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JP5978835B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は,画像処理装置に関する。さらに詳細には,電力の供給先の組み合わせが異なる複数の電力供給状態を有し,各構成要素への電力供給が制御される画像処理装置に関するものである。
従来から,電力の供給先の組み合わせが異なる複数の電力供給状態を有し,各構成要素への供給電力が制御される画像処理装置がある。例えば,電源オン状態と電源オフ状態とを有する画像処理装置であって,電源オフ指令を受け付けたことや,無操作状態が所定時間以上継続したことを条件に,電源オン状態から電源オフ状態に切り替えるものがある。電源オン状態とは,自装置の構成要素に電力が供給された状態であり,電源オフ状態とは,電源オン指令を受け付ける要素にのみ電力が供給され,その他の要素には電力が供給されない状態である。
具体的に電力供給を制御する技術には,例えば特許文献1に開示されている技術がある。特許文献1に開示されている画像形成装置は,電力供給が遮断される前に,電源スイッチからの信号を不揮発性メモリに記憶し,電源供給が再開された際に,不揮発性メモリに記憶した情報に基づいて,電源スイッチの操作等の正式なシャットダウン処理を行った後で電力供給が遮断された場合と,停電等の正式なシャットダウン処理を行わずに電力供給が遮断された場合とに分けて,復帰時の動作を制御する。
特開2009−251275号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題があった。すなわち,従来の技術では,停電等の商用電源からの電力供給が遮断された場合,その復旧時,電力供給が遮断される前の状態が電源オン状態であっても電源オフ状態であっても,電源オン状態で復帰する。そのため,電源オフ状態で電力供給が遮断された場合においては,電力供給を遮断する前の電力供給状態を再現できていない。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,電力供給を再開する際,電力供給を遮断する前の電力供給状態を再現できる画像処理装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた画像処理装置は,画像処理に関する入力ないし出力あるいは入力及び出力を行う入出力部と,一次電源から得られる電力を,電力を供給するための供給回路を介して前記入出力部に供給する供給部と,前記一次電源からの電力供給が遮断される前の,前記入出力部への電力供給状態が記憶される記憶部と,前記一次電源からの電力供給が遮断された状態から電力供給が開始される際,前記記憶部に記憶されている電力供給状態に従って前記供給回路を介して前記入出力部へ電力を供給するか否かを判断する判断部と,前記判断部が前記入出力部へ電力を供給すると判断した場合には,前記供給部に前記入出力部へ電力を供給させ,前記判断部が前記入出力部へ電力を供給しないと判断した場合には,前記供給部に前記入出力部へ電力を供給させない制御部とを備えることを特徴としている。
本明細書に開示される画像処理装置は,一次電源からの電源供給が遮断される前の電力供給状態を記憶部に記憶している。そして,一次電源からの電力供給が遮断された状態(電源遮断状態)から一次電源からの電力供給が開始される際には,その記憶された電力供給状態に従って,電力の供給先を判断する。つまり,本画像処理装置は,一次電源の復旧後に必ず電源オン状態となるわけではない。従って,電源供給が遮断される前の電力供給状態を再現できる。
画像処理としては,例えば,印刷処理や画像読取処理が該当する。一次電源は,装置外の電源であり,例えば,商用電源が該当する。また,入出力部には,画像処理を行う構成の他に,例えば,外部装置とのインターフェースとなる通信部,ユーザ操作を受け付ける操作部が該当する。
また,本明細書に開示される画像処理装置は,前記供給部から電力が供給される前記入出力部の組み合わせが異なる複数のモードがあり,前記記憶部は,前記電力供給状態として,前記複数のモードのうちの1つを記憶するとよい。このようにすれば,電力供給状態として,電力供給を行わない電源オフ状態を含む複数のモードを再現することができ,電源供給が遮断される前の詳細な電力供給状態をより正確に再現できる。なお,モードとしては,電源オン状態では,例えば,全ての構成要素に電力が供給される待機モード,特定の構成要素に電力を供給する省電力モード等がある。また,電源オフ状態は,電源スイッチの検出装置にのみ電力を供給するモードである。
さらに,前記モードには,前記入出力部に電力が供給され,前記画像処理の実行を待機する待機モードと,前記入出力部に電力が供給されず,前記画像処理の実行が制限される省電力モードとがあるとよい。このようにすれば,省電力モードでは,例えば,電力消費量が特に多い箇所への電力の供給を停止した状態とすることができる。画像処理部の電力供給状態を詳細に再現することで,消費電力の低減が期待できる。そのために,判断部は,待機モードでは,少なくとも入出力部に電力を供給し,省電力モードでは,入出力部の少なくとも一部に電力を供給しないと判断することが好ましい。
さらに,前記入出力部は,画像を印刷する印刷部と,画像を読み取る読取部とを備え,前記供給回路は,前記印刷部と前記読取部とに対し電力を供給し,前記記憶部は,前記電力供給状態として,前記供給部から電力が供給される前記印刷部と前記読取部との組み合わせをも記憶し,前記判断部は,前記記憶部に記憶されている前記印刷部と前記読取部との組み合わせに従って,前記印刷部と前記読取部とに対して電力を供給するか否かを判断するとよい。このようにすれば,入出力部の機能ごとに電力の供給をすることができる画像処理装置において,一次電源からの電力供給が遮断される前に電力が供給されていなかった機能に対しては,一次電源からの電力供給が再開された後も電力が供給されない。そのため,消費電力を低減することができる。
さらに,本明細書に開示される画像処理装置は,前記一次電源とは別の電源である予備電源を備え,前記記憶部は,前記予備電源によって電力の供給を受ける記憶領域であるバックアップ領域であるとよい。バックアップ領域からの情報の読み出しは,短時間で容易にできる。そこで,バックアップ領域に電力供給状態を記憶することで,一次電源からの電力供給を再開する際,早期に入出力部の各構成要素への電力供給の有無を判断できる。予備電源としては,例えば,キャパシタやバッテリが該当する。
さらに,前記記憶部は,不揮発性メモリであるとよい。不揮発性メモリに記憶することとすれば,一次電源からの電力供給が遮断されている状態が長期間続いても,電力供給状態を確実に記憶することができる。
さらに,本明細書に開示される画像処理装置は,前記一次電源とは別の電源である予備電源と,前記予備電源によって電力の供給を受けるバックアップ領域であり,前記一次電源からの電力供給が遮断される前の,前記入出力部への電力供給状態が記憶される第2記憶部とを備え,前記判断部は,前記バックアップ領域に電力供給状態が記憶されている場合には当該電力供給状態に従って判断し,前記バックアップ領域に電力供給状態が記憶されていない場合には前記不揮発性メモリに記憶されている電力供給状態に従って判断するとよい。
不揮発性メモリは,一次電源からの電力供給の再開時にメモリのサイズ判定等の初期動作が必要であり,利用可能となるまでに時間がかかる。バックアップ領域には,予備電源によって電力の供給が継続されているため,初期動作は不要であり,即時に利用可能である。従って,バックアップ領域から読み出す方が不揮発性メモリから読み出すよりも短時間で電力供給状態を取得できるため,バックアップ領域を優先すれば起動に掛かる時間が短いので好ましい。バックアップ領域に情報が無かった場合に限り,不揮発性メモリから読み出せば,電力の供給先を判断できなくなるおそれはない。
さらに,本明細書に開示される画像処理装置は,前記一次電源からの電力供給が遮断されていない間,定期的にあるいは電力供給状態が移行する度に,電力供給状態を前記不揮発性メモリに書き込む一次書込部と,前記一次電源からの電力供給が遮断されたことを検知する検知部と,前記検知部による検知後,前記予備電源から電力供給を受けて,前記不揮発性メモリに記憶されている電力供給状態を前記バックアップ領域に記憶する二次書込部とを備えるとよい。通常は不揮発性メモリに情報を保持しておき,一次電源からの電力供給が遮断された場合バックアップ領域にコピーすることとすれば,バックアップ領域と不揮発性メモリとの両方に電力供給状態を記憶する場合であっても,処理効率が良い。なお,検知部および二次書込部は,予備電源からの電力によって動作することが好ましい。
さらに,本明細書に開示される画像処理装置は,前記一次電源からの電力供給が遮断されていない間,電力供給状態が移行する度に移行後の電力供給状態を前記記憶部に書き込む移行書込部を備えるとよい。電力供給の状態が移行したときに書き込むこととすれば,書き込みの回数が少なく,最新の電力供給状態を確実に記憶できる。
さらに,本明細書に開示される画像処理装置は,前記一次電源からの電力供給が遮断されていない間,定期的に電力供給状態を前記記憶部に書き込む定期書込部を備えるとよい。定期的に書き込む処理を行うこととすれば,制御が簡単である。
本発明によれば,電力供給を再開する際,電力供給を遮断する前の電力供給状態を再現できる画像処理装置が実現される。
実施の形態にかかるMFPの外観を示す斜視図である。 MFPの電気的構成を示すブロック図である。 電力供給状態および動作モードの関係を示す説明図である。 電力供給状態および動作モードにおける電力供給箇所およびスイッチの状態を示す説明図である。 電源回復処理を示すフローチャートである。 動作モード移行処理を示すフローチャートである。 動作モード移行処理の続きを示すフローチャートである。
以下,本発明にかかる画像処理装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,画像読取機能および画像形成機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral )に本発明を適用したものである。
[MFPの構成]
本形態のMFP100は,図1に示すように,用紙に画像を印刷する画像形成部1と,原稿の画像を読み取る画像読取部2とを備えている。画像形成部1は,画像読取部2の下部に設けられている。本形態のMFP100の画像形成部1は,電子写真方式のカラー印刷が可能なものである。あるいは,画像形成部1は,モノクロ印刷専用の装置であってもよい。
画像読取部2は,原稿を読み取るためのものであり,イメージセンサを有している。イメージセンサは,搬送装置により搬送される原稿を読み取るようにしても,キャリアにより移動させられながら,透明なガラスに載置されている原稿を読み取るようにしてもよい。画像形成部1は,印刷部及び入出力部の一例である。画像読取部2は,読取部及び入出力部の一例である。
また,MFP100は,その前面側に,各種のボタン(例えば,スタートキー,ストップキー,テンキーの各ボタン)によって構成されるボタン群41,液晶ディスプレイからなる表示部42を備えた操作パネル40を備えている。このボタン群41や表示部42により,動作状況の表示やユーザによる操作の入力が可能になっている。
操作パネル40の近傍には,ユーザによるMFP100の主電源をオンまたはオフする操作を受け付けるための電源スイッチ45が設けられている。なお,電源スイッチ45は,機械的に回線を切断するスイッチではない。また,電源スイッチ45は,ユーザによる押下操作を受けたときに電気的な信号を発するキーの一種である。また,電源スイッチ45は,操作パネル40と電源系統が異なり,後述する切替スイッチ54のオンまたはオフと関係なく,電力が供給される。
また,MFP100は,画像形成部1と画像読取部2とを含む各部へ電力を供給する供給回路である低圧電源ユニット5を有している。低圧電源ユニット5にはプラグ51が接続されている。例えば商用電力のソケット等にプラグ51が差し込まれることにより,低圧電源ユニット5は,一次電源から電力の供給を受ける。
[MFPの電気的構成]
続いて,MFP100の電気的構成について説明する。MFP100は,図2に示すように,メイン基板3と低圧電源ユニット5とを有している。メイン基板3には,ROM32,RAM33,E2PROM35,キャパシタ36,ASIC30が搭載されている。また,ASIC30には,CPU44,ネットワークインターフェース37,USBインターフェース38が搭載されている。
ROM32には,画像形成部1等を制御するための各種制御プログラムや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは各種データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。E2PROM35は,不揮発性メモリであり,各種設定等を保存する記憶領域として利用される。E2PROM35は,記憶部の一例である。
キャパシタ36は,電荷を一時的に蓄えることができ,一次電源からの電力供給とは別の予備電源として機能する。キャパシタ36は,予備電源の一例である。ただし,キャパシタ36が供給できる電力量には限界があるとともに,キャパシタ36は時間の経過に伴ってある程度放電する。従って,一次電源からの電力供給が遮断された状態では,キャパシタ36による電力供給は,時間の経過によって停止する。なお,一次電源からの電力供給が継続している間は,キャパシタ36への充電が適宜行われる。
CPU44は,MFP100における画像読取機能,画像形成機能等の各種機能を実現するための演算を実行し,画像処理制御の中枢となるものである。CPU44は,ROM32から読み出したプログラムに従って,その処理結果をRAM33に記憶させながら,MFP100の各構成要素を制御する。CPU44は,例えば,ROM32から読み出した画像処理プログラムに従って,画像読取部2にて読み取った画像データに画像処理を施し,画像形成部1に印刷させる。
ASIC30は,MFP100の各構成への電力の供給を制御する。CPU44は,電力の供給先の判断処理,及び,供給すると判断した箇所への電力の供給制御処理とを行う。CPU44は,例えば,一次電源からの電力が遮断状態から回復した場合における,MFP100の電力供給状態を判断する処理を含む電源回復処理を実行する。CPU44は,判断部及び制御部の一例である。
ネットワークインターフェース37は,ネットワークに接続される。MFP100は,このネットワークインターフェース37を介して他の情報処理装置(不図示。例えば,コンピュータ)とのデータ通信が可能になっている。また,USBインターフェース38は,USB接続が可能な周辺機器(不図示。例えば,フラッシュメモリ)に接続される。MFP100は,このUSBインターフェース38を介して外部の周辺機器等とデータ通信が可能になっている。
ASIC30にはさらに,図2において一点鎖線で示すように,キャパシタ36から電力の供給を受ける電力供給エリア49が設けられている。電力供給エリア49は,一次電源からの電力供給が遮断されても,しばらくの間は,キャパシタ36からの電力の供給を受けることができる。電力供給エリア49には,簡便にデータの入出力が容易なバックアップ領域48,および,電源スイッチ45へのユーザによる操作を検知するキーセンサ46等が設けられている。バックアップ領域48は,記憶部あるいは第2記憶部の一例である。
低圧電源ユニット5は,プラグ51と電気的に接続し,プラグ51を介して一次電源からの電力供給を受ける。そして,一次電源からの電力を各部の動作に必要な動作電力に適切に変換して,メイン基板3,操作パネル40,定着ヒータ13,画像形成部1,画像読取部2のそれぞれへ供給する。低圧電源ユニット5は,供給部の一例である。
低圧電源ユニット5には,複数の切替スイッチ53,54,55,56,57が設けられている。切替スイッチ53〜57は,それぞれ,ASIC30のCPU44によって切替制御される。つまり,CPU44は,切替スイッチ53〜57のオンまたはオフを切り替えることによって,低圧電源ユニット5によるMFP100の各構成要素への電力の供給の制御を行う。低圧電源ユニット5は,CPU44によってオンされた切替スイッチに接続されている供給先へ,選択的に動作電力を供給する。
切替スイッチ53は,低圧電源ユニット5からメイン基板3への電力の供給をオンまたはオフするためのスイッチである。切替スイッチ54は,低圧電源ユニット5から操作パネル40への電力の供給をオンまたはオフするためのスイッチである。切替スイッチ55は,低圧電源ユニット5から定着器の定着ヒータ13への電力の供給をオンまたはオフするためのスイッチである。
なお,定着ヒータ13は,機能的には画像形成部1の一部であるが,消費電力が大きく,単独でオンまたはオフできることが好ましい。そのため,電源構成上は,定着ヒータ13以外の画像形成部1と定着ヒータ13とは,別々の経路が設けられている。定着ヒータ13は,入出力部及び印刷部の一例である。
切替スイッチ56は,低圧電源ユニット5から画像形成部1への電力の供給をオンまたはオフするためのスイッチである。切替スイッチ57は,低圧電源ユニット5から画像読取部2への電力の供給をオンまたはオフするためのスイッチである。各切替スイッチ54,55,56,57と電力供給される各部材とは,それぞれ供給回路61,62,63,64を介して接続されている。
低圧電源ユニット5は,図2に示すように,判断回路58とRAM59とを備えている。判断回路58は,RAM59に特定の値が記憶されているか否かに基づいて,低圧電源ユニット5からメイン基板3への電力の供給状態を切り替える。つまり,判断回路58は,RAM59に特定の値が記憶されていることを条件に,切替スイッチ53をオフにする回路である。判断回路58は,RAM59に特定の値が記憶されていない場合には,切替スイッチ53をオンにする。RAM59は,揮発性であり,CPU44によって前述の特定の値の書き込みを受ける。
なお,前述したように,電源スイッチ45へのユーザ操作は,電力供給エリア49に備えられたキーセンサ46が検知している。従って,切替スイッチ53のオフによってメイン基板3への電力の供給が遮断されていても,キーセンサ46は機能している。さらに,図2中に破線の矢印で示したように,キーセンサ46は,ユーザによる電源スイッチ45の押下を検知したら,低圧電源ユニット5へ電気的な信号を送信する。従って,メイン基板3への電力の供給が遮断されていても,電源スイッチ45へのユーザ操作があれば,低圧電源ユニット5へ信号が送信される。
[電力供給状態]
次に,図3と図4とを参照して,MFP100における複数の電力供給状態と,それぞれの状態における各切替スイッチの接続状況を説明する。MFP100に対する電力供給状態には,図3と図4に示すように,電源オン状態71,電源オフ状態72,一次電源遮断状態73の3つの状態がある。
図3は,MFP100の電力供給状態および動作モードと,それらの相互の移行方向を示す説明図である。図4は,各電力供給状態および動作モードにおける電力の供給状況および切替スイッチの設定をまとめて示す説明図である。図4中の「○」は,電力の供給が行われている,あるいは,切替スイッチがオンであることを示している。図4中の「×」は,電力の供給が行われていない,あるいは,切替スイッチがオフであることを示している。
一次電源遮断状態73は,プラグ51の引き抜きや商用電力の停電等により一次電源からの電力の供給が遮断されている状態である。従って,低圧電源ユニット5やメイン基板3への電力の供給も遮断されている。一次電源遮断状態73は,一次電源からの電力の供給が再開しない限り動作が不可能な状態である。ただし,一次電源からの電力の供給が遮断されてからの経過時間が短く,キャパシタ36(図2参照)に電荷が残存している間は,限定的な動作が可能である。
電源オフ状態72は,一次電源からの電力の供給は受けているものの電源スイッチ45以外の機能はすべて停止している状態である。電源オフ状態72では,図4に示すように,低圧電源ユニット5は電力の供給を受けており,切替スイッチ53〜57はすべてオフとなっている。電源オフ状態72では,キャパシタ36への電荷の補充は行われており,キャパシタ36から電力供給エリア49へ電力が供給されている。従って,電源オフ状態72は,電力供給エリア49に設けられている回路部分は動作可能な状態である。電源スイッチ45のキーセンサ46は電力供給エリア49に設けられているので,電源オフ状態72において,電源スイッチ45の押下は受け付けられる。
電源オン状態71は,一次電源からの電力の供給を受けているとともに,低圧電源ユニット5もメイン基板3も電力の供給を受けている状態である。電源オン状態71は,図3に示すように,通常状態75と省電力状態76とを含む。通常状態75は,MFP100のほとんどの箇所に電力が供給され,ユーザの指示を受ければ直ちに画像処理動作が可能な状態である。一方,省電力状態76は,消費電力が大きい部材への電力の供給を遮断し,電力消費量を抑えた状態である。
[電源オン状態の動作モード]
さらに,MFP100は,電源オン状態71において,図3と図4に示すように,各種の動作モードを有している。そして,CPU44は,動作モード毎に,電力の供給を受ける供給先を切り替える。具体的には,CPU44は,切替スイッチ53〜57の切替によって,動作モードを変更する。動作モードとしては,例えば,通常状態75に処理実行モード81と待機モード82とが,省電力状態76にスリープモード83とディープスリープモード84とがある。これら以外のモードもさらにあってもよい。
処理実行モード81は,ユーザからの指示に従って,実際に画像処理を実行中のモードである。処理実行モード81では,処理の実行に必要な箇所すべてに,電力が供給されている。待機モード82は,ユーザからの指示待ち状態中のモードである。待機モード82では,例えば,定着ヒータ13の温度が,処理実行中に比較して,やや低い温度に設定される。また例えば,原稿や印刷用紙を搬送する搬送部材は,処理実行モード81では必要に応じて駆動されるが,待機モード82では駆動されない。処理実行モード81と待機モード82とを含む通常状態75では,切替スイッチ53〜57はすべてオンになっている。
スリープモード84は,MFP100のうち,消費電力の大きい構成要素に電力を供給しない省電力のためのモードである。例えば,スリープモード84では,CPU44は,定着ヒータ13への電力の供給を停止する。スリープモード84では,切替スイッチ55はオフ,切替スイッチ53,54,56,57はオンになっている。
ディープスリープモード85は,操作パネル40への操作入力のみを受け付けるモードである。ディープスリープモード85では,切替スイッチ55,56,57はオフ,切替スイッチ53,54はオンになっている。従って,ディープスリープモード85では,低圧電源ユニット5は,操作パネル40への入力を検出する部分に電力を供給するが,画像形成部1,画像読取部2,定着ヒータ13には電力を供給しない。ディープスリープモードでは,低圧電源ユニット5は,インターフェース37,38へも電力を供給し,インターフェース37,38への入力を受け付けるようにしてもよい。
スリープモード84とディープスリープモード85とはいずれも,省電力状態76の動作モードであり,省電力モードの一例である。なお,省電力状態76には,スリープモード84とディープスリープモード85以外に,定着ヒータ13に加えて消費電力の大きい他の構成要素(例えば,イメージセンサ)を,選択的に電力供給先から除外する動作モードが,さらに設けられていてもよい。
[状態の移行]
続いて,各電力供給状態間および各動作モード間の移行について説明する。CPU44は,MFP100の電力供給状態が別の状態へ移行する際には,移行前または移行後のいずれかに,移行後の電力供給状態を示す情報を,バックアップ領域48とE2PROM35との両方に書き込む。CPU44が書き込む電力供給状態を示す情報は,少なくとも,電源オン状態71と電源オフ状態72とを区別する情報である。
CPU44は,電源オン状態71から電源オフ状態72へと移行する際には移行前に,電源オフ状態72から電源オン状態71へと移行する際には移行後に,移行後の電力供給状態を示す情報を書き込む。MFP100の電力供給状態が別の状態へ移行する際に,移行後の電力供給状態を示す情報を書き込む処理を行うとき,CPU44は移行書込部の一例である。
電源オフ状態72では,図4に示したように,メイン基板3は,電力の供給を受けていない。電源オフ状態72において電源スイッチ45が押下されると,電力供給エリア49のキーセンサ46が,電源スイッチ45の押下を検出して,低圧電源ユニット5に電源スイッチ45の押下を示す信号を送信する。電源スイッチ45の押下を示す信号により,低圧電源ユニット5の切替スイッチ53がオンに切り替えられ,低圧電源ユニット5からメイン基板3への電力の供給が開始される。これにより,ASIC30のCPU44は,電力の供給を受ける。
そして,CPU44に電力が供給された後,CPU44は,電源オン処理を実行する。電源オン処理は,画像形成部1や画像読取部2の初期設定および消耗品の残量のチェックなどを含むMFP100の開始処理である。電源オン処理が終了したら,MFP100は,ユーザからの実行指示を受けていない限り,一旦,待機モードとなる。
これにより,MFP100は,図3の矢印91に示すように,電源オフ状態72から電源オン状態71の通常状態75へと移行する。さらに,CPU44は,電源オン状態71において,バックアップ領域48とE2PROM35との両方に電源オン状態71を示す情報,例えば,待機モード82を示す情報を書き込む。
電源オン状態71から電源オフ状態72への移行は,電源オン状態71において電源スイッチ45が押下された場合に,CPU44が実行する(図3の矢印92)。電源オン状態71で電源スイッチ45が押下された場合,CPU44は,各種の設定情報を待避させるとともに,各部への電力の供給を適切な順序で遮断する。さらに,CPU44は,電源オフ状態72を示す情報をバックアップ領域48とE2PROM35との両方に記憶してから,自身への電力の供給を遮断する。すなわち,CPU44は,電源オフ状態72へ移行する処理の最後に,CPU44を搭載するASIC30を含むメイン基板3への電力の供給を遮断するために,切替スイッチ53をオフとする。
[電源オン状態における動作モードの移行]
電源オン状態71ではMFP100は,ユーザによる操作パネル40への操作,外部からのデータ受信,または時間の経過等を条件として,前述の複数の動作モードの間で動作モードを移行する。一定の条件を満たすことで,MFP100の動作モードは,図3に各矢印93〜97で示すように移行する。さらにCPU44は,動作モードが移行するときには,移行後の動作モードにおいて必要な供給先へ電力が供給されるように,低圧電源ユニット5の各切替スイッチ53〜56のオンとオフとを切り替える。
例えば,待機モード82において,ユーザによる指示の入力を受けない状態があらかじめ決めた第1の待機時間を超えて継続すると,MFP100は,図3の矢印93に示すように,省電力状態76となる。また,省電力状態76のスリープモード84において,ユーザによる指示の入力を受けない状態があらかじめ決めた第2の待機時間を超えて継続すると,MFP100は,図3の矢印94に示すように,ディープスリープモード85へ移行する。
また,スリープモード84またはディープスリープモード85の省電力状態76において,例えば,ボタン群41等へのユーザによる入力を受けると,MFP100は,図3の矢印95に示すように,処理実行モード81あるいは待機モード82の通常状態75へ移行する。さらに,待機モード82においてユーザの操作により画像処理等の指示を受けると,MFP100は,図3の矢印96に示すように,待機モード82から処理実行モード81へ移行する。そして,MFP100は,ユーザの指示に基づいて,画像処理を行う。指示された画像処理が終了したら,MFP100は,図3の矢印97に示すように,処理実行モードから待機モード82へ移行する。
さらに,CPU44は,電源オン状態71において動作モードが移行する際には,移行前または移行後のいずれかに,移行後の動作モードを示す情報を電源オン状態71であることを示す情報とともに,バックアップ領域48とE2PROM35との両方に書き込む。MFP100の動作モードが移行する際に,移行後の動作モードを示す情報を書き込む処理を行うとき,CPU44は移行書込部の一例である。
[一次電源の遮断]
MFP100は,電源オン状態71においても,電源オフ状態72においても,プラグ51が商用電力のソケット等から引き抜かれたり,商用電力が停電したりすると,一次電源遮断状態73に移行する(図3の矢印98,99)。一次電源からの電力供給を遮断された状態では,MFP100は,いずれの箇所へも電力の供給は受けていない(図4参照)。つまり,一次電源が遮断されると,低圧電源ユニット5への商用電力の供給もなされないので,MFP100は,電源スイッチ45の操作も受け付けない。
前述したように,キャパシタ36(図2参照)は,電荷を蓄えることができるので,一次電源からの電力の供給が遮断されても,限定的に予備電源として機能することができる。従って,キャパシタ36に電荷がある間は,バックアップ領域48に記憶されている情報は保持される。
ただし,一次電源が遮断されている状態では,キャパシタ36への電荷の補充は行われない。そのため,一次電源が遮断されてから,所定の時間が経過すると,キャパシタ36は,電力供給エリア49へ電力を供給できなくなるため,予備電源としての機能を失う。キャパシタ36が予備電源としての機能を失った後は,バックアップ領域48に記憶されていた情報は失われる。一方,E2PROM35は,不揮発性であるので,一次電源が長時間遮断したとしても,その記憶情報は保持されている。
[一次電源の回復]
例えば,ユーザは,MFP100をY地点からZ地点に移動させるとする。この場合,ユーザは,MFP100を移動させるため,プラグ51を商用電力のソケットから引き抜くので,MFP100は,一次電源からの電力供給が遮断された状態となる。そして,ユーザは,MFP100を持ち上げY地点からZ地点に移動させ,Z地点においてプラグ51を商用電力のソケットに挿入することで,MFP100は一次電源からの電力供給が遮断された状態から一次電源からの電力供給がされる状態へと回復する。
しかしながら,従来のMFPは,一次電源からの電力供給が遮断された状態から一次電電源からの電力供給がなされる状態へと回復すると,通常状態に移行するように制御されていた。このため,従来のMFPは,Y地点に従来のMFPが設置されているときは,電源オフ状態であったとしても,Z地点に従来のMFPが設置された場合には,通常状態に復帰することになる。従来のMFPをY地点からZ地点に移動させた後も,従来のMFPに電源オフ状態を維持して欲しいと望むユーザは,通常状態から電源オフ状態に従来のMFPを移行させるため,電源スイッチ45を押下しなければならず,ユーザに負担がかかった。
また,従来のMFPは,停電により一次電源からの電力供給が遮断された状態となった場合も同様に,停電前に電源オフ状態であったとしても,停電から復帰した時には通常状態に移行する。このため,従来のMFPに電源オフ状態を維持して欲しいと望むユーザには,同様に負担がかかった。
これに対し本形態のMFP100は,一次電源からの電力供給が遮断された状態から一次電源からの電力供給がなされる状態へと回復した際に,一次電源からの電力供給が遮断される前と同じ状態を維持することができるように処理を行う。以下,MFP100の処理を詳細に説明する。
一次電源からの電力供給が,遮断された状態から回復すると,まず低圧電源ユニット5に商用電力が供給される。低圧電源ユニット5のRAM59(図2参照)は揮発性なので,一次電源からの電力供給が遮断されたことにより,RAM59の記憶内容は失われている。つまり,RAM59に特定の値は記憶されていないので,判断回路58は,切替スイッチ53をオンにする。従って,低圧電源ユニット5は,メイン基板3に電力を供給する。これにより,CPU44の動作が可能になる。
CPU44は,一次電源遮断状態73から一次電源からの電力供給が回復したときに,後述する電源回復処理を実行する。CPU44は,電源回復処理を実行することにより,回復後の電力供給状態を判断し,MFP100を判断した電力供給状態に移行させる。CPU44は,回復後の電力供給状態として,少なくとも,電源オン状態71と電源オフ状態72とのうちからいずれかを選択する。つまり,一次電源からの電力供給が回復したとき,CPU44は,図3中に破線で示した矢印Aまたは矢印Bのいずれへ進むかを判断する。
[電源回復処理]
次に,CPU44が実行する電源回復処理について,図5のフローチャートを参照して説明する。この処理は,一次電源からの電力の供給が遮断されている状態から,一次電源からの電力供給が回復したことを契機に実行される。
電源回復処理を開始すると,CPU44は,まず,バックアップ領域48から一次電源からの電力の供給が遮断される前の電力供給状態を示す情報を読み出す(S101)。そして,CPU44は,S101で読み出した情報が不定値であるか否かを判断する(S103)。
前述のように,電力供給状態および動作モードを移行させる際には,CPU44は,バックアップ領域48とE2PROM35との両方に,移行後の電力供給状態および動作モードの情報を書き込んでいる。従って,キャパシタ36による電力の供給が停止していなければ,バックアップ領域48には,一次電源からの電力供給が遮断される前の電力供給状態および動作モードの情報が残されている。しかし,キャパシタ36の電荷を使い果たして,電力供給が停止すると,バックアップ領域48の記憶内容が不定値となる。例えば,一次電源からの電力供給が遮断してからの経過時間が長い場合には,バックアップ領域48の記憶内容が不定値となっている可能性が高い。
そこで,CPU44は,S101で読み出した情報が不定値でなければ(S103:No),読み出した情報に基づいて,一次電源からの電力の供給が遮断される前の電力供給状態が電源オフ状態72であったか否かを判断する(S107,判断部の一例)。つまり,一次電源からの電力供給が遮断される前の電力供給状態および動作モードの情報を適切に読み出すことができたならば,CPU44は,読み出した情報をS107の判断に用いる。そして,CPU44は,一次電源の遮断前に電源オン状態71であったのか電源オフ状態72であったのかを判断する。
あるいは,S101で読み出した情報が不定値であれば(S103:Yes),CPU44は,E2PROM35から,一次電源からの電力供給が遮断される前の電力供給状態の情報を読み出す(S105)。E2PROM35は不揮発性メモリであるので,CPU44は,確実に情報を読み出すことができる。続いて,CPU44は,S105で読み出した情報を,バックアップ領域48へ書き込む(S106)。
S106の後,CPU44は,S101に戻ってバックアップ領域48から情報を読み出す。S106において情報を書き込んでいるので,S101において読み出される情報は不定値ではない(S103:No)。従って,S107へ進み,S101で読み出した情報に基づいて,一次電源の遮断前の電力供給状態を判断する(S107)。なお,CPU44は,バックアップ領域48に書き込むことなく,E2PROM35から読み出した情報をそのまま用いてS107の判断を行うこととしてもよい。
なお,E2PROM35からの情報の読み出しを行うためには,CPU44は,メモリのサイズ判定等の初期動作が必要である。そのため,E2PROM35からの読み出しは,バックアップ領域48からの読み出しに比較して,時間がかかる処理である。そこで,バックアップ領域48に情報が残っていれば,CPU44は,バックアップ領域48に残っている情報を優先的に使用することにより,処理時間を短縮することができる。
つまり,CPU44は,E2PROM35とバックアップ領域48との両方に電力供給状態を示す情報を書き込み,バックアップ領域48に残っている情報を優先的に使用する。従って,E2PROM35が記憶部の一例であるとともに,バックアップ領域48が第2記憶部の一例である。
CPU44は,S107において,一次電源からの電力供給が遮断される前の電力供給状態が電源オフ状態72であったと判断した場合には(S107:Yes),CPU44は,低圧電源ユニット5のRAM59に特定の値を書き込み,切替スイッチ53をオフにする(制御部の一例)。これにより,メイン基板3への電力の供給が遮断され,MFP100は電源オフ状態72となる(S109)。なお,CPU44は,切替スイッチ54〜57もオフにする。MFP100が電源オフ状態72になることにより,電源回復処理は終了する。
一方,S107にて,電源オフ状態72を示す情報でなかったと判断した場合には(S107:No),CPU44は,MFP100の電源供給状態を電源オン状態71へ移行させる(S111)。つまり,S107でNoであれば,CPU44は,低圧電源ユニット5のRAM59に特定の値を書き込むことをせず,切替スイッチ53をオンのままとする。従って,メイン基板3への電力の供給は継続する。
CPU44は,電源オン状態71とする場合には,S107における判断結果に基づいて,一次電源からの電力供給が遮断される前のMFP100の動作モードへ移行する動作モード移行処理を実行する(S112)。移行処理が終了したら,電源回復処理は終了する。これで,電源回復処理の説明を終了する。
次に,図6と図7とを参照して,動作モード移行処理について説明する。CPU44は,図5のS112に進んだ場合には,バックアップ領域48に書き込まれている動作モードとなるように,切替スイッチ54〜57の切替制御を行う。なお,CPU44がS101で読み出す情報には,動作モードについての内容も含まれている。
CPU44は,動作モード移行処理を開始するとまず,図6の動作モード移行処理(1)を実行する。そして,CPU44は,図5のS101で読み出した,一次電源からの電力供給が遮断される前のMFP100の動作モードが,省電力状態76であったか否かを判断する(S201)。
CPU44は,S201において,省電力状態76であったと判断した場合には(S201:Yes),定着ヒータ13への電力の供給を行わないように切替スイッチ55をオフのままとする。また,CPU44は,切替スイッチ54,56,57をオンに切り替える。これにより,MFP100は,消費電力を抑えた省電力状態76となる。従って,電源オン処理の後,必ず待機モードとなってしまうということはなく,消費電力の低減が期待できる。この場合には,これで動作モード移行処理を終了する。
CPU44は,S201において,省電力状態76でなかったと判断した場合には(S201:No),切替スイッチ54,55,56,57をオンに切り替える。つまりすべての切替スイッチをオンとする。これにより,MFP100は,省電力状態76ではない,通常状態75となる。この場合には,これで動作モード移行処理を終了する。
なお,通常状態のおける動作モードとして,画像形成部1および画像読取部2に対する電力の供給の有無に応じて別のモードを有している場合には,さらに詳細なモード移行処理を行うことができる。別のモードを有している場合とは,バックアップ領域48に書き込まれている情報から,一次電源の遮断前のMFP100における,画像形成部1への電力の供給の有無と,画像読取部2への電力の供給の有無とがそれぞれ判断できる場合である。この場合には,CPU44は,S205に続いてさらに,図7に示す動作モード移行処理(2)を実行する。
CPU44は,図7に示す動作モード移行処理(2)を開始するとまず,図5のS101で読み出した,一次電源の遮断前のMFP100の動作モードが,画像形成部1への電力の供給を行うモードであったか否かを判断する(S301)。CPU44は,画像形成部1への電力の供給を行うモードであったと判断した場合には(S301:Yes),何もしないでS306へ進む。この場合には,切替スイッチ53〜57はすべてオンのままとなる。
また,CPU44は,画像形成部1への電力の供給を行わないモードであったと判断した場合には(S301:No),切替スイッチ55,56をオフとする(S304)。つまり,CPU44は,画像形成処理のための部材への電力の供給を遮断する。この場合には,切替スイッチ53,54,57はオン,切替スイッチ55,56はオフとなる。
次に,CPU44は,一次電源の遮断前のMFP100の動作モードが,画像読取部2への電力の供給を行うモードであったか否かを判断する(S306)。CPU44は,画像読取部2への電力の供給を行うモードであったと判断した場合には(S306:Yes),何もしないで動作モード移行処理(2)を終了する。この場合には,各切替スイッチ53〜57は,S306の前に設定された状態のままとなる。
また,CPU44は,画像読取部2への電力の供給を行わないモードであったと判断した場合には(S306:No),切替スイッチ57をオフとする。この場合には,S301はYesであったはずなので,切替スイッチ53,54,55,56はオン,切替スイッチ57はオフとなる。そして,動作モード移行処理(2)を終了する。これで動作モード移行処理の説明を終了する。
以上詳細に説明したように,本形態のMFP100は,一次電源から電力が供給されている間の電力供給状態を複数有している。そして,電力供給状態が移行するときには,移行後の電力供給状態が,バックアップ領域48とE2PROM35とに記憶される。また,電源オン状態71において,動作モードが移行するときには,CPU44は,移行後の動作モードをバックアップ領域48とE2PROM35とに記憶する。従って,バックアップ領域48とE2PROM35とには,一次電源からの電力供給が継続されている間は,常に最新の電力供給状態および動作モードの情報が記憶されている。
そして,MFP100の一次電源からの電力供給が遮断された後,回復した際には,CPU44は,バックアップ領域48とE2PROM35との少なくとも一方に記憶されている電力供給状態および動作モードの情報を読み出す。さらに,CPU44は,読み出した情報に基づいて,電力の供給先を判断する。従って,一次電源からの電力供給が遮断される前の電力供給状態を再現することができる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,MFPに限らず,複写機,スキャナ,FAX等の画像処理機能を有するものであれば適用可能である。また,インクジェット方式の画像形成部を有する装置にも適用可能である。
また例えば,上記の実施の形態では,電力供給状態や動作モードが移行したときに,移行後の状態を示す情報をバックアップ領域48とE2PROM35との両方に記憶するとしたが,これに限るものではない。例えば,バックアップ領域48は無くてもよい。バックアップ領域48が無い場合には,CPU44は,電力供給状態および動作モードの情報をE2PROM35に書き込み,E2PROM35から読み出す。
また例えば,E2PROM35への書き込みを行わないとしてもよい。この場合,少なくともバックアップ領域48に情報が残っている間はその情報に基づいて,遮断時の電力供給状態を判断する。このようにしても,短時間の停電等であれば,MFP100は,元の状態に戻ることができる。
また例えば,CPU44は,電力供給状態や動作モードの情報をモードの移行時に書き込む代わりに,定期的に書き込むようにしてもよい。その場合には,CPU44は,その時点におけるモードの情報を,バックアップ領域48とE2PROM35との両方,あるいは,E2PROM35のみに書き込む。定期的に書き込む処理を行うとき,CPU44は,定期書込部の一例である。
また例えば,上記の実施の形態では,電力供給状態および動作モードの情報をバックアップ領域48とE2PROM35との両方に記憶するとした。しかし,一次電源からの電力供給が継続している間は,CPU44は,E2PROM35にのみ情報を書き込むこととしてもよい。この場合のCPU44は,一次書込部の一例である。
E2PROM35にのみ情報を書き込む場合には,さらに,一次電源からの電力供給が遮断されたことを検知する検知回路と,E2PROM35に記憶されている情報をバックアップ領域48へコピーするコピー回路とを有することが好ましい。コピー回路は,キャパシタ36の電力を使用してコピーできるものであるとよい。そして,一次電源からの電力供給が遮断されたことを検知回路が検知したら,直ちに,コピー回路が,E2PROM35に記憶されている情報をバックアップ領域48へコピーする。このようにすれば,毎回両方に書き込むよりは,処理が簡単なものとなる。この場合には,検知回路が検知部の一例であり,コピー回路が二次書込部の一例である。
また,上記の実施の形態では,電源オン状態71中で動作モードが移行したときにも,CPU44は,移行後の動作モードを示す情報を記憶するとしたが,少なくとも電力供給状態(電源オン状態71または電源オフ状態72)を記憶すればよい。つまり,CPU44は,電力供給状態が移行するときに移行後の電力供給状態を記憶するのみとしてもよい。この場合には,電源オン状態71であった場合には,一旦待機モードに戻ることとすればよい。
また例えば,各切替スイッチ53〜57の数や分担は,上記の形態に示した構成に限らない。上記の実施の形態では,画像形成部1への電力の供給を切り替える切替スイッチ5と,画像読取部2への電力の供給を切り替える切替スイッチ57とを別に設けるとしたが,これらをともに切り替える1つの切替スイッチとしてもよい。あるいは,より多くのスイッチを備えて,より詳細に制御できる構成としてもよい。
また例えば,電源オフ状態72の中に,電源スイッチ45だけでなく操作パネル40への押下をも受けつける状態がさらに設けられていてもよい。
また,実施の形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 画像形成部
2 画像読取部
3 メイン基板
5 低圧電源ユニット
13 定着ヒータ
35 E2PROM
36 キャパシタ
44 CPU
48 バックアップ領域
61 供給回路

Claims (7)

  1. 画像処理に関する入力ないし出力あるいは入力及び出力を行う入出力部と,
    一次電源から得られる電力を,電力を供給するための供給回路を介して前記入出力部に供給する供給部と,
    前記一次電源からの電力供給が遮断される前の,前記入出力部への電力供給状態が記憶される第1記憶部と,
    前記一次電源からの電力供給が遮断された状態から電力供給が開始される際,前記供給回路を介して前記入出力部へ電力を供給するか否かを判断する判断部と,
    前記判断部が前記入出力部へ電力を供給すると判断した場合には,前記供給部に前記入出力部へ電力を供給させ,前記判断部が前記入出力部へ電力を供給しないと判断した場合には,前記供給部に前記入出力部へ電力を供給させない制御部と,
    前記一次電源とは別の電源である予備電源と,
    前記予備電源によって電力の供給を受けるバックアップ領域であり,前記一次電源からの電力供給が遮断される前の,前記入出力部への電力供給状態が記憶される第2記憶部と,
    を備え
    前記第1記憶部は,記憶情報の保持に電力の供給を必要としない不揮発性メモリであり,
    前記判断部は,前記第2記憶部に電力供給状態が記憶されている場合には当該電力供給状態に従って判断し,前記第2記憶部に電力供給状態が記憶されていない場合には前記第1記憶部に記憶されている電力供給状態に従って判断することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載する画像処理装置において,
    前記供給部から電力が供給される前記入出力部の組み合わせが異なる複数のモードがあり,
    前記第1記憶部は,前記電力供給状態として,前記複数のモードのうちの1つが記憶されることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載する画像処理装置において,
    前記モードには,前記入出力部に電力が供給され,前記画像処理の実行を待機する待機モードと,前記入出力部に電力が供給されず,前記画像処理の実行が制限される省電力モードとがあることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する画像処理装置において,
    前記入出力部は,
    画像を印刷する印刷部と,
    画像を読み取る読取部と,
    を備え,
    前記供給回路は,前記印刷部と前記読取部とに対し電力を供給し,
    前記第1記憶部は,前記電力供給状態として,前記供給部から電力が供給される前記印刷部と前記読取部との組み合わせをも記憶され,
    前記判断部は,前記第1記憶部に記憶されている前記印刷部と前記読取部との組み合わせに従って,前記印刷部と前記読取部とに対して電力を供給するか否かを判断することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項に記載する画像処理装置において,
    前記一次電源からの電力供給が遮断されていない間,定期的にあるいは電力供給状態が移行する度に,電力供給状態を前記第1記憶部に書き込む一次書込部と,
    前記一次電源からの電力供給が遮断されたことを検知する検知部と,
    前記検知部による検知後,前記予備電源から電力供給を受けて,前記第1記憶部に記憶されている電力供給状態を前記第2記憶部に記憶する二次書込部と,
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載する画像処理装置において,
    前記一次電源からの電力供給が遮断されていない間,電力供給状態が移行する度に移行後の電力供給状態を前記第1記憶部に書き込む移行書込部を備えることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載する画像処理装置において,
    前記一次電源からの電力供給が遮断されていない間,定期的に電力供給状態を前記第1記憶部に書き込む定期書込部を備えることを特徴とする画像処理装置。
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