JP6019111B2 - 歯ブラシ - Google Patents
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Description
本願は、2012年5月1日に日本に出願された特願2012−104548号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
ところで、歯周病罹患者は、口腔内清掃時の痛みや出血等の発生を防ぐために、歯茎への刺激が少なくなるような柔らかい当たり心地の歯ブラシを好む傾向にある。歯茎への刺激が少ない歯ブラシとしては、植毛面に毛束を高密度に植毛して、口腔内清掃時の刷掃圧を分散させるものが知られている(特許文献1)。
また、毛先の可撓性を向上させるためには柔らかい毛束を用いればよいが、柔らかい毛束の歯ブラシでは、歯や歯茎を刷掃した際に撫でるような感触となり、清掃実感が得られず、歯茎を面で刷掃する実感が不充分であった。
本発明は、毛先の可撓性が高く、歯茎への毛束の当たり心地が良好であると共に高い清掃実感が得られ、歯茎を面で刷掃する実感にも優れる歯ブラシを提供することを目的とする。
[1]先端にヘッド部が設けられたハンドル体を備え、前記ヘッド部の植毛面に用毛の毛束が植設された歯ブラシにおいて、植毛密度が2500本/cm2以上であり、(JIS S 3016に従って測定された垂直毛腰強度A[N/cm2])/(下記測定方法により測定された水平毛腰強度B[N])の値(A/B)が40[1/cm2]以上であることを特徴とする歯ブラシ。
<水平毛腰強度の測定方法>
被摺動体を下記(a)〜(d)の摺動条件で毛束に摺動させ、被摺動体にかかった摺動方向の最大荷重を水平毛腰強度Bとする。
[摺動条件]
(a)複数本の円柱状の棒状体(ステンレス製、直径:0.5mm、最大表面粗さRa:0.4mm)が互いに平行に一定間隔(棒状体の中心同士で3mm間隔)で配列された被摺動体を用いる。
(b)被摺動体と植毛面とを互いに平行に配置する。
(c)最長毛束の先端から植毛面側1mmの位置で棒状体が接触すると共に歯ブラシの長手方向と棒状体の長手方向とが互いに垂直になるように、被摺動体を往復移動させる。
(d)被摺動体の移動速度を10mm/分とする。
[2]毛束の少なくとも一つは、毛束径が2.5mm以上とされている、[1]に記載の歯ブラシ。
〔1〕先端にヘッド部が設けられたハンドル体を備え、前記ヘッド部の植毛面に用毛の毛束が植設された歯ブラシにおいて、植毛密度が2500本/cm2以上であり、(JIS S 3016に従って測定された垂直毛腰強度A[N/cm2])/(下記測定方法により測定された水平毛腰強度B[N])の値(A/B)が40[1/cm2]以上である歯ブラシ、
<水平毛腰強度の測定方法>
被摺動体を下記(a)〜(d)の摺動条件で毛束に摺動させ、被摺動体にかかった摺動方向の最大荷重を水平毛腰強度Bとする。
[摺動条件]
(a)2本以上の円柱状の棒状体(ステンレス製、直径:0.5mm、最大表面粗さRa:0.4mm)が互いに平行に一定間隔(棒状体の中心同士で3mm間隔)で配列された被摺動体を用いる。
(b)被摺動体と植毛面とを互いに平行に配置する。
(c)最長毛束の先端から植毛面側1mmの位置で棒状体が接触すると共に歯ブラシの長手方向と棒状体の長手方向とが互いに垂直になるように、被摺動体を往復移動させる。
(d)被摺動体の移動速度を10mm/分とする。
〔2〕毛束の少なくとも一つは、毛束径が2.5mm以上とされている、〔1〕に記載の歯ブラシ、及び
〔3〕毛束の少なくとも一つは、毛束径が3.0mm以上であり、
毛束全体のプロファイルが、ヘッド部の短手方向における中央部の毛丈が最も高く、両側に向かうにつれて毛丈が漸次低くなるドーム型である、〔2〕に記載の歯ブラシ。
図1及び図2に、本実施形態の歯ブラシを示す。本実施形態の歯ブラシ1は、先端にヘッド部10が設けられたハンドル体1aを備える。
ヘッド部10の植毛面11には2以上の植毛穴11a,11bが形成され、植毛穴11a,11bには、用毛の毛束12a,12bが植設されている。
本実施形態におけるヘッド部10は、ハンドル体1aの軸線Lに沿って並設された2以上の毛束12aからなり、ヘッド部10の短手方向(軸線Lの方向に対して垂直方向)の略中央に位置する中央毛束群αと、ヘッド部10の短手方向で中央毛束群αを挟んで植設された2以上の毛束12bからなる外側毛束群βとを有する。
中央毛束群αにおいては、毛束12aが、軸線Lの方向(すなわち、歯ブラシ1の長手方向L)に沿って千鳥状に配置されており、外側毛束群βにおいては、毛束12bが、軸線Lの方向に沿ってほぼ直線状に配置されている。
外側毛束群βの毛束12bを植設された植毛穴11bは、中央毛束群αの毛束12aが植設された植毛穴11aよりも大きくなっている。そのため、外側毛束群βの毛束12bは、中央毛束群αの毛束12aよりも太くなっている。
A/Bの値を大きくするためには、例えば、植毛密度を高くすると共に、毛束の可撓性を高めるために、細い用毛、毛丈が長い用毛を使用すればよい。
また、A/Bは、実用性の点からは80[1/cm2]以下であることが好ましく、60[1/cm2]以下であることがより好ましい。
A/Bの範囲は、40〜80[1/cm2]が好ましく、45〜60[1/cm2]がより好ましい。
上記のように、(A/B)の値に、単位として「1/cm2」が付されているが、これは、Aの単位が「N/cm2」、Bの単位が「N」であるためである。
上記の「植毛面積」は、JIS S 3016にて規定されており、最外側の各植毛穴の穴縁の最外部分を結んだ際に得られる仮想線Tによって囲まれる領域(植毛領域)の面積である。この仮想線Tは隣接する植毛穴同士の接線を構成する。
垂直毛腰強度Aを調整するためには、例えば、植毛密度を調整すればよい。
[摺動条件]
(a)2本以上の円柱状の棒状体201(ステンレス製、直径:0.5mm、最大表面粗さRa:0.4mm)が互いに平行に一定間隔(棒状体の中心同士で3mm間隔)で配列された被摺動体200を用いる。
(b)被摺動体200と植毛面11とを互いに平行に配置する。
(c)最長毛束(毛束12a)の先端から植毛面11側1mmの位置で棒状体201が接触すると共に歯ブラシ1の長手方向と棒状体201の長手方向とが互いに垂直になるように、被摺動体200を往復移動させる。
(d)被摺動体200の移動速度を10mm/分とする。
水平毛腰強度Bを調整するためには、例えば、用毛の太さ、又は長さを調整すればよい。
また、植毛密度は、製造上の点から6000本/cm2以下であることが好ましく、5000本/cm2以下であることがより好ましい。
植毛密度の範囲は、2500〜6000本/cm2が好ましく、2800〜6000本/cm2であることがより好ましく3000〜5000本/cm2であることがさらに好ましい。
植毛穴11a,11bの少なくとも一つは、容易に毛束12a,12bを太くして植毛密度を高くできる点では、穴径が2.5mm以上4.5mm以下とされていることが好ましく、3.0mm以上4.0mm以下がより好ましい。具体的に、本実施形態では、外側毛束群βの毛束12bが植設された植毛穴11bの穴径が2,5mm以上4.5mm以下とされていることが好ましく、3.0mm以上4.0mm以下がより好ましい。
植毛面11の位置において、植毛穴の径と毛束の径は同じ値になることが好ましい。
また、用毛は、芯部と前記芯部の外側に設けられた少なくとも1層以上の鞘部とを有する多重芯構造であってもよい。
また、用毛の太さの下限は、毛束の状態で自立可能で、刷掃実感、又は毛開き耐久性を確保できれば、特に制限されない。
毛束を構成する用毛は、全てが同じ太さであってもよいし、2種以上の異なる太さの用毛が組み合わされてもよい。
用毛の毛丈については特に制限されず、例えば、7〜13mmの範囲で適宜選択される。
平線を打ち込む方法では、用毛を2本以上束ねて二つ折りにし、その間に平線と呼ばれる抜止め具を挟んで植毛穴に打ち込むことによって、毛束を各植毛穴に植毛する。
平線は、植毛穴の中心部を通り、且つ、植毛穴を跨ぐように植毛穴に打設されている。
平線の材質としては、例えば、真鍮やステンレスなどの金属を挙げることができ、その他にも硬質プラスチックや生分解性プラスチックなどを挙げることができる。
平線の長さや幅、又は厚みは、毛束や植毛穴に合わせて任意に調整すればよいが、通常、平線の長さは植毛穴の直径よりも大きく、平線の幅は植毛穴の深さよりも小さくされる。また、平線の厚みを調節することによって、毛束を植毛穴内に確実に固定して空隙を少なくすることができる。また、平線は、植毛穴からの抜けを防ぐため、植毛穴の両側からはみ出した部分の長さの合計が0.3〜0.6mmであることが好ましい。
また、ハンドル体1aは、把持性を向上させるため、例えばエラストマーなどの柔軟な樹脂が部分的又は全体に被覆されていてもよい。
また、毛束全体のプロファイルとしては、特に制限されず、図9に示すような、ヘッド部の短手方向における中央付近(中央部)の毛丈が最も高く、両側に向かうにつれて毛丈が漸次低くなるドーム型であってもよいし、毛丈が全体的に均一なフラット型であってもよい。ドーム型である場合には、フィット性及び当たり心地が向上する。
前記ヘッド部の短手方向における中央付近(中央部)とは、ヘッド部の短手方向の中心から±2mmの範囲であり、漸次低くなる場合においては、全毛束のなかで最短の毛丈が最長の毛丈に対して少なくとも60%以上あるのが良く、80〜95%が好ましい。60%以下の場合はフィット性及び当り心地が低下する。
先端にヘッド部が設けられたハンドル体を備え、前記ヘッド部の植毛面に用毛の毛束が植設された歯ブラシにおいて、
前記ヘッド部の短手方向の略中央に位置する中央毛束群と、
ヘッド部の短手方向で中央毛束群を挟んで植設された2以上の毛束からなる外側毛束群とを有し、
植毛密度が2500本/cm2以上4500本/cm2以下であり、
(JIS S 3016に従って測定された垂直毛腰強度A[N/cm2])/(下記測定方法により測定された水平毛腰強度B[N])の値(A/B)が40[1/cm2]以上60[1/cm2]以下であり、
外側毛束群の毛束径が2.8mm以上3.5mm以下であり、
外側毛束群の用毛の太さが4〜7milであり、
外側毛束群の毛丈が11.5〜12.5mmであり、
外側毛束群の用毛がストレート毛又はテーパー毛であり、
中央毛束群の毛束径が1.3mm以上1.8mm以下であり、
中央毛束群の用毛の太さが4〜7milであり、
中央毛束群の毛丈が12.5〜13mmであり、
外側毛束群の用毛がテーパー毛であり、
毛束全体のプロファイルが、ヘッド部の短手方向における中央部の毛丈が最も高く、両側に向かうにつれて毛丈が漸次低くなるドーム型であり、
前記垂直毛腰強度Aが50〜70N/cm2であり、
前記水平毛腰強度Bが1.0〜1.5Nであることが好ましい。
図1に示すような、植毛穴11aに植設された毛束12aからなる中央毛束群αと、植毛穴11bに植設された毛束12bからなる外側毛束群βとを有する歯ブラシ1を作製した。
外側毛束群における毛束直径及び用毛、中央毛束群における毛束直径及び用毛、毛束全体のプロファイル、並びに植毛密度を表1に示すものとした。表1中、用毛の形状の「S」はストレート毛を示し、「T」はテーパー毛を示す。また、互いに隣接する毛束同士の最短距離は0.6mmとした。
また、各例の歯ブラシについて、下記測定方法により垂直毛腰強度A及び水平毛腰強度Bを測定し、(A/B)の値を求めた。その結果を表1に示す。
図5に示すような千鳥・格子を組み合わせた毛束12dの配列とし、表1に示すように、2以上の毛束直径を全て同一とし、用毛の直径、長さ及び形状も全て同一とした歯ブラシを作製した。互いに隣接する毛束同士の最短距離は0.6mmとした。また、これらの例で使用されるストレート毛は、毛先の先端側の1.5mmを円錐形とした。
これらの歯ブラシについても、下記測定方法により垂直毛腰強度A及び水平毛腰強度Bを測定し、(A/B)の値を求めた。その結果を表1に示す。
図6に示すような、毛束12eからなる中央毛束群γと、毛束12fからなる外側毛束群δとを有する歯ブラシ2を作製した。
外側毛束群における毛束直径及び用毛、中央毛束群における毛束直径及び用毛、毛束全体のプロファイル、並びに植毛密度を表1に示すものとした。
図7に示すような、毛束12gからなる中央毛束群εと、毛束12hからなる外側毛束群ζとを有する歯ブラシ3を作製した。
外側毛束群における毛束直径及び用毛、中央毛束群における毛束直径及び用毛、毛束全体のプロファイル、並びに植毛密度を表1に示すものとした。
図8に示すような、毛束12iからなる中央毛束群ηと、毛束12jからなる外側毛束群θとを有する歯ブラシ4を作製した。
外側毛束群における毛束直径及び用毛、中央毛束群における毛束直径及び用毛、毛束全体のプロファイル、並びに植毛密度を表1に示すものとした。
全毛束を長さ7mmになるように切り揃え、その切り揃えにより形成された毛束の端面に対し、その垂直方向から、円形状の押圧面(直径:5cm)を有する荷重体を接触させ、さらに毛束を10mm/分の速度で押圧して毛束を撓ませた。その際に荷重体にかかった最大荷重を測定し、最大荷重/植毛面積で求められた値を垂直毛腰強度A[単位:N/cm2]とした。
被摺動体を下記(a)〜(d)の摺動条件で毛束に摺動させ、被摺動体にかかった摺動方向の最大荷重を水平毛腰強度Bとした。
[摺動条件]
(a)2本以上の円柱状の棒状体(ステンレス製、直径:0.5mm、最大表面粗さRa:0.4mm)が互いに平行に一定間隔(棒状体の中心同士で3mm間隔)で配列された被摺動体を用いる。
(b)被摺動体と植毛面とを互いに平行に配置する。
(c)最長毛束の先端から植毛面側1mmの位置で棒状体が接触すると共に歯ブラシの長手方向と棒状体の長手方向とが互いに垂直になるように、被摺動体を往復移動させる。
(d)被摺動体の移動速度を10mm/分とする。
モニター10人が各例の歯ブラシを使用し、歯牙と歯茎との隙間の清掃実感を下記評価基準にて評価した。モニター10人の平均点が2.5点以上を「A」、平均点2.0点以上2.5点未満を「B」、平均点1.5点以上2.0点未満を「C」、平均点1.5点未満を「D」とした。
(評価基準)
3点:歯牙と歯茎との隙間の汚れが落ちた感触を非常に感じる。
2点:歯牙と歯茎との隙間の汚れが落ちた感触を感じる。
1点:歯牙と歯茎との隙間の汚れが落ちた感触をあまり感じない。
0点:歯牙と歯茎との隙間の汚れが落ちた感触を感じない。
モニター10人が各例の歯ブラシを使用し、毛先の撓み度を下記評価基準にて評価した。モニター10人の平均点が2.5点以上を「A」、平均点2.0点以上2.5点未満を「B」、平均点1.5点以上2.0点未満を「C」、平均点1.5点未満を「D」とした。
(評価基準)
3点:毛先の撓みを非常に感じる。
2点:毛先の撓みを感じる。
1点:毛先の撓みをあまり感じない。
0点:毛先の撓みを感じない。
[歯茎を面で清掃する実感]
モニター10人が各例の歯ブラシを使用し、歯茎を面で清掃する実感を下記評価基準にて評価した。モニター10人の平均点が2.5点以上を「A」、平均点2.0点以上2.5点未満を「B」、平均点1.5点以上2.0点未満を「C」、平均点1.5点未満を「D」とした。
(評価基準)
3点:歯茎を面で清掃する実感を非常に感じる。
2点:歯茎を面で清掃する実感を感じる。
1点:歯茎を面で清掃する実感をあまり感じない。
0点:歯茎を面で清掃する実感を感じない。
比較例1〜4の歯ブラシは、植毛本数が2500本/cm2未満であったため、歯茎を面で刷掃する実感が不充分であった。
比較例4,5の歯ブラシは、(A/B)の値が40[1/cm2]未満であったため、毛先の撓み感が不充分であった。
1a ハンドル体
10 ヘッド部
11a,11b 植毛穴
12a,12b,12d,12e,12f,12g,12h,12i,12j 毛束
α,γ,ε,η 中央毛束群
β,δ,ζ,θ 外側毛束群
Claims (3)
- 先端にヘッド部が設けられたハンドル体を備え、前記ヘッド部の植毛面に用毛の毛束が植設された歯ブラシにおいて、
植毛密度が2500本/cm2以上であり、
(JIS S 3016に従って測定された垂直毛腰強度A[N/cm2])/(下記測定方法により測定された水平毛腰強度B[N])の値(A/B)が40[1/cm2]以上である歯ブラシ。
<水平毛腰強度の測定方法>
被摺動体を下記(a)〜(d)の摺動条件で毛束に摺動させ、被摺動体にかかった摺動方向の最大荷重を水平毛腰強度Bとする。
[摺動条件]
(a)2本以上の円柱状の棒状体(ステンレス製、直径:0.5mm、最大表面粗さRa:0.4mm)が互いに平行に一定間隔(棒状体の中心同士で3mm間隔)で配列された被摺動体を用いる。
(b)被摺動体と植毛面とを互いに平行に配置する。
(c)最長毛束の先端から植毛面側1mmの位置で棒状体が接触すると共に歯ブラシの長手方向と棒状体の長手方向とが互いに垂直になるように、被摺動体を往復移動させる。
(d)被摺動体の移動速度を10mm/分とする。 - 毛束の少なくとも一つは、毛束径が2.5mm以上とされている、請求項1に記載の歯ブラシ。
- 毛束の少なくとも一つは、毛束径が3.0mm以上であり、
毛束全体のプロファイルが、ヘッド部の短手方向における中央部の毛丈が最も高く、両側に向かうにつれて毛丈が漸次低くなるドーム型である、請求項2に記載の歯ブラシ。
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