JP6262432B2 - リチウムイオンキャパシタの製造方法 - Google Patents
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Description
前記負極材料は、活性炭の表面に炭素質材料を有する複合多孔性炭素材料であって、BJH法により算出した直径2nm(20Å)以上50nm(500Å)以下の細孔に由来するメソ孔量をVm1(cc/g)、MP法により算出した直径20Å未満の細孔に由来するマイクロ孔量をVm2(cc/g)とする時、0.01≦Vm1<0.10かつ0.01≦Vm2<0.30である炭素材料からなる。
前記正極材料は、BJH法により算出した直径2nm(20Å)以上50nm(500Å)以下の細孔に由来するメソ孔量をV1(cc/g)、MP法により算出した直径2nm(20Å)未満の細孔に由来するマイクロ孔量をV2(cc/g)とする時、0.3<V1≦0.8かつ0.5≦V2≦1.0であり、BET法により測定される比表面積が1500m2/g以上3000m2/g以下である活性炭からなる。
すなわち、本発明は、以下のとおりのものである。
リチウムイオンを含有した電解質を含み、かつ25℃における負極還元電位が1.0V以上2.0V未満である還元化合物を0.05重量%以上15重量%以下含む非水系電解液;
を外装体に収納して成る非水系リチウム型蓄電素子の製造方法であって、該方法は、以下の工程:
(1)該還元化合物を0.05重量%未満含有する第一の非水系電解液に該負極電極体または該電極積層体を浸漬させた状態で該負極活物質にリチウムイオンを吸蔵させるプリドープ処理工程;及び
(2)該還元化合物を0.05重量%以上15重量%以下含有する第二の非水系電解液に該負極電極体または該電極積層体を浸漬させた状態で該非水系リチウム型蓄電素子を充放電させるエージング処理工程;
を含む、前記方法。
(a)メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネート、及びジメチルカーボネートからなる第一の群から選択される少なくとも1種の鎖状カーボネートと、エチレンカーボネート、及びプロピレンカーボネートからなる第二の群から選択される少なくとも1種の環状カーボネートとの混合物;及び
(b)プロピレンカーボネート、またはプロピレンカーボネートとエチレンカーボネートの混合物;
の少なくとも1つを非水系溶媒として90重量%以上含む電解液である、[1]に記載の非水系リチウム型蓄電素子の製造方法。
前記プリドープ処理工程は、該負極電極体または前記電極積層体を前記第一の非水系電解液に、40℃〜50℃の温度で10時間〜72時間に亘って、又は40℃未満の温度で10時間〜2週間に亘って、浸漬することにより行なわれる、[1]〜[4]のいずれか1項に記載の非水系リチウム型蓄電素子の製造方法。
前記プリドープ処理工程は、該被プリドープ積層体を前記第一の非水系電解液に、40℃〜50℃の温度で10時間〜72時間に亘って、または40℃未満の温度で10時間〜2週間に亘って、浸漬することにより行なわれる、[1]〜[4]のいずれか1項に記載の非水系リチウム型蓄電素子の製造方法。
0.010≦Vm1≦0.250、
0.001≦Vm2≦0.200、及び
1.5≦Vm1/Vm2≦20.0を満たす、[1]〜[6]のいずれか1項に記載の非水系リチウム型蓄電素子の製造方法。
0.3<V1≦0.8、及び
0.5≦V2≦1.0を満たし、かつBET法により測定される比表面積が1500m2/g以上3000m2/g以下である活性炭である、[1]〜[7]のいずれか1項に記載の非水系リチウム型蓄電素子の製造方法。
正極活物質としては、活性炭を用いることができる。
活性炭の種類及びその原料には特に制限はないが、高容量(すなわち高エネルギー密度)と高入出力特性(すなわち高出力密度)とを両立させるために、活性炭の細孔を最適に制御することが好ましい。具体的には、BJH法により算出した直径20Å以上500Å以下の細孔に由来するメソ孔量をV1(cc/g)、MP法により算出した直径20Å未満の細孔に由来するマイクロ孔量をV2(cc/g)としたとき、0.3<V1≦0.8、及び0.5≦V2≦1.0を満たし、かつBET法により測定される比表面積が1500m2/g以上3000m2/g以下である活性炭が好ましい。
用いて得ることができる。
負極活物質は、リチウムイオンを吸蔵放出できる炭素材料である。
本発明の製造方法における非水系電解液には、負極へのプリドープ処理工程で使用する第一の非水系電解液と、その後のエージング処理工程で使用する第二の非水系電解液がある。
本発明において、25℃における負極還元電位が1.0V以上2.0V未満である還元化合物とは、下記(1)の条件を満たす化合物である。
(1)「エチレンカーボネートとメチルエチルカーボネートとを1:2の体積比で混合してなる溶媒にLiPF6を1M/Lの濃度となるように溶解させてなる非水系電解液に、該還元化合物を溶解させ、銅金属からなる作用極、並びにリチウム金属からなる対極及び参照極、を有する三極セルを作製したときに、該作用極における該還元化合物の還元分解電位が、25℃において1.0V〜2.0V(vsLi/Li+)であること。」
ビニレンカーボネート、及びビニルエチレンカーボネートに代表される二重結合を有する環状カーボネート類、エチレンサルファイト、及びプロピレンサルファイトに代表される環状サルファイト類、1,3−プロパンスルトン、及び1,4−プロパンスルトンに代表されるスルトン類、クロロエチレンカーボネート、フルオロエチレンカーボネート、及びトリフルオロプロピレンカーボネートに代表されるハロゲン置換環状カーボネート類、ブロモガンマ−ブチロラクトン、及びフルオロガンマ−ブチロラクトンに代表されるハロゲン置換ラクトン類、並びにリチウムビス(オキサラト)ボレート、及びリチウムオキサラトジフルオロボレートに代表されるリチウムオキサラトボレート類である。
有機溶媒としては、高い誘電率と低い粘度とが両立した非水系電解液を得ることができるという観点から、下記(a)及び(b):
(a)メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネート、及びジメチルカーボネートからなる第一の群から選択される少なくとも1種の鎖状カーボネートと、エチレンカーボネート、及びプロピレンカーボネートからなる第二の群から選択される少なくとも1種の環状カーボネートとを混合した非水系溶媒;及び
(b)プロピレンカーボネート単独、またはプロピレンカーボネートとエチレンカーボネートとを混合した非水系溶媒;
の少なくとも1つを含むものが好ましい。また、同じ観点から、上記第一又は第二の非水系電解液中の上記(a)及び/又は(2)の有機溶媒の含有量が、90重量%以上であることも好ましい。
これらの有機溶媒に溶解する電解質はリチウム塩である。好ましいリチウム塩を例示すれば、LiBF4、LiPF6、LiN(SO2C2F5)2、LiN(SO2CF3)(SO2C2F5)、LiN(SO2CF3)(SO2C2F4H)及びこれらの混合塩を挙げることができる。これらの中でも、LiPF6、LiBF4、またはLiPF6とLiBF4の混合塩が好ましい。
本発明の実施形態では、非水系リチウム型蓄電素子は、上述の電解液、正極活物質、及び負極活物質に加えて、集電体、活物質層における活物質以外の成分、電極体、セパレータ、外装体等を含む。以下、これらの構成要素について説明する。
集電体(正極集電体と負極集電体とを総称していう。)は、通常、蓄電素子において、溶出及び反応等の劣化がおこらない金属箔である。この金属箔としては、特に制限はなく、例えば、銅箔、アルミニウム箔等が挙げられる。本発明の蓄電素子においては、正極集電体をアルミニウム箔、負極集電体を銅箔とすることが好ましい。
活物質層(正極活物質層と負極活物質層とを総称していう。)には、既知のリチウムイオン電池、キャパシタ等で活物質層に含まれる既知の成分を用いることができる。活物質層には、前述した正極活物質又は負極活物質以外に、既知の成分、例えば、バインダー、導電フィラー、増粘剤等を含ませることができ、その種類には特に制限はない。以下、非水系リチウム型蓄電素子における活物質層の成分の詳細を述べる。
本発明における電極体(正極電極体と負極電極体とを総称していう。)は、活物質層を集電体の上面(片面)のみに形成したもの、又は上下面(両面)に形成したものをいう。
セパレータとしては、リチウムイオン二次電池に用いられるポリエチレン製の微多孔膜、若しくはポリプロピレン製の微多孔膜、又は電気二重層キャパシタで用いられるセルロース製の不織紙等を用いることができる。
積層型の蓄電素子とする場合は、電極体とセパレータとを蓄電素子の形状に合致したシート状に整形し、正極集電体の未塗布領域に正極端子の一端、負極集電体の未塗布領域に負極端子の一端を電気的に接続する。もちろん、電極端子(正極端子と負極端子とを総称していう。)と集電体の未塗布領域の間に別の金属部品を介して接続してもよい。
正極電極体及び負極電極体がシート状の場合は、正極電極体及び負極電極体は、シート状のセパレータを介して積層され、電極積層体となる。また、正極電極体及び負極電極体が長尺状の場合は、これらは、長尺状のセパレータを介して捲廻積層され、電極積層体となる。
電極積層体は、非水系電解液とともに、外装体内に挿入される。
外装体としては、金属缶、ラミネートフィルムなどを使用できる。金属缶としては、アルミニウム製のものが好ましい。この場合は、例えば、該金属缶を負極端子とし、絶縁体をはさんで該金属缶にかしめられた金属ふたを正極端子とする。電極タブ(正極タブと負極タブとを総称していう。)によって電極体と端子(正極端子と負極端子とを総称していう。)とを電気的に接続する。
本実施態様の非水系リチウム型蓄電素子の製造方法は、プリドープ処理工程と、エージング処理工程とに特徴を有する。すなわち、前記の第一の非水系電解液中で負極電極体の負極活物質にリチウムイオンをプリドープ処理した後、前記第二の非水系電解液中で充放電させてエージング処理することで負極表面に被膜を形成させる非水系リチウム型蓄電素子の製造方法である。
負極電極体には、あらかじめリチウムイオンをプリドープ処理しておく。プリドープ処理の方法としては、既知の方法、例えば、負極活物質層にリチウム金属箔を積層した状態で負極電極体を組み立ててリチウム金属箔積層電極体とし、これを第一の非水系電解液に入れる方法を使用することができる。リチウムイオンをプリドープ処理しておくことにより、蓄電素子の容量及び作動電圧を制御することが可能である。
前記のリチウムイオンのプリドープ処理工程の後、第一の非水系電解液を第二の非水系電解液と入れ替えて外装体をシールする。または、第一の非水系電解液に前述した還元化合物を添加して第二の非水系電解液の条件を満たす電解液として、外装体をシールしてもよい。
エージング処理工程は、主に負極電極表面の被膜を形成させ最適な充放電効率を発現できる状態で素子を完成することを目的とする。具体的には、使用前に、特定の条件下での充電や放電を適数回繰り返すことでエージング処理工程が成り立つ。
[正極活物質・正極電極体の作製]
破砕されたヤシ殻炭化物を、小型炭化炉において窒素中、500℃で3時間炭化処理した。処理後の該炭化物を賦活炉内へ入れ、1kg/hの水蒸気を予熱炉で加温した状態で該賦活炉内へ投入し、900℃まで8時間かけて昇温した後に取り出し、窒素雰囲気下で冷却して活性炭を得た。得られた活性炭を10時間通水洗浄した後に水切りした。その後、115℃に保持された電気乾燥機内で10時間乾燥した後に、ボールミルで1時間粉砕を行い、活性炭1を得た。
市販のヤシ殻活性炭について、ユアサアイオニクス社製細孔分布測定装置(AUTOSORB−1 AS−1−MP)で、窒素を吸着質として細孔分布を測定した。比表面積はBET1点法により求めた。また、上述したように、脱着側の等温線を用いて、メソ孔量はBJH法により、マイクロ孔量はMP法によりそれぞれ求めた。その結果、BET比表面積が1,780m2/g、メソ孔量が0.198cc/g、マイクロ孔量が0.695cc/g、V1/V2=0.29、平均細孔径が21.2Åであった。
エチレンカーボネート(EC)とメチルエチルカーボネート(MEC)を体積比率で1:2となる非水系溶媒に、1mol/lの濃度となるようにLiPF6を溶解して得た溶液を第一の非水系電解液として使用した。
得られた電極体を100mm×100mmにカットして、最上面と最下面は片面正極電極体を用い、最上面と最下面の間に両面負極電極体18枚及び両面正極電極体17枚を配置するとともに、負極電極体と正極電極体との間に、セルロース製不織布セパレータ36枚を積層した後、負極電極体と正極電極体に電極端子を接続して電極積層体とした。この積層体をラミネートフィルムからなる外装体内に挿入し、上記第一の非水系電解液100gを注入して該外装体を密閉し、非水系リチウム型蓄電素子を組立てた。
作製した蓄電素子を、1Cの電流で4.0Vまで充電し、その後4.0Vの定電圧を印加する定電流定電圧充電を2時間行った。続いて、1Cの定電流で2.0Vまで放電することで、1Cの出力容量を得た。次に同様の充電を行い300Cの電流値で2.0Vまで放電することで、300Cの出力容量が得られた。すなわち、1Cでの放電容量に対する300Cでの放電容量の比は67.5%であった。
還元化合物としてプロピレンサルファイトを第一の非水系電解液に対する割合で1.5重量部を添加すること以外は、実施例1と同様の蓄電素子を準備した。
作製した蓄電素子を、1Cの電流で4.0Vまで充電し、その後4.0Vの定電圧を印加する定電流定電圧充電を2時間行った。続いて、1Cの定電流で2.0Vまで放電することで、1Cの出力容量を得た。次に同様の充電を行い300Cの電流値で2.0Vまで放電することで、300Cの出力容量が得られた。すなわち、1Cでの放電容量に対する300Cでの放電容量の比は66.3%であった。
還元化合物としてフルオロエチレンカーボネートを第一の非水系電解液に対する割合で2.0重量部を添加すること以外は、実施例1と同様の蓄電素子を準備した。
作製した蓄電素子を、1Cの電流で4.0Vまで充電し、その後4.0Vの定電圧を印加する定電流定電圧充電を2時間行った。続いて、1Cの定電流で2.0Vまで放電することで、1Cの出力容量を得た。次に同様の充電を行い300Cの電流値で2.0Vまで放電することで、300Cの出力容量が得られた。すなわち、1Cでの放電容量に対する300Cでの放電容量の比は68.1%であった。
還元化合物としてリチウムビス(オキサラト)ボレートを第一の非水系電解液に対する割合で0.3重量部を添加すること以外は、実施例1と同様の蓄電素子を準備した。
作製した蓄電素子を、1Cの電流で4.0Vまで充電し、その後4.0Vの定電圧を印加する定電流定電圧充電を2時間行った。続いて、1Cの定電流で2.0Vまで放電することで、1Cの出力容量を得た。次に同様の充電を行い300Cの電流値で2.0Vまで放電することで、300Cの出力容量が得られた。すなわち、1Cでの放電容量に対する300Cでの放電容量の比は67.1%であった。
エチレンカーボネート(EC)とメチルエチルカーボネート(MEC)を体積比率で1:2となる非水系溶媒に、1mol/l濃度のLiPF6と0.1mol/l濃度のLiBF4を溶解して得た溶液を第一の非水系電解液として使用し、還元化合物としてビニレンカーボネートを第一の非水系電解液に対する割合で2.5重量部を添加すること以外は、実施例1と同様の蓄電素子を準備した。
作製した蓄電素子を、1Cの電流で4.0Vまで充電し、その後4.0Vの定電圧を印加する定電流定電圧充電を2時間行った。続いて、1Cの定電流で2.0Vまで放電することで、1Cの出力容量を得た。次に同様の充電を行い300Cの電流値で2.0Vまで放電することで、300Cの出力容量が得られた。すなわち、1Cでの放電容量に対する300Cでの放電容量の比は66.5%であった。
プロピレンカーボネート(PC)とメチルエチルカーボネート(MEC)を体積比率で1:2となる非水系溶媒に、1mol/l濃度のLiPF6を溶解して得た溶液を第一の非水系電解液として使用すること以外は、実施例1と同様の蓄電素子を準備した。
作製した蓄電素子を、1Cの電流で4.0Vまで充電し、その後4.0Vの定電圧を印加する定電流定電圧充電を2時間行った。続いて、1Cの定電流で2.0Vまで放電することで、1Cの出力容量を得た。次に同様の充電を行い300Cの電流値で2.0Vまで放電することで、300Cの出力容量が得られた。すなわち、1Cでの放電容量に対する300Cでの放電容量の比は63.1%であった。
還元化合物としてビニレンカーボネートを第一の非水系電解液に対する割合で10重量部を添加すること以外は、実施例1と同様の蓄電素子を準備した。
作製した蓄電素子を、1Cの電流で4.0Vまで充電し、その後4.0Vの定電圧を印加する定電流定電圧充電を2時間行った。続いて、1Cの定電流で2.0Vまで放電することで、1Cの出力容量を得た。次に同様の充電を行い300Cの電流値で2.0Vまで放電することで、300Cの出力容量が得られた。すなわち、1Cでの放電容量に対する300Cでの放電容量の比は61.5%であった。
[正極活物質・正極電極体の作製]
実施例1と同様に作製した。
石炭系ピッチを空気雰囲気下250℃で約2時間酸化処理を行った後、真空下1100
℃で1時間熱処理を行った。得られた材料を、ボールミル粉砕機で約4時間粉砕すること
により、負極材料となる難黒鉛化性炭素材料1を得た。上記難黒鉛化性炭素材料1の物性
評価を実施例1と同様な手法で行った。BET比表面積は4.1m2/g、メソ孔量(V
m1)が0.0081cc/g、マイクロ孔量(Vm2)が0.0012cc/g、Vm
1/Vm2=6.75であった。
PVDF(ポリフッ化ビニリデン)を8.3質量部、並びにNMP(N−メチルピロリド
ン)を混合して、スラリーを得た。次いで、得られたスラリーをエキスパンド銅箔の両面
に塗布し、乾燥し、プレスして、活物質層の厚さが60μmの負極電極体を得た。
実施例1と同様に作製した。
実施例1と同様に作製した。
作製した蓄電素子を、1Cの電流で4.0Vまで充電し、その後4.0Vの定電圧を印加する定電流定電圧充電を2時間行った。続いて、1Cの定電流で2.0Vまで放電することで、1Cの出力容量を得た。次に同様の充電を行い300Cの電流値で2.0Vまで放電することで、300Cの出力容量が得られた。すなわち、1Cでの放電容量に対する300Cでの放電容量の比は63.7%であった。
還元化合物を使用せずに、第一の非水系電解液のままで、実施例1と同様の蓄電素子を準備した。
作製した蓄電素子を、1Cの電流で4.0Vまで充電し、その後4.0Vの定電圧を印加する定電流定電圧充電を2時間行った。続いて、1Cの定電流で2.0Vまで放電することで、1Cの出力容量を得た。次に同様の充電を行い300Cの電流値で2.0Vまで放電することで、300Cの出力容量が得られた。すなわち、1Cでの放電容量に対する300Cでの放電容量の比は70.8%であった。
[正極活物質・正極電極体の作製]
実施例1と同様に作製した。
実施例1と同様に作製した。
エチレンカーボネート(EC)とメチルエチルカーボネート(MEC)を体積比率で1:2となる非水系溶媒に、1mol/l濃度のLiPF6と電解液に対して2.0重量部のビニレンカーボネート(VC)溶解して得た溶液を非水系電解液として使用した。
得られた電極体を100mm×100mmにカットして、最上面と最下面は片面正極体を用い、最上面と最下面の間に両面負極電極体18枚及び両面正極電極体17枚を配置するとともに、負極電極体と正極電極体との間に、セルロース製不織布セパレータ36枚を積層した後、負極電極体と正極電極体に電極端子を接続して電極積層体とした。この積層体をラミネートフィルムからなる外装体内に挿入し、上記非水系電解液100gを注入して該外装体を密閉し、非水系リチウム型蓄電素子を組立てた。
作製した蓄電素子を、1Cの電流で4.0Vまで充電し、その後4.0Vの定電圧を印加する定電流定電圧充電を2時間行った。続いて、1Cの定電流で2.0Vまで放電することで、1Cの出力容量を得た。次に同様の充電を行い300Cの電流値で2.0Vまで放電することで、300Cの出力容量が得られた。すなわち、1Cでの放電容量に対する300Cでの放電容量の比は61.3%であった。
還元化合物としてビニレンカーボネートを第一の非水系電解液に対する割合で18重量部を添加すること以外は、実施例1と同様の蓄電素子を準備した。
作製した蓄電素子を、1Cの電流で4.0Vまで充電し、その後4.0Vの定電圧を印加する定電流定電圧充電を2時間行った。続いて、1Cの定電流で2.0Vまで放電することで、1Cの出力容量を得た。次に同様の充電を行い300Cの電流値で2.0Vまで放電することで、300Cの出力容量が得られた。すなわち、1Cでの放電容量に対する300Cでの放電容量の比は48.9%であった。
2A 正極電極体
2B 正極電極体
2C 正極電極体
2a 正極集電体(貫通孔なし)
2b 正極活物質層
2c 正極活物質層
2d 正極集電体(貫通孔あり)
3A 負極電極体
3B 負極電極体
3a 負極集電体(貫通孔あり)
3b 負極活物質層
3c リチウム金属箔
4 セパレータ
5 リチウム金属箔積層電極積層体
6 担体
7 リチウム金属箔
Claims (8)
- リチウムイオンを吸蔵放出できる炭素材料からなる負極活物質を含む負極活物質層が負極集電体に積層されている単数または複数の負極電極体と、活性炭からなる正極活物質を含む正極活物質層が正極集電体に積層されている単数または複数の正極電極体とを、該負極電極体と該正極電極体の間にセパレータを挟んで積層して成る電極積層体;及び
リチウムイオンを含有した電解質を含み、かつ25℃における負極還元電位が1.0V以上2.0V未満である還元化合物を0.05重量%以上15重量%以下含む非水系電解液;
を外装体に収納して成るリチウムイオンキャパシタの製造方法であって、該方法は、以下の工程:
(1)該還元化合物を含まない第一の非水系電解液に該負極電極体または該電極積層体を浸漬させた状態で該負極活物質にリチウムイオンを吸蔵させるプリドープ処理工程;及び
(2)該還元化合物を0.05重量%以上15重量%以下含有する第二の非水系電解液に該負極電極体または該電極積層体を浸漬させた状態でリチウムイオンキャパシタを充放電させるエージング処理工程;
を記載の順に経る、前記方法。 - 前記第一又は第二の非水系電解液は、下記(a)及び(b):
(a)メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネート、及びジメチルカーボネートからなる第一の群から選択される少なくとも1種の鎖状カーボネートと、エチレンカーボネート、及びプロピレンカーボネートからなる第二の群から選択される少なくとも1種の環状カーボネートとの混合物;及び
(b)プロピレンカーボネート、またはプロピレンカーボネートとエチレンカーボネートの混合物;
の少なくとも1つを非水系溶媒として90重量%以上含む電解液である、請求項1に記載のリチウムイオンキャパシタの製造方法。 - 前記還元化合物は、二重結合を有する環状カーボネート、環状サルファイト、スルトン、ハロゲン置換環状カーボネート、ハロゲン置換ラクトン、及びリチウムオキサラトボレートからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1または2に記載のリチウムイオンキャパシタの製造方法。
- 前記リチウムイオンを含有した電解質は、LiPF6、LiBF4、またはLiPF6とLiBF4の混合塩である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のリチウムイオンキャパシタの製造方法。
- 前記負極集電体は、貫通孔を有しており、かつ前記負極電極体は、前記負極活物質層を該負極集電体の両面に形成して、リチウム金属箔を、該負極集電体の片面側に形成された該負極活物質層に積層することにより得られる場合において、
前記プリドープ処理工程は、該負極電極体または前記電極積層体を前記第一の非水系電解液に、40℃〜50℃の温度で10時間〜72時間に亘って、又は40℃未満の温度で10時間〜2週間に亘って、浸漬することにより行なわれる、請求項1〜4のいずれか1項に記載のリチウムイオンキャパシタの製造方法。 - 前記負極集電体及び前記正極集電体は、貫通孔を有しており、前記正極活物質層は、該正極集電体の両面または片面に形成されており、前記負極活物質層は、該負極集電体の両面または片面に形成されており、かつ前記プリドープ処理工程前に、該正極活物質層および該負極活物質層から選択される少なくとも一つの層にリチウム金属箔を対向させるとともに、該負極活物質層と該正極活物質層の間に前記セパレータを積層して、被プリドープ積層体を得る場合において、
前記プリドープ処理工程は、該被プリドープ積層体を前記第一の非水系電解液に、40℃〜50℃の温度で10時間〜72時間に亘って、または40℃未満の温度で10時間〜2週間に亘って、浸漬することにより行なわれる、請求項1〜4のいずれか1項に記載のリチウムイオンキャパシタの製造方法。 - 前記負極活物質は、活性炭の表面に炭素材料を被着させた複合多孔性材料であり、かつBJH法により算出した直径20Å以上500Å以下の細孔に由来するメソ孔量をVm1(cc/g)、MP法により算出した直径20Å未満の細孔に由来するマイクロ孔量をVm2(cc/g)とするとき、
0.010≦Vm1≦0.250、
0.001≦Vm2≦0.200、及び
1.5≦Vm1/Vm2≦20.0を満たす、請求項1〜6のいずれか1項に記載のリチウムイオンキャパシタの製造方法。 - 前記正極活物質は、BJH法により算出した直径20Å以上500Å以下の細孔に由来するメソ孔量をV1(cc/g)、MP法により算出した直径20Å未満の細孔に由来するマイクロ孔量をV2(cc/g)とするとき、
0.3<V1≦0.8、及び
0.5≦V2≦1.0を満たし、かつBET法により測定される比表面積が1500m2/g以上3000m2/g以下である活性炭である、請求項1〜7のいずれか1項に記載のリチウムイオンキャパシタの製造方法。
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