JP6035969B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
本明細書によって開示される別の第1の通信装置は、第2の通信装置と第1種の無線通信を実行するための第1種のインターフェースと、第2の通信装置とM種類(Mは1以上の整数)の無線通信を実行するための1個以上の第2種のインターフェースと、制御部と、を備える。M種類の無線通信のそれぞれの通信速度は、第1種の無線通信の通信速度よりも速い。制御部は、第1種の無線通信を利用して、第1のデータの通信を第2の通信装置と実行する第1の通信実行部と、第1のデータの通信が実行される場合に、第1種の無線通信とM種類の無線通信とを含む複数種類の無線通信の中から、1種類の無線通信を選択する選択部と、選択済みの1種類の無線通信を利用して、第2のデータの通信を第2の通信装置と実行する第2の通信実行部と、を備える。選択部は、複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した第2のデータの通信を完了させるための完了予測時間を算出する算出部を備える。算出部は、少なくともM種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を実行するための無線接続を確立するための確立予測時間を考慮して、当該無線通信に対応する完了予測時間を算出する。選択部は、複数種類の無線通信に対応する複数個の完了予測時間のうち、最小の完了予測時間に対応する1種類の無線通信を選択する。
本明細書によって開示される更に別の第1の通信装置は、第2の通信装置と第1種の無線通信を実行するための第1種のインターフェースと、第2の通信装置とM種類(Mは1以上の整数)の無線通信を実行するための1個以上の第2種のインターフェースと、制御部と、を備える。M種類の無線通信のそれぞれの通信速度は、第1種の無線通信の通信速度よりも速い。制御部は、第1種の無線通信を利用して、第1のデータの通信を第2の通信装置と実行する第1の通信実行部と、第1のデータの通信が実行される場合に、第1種の無線通信とM種類の無線通信とを含む複数種類の無線通信の中から、1種類の無線通信を選択する選択部と、選択済みの1種類の無線通信を利用して、第2のデータの通信を第2の通信装置と実行する第2の通信実行部と、を備える。選択部は、複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した第2のデータの通信を完了させるための完了予測時間を算出する算出部を備える。算出部は、複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した第2のデータの通信を開始してから完了するまでの通信予測時間を考慮して、当該無線通信に対応する完了予測時間を算出する。選択部は、複数種類の無線通信に対応する複数個の完了予測時間のうち、最小の完了予測時間に対応する1種類の無線通信を選択する。
(通信システム2の構成)
図1に示されるように、通信システム2は、アクセスポイント(以下では「AP(Access Pointの略)」と呼ぶ)4と、多機能機(以下では「MFP(Multi-Function Peripheralの略)と呼ぶ)10と、携帯端末50と、を備える。
MFP10は、NFC(Near Field Communicationの略)方式に従った無線通信と、WFD(Wi-Fi Directの略)方式に従った無線通信と、通常Wi−Fi方式に従った無線通信と、Bluetooth(登録商標)方式に従った無線通信と、を実行可能である。以下では、上記の各方式に従った無線通信のことを、それぞれ、「NFC通信」、「WFD通信」、「通常Wi−Fi通信」、「BT通信」と呼ぶ。
NFC方式は、いわゆる近距離無線通信のための無線通信方式であり、例えば、ISO/IEC21481又は18092の国際標準規格に基づく無線通信方式である。MFP10は、携帯端末50とNFC通信を実行可能である。
WFD方式は、Wi−Fi Allianceによって作成された規格書「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている無線通信方式である。WFD方式は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に従って、無線通信を実行するための無線通信方式である。
通常Wi−Fi方式は、Wi−Fi Allianceによって定められた無線通信方式であって、WFD方式とは異なる無線通信方式である。通常Wi−Fi方式は、WFD方式と同様に、IEEEの802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に従って、無線通信を実行するための無線通信方式である。ただし、上述したように、WFD方式は、APを介さない無線通信を実行するための無線通信方式である。これに対し、通常Wi−Fi方式は、APを介して無線通信を実行するための無線通信方式である。この点において、WFD方式と通常Wi−Fi方式とは異なる。
BT方式は、いわゆる近距離無線通信のための無線通信方式であり、例えば、IEEE802.15.1の規格に従って、無線通信を実行するための無線通信方式である。MFP10は、携帯端末50とBT通信を実行可能である。
MFP10は、印刷機能及びスキャン機能を含む多機能を実行可能である。図1に示されるように、MFP10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、無線LANインターフェース(以下ではインターフェースのことを「I/F」と呼ぶ)20と、BTI/F21と、NFCI/F22と、制御部30と、を備える。各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。
携帯端末50は、例えば、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等の可搬型の端末装置である。携帯端末50は、NFC通信とWFD通信と通常Wi−Fi通信とBT通信とを実行可能である。
AP4は、WFDのG/O機器ではなく、無線アクセスポイント又は無線LANルータと呼ばれる通常のAPであり、通常Wi−FiNWを形成する。AP4は、通常Wi−FiNWに属する複数個の機器のうちの第1の機器(例えば携帯端末50)から対象データを受信して、上記の複数個の機器のうちの第2の機器(例えばMFP10)に当該対象データを送信する。即ち、AP4は、通常Wi−FiNWに属する一対の機器の間の対象データの無線通信を中継する中継機能を実行可能である。
図2(A)に示されるように、MFP通信テーブル35では、無線通信の種類と確立時間と通信速度と無線設定情報とが対応付けられている。無線通信の種類は、NFC通信と通常Wi−Fi通信とWFD通信とBT通信とを含む4種類の無線通信に分類される。確立時間は、MFP10が各種の無線通信を実行するための無線接続を確立するための時間である。通信速度は、MFP10が各種の無線通信を実行する際の通信速度である。無線設定情報は、MFP10が各種の無線通信を実行するために必要な情報である。
図2(B)に示されるように、端末通信テーブル75は、MFP通信テーブル35と同様のテーブル構成を備える。端末通信テーブル75は、携帯端末50にアプリケーション76がインストールされる際に、メモリ74に格納される。この段階では、各実績値が記述されるべき各欄は、空欄である。携帯端末50の制御部70は、各実績値が得られると、各実績値を端末通信テーブル75に記述する。
続いて、図3を参照して、MFP10の通信処理の内容について説明する。MFP10が電源ONにされている間に、MFP10のNFCI/F22は、NFC通信を実行可能な機器(即ち携帯端末50)を検出するための検出電波を発信している。
続いて、図4を参照して、携帯端末50の制御部70がアプリケーション76に従って実行する処理の内容を説明する。携帯端末50のユーザは、MFP10に印刷機能を実行させることを望む場合に、操作部52を用いて、アプリケーション76を起動させる。これにより、制御部70は、アプリケーション76に従って、図4のフローチャートを開始する。
続いて、図5を参照して、実施例1−1の選択処理(図3のS16参照)の内容について説明する。本実施例では、選択部44は、携帯端末50の端末通信テーブル75(図2(B)参照)に記述されている確立時間TT及び通信速度TVを用いて、1種類の無線通信を選択する。
上記の構成によると、MFP10は、携帯端末50からNFCデータを受信する場合(図3のS10でYES)に、4種類の無線通信の中から1種類の無線通信を選択する(S16)。この際に、MFP10は、4種類の無線通信のそれぞれの通信予測時間T1と、4種類の無線通信のそれぞれの確立予測時間T2と、を考慮して、4種類の無線通信に対応する4個の完了予測時間Tを算出する(図5のS36)。MFP10は、特に、確立予測時間T2を考慮しているために、複数個の完了予測時間Tを適切に算出することができる。この結果、MFP10は、最小の完了予測時間に対応する1種類の無線通信を適切に選択することができる(S38)。従って、MFP10は、印刷データの通信を完了させるための時間が最も短いと予測される適切な無線通信を利用して、携帯端末50から印刷データを受信することができる(図3のS24でYES)。また、本実施例では、携帯端末50ではなく、MFP10が選択処理(図3のS16)を実行する。従って、携帯端末50の処理負荷が大きくなるのを抑制することができる。
MFP10、携帯端末50が、「第1の通信装置」、「第2の通信装置」の一例である。NFCI/F22が、「第1種のインターフェース」の一例である。無線LANI/F20及びBTI/F21が、「1個以上の第2種のインターフェース」の一例である。NFC通信が、「第1種の無線通信」の一例である。例えば、通常Wi−Fi通信が、「第2種の無線通信」の一例である。この場合、図5のS30a又はS32aで利用されるTTwf、ゼロが、それぞれ、「第1の値」、「第2の値」の一例である。また、例えば、WFD通信が、「第2種の無線通信」の一例である。この場合、図5のS30a又はS32aで利用されるTTwd、ゼロが、それぞれ、「第1の値」、「第2の値」の一例である。通常Wi−Fi通信、WFD通信、及び、BT通信の3種類の無線通信が、「M種類の無線通信」の一例である。NFC通信、通常Wi−Fi通信、WFD通信、及び、BT通信の4種類の無線通信が、「複数種類の無線通信」の一例である。
続いて、図6を参照して、実施例1−2の選択処理(図3のS16参照)の内容について説明する。本実施例では、選択部44は、MFP10のMFP通信テーブル35に記述されている確立時間MT及び通信速度MVを用いて、1種類の無線通信を選択する。
続いて、図7を参照して、実施例1−3の選択処理(図3のS16参照)の内容について説明する。本実施例では、選択部44は、携帯端末50の端末通信テーブル75に記述されている確立時間TT及び通信速度TVと、MFP10のMFP通信テーブル35に記述されている確立時間MT及び通信速度MVと、の両方を用いて、1種類の無線通信を選択する。
実施例1(即ち実施例1−1〜1−3)では、MFP10の選択部44が、1種類の無線通信を選択する(図3のS16)。実施例2では、携帯端末50の選択部84が、1種類の無線通信を選択する。
S110〜S114は、図3のS10〜S14と同様である。なお、本実施例では、NFCデータは、印刷指示のみを含み、処理関係情報、テーブル情報、及び、SSIDを含まない。S116では、第1の通信実行部40は、NFCI/F22を介して、通信データを携帯端末50に送信する。通信データに含まれる情報については、後で説明する。S118では、第1の通信実行部40は、携帯端末50から、NFCI/F22を介して、選択結果情報を受信する。なお、選択結果情報は、いずれの無線通信が選択されたのかを示す情報を含む。ただし、変形例では、選択結果情報の通信が実行されなくてもよい(即ちS118を省略してもよい)。S120〜S126は、図3のS20〜S26と同様である。
S150及びS152は、図4のS50及びS52と同様である。なお、本実施例では、第1の通信実行部80は、NFCI/F20を介して、印刷指示のみを含むNFCデータ(即ち、処理関係情報、テーブル情報、及び、SSIDを含まないNFCデータ)を、MFP10に送信する。S153では、第1の通信実行部80は、MFP10から、NFCI/F20を介して、通信データを受信する。
実施例2−1では、携帯端末50の選択部84は、携帯端末50の端末通信テーブル75に記述されている確立時間TT及び通信速度TVを用いて、1種類の無線通信を選択する。図10に示されるように、携帯端末50からMFP10に送信されるNFCデータ(図8のS110、図9のS152)は、印刷指示のみを含み、処理関係情報、テーブル情報、及び、SSIDを含まない。また、MFP10から携帯端末50に送信される通信データ(図8のS116、図9のS153)は、MFP通信テーブル35内の「種類」の列と「無線設定情報」の列とが対応付けられたデータを含む。通信データは、MFP通信テーブル35内の「確立時間」の列と「通信速度」の列とを含まない。
本実施例によると、携帯端末50は、携帯端末50に関係する通信速度MVと、ユーザによって携帯端末50に加えられる印刷操作に応じて得られる処理関係情報と、を用いて、通信予測時間T1を適切に算出することができる。また、携帯端末50は、携帯端末50に関係する確立時間TTを用いて、確立予測時間T2を適切に決定することができる。そして、携帯端末50は、通信予測時間T1と確立予測時間T2とを考慮して、4個の完了予測時間Tを適切に算出することができる。携帯端末50は、印刷データの通信を完了させるための時間が最も短いと予測される適切な無線通信を利用して、MFP10に印刷データを送信することができる。
携帯端末50、MFP10が、「第1の通信装置」、「第2の通信装置」の一例である。NFCI/F62が、「第1種のインターフェース」の一例である。無線LANI/F60及びBTI/F61が、「1個以上の第2種のインターフェース」の一例である。端末通信テーブル75内の通信速度TVが、「通信速度情報」及び「第1の速度情報」の一例である。また、端末通信テーブル75内の確立時間TTが、「第1の時間情報」の一例である。
本実施例では、選択部84は、MFP10のMFP通信テーブル35に記述されている確立時間MT及び通信速度MVを用いて、1種類の無線通信を選択する。図10に示されるように、携帯端末50からMFP10に送信されるNFCデータは、印刷指示のみを含む。また、MFP10から携帯端末50に送信される通信データは、MFP通信テーブル35内の全ての情報(即ち、「種類」、「確立時間」、「通信速度」、「無線設定情報」)を含む。
本実施例では、選択部84は、携帯端末50の端末通信テーブル75に記述されている確立時間TT及び通信速度TVと、MFP10のMFP通信テーブル35に記述されている確立時間MT及び通信速度MVと、の両方を用いて、1種類の無線通信を選択する。図10に示されるように、携帯端末50からMFP10に送信されるNFCデータは、印刷指示のみを含む。また、MFP10から携帯端末50に送信される通信データは、MFP通信テーブル35内の全ての情報を含む。
以下に、本明細書に記載の技術の特徴を列挙する。
(項目1)
第1の通信装置であって、
第2の通信装置と第1種の無線通信を実行するための第1種のインターフェースと、
前記第2の通信装置とM種類(前記Mは1以上の整数)の無線通信を実行するための1個以上の第2種のインターフェースであって、前記M種類の無線通信のそれぞれの通信速度は、前記第1種の無線通信の通信速度よりも速い、前記第2種のインターフェースと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1種の無線通信を利用して、第1のデータの通信を前記第2の通信装置と実行する第1の通信実行部と、
前記第1のデータの通信が実行される場合に、前記第1種の無線通信と前記M種類の無線通信とを含む複数種類の無線通信の中から、1種類の無線通信を選択する選択部と、
選択済みの前記1種類の無線通信を利用して、第2のデータの通信を前記第2の通信装置と実行する第2の通信実行部と、を備え、
前記選択部は、
前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を完了させるための完了予測時間を算出する算出部を備え、
前記算出部は、前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を開始してから完了するまでの通信予測時間を考慮して、当該無線通信に対応する前記完了予測時間を算出し、
前記算出部は、さらに、少なくとも前記M種類の無線通信のそれぞれについて、当該無
線通信を実行するための無線接続を確立するための確立予測時間を考慮して、当該無線通信に対応する前記完了予測時間を算出し、
前記選択部は、前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記完了予測時間のうち、最小の完了予測時間に対応する前記1種類の無線通信を選択する、第1の通信装置。
(項目2)
前記算出部は、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との双方が、前記M種類の無線通信のうちの第2種の無線通信を実行するための特定の無線ネットワークに属していない場合には、前記第2種の無線通信に対応する前記確立予測時間として第1の値を利用し、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との双方が、前記特定の無線ネットワークに属している場合に、前記第2種の無線通信に対応する前記確立予測時間として、前記第1の値よりも小さい第2の値を利用する、項目1に記載の第1の通信装置。
(項目3)
前記算出部は、前記複数種類の無線通信のそれぞれの通信速度を示す通信速度情報と、前記第2のデータに対する処理に関係する処理関係情報と、を用いて、前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記通信予測時間を算出し、
前記算出部は、算出済みの前記複数個の通信予測時間を用いて、前記複数個の完了予測時間を算出する、項目1又は2に記載の第1の通信装置。
(項目4)
前記第1の通信実行部は、前記第1種の無線通信を利用して、前記第2の通信装置から、前記処理関係情報を含む前記第1のデータを受信し、
前記算出部は、前記通信速度情報と、受信済みの前記第1のデータに含まれる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出する、項目3に記載の第1の通信装置。
(項目5)
前記第1のデータは、さらに、前記第2の通信装置が前記複数種類の無線通信のそれぞれを実行する際の通信速度を示す第1の速度情報と、前記第2の通信装置が少なくとも前記M種類の無線通信のそれぞれの無線接続を確立する際の確立時間を示す第1の時間情報と、を含み、
前記算出部は、
受信済みの前記第1のデータに含まれる前記第1の速度情報を用いて得られる前記通信速度情報と、受信済みの前記第1のデータに含まれる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出し、
受信済みの前記第1のデータに含まれる前記第1の時間情報を用いて、少なくとも前記M種類の無線通信に対応する少なくともM個の前記確立予測時間を決定し、
算出済みの前記複数個の通信予測時間と、決定済みの少なくとも前記M個の確立予測時間と、を用いて、前記複数個の完了予測時間を算出する、項目4に記載の第1の通信装置。
(項目6)
前記第1の通信装置は、さらに、
前記第1の通信装置が前記複数種類の無線通信のそれぞれを実行する際の通信速度を示す第2の速度情報と、前記第1の通信装置が少なくとも前記M種類の無線通信のそれぞれの無線接続を確立する際の確立時間を示す第2の時間情報と、を格納するメモリを備え、
前記算出部は、
前記メモリ内の前記第2の速度情報を用いて得られる前記通信速度情報と、受信済みの前記第1のデータに含まれる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出し、
前記メモリ内の前記第2の時間情報を用いて、少なくとも前記M種類の無線通信に対応する少なくともM個の前記確立予測時間を決定し、
算出済みの前記複数個の通信予測時間と、決定済みの少なくとも前記M個の確立予測時
間と、を用いて、前記複数個の完了予測時間を算出する、項目4又は5に記載の第1の通信装置。
(項目7)
前記算出部は、前記通信速度情報と、ユーザによって前記第1の通信装置に加えられる特定の操作に応じて得られる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出する、項目3に記載の第1の通信装置。
(項目8)
前記第1の通信装置は、さらに、
前記第1の通信装置が前記複数種類の無線通信のそれぞれを実行する際の通信速度を示す第1の速度情報と、前記第1の通信装置が少なくとも前記M種類の無線通信のそれぞれの無線接続を確立する際の確立時間を示す第1の時間情報と、を格納するメモリを備え、
前記算出部は、
前記メモリ内の前記第1の速度情報を用いて得られる前記通信速度情報と、前記特定の操作に応じて得られる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出し、
前記メモリ内の前記第1の時間情報を用いて、少なくとも前記M種類の無線通信に対応する少なくともM個の前記確立予測時間を決定し、
算出済みの前記複数個の通信予測時間と、決定済みの少なくとも前記M個の確立予測時間と、を用いて、前記複数個の完了予測時間を算出する、項目7に記載の第1の通信装置。
(項目9)
前記第1の通信実行部は、さらに、前記第1のデータを前記第2の通信装置に送信した後に、前記第1種の無線通信を利用して、前記第2の通信装置が前記複数種類の無線通信のそれぞれを実行する際の通信速度を示す第2の速度情報と、前記第2の通信装置が少なくとも前記M種類の無線通信のそれぞれの無線接続を確立する際の確立時間を示す第2の時間情報と、を前記第2の通信装置から受信し、
前記算出部は、
受信済みの前記第2の速度情報を用いて得られる前記通信速度情報と、前記特定の操作に応じて得られる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出し、
受信済みの前記第2の時間情報を用いて、少なくとも前記M種類の無線通信に対応する少なくともM個の前記確立予測時間を決定し、
算出済みの前記複数個の通信予測時間と、決定済みの少なくとも前記M個の確立予測時間と、を用いて、前記複数個の完了予測時間を算出する、項目7又は8に記載の第1の通信装置。
(項目10)
第1の通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記第1の通信装置は、
第2の通信装置と第1種の無線通信を実行するための第1種のインターフェースと、
前記第2の通信装置とM種類(前記Mは1以上の整数)の無線通信を実行するための1個以上の第2種のインターフェースであって、前記M種類の無線通信のそれぞれの通信速度は、前記第1種の無線通信の通信速度よりも速い、前記第2種のインターフェースと、
を備え、
前記コンピュータプログラムは、前記第1の通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
前記第1種の無線通信を利用して、第1のデータの通信を前記第2の通信装置と実行する第1の通信実行処理と、
前記第1のデータの通信が実行される場合に、前記第1種の無線通信と前記M種類の無線通信とを含む複数種類の無線通信の中から、1種類の無線通信を選択する選択処理と、
選択済みの前記1種類の無線通信を利用して、第2のデータの通信を前記第2の通信装置と実行する第2の通信実行処理と、を実行させ、
前記選択処理は、
前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を完了させるための完了予測時間を算出する算出処理を含み、
前記算出処理では、前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を開始してから完了するまでの通信予測時間を考慮して、当該無線通信に対応する前記完了予測時間を算出し、
前記算出処理では、さらに、少なくとも前記M種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を実行するための無線接続を確立するための確立予測時間を考慮して、当該無線通信に対応する前記完了予測時間を算出し、
前記選択処理では、前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記完了予測時間のうち、最小の完了予測時間に対応する前記1種類の無線通信を選択する、コンピュータプログラム。
(項目11)
第1の通信装置であって、
第2の通信装置と第1種の無線通信を実行するための第1種のインターフェースと、
前記第2の通信装置とM種類(前記Mは1以上の整数)の無線通信を実行するための1個以上の第2種のインターフェースであって、前記M種類の無線通信のそれぞれの通信速度は、前記第1種の無線通信の通信速度よりも速い、前記第2種のインターフェースと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1種の無線通信を利用して、第1のデータの通信を前記第2の通信装置と実行する第1の通信実行部と、
前記第1のデータの通信が実行される場合に、前記第1種の無線通信と前記M種類の無線通信とを含む複数種類の無線通信の中から、1種類の無線通信を選択する選択部と、
選択済みの前記1種類の無線通信を利用して、第2のデータの通信を前記第2の通信装置と実行する第2の通信実行部と、を備え、
前記選択部は、
前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を完了させるための完了予測時間を算出する算出部であって、少なくとも前記M種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を実行するための無線接続を確立するための確立予測時間を考慮して、当該無線通信に対応する前記完了予測時間を算出する前記算出部を備え、
前記選択部は、前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記完了予測時間のうち、最小の完了予測時間に対応する前記1種類の無線通信を選択する、第1の通信装置。
(項目12)
前記算出部は、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との双方が、前記M種類の無線通信のうちの第2種の無線通信を実行するための特定の無線ネットワークに属していない場合には、前記第2種の無線通信に対応する前記確立予測時間として第1の値を利用し、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との双方が、前記特定の無線ネットワークに属している場合に、前記第2種の無線通信に対応する前記確立予測時間として、前記第1の値よりも小さい第2の値を利用する、項目11に記載の第1の通信装置。
(項目13)
第1の通信装置であって、
第2の通信装置と第1種の無線通信を実行するための第1種のインターフェースと、
前記第2の通信装置とM種類(前記Mは1以上の整数)の無線通信を実行するための1個以上の第2種のインターフェースであって、前記M種類の無線通信のそれぞれの通信速度は、前記第1種の無線通信の通信速度よりも速い、前記第2種のインターフェースと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1種の無線通信を利用して、第1のデータの通信を前記第2の通信装置と実行する第1の通信実行部と、
前記第1のデータの通信が実行される場合に、前記第1種の無線通信と前記M種類の無線通信とを含む複数種類の無線通信の中から、1種類の無線通信を選択する選択部と、
選択済みの前記1種類の無線通信を利用して、第2のデータの通信を前記第2の通信装置と実行する第2の通信実行部と、を備え、
前記選択部は、
前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を完了させるための完了予測時間を算出する算出部であって、前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を開始してから完了するまでの通信予測時間を考慮して、当該無線通信に対応する前記完了予測時間を算出する前記算出部を備え、
前記選択部は、前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記完了予測時間のうち、最小の完了予測時間に対応する前記1種類の無線通信を選択する、第1の通信装置。
(項目14)
前記算出部は、前記複数種類の無線通信のそれぞれの通信速度を示す通信速度情報と、前記第2のデータに対する処理に関係する処理関係情報と、を用いて、前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記通信予測時間を算出し、
前記算出部は、算出済みの前記複数個の通信予測時間を用いて、前記複数個の完了予測時間を算出する、項目13に記載の第1の通信装置。
(項目15)
前記第1の通信実行部は、前記第1種の無線通信を利用して、前記第2の通信装置から、前記処理関係情報を含む前記第1のデータを受信し、
前記算出部は、前記通信速度情報と、受信済みの前記第1のデータに含まれる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出する、項目14に記載の第1の通信装置。
(項目16)
前記算出部は、前記通信速度情報と、ユーザによって前記第1の通信装置に加えられる特定の操作に応じて得られる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出する、項目14に記載の第1の通信装置。
Claims (14)
- 第1の通信装置であって、
第2の通信装置と近距離無線通信である第1種の無線通信を実行するための第1種のインターフェースと、
前記第2の通信装置とM種類の無線通信を実行するための1個以上の第2種のインターフェースであって、前記Mは、1以上の整数であり、前記M種類の無線通信のそれぞれの通信速度は、前記第1種の無線通信の通信速度よりも速い、前記第2種のインターフェースと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記近距離無線通信である前記第1種の無線通信を実行するための無線接続が、前記第1の通信装置の前記第1種のインターフェースと前記第2の通信装置との間で確立された場合に、前記第1種の無線通信を利用して、前記第2の通信装置から第1のデータを受信する第1の通信実行部であって、前記第1のデータは、第1の速度情報と第1の時間情報とを含み、前記第1の速度情報は、前記第2の通信装置が複数種類の無線通信のそれぞれを実行する際の通信速度を示し、前記複数種類の無線通信は、前記第1種の無線通信と、前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置の間で実行可能な前記M種類の無線通信と、を含み、前記第1の時間情報は、前記第2の通信装置が前記M種類の無線通信のそれぞれの無線接続を確立する際の確立時間を示す、前記第1の通信実行部と、
前記第1のデータが受信される場合に、前記複数種類の無線通信の中から、1種類の無線通信を選択する選択部と、
選択済みの前記1種類の無線通信を利用して、第2のデータの通信を前記第2の通信装置と実行する第2の通信実行部と、を備え、
前記選択部は、
前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を完了させるための完了予測時間を算出する算出部を備え、
前記算出部は、
前記第1のデータに含まれる前記第1の速度情報を用いて得られる通信速度情報であって、前記複数種類の無線通信のそれぞれの通信速度を示す前記通信速度情報を用いて、前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を開始してから完了するまでの通信予測時間を算出し、
前記第1のデータに含まれる前記第1の時間情報を用いて、前記M種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を実行するための無線接続を確立するための確立予測時間を決定し、
前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記通信予測時間と、前記M種類の無線通信に対応するM個の前記確立予測時間と、を用いて、前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記完了予測時間を算出し、
前記選択部は、前記複数種類の無線通信に対応する前記複数個の完了予測時間のうち、最小の完了予測時間に対応する前記1種類の無線通信を選択する、第1の通信装置。 - 前記算出部は、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との双方が、前記M種類の無線通信のうちの第2種の無線通信を実行するための特定の無線ネットワークに属していない場合には、前記第2種の無線通信に対応する前記確立予測時間として第1の値を利用し、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との双方が、前記特定の無線ネットワークに属している場合に、前記第2種の無線通信に対応する前記確立予測時間として、前記第1の値よりも小さい第2の値を利用する、請求項1に記載の第1の通信装置。 - 前記算出部は、前記通信速度情報と、前記第2のデータに対する処理に関係する処理関係情報と、を用いて、前記複数種類の無線通信に対応する前記複数個の通信予測時間を算出する、請求項1又は2に記載の第1の通信装置。
- 前記第1のデータは、さらに、前記処理関係情報を含み、
前記算出部は、前記通信速度情報と、受信済みの前記第1のデータに含まれる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出する、請求項3に記載の第1の通信装置。 - 前記第1の通信装置は、さらに、
前記第1の通信装置が前記複数種類の無線通信のそれぞれを実行する際の通信速度を示す第2の速度情報と、前記第1の通信装置が前記M種類の無線通信のそれぞれの無線接続を確立する際の確立時間を示す第2の時間情報と、を格納するメモリを備え、
前記算出部は、
前記第1のデータに含まれる前記第1の速度情報と前記メモリ内の前記第2の速度情報とを用いて得られる前記通信速度情報と、前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出し、
前記第1のデータに含まれる前記第1の時間情報と前記メモリ内の前記第2の時間情報とを用いて、前記M個の確立予測時間を決定する、請求項4に記載の第1の通信装置。 - 前記算出部は、前記通信速度情報と、ユーザによって前記第1の通信装置に加えられる特定の操作に応じて得られる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出する、請求項3に記載の第1の通信装置。
- 前記第1の通信装置は、さらに、
前記第1の通信装置が前記複数種類の無線通信のそれぞれを実行する際の通信速度を示す第2の速度情報と、前記第1の通信装置が前記M種類の無線通信のそれぞれの無線接続を確立する際の確立時間を示す第2の時間情報と、を格納するメモリを備え、
前記算出部は、
前記第1のデータに含まれる前記第1の速度情報と前記メモリ内の前記第2の速度情報とを用いて得られる前記通信速度情報と、前記特定の操作に応じて得られる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出し、
前記第1のデータに含まれる前記第1の時間情報と前記メモリ内の前記第2の時間情報とを用いて、前記M個の確立予測時間を決定する、請求項6に記載の第1の通信装置。 - 第1の通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記第1の通信装置は、
第2の通信装置と近距離無線通信である第1種の無線通信を実行するための第1種のインターフェースと、
前記第2の通信装置とM種類の無線通信を実行するための1個以上の第2種のインターフェースであって、前記Mは、1以上の整数であり、前記M種類の無線通信のそれぞれの通信速度は、前記第1種の無線通信の通信速度よりも速い、前記第2種のインターフェースと、
を備え、
前記コンピュータプログラムは、前記第1の通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
前記近距離無線通信である前記第1種の無線通信を実行するための無線接続が、前記第1の通信装置の前記第1種のインターフェースと前記第2の通信装置との間で確立された場合に、前記第1種の無線通信を利用して、前記第2の通信装置から第1のデータを受信する第1の通信実行処理であって、前記第1のデータは、第1の速度情報と第1の時間情報とを含み、前記第1の速度情報は、前記第2の通信装置が複数種類の無線通信のそれぞれを実行する際の通信速度を示し、前記複数種類の無線通信は、前記第1種の無線通信と、前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置の間で実行可能な前記M種類の無線通信と、を含み、前記第1の時間情報は、前記第2の通信装置が前記M種類の無線通信のそれぞれの無線接続を確立する際の確立時間を示す、前記第1の通信実行処理と、
前記第1のデータが受信される場合に、前記複数種類の無線通信の中から、1種類の無線通信を選択する選択処理と、
選択済みの前記1種類の無線通信を利用して、第2のデータの通信を前記第2の通信装置と実行する第2の通信実行処理と、を実行させ、
前記選択処理は、
前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を完了させるための完了予測時間を算出する算出処理を含み、
前記算出処理では、
前記第1のデータに含まれる前記第1の速度情報を用いて得られる通信速度情報であって、前記複数種類の無線通信のそれぞれの通信速度を示す前記通信速度情報を用いて、前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を開始してから完了するまでの通信予測時間を算出し、
前記第1のデータに含まれる前記第1の時間情報を用いて、前記M種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を実行するための無線接続を確立するための確立予測時間を決定し、
前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記通信予測時間と、前記M種類の無線通信に対応するM個の前記確立予測時間と、を用いて、前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記完了予測時間を算出し、
前記選択処理では、前記複数種類の無線通信に対応する前記複数個の完了予測時間のうち、最小の完了予測時間に対応する前記1種類の無線通信を選択する、コンピュータプログラム。 - 第1の通信装置であって、
第2の通信装置と近距離無線通信である第1種の無線通信を実行するための第1種のインターフェースと、
前記第2の通信装置とM種類の無線通信を実行するための1個以上の第2種のインターフェースであって、前記Mは、2以上の整数であり、前記M種類の無線通信のそれぞれの通信速度は、前記第1種の無線通信の通信速度よりも速い、前記第2種のインターフェースと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記近距離無線通信である前記第1種の無線通信を実行するための無線接続が、前記第1の通信装置の前記第1種のインターフェースと前記第2の通信装置との間で確立された場合に、前記第1種の無線通信を利用して、前記第2の通信装置から第1のデータを受信する第1の通信実行部であって、前記第1のデータは、前記第2の通信装置が前記M種類の無線通信のそれぞれの無線接続を確立する際の確立時間を示す第1の時間情報を含む、前記第1の通信実行部と、
前記第1のデータが受信される場合に、前記第1種の無線通信と、前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置の間で実行可能な前記M種類の無線通信と、を含む複数種類の無線通信の中から、1種類の無線通信を選択する選択部と、
選択済みの前記1種類の無線通信を利用して、第2のデータの通信を前記第2の通信装置と実行する第2の通信実行部と、を備え、
前記選択部は、
前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を完了させるための完了予測時間を算出する算出部を備え、
前記算出部は、
前記第1のデータに含まれる前記第1の時間情報を用いて、前記M種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を実行するための無線接続を確立するための確立予測時間を決定し、
前記M種類の無線通信に対応するM個の前記確立予測時間を用いて、前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記完了予測時間を算出し、
前記選択部は、前記複数種類の無線通信に対応する前記複数個の完了予測時間のうち、最小の完了予測時間に対応する前記1種類の無線通信を選択する、第1の通信装置。 - 前記算出部は、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との双方が、前記M種類の無線通信のうちの第2種の無線通信を実行するための特定の無線ネットワークに属していない場合には、前記第2種の無線通信に対応する前記確立予測時間として第1の値を利用し、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との双方が、前記特定の無線ネットワークに属している場合に、前記第2種の無線通信に対応する前記確立予測時間として、前記第1の値よりも小さい第2の値を利用する、請求項9に記載の第1の通信装置。 - 第1の通信装置であって、
第2の通信装置と近距離無線通信である第1種の無線通信を実行するための第1種のインターフェースと、
前記第2の通信装置とM種類の無線通信を実行するための1個以上の第2種のインターフェースであって、前記Mは、1以上の整数であり、前記M種類の無線通信のそれぞれの通信速度は、前記第1種の無線通信の通信速度よりも速い、前記第2種のインターフェースと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記近距離無線通信である前記第1種の無線通信を実行するための無線接続が、前記第1の通信装置の前記第1種のインターフェースと前記第2の通信装置との間で確立された場合に、前記第1種の無線通信を利用して、前記第2の通信装置から第1のデータを受信する第1の通信実行部であって、前記第1のデータは、前記第2の通信装置が複数種類の無線通信のそれぞれを実行する際の通信速度を示す第1の速度情報を含み、前記複数種類の無線通信は、前記第1種の無線通信と、前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置の間で実行可能な前記M種類の無線通信と、を含む、前記第1の通信実行部と、
前記第1のデータが受信される場合に、前記複数種類の無線通信の中から、1種類の無線通信を選択する選択部と、
選択済みの前記1種類の無線通信を利用して、第2のデータの通信を前記第2の通信装置と実行する第2の通信実行部と、を備え、
前記選択部は、
前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を完了させるための完了予測時間を算出する算出部を備え、
前記算出部は、
前記第1のデータに含まれる前記第1の速度情報を用いて得られる通信速度情報であって、前記複数種類の無線通信のそれぞれの通信速度を示す前記通信速度情報を用いて、前記複数種類の無線通信のそれぞれについて、当該無線通信を利用した前記第2のデータの通信を開始してから完了するまでの通信予測時間を算出し、
前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記通信予測時間を用いて、前記複数種類の無線通信に対応する複数個の前記完了予測時間を算出し、
前記選択部は、前記複数種類の無線通信に対応する前記複数個の完了予測時間のうち、最小の完了予測時間に対応する前記1種類の無線通信を選択する、第1の通信装置。 - 前記算出部は、前記通信速度情報と、前記第2のデータに対する処理に関係する処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出する、請求項11に記載の第1の通信装置。
- 前記第1のデータは、さらに、前記処理関係情報を含み、
前記算出部は、前記通信速度情報と、受信済みの前記第1のデータに含まれる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出する、請求項12に記載の第1の通信装置。 - 前記算出部は、前記通信速度情報と、ユーザによって前記第1の通信装置に加えられる特定の操作に応じて得られる前記処理関係情報と、を用いて、前記複数個の通信予測時間を算出する、請求項12に記載の第1の通信装置。
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