部からサイプの溝底までの範囲においてサイプ幅が一定である。
ドライ路面での操縦安定性能及びウエット路面での操縦安定性能に関する官能評価は、各試験タイヤをリムサイズ19×8.5Jホイールに組み付けて車両に装着し、空気圧260kPaの条件にて行った。評価結果は、従来例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどドライ路面での操縦安定性能及びウエット路面での操縦安定性能が優れていることを意味する。
耐偏摩耗性能に関する視覚評価は、各試験タイヤをリムサイズ19×8.5Jホイールに組み付けて車両に装着し、空気圧260kPaの条件で4,000km走行後にタイヤの外観を視覚的に評価した。評価結果は、従来例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど耐偏摩耗性能が優れていることを意味する。
ドライ路面での制動性能に関する評価は、各試験タイヤをリムサイズ19×8.5Jのホイールに組み付けて車両に装着し、空気圧260kPaとし、ドライ路面において初速100km/hから完全停止までの制動距離の測定を実施した。評価結果は、測定値の逆数を用い、従来例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどドライ路面での制動性能が優れていることを意味する。
Figure 0006299929
Figure 0006299929
これら表1及び表2から判るように、サイプに形成された面取り部の形状を工夫することで、実施例1〜12のタイヤは耐偏摩耗性能が改善されると共に、ドライ路面での操縦安定性能とウエット路面での操縦安定性能が同時に改善されていた。また、実施例1〜12のタイヤはドライ路面での制動性能が同時に改善されていた。
一方、比較例1においては、面取り部の最大深さyを非常に浅く設けたため、ウエット路面での操縦安定性能の改善効果は得られなかった。また、比較例2においては、面取り部の最大深さyを非常に深く設けたため、ドライ路面での操縦安定性能の改善効果は得られなかった。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
9 主溝
10 リブ
101 ブロック
11 一組のサイプ
111,112 サイプ
11A 踏み込み側のエッジ
11B 蹴り出し側のエッジ
11C 主溝に開口している端部
11D リブ内で終端している端部
12 面取り部
12A 踏み込み側の面取り部
12B 蹴り出し側の面取り部
13 非面取り領域
13A 踏み込み側の非面取り領域
13B 蹴り出し側の非面取り領域

Claims (14)

  1. トレッド部にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝を有し、該主溝により区画されるリブにタイヤ幅方向に延びるサイプを備える空気入りタイヤにおいて、
    前記リブは該リブの両側に位置する前記主溝のうち一方の主溝から延在する前記サイプと他方の主溝から延在する前記サイプをそれぞれ有しており、前記サイプの両端部のうち一方の端部は前記主溝に開口しかつ他方の端部は前記リブ内で終端しており、前記リブの両側の主溝から延在する2本の前記サイプのうち前記リブ内で終端している端部同士のタイヤ周方向の距離が15mm以内であるものを一組のサイプとしたとき、前記一組のサイプは踏み込み側のエッジと蹴り出し側のエッジを有し、これら踏み込み側のエッジと蹴り出し側のエッジのそれぞれに前記一組のサイプの合計サイプ長さよりも短い面取り部が形成されており、前記一組のサイプにおける各面取り部に対向する部位には他の面取り部が存在しない非面取り領域があり、前記サイプの最大深さx(mm)と前記面取り部の最大深さy(mm)が下記式(1)の関係を満たし、前記面取り部のタイヤ径方向内側に位置する端部から前記サイプの溝底までの範囲において前記サイプのサイプ幅が一定であることを特徴とする空気入りタイヤ。
    x×0.1≦y≦x×0.3+1.0 (1)
  2. 前記面取り部が前記サイプの他方の端部から突出して該サイプの長さ方向に延在することを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記一組のサイプの合計サイプ長さが前記リブのリブ幅の0.4〜1.0倍であることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記サイプがタイヤ周方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1〜3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記サイプのタイヤ周方向に対する鋭角側の傾斜角度が40°〜80°であることを特徴とする請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記面取り部が前記サイプの鋭角側に配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記面取り部が前記サイプの鈍角側に配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記サイプの少なくとも一部が平面視において湾曲或いは屈曲していることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記面取り部が前記主溝に開口していることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記面取り部が前記リブ内で終端していることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記サイプの踏み込み側のエッジに形成された面取り部と前記サイプの蹴り出し側のエッジに形成された面取り部とのオーバーラップ長さが前記合計サイプ長さの−30%〜30%であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  12. 前記面取り部が前記サイプの踏み込み側のエッジと蹴り出し側のエッジにそれぞれ1箇所ずつ配置されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  13. 前記面取り部の最大幅が前記サイプのサイプ幅の0.8〜5.0倍としたことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  14. 前記面取り部が前記サイプと平行に延在することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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