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JP5972332B2 - 鞍乗型車両の接近報知装置 - Google Patents

鞍乗型車両の接近報知装置 Download PDF

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JP5972332B2 JP2014196816A JP2014196816A JP5972332B2 JP 5972332 B2 JP5972332 B2 JP 5972332B2 JP 2014196816 A JP2014196816 A JP 2014196816A JP 2014196816 A JP2014196816 A JP 2014196816A JP 5972332 B2 JP5972332 B2 JP 5972332B2
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Description

本発明は、鞍乗型車両の接近報知装置に係り、特に、自車に対する障害物等の接近状態を乗員に報知する鞍乗型車両の接近報知装置に関する。
従来から、自車の周囲にある他車等の障害物を検知し、その接近状態を乗員に報知するようにした接近報知装置が知られている。
特許文献1には、四輪自動車に備えられる接近報知装置において、ミリ波レーダおよび車載カメラを用いて周囲の障害物の位置を検知し、障害物に接近する方向へウインカ操作レバーを操作しようとした際に、このウインカ操作レバーをバイブレータで振動させて障害物の接近を報知する接近報知装置が開示されている。
特開2008−56136号公報
しかしながら、特許文献1に記載された接近報知装置は、密閉された車室を有する四輪自動車への適用を前提とするものであり、これを鞍乗型車両のウインカ操作子にそのまま適用した場合には、車室のないため走行中の振動や風の影響を受けやすいほか乗員が手袋を着用することが多いことから、接近報知の十分な効果が得られないことが考えられる。
さらに、四輪自動車に比して車体が小さく乗員の体が露出している鞍乗型車両においては、より詳しい障害物の位置情報として、前後方向の位置も認識できることが望ましい。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、障害物の接近状態を乗員に効果的に報知することができる鞍乗型車両の接近報知装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、自車(1)の周囲に位置する障害物を検知する障害物検知手段(13)を有する鞍乗型車両の接近報知装置において、前記障害物が自車(1)の所定距離内にある接近状態であることを検知する接近判定手段(22)と、前記自車(1)に設けられたウインカ装置(14)のウインカ操作子(75)の操作抵抗を増やすウインカ操作抵抗増加手段(25)とを具備し、 前記接近判定手段(22)によって前記障害物が自車の所定距離内にある接近状態と判定され、かつ前記障害物が位置する方向に前記ウインカ操作子(75)の操作が検知されると、前記ウインカ操作抵抗増加手段(25)を作動させて前記ウインカ操作子(75)の操作抵抗を増やす点に第1の特徴がある。
また、前記ウインカ操作子(75)の操作が検知されてから所定時間だけ前記ウインカ操作子(75)の操作抵抗を増やす点に第2の特徴がある。
また、前記接近状態にあると判定されており、かつ前記ウインカ操作子(75)の操作に伴って前記障害物が位置する方向に前記ウインカ装置(14)が作動していることを条件に作動を開始する第1報知手段(26)を具備する点に第3の特徴がある。
また、自車(1)の周囲の障害物を検知する障害物検知手段(13)を有する鞍乗型車両の接近報知装置において、前記障害物が自車(1)の所定距離内にある接近状態であることを検知する接近判定手段(22)と、前記接近状態にあると判定された状態で、前記障害物が位置する方向にウインカ装置(14)が作動していることを条件に作動を開始する第1報知手段(26)とを具備する点に第4の特徴がある。
また、前記第1報知手段(26)は、乗員に接触する複数の所定部分(4L,4R,9,10,6L,6R)のうち、前記障害物の位置に対応する部分を振動させるバイブレータである点に第5の特徴がある。
また、前記バイブレータ(26)は、自車(1)の右前方に前記障害物が位置する場合には、乗員の右手部分を振動させ、自車(1)の左前方に前記障害物が位置する場合には、乗員の左手部分を振動させ、自車(1)の右後方に前記障害物が位置する場合には、乗員の右足部分を振動させ、自車(1)の左後方に前記障害物が位置する場合には、乗員の左足部分を振動させる点に第6の特徴がある。
また、第2報知手段としてのインジケータ(80)を具備し、前記インジケータ(80)は、前記接近状態の検知に伴って作動する点に第7の特徴がある。
また、前記ウインカ操作子(75)は、前記自車(1)の操向ハンドル(4L)に固定されたハンドルスイッチ(7)に支持されており、前記操作抵抗増加手段(25)は、ソレノイド(60)のプランジャ(61)による押圧力によって前記操作抵抗を増加させる点に第8の特徴がある。
さらに、前記プランジャ(61)は、前記ウインカ操作子(75)に操作抵抗を生じさせる弾性部材(48)と平行に指向して隣接配置されている点に第9の特徴がある。
第1の特徴によれば、前記障害物が自車(1)の所定距離内にある接近状態であることを検知する接近判定手段(22)と、前記自車(1)に設けられたウインカ装置(14)のウインカ操作子(75)の操作抵抗を増やすウインカ操作抵抗増加手段(25)とを具備し、前記接近判定手段(22)によって前記障害物が自車の所定距離内にある接近状態と判定され、かつ前記障害物が位置する方向に前記ウインカ操作子(75)の操作が検知されると、前記ウインカ操作抵抗増加手段(25)を作動させて前記ウインカ操作子(75)の操作抵抗を増やすので、これから進路変更をしようとしている方向に他車、歩行者、落下物や側壁等の各種の障害物が存在していることを、指先の感覚によって乗員に直感的に報知することができる。
また、障害物が位置する方向に操作しようとした場合にのみウインカ操作子の操作抵抗を増加させるので、障害物から離れる方向にウインカ操作子を操作する場合には操作抵抗が増加することがなく、乗員に違和感を感じさせない。
第2の特徴によれば、前記ウインカ操作子(75)の操作が検知されてから所定時間だけ前記ウインカ操作子(75)の操作抵抗を増やすので、ウインカ操作子をオン操作する間だけ抵抗感を与え、その後の戻し操作等に影響が及ばないようにすることができる。
第3の特徴によれば、前記接近状態にあると判定されており、かつ前記ウインカ操作子(75)の操作に伴って前記障害物が位置する方向に前記ウインカ装置(14)が作動していることを条件に作動を開始する第1報知手段(26)を具備するので、ウインカ操作子の操作抵抗増加によって障害物の接近状態を認識させるのに続いて、障害物の位置する方向にウインカ装置が作動中であることをバイブレータ等によって乗員に報知することができる。これにより、接近状態をより確実に乗員に報知することができる。
第4の特徴によれば、自車(1)の周囲の障害物を検知する障害物検知手段(13)を有する鞍乗型車両の接近報知装置において、前記障害物が自車(1)の所定距離内にある接近状態であることを検知する接近判定手段(22)と、前記接近状態にあると判定された状態で、前記障害物が位置する方向にウインカ装置(14)が作動していることを条件に作動を開始する第1報知手段(26)とを具備するので、障害物の位置する方向にウインカ装置が作動中であることを乗員に報知することができる。また、ウインカ装置が作動した状態で、自車の方から他車等の障害物に近づいたために接近状態に至った場合にも、これを乗員に報知することが可能となる。
第5の特徴によれば、前記第1報知手段(26)は、乗員に接触する複数の所定部分(4L,4R,9,10,6L,6R)のうち、前記障害物の位置に対応する部分を振動させるバイブレータであるので、車体と接触する乗員の体の部分の触覚を通じて、障害物の接近状態を直感的に乗員に報知することが可能となる。
第6の特徴によれば、前記バイブレータ(26)は、自車(1)の右前方に前記障害物が位置する場合には、乗員の右手部分を振動させ、自車(1)の左前方に前記障害物が位置する場合には、乗員の左手部分を振動させ、自車(1)の右後方に前記障害物が位置する場合には、乗員の右足部分を振動させ、自車(1)の左後方に前記障害物が位置する場合には、乗員の左足部分を振動させるので、例えば、自動二輪車の操向ハンドルや燃料タンクに設けられたバイブレータによって障害物が右前方または左前方に位置することを報知すると共に、シートや足乗せステップに設けられたバイブレータによって障害物が右後方または左後方にあることを報知することができる。
第7の特徴によれば、第2報知手段としてのインジケータ(80)を具備し、前記インジケータ(80)は、前記接近状態の検知に伴って作動するので、ウインカ操作抵抗増大手段や第1報知手段が作動する前に、障害物の接近状態を視覚を通じて事前に予知させることで、操作抵抗増大手段あるいはそれに続く第1報知手段の認知効果を高めることができる。また、インジケータと操作抵抗増大手段および第1報知手段とが連動しない場合には、操作抵抗増大手段および第1報知手段の故障を検知することができる。
第8の特徴によれば、前記ウインカ操作子(75)は、前記自車(1)の操向ハンドル(4L)に固定されたハンドルスイッチ(7)に支持されており、前記操作抵抗増加手段(25)は、ソレノイド(60)のプランジャ(61)による押圧力によって前記操作抵抗を増加させるので、プランジャによる押圧力の調整が容易なソレノイドを用いて、通常時の操作抵抗に加算する形で操作抵抗を増大させることができる。これにより、通常のスイッチ構造を大きく変更することなく、操作抵抗増加手段を設けることが容易となる。
第9の特徴によれば、前記プランジャ(61)は、前記ウインカ操作子(75)に操作抵抗を生じさせる弾性部材(48)と平行に指向して隣接配置されているので、余剰空間の少ないハンドルスイッチ内に操作抵抗増加手段を効率よく配置することができる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の接近報知装置を適用した自動二輪車の平面図である。 鞍乗型車両の接近報知装置の全体構成を示すブロック図である。 自動二輪車のハンドルまわりの一部拡大図である。 インジケータの正面図である。 運転者側から見たハンドルスイッチの斜視図である。 車体前方側から見たハンドルスイッチの斜視図である。 図5の7−7線断面図である。 ウインカ操作子の動作を示す平面図である(中立位置)。 ウインカ操作子の動作を示す平面図であり(左傾動時)。 ウインカ操作子の側面図である。 バイブレータの配置を示す自動二輪車の平面図である。 障害物接近報知制御の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の接近報知装置を適用した自動二輪車1の平面図である。自動二輪車1は、車体中央下部に設けられたエンジン8の駆動力で後輪WRを駆動し、前輪WFを操向ハンドル4L,4Rによって操舵して走行する鞍乗型車両である。
操向ハンドル4L,4Rの前方には、ヘッドライト2が埋設されたフロントカウル3が配設されている。フロントカウル3の左右には、前側のウインカ装置14が設けられたバックミラー15が取り付けられている。また、左側の操向ハンドル4Lには、ウインカ操作子としてのウインカスイッチ等を有するハンドルスイッチ7が取り付けられ、右側の操向ハンドル4Rには、スタータスイッチ等を有するハンドルスイッチ5が取り付けられている。
操向ハンドル4L,4Rの後方には、エンジン8を覆うようにして燃料タンク9が配設されている。燃料タンク9の後方には、運転者が着座するシート10が配設されており、シート10の車体下方の位置には、左右一対の足乗せステップ6L,6Rが取り付けられている。シート10を支持するシートカウル11の後端部には、後側のウインカ装置14が設けられている。ウインカ装置14は、ウインカ操作子が右側に操作されると発光部14FR,14RRが同時に点滅し、また、ウインカ操作子が左側に操作されると発光部14FL,14RLが同時に点滅するように構成されている。
本実施形態に係る自動二輪車1は、他車等の障害物の位置を検知するため、ミリ波レーダおよびカメラからなる前側障害物検知手段13Fおよび後側障害物検知手段13Rを備えている。前側障害物検知手段13Fはヘッドライト2の上部のフロントカウル3に取り付けられ、後側障害物検知手段13Rはシートカウル11の上面に取り付けられている。前後の障害物検知手段13F,13Rは、走行中の他車のほか、停車中の他車、側壁や中央分離帯等の構造物、落下物、自転車や歩行者等の接近状態を検知できるように構成され、その構造や配置は種々の変形が可能である。
図2は、鞍乗型車両の接近報知装置の全体構成を示すブロック図である。制御部20には、障害物位置検知手段21、接近判定手段22および接近報知手段23が含まれる。障害物位置検知手段21は、前後の障害物検知手段13F,13Rからなる障害物検知手段13の出力情報に基づいて障害物の位置を検知する。また、接近判定手段22は、自車から障害物までの距離に基づいて接近状態にあるか否かを判定する。
接近報知手段23は、所定条件が満たされた場合に、障害物の接近状態を第2報知手段としてのインジケータ80、ウインカ操作抵抗増加手段25および第1報知手段としてのバイブレータ26を用いて乗員に報知する。
接近状態の報知は、まず、接近状態と判定されていることをインジケータ80で報知し、次に、インジケータ80による報知中に障害物のある方向へウインカ装置14を作動させようとした際にウインカ操作子75に抵抗を与え、さらに、インジケータ80による報知中でかつウインカ装置14の作動中は、車体各部に設けられたバイブレータ26を作動させることで実行される。接近報知の詳細は後述する。
ウインカ操作抵抗増加手段25は、ウインカ装置14を操作するウインカ操作子75に対して作用し、その操作抵抗を増すことで接近状態を報知するように構成されている。
図3は、自動二輪車1のハンドルまわりの一部拡大図である。この図は、車体後方かつ上方から俯瞰したものであり、シート10に着座した運転者が見た状態を示す。
前輪WFを操舵する左右一対の操向ハンドル4L,4Rの車体前方側は、外装部品としてのフロントカウル3で覆われている。フロントカウル3の中央上部には、透明または半透明の防風スクリーン33が取り付けられており、その下方には、回転計32、速度計30、燃料計や時計等を表示可能な液晶パネル34を有するメータユニット31が配設されている。
自動二輪車1の前輪WFは、左右一対のフロントフォーク35の下端に回転自在に軸支されており、フロントフォーク35の上部は、キーシリンダ39が取り付けられたトップブリッジ38によって連結固定されている。トップブリッジ38は、不図示のステアリングステムを介して自動二輪車1の車体フレームに回動可能に取り付けられており、操向ハンドル4L,4Rは、フロントフォーク35の上端部にハンドルクランプ36を介して固定されている。トップブリッジ38とシート10との間には、燃料タンク9が配設されている。
本発明に係る接近報知装置によって障害物の接近報知を行うインジケータ80は、メータユニット31の表示領域や、トップブリッジ38の上面等の運転者からの視認性のよい任意の位置に設けられる。特に、トップブリッジ38の上面の場合は、メータユニットを変更することなく、既存の車両に後付けで対応することが可能となる。
右側の操向ハンドル4Rの車体前方側には、前輪ブレーキレバー53が配設されており、該前輪ブレーキレバー53の基部には、油圧ブレーキシステムの作動油を貯留するリザーブタンク56が取り付けられている。また、右側の操向ハンドル4Rのハンドルグリップは、回動操作によって動力源のスロットル操作を行うように構成されている。
自動二輪車1は、クラッチ操作が不要な自動変速機を備えており、スロットル操作のみで走行できるオートマチック走行のほか、任意の変速操作が可能なセミオートマチック走行が可能に構成されている。そして、このセミオートマチック走行モード時において、後述するハンドルスイッチに設けられたシフトアップ/シフトダウンスイッチによる変速操作が可能に構成されている。自動変速機には、変速機構およびクラッチをアクチュエータで駆動するようにしたシーケンシャル式多段変速機が適用できる。
右側のハンドルスイッチ5には、エンジンストップスイッチ51、ニュートラル/ドライブ切換スイッチ54、スタータスイッチ55および走行モード切換スイッチ52が設けられている。他方、左側のハンドルスイッチ7には、ヘッドライト2の光軸切換スイッチ71、ホーンスイッチ76、ウインカスイッチ(ウインカ操作子)75、ハザードランプスイッチ72、自動変速機の変速操作を行うシフトダウンスイッチ74およびシフトアップスイッチ73が設けられている。
図4は、第2報知手段としてのインジケータ80の正面図である。本実施形態に係る接近報知装置では、前側障害物検知手段13Fおよび後側障害物検知手段13Rを備えることにより、自車を中心とした前後左右の障害物を検知することができ、LEDで構成されるインジケータ80は、障害物の位置を4つの区分により乗員に報知できるように構成されている。すなわち、自動二輪車1の右前方からの接近であれば自車表示81の右上領域FRを作動(点灯または点滅)させ、右後方からの接近であれば右下領域RRを作動させ、左前方からの接近であれば左上領域FLを作動させ、左後方からの接近であれば右上領域RLを作動させる。
また、例えば、右側に連続する側壁が接近する場合は右上領域FRおよび右下領域RRを同時に作動させ、後方から大型四輪車が接近する場合には左下領域RLおよび右下領域RRを同時に作動させる等により、各領域を組み合わせて状況を報知することができる。なお、本実施形態では4区分としたが、障害物検知手段13F,13Rの検知精度に応じて、6方向や8方向等に区分数を増やしてもよい。
また、インジケータ80は、障害物までの距離が短いほど点滅間隔を短くする等、状況に応じて作動態様が変化するように構成することができる。
図5および図6は、左側のハンドルスイッチ7の斜視図である。ハンドルスイッチ7は、金属パイプからなるハンドルバー36aに対して、二分割式のスイッチケースを前後から挟み込んで互いに結合することで操向ハンドル4Lに固定される。スイッチケースには、ハンドルバー36aを挟み込むクランプ孔77が形成される。
揺動押圧式のホーンスイッチ76は、ハンドルバー36aとほぼ同じ高さに配設されており、その上部には、シーソー切換式の光軸切換スイッチ71が配設されている。光軸切換スイッチ71の車幅方向右側には、操作子を突没させることでオンオフ状態を切り替えるハザードランプスイッチ72が配設されている。ホーンスイッチ76の下方には、左右に傾動操作することで方向指示器を作動させるウインカスイッチ(ウインカ操作子)75が配設されている。
光軸切換スイッチ71は、揺動軸を中心に揺動するシーソー式であり、車体前方側に揺動させると前照灯が上向き(ハイビーム)となり、車体後方側に揺動させると下向き(ロービーム)に切り替わる。そして、ロービームの位置からさらに乗員側に押圧することで、ハイビームによるパッシング点灯ができるように構成されている。また、ホーンスイッチ76は、その車幅方向外側寄りの端部に揺動軸を備え、車体内方寄りの操作面を車体前方側に押すことで揺動するように構成されている。
射出成形された樹脂等により形成される箱状のスイッチケースは、二分割構造とされ、車体前方側に位置するとしての前側ケース半体7aと、車体後方側(乗員側)に位置する後側ケース半体7bとからなる。両ケース半体7a,7bは、前側ケース半体7aの前方側から挿入される2本の締結ネジ85によって互いに結合される。この結合に伴って、両ケース半体7a,7bが分割面78で結合されると共に、ハンドルスイッチ7がハンドルバー36aに固定されることとなる。車幅方向内側のクランプ孔77の下方には、各スイッチに接続される配線を束ねたハーネスの取出口79が設けられている。
前側ケース半体7aに設けられたシフトアップスイッチ73は、ラバーグリップが被せられた操向ハンドル4Lを握った左手の人差し指で手前に引く操作に適する構造とされる。他方、後側ケース半体7bに設けられたシフトダウンスイッチ74は、左手の親指で押す操作に適する構造とされる。
図7は、図5の7−7線断面図である。また、図8〜10は、ウインカスイッチ(ウインカ操作子)75の構造説明図である。ウインカ操作子75は、板状部材で形成される本体部43と、乗員の親指が接触する操作ノブ40と、操作ノブ40を本体部43に連結する板状の連結部41とからなる。本体部43および連結部41は金属の一体成形部品とされ、操作ノブ40は硬質樹脂で形成される。
ウインカ操作子75のうち、外方に露出するのは、後側ケース半体7bに形成された長孔86を通る連結部41と、複数の滑り止め溝40aが設けられた操作ノブ40のみとなる。ウインカ装置14は、ウインカ操作子75を左右いずれかに傾動することで作動し、車体前方に押圧することで停止するように構成されている。ウインカ操作子75の左右の傾動動作は、揺動軸42を中心に回転することで行われる。揺動軸42は、ウインカ操作子75の本体部43に形成された長孔49に通されている。
図8,9は、ウインカ操作子75の動作を示す平面図である。本体部43の長孔49の前方側には、スイッチ端子45を摺動させるための係合突起44が形成されており、さらに前方側には前端面46が形成されている。
ウインカ操作子75の前端面46は、コイルばね等の弾性部材48と当接する鋼球47によって常に後方側に押圧されており、操作ノブ40を前方に押圧する際の弾発力は、この弾性部材48によって付勢されるものである。
そして、ウインカ操作子75を作動させる場合には、揺動軸42を中心としてウインカ操作子75が回転することで、鋼球47に対する前端面46の当接位置が変わる。これにより、鋼球47が前方に移動して弾性部材48を縮ませ、ウインカ操作子75を中立位置へ戻す方向の弾発力、すなわち、操作抵抗が生じることとなる。
図10のウインカ操作子75の側面図に示すように、本実施形態では、本体部43の下方にこれと同様の形状の第2本体部43aを設け、この第2本体部43aの前端面46aに対してソレノイド60による押圧力を付勢できるように構成されている。
このウインカ操作抵抗増加手段25としてのソレノイド60によれば、これから進路変更をしようとしている方向に他車、歩行者、落下物や側壁等の各種の障害物が存在していることを、指先の感覚によって乗員に直感的に報知することができる。
本実施形態におけるウインカ操作抵抗増加手段25(図2参照)となるソレノイド60は、コイル62と該コイル62に挿管されたプランジャ61とからなる。プランジャ61は、電流を印加しない状態では(a)に示す位置にあり、第2本体部43aとは離間している。一方、コイル62に電流を印加すると、(b)に示すように、コイル62に生じた電磁力によってプランジャ61が後方側に移動する。そして、後方側に移動するプランジャ61は、その移動の途中で第2本体部43aに当接するが、プランジャ61の押圧力に対して押し返すことが可能であるため、弾性部材48と同様の付勢力を生じることとなる。この付勢力が操作抵抗の増加分となる。
プランジャ61は、ウインカ操作子75に操作抵抗を生じさせる弾性部材48と平行に指向して隣接配置されているので、余剰空間の少ないハンドルスイッチ7の内部に操作抵抗増加手段25を効率よく配置されることとなる。また、操作抵抗増加手段25にソレノイド60を用いることで、プランジャ61による押圧力(電磁力)の調整が容易なソレノイド60を用いて、通常時の操作抵抗に加算する形で操作抵抗を増大させることができる。これにより、通常のスイッチ構造を大きく変更することなく、操作抵抗増加手段25を設けることが容易となる。
上記した構成によれば、接近報知手段23(図2参照)がウインカ操作抵抗増加手段25を作動させる、すなわち、ソレノイド60をオンすることで、ウインカ操作子75を傾動させる際の操作抵抗を増加させることができる。なお、本実施形態では、プランジャ61の先端を半球状に形成することで、前端面46aに滑らかに当接するように形成されているが、例えば、プランジャ61の先端に鋼球を支持する構成としてもよい。また、上記実施形態では、本体部43と第2本体部43aとを平行する2枚の板で構成したが、例えば、本体部43の前端面46を拡大することでプランジャ61が接触する面を構成してもよい。
図11は、バイブレータ26の配置を示す自動二輪車の平面図である。図1と同一符号は同一または同等部分を示す。本実施形態では、接近報知手段23が作動させるバイブレータ26を、左右一対の4箇所に配置している。
具体的には、左右の操向ハンドル4L,4Rに設けられる左右の第1バイブレータ90L,90R(右手部分および左手部分)、燃料タンク9のくびれ部分に設けられる左右の第2バイブレータ91L,91R(右太もも部分および左太もも部分)、足乗せステップ6L,6Rに設けられる左右の第4バイブレータ92L,92R(右足裏部分および左足裏部分)、シート10に設けられる左右の第4バイブレータ93L,93R(右尻部分および左尻部分)である。
接近報知手段23は、自動二輪車1の右前方からの接近であれば右側第1バイブレータ90Rおよび右側第2バイブレータ91Rを作動させ、右後方からの接近であれば右側第3バイブレータ92Rおよび右側第4バイブレータ93Rを作動させ、左前方からの接近であれば左側第1バイブレータ90Rおよび左側第2バイブレータ91Rを作動させ、左後方からの接近であれば左側第3バイブレータ92Rおよび左側第4バイブレータ93Rを作動させ、前後方向も含めた接近状態を効果的に報知することができる。
バイブレータは、上記の例に限られず、運転者の体と接触する種々の物に設置することができる。運転者の体の部位としては、手、臀部、太もも、頭部が考えられる。これに対応して、頭部であればヘルメット、手であればハンドルスイッチ、太ももであれば専用のズボン等に内蔵したバイブレータによって、障害物の接近報知を行うことができる。
図12は、本実施形態に係る障害物接近報知制御の手順を示すフローチャートである。以下は、自車の走行方向と同じ方向に走行中の他車の接近が検知される場合の例として説明する。
ステップS1では、接近判定手段22により他車が所定距離以内にあるとする障害物接近判定があるか否かが判定される。ステップS1で肯定判定されると、ステップS2に進んでインジケータ80(図4参照)が作動する。接近報知手段20は、例えば、右前方の所定距離内に他車が走行している場合にインジケータ80の右上領域FRを点灯させる。ステップS1で否定判定されると、そのまま一連の制御を終了する。
ステップS3では、障害物接近方向にウインカ操作がされたか否かが判定される。例えば、右前方の所定距離内に他車が走行している場合にウインカ操作子75の右側への傾動操作が開始されたか否かが判定される。ウインカ操作子75の操作が開始されたか否かの判定は、ウインカ操作子75の位置を検知するセンサの出力や、操作ノブ40に内蔵された圧力センサの出力、ウインカ操作子75により摺動されるスイッチ接点44の通電状態に基づいて実行できる。なお、ステップS3の判定において、左側にウインカ操作がされた場合は否定判定されることとなる。
ステップS3で肯定判定される、すなわち、右前方の所定距離内に他車が走行している場合にウインカ操作子75を右方向に操作した場合は、ステップS4に進む。ステップS4では、接近報知手段23が所定時間の間のみソレノイド60へ通電を行うことで、ウインカ操作子75の操作抵抗が増加される。本実施形態においては、通電時間を所定時間に限ることで、ウインカ操作子75を操作する間だけ抵抗感を与え、その後の戻し操作等に影響が及ばないようにしている。
なお、前記したように、ステップS3の判定で左側にウインカ操作がされた場合は、操作抵抗の増加処理は行われない。これは、右前方の所定距離内に他車が走行していても、左側への進路変更には影響がないためである。
繰り返すが、ステップS3は操作時(つまり、操作子を操作する瞬間)のもので、その後に続くステップS5では、ウインカ装置14が作動中(ランプが点滅中)であるか否かが判定され、肯定判定されるとステップS6に進む。なお、ステップS3,S5で否定判定されると、そのまま一連の制御を終了する。
そして、ステップS6では、障害物接近方向のバイブレータ26を作動させる。すなわち、右前方の所定距離内に他車が走行している状態でウインカ操作子75を右側に傾動操作し、この操作により右側のウインカ装置14FR,14RR(図1参照)が点滅を開始した場合は、右前方に対応するバイブレータ26を作動させる。
バイブレータ26の作動態様しては、例えば、右側第1バイブレータ90Rおよび右側第2バイブレータ91Rを連続振動させる。その他、間欠振動から開始したものが他車との距離が近づくにつれて連続振動に移行するように設定してもよい。
続くステップS7では、接近判定手段22による障害物接近判定が解除されたか否かが判定される。例えば、インジケータ80およびバイブレータ26が作動した状態で、他車または自車のいずれが移動したことを問わず、右前方の所定距離内から他車が離脱すると、障害物接近判定は解除されて肯定判定となる。また、ライダーが認識したことをもって解除してもよい。例えば、ウインカキャンセルボタンを押すことで、ライダーがバイブレータ作動を停止できるようにしてもよい。これにより、接近を認識した後、ライダーの任意により振動を停止することができる。一方、ステップS7で否定判定されると、ステップS6に戻ってバイブレータ26の作動が継続される。
ステップS7で肯定判定されると、ステップS8でインジケータ80が消灯し、続いてステップS9でバイブレータが停止して、一連の制御を終了する。なお、インジケータ80およびバイブレータ26が作動した状態で、ウインカ装置14をオフにした場合は、バイブレータ26は停止するものの障害物接近判定は解除されないため、インジケータ80の作動が継続されることとなる。なお、この場合においても、ウインカ装置14のオフに伴ってインジケータ80の作動もオフになるように設定してもよい。
上記した第1実施形態では、ウインカ操作子75のウインカ操作抵抗増加手段25、インジケータ80およびバイブレータ26によって接近報知を行っていたが、ウインカ操作抵抗増加手段25を持たずに、インジケータ80およびバイブレータ26のみで接近報知を装置を構成してもよい。
また、バイブレータ26の作動は、障害物の位置する方向にウインカ装置が作動中であることのみを条件することができる。すなわち、ウインカ装置の作動が先で、その作動中に他車が所定距離内に入った場合は、インジケータおよびバイブレータを同時に作動開始することができる。また、この場合には、インジケータおよびバイブレータの作動中に他車が所定距離内から離脱すると、インジケータおよびバイブレータが同時にオフとなる。
上記したように、本発明に係る鞍乗型車両の接近報知装置によれば、障害物の位置している方向にウインカ操作子を操作しようとするとウインカ操作子の操作抵抗を増加させることで障害物の接近を報知し、それでもウインカ操作を継続してウインカ装置が作動すると、さらにバイブレータを作動させて障害物の接近を報知するので、これから進路変更をしようとしている方向に他車、歩行者、落下物や側壁等の各種の障害物が存在していることを、指先の感覚によって乗員に直感的に報知することが可能となる。
なお、自動二輪車の形態、障害物検知手段の個数や構造、ウインカ操作子の構造、ウインカ操作抵抗増加手段の構造、インジケータやバイブレータの形態や設置個所等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。例えば、第2報知手段としてのインジケータを油温やハイビーム等の他のインジケータと兼用し、通常の動作とは異なる点滅駆動とすることで、部品点数の増加を防ぎつつ、進路変更に対する注意を喚起するものとしてもよい。本発明に係る鞍乗型車両の接近報知装置は、自動二輪車に限られず、鞍乗型の三/四輪車等の各種車両に適用することができる。
1…自動二輪車(鞍乗型車両、自車)、4L,4R…操向ハンドル、6L,6R…足乗せステップ、7…左側のハンドルスイッチ、9…燃料タンク、10…シート、13…障害物検知手段、13F…前側障害物検知手段、13R…後側障害物検知手段、14…ウインカ装置、20…制御部、21…障害物位置検知手段、22…接近判定手段、23…接近報知手段、26…バイブレータ(第1報知手段)、25…ウインカ操作抵抗増加手段、43…本体部、43a…第2本体部、47…鋼球、48…弾性部材、60…ソレノイド、61…プランジャ、62…コイル、75…ウインカ操作子、80…インジケータ(第2報知手段)

Claims (8)

  1. 自車(1)の周囲に位置する障害物を検知する障害物検知手段(13)を有する鞍乗型車両の接近報知装置において、
    前記障害物が自車(1)の所定距離内にある接近状態であることを検知する接近判定手段(22)と、
    前記自車(1)に設けられたウインカ装置(14)のウインカ操作子(75)の操作抵抗を増やすウインカ操作抵抗増加手段(25)とを具備し、
    前記接近判定手段(22)によって前記障害物が自車の所定距離内にある接近状態と判定され、かつ前記障害物が位置する方向に前記ウインカ操作子(75)の操作が検知されると、前記ウインカ操作抵抗増加手段(25)を作動させて前記ウインカ操作子(75)の操作抵抗を増やすことを特徴とする鞍乗型車両の接近報知装置。
  2. 前記ウインカ操作子(75)の操作が検知されてから所定時間だけ前記ウインカ操作子(75)の操作抵抗を増やすことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の接近報知装置。
  3. 前記接近状態にあると判定されており、かつ前記ウインカ操作子(75)の操作に伴って前記障害物が位置する方向に前記ウインカ装置(14)が作動していることを条件に作動を開始する第1報知手段(26)を具備することを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両の接近報知装置。
  4. 前記第1報知手段(26)は、乗員に接触する複数の所定部分(4L,4R,9,10,6L,6R)のうち、前記障害物の位置に対応する部分を振動させるバイブレータであることを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両の接近報知装置。
  5. 前記バイブレータ(26)は、
    自車(1)の右前方に前記障害物が位置する場合には、乗員の右手部分を振動させ、
    自車(1)の左前方に前記障害物が位置する場合には、乗員の左手部分を振動させ、
    自車(1)の右後方に前記障害物が位置する場合には、乗員の右足部分を振動させ、
    自車(1)の左後方に前記障害物が位置する場合には、乗員の左足部分を振動させることを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両の接近報知装置。
  6. 第2報知手段としてのインジケータ(80)を具備し、
    前記インジケータ(80)は、前記接近状態の検知に伴って作動することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の鞍乗型車両の接近報知装置。
  7. 前記ウインカ操作子(75)は、前記自車(1)の操向ハンドル(4L)に固定されたハンドルスイッチ(7)に支持されており、
    前記操作抵抗増加手段(25)は、ソレノイド(60)のプランジャ(61)による押圧力によって前記操作抵抗を増加させることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の鞍乗型車両の接近報知装置。
  8. 前記プランジャ(61)は、前記ウインカ操作子(75)に操作抵抗を生じさせる弾性部材(48)と平行に指向して隣接配置されていることを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両の接近報知装置。
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