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JP6211967B2 - 偏平状材料の仕分け装置 - Google Patents

偏平状材料の仕分け装置 Download PDF

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JP6211967B2 JP2014058136A JP2014058136A JP6211967B2 JP 6211967 B2 JP6211967 B2 JP 6211967B2 JP 2014058136 A JP2014058136 A JP 2014058136A JP 2014058136 A JP2014058136 A JP 2014058136A JP 6211967 B2 JP6211967 B2 JP 6211967B2
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Description

本発明は、偏平状材料の仕分け装置に関する。
食料品などを収容する直方体状の紙箱は、次のように作製される。まず、印刷が施された紙の一部に糊付けを行い、所定箇所を折り曲げることで半製品を作製する。その後、半製品から所定箇所を折り曲げるなどして、内容物を収容できる形態とした後、内容物を収容する。半製品とは、例えば、図11(a)に示す紙材の展開状態から、紙箱の前面201、背面202、両側面203、204となる外周面を糊付けにより作製し、上面206及び下面207は開放した状態としたものである。但し、外周面は背面202に隣接して設けられたフラップ205を、一方の側面204の裏側に糊付けし、押し潰された状態となっている。すなわち、半製品100は、図11(b)に示すように、前面201と一方の側面203との境界、及び背面202とフラップ205との境界を折り曲げて偏平状に形成したものである。
このような半製品100は、図示を省略する装置で糊付け、及び折り曲げが施された後、水平方向にずれ重なった状態で、ベルトコンベアなどの搬送装置で搬送される。そして、糊付け箇所を定着させるため、無端ベルトが掛け渡された押圧装置により、半製品が上から押圧される。このような半製品を、ずれ重なった状態で搬送する装置としては、例えば、特許文献1に記載のものがある。
特開2005−89122号公報
ところで、上記のように複数の半製品をずれ重なった状態で搬送する場合には、これらを所定の位置で分離するために、分離位置を判断できるようにする必要がある。そのためには、複数の半製品の中に、何らかのマーキングを施す必要がある。
そのようなマーキングを設ける方法として、例えば、図12に示す方法がある。この方法では、所定間隔をおいて搬送される複数の半製品100に対し、所定の数おきに、側方からプッシャー500により一の半製品を押し出し、その後、これら半製品がずれ重なった状態となるように間隔を狭くして搬送を行う。これにより、ずれ重なった複数の半製品の中に、所定の数ごとに区切りとなる目印が設けられる。このような目印を設ける工程は、半製品が押圧装置によって押圧される前に行われる。しかしながら、プッシャーにより半製品を押し出すと、ずれ重なった複数の半製品の中で、押し出された半製品が存在する位置において、高さが変化することになる。そのため、押圧装置によって、複数の半製品に対して均一に押圧力を付与できないおそれがある。このような状態となると、糊付けされたフラップに均一に力が作用しないため、糊付けの不良が生じる可能性がある。また、所定間隔をおいて搬送する半製品を押し出す場合は、スペース的、コスト的な問題もある。
その他、所定の数おきに、半製品にテープ状の紙片を挿入する方法もあるが、後工程の梱包作業時にテープの除去がなされずに、出荷する半製品にそのテープ状の紙片が混入する問題がある。
なお、このような問題は、上記のような半製品のみに起こりうる問題ではなく、ずれ重なって搬送されるシート材を含む偏平状材料全般に起こりうる問題である。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、ずれ重なって搬送される複数の偏平状材料の中に、適切に仕分け用の目印を設けることができる、偏平状材料の仕分け装置を提供することを目的とする。
本発明に係る偏平状材料の仕分け装置は、水平方向にずれ重なった複数の偏平状材料を搬送する搬送部と、前記複数の偏平状材料の中で、搬送方向に隣接する前記偏平状材料の間に、下方から挿入される少なくとも1つの挿入部材と、前記挿入部材を上下動可能に支持する上下動駆動部と、前記挿入部材を前記搬送方向に対して往復動させる往復動駆動部と、前記上下動駆動部及び前記往復動駆動部を駆動する制御部と、を備え、前記制御部は、ずれ重なった複数の偏平状材料のうち、いずれかの前記隣接する偏平状材料の間に、前記挿入部を上昇させ、当該挿入部材を上昇させた状態で前記搬送方向へ所定の距離だけ前進させて前記偏平状材料を押圧した後、当該挿入部材を下降させるように、前記上下動駆動部及び前記往復動駆動部を駆動する。
この構成によれば、搬送中の複数の偏平状材料に対し、いずれかの隣接する偏平状材料の間に、挿入部材を挿入した後、この挿入部材を偏平材料の搬送速度よりも速い速度で、搬送方向へ所定の距離だけ前進させて、前記偏平状材料を押圧するように構成している。そのため、隣接する偏平状材料の間に、他とは異なる大きい隙間を形成することができ、この隙間を搬送中の複数の偏平状材料の中の仕分け用の目印とすることができる。
上記仕分け装置においては、搬送される複数の前記偏平状材料の中から、所定の偏平状材料を検出する検出部をさらに備えることができ、前記制御部は、前記所定の偏平状材料と、その後方に隣接する偏平状材料との間に前記挿入部材を挿入するように、前記上下動駆動部及び前記往復動駆動部のうち、少なくとも前記上下動駆動部の駆動を制御することができる。
前記検出部は、種々の方法で、前記所定の偏平状材料を検出することができるが、例えば、搬送される前記偏平状材料の数をカウントすることで、前記所定の偏平状材料を検出することができる。すなわち、前記偏平状材料の数をカウントし、所定の数に達したときの偏平状材料を、前記所定の偏平状材料とすることができる。
上記仕分け装置において、隣接する偏平状材料の間に挿入部材を挿入する際には、種々の制御方法があるが、例えば、前記制御部は、前記上下動駆動部を駆動して前記挿入部材を上昇させる際に、前記挿入部材の前記搬送方向の速度が前記搬送部の搬送速度と同期するように前記往復動駆動部の駆動を制御することができる。このようにすると、挿入部材の搬送方向への進行速度を搬送部の搬送速度と同期させつつ、挿入部材を上昇させるため、搬送部の速度が速い場合でも、隣接する所定の偏平状材料の間に、挿入部材を確実に挿入することができる。
上記仕分け装置において、前記挿入部材は、上下方向に延びる本体部と、前記本体部の上端から前記搬送方向に突出する突片と、を備えるように構成することができる。ている。このように構成すると、挿入部材を隣接する偏平状材料の間に挿入したとき、偏平状材料の下端部に、突片を係合させることができるため、突片が抜け止めとなって、挿入部材によって偏平状材料を押圧中に、偏平状材料が挿入部材から離脱するのを防止することができる。
上記仕分け装置においては、前記複数の偏平状材料の上端部を下方に向けて、順に押圧する押圧部材をさらに備えることができる。このようにすると、挿入部材により、偏平状部材を押圧する際に、後続の偏平状部材を押圧部材が上方から押圧するため、後続の偏平状材料が、挿入部材に押圧される偏平状材料に追従するのを防止でき、両偏平状材料を確実に離間することができる。
上記仕分け装置において、検出部及び挿入部材の位置関係は、特には限定されないが、例えば、前記検出部を、前記偏平状材料の下方に配置し、一対の前記挿入部材を、前記検出部を挟むように、前記シート状部材の幅方向に配置することができる。
本発明に係る偏平状材料の仕分け装置によれば、ずれ重なって搬送される複数の偏平状材料の中に、搬送を乱すことなく、仕分け用の目印を設けることができる。
搬送される半製品の側面図である。 本実施形態に係る仕分け装置の一部断面図である。 図2の平面図である。 揺動部材の周囲の拡大側面図である。 図2の仕分け装置の動作を示す側面図である。 押圧部材の動作を示す側面図である。 仕分け装置の他の例を示す平面図(a)及び側面図(b)である。 仕分け装置の他の例を示す平面図(a)及び側面図(b)である。 挿入部材の他の例を示す側面図である。 仕分け装置の他の例を示す側面図である。 紙箱の展開図と半製品を示す図である。 従来の半製品の仕分け方法を説明する概略平面図である。
以下、本発明に係る偏平状材料の仕分け装置を、紙箱の仕分け装置に適用した場合の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は搬送される半製品の側面図、図2は本実施形態に係る仕分け装置の一部断面図、図3は図2の平面図である。以下では、説明の便宜のため、図2の左右方向を搬送方向と称し、半製品が移動する下流側を「前」、それとは反対の上流側を「後」、また、図3の上下方向である搬送方向と垂直な方向を幅方向と称することとする。
<1.紙箱の仕分け装置の概略構成>
本実施形態に係る紙箱の仕分け装置は、図示を省略する紙箱の製造装置の下流側に設けられるものであり、紙箱の製造装置において、展開された平坦な紙材への糊付け、及び折り曲げが行われて、偏平状の半製品100が作製された後、この半製品100が本実施形態に係る仕分け装置へ搬送される。半製品100については、従来技術で示したのと同様に、図11に示すものが対象となる。こうして、製造装置で製造された半製品100は、図1に示すように、搬送方向にずれ重なった状態で搬送される。このとき、複数の半製品100は、各半製品100は前方に傾斜して配置されるとともに、搬送方向に所定間隔をおいて配置されるため、隣接する半製品100の間には、上端部及び下端部に段差が形成される。
図2及び図3に示すように、本実施形態に係る仕分け装置は、複数の半製品100がずれ重なった状態で搬送される搬送ユニット1を備えている。この搬送ユニット1は、一対のベルトコンベア、つまり第1コンベア11及び第2コンベア12を備えており、これらコンベア11、12は、所定間隔をおいて平行に配置されている。各コンベア11、12は、同一の構成であるため、ここでは第1コンベア11のみ説明する。第1コンベア11は、搬送方向の前側から後側へ向かって並び、回転自在に支持された第1ローラ111、第2ローラ112、第3ローラ113、及び第4ローラ114を備え、これら4つのローラ111〜114に第1無端ベルト115が掛け渡されている。第1ローラ111及び第4ローラ114は、搬送ユニット1の前端部及び後端部に配置されており、第2ローラ112及び第3ローラ113はその間に配置されている。このうち、第1及び第4ローラ111,114は同じ高さに配置され、第3ローラ113は、これらのローラ111、114よりやや下方に配置され、第2ローラ112は、さらに下方に配置されている。そして、第1無端ベルト115は、第1ローラ111の上面及び第4ローラ114の上面に亘って掛け渡され、この部分を半製品が通過する。また、第1無端ベルト115は、第1ローラ111の前方側から第2ローラ112の下面に掛け渡され、さらに第3ローラ113の上面を通過し、第4ローラ114の下面を通過するように掛け渡されている。
また、第2ローラ112と第3ローラ113とは、連結部材110によって回転軸同士が連結されており、第3ローラ113を中心に、連結部材110は回転できるようになっている。これにより、第1無端ベルト115のテンションを調整することができる。
第1コンベア11の下方には、第1モータ116が配置されており、この第1モータ116の回転軸に取り付けられたプーリ117と、第1ローラ111とに第2無端ベルト118が掛け渡されている。これにより、第1モータ116が回転すると、第2無端ベルト118を介して、第1ローラ111が回転する。その結果、第1無端ベルト115が搬送方向へ移動し、この第1無端ベルト115上にある半製品が搬送される。
また、これらコンベア11,12の間の下方の空間には、搬送方向に延びる基台2が配置されている。この基台2上には、移動部材31が、搬送方向に往復動可能に配置されており、基台2の先端部に配置されたリニアサーボアクチュエータ21と連結されている。したがって、この移動部材31は、リニアサーボアクチュエータ21により、往復動するようになっている。また、移動部材31の上面には板状の支持部材33が配置されている。支持部材33は、移動部材31の上面において搬送方向の後方に向かって延びている。そして、この支持部材33の上面には、上下方向に揺動する揺動部材4が配置されている。
図4は、揺動部材の周囲の拡大側面図である。図3及び図4に示すように、この揺動部材4は、支持部材33の前端側に支持される平面視矩形状の基部41と、この基部41の後端の両側から支持部材33を越えて後方へ延びる一対の支持片42とを有しており、全体として平面視U字型に形成されている。揺動部材4の基部41は、支持部材33の上面で幅方向に水平に延びる軸部材34に固定されており、この軸部材34を揺動中心として、揺動部材4の後端側、つまり支持片42が上下方向に揺動する。
また、支持部材33の後端側には、揺動部材4を揺動させるための揺動駆動ユニット9が取り付けられている。この揺動駆動ユニット9は、支持部材33の後端に固定され、ソレノイドが内蔵された筐体91と、この筐体91から上方に突出し、上下方向に昇降可能な棒状の昇降部材92と、を備えている。昇降部材92は、初期位置において、揺動部材4の基部41の下面に当接しており、この初期位置にあるときには、揺動部材4は水平方向に延びている。そして、昇降部材92は、この位置からソレノイドによって上方に移動されると、これに伴って、揺動部材4の後端側が上方に揺動する。すなわち、揺動部材4の後端側が上方に向くように傾斜する。
また、揺動部材4の各支持片42の後端部には、挿入部材5がそれぞれ配置されている。各挿入部材5は、支持片42の上面から上方に突出するように配置されており、搬送方向の前方を向いて垂直に延びる押圧面51と、この押圧面51の上端から後方へ向かって下方へ傾斜する傾斜面52と、を備えている。これら挿入部材5は、揺動部材4が初期位置にあるときには、上端が各コンベア11,12の第1無端ベルト115とほぼ同じ高さになるように調整されており、この状態では、挿入部材5は半製品100に接触しないようになっている。
図3及び図4に示すように、揺動部材4の下方には、半製品100の下端部を検出する公知の光電センサ6が設けられている。より詳細に説明すると、この光電センサ6は、揺動部材4の支持片42の間に配置されており、支持片42の間から上方の半製品に向けてレーザ61を照射し、その反射光を受光することで半製品100の下端部を検出しつつ、第1及び第2コンベア11,12上を搬送される半製品100の数をカウントするようになっている。このとき、レーザ61の照射位置は、挿入部材5の前側の上端部の直上である。
一方、コンベア11,12の上方には、図2に示すように、搬送方向に延びる一対の棒状のガイド7が設けられている。各ガイド7は、幅方向に間隔をおいて配置されており、水平方向に延びるように配置されている。そして、コンベア11,12上の半製品100は、ガイド7とコンベア11,12との間で高さを調整されながら、搬送される。また、各ガイド7の後端部71は、上方に傾斜するように延びており、これによって、半製品100がガイド7の下方に進入しやすくしている。
さらに、ガイド7の後方には、弾性変形可能なシート状の押圧部材8が配置されている。この押圧部材8は、ガイド7の後方に配置された固定部81から、前方へ向けて斜め下方に延びるように配置されており、押圧部材8の先端部は、ガイド7の後端部71の下面の傾斜面に沿って、ガイド7の下方へ延び、搬送される半製品100の上端部を下方に向けて順に押圧するようになっている。このような押圧部材8は、種々の材料で形成することができるが、コンベア11,12上での半製品100の搬送を乱さない程度に押圧することが必要である。したがって、例えば、コンベア11,12の第1無端ベルト115と半製品100との摩擦力よりも、半製品100と押圧部材8との摩擦力の方が小さいことが必要である。また、押圧部材8の先端部は、後述するように、挿入部材5が隣接する半製品100の間に挿入されたとき、それら半製品100の上端付近を押圧するような位置に配置されている。
以上の仕分け装置の動作の制御は、図示を省略する制御部によって行われる。制御部は、公知のコンピュータなどで構成され、光電センサ6と電気的に接続されている。そして、例えば、光電センサ6からの検出信号に基づいて、リニアサーボアクチュエータ21、及びソレノイドの駆動を行う。その他の仕分け装置の動作も、特に断りのない限り、制御部により行われる。
<2.仕分け装置の動作>
次に、上記のように構成された紙箱の仕分け装置の動作について、図5及び図6を参照しつつ説明する。まず、光電センサ6が、搬送される半製品100に対して下方からレーザ61を照射し、その反射光を受光して半製品100の下端のエッジを検出することで、通過する半製品100の数をカウントしていく。そして、カウントが所定の数に達すると、その半製品100と、その後方に配置されている半製品100との間に、下方から挿入部材5を挿入し、半製品100の仕分けを行う。以下では、説明の便宜のため、この挿入部材5を挿入する位置を挿入位置と称するとともに、この挿入位置において、隣接する半製品のうち、前方に配置されている半製品を前方半製品101、後方に配置されている半製品を後方半製品102と称することとする。そして、図5及び図6において、前方半製品101には区別のため着色している。
以下、半製品100の仕分けについて、詳細に説明する。まず、図5(a)の初期位置において、光電センサ6はレーザ61を照射して半製品のカウントを行う。ここでは、図5において光電センサによりレーザ61が照射される位置をXとする。そして、図5(b)に示すように、光電センサ6によるカウントが所定の数に達すると、制御部は、図5(c)に示すように、リニアサーボアクチュエータ21を駆動し、移動部材31を搬送方向前方へ進行させる。このとき、移動部材31を加速し、挿入部材5の前進速度がコンベア11,12の搬送速度に達したところで、加速を停止するとともに、図5(d)に示すように、ソレノイドを駆動して昇降部材92を上昇させる。これにより、揺動部材4が上方に揺動し、挿入部材5が前方半製品101と後方半製品102との間に挿入される。
このとき、挿入部材5の傾斜面52は、下方に向かって傾斜しているため、後方半製品102の傾斜に沿う。したがって、挿入部材5の挿入により、後方半製品102が過度に押圧されて搬送に乱れを生じるなどの不具合を防止できる。また、挿入部材5の押し上げ時に後方半製品102が損傷するのを防止できるという利点もある。一方、挿入部材5の押圧面51は、前方半製品101の下端部と対向する。こうして、挿入部材5が挿入されると、制御部はリニアサーボアクチュエータ21を駆動し、図5(e)に示すように、移動部材31を加速させる。これにより、挿入部材5がコンベア11,12の搬送速度よりも速く前方に向かって移動するため、挿入部材5は前方半製品101を前方に押しながら移動する。このとき、前方半製品101とともに、それよりも前方にある複数の半製品100も押されながら、コンベア11,12上を移動する。そして、図5(f)に示すように、前方半製品101と、後方半製品102との間に所定の長さの隙間が形成されると、移動部材31の前進を停止させつつ、ソレノイドを駆動し、揺動部材4を下降させる。すなわち、挿入部材5と前方半製品101との係合状態が解除され、挿入部材5はコンベア11,12の下方へ下降する。その後、制御部は、リニアサーボアクチュエータ21を駆動し、移動部材31を後方へ移動させ、初期位置に待機させる。
上記のように移動部材31、挿入部材5が駆動している間も、光電センサ6は、半製品100のカウントを続け、移動部材31が初期位置に戻った後、半製品100のカウントが所定の数に達すると、上述したのと同様の動作を行い、ずれ重なった複数の半製品100の間に隙間を形成する。こうして、所定の数おきに、複数の半製品100の中に他とは異なる大きい隙間が形成されていく。
また、図6(a)に示すように、押圧部材8は、搬送される半製品100の上端部を順に押圧していくが、図6(b)に示すように、挿入部材5が、前方半製品101と後方半製品102との間に挿入された後、前進する際には、押圧部材8が後方半製品102の上端部を押圧する。これにより、図6(c)に示すように、後方半製品102は、前方半製品101に追従することなく、前方半製品101から離間して行く。したがって、隙間を確実に形成することができる。
また、挿入部材5が前進し、前方半製品101が押圧されたとき、前方半製品101を含め、それよりも前方の半製品100は、上方に押し上げられる可能性があるが、上記仕分け装置には、ガイド7が設けられており、半製品100の上方への移動を規制している。そのため、半製品100が上方へ浮き上がるのを防止することができ、搬送が乱れることはない。
<3.特徴>
以上のように、本実施形態によれば、搬送中の複数の半製品100に対し、所定の隣接する半製品101,102の間に、挿入部材5を挿入した後、その挿入部材5を搬送方向へ所定の距離だけ前進させて、半製品100を押圧するように構成しているため、隣接する半製品101,102の間に他とは異なる大きい隙間を形成することができる。そのため、この隙間を、搬送中の複数の半製品100の中の仕分け用の目印とすることができる。
特に、挿入部材5を隣接する半製品101、102の間に挿入する際、挿入部材5を前進させて半製品100の搬送速度に同期させながら、上昇させるため、半製品100の搬送速度が高速であっても、挿入部材5を正確に挿入することが可能である。なお、半製品の搬送方法には種々の方法が提案され、半製品を起立させた状態で搬送することも可能であるが、半製品が起立していると、挿入部材の差し込む方向と半製品間の隙間の延びる方向が同じであるため、半製品を傷つけ難い面はあるものの、隣接する半製品間の隙間が小さくなるため、高速搬送における仕分けが困難になる。同時に、ずれ重なった半製品を起立させる工程が必要となり、スペース的、コスト的な面で実施が難しくなるという問題もある。
<4.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
<4−1>
上記実施形態では、挿入部材5により半製品を搬送方向に押圧することで、仕分け用の目印を形成したが、これに加えて、プッシャーで半製品を幅方向に押圧してさらに明確な目印を形成することもできる。この点について、図7及び図8を参照しつつ説明する。
図7に示すように、この例では、搬送ユニットの側部で、半製品の下端部付近と対向する位置にプッシャー500を配置している。このプッシャー500は、半製品の下端部付近を幅方向に押圧することができる。また、このプッシャー500は、挿入部材5が半製品を押圧するために前進した位置よりもやや前方に配置されている。したがって、挿入部材5により半製品101、102の間に隙間を形成した後、つまり、挿入部材5が前進した後に下降する前後付近のタイミングで、隙間よりも前方に配置されている半製品の下端部付近を幅方向に押圧することで、図7(a)に示すように、隙間よりも前方の半製品が幅方向にずれるため、さらに明確な目印を形成することができる。
また、プッシャー500を配置する位置は、これに限定されず、図8に示すようにすることもできる。図8の例では、搬送ユニットの側部で、半製品100の上端部付近と対向する位置にプッシャーを配置している。このプッシャー500は、半製品の上端部付近を幅方向に押圧することができる。また、このプッシャー500は、挿入部材5が半製品を押圧するために前進した位置よりもやや前方に配置されている。したがって、挿入部材5により半製品101、102の間に隙間を形成した後、つまり、挿入部材5が前進した後に下降する前後付近のタイミングで、隙間よりも後方に配置されている半製品の上端部付近を幅方向に押圧することで、図8(a)に示すように、隙間よりも後方の半製品が幅方向にずれるため、さらに明確な目印を形成することができる。
<4−2>
上記仕分け装置においては、ソレノイドを駆動して挿入部材5を上昇させる際に、挿入部材5の搬送方向の速度がコンベア11、12の搬送速度と同期するようにリニアサーボアクチュエータ21を駆動しているが、これにより、コンベア11,12の速度が速い場合でも、所定の隣接する半製品101、102の間に、挿入部材5を確実に挿入することができる。但し、隣接する所定の半製品の間に、挿入部材5を挿入することができるのであれば、必ずしも挿入部材5の搬送方向への速度をコンベア11,12の速度に同期させる必要はない。例えば、コンベア11、12の搬送速度が遅い場合、半製品間の隙間が大きい場合には、単に、ソレノイドを駆動して、挿入部材5を半製品101、102の間に挿入した後、リニアサーボアクチュエータ21を駆動して、挿入部材5を前進させてもよい。あるいは、挿入部材5を極めて速く上昇できるような機構の場合には、同期させる必要はない。
<4−3>
挿入部材5の形状は特には限定されず、例えば、図9に示すように、上端部に前方に突出する突部(突片)を設けることができる。図9(a)の例は、挿入部材5の前面に凹部56を形成することで、突部(突片)53を形成し、図9(b)の例は、斜め上方に延びる突部54を設けている。また、図9(c)の例は、突部(突片)55を水平に突出させることで、90度の段部を形成している。このとき、挿入部材5において上方に延び、突部が形成される部分が本発明の本体部に相当する。このような突部53、54、55を設けることで、半製品100を挿入部材5に引っ掛けることができ、半製品100を押圧するときの抜け止めになる。すなわち、挿入部材5が半製品100を押圧しているときに、半製品100が挿入部材5の前面に沿って上方に移動し、挿入部材5から離脱するのを防止することができる。また、挿入部材5に半製品100を引っ掛けることができるため、半製品100が上方に離脱しないように、挿入部材5の上昇ストロークを大きくする必要がない。そのため、挿入部材5の上昇ストロークを小さくしても半製品100の仕分けができるため、高速の搬送にも柔軟に対応することができる。
<4−4>
また、挿入部材5から半製品が離脱するのを防止するためには、例えば、図10に示すように、することができる。この例では、揺動部材5の支持片42の上面に摩擦力の大きい摩擦部材40を配置し、挿入部材5を上昇させるときに、摩擦部材40が半製品の下端部に接する位置まで揺動部材5を揺動させる。摩擦部材40は、例えば、凹凸面を有するゴムシートなどで形成することできる。これにより、挿入部材5の上昇時に、半製品100の下端部に摩擦部材5が接触し、この状態で前進するため、半製品100が摩擦部材40との摩擦力によって支持片42から上方へ離脱するのを防止することができる。なお、このような摩擦部材40とともに、挿入部材5を図9で示した形態にすることもできる。
<4−5>
上記実施形態では、半製品の下端部を検出するために、光電センサを用いているが、非接触式の光センサ全般を用いることができる。これ以外にも、例えば、搬送速度が低速である場合、ずれ重なった半製品のピッチが広い場合、あるいは半製品(偏平材料)の厚みが厚い場合には、マイクロスイッチのような接触式のセンサを用いることできる。また、半製品の数をカウントする以外に、所定の数おきに半製品に設けられたマークを検出するようにすることもできる。さらに、光電センサを設けず、制御部が、適当なタイミングで、ソレノイドやリニアサーボアクチュエータ21を駆動するようにしてもよい。
また、光電センサを挿入部材5の下流側に配置し、半製品100のカウントが完了した後、仕分けすべき半製品100の位置を予測して、挿入部材5を挿入することもできる。但し、上記実施形態のように光電センサを上流側に配置すると、次の利点がある。すなわち、半製品100をずれ重なった状態で搬送すると、半製品100間のピッチが変化する場合があるため、挿入部材5の挿入を予測により行うと、正しい位置に挿入できないおそれがある。これに対して、光電センサを挿入部材5の上流側に配置すると、仕分け位置を確認した上で、挿入部材5を挿入できるため、挿入ミスを防止することができる。
<4−6>
上記実施形態では、挿入部材5を2つ設けているが、1つまたは3つ以上であってもよい。そして、これら挿入部材を設ける位置は、幅方向の両端以外でもよく、特には限定されない。また、2つの挿入部材5が光電センサ6を挟むように配置しているが、これに限定されず、適宜配置できる。
また、上記実施形態のように、2つの挿入部材5を設けた場合、半製品が搬送方向に対して傾いている場合、特に、半製品間のピッチが狭く、搬送速度が速い場合には、2つの挿入部材5が異なる半製品間の隙間に挿入される可能性がある。そこで、独立可動が可能な複数の挿入部材を設けるとともに、これと同数のセンサを各挿入部材の近傍に設ける。これにより、各センサの検出タイミングで、各挿入部材を上昇させることができるため、異なる隙間に挿入部材が挿入されるのを防止することができる。また、幅方向の中央付近に追加の挿入部材を設け、この挿入部材を先に上昇させて半製品間のピッチを少し広げた後、他の挿入部材を半製品間に挿入することもできる。
<4−7>
上記実施形態におけるリニアサーボアクチュエータ21は本発明の往復動駆動部に相当し、揺動駆動ユニット9が上下動駆動部に相当する。但し、挿入部材5を往復動させたり、上下動させる方法は、特には限定されない。例えば、上記実施形態では、挿入部材5を揺動部材4に固定し、揺動部材4を揺動することで、挿入部材5を上下動させているが、揺動ではなく、上下動するようにしてもよい。
<4−8>
上記実施形態では、紙箱の半製品を仕分けする例を示したが、これに限定されず、本発明は、ずれ重なって搬送される偏平状材料全般に適用することができる。例えば、シート状の厚紙、樹脂シートなどにも適用することが可能である。
1 搬送ユニット(搬送部)
21 リニアサーボアクチュエータ(往復動駆動部)
5 挿入部材
6 光電センサ(検出部)
8 押圧部材
9 揺動駆動ユニット(上下動駆動部)

Claims (10)

  1. 水平方向にずれ重なった複数の偏平状材料を搬送する搬送部と、
    前記複数の偏平状材料の中で、搬送方向に隣接する前記偏平状材料の間に、下方から挿入される少なくとも1つの挿入部材と、
    前記挿入部材を上下動可能に支持する上下動駆動部と、
    前記挿入部材を前記搬送方向に対して往復動させる往復動駆動部と、
    前記上下動駆動部及び前記往復動駆動部を駆動する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、ずれ重なった複数の偏平状材料のうち、いずれかの前記隣接する前記搬送方向の下流側の第1偏平状材料と前記搬送方向の上流側の第2偏平状材料との間に、前記挿入部を上昇させて前記第2偏平状材料を押し上げることで隙間を形成し、当該挿入部材を上昇させて前記隙間を形成した状態で前記第1偏平状材料を前記搬送方向の下流側へ所定の距離だけ押圧した後、当該挿入部材を下降させるように、前記上下動駆動部及び前記往復動駆動部を駆動する、偏平状材料の仕分け装置。
  2. 搬送される複数の前記偏平状材料の中から、前記第1偏平状材料を検出する検出部をさらに備える、請求項1に記載の偏平状材料の仕分け装置。
  3. 前記検出部は、搬送される前記偏平状材料の数をカウントすることで、前記第1偏平状材料を検出する、請求項2に記載の偏平状材料の仕分け装置。
  4. 前記制御部は、前記上下動駆動部を駆動して前記挿入部材を上昇させる際に、前記挿入部材の前記搬送方向の速度が前記搬送部の搬送速度と同期するように前記往復動駆動部の駆動を制御する、請求項1から3のいずれかに記載の偏平状材料の仕分け装置。
  5. 前記挿入部材は、上下方向に延びる本体部と、前記本体部の上端から前記搬送方向に突出する突片と、を備えている、請求項1から4のいずれかに記載の偏平状材料の仕分け装置。
  6. 搬送される前記複数の偏平状材料の上端部を下方に向けて、順に押圧する押圧部材をさらに備えている、請求項1から5のいずれかに記載の偏平状材料の仕分け装置。
  7. 前記検出部は、前記偏平状材料の下方に配置され、
    一対の前記挿入部材が、前記検出部を挟むように、前記偏平状材料の幅方向に配置されている、請求項2または3に記載の偏平状材料の仕分け装置。
  8. 前記制御部は、前記第1偏平状材料の傾斜角度と前記第2偏平状材料の傾斜角度とを異ならせて、前記隙間を形成するように前記挿入部材を制御する、請求項1から7のいずれかに記載の偏平状材料の仕分け装置。
  9. 前記挿入部材は、前記第2偏平状材料に面する側に、前記第2偏平状材料の傾斜に沿った傾斜面を有する、請求項1から8のいずれかに記載の偏平状材料の仕分け装置。
  10. 前記挿入部材は、前記第1偏平状材料に面する側に、前記第1偏平状材料を押圧する押圧面を有する、請求項1から9のいずれかに記載の偏平状材料の仕分け装置。
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