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JP6050602B2 - 液晶表示パネル及びその製造方法 - Google Patents

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JP6050602B2 JP2012098760A JP2012098760A JP6050602B2 JP 6050602 B2 JP6050602 B2 JP 6050602B2 JP 2012098760 A JP2012098760 A JP 2012098760A JP 2012098760 A JP2012098760 A JP 2012098760A JP 6050602 B2 JP6050602 B2 JP 6050602B2
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Description

本発明は、液晶表示パネル及びその製造方法に関し、特に、真空注入法を用いて製造される液晶表示パネル及びその製造方法に関するものである。
液晶表示パネルは、例えば、互いに対向するように設けられたTFT(Thin Film Transistor)基板及びCF(Color Filter)基板と、TFT基板及びCF基板の間に設けられた液晶層と、TFT基板及びCF基板を互いに接着すると共に、TFT基板及びCF基板の間に液晶層を封入するために設けられたシール材とを備えている。ここで、TFT基板は、例えば、ガラス基板などの絶縁基板と、絶縁基板に互いに平行に延びるように設けられた複数のゲート線と、各ゲート線と直交する方向に互いに平行に延びるように設けられた複数のソース線と、各ゲート線及び各ソース線の交差する部分にそれぞれ設けられた複数のTFTと、各TFTを覆うように設けられた層間絶縁膜と、層間絶縁膜上にマトリクス状に設けられ、各TFTにそれぞれ接続された複数の画素電極とを備えている。
ところで、TFT基板を製造する際には、その製造工程中に発生した静電気の放電(ESD:Electrostatic Discharge)によって、TFTなどが破壊され易いので、例えば、複数のTFT基板を多面取りで製造するための大判のTFT母基板の周端部にショートリングを設けると共に、上記ゲート線やソース線などの表示用配線をショートリングに接続する、というESD対策を講じるのが主流になっている。ここで、ショートリングは、例えば、複数のTFT基板がマトリクス状に配列された大判のTFT母基板と、複数のCF基板がマトリクス状に配列された大判のCF母基板とを貼り合わせた後に、TFT母基板(及びCF母基板)をセル単位に分断する際に除去される。そして、TFT母基板を分断した後には、その分断端面において、ショートリングに接続されていた配線の端面が露出してしまうので、その配線の端面が腐食するおそれがある。
例えば、特許文献1には、アレイ基板上に形成された複数の配線よりなる配線部と、各配線が外部に引き出される引き出し部と、アレイ基板及びカラーフィルター基板の間に形成されたシール材とを備えた液晶表示パネルにおいて、配線部及び引き出し部からの静電気及び水分の浸入による腐食を防ぐために、配線部及び引き出し部の位置にシール材が形成され、配線部及び引き出し部がシール材で覆われようにすることが記載されている。
特開2003−215605号公報(第1図)
しかしながら、上記特許文献1に開示された液晶表示パネルにおいて、各配線の引き出し部が上記ショートリングに接続されていた配線に相当すると考えると、引き出し部の位置にシール材が形成されていても、基板端面において、引き出し部の端面がシール材で覆われていると限らないので、引き出し部の端面が大気に露出するおそれがある。そうなると、各配線の引き出し部が腐食してしまうので、改善の余地がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ショートリングに起因する配線の腐食を確実に抑制することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、表示領域の外側に設けられた外部配線が基板端面で封止材に覆われるようにしたものである。
具体的に本発明に係る液晶表示パネルは、表示領域の外側において基板端面まで到達するように複数の外部配線が設けられた矩形状の第1基板と、上記第1基板に対向するように設けられた矩形状の第2基板と、上記第1基板及び第2基板の間に設けられた液晶層と、上記第1基板及び第2基板の間で上記液晶層を封入するように設けられ、液晶注入口が配置されたシール材と、上記液晶注入口を封止するように設けられた封止材とを備え、上記第1基板の上記表示領域には、互いに平行に延びるように複数の表示用配線が設けられており、上記第1基板において、上記液晶注入口が配置された辺に対向する辺に沿って上記第2基板から突出するように端子領域が規定されており、上記複数の外部配線のうち、上記端子領域が規定された辺以外の辺において基板端面まで到達するように設けられた全ての外部配線の上記基板端面側は、上記液晶注入口の内側で上記封止材に覆われている。
上記の構成によれば、第1基板の表示領域の外側において、外部配線が基板端面まで到達するように設けられているので、例えば、第1基板を含む第1母基板の状態で第1母基板の周端部に設けられたショートリングに外部配線が接続されることにより、第1基板に設けられた素子などのESDによる破壊が抑制される。そして、(ショートリングに接続されていた)外部配線が基板端面でシール材の液晶注入口を封止する封止材に覆われているので、基板端面における外部配線の端面が大気に露出しなくなる。これにより、外部配線の腐食が確実に抑制されるので、ショートリングに起因する配線の腐食が確実に抑制される
記外部配線は、上記各表示用配線に接続されていてもよい。
上記の構成によれば、第1基板において、表示領域の外側に設けられた外部配線が、表示領域で互いに平行に延びる複数の表示用配線にそれぞれ接続されているので、例えば、第1基板を含む第1母基板の状態で第1母基板の周端部に設けられたショートリングに外部配線が接続されることにより、第1基板の表示領域に設けられた素子などのESDによる破壊が抑制される。
上記表示領域には、複数の副画素がマトリクス状に配列され、上記各表示用配線は、上記各副画素に補助容量を付加するための容量線であってもよい。
上記の構成によれば、各表示用配線が一般的に静電気を蓄積し易い容量線であるので、本発明の作用効果が有効に奏される。ここで、各副画素に補助容量を付加するための容量線は、画像表示の際に伝送する電気信号の波形なまりを抑制するために、例えば、ゲート線やソース線などの他の表示用配線よりも幅広に形成されていることが多いので、その平面視での面積に起因して、TFTの破壊を引き起こす程度の量の静電気を蓄積し易い
記表示領域には、上記各表示用配線に沿って互いに平行に延びるように複数のゲート線が設けられていると共に、該各表示用配線と交差する方向に互いに平行に延びるように複数のソース線が設けられ、上記端子領域には、各々、透明導電膜により基板端面まで到達すると共に、上記各ゲート線及び各ソース線にそれぞれ接続するように複数の他の外部配線が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、第1基板において、端子領域に設けられた複数の他の外部配線が、表示領域で互いに交差する各ゲート線及び各ソース線にそれぞれ接続されているので、例えば、第1基板を含む第1母基板の状態で第1母基板の周端部に設けられたショートリングに各他の外部配線が接続されることにより、第1基板の表示領域に設けられた素子などのESDによる破壊がいっそう抑制される。そして、(ショートリングに接続されていた)各他の外部配線の基板端面側が一般的に酸化し難い、酸化物系の透明導電膜により形成されているので、基板端面における各他の外部配線の腐食が抑制される。
また、本発明に係る液晶表示パネルの製造方法は、表示領域の外側において基板端面まで到達するように複数の外部配線が設けられた矩形状の第1基板を含み、該第1基板の外側の周端部に上記外部配線に接続されたショートリングが設けられた第1母基板を準備する第1母基板準備工程と、上記第1基板に対向する矩形状の第2基板を含む第2母基板を準備する第2母基板準備工程と、上記第1母基板及び第2母基板を液晶注入口が配置されたシール材を介して貼り合わせた後に、上記第1母基板及び第2母基板の各周端部を除去することにより、上記第1基板及び第2基板が上記シール材を介して貼り合わされた空セルを作製するセル作製工程と、上記空セルの内部に上記液晶注入口を介して液晶材料を真空注入法で注入する液晶注入工程と、上記液晶材料が注入された空セルの液晶注入口を封止材を介して封止する封止工程とを備え、上記第1基板の上記表示領域には、互いに平行に延びるように複数の表示用配線が設けられており、上記第1基板において、上記液晶注入口が配置された辺に対向する辺に沿って上記第2基板から突出するように端子領域が規定されており、上記第1母基板準備工程では、上記複数の外部配線のうち、上記端子領域が規定された辺以外の辺において基板端面まで到達するように設けられた全ての外部配線の上記基板端面側が上記シール材の液晶注入口の内側に配置するように、上記第1母基板を準備する。
上記の方法によれば、第1母基板準備工程で準備する第1母基板では、第1基板の表示領域の外側において、外部配線が第1基板の基板端面まで到達するように設けられているので、第1母基板において、その周端部に設けられたショートリングに外部配線が接続されることにより、第1基板に設けられた素子などのESDによる破壊が抑制される。また、第1母基板準備工程では、外部配線の基板端面側がシール材の液晶注入口と一致するように第1母基板を準備し、第2母基板準備工程、セル作製工程及び液晶注入工程の後で行う封止工程において、シール材の液晶注入口を封止材を介して封止するので、セル作製工程で第1母基板の周端部を除去するまでショートリングに接続されていた外部配線が基板端面で封止材に覆われることになり、基板端面における外部配線の端面が大気に露出しなくなる。これにより、外部配線の腐食が確実に抑制されるので、ショートリングに起因する配線の腐食が確実に抑制される。
上記第1母基板準備工程では、上記第1基板がマトリクス状に複数配列すると共に、上記ショートリングが該複数の第1基板を囲むように、上記第1母基板を準備し、上記第2母基板準備工程では、上記第2基板がマトリクス状に複数配列するように、上記第2母基板を準備してもよい。
上記の方法によれば、第1母基板準備工程では、複数の第1基板がマトリクス状に配列された第1母基板を準備し、第2母基板準備工程では、複数の第2基板がマトリクス状に配列された第2母基板を準備するので、多面取りで製造される液晶表示パネルにおいて、本発明の作用効果が具体的に奏される。
本発明によれば、表示領域の外側に設けられた外部配線が基板端面で封止材に覆われているので、ショートリングに起因する配線の腐食を確実に抑制することができる。
実施形態1に係る液晶表示パネルの平面図である。 図1中のII−II線に沿った液晶表示パネルの断面図である。 実施形態1に係る液晶表示パネルを多面取りで製造するための大判の貼合体の概略平面図である。 図3の大判の貼合体における1つのセル単位を拡大した平面図である。 図4のV−V線に沿った大判の貼合体の断面図である。 実施形態1に係る液晶表示パネルの第1の変形例の平面図である。 実施形態1に係る液晶表示パネルの第2の変形例の平面図である。 実施形態2に係る液晶表示パネルを多面取りで製造するための大判の第1母基板の概略平面図である。 図8の第1母基板を備えた貼合体における1つのセル単位を拡大した平面図である。 実施形態3に係る液晶表示パネルを多面取りで製造するための大判の第1母基板の概略平面図である。 図10の第1母基板を備えた貼合体における1つのセル単位を拡大した平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の各実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図7は、本発明に係る液晶表示パネル及びその製造方法の実施形態1を示している。ここで、図1は、本実施形態の液晶表示パネル50aの平面図である。また、図2は、図1中のII−II線に沿った液晶表示パネル50aの断面図である。
液晶表示パネル50aは、図1及び図2に示すように、第1基板として矩形状に設けられたTFT基板20aと、TFT基板20aに対向するように第2基板として矩形状に設けられたCF基板30と、TFT基板20a及びCF基板30の間に設けられた液晶層40と、TFT基板20a及びCF基板30の間で液晶層40を封入するように枠状に設けられ、液晶注入口45cが配置されたシール材45と、シール材45の液晶注入口45cを封止するように設けられた封止材46とを備えている。ここで、液晶表示パネル50aでは、図1に示すように、TFT基板20a及びCF基板30の重なり合う部分において、複数の副画素Pがマトリクス状に配列された画像表示を行う表示領域Dが矩形状に規定されている。また、液晶表示パネル50aでは、図1に示すように、CF基板30から突出するTFT基板20aにおいて、液晶注入口45が配置された辺(図中の上辺)に対向する辺(図中の下辺)に沿って端子領域Tが規定されている。さらに、TFT基板20aの端子領域Tの中央部には、図1に示すように、表示領域Dの図中の下辺に沿うように、駆動用IC(Integrated Circuit)を実装するための実装領域Mが規定されている。
TFT基板20aは、図1及び図2に示すように、絶縁基板10aと、表示領域Dにおいて互いに平行に延びるように表示用配線として絶縁基板10a上に設けられた複数のゲート線11aと、表示領域Dにおいて各ゲート線11aの間で互いに平行に延びるように表示用配線として絶縁基板10a上に設けられた複数の容量線11bと、各ゲート線11a及び各容量線11bと直交する方向に互いに平行に延びるように表示用配線として設けられた複数のソース線14aと、各ゲート線11a及び各ソース線14aの交差する部分毎、すなわち、各副画素P毎にそれぞれ設けられた複数のTFT5と、各第TFT5を覆うように設けられた層間絶縁膜15と、層間絶縁膜15上にマトリクス状に設けられ、各TFT5に接続された複数の画素電極16aと、各画素電極16aを覆うように設けられた配向膜17とを備えている。ここで、TFT基板20aでは、図2に示すように、絶縁基板10a上に設けられた容量線11bと、容量線11bを覆うように設けられたゲート絶縁膜12と、ゲート絶縁膜12に積層された層間絶縁膜15と、層間絶縁膜15上に設けられた画素電極16aとより、各副画素P毎に補助容量6が構成されている。また、TFT基板20aでは、図1に示すように、表示領域Dの外側において、後述するCF基板30上の共通電極24に接続するためのコモン転移電極16cが設けられている。
TFT5は、図2に示すように、絶縁基板10a上に設けられたゲート電極(11a)と、ゲート電極(11a)を覆うように設けられたゲート絶縁膜12と、ゲート絶縁膜12上にゲート電極(11a)に重なるように島状に設けられた半導体層13と、半導体層13上に互いに離間及び対峙するように設けられたソース電極(14a)及びドレイン電極14bとを備えている。ここで、ゲート電極(11a)は、各ゲート線11aの各副画素P毎の一部分、又は各ゲート線11aが各副画素P毎に側方に突出した部分である。また、ソース電極(14a)は、各ソース線14aの各副画素P毎の一部、又は各ソース線14aが各副画素P毎に側方に突出した部分である。また、ドレイン電極14bは、層間絶縁膜15に各副画素P毎に形成されたコンタクトホールを介して各画素電極16aに接続されている。
ゲート線11aは、図1に示すように、ソース線14aと同一材料により同一層に形成されたゲート引出配線14cを介して端子領域Tの実装領域Mに引き出されている。
容量線11bは、図1に示すように、後述するショートリング111に接続されていた外部配線11cに接続されていると共に、端子領域Tに引き出されている。そして、端子領域Tに引き出された容量線11bは、図1に示すように、画素電極16aと同一材料により同一層に形成された容量線端子16dに接続されている。ここで、外部配線11cは、図1及び図2に示すように、表示領域Dの外側において基板端面まで到達するように設けられ、その基板端面が封止材46で覆われている。
ソース線14aは、図1に示すように、端子領域Tの実装領域Mに引き出されている。
実装領域Mには、図1に示すように、図中の上側に一列に配列するように複数の入力側端子16fが設けられていると共に、図中の下側に一列に配列するように複数の出力側端子16gが設けられている。
入力側端子16fは、図1に示すように、画素電極16aと同一材料により同一層に形成され、ゲート線11aやソース線14aなどに接続されている。
出力側端子16gは、図1に示すように、画素電極16aと同一材料により同一層に形成され、ゲート線11aと同一材料により同一層に形成された端子間配線11eを介して、画素電極16aと同一材料により同一層に形成された外部接続端子16hに接続されている。
コモン転移電極16cは、画素電極16aと同一材料により同一層に形成されている。また、コモン転移電極16cは、図1に示すように、ゲート線11aと同一材料により同一層に形成されたコモン転移配線11dを介して、端子領域Tに引き出されている。そして、端子領域Tに引き出されたコモン転移配線11dは、図1に示すように、画素電極16aと同一材料により同一層に形成されたコモン転移端子16eに接続されている。
外部接続端子16h及びコモン転移端子16eは、図1に示すように、後述するショートリング111に接続されていた他の外部配線16bに接続されている。ここで、他の外部配線16bは、画素電極16aと同一材料により同一層に形成されている。
CF基板30は、図2に示すように、絶縁基板10bと、絶縁基板10b上に格子状に設けられたブラックマトリクス21と、ブラックマトリクス21の各格子間にそれぞれ設けられた赤色層、緑色層及び青色層などの複数の着色層22と、ブラックマトリクス21及び各着色層22を覆うように設けられたオーバーコート膜23と、オーバーコート膜23上に設けられた共通電極24と、共通電極24上に柱状に設けられた複数のフォトスペーサ25と、共通電極24及び各フォトスペーサ25を覆うように設けられた配向膜26とを備えている。
液晶層40は、例えば、電気光学特性を有するネマチックの液晶材料などにより構成されている。
上記構成の液晶表示パネル50aは、TFT基板20a上の各画素電極16aとCF基板30上の共通電極24との間に配置する液晶層40に各副画素P毎に所定の電圧を印加して、液晶層40の配向状態を変えることにより、各副画素P毎にパネル内を透過する光の透過率を調整して、画像表示を行うように構成されている。
次に、本実施形態の液晶表示パネル50aを製造する方法について説明する。ここで、図3は、液晶表示パネル50aを多面取りで製造するための大判の貼合体150aの概略平面図である。また、図4は、図3の貼合体150aにおける1つのセル単位を拡大した平面図である。また、図5は、図4のV−V線に沿った貼合体150aの断面図である。なお、本実施形態の製造方法は、TFT母基板準備工程、CF母基板準備工程、セル作製工程、液晶注入工程及び封止工程を備える。
<TFT母基板準備工程>
まず、ガラス基板(厚さ0.7mm程度)などの大判の絶縁基板110aの基板全体に、スパッタリング法により、例えば、アルミニウム膜などの金属膜を順に成膜し、その金属膜をフォトリソグラフィによりパターニングして、各セル単位(表示領域D)毎に、ゲート線11a、容量線11b、外部配線11c、コモン転移配線11d及び端子間配線11eを、複数のセル単位の外側の周端部にショートリング111を厚さ4000Å程度にそれぞれ形成する。
続いて、ゲート線11aなどが形成された基板全体に、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法により、例えば、窒化シリコン膜や酸化シリコン膜などの無機絶縁膜を成膜し、その無機絶縁膜をフォトリソグラフィによりパターニングして、ゲート絶縁膜12を厚さ4000Å程度に形成する。
さらに、ゲート絶縁膜12が形成された基板全体に、プラズマCVD法により、例えば、アモルファスシリコン膜及びリンがドープされたn+アモルファスシリコン膜を連続して成膜し、その積層膜をフォトリソグラフィによりゲート電極(11a)上に島状にパターニングして、各セル単位毎に、厚さ2000Å程度のアモルファスシリコン層、及び厚さ500Å程度のn+アモルファスシリコン層が積層された半導体層形成層を形成する。
そして、上記半導体層形成層が形成された基板全体に、スパッタリング法により、例えば、アルミニウム膜や銅膜などの金属膜を成膜し、その金属膜をフォトリソグラフィによりパターニングして、各セル単位毎に、ソース線14a、ドレイン電極14b及びゲート引出配線14cを厚さ2000Å程度に形成する。
続いて、ソース電極(14a)及びドレイン電極14bをマスクとして上記半導体層形成層のn+アモルファスシリコン層をエッチングすることにより、チャネル領域をパターニングして、各セル単位毎に、半導体層13及びそれを備えたTFT5を形成する。
さらに、TFT5が形成された基板全体に、例えば、プラズマCVD法により、窒化シリコン膜や酸化シリコン膜などの無機絶縁膜を成膜し、その無機絶縁膜をフォトリソグラフィによりパターニングして、層間絶縁膜15を厚さ4000Å程度に形成する。
そして、層間絶縁膜15上の基板全体に、スパッタリング法により、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)膜や酸化スズ膜などの透明導電膜を成膜し、その透明導電膜をフォトリソグラフィによりパターニングして、各セル単位毎に、画素電極16a、他の外部配線16b、コモン転移電極16c、容量線端子16d、コモン転移端子16e、入力側端子16f、出力側端子16g及び外部接続端子16hを厚さ1000Å程度に形成する。
最後に、画素電極16aなどが形成された基板全体に、印刷法によりポリイミド樹脂を塗布し、その後、ラビング処理を行って、配向膜17を厚さ1000Å程度に形成する。
以上のようにして、TFT母基板120aを準備することができる。
<CF母基板準備工程>
まず、ガラス基板(厚さ0.7mm程度)などの大判の絶縁基板110bの基板全体に、スピンコート法により、例えば、カーボンなどの微粒子が分散されたアクリル系の感光性樹脂を塗布し、その塗布された感光性樹脂をフォトマスクを介して露光した後に、現像することにより、各パネル単位毎に、ブラックマトリクス21を厚さ1μm程度に形成する。
続いて、ブラックマトリクス21が形成された基板上に、例えば、赤、緑又は青に着色されたアクリル系の感光性樹脂を塗布し、その塗布された感光性樹脂をフォトマスクを介して露光した後に、現像することによりパターニングして、各セル単位毎に、選択した色の着色層(例えば、赤色層)を厚さ2μm程度に形成する。さらに、他の2色についても同様な工程を繰り返して、各セル単位毎に、他の2色の着色層(例えば、緑色層及び青色層)を厚さ2μm程度に形成する。
さらに、各着色層22が形成された基板上に、例えば、スピンコート法により、アクリル樹脂を塗布し、その塗布されたアクリル樹脂を硬化させることにより、オーバーコート膜23を厚さ3μm程度に形成する。
そして、オーバーコート膜23が形成された基板上に、例えば、スパッタリング法により、ITO膜や酸化スズ膜などの透明導電膜を成膜して、各セル単位毎に、共通電極24を厚さ1000Å程度に形成する。
その後、共通電極24が形成された基板全体に、スピンコート法により、フェノールノボラック系の感光性樹脂を塗布し、その塗布された感光性樹脂をフォトマスクを介して露光した後に、現像することにより、各セル単位毎に、フォトスペーサ25を厚さ4μm程度に形成する。
最後に、フォトスペーサ25が形成された基板全体に、印刷法によりポリイミド系樹脂を塗布し、その後、ラビング処理を行って、配向膜26を厚さ1000Å程度に形成する。
以上のようにして、CF母基板130を準備することができる。
<セル作製工程>
まず、例えば、上記CF母基板準備工程で準備されたCF母基板130の各表示領域Dの周囲に、スクリーン印刷により、熱硬化性エポキシ樹脂などからなるシール材45を液晶注入口45cの部分を欠いた枠状パターンに印刷する。
続いて、シール材45が印刷されたCF母基板130及び上記TFT母基板準備工程で準備されたTFT母基板120aを互いの各表示領域Dが重なり合うように貼り合わせた後に、TFT母基板120a及び対向母基板130の間のシール材45を加熱により硬化させることにより、大判の貼合体150を作製する。
さらに、貼合体150のTFT母基板120aの表面において、各TFT基板20aを構成する部分の周囲に沿って、例えば、円盤状の分断刃の刃先を当接させながら、その分断刃を転動させることにより、線状のクラックを形成すると共に、そのクラックを厚さ方向に成長させることにより、TFT母基板120aを各セル単位毎に分断して、TFT基板20aを作製する。
最後に、TFT母基板120aが分断された貼合体150を表裏反転させた後に、CF母基板130の外表面において、各CF基板30を構成する部分の周囲に沿って、例えば、上記分断刃の刃先を当接させながら、その分断刃を転動させることにより、線状のクラックを形成すると共に、そのクラックを厚さ方向に成長させることにより、CF母基板130を各セル単位毎に分断して、CF基板30を作製する。
以上のようにして、TFT基板20a及びCF基板30をシール材45を介して貼り合わせた空セル50eを作製することができる。
<液晶注入工程>
上記セル作製工程で作製された空セル50eのTFT基板20a及びCF基板30の間に、液晶注入口45cを介して液晶材料(40)を真空注入法により注入する。
<封止工程>
上記液晶注入工程で液晶材料が注入された空セル50eの液晶注入口45cにUV硬化性樹脂からなる封止材46を塗布した後に、封止材46を硬化させることにより、液晶注入口45cを封止材46を介して封止して、液晶層40を封入(形成)する。
以上のようにして、本実施形態の液晶表示パネル50aを製造することができる。
以上説明したように、本実施形態の液晶表示パネル50a及びその製造方法によれば、TFT母基板準備工程で準備するTFT母基板120aでは、TFT基板20aの表示領域Dの外側において、表示領域Dで互いに平行に延びる複数の容量線11bにそれぞれ接続された外部配線11cがTFT基板20aの基板端面まで到達するように設けられているので、TFT母基板120aにおいて、その周端部に設けられたショートリング111に外部配線11cが接続されることにより、TFT基板20aの表示領域Dに設けられた各TFT5などのESDによる破壊を抑制することができる。また、TFT母基板準備工程では、外部配線11cの基板端面側がシール材45の液晶注入口45cと一致するようにTFT母基板120aを準備し、第2母基板準備工程、セル作製工程及び液晶注入工程の後で行う封止工程において、シール材45の液晶注入口45cを封止材46を介して封止するので、セル作製工程でTFT母基板120aの周端部を除去するまでショートリング111に接続されていた外部配線11cが基板端面で封止材46に覆われることになり、基板端面における外部配線11cの端面が大気に露出しなくなる。これにより、外部配線11cの腐食を確実に抑制することができるので、ショートリング111に起因する配線の腐食を確実に抑制することができる。
また、本実施形態の液晶表示パネル50aによれば、TFT基板20aにおいて、端子領域Tに設けられた複数の他の外部配線16bが、表示領域Dで互いに交差する各ゲート線11a及び各ソース線14aにそれぞれ接続されているので、複数のTFT基板20aを含むTFT母基板120aにおいて、その周端部に設けられたショートリング111に各他の外部配線16bが接続されることにより、TFT基板20aの表示領域Dに設けられたTFT5などのESDによる破壊をいっそう抑制することができる。そして、ショートリング111に接続されていた各他の外部配線16bの基板端面側が一般的に酸化し難い、ITO膜などの酸化物系の透明導電膜により形成されているので、基板端面における各他の外部配線16bの腐食を抑制することができる。
なお、本実施形態では、コモン転移端子16e及び複数の外部接続端子16hが他の外部配線16bを介してショートリング111に接続されていた液晶表示パネル50aを例示したが、例えば、図6の液晶表示パネル50aaや図7の液晶表示パネル50abなどであってもよい。ここで、図6は、液晶表示パネル50aの第1の変形例である液晶表示パネル50aaを製造するための貼合体150aaの平面図である。また、図7は、液晶表示パネル50aの第2の変形例である液晶表示パネル50abを製造するための貼合体150abの平面図である。
具体的に液晶表示パネル50aaでは、大判の状態で、図6に示すように、複数の外部接続端子16hのうち、出力側端子16gに接続されていないダミーの外部接続端子16hがゲート線11aと同一材料により同一層に形成された他の外部配線11fを介してショートリング111に接続されている。ここで、液晶表示パネル50aaでは、他の外部配線11fに接続された外部接続端子16hが出力側端子16gに接続されていなく、パネル動作に寄与しないので、他の外部配線11fの基板端面で腐食しても、特に問題が発生しない。
また、液晶表示パネル50abでは、大判の状態で、図7に示すように、コモン転移端子16e及び複数の外部接続端子16hが他の外部配線16bを介してショートリング111に接続されているだけでなく、容量線端子16dも他の外部配線16baを介してショートリング111に接続されている。
《発明の実施形態2》
図8は、本実施形態の液晶表示パネル50bを多面取りで製造するためのTFT母基板120bの概略平面図である。また、図9は、図8のTFT母基板120bを備えた貼合体150bにおける1つのセル単位を拡大した平面図である。なお、以下の各実施形態において、図1〜図7と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
上記実施形態1では、単純なショートリング111が設けられたTFT母基板120aを用いて液晶表示パネル50aを製造する方法を例示したが、本実施形態では、検査機能を有するショートリング111が設けられたTFT母基板120bを用いて液晶表示パネル50bを製造する方法を例示する。
複数のTFT基板20bがマトリクス状に配列されたTFT母基板120bでは、図8に示すように、ショートリング111の内側に、ショートリング111と同一材料により同一層に形成され、ショートリング111にそれぞれ接続された第1検査配線111a、第2検査配線111b及び複数の第3検査配線111cが設けられている。
第1検査配線111aは、図8及び図9に示すように、両端部に画素電極16aと同一材料により同一層に形成された第1検査端子116aを有し、ゲート線11aと同一材料により同一層に形成された外部配線11gを介して、コモン転移電極16cに接続されている。
第2検査配線111bは、図8及び図9に示すように、両端部に画素電極16aと同一材料により同一層に形成された第2検査端子116bを有し、ゲート線11aと同一材料により同一層に形成された外部配線11cを介して、各容量線11bに接続されている。
複数の第3検査配線111cは、図8及び図9に示すように、両端部に画素電極16aと同一材料により同一層に形成された第1検査端子116cを有し、例えば、奇数番目及び偶数番目のゲート線11a毎に設けられ、それぞれ対応するゲート11aに他の外部配線16bを介して接続されていると共に、赤色表示用、緑色表示用及び青色表示用のソース線14a毎に設けられ、それぞれ対応するソース線14aに他の外部配線16bを介して接続されている。
TFT母基板120bを用いて液晶表示パネル50bを製造するには、上記実施形態1と同様に、TFT母基板準備工程を行った後に、図8中の分断ラインLに沿ってTFT母基板120bを分断することにより、ショートリング111を介する第1検査配線111a、第2検査配線111b、各第3検査配線111cの接続を解除した後に、第1検査端子116a、第2検査端子116b及び各第3検査端子116cを用いて、例えば、電荷検出法によるアレイ検査を行い、その後、上記実施形態1と同様に、CF母基板準備工程、セル作製工程、液晶注入工程及び封止工程を行うことになる。
以上説明したように、本実施形態の液晶表示パネル50b及びその製造方法によれば、上記実施形態1と同様に、ショートリング111に接続されていた外部配線11c及び外部配線11gが基板端面でシール材45の液晶注入口45cを封止する封止材46に覆われているので、基板端面における外部配線11c及び外部配線11gの端面が大気に露出しなくなり、外部配線11c及び外部配線11gの腐食が確実に抑制され、ショートリング111に起因する配線の腐食を確実に抑制することができる。
《発明の実施形態3》
図10は、本実施形態の液晶表示パネル50cを多面取りで製造するためのTFT母基板120cの概略平面図である。また、図11は、図10のTFT母基板120cを備えた貼合体150cにおける1つのセル単位を拡大した平面図である。
上記実施形態1では、各容量線11bに接続された外部配線11cだけが液晶注入口45cの部分でショートリング111に接続されていた液晶表示パネル50bを例示し、上記実施形態2では、各容量線11bに接続された外部配線11cだけでなくコモン転移電極16cに接続された外部配線11gも液晶注入口45cの部分でショートリング111に接続されていた液晶表示パネル50bを例示したが、本実施形態では、コモン転移電極16cに接続された外部配線11gだけが液晶注入口45cの部分でショートリング111に接続されていた液晶表示パネル50cを例示する。
複数のTFT基板20cがマトリクス状に配列されたTFT母基板120cでは、図10に示すように、ショートリング111の内側に、ショートリング111と同一材料により同一層に形成され、ショートリング111にそれぞれ接続された第1検査配線111d、第2検査配線111e、複数の第3検査配線111f及び第4検査配線111gが設けられている。
第1検査配線111dは、図10及び図11に示すように、両端部に画素電極16aと同一材料により同一層に形成された第1検査端子116dを有し、ゲート線11aと同一材料により同一層に形成された外部配線11gを介して、コモン転移電極16cに接続されている。
第2検査配線111eは、図10及び図11に示すように、両端部に画素電極16aと同一材料により同一層に形成された第1検査端子116eを有し、画素電極16aと同一材料により同一層に形成された他の外部配線16bdを介して、図11中の左側の容量線端子16dに接続されている。
複数の第3検査配線111fは、図10及び図11に示すように、両端部に画素電極16aと同一材料により同一層に形成された第1検査端子116fを有し、例えば、奇数番目及び偶数番目のゲート線11a毎に設けられ、それぞれ対応するゲート11aに他の外部配線16bを介して接続されていると共に、赤色表示用、緑色表示用及び青色表示用のソース線14a毎に設けられ、それぞれ対応するソース線14aに他の外部配線16bを介して接続されている。
第4検査配線111gは、図10及び図11に示すように、両端部に画素電極16aと同一材料により同一層に形成された第4検査端子116gを有し、画素電極16aと同一材料により同一層に形成された他の外部配線16beを介して、図11中の右側の容量線端子16dに接続されている。
なお、本実施形態では、図11中の左側の容量線端子16dが第2検査配線111eに接続され、図11中の右側の容量線端子16dが第4検査配線111gに接続された構成を例示したが、第2検査配線111e及び第4検査配線111gの一方が省略された構成であってもよい。
TFT母基板120cを用いて液晶表示パネル50cを製造するには、上記実施形態1と同様に、TFT母基板準備工程を行った後に、図10中の分断ラインLに沿ってTFT母基板120bを分断することにより、ショートリング111を介する第1検査配線111d、第2検査配線111e、各第3検査配線111f及び第4検査配線111gの接続を解除した後に、第1検査端子116d、第2検査端子116e、各第3検査端子116f及び第4検査端子116gを用いて、例えば、電荷検出法によるアレイ検査を行い、その後、上記実施形態1と同様に、CF母基板準備工程、セル作製工程、液晶注入工程及び封止工程を行うことになる。
以上説明したように、本実施形態の液晶表示パネル50c及びその製造方法によれば、上記実施形態2と同様に、ショートリング111に接続されていた外部配線11gが基板端面でシール材45の液晶注入口45cを封止する封止材46に覆われているので、基板端面における外部配線11gの端面が大気に露出しなくなり、外部配線11gの腐食が確実に抑制され、ショートリング111に起因する配線の腐食を確実に抑制することができる。
なお、上記各実施形態では、液晶注入口が配置する辺と端子領域が配置する辺とが対向する液晶表示パネルを例示したが、本発明は、液晶注入口が配置する辺と端子領域が配置する辺とが隣り合う液晶表示パネルにも適用することができる。
また、上記各実施形態では、画素電極に接続されたTFTの電極をドレイン電極としたTFT基板を例示したが、本発明は、画素電極に接続されたTFTの電極をソース電極と呼ぶTFT基板にも適用することができる。
以上説明したように、本発明は、ショートリングに接続されていた外部配線の腐食を液晶注入口を封止する封止材により抑制するので、真空注入法で製造される液晶表示パネルについて有用である。
D 表示領域
P 副画素
T 端子領域
6 補助容量
11a ゲート線
11b 容量線(表示用配線)
11c,11g 外部配線
14a ソース線
16b 他の外部配線
20a〜20c TFT基板(第1基板)
30 CF基板(第2基板)
40 液晶層(液晶材料)
45 シール材
45c 液晶注入口
46 封止材
50a,50aa,50ab,50b,50c 液晶表示パネル
50e 空セル
111 ショートリング
120a〜120c TFT母基板(第1母基板)
130 CF母基板(第2母基板)

Claims (6)

  1. 表示領域の外側において基板端面まで到達するように複数の外部配線が設けられた矩形状の第1基板と、
    上記第1基板に対向するように設けられた矩形状の第2基板と、
    上記第1基板及び第2基板の間に設けられた液晶層と、
    上記第1基板及び第2基板の間で上記液晶層を封入するように設けられ、液晶注入口が配置されたシール材と、
    上記液晶注入口を封止するように設けられた封止材とを備え、
    上記第1基板の上記表示領域には、互いに平行に延びるように複数の表示用配線が設けられており、
    上記第1基板において、上記液晶注入口が配置された辺に対向する辺に沿って上記第2基板から突出するように端子領域が規定されており、
    上記複数の外部配線のうち、上記端子領域が規定された辺以外の辺において基板端面まで到達するように設けられた全ての外部配線の上記基板端面側は、上記液晶注入口の内側で上記封止材に覆われている、液晶表示パネル。
  2. 記外部配線は、上記各表示用配線に接続されている、請求項1に記載の液晶表示パネル。
  3. 上記表示領域には、複数の副画素がマトリクス状に配列され、
    上記各表示用配線は、上記各副画素に補助容量を付加するための容量線である、請求項2に記載の液晶表示パネル。
  4. 記表示領域には、上記各表示用配線に沿って互いに平行に延びるように複数のゲート線が設けられていると共に、該各表示用配線と交差する方向に互いに平行に延びるように複数のソース線が設けられ、
    上記端子領域には、各々、透明導電膜により基板端面まで到達すると共に、上記各ゲート線及び各ソース線にそれぞれ接続するように複数の他の外部配線が設けられている、請求項3に記載の液晶表示パネル。
  5. 表示領域の外側において基板端面まで到達するように複数の外部配線が設けられた矩形状の第1基板を含み、該第1基板の外側の周端部に上記外部配線に接続されたショートリングが設けられた第1母基板を準備する第1母基板準備工程と、
    上記第1基板に対向する矩形状の第2基板を含む第2母基板を準備する第2母基板準備工程と、
    上記第1母基板及び第2母基板を液晶注入口が配置されたシール材を介して貼り合わせた後に、上記第1母基板及び第2母基板の各周端部を除去することにより、上記第1基板及び第2基板が上記シール材を介して貼り合わされた空セルを作製するセル作製工程と、
    上記空セルの内部に上記液晶注入口を介して液晶材料を真空注入法で注入する液晶注入工程と、
    上記液晶材料が注入された空セルの液晶注入口を封止材を介して封止する封止工程とを備え、
    上記第1基板の上記表示領域には、互いに平行に延びるように複数の表示用配線が設けられており、
    上記第1基板において、上記液晶注入口が配置された辺に対向する辺に沿って上記第2基板から突出するように端子領域が規定されており、
    上記第1母基板準備工程では、上記複数の外部配線のうち、上記端子領域が規定された辺以外の辺において基板端面まで到達するように設けられた全ての外部配線の上記基板端面側が上記シール材の液晶注入口の内側に配置するように、上記第1母基板を準備する、液晶表示パネルの製造方法。
  6. 上記第1母基板準備工程では、上記第1基板がマトリクス状に複数配列すると共に、上記ショートリングが該複数の第1基板を囲むように、上記第1母基板を準備し、
    上記第2母基板準備工程では、上記第2基板がマトリクス状に複数配列するように、上記第2母基板を準備する、請求項5に記載の液晶表示パネルの製造方法。
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