JP6278270B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
まず、実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。同図において、実施形態に係るプリンタは、イエロー(Y),マゼンダ(M),シアン(C),ブラック(K)のトナー像を形成するための4つの画像形成ユニット1Y,M,C,Kを備えている。また、転写装置としての転写ユニット30、光書込ユニット80、定着装置90、給紙カセット100、レジストローラ対101等も備えている。
2次転写バイアスの極性がトナーと同じマイナス極性になっているときには、2次転写ニップ内において、マイナス極性のトナーを2次転写裏面ローラ33側からニップ形成ローラ36側に静電的に押し出す。これにより、中間転写ベルト31上のトナーを記録シートP上に転移させる。
一方、2次転写バイアスの極性がトナーとは逆のプラス極性になっているときには、2次転写ニップ内において、マイナス極性のトナーをニップ形成ローラ36側から2次転写裏面ローラ33側に向けて静電的に引き寄せる。これにより、記録シートPに転移させたトナーを中間転写ベルト31側に再び引き寄せる。但し、2次転写バイアスの時間平均値Vave(本例ではオフセット電圧Voffと同じ値)がマイナス極性であるので、相対的には、トナーは2次転写裏面ローラ33側からニップ形成ローラ36側に静電的に押し出されるのである。
制御手段である制御部200は、演算手段であるCPU200a、不揮発性メモリであるRAM200c、一時記憶手段であるROM200bなどから構成される。装置全体の制御を行う制御部200には、様々な機器やセンサ類が接続されているが、図4においては、簡単のため、主な機器やセンサ類のみ示している。
本発明者らは、2次転写ニップ内におけるトナーの挙動を観測するために、特殊な観測実験装置を製造した。
現像直後のトナー層216を構成しているトナーや、往復移動している最中のトナーの重さを測定することは困難であるため、往復移動している最中のトナーの割合を調べる指標として、観察領域内における透明電極212上のトナーの被覆平面積を採用した。まず、観察領域の面積を領域面積A0とし、透明電極212上に現像された直後のトナー層216の領域面積A0内におけるトナーの被覆面積を初期被覆面積Aiとして測定した。
θi=(Ai/A0)×100
Rm=[(Ai−Ar)/Ai]×100
本発明者らは、実施形態に係るプリンタと同様の構成のプリント試験機を用意した。そして、このプリント試験機を用いて、種々のプリントテストを実施した。プリントテストでは、2次転写バイアスの交流成分について、Voff=−0.8[kV]、Vpp=5.0[kV]に設定した。また、2次転写バイアスの交流成分の周波数f[Hz]や、プロセス線速vについては、適宜変更した。
互いに異なる2次転写バイアスの交流成分(50〜700[Hz])やプロセス線速(141、282[mm/s])の条件下で、普通紙からなる記録シートP(紙表面の凹凸が殆どない)にテスト用の黒ベタ画像を出力した。そして、出力された黒ベタ画像を、目視によって2段階で評価した。具体的には、2次転写バイアスの交流成分のの周波数に同期する濃度ムラ(ピッチムラ)が視認されない場合を○、視認される場合を×として評価した。
以上より、2次転写ニップ通過中に交番電界を約4回作用させることで、ピッチムラのない良好な画像を得ることができると言える。つまり、ピッチムラのない良好な画像を得るためには、「w×f/v>4」という条件が必要になるのである。
本実験はプリンタ試験機によって行い、2次転写バイアスの直流成分の電圧Voffを−1.2[kV]、交流成分のピークツウピーク電圧Vppを7[kV]とした。また、記録シートとして、特殊製紙株式会社製のレザック66(商品名)260kgを用いた。
2次転写バイアスの交流成分の周波数が0(直流成分のみ)、400[Hz]、600[Hz]、1000[Hz]のそれぞれの場合において、K色の全面ベタ画像(画像面積率100[%])、K色の1by1の全面ハーフトーン画像(画像面積率25[%])、幅0.3mmのライン画像(画像面積率1[%])の各画像を、それぞれ記録シートに形成させたものを評価した。図10は、各画像とその画像面積率とを示した図である。評価結果は、記録シート上の凹部の画像濃度、およびチリによる画質劣化を、1.0〜5.0(0.5刻み)の10段階のランク(数値が大きいほど画質が良い)で示した。
そこで、画像面積率が50[%]程度とある程度高い場合には、2次転写バイアスの交流成分の周波数を下げても、記録シートの凹部におけるトナー濃度はある程度確保できるので、チリによる画質劣化の抑制を優先して2次転写バイアスの交流成分の周波数を下げる。一方、画像面積率が5[%]と非常に低い場合には、記録シートの凹部におけるトナー濃度の確保を優先し、2次転写バイアスの交流成分の周波数を上げる。また、1色ベタ画像(画像面積率100[%])のように、画像面積率が高いときは、チリが発生しても目立たないので、2次転写バイアスの交流成分の周波数を上げるようにする。これにより、できる限り記録シートの凹部におけるトナー濃度を確保しつつ、チリによる画質劣化を抑制できる。
一般的にトナー付着量が多い画像ほど、VppやVoffは大きくする必要があるため、画像面積率が高い場合はVppやVoffが大きくする。また、上述したように、ライン画像など画像面積率が低い場合には記録シートの凹部におけるトナーの転写性が悪くなるので、この場合はVppを大きくして、トナーの往復運動のための転写電界を強くし、記録シートの凹部におけるトナーの転写性を確保する。つまり、ある画像面積率(図12では100[%])以下のときは画像面積率が低くなるほどVppが大きくなるように設定し、ある画像面積率(図12では100[%])以上では、画像面積率が高くなるほどVppが大きくなるように設定する。これにより、ハーフトーン画像でもベタ画像でも、記録シートの凹部におけるトナーの転写性を確保することができる。
実施条件1は、図11に示した、画像面積率に応じて2次転写バイアスの交流成分の周波数の切り替えを実施した場合である。実施条件2は、図11に示した、画像面積率に応じて2次転写バイアスの交流成分の周波数の切り替えを実施したとともに、図12に示した、画像面積率に応じてVpp、Voffの切り替えも実施した場合である。比較条件1は、2次転写バイアスの交流成分の周波数を400[Hz]で一定にした場合である。実施条件1と比較条件1では、2次転写バイアスの直流成分の電圧Voffを−1.2[kV]、交流成分のピークツウピーク電圧Vppを7[kV]で一定とした。これら3つの条件で、K色の全面ベタ画像(画像面積率100[%])、K色の1by1の全面ハーフトーン画像(画像面積率25[%])、幅0.3mmのライン画像(画像面積率1[%])の各画像面積率の画像を記録シートに転写したときの、記録シートの凹部におけるトナー濃度、および、チリによる画質劣化について評価した。評価結果は、記録シート上の凹部の画像濃度、およびチリによる画質劣化を、1.0〜5.0(0.5刻み)の10段階のランク(数値が大きいほど画質が良い)で示した。
Vr=Vpp/2−|Voff|
本発明者らによる実験により、2次転写バイアスの波形が正弦波のときに、トナーの往復運動のために必要な戻り電位ピーク値Vrを確保するためには、VppとVoffが以下の関係を満たすようにするのが好ましいことが分かった。
Vpp>4×|Voff|
これにより、記録シートの凹部において許容レベルの画像濃度を得ることができる。
次に、本実施形態における2次転写バイアスの波形の変形例について説明する。
図13〜19は、本実施形態における2次転写バイアスの波形の変形例を示したものである。
2次転写バイアスの波形が正弦波の場合、2次転写バイアスの時間平均電圧Vaveと、2次転写バイアスの直流成分の電圧Voffとが等しくなる。この場合、上述したように、戻り電位ピーク値Vrは、「Vr=Vpp/2−|Voff|」で表されるので、トナーの往復運動のために必要な戻り電位ピーク値Vrを確保するためには、2次転写バイアスのピークツウピーク電圧Vppをある程度大きくする必要があった。Vppは、「Vpp=Vt+Vr」と表される(図3参照)。よって、Vppを大きくすると、必然的に送り電位ピーク値Vtの大きさも大きくなる。しかし、トナーの付着量が多い場合や、記録シートの抵抗が高い場合などでは、送り電位ピーク値Vtの大きさが大きくなると画像に放電跡が発生しやすくなってしまう。2次転写バイアスの波形が正弦波の場合には、送り電位ピーク値Vtが必要以上に大きくならないようにするためには、2次転写バイアスのピークツウピーク電圧Vppをある程度の大きさに抑え、かつ、2次転写バイアスの直流成分の電圧Voffの絶対値(すなわち、2次転写バイアスの時間平均電圧Vaveの絶対値)が小さくなるようにする必要があった。
図14に示した矩形波では、Duty比を16[%]とすることで、送り電位ピーク値Vtは画像に放電跡が発生しない−3.0[kV]に抑えつつ、戻り電位ピーク値Vrはトナーの往復運動のために必要な+2.0[kV]を確保している。
(態様A)
トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体に当接して転写ニップを形成するニップ形成部材と、前記像担持体上のトナー像を前記転写ニップに挟み込んだ記録シートに転写するために、直流成分と交流成分とを含む転写バイアスを出力する転写バイアス出力手段とを備えた画像形成装置において、画像面積率に応じて、前記転写バイアスにおける交流成分の周波数の切り替えを行う制御部を有し、画像面積率をAとすると、前記転写バイアスにおける交流成分の周波数は画像面積率の関数f(A)として表され、f(A)は、画像面積率が、0よりも高く、ベタ画像の画像面積率の値よりも低いある値Amin[%]で最小値となるようにした。
チリによる画質劣化を抑制するには、2次転写バイアスの交流成分の周波数を低くする必要があるが、画像面積率が低い場合に2次転写バイアスの交流成分の周波数を低くすると、記録シートの凹部において必要なトナー濃度が確保できなくなる。
例えば、画像面積率5[%]などの、画像面積率が非常に低い場合には、記録シートの凹部におけるトナー濃度の確保を優先し、2次転写バイアスの交流成分の周波数を上げる。また、1色ベタ画像(画像面積率100[%])のように、画像面積率が高い場合にも、チリが発生しても目立たないので、2次転写バイアスの交流成分の周波数を上げるようにする。画像面積率がこれらの中間にある場合(例えば、画像面積率50[%])には、2次転写バイアスの交流成分の周波数を下げても、記録シートの凹部におけるトナー濃度はある程度確保できるので、チリによる画質劣化の抑制を優先して2次転写バイアスの交流成分の周波数を下げる。つまり、画像面積率が、0よりも高く、ベタ画像の画像面積率の値よりも低いある値Amin[%]で最小値となるようにすれば、できる限り記録シートの凹部におけるトナー濃度を確保しつつ、チリによる画質劣化も抑制できる。
態様Aの画像形成装置において、前記ニップ形成部材に印加する前記転写バイアスにおける交流成分の周波数の最小値をf[Hz]、前記像担持体とニップ形成部材との間に形成されるニップ幅をw[mm]、像担持体の線速をv[mm/s]としたときに、f>4×v/wの関係を満たすようにした。
本発明者らによる実験結果より、画像においてピッチムラの発生を防止するためには、線速をv[mm/s]としたときに、2次転写バイアスの交流成分の周波数fはf>4×v/wの関係を常に満たすように設定する必要があることが分かっている。2次転写バイアスの交流成分の周波数fの最小値がf>4×v/wの関係を満たすようにすることで、ピッチムラのない良好な画像を得ることができる。
態様AまたはBに記載の画像形成装置において、画像面積率に応じて、前記ニップ形成部材に印加する前記転写バイアスにおける交流成分のピークツウピーク電圧Vpp、または、前記ニップ形成部材に印加する前記転写バイアスにおける交流成分のオフセット電圧Voffの切り替えを行う制御部を有する。
一般的にトナー付着量が多い画像ほど、VppやVoffは大きくする必要があるため、画像面積率が高い場合はVppやVoffが大きくする。また、ライン画像など画像面積率が低い場合には、記録シートの凹部におけるトナーの転写性が悪くなるので、Vppを大きくしトナーの往復運動のための転写電界を強くして、記録シートの凹部におけるトナーの転写性を確保する必要がある。画像面積率に応じて、2次転写バイアスの交流成分の周波数の切り替えをするとともに、VppやVoffの切り替えをすることで、ハーフトーン画像でもベタ画像でも、記録シートの凹部におけるトナーの転写性をさらに良好にすることができる。
態様A〜Cのいずれか一の画像形成装置において、前記ニップ形成部材に印加する前記転写バイアスは、前記転写バイアスの交流成分の時間平均電圧Vaveと、前記転写バイアスの交流成分のオフセット電圧Voffとが等しく、かつ、前記転写バイアスにおける交流成分のピークツウピーク電圧値Vppが、Vpp>4×|Voff|の関係を満たすようにした。
本発明者らによる実験により、2次転写バイアスの波形が正弦波のときに、トナーの往復運動のために必要な戻り電位ピーク値Vrを確保するためには、VppとVoffがVpp>4×|Voff|の関係を満たすようにするのが好ましいことが分かった。これにより、記録シートの凹部において許容レベルの画像濃度を得ることができる。
態様A〜Dのいずれか一の画像形成装置において、像担持体から被転写材にトナーを転写させる方向に移動させる電界を生じさせる電位差が作用する時間が、被転写材から像担持体にトナーを戻す方向に移動させる電界を生じさせる電位差が作用する時間よりも長くなる転写バイアスを用いた。
2次転写バイアスの波形が正弦波の場合、2次転写バイアスの時間平均電圧Vaveと、2次転写バイアスの直流成分の電圧Voffとが等しくなる。この場合、戻り電位ピーク値Vrは、「Vr=Vpp/2−|Voff|」で表されるので、トナーの往復運動のために必要な戻り電位ピーク値Vrを確保するためには、2次転写バイアスのピークツウピーク電圧Vppをある程度大きくする必要があった。
また、Vppは、「Vpp=Vt+Vr」と表されるので、Vppを大きくすると、必然的に送り電位ピーク値Vtの大きさも大きくなる。しかし、トナーの付着量が多い場合や、記録シートの抵抗が高い場合などでは、送り電位ピーク値Vtの大きさが大きくなると画像に放電跡が発生しやすくなってしまう。2次転写バイアスの波形が正弦波の場合には、送り電位ピーク値Vtが必要以上に大きくならないようにするためには、2次転写バイアスのピークツウピーク電圧Vppをある程度の大きさに抑え、かつ、2次転写バイアスの直流成分の電圧Voffの絶対値(すなわち、2次転写バイアスの時間平均電圧Vaveの絶対値)が小さくなるようにする必要があった。
これに対し、2次転写バイアスの波形1周期(戻し時間と転写時間との和)に対する戻し時間の比率(Duty比)を小さくすることで、2次転写バイアスの直流成分の電圧Voffを挟んで、トナーを2次転写裏面ローラ33(図1参照)の方に戻す側の波形の面積が、トナーを記録シートPに転写する側の波形の面積よりも小さくなるようにしている。これにより、送り電位ピーク値Vtを小さくし、かつ、2次転写バイアスの時間平均電圧Vaveを高くすることができる。
31:中間転写ベルト(像担持体)
36:ニップ形成ローラ(ニップ形成部材)
39:2次転写バイアス電源(転写バイアス出力手段)
80:光書込ユニット(トナー像形成手段の一部)
P:記録シート
Claims (5)
- トナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
前記像担持体に当接して転写ニップを形成するニップ形成部材と、
前記像担持体上のトナー像を前記転写ニップに挟み込んだ記録シートに転写するために、直流成分と交流成分とを含む転写バイアスを出力する転写バイアス出力手段とを備えた画像形成装置において、
画像面積率に応じて、前記転写バイアスにおける交流成分の周波数の切り替えを行う制御部を有し、画像面積率をAとすると、前記転写バイアスにおける交流成分の周波数は画像面積率の関数f(A)として表され、f(A)は、画像面積率が、0よりも高く、ベタ画像の画像面積率の値よりも低いある値Amin[%]で最小値となるようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記転写バイアスにおける交流成分の周波数の最小値をf[Hz]、前記像担持体とニップ形成部材との間に形成されるニップ幅をw[mm]、像担持体の線速をv[mm/s]としたときに、f>4×v/wの関係を満たすようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
画像面積率に応じて、前記転写バイアスにおける交流成分のピークツウピーク電圧Vpp、または、前記ニップ形成部材に印加する前記転写バイアスにおける交流成分のオフセット電圧Voffの切り替えを行う制御部を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一の画像形成装置において、
前記転写バイアスは、前記転写バイアスの交流成分の時間平均電圧Vaveと、前記転写バイアスの交流成分のオフセット電圧Voffとが等しく、かつ、前記転写バイアスにおける交流成分のピークツウピーク電圧値Vppが、Vpp>4×|Voff|の関係を満たすようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一の画像形成装置において、
像担持体から被転写材にトナーを転写させる方向に移動させる電界を生じさせる電位差が作用する時間が、被転写材から像担持体にトナーを戻す方向に移動させる電界を生じさせる電位差が作用する時間よりも長くなる転写バイアスを用いたことを特徴とする画像形成装置。
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