JP6111768B2 - 貫通型コンデンサ - Google Patents
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Description
図1ないし図5は、この発明の第1の実施形態を説明するためのものである。第1の実施形態による貫通型コンデンサ1は、誘電体素体2と、誘電体素体2の内部にそれぞれ配置された、第1および第2の内部電極3および4と、誘電体素体2の外表面上に配置された第1ないし第4の外部電極5〜8と、を備えている。以下、貫通型コンデンサ1の構造の詳細を、(1)誘電体素体、(2)外部電極、(3)内部電極、(4)その他に分けて説明する。
誘電体素体2は、その外表面として、互いに対向する第1および第2の主面11および12と、互いに対向する1対の側面13および14と、互いに対向する1対の端面15および16とを有する、ほぼ直方体状をなしている。誘電体素体2は、図2〜図5に示すように、主面11および12の方向に延びかつ積層された複数の誘電体層17からなる積層構造を有する。
第1ないし第4の外部電極5〜8は、誘電体素体2の外表面上に、互いに分離して形成されている。
内部電極3および4は、その形状および機能から、第1の内部電極3と第2の内部電極4とに分類される。なお、断面図である図4および図5において、第1の内部電極3と第2の内部電極4との表示上での区別をより明瞭にするため、第の内部電極3ならびに第1の内部電極3と同一面上に位置する後述の補助電極27および28については、実線で表示し、第2の内部電極4ならびに第2の内部電極4と同一面上に位置する後述の補助電極29および30については、点線で表示している。この表示方法は、後述する図6〜図13、図23および図24でも採用している。
この実施形態では、図2ないし図5に示すように、静電容量取得に実質的に寄与しない補助電極27〜30が設けられる。
この発明の第2の実施形態が図6および図7に示されている。図6および図7は、それぞれ、図4および図5に対応する図である。図6および図7において、図4および図5に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
この発明の第3の実施形態が図8および図9に示されている。図8および図9は、それぞれ、図4および図5に対応する図である。図8および図9において、図4および図5に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
この発明の第4の実施形態が図10および図11に示されている。図10および図11は、それぞれ、図4および図5に対応する図である。図10および図11において、図4および図5に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
この発明の第5の実施形態が図12および図13に示されている。図12および図13は、それぞれ、図4および図5に対応する図である。図12および図13において、図4および図5に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
この発明の第6の実施形態が図14ないし図16に示されている。図14は、第6の実施形態による貫通型コンデンサ1eの外観を示す平面図であり、図15および図16は、それぞれ、図2および図3に対応する図である。図14ないし図16において、図1ないし図3に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
この発明の第7の実施形態が図17ないし図19に示されている。図17は、第7の実施形態による貫通型コンデンサ1fの外観を示す平面図であり、図18および図19は、それぞれ、図2および図3に対応する図である。図17ないし図19において、図1ないし図3に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
この発明の第8の実施形態が図20ないし図24に示されている。図20は図1に対応し、図21は図2に対応し、図22は図3に対応し、図23は図4に対応し、図24は図5に対応する。図20ないし図24において、図1ないし図5に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
2,2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g 誘電体素体
3 第1の内部電極
3(A) 第1の容量形成用内部電極
3(B) 第1の直流抵抗低減用内部電極
4 第2の内部電極
4(A) 第2の容量形成用内部電極
4(B) 第2の直流抵抗低減用内部電極
5 第1の外部電極
6 第2の外部電極
7 第3の外部電極
8 第4の外部電極
11,12 主面
13,14 側面
15,16 端面
17 誘電体層
18,21 主要部
19,20,22,23 引出し部
24 容量形成部
25,26 連続積層部
27〜30 補助電極
Claims (11)
- 互いに対向する第1および第2の主面、互いに対向する第1および第2の側面ならびに互いに対向する第1および第2の端面からなる外表面を有する、誘電体素体と、
前記誘電体素体の前記外表面上に、互いに分離して形成された、第1ないし第4の外部電極と、
前記誘電体素体の内部に配置され、主要部と前記第1および第2の外部電極にそれぞれ電気的に接続されるように前記外表面にまで引き出された第1および第2の引出し部とを有する、複数の第1の内部電極と、
前記誘電体素体の内部に配置され、主要部と前記第3および第4の外部電極にそれぞれ電気的に接続されるように前記外表面にまで引き出された第3および第4の引出し部とを有する、複数の第2の内部電極と、
を備え、
前記第1の内部電極と前記第2の内部電極とは形状が互いに異なるが、
前記複数の第1の内部電極が与える直流抵抗と前記複数の第2の内部電極が与える直流抵抗とは互いにほぼ同じであり、
前記第1の内部電極は、前記第2の内部電極と対向して静電容量を形成する第1の容量形成用内部電極と、前記第2の内部電極と対向しない第1の直流抵抗低減用内部電極とを有し、
前記第2の内部電極は、前記第1の内部電極と対向して静電容量を形成する第2の容量形成用内部電極と、前記第1の内部電極と対向しない第2の直流抵抗低減用内部電極とを有する、
貫通型コンデンサ。 - 互いに対向する第1および第2の主面、互いに対向する第1および第2の側面ならびに互いに対向する第1および第2の端面からなる外表面を有する、誘電体素体と、
前記誘電体素体の前記外表面上に、互いに分離して形成された、第1ないし第4の外部電極と、
前記誘電体素体の内部に配置され、主要部と前記第1および第2の外部電極にそれぞれ電気的に接続されるように前記外表面にまで引き出された第1および第2の引出し部とを有する、複数の第1の内部電極と、
前記誘電体素体の内部に配置され、主要部と前記第3および第4の外部電極にそれぞれ電気的に接続されるように前記外表面にまで引き出された第3および第4の引出し部とを有する、複数の第2の内部電極と、
を備え、
前記第1の内部電極と前記第2の内部電極とは形状が互いに異なるが、
前記複数の第1の内部電極が与える直流抵抗と前記複数の第2の内部電極が与える直流抵抗とは互いにほぼ同じであり、
前記誘電体素体には、
前記第1の内部電極と前記第2の内部電極とが対向して静電容量を形成している、容量形成部と、
前記第1の内部電極が連続して積層され、連続して積層された前記第1の内部電極のうちの少なくとも1つは前記第2の内部電極と対向しない状態にある、第1の連続積層部と、
前記第2の内部電極が連続して積層され、連続して積層された前記第2の内部電極のうちの少なくとも1つは前記第1の内部電極と対向しない状態にある、第2の連続積層部と、
が形成されている、貫通型コンデンサ。 - 前記第1および第2の内部電極のうちのいずれか一方は、いずれか他方に比べて、前記引出し部の幅が狭いが、厚みが厚い、請求項1または2に記載の貫通型コンデンサ。
- 前記第1および第2の内部電極のうちのいずれか一方は、いずれか他方に比べて、一方の前記引出し部の前記外表面上での位置から他方の前記引出し部の前記外表面上での位置までの内部電極上での最短距離が長いが、前記引出し部の幅が広い、請求項1または2に記載の貫通型コンデンサ。
- 前記第1および第2の内部電極のうちのいずれか一方は、いずれか他方に比べて、前記引出し部の幅が狭いが、積層枚数が多い、請求項1または2に記載の貫通型コンデンサ。
- 前記第1および第2の内部電極のうちのいずれか一方は、いずれか他方に比べて、一方の前記引出し部の前記外表面上での位置から他方の前記引出し部の前記外表面上での位置までの内部電極上での最短距離が長いが、積層枚数が多い、請求項1または2に記載の貫通型コンデンサ。
- 前記第1および第2の内部電極の積層方向における最も外側には、前記直流抵抗低減用内部電極が位置する、請求項1に記載の貫通型コンデンサ。
- 前記容量形成部は、前記第1および第2の連続積層部よりも前記誘電体素体の前記第1の主面側に偏って位置されているものを含む、請求項2に記載の貫通型コンデンサ。
- 前記容量形成部は、前記第1および第2の連続積層部よりも前記誘電体素体の前記第2の主面側に偏って位置されているものをさらに含む、請求項8に記載の貫通型コンデンサ。
- 前記第1の連続積層部は、前記第1の内部電極を3枚以上有し、前記第2の連続積層部は、前記第2の内部電極を3枚以上有する、請求項2に記載の貫通型コンデンサ。
- 前記第1および第2の内部電極の各々と同一平面上において、前記第1および第2の内部電極の各々と分離し、かつ前記外表面にまで引き出された状態で形成される、補助電極をさらに備える、請求項1ないし10のいずれかに記載の貫通型コンデンサ。
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