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JP6309751B2 - カートンストッカー - Google Patents

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JP6309751B2 JP2013256078A JP2013256078A JP6309751B2 JP 6309751 B2 JP6309751 B2 JP 6309751B2 JP 2013256078 A JP2013256078 A JP 2013256078A JP 2013256078 A JP2013256078 A JP 2013256078A JP 6309751 B2 JP6309751 B2 JP 6309751B2
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Description

本発明は、製函装置などに供給されるカートンをストックしておくカートンストッカーに関する。
物品を箱詰めするラインでは、製函装置において、展開した状態、又は折り畳まれた状態のカートンの上に物品が配置されてから、そのカートンが折り曲げられて箱に成形される。展開した状態のカートンは、カートンストッカー(カートンホッパーともいう)にストックされており、一枚ずつ製函装置に供給される(例えば、特許文献1参照)。
図11(A)及び図11(B)に示されるように、カートンストッカー100は、ベルトコンベア101と、支持板102と、押さえ板103と、錘104と、を備えている。ベルトコンベア101は、間欠的に走行するベルト101aを備えている。
ベルト101aの上には、起立させ流れ方向に積層された複数のカートンXA1が配置される。支持板102は、カートンXA1の下流側に設けられている。この支持板102には、ベルト101aの上に配置されたカートンXA1の束の最も下流側の一枚が突き当たる。そして、支持板102は、下流の製函装置(図示省略)にカートンXA1を供給するための供給口102aを備えている。供給口102aの縁には、カートンXA1を引っ掛ける爪(図示省略)が適宜形成されている。
押さえ板103は、カートンXA1の上流側に配置されるように、ベルト101aの上に置かれている。この押さえ板103は、ベルト101aと共に間欠的に走行することで、最も上流側のカートンXA1を上流側から押さえる。錘104は、押さえ板103の上流側に隣接するようにベルト101aの上に置かれ、ベルト101aと共に間欠的に走行することで、押さえ板103を支持する。
このようなカートンストッカー100によれば、ベルト101aの走行によって、カートンXA1が供給口102aから一枚ずつ供給される。
特公平03−056969号公報(第1図参照)
上記のカートンストッカー100は、カートンXA1のストック量、カートンXA1のサイズ、カートンXA1の材質(カートンXA1の腰の強さ)等の条件によって、錘103の重量を変更させて対応している。なぜならば、錘104の重量が小さい場合には、カートンXA1をストックした際に、錘104の底面とベルトコンベア101の搬送面との摩擦力よりも大きな力が錘104にかかると、錘104はカートン搬送方向とは逆方向に押し戻されてしまうことがあるからである。しかしながら、錘103の重量が大きい場合には、カートンXA1をセットする際に前記錘103を移動させるのが大変である。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、カートンのセットを楽にするカートンストッカーを提供することを目的とする。
(1)本発明は、流れ方向に積層されたカートンを搬送する搬送面と、前記搬送面に沿って走行するベルトと、前記カートンを上流側から押さえるカートン押さえを有し、前記ベルトと共に走行するプッシャーユニットと、前記プッシャーユニットが上流側に移動することを防止する移動防止手段と、を備え、前記ベルトは、凹凸があり、前記プッシャーユニットは、前記凹凸と当接して噛み合う凹凸部材又は凸部材を有し、前記移動防止手段は、前記ベルトの前記凹凸と、前記凹凸部材又は前記凸部材と、からなることを特徴とする、カートンストッカーである。
本発明によれば、カートンのセットが楽にできる。
)本発明はまた、前記プッシャーユニットは、前記凹凸部材又は前記凸部材の前記凹凸との当接/離隔を切り替える切替え機構と、車輪と、を備えるコマ付きストッパーであることを特徴とする、上記()に記載のカートンストッカーである。
上記発明によれば、プッシャーユニットの重量が大きい場合であっても、カートンをセットする際にプッシャーユニットを容易に移動させることができる。
)本発明はまた、前記プッシャーユニットは、トルクリミッターを備え、前記凹凸部材は、前記トルクリミッターに接続されて一定以上の力がかかった場合に回転する歯車であることを特徴とする、上記(1)または(2)に記載のカートンストッカーである。
上記発明によれば、プッシャーユニットに一定以上の力がかかった場合に、当該プッシャーユニットが滑り、カートンへの付勢力を一定にすることができる。
本発明の上記(1)〜()に記載のカートンストッカーによれば、カートンのセットが楽にできる。


(A)及び(B)は本発明の実施形態に係るカートンストッカーの側面図である。 (A)はプッシャーユニットの上面図であり、(B)はプッシャーユニットの側面図であり、(C)はプッシャーユニットの正面図である。 図2(C)の矢印IIIの方向に視た矢視図である。 プッシャーユニットの側面図であり、(A)は凹凸部材の凹凸がベルトの凹凸に当接して噛み合っている状態を示し、(B)は凹凸部材の凹凸がベルトの凹凸から離隔した状態を示す。 本発明の別の形態に係るプッシャーユニットの側面図である。 (A)及び(B)はベルト及び凹凸部材の変形例を示す側面図であり、(A)は凸部形状が直角三角形をしたベルト及び凹凸部材を使用した場合を示し、(B)は凸部形状が直角三角形をしたベルト及び凸部材を使用した場合を示す。 (A)及び(B)は本発明の別の形態に係るプッシャーユニットの側面図であり、(A)はカートン押さえに下流側から力が加えられていない状態を示し、(B)はカートン押さえに下流側から力が加えられ、カギ部がカギ孔に係合した状態を示す。 本発明の別の形態に係るカートンストッカーの側面図であり、(A)は通常時を示し、(B)はカートンセット時を示す。 (A)は図8に示すカートンストッカーの上面図であり、(B)は当該カートンストッカーの正面図である。 図9(B)の矢印Xの方向に視た矢視図である。 (A)及び(B)は従来のカートンストッカーの側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るカートンストッカー1について詳細に説明する。
まず、図1〜図4を用いて、カートンストッカー1の構成について説明する。図1は、カートンストッカー1の側面図である。図2(A)は、プッシャーユニット12の上面図である。図2(B)は、プッシャーユニット12の側面図である。図2(C)は、プッシャーユニット12の正面図である。図3は、図2(C)の矢印IIIの方向に視た矢視図である。図4は、プッシャーユニット12の側面図である。図4(A)は、凹凸部材18の凹凸18aがベルト25の凹凸25aに当接して噛み合っている状態を示す。図4(B)は、凹凸部材18の凹凸18aがベルト25の凹凸25aから離隔した状態を示す。なお、本図及び以降の各図において、一部の構成を適宜省略して、図面を簡略化する。
図1〜図4に示されるカートンストッカー1は、複数のカートンをストックしておき、カートンを一枚ずつ製函装置(図示省略)などに供給するものであり、物品(図示省略)を箱詰めするラインで使用される。本ラインでは、製函装置(図示省略)において、カートンストッカー1から供給された、展開した状態又は折り畳まれた状態のカートンXA1の上に物品が配置されてから、カートンXA1が折り曲げられて箱に成形される。
なお、カートンは、ラップラウンドカートン、サック箱(胴貼りされた箱)、ワンタッチ箱であって良い。また、カートンに限定されず、段ボール箱や、台紙、又は能書等の添付書類であっても良い。すなわち、本発明における「カートン」には、ラップラウンドカートン、サック箱、ワンタッチ箱のみならず、段ボール箱、台紙、能書等の添付書類も含まれる。
カートンストッカー1は、流れ方向に積層されたカートンXA1を搬送する搬送面10と、カートンXA1を下流側から支持する支持板11と、カートンXA1を上方から支持する支持板(図示省略)と、カートンXA1を左右から支持する支持板(図示省略)と、カートンXA1を上流側から押さえるプッシャーユニット12と、搬送面10に沿って配置された一対のレール13と、これら一対のレール13の外側に間隔を空けて当該一対のレール13と平行となるように配置された一対のベルトガイド13aと、プッシャーユニット12に動力を付与する動力付与機構14と、制御ユニット(図示省略)と、を備えている。
搬送面10の上には、展開した状態のカートンXA1の束が配置される。具体的に、搬送面10の上には、起立させ流れ方向に積層された複数のカートンXA1が配置される。
支持板11は、搬送面10の下流側に設けられている。この支持板11には、搬送面10の上に配置されたカートンXA1の束の最も下流側の一枚が突き当たる。そして、支持板11は、下流の製函装置(図示省略)にカートンXA1を供給するための供給口11aを備えている。供給口11aの縁には、カートンXA1を引っ掛ける爪(図示省略)が適宜形成されている。この供給口11aは、爪を除いた部分が、展開した状態のカートンXA1よりも大きく、かつ、爪を含んだ全体が、展開した状態のカートンXA1よりも僅かに小さくなるように設定されている。
プッシャーユニット12は、一対のレール13の上を走行するコマ付きストッパー(トロッコ)である。具体的に、プッシャーユニット12は、車体15と、複数対(本実施形態では二対)の車輪16と、カートン押さえ17と、一対の凹凸部材18と、切替え機構19と、を備えている。
車体15には、複数対の車輪16が取り付けられている。この車体15は、車輪16を回転させながら搬送面10に沿って走行する。複数対の車輪16は、一対のレール13の上を転動する。カートン押さえ17は、その押さえ面(カートンXA1と接する面)が垂直となるように、車体15の下流端に固定されている。このカートン押さえ17は、搬送面10の上に配置されたカートンXA1の束の最も上流側の一枚を押さえる。なお、カートン押さえ17は、その押さえ面が垂直でないもの、例えば傾斜したものであっても良い。
一対の凹凸部材18は、それぞれ、搬送方向に沿って形成された凹凸18aを有するブロックであり、凹凸18aが動力付与機構14との接続部分になる。具体的に、凹凸部材18の凹凸18aは、動力付与機構14を構成するベルト25の凹凸25aと当接して噛み合う。凹凸部材18の凹凸18aがベルト25の凹凸25aと噛み合うことで、プッシャーユニット12がベルト25と一体となって走行可能となる。これら一対の凹凸部材18は、後述する切替え機構19のレバー21に固定されており、レバー21の回転と共に昇降する。すなわち、一対の凹凸部材18が上昇することで、凹凸部材18の凹凸18aがベルト25の凹凸25aと噛み合うことが解除される。なお、プッシャーユニット12は、凹凸部材18に代えて、凸部材を備えるようにしてもよい。凸部材は、ベルト25の凹凸25aと当接して噛み合う凸(突起)を有するブロックであり、凸が動力付与機構14との接続部分になる。
切替え機構19は、「凹凸部材18の凹凸18a」の「ベルト25の凹凸25a」との当接/離隔(解除)を切り替える。具体的に、切替え機構19は、一対の凹凸部材18を下方に付勢する付勢部材20と、この付勢部材20に付勢力に抗する力を加えるレバー21と、レバー21に作用する押しボタン22と、を備えている。
付勢部材20は、例えばコイルスプリングであり、車体15とレバー21との間に配置されている。この付勢部材20は、レバー21を介して一対の凹凸部材18を下方に付勢する。レバー21は、支点21aを中心に回転可能に車体15に取り付けられている。このレバー21は、押しボタン22が作用することで、付勢部材20の付勢力に抗して回転し、一対の凹凸部材18を持ち上げる。押しボタン22は、作業員などに押されることでレバー21に作用して、当該レバー21を回転させる。
このような切替え機構19は、押しボタン22が押されていない状態の場合、付勢部材20の付勢力によって、一対の凹凸部材18を下方に付勢して、当該凹凸部材18の凹凸18aをベルト25の凹凸25aに当接させて噛み合わせる(図4(A)参照)。
一方、切替え機構19は、押しボタン22が押された状態の場合、付勢部材20の付勢力に抗してレバー21が回転し、一対の凹凸部材18が持ち上げられる。これにより、凹凸部材18の凹凸18aが、ベルト25の凹凸25aから離隔する(図4(A)参照)。
このようなプッシャーユニット12は、凹凸部材18の凹凸18aがベルト25の凹凸25aと当接して噛み合っている場合、ベルト25の走行と共に搬送方向に移動する。この場合、プッシャーユニット12は、手動で移動させることができない。すなわち、プッシャーユニット12は、カートンXA1による力(膨らむ力など)が加わった場合であっても、上流側に移動することはない。このように、凹凸部材18の凹凸18a、及びベルト25の凹凸25aは、一体となって、プッシャーユニット12が上流側に移動することを防止する移動防止手段として機能する。
一方、プッシャーユニット12は、凹凸部材18の凹凸18aがベルト25の凹凸25aから離隔している場合、車輪16がレール13の上を自由に転動することができる。結果、プッシャーユニット12は、搬送方向又はその逆方向に手動で移動させることができる。この場合、移動防止手段の機能は、解除されているといえる。すなわち、切替え機構19は、移動防止手段の機能をオンオフする切替え手段として機能する。
一対のレール13は、プッシャーユニット12が走行する軌道である。すなわち、一対のレール13は、その上をプッシャーユニット12の車輪16が転動する。そして、一対のレール13は、カートンXA1の側方に位置しており、カートンXA1を案内するサイドガイドとして機能する。
一対のベルトガイド13aは、一対のレール13と共に、一対のベルト25の走行軌道を構成する。すなわち、一対のベルトガイド13aは、一対のレール13と共に、一対のベルト25をガイドする。
動力付与機構14は、プッシャーユニット12を搬送方向に移動させる。具体的に、動力付与機構14は、一対の駆動用プーリー23と、一対の従動用プーリー24と、これらのプーリー23,24に架け渡されて走行する環状の一対のベルト25と、動力源となるサーボモーター(図示省略)と、を備えている。
一対の駆動用プーリー23は、外周面に凹凸(図示省略)を有するプーリー(タイミングプーリー)である。これら一対の駆動用プーリー23は、サーボモーターの駆動によって回転する。一対の従動用プーリー24は、一対のベルト25の走行によって、一対の駆動用プーリー23に連動して回転する。一対のベルト25は、搬送面10に沿って、一対のレール13と平行となるように配置されている。これら一対のベルト25は、その外周面に、走行方向に沿って形成された凹凸25aを有している。この凹凸25aは、プッシャーユニット12を構成する一対の凹凸部材18の凹凸18aと当接して噛み合う。そして、一対のベルト25は、その内周面に、走行方向の直交方向に沿って形成された凹凸(図示省略)
を有している。この凹凸は、一対の駆動用プーリー23の凹凸と噛み合う。すなわち、一対のベルト25は、外周面に凹凸部材18と噛み合う凹凸25aと、内周面に駆動用プーリー23の凹凸と噛み合う凹凸(図示省略)と、を有するベルト(タイミングベルト)である。また、一対のベルト25は、一対の駆動用プーリー23の回転によって循環するように走行する。
動力付与機構14は、制御ユニット(図示省略)によって統括的に制御される。すなわち、動力付与機構14は、制御ユニットの制御下において動作して、その動作状況が制御ユニットによって管理される。
制御ユニットは、CPU、RAM、及びROMなどから構成され、各種制御を実行する。CPUは、いわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラムが実行されて各種機能を実現する。RAMは、CPUの作業領域として使用される。ROMは、CPUで実行される基本OSやプログラムを記憶する。
このように、カートンストッカー1によれば、カートンXA1のセットが楽にできる。そして、プッシャーユニット12がトロッコであるので、プッシャーユニット12の重量が大きい場合であっても、カートンXA1をセットする際にプッシャーユニット12を容易に移動させることができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、各変形例は、可能な範囲で他の変形例に適用することができる。
すなわち、上記実施形態において、各構成の位置、大きさ、長さ、形状、材質、向きなどは適宜変更できる。例えば、凹凸部材18は、一対であることに限定されず、それ以上の個数であったり、一個であったりしてもよい。
あるいは、上記実施形態において、凹凸部材18がブロックである場合を例に説明したが、本発明の凹凸部材は、ベルトの凹凸と当接して噛み合うものであればよく、次に説明する歯車28(図5参照)であってもよい。
次に、図5を用いて、本発明の別の形態に係るプッシャーユニット27の構成について説明する。図5は、プッシャーユニット27の側面図である。なお、ここでは、特徴部分のみを説明し、上記実施形態に係るプッシャーユニット12と同様の構成、作用及び効果についての説明は適宜省略する。
図5に示される歯車28は、トルクリミッター(図示省略)に接続されて、一定未満の力がかかったときに回転せず、かつ、一定以上の力がかかったときに回転する構造であることが好ましい。なお、歯車の個数は、一対であることに限定されず、それ以上の個数であったり、一個であったりしてもよい。
この場合、プッシャーユニット12に一定以上の力がかかった場合に、当該プッシャーユニット12が滑り、カートンXA1への付勢力を一定にすることができる。
あるいは、上記実施形態において、カートンストッカー1は、レバー21の回転によって凹凸部材18を持ち上げているが、本発明はこれに限定されず、レバー21に代えてリンク機構(図示省略)を備えるようにしてもよい。すなわち、リンク機構により凹凸部材18を凹凸ベルトのあるベルト搬送面に対して平行移動させるようにしても良い。
あるいは、上記実施形態において、カートンストッカー1は、カートンXA1の上方及び左右を支持する支持板(図示省略)を備えているが、本発明はこれに限定されず、これら支持板を備えていないものであっても良い。
あるいは、上記実施形態において、カートンストッカー1は、カートンXA1を起立させた状態で配置しているが、本発明はこれに限定されず、カートンXA1を、先頭(下流側)のものが上になるようにサシミ状(例えば、特開2006−206207の図1を参照)に斜めに積み重ねるように配置しても良い。この場合、カートン押さえ17は、その押さえ面が傾斜したものを使用しても良い。
あるいは、上記実施形態では、凹凸部材18の凹凸18aがベルト25の凹凸25aに当接して噛み合う場合を例に説明したが、これに限定されず、本発明は、凹凸部材又は凸部材がベルトの凹凸に当接して噛み合うものであればよい。
次に、図6(A)及び図6(B)を用いて、ベルト25及び凹凸部材18の変形例の構成を説明する。図6(A)及び図6(B)は、ベルト及び凹凸部材の変形例を示す側面図である。図6(A)は、凸部形状が直角三角形をしたベルト30及び凹凸部材31を使用した場合を示す。図6(B)は、凸部形状が直角三角形をしたベルト32及び凸部材33を使用した場合を示す。
図6(A)に示されるように、この変形例は、凹凸部材31の凹凸31aがベルト30の凹凸30aに当接して噛み合うものである。ベルト30の凹凸30aの凸部形状は、直角三角形をしている。この直角三角形の垂直な面は、下流側に配置されている。凹凸部材31の凹凸31aの凸部形状は、こちらも直角三角形をしている。この直角三角形の垂直な面は、上流側に配置されている。このような構成により、ベルト30の停止時に、凹凸部材31の凹凸31aがベルト30の凹凸30aを乗り上げることで、押しボタン22を押さずにプッシャーユニット12(台車)を下流側に移動させることができる。
図6(B)に示されるように、この変形例は、凸部材33がベルト32の凹凸32aに当接して噛み合うものである。ベルト32の凹凸32aの凸部は、所定の間隔を空けて設けられている。この凸部の形状は、直角三角形をしている。この直角三角形の垂直な面は、下流側に配置されている。凸部材33の少なくとも上流側の面は、垂直に形成されている。このような構成により、ベルト32の停止時に、凸部材33がベルト32の凹凸32aを乗り上げることで、押しボタン22を押さずにプッシャーユニット12(台車)を下流側に移動させることができる。
あるいは、上記実施形態では、カートン押さえ17が車体15に固定されている場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、カートン押さえ17が車体15に対して進退するものであってもよい。
次に、図7を用いて、本発明の別の形態に係るプッシャーユニット35の構成について説明する。図7は、プッシャーユニット35の側面図である。図7(A)は、カートン押さえ17に下流側から力が加えられていない状態を示す。図7(B)は、カートン押さえ17に下流側から力が加えられ、カギ部37がカギ孔部38に係合した状態を示す。なお、ここでは、特徴部分のみを説明し、上記実施形態に係るプッシャーユニット12と同様の構成、作用及び効果についての説明は適宜省略する。
図7(A)及び図7(B)に示されるように、プッシャーユニット35は、カートン押さえ17をカートン搬送方向に移動可能に構成する。このプッシャーユニット35は、車体15とカートン押さえ17の間に弾性部材(例:圧縮バネ)36を備えている。そして、プッシャーユニット35は、弾性部材36を圧縮状態に保持するカギ部37とカギ孔38aとを備えている。カギ部37とカギ孔部38aとは、一体となって、弾性部材36を圧縮状態に保持する係合手段を構成する。そして、カギ孔部38aが形成されたレバー38は、揺動可能となっており、係合手段の解除手段を構成する。このようなプッシャーユニット35は、カートンセット時は、カギ部37とカギ孔部38aとが係合する位置まで台車15を下流側に前進させる。
なお、カギ部37及びレバー38の少なくとも一方を、弾性部材で作成し、カギ部37及びレバー37の少なくとも一方を変形させて互いの係合を解除するようにしても良い。
この場合、ベルト25及び凹凸部材18の凹凸形状を直角三角形(図6(A)参照)としても良い。
そして、押しボタン22を押すことでレバー21を回転させると共に、カギ孔部38aを設けたレバー38を揺動させてカギ部37とカギ孔部38aの係合を解除するようにしても良い。
また、上記装置の場合には、間隔をあけて凸部32aを設けたベルト32(図6(B)参照)であっても良い。
あるいは、上記実施形態では、ベルト25,30,32と噛み合う凹凸部材18,31又は凸部材33を備えている場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、ベルト25,30,32と噛み合う凹凸部又は凸部の底面を有した錘を備えるようにしても良い。この場合、凹凸ベルトは、2本に限定されず、幅の広い1本の凹凸ベルトであっても良いし、3本以上の凹凸ベルトとしても良い。
あるいは、上記実施形態では、凹凸25a,30a,32aのあるベルト25,30,32を備えている場合を例に説明したが、凹凸のない平ベルトを使用するようにしても良い。
次に、図8〜図10を用いて、別の形態に係るカートンストッカー2の構成について説明する。図8は、カートンストッカー2の側面図である。図8(A)は通常時(停止時)を示す。図8(B)は、カートンセット時(移動時)を示す。図9(A)は、カートンストッカー2の上面図である。図9(B)は、カートンストッカー2の正面図である。図10は、図9(B)の矢印Xの方向に視た矢視図である。ここでは、特徴部分のみを説明し、上記実施形態に係るカートンストッカー1と同様の構成、作用及び効果についての説明は適宜省略する。
図8(A)、図8(B)、図9(A)、図9(B)及び図10に示されるように、カートンストッカー2は、プッシャーユニット40と、このプッシャーユニット40に動力を付与する動力付与機構41と、搬送面10に沿って形成された一対の溝42と、カートン搬送方向に配置された凹凸部材43と、などを備えている。
プッシャーユニット40は、カートン押さえ17と、ストッパー部材44と、切替え機構45などを備えている。
カートン押さえ17は、通常時(停止時)において押さえ面が垂直となるように車体15に対して傾斜させて取り付けられている。
ストッパー部材44は、車体15の下流側に設けられ、通常時は一列の凹凸部材43に当接して噛み合い、前輪となる一対の車輪16を一対の溝42から浮かす(図8(A)及び図9(B)参照)。
切替え機構45は、ストッパー部材44の凹凸部材43との当接/離隔(解除)を切り替えると共に、車体15下流側の平ベルト49(後述)との当接/離隔(解除)を切り替える。具体的に、切替え機構45は、前輪となる一対の車輪16が取り付けられる一対のレバー46と、これらレバー46の支点47と、一対の車輪16が一対の溝42から浮く方向に、一対のレバー46を付勢する付勢部材(例:ねじりバネ又は引っ張りバネ)(図示省略)と、一対のレバー46を連結する連結プレート48と、この連結プレート48に作用する押しボタン22と、などを備えている。
一対のレバー46には、それぞれ、前輪となる車輪16が取り付けられている。これら一対のレバー46は、車体15に揺動可能に取り付けられると共に、付勢部材(図示省略)によって、一対の車輪16が一対の溝42から浮く方向に付勢されている(図8(A)参照)。そして、一対のレバー46は、連結プレート48によって連結されており、一体となって揺動する。また、一対のレバー46は、連結プレート48に押しボタン22が作用することで、付勢部材の付勢力に抗して揺動し、車輪16を押し下げて溝42の底面に当接させる(図8(A)→図8(B)参照)。結果、ストッパー部材44が凹凸部材43(図10参照)から離隔して、当接が解除される(図8(B)参照)。また、車体15下流側の底面が平ベルト49から離隔して、当接が解除される。なお、一対のレバー46に代えて、平行リンク機構等により車輪16を上下させても良い。
動力付与機構41は、サーボモーター(図示省略)から動力を得て走行する一対の平ベルト49などを備えている。平ベルト49は、車体15下流側の底面が当接している場合(図8(A)参照)、プッシャーユニット40に動力を付与する。
凹凸部材43は、一対の溝42と平行な溝(符号省略)の間に設けられ、当該凹凸部材43の高さは、当該溝の深さよりも低い。すなわち、凹凸部材43の最上点(頂点)は、搬送面10よりも低い位置となる。結果、凹凸部材43の最上点は、平ベルト49の搬送面よりも低い位置となる。
このようなカートンストッカー2によれば、通常時は、車体15の下流側の底面と平ベルト49の搬送面とが接触し、車輪16のうち後輪のみがレール13に接触している(図8(A)参照)。また、ストッパー部材44と凹凸部材43とが噛み合い、車体15は後方(上流側、図面左側)に移動されない(図8(A)参照)。このように、ストッパー部材44及び凹凸部材43は、一体となって、プッシャーユニット40が上流側に移動することを防止する移動防止手段として機能する。
そして、カートンセット時は、押しボタン22を押して支点を中心にしてレバー46を回転(揺動)させて前輪となる車輪16を下方に突出させて溝42の底面に当接させると共に、ストッパー部材44と凹凸部材43との噛合いを解除し、車体15を後方に移動する(図8(B)参照)。この場合、移動防止手段の機能は、解除されているといえる。すなわち、切替え機構45は、移動防止手段の機能をオンオフする切替え手段として機能する。
1 カートンストッカー
12,27,35 プッシャーユニット
16 車輪
17 カートン押さえ
18,31 凹凸部材
19 切替え機構
25,30,32 ベルト
25a,30a,32a 凹凸
28 歯車(凹凸部材)
33 凸部材
XA1 カートン

Claims (3)

  1. 流れ方向に積層されたカートンを搬送する搬送面と、
    前記搬送面に沿って走行するベルトと、
    前記カートンを上流側から押さえるカートン押さえを有し、前記ベルトと共に走行するプッシャーユニットと、
    前記プッシャーユニットが上流側に移動することを防止する移動防止手段と、を備え、
    前記ベルトは、凹凸があり、
    前記プッシャーユニットは、前記凹凸と当接して噛み合う凹凸部材又は凸部材を有し、
    前記移動防止手段は、前記ベルトの前記凹凸と、前記凹凸部材又は前記凸部材と、からなることを特徴とする、
    カートンストッカー。
  2. 前記プッシャーユニットは、
    前記凹凸部材又は前記凸部材の前記凹凸との当接/離隔を切り替える切替え機構と、
    車輪と、を備えるコマ付きストッパーであることを特徴とする、
    請求項1に記載のカートンストッカー。
  3. 前記プッシャーユニットは、トルクリミッターを備え、
    前記凹凸部材は、前記トルクリミッターに接続されて一定以上の力がかかった場合に回転する歯車であることを特徴とする、
    請求項1または請求項2に記載のカートンストッカー。
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