JP5690525B2 - 歯ブラシ - Google Patents
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例えば、特許文献1には、ハンドルヘッド部の用毛束植設面がハンドル軸に沿った水平部と、該水平部の植毛面に対して鈍角の傾斜面をもった先端部からなる歯ブラシが提案されている。
また、特許文献2には、植毛台先端側に位置する植毛束群をその中心方向に傾斜させた歯ブラシが提案されている。
また、特許文献3には、歯ブラシの長手方向に対して手前に傾斜して植設された歯ブラシが提案されている。
また、特許文献2の発明は、植毛台先端側に位置する植毛束群の中心における用毛の毛先の密度(毛先密度)を高められるものの、歯ブラシをその長手方向に往復動させてブラッシング(スクラブ法)した際の掻き出し力が十分でない。
また、特許文献3の発明は、奥歯における掻き出し力を高められるものの、歯間部や歯頸部等の狭小部を清掃することを想定していない。
そこで、奥歯における掻き出し力を高めると共に、歯間部や歯頸部等の狭小部を良好に清掃できる歯ブラシを目的とする。
前記先端側毛束群は、前記基端側毛束群に最も近接する前記先端側毛束が、前記植毛面に対し略垂直に植設されていることが好ましく、前記先端側毛束は、前記植毛面から前記先端側毛束の先端までの距離が、前記ヘッド部の先端に向かうに従い長くなることが好ましく、前記基端側毛束群を構成する用毛は、その先端部が、先端に向かうに従い縮径することが好ましい。
本発明によれば、前記先端側毛束群は、前記基端側毛束群に最も近接する前記先端側毛束が、前記植毛面に対し略垂直に植設されているため、毛先密度がより高まり、奥歯における掻き出し力をより高められる。
本発明によれば、前記先端側毛束は、前記植毛面から前記先端側毛束の先端までの距離が、前記ヘッド部の先端に向かうに従い長くなるため、奥歯における掻き出し力をより高められる。
本発明によれば、前記基端側毛束群を構成する用毛は、その先端部が、先端に向かうに従い縮径しているため、歯間部や歯頸部をより良好に清掃できる。
本発明の第一の実施形態にかかる歯ブラシについて、以下に図1〜2を参照して説明する。図1〜2に示す歯ブラシ1は、ハンドル部2と、ネック部3を介してハンドル部2に延設されたヘッド部4と、ヘッド部4の植毛面6に設けられた先端側毛束群20及び基端側毛束群10とを備えるものである。
植毛面6には、毛束を植設する複数の略円筒状の植毛穴9が形成され、ヘッド部先端7側の領域である先端側領域21と、ハンドル部2側、即ちヘッド部4の基端側の領域である基端側領域11とが形成されている。
なお、第一の先端側毛束22、第二の先端側毛束24及び第三の先端側毛束26を総じて先端側毛束ということがある。
本実施形態において、先端側領域21は、先端側毛束群20全体の最外周に位置する植毛穴9の外縁を結ぶ環状線で囲われた領域である。
本実施形態において、基端側領域11は、基端側毛束群10全体の最外周に位置する植毛穴9の外縁を結ぶ環状線で囲われた領域である。
第一の先端側毛束22の長さ方向P1と植毛面6とが形成するハンドル部2側の角度である傾斜角θ1は、第二の先端側毛束24の長さ方向P2と植毛面6とが形成するハンドル部2側の角度である傾斜角θ2より小さいものとされている。また、第二の先端側毛束24の傾斜角θ2は、第三の先端側毛束26の長さ方向P3と植毛面6とが形成するハンドル部2側の角度である傾斜角θ3よりも小さいものとされている。即ち、先端側毛束群20を構成する先端側毛束は、ハンドル部2からヘッド部先端7に向かうに従い、先端側毛束の先端のハンドル部2側への傾斜が大きくなるものとされている。このように、第一の先端側毛束22の先端及び第二の先端側毛束24の先端が第三の先端側毛束26側に寄せられることで、先端側領域21には、先端側毛束の毛先密度が高められた部分が形成される。
なお、本実施形態において、第一の先端側毛束22、第二の先端側毛束24及び第三の先端側毛束26は、植毛面6からそれぞれの先端までの距離L2が略同等とされている。
前記樹脂としては、歯ブラシ1に求める剛性や機械特性等を勘案して決定でき、例えば、曲げ弾性率(JIS K7203)が500〜3000MPaの範囲にある高硬度樹脂を用いることによって、歯ブラシ1に必要とされる機械特性が得られる。このような高硬度樹脂としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリアセタール(POM)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、セルロースプロピオネート(CP)、ポリアリレート、ポリカーボネート、アクリロニトリルスチレン(AS)等が挙げられ、これらを1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
なお、実長さの毛腰強度は、用毛の長さや用毛径を調節することで、調整できる。
第一の先端側毛束22の毛束径は、用毛の材質や、第一の先端側毛束22に求める毛腰強度等を勘案して決定でき、例えば、1.0〜2.4mmとされる。
第二の先端側毛束24の毛束径は、第一の先端側毛束22と同様であり、第三の先端側毛束26の毛束径は、第一の先端側毛束22と同様である。
なお、第一の先端側毛束22、第二の先端側毛束24及び第三の先端側毛束26は、相互に毛束径が異なっていてもよいし、毛束径が略同等であってもよい。歯ブラシ1の生産性向上の観点から、第一の先端側毛束22、第二の先端側毛束24及び第三の先端側毛束26の毛束径は、略同等が好ましい。
また、先端側毛束の毛束径と基端側毛束12の毛束径とは、相互に異なっていてもよいし、略同等であってもよい。歯ブラシ1の生産性向上の観点から、先端側毛束の毛束径と基端側毛束12の毛束径とは、略同等が好ましい。
また、「L1−L2」で表される毛丈差は、先端側毛束群20の毛腰強度、基端側毛束群10の毛腰強度等を勘案して決定でき、例えば、0.5〜2.0mmが好ましく、0.5〜1.5mmがより好ましい。0.5mm未満であると、歯間部への挿入が困難になる。2.0mm超であると、歯頸部への刺激が強すぎて使用感が低下したり、先端毛束群20が奥歯に当接しにくくなり、奥歯の清掃性が低下する。
先端側毛束群20を構成する用毛の用毛径は、基端側毛束群10を構成する用毛の用毛径と同様である。
先端側毛束群20を構成する用毛の材質は、基端側毛束群10を構成する用毛の材質と同様である。
傾斜角θ2は、第一の先端側毛束22の傾斜角θ1に応じて決定でき、例えば、85〜89°とされる。
傾斜角θ3は、第二の先端側毛束24の傾斜角θ2に応じて決定でき、例えば、87〜93°とされ、好ましくは87〜90°とされる。90°超であると、奥歯への掻き出し力が低下するおそれがある。
加えて、先端側毛束群には、これを構成する任意の先端側毛束の傾斜角が、θ1<θ2<θ3とされているため、平面視において先端側毛束の毛先密度が高められた部分が形成されている。このため、奥歯の咬合面や、他の歯面への清掃性を高めることができる。
さらに、清掃する歯面に対し、植毛面が略平行になるように先端側毛束を歯面に当接した際、第一及び第二の先端側毛束は、歯面に対し傾斜して当接し容易に撓む。このため、第一の基端側毛束が歯間部や歯頸部に容易に挿入され、歯間部や歯頸部を良好に清掃できる。
本発明の第二の実施形態にかかる歯ブラシについて、以下に図4を参照して説明する。なお、第一の実施形態と同じ構成には同じ符号を付してその説明を省略し、主に第一の実施形態と異なる点について説明する。第一の実施形態と異なる点は、植毛面から先端側毛束の先端までの距離が、植毛面から第一の基端側毛束の先端までの距離と略同等とされている点である。
本実施形態において、先端側毛束群120は、第一の先端側毛束122、第二の先端側毛束124及び第三の先端側毛束126で構成されたものである。
第一の先端側毛束122、第二の先端側毛束124及び第三の先端側毛束126は、植毛面6からそれぞれの先端までの距離L3が略同等とされ、距離L3は、植毛面6から第一の基端側毛束12の先端までの距離L1と略同等されている。
また、先端側毛束群120の実長さの毛腰強度は、先端側毛束群20の実長さの毛腰強度と同様である。
本発明の第三の実施形態にかかる歯ブラシについて、以下に図5を参照して説明する。なお、第一の実施形態と同じ構成には同じ符号を付してその説明を省略し、主に第一の実施形態と異なる点について説明する。第一の実施形態と異なる点は、植毛面から第一〜第三の先端側毛束のそれぞれの先端までの高さが、相互に異なる点である。
本実施形態において、先端側毛束群220は、第一の先端側毛束222、第二の先端側毛束224及び第三の先端側毛束226で構成されたものである。
植毛面6から第一の先端側毛束122の先端までの距離l1と、植毛面6から第二の先端側毛束124の先端までの距離l2と、植毛面6から第三の先端側毛束126の先端までの距離l3とは、l1>l2>l3とされている。即ち、先端側毛束群220を構成する先端側毛束は、ヘッド部先端7からハンドル部2に向かうに従い、植毛面6上の高さが低くなるものとされている。加えて、距離l1が距離L1より短いものとされることで、先端側毛束群220の植毛面6上の高さは、基端側毛束群10の植毛面6上の高さよりも低いものとされている。
距離l2は、距離l1や、先端側毛束群220に求める毛腰強度等を勘案して決定でき、例えば、7〜11mmとされる。
距離l3は、距離l2や、先端側毛束群220に求める毛腰強度等を勘案して決定でき、例えば、6〜10.5mmとされる。
加えて、「l1−l2」で表される毛丈差は、先端側毛束群220に求める毛腰強度等を勘案して決定でき、例えば、0.5〜2mmが好ましく、0.5〜1mmがより好ましい。0.5mm未満であると、先端側毛束が奥歯へ当接しにくくなり、2mm超であると、先端側毛束の毛先が奥歯の咬合面にフィットせず、清掃しにくくなるためである。
また、「l2−l3」で表される毛丈差は、先端側毛束群220に求める毛腰強度等を勘案して決定でき、例えば、0.5〜2mmが好ましく、0.5〜1mmがより好ましい。0.5mm未満であると、先端側毛束が奥歯へ当接しにくくなり、2mm超であると、先端側毛束の毛先が奥歯の咬合面にフィットせず、清掃しにくくなるためである。
また、先端側毛束群220の実長さの毛腰強度は、先端側毛束群20の実長さの毛腰強度と同様である。
本発明の第四の実施形態にかかる歯ブラシについて、以下に図6を参照して説明する。なお、第一及び第三の実施形態と同じ構成には同じ符号を付してその説明を省略し、主に第一及び第三の実施形態と異なる点について説明する。第一の実施形態と異なる点は、植毛面から第一〜第三の先端側毛束のそれぞれの先端までの高さが、相互に異なる点であり、第三の実施形態と異なる点は、基端側毛束群が、植毛面上の高さが異なる基端側毛束により構成されている点である。
本実施形態において、基端側毛束群310は、ヘッド部先端7側から順に、第1列目に設けられた3つの第二の基端側毛束312と、第2列目に設けられた3つの第一の基端側毛束314と、第3列目に設けられた3つの第二の基端側毛束312と、第4列目に設けられた第一の基端側毛束314と、第5列目に設けられた3つの第二の基端側毛束312とで構成されている。
植毛面6から第一の基端側毛束314の先端までの距離L5、即ち第一の基端側毛束314の植毛面上の高さは、第一の基端側毛束314の毛束径や用毛の材質等を勘案して決定でき、例えば、6〜13mmとされる。
植毛面6から第二の基端側毛束312の先端までの距離L4、即ち第二の基端側毛束312の植毛面6上の高さは、距離L5より短ければ特に限定されないが、例えば、5〜12mmとされる。
距離L5は、第一の先端側毛束222の植毛面6上の高さである距離l1と同等又は距離l1より長いことが好ましく、距離l1より長いことがより好ましい。
第一〜第四の実施形態では、先端側毛束群が、3列で構成されているが、本発明はこれに限定されず、例えば、2列であってもよいし、4列以上であってもよい。また、先端側毛束群の植毛パターンは、格子状、千鳥状等のあらゆる植毛パターンを採用できる。
また、第1列目は2つ第一の先端側毛束、第2列目は3つ第二の先端側毛束、第3列目は3つの第三の先端側毛束によりそれぞれ構成されているが、各列を構成する先端側毛束の数は、これに限られるものではない。
<使用性>
使用性については、奥歯清掃実感、歯間部・歯頸部清掃実感として評価した。
≪奥歯清掃実感≫
10人のモニターが、各例の歯ブラシを用いて口腔内を清掃し、奥歯の清掃実感を下記基準にて評価した。モニター10人の平均値が4.0点以上を「◎」、3.0点以上4.0点未満を「○」、2.0点以上3.0点未満を「△」、2.0点未満を「×」とした。
5点:奥歯の咬合面の汚れが落ちた実感を非常に感じる。
4点:奥歯の咬合面の汚れが落ちた実感を感じる。
3点:奥歯の咬合面の汚れが落ちた実感を少し感じる。
2点:奥歯の咬合面の汚れが落ちた実感をあまり感じない。
1点:奥歯の咬合面の汚れが落ちた実感を感じない。
10人のモニターが、各例の歯ブラシを用いて口腔内を清掃し、歯間部と歯頸部の清掃実感を下記基準にて評価した。モニター10人の平均値が4.0点以上を「◎」、3.0点以上4.0点未満を「○」、2.0点以上3.0点未満を「△」、2.0点未満を「×」とした。
5点:歯間部・歯頸部の汚れが落ちた実感を非常に感じる。
4点:歯間部・歯頸部の汚れが落ちた実感を感じる。
3点:歯間部・歯頸部の汚れが落ちた実感を少し感じる。
2点:歯間部・歯頸部の汚れが落ちた実感をあまり感じない。
1点:歯間部・歯頸部の汚れが落ちた実感を感じない。
成形性は、各例の歯ブラシを100個製造し、製造した歯ブラシ100個について、先端側領域の植毛穴近傍に生じたバリの有無を目視で観察した。バリの発生が見られた歯ブラシが0〜1本であったものを「◎」、2本であったものを「○」、3〜5本であったものを「△」、6本以上であったものを「×」とした。
表1の仕様に従い、図1に示す歯ブラシ1と同様の歯ブラシを作製した。得られた歯ブラシについて、使用性、成形性を評価し、その結果を表1に示す。
表1の仕様に従い、図5に示す歯ブラシ200と同様の歯ブラシを作製した。得られた歯ブラシについて、使用性、成形性を評価し、その結果を表1に示す。
表1の仕様に従い、図6に示す歯ブラシ300と同様の歯ブラシを作製した。得られた歯ブラシについて、使用性、成形性を評価し、その結果を表1に示す。
基端側毛束群を構成する用毛をテーパー毛とした以外は、実施例2と同様にして歯ブラシを作製した。得られた歯ブラシについて、使用性、成形性を評価し、その結果を表1に示す。
表2の仕様に従い、図4に示す歯ブラシ100と同様の歯ブラシを作製した。得られた歯ブラシについて、使用性、成形性を評価し、その結果を表2に示す。
表2の仕様に従い、図3に示す歯ブラシ100と同様の歯ブラシを作製した。得られた歯ブラシについて、使用性、成形性を評価し、その結果を表2に示す。
表1の仕様に従い、図7に示す歯ブラシ900と同様の歯ブラシを作製した。得られた歯ブラシについて、使用性、成形性を評価し、その結果を表2に示す。
図7に示す歯ブラシ900は、ハンドル部2と、ネック部3を介してハンドル部2に延設されたヘッド部4とを備え、ヘッド部4の植毛面に毛束912が設けられたものである。毛束912の植毛パターンは、図2に示す歯ブラシ1の植毛パターンと同様に、ヘッド部先端7側から順に、2つの毛束912が植設され、次いで、ヘッド部4の幅方向に3つ、ヘッド部先端7からハンドル部2に向けて7列で植設されたものである。加えて、全ての毛束912は、植毛面6に対し略垂直に植設され、植毛面6から毛束912の先端までの距離L6が略同等とされている。
一方、毛腰強度比が0.8である比較例1は、奥歯清掃実感が「◎」であるものの、歯間部・歯頸部清掃実感が「×」であった。また、先端側毛束群を設けなかった比較例2は、奥歯清掃実感及び歯間部・歯頸部清掃実感がいずれも「×」であった。
以上の結果から、本発明を適用した歯ブラシは、奥歯、歯間部及び歯頸部のいずれをも良好に清掃できることが判った。
2 ハンドル部
4 ヘッド部
6 植毛面
7 ヘッド部先端
10、310 基端側毛束群
11 基端側領域
12、314 第一の基端側毛束
20、120、220 先端側毛束群
21 先端側領域
22、122、222 第一の先端側毛束
24、124、224 第二の先端側毛束
26、126、226 第三の先端側毛束
312 第二の基端側毛束
Claims (4)
- ヘッド部とハンドル部とを備え、複数本の用毛を束ねてなる毛束が前記ヘッド部の平坦な植毛面に複数植設された歯ブラシにおいて、
前記植毛面には、前記ヘッド部の先端側の領域である先端側領域と、前記ハンドル部側の領域である基端側領域とが形成され、
前記先端側領域には、前記ヘッド部の先端から前記ハンドル部側に複数の前記毛束を並べて植設した先端側毛束群が設けられ、
前記先端側毛束群を構成する任意の毛束と該任意の毛束に前記ハンドル部側で隣接する他の毛束とは、前記の任意の毛束の長さ方向と前記植毛面とが形成する前記ハンドル部側の角度が、前記の他の毛束の長さ方向と前記植毛面とが形成する前記ハンドル部側の角度よりも小さいものとなるように、前記の任意の毛束及び前記の他の毛束の先端が前記ハンドル部側に傾斜し、
前記基端側領域には、前記植毛面に対し略垂直に複数の前記毛束を植設した基端側毛束群が設けられ、
[先端側毛束群の実長さにおける毛腰強度]/[基端側毛束群の実長さにおける毛腰強度]で表される毛腰強度比は、1以上であることを特徴とする歯ブラシ。 - 前記先端側毛束群は、前記基端側毛束群に最も近接する前記先端側毛束が、前記植毛面に対し略垂直に植設されていることを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
- 前記先端側毛束は、前記植毛面から前記先端側毛束の先端までの距離が、前記ヘッド部の先端に向かうに従い長くなることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯ブラシ。
- 前記基端側毛束群を構成する用毛は、その先端部が、先端に向かうに従い縮径することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯ブラシ。
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