JP6015519B2 - 吸収パッド、及び使い捨ておむつ - Google Patents
吸収パッド、及び使い捨ておむつ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6015519B2 JP6015519B2 JP2013065075A JP2013065075A JP6015519B2 JP 6015519 B2 JP6015519 B2 JP 6015519B2 JP 2013065075 A JP2013065075 A JP 2013065075A JP 2013065075 A JP2013065075 A JP 2013065075A JP 6015519 B2 JP6015519 B2 JP 6015519B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- absorbent
- side flap
- pad
- absorbent pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
以下、吸収パッドの実施形態1について、図面を用いて説明する。図1、図2及び図3に示すように、実施形態1の吸収パッド100は、吸収体22aと、吸収体22aの肌当接面側の面を被覆するように配置された表面シート18aと、吸収体22aの非肌当接面側を被覆するように配置された裏面シート20aと、を有する吸収性本体14aを備えたものである。この吸収性本体14aは、吸収体22aの両側縁において表面シート18aと裏面シート20aとが吸収体22aを介さずに積層されたサイドフラップ部24aを有する。そして、それぞれのサイドフラップ部24aが、表面シート18aの表面側に折り返されて、表面シート18aの表面に固定されている。更に、実施形態1の吸収パッド100においては、肌当接面(すなわち、図1に示される吸収パッド100の表面)側において、表面シート18aの表面側に折り返されたサイドフラップ部24aは、表面シート18aと異なる色を呈する。
サイドフラップ部24aは、表面シート18aと裏面シート20aとが吸収体22aを介さずに積層されたものである。図3に示すように、サイドフラップ部24aを表面シート18aの表面側に折り返す前の状態では、吸収体22aの両側縁から側方に延出するように構成されている。表面シート18aは、例えば、吸収体22aの表面部に配置されるトップシートと、サイドフラップ部24aが形成される部位に配置されるサイドシートを組み合わせた構成であってもよい。裏面シート20aは、例えば、少なくとも吸収体22aの裏面部に配置されるバックシートと、サイドフラップ部24aが形成される部位に配置されるカバーシートを組み合わせた構成であってもよい。サイドフラップ部24aは、「サイドシート」と、「バックシート及びカバーシート」とが積層されたものであってもよいし、「サイドシート」と、「カバーシート」とが積層されたものであってもよい。サイドフラップ部24aが、「サイドシート」と、「バックシート及びカバーシート」とが積層されたものの場合には、サイドシート、バックシート及びカバーシートの3つのシートが積層されたサイドフラップ部24aが、表面シート18aの表面側に折り返されていてもよい。また、例えば、バックシートとカバーシートとについては、サイドフラップ部24aにおける折り返す幅が異なっていてもよい。また、サイドフラップ部24aが、「サイドシート」と、「カバーシート」とが積層されたものの場合には、裏面シート20aとして、カバーシートのみが表面シート18aの表面側に折り返されてもよい。
吸収性本体14aは、複数のシートが吸収体22aを挟持した状態で積層されたものである。実施形態1の吸収パッド100においては、表面シート18aと裏面シート20aとが吸収体22aを挟持した状態で積層された吸収性本体14aを備えている。すなわち、吸収体22aは、着用者の肌に当接する面(肌当接面)側から液透過性の表面シート18aによって被覆され、反対側の肌非当接面側から液不透過性の裏面シート20aによって被覆されている。したがって、尿などの液体は、表面シート18aを透過して、吸収体22aに吸収保持され、液透過性の裏面シート20aによって外部への漏出が阻止される。
吸収体22aは、着用者の尿を吸収し保持するための部材である。吸収体22aは、着用者の尿や体液を吸収し保持するために、吸収性材料によって構成される。吸収性材料としては、例えば、フラッフパルプ、高吸水性ポリマー(Super Absorbent Polymer;「SAP」)、親水性シート等を採用することができる。フラッフパルプの例は、木材パルプや非木材パルプを綿状に解繊したものである。高吸水性ポリマーの例は、ポリアクリル酸ナトリウムである。親水性シートとしては、例えば、ティシュ、吸収紙、親水化処理を行った不織布を用いることができる。
表面シート18aは、吸収体22aの肌当接面側を被覆するように配置される液透過性のシートである。表面シート18aは、尿などの液体を、その下面側に配置された吸収体22aに浸透させる。
裏面シート20aは、吸収体22aを肌非当接面側から被覆するように配置される液不透過性のシートである。裏面シート20aは、吸収体22aにより保持されている液体が、吸収パッド100の外に漏洩してしまうことを防止する。
以下、本発明の吸収パッドの実施形態2について、図4〜図7を参照しつつ説明する。図4は、本発明の吸収パッドの実施形態2を模式的に示す平面図である。図5は、図4に示す吸収パッドのB−B’断面を模式的に示す断面図である。図6は、図4に示す吸収パッドのC−C’断面を模式的に示す断面図である。図7は、図4に示す吸収パッドの、サイドフラップ部を表面シートの表面側に折り返す前の状態を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の吸収パッドの実施形態3について、図8を参照しつつ説明する。図8は、本発明の吸収パッドの実施形態3を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の吸収パッドの実施形態4について、図9及び図10を参照しつつ説明する。図9は、本発明の吸収パッドの実施形態4を模式的に示す平面図である。図10は、図9に示す吸収パッドのD−D’断面を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の吸収パッドの実施形態5について、図11を参照しつつ説明する。図11は、本発明の吸収パッドの実施形態5を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の吸収パッドの製造方法の全体の流れを説明する。ここでは、図1〜図3に示す吸収パッド100の製造方法について説明するが、吸収パッドの製造方法については、以下の製造方法に限定されることはない。
次に、本発明の使い捨ておむつの実施形態(実施形態6)について説明する。実施形態6の使い捨ておむつは、これまでに説明した本発明の吸収パッドと、この吸収パッドを装着するための装着領域を有するおむつ本体と、を備えた使い捨ておむつである。以下、実施形態6の使い捨ておむつとして、実施形態1の吸収パッドと、上記おむつ本体と、を備えた使い捨ておむつについて、図面を用いて説明する。ここで、図12は、本発明の使い捨ておむつの実施形態を模式的に示す平面図である。
Claims (5)
- 吸収体と、前記吸収体の肌当接面側の面を被覆するように配置された表面シートと、前記吸収体の非肌当接面側を被覆するように配置された裏面シートと、を有する吸収性本体を備え、
前記吸収体が、前記吸収性本体の一端から他端に向かう長さ方向の少なくとも中央部において、前記吸収体の幅が狭くなる括れ部を有する砂時計型であり、
前記吸収性本体は、前記吸収体の両側縁において前記表面シートと前記裏面シートとが前記吸収体を介さずに積層されたサイドフラップ部を有するとともに、それぞれの前記サイドフラップ部が、前記吸収体の前記括れ部に対応して当該サイドフラップ部の外周縁が外側に突出する輪郭突出部を有するとともに、当該サイドフラップ部が、前記表面シートの表面側に折り返されて、前記表面シートの表面に固定されたものであり、かつ、
前記肌当接面側において、前記表面シートの表面側に折り返された前記サイドフラップ部は、前記表面シートと異なる色を呈する、吸収パッド。 - 前記サイドフラップ部の外周縁の少なくとも一部の形状が、曲線形状である、請求項1に記載の吸収パッド。
- 一対の立体ギャザーを更に有し、前記一対の立体ギャザーを構成するシートが、前記サイドフラップ部と前記表面シートとの間に挟み込まれた状態で固定されている、請求項1又は2に記載の吸収パッド。
- 前記表面シートの表面側に折り返された前記サイドフラップ部は、前記吸収性本体の一端から他端に向かう長さ方向の少なくとも中央部の前記肌当接面側に露出する面に、デザインが描かれている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸収パッド。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の吸収パッドと、
前記吸収パッドを装着するための装着領域を有するおむつ本体と、を備えた使い捨ておむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013065075A JP6015519B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 吸収パッド、及び使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013065075A JP6015519B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 吸収パッド、及び使い捨ておむつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014188104A JP2014188104A (ja) | 2014-10-06 |
JP6015519B2 true JP6015519B2 (ja) | 2016-10-26 |
Family
ID=51835068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013065075A Expired - Fee Related JP6015519B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 吸収パッド、及び使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6015519B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6550312B2 (ja) * | 2015-09-29 | 2019-07-24 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
JP2019187928A (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 日本製紙クレシア株式会社 | 軟便漏れ防止用吸収性パッド |
JP7166877B2 (ja) * | 2018-11-05 | 2022-11-08 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3968798A (en) * | 1975-07-03 | 1976-07-13 | Parke, Davis & Company | Incontinent pad |
CA2072689A1 (en) * | 1991-12-31 | 1993-07-01 | Kimberly-Clark Corporation | Disposable absorbent article with flushable insert |
JP4433352B2 (ja) * | 2000-06-07 | 2010-03-17 | 日本製紙クレシア株式会社 | 着脱可能な吸収体を含む紙おむつ |
JP4359020B2 (ja) * | 2002-03-28 | 2009-11-04 | 大王製紙株式会社 | 生理用ナプキン |
JP4471861B2 (ja) * | 2005-02-01 | 2010-06-02 | 花王株式会社 | パンツ型おむつ |
EP1842512B1 (en) * | 2006-04-07 | 2011-09-28 | The Procter & Gamble Company | Feminine hygienic article with wavy pattern |
JP2008104503A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Oji Nepia Kk | パンツ型使い捨ておむつ |
ATE525994T1 (de) * | 2007-05-25 | 2011-10-15 | Procter & Gamble | Saugfähiger artikel mit bedruckter schicht |
JP5513874B2 (ja) * | 2009-12-22 | 2014-06-04 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
JP5371816B2 (ja) * | 2010-02-03 | 2013-12-18 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
-
2013
- 2013-03-26 JP JP2013065075A patent/JP6015519B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014188104A (ja) | 2014-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
NL2020902A (en) | Absorbent article with four channels | |
US7918840B2 (en) | Absorbent article | |
JP2012095937A (ja) | パンツタイプ使い捨ておむつ | |
WO2018096877A1 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6015519B2 (ja) | 吸収パッド、及び使い捨ておむつ | |
EP1603505B2 (en) | Absorbent article | |
JP5091045B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6314401B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP4688669B2 (ja) | 使い捨て吸収性パンツ | |
JP6821893B2 (ja) | パンツタイプ吸収性物品 | |
JP2005218674A (ja) | 使い捨ておむつ | |
KR102538035B1 (ko) | 팬티형 일회용 기저귀 | |
CN100531695C (zh) | 一次性尿布 | |
JP6044415B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
CN113382701B (zh) | 吸收性物品 | |
JP3812460B2 (ja) | 使い捨て吸収性物品 | |
RU2765708C2 (ru) | Одноразовое гигиеническое изделие с боковыми барьерами для жидкости | |
JP5053803B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
RU2746547C1 (ru) | Одноразовое гигиеническое изделие | |
JP2009247480A (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP6220819B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2003180735A (ja) | 吸収性物品 | |
JP6311571B2 (ja) | 吸収性物品 | |
WO2021235281A1 (ja) | 吸収性物品 | |
WO2021235280A1 (ja) | 吸収性物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150608 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160209 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160404 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160830 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160912 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6015519 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |