JP5966361B2 - 合成樹脂製容器 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る合成樹脂製容器を示す斜視図であり、図2は、同正面図、図3は、同側面図、図4は、同平面図、図5は、同底面図である。
一方、胴部4の上側に位置する上胴部4aは、内容物の自重による影響を比較的受けにくいことから、上胴部4aに設ける減圧吸収パネル45aには、減圧吸収性能の高いパネル形状を採用して、容器全体として必要な減圧吸収性が発揮されるようにする。
上記したようにして側面部41に凹陥部46a,46b,46cを設け、これによって立体的な形状を付与してその強度を高めることで、このようなヒケの発生を抑止することができる。
尚、図11等に示す参照例において、図1等に示す容器1に対応する構成部位については、同じ符号を付すことで、その説明を省略する。
なお、図1等に示す容器1は、胴部4の側面部41の下端に沿って設けられた凹溝49aと、胴部4の面取り部42の下端に沿って設けられた凹溝49bを有している。このような凹溝49a,49bを設けることでも、当該凹溝49a,49bの近傍でのヒケの発生を抑止できるが、これらは必要に応じて省略することが出来る。特に、胴部4の側面部41の下端に沿って設けた凹溝49aを省略する場合には、この凹溝49aの代わりに、図1等に示す容器1にあっても、胴部4と底部5との境界BL5に沿った位置に凹陥部(図11等に示す変形例における凹陥部46dに相当)を設けてヒケの発生を抑止するようにしても良い。
ここで、図6は、容器1の肉厚を省略した図2のA−A断面図であり、段部33が延在する部位を水平面で切り取った断面を示している。
また、図1等に示す容器1の肩部3には、その短辺側にも同様の段部33と屈曲案内部34とが形成されている。これによって、上胴部4aの短辺側の側面部41に設けられた減圧吸収パネル45aについても、その減圧吸収性能が高められるようにしてある。
この稜線溝部43は、上胴部4aでは、胴部4と肩部3との境界BL2近傍から、上胴部4aとウェスト部40との境界BL3近傍にかけて延在するように形成されている。下胴部4bでは、下胴部4bとウェスト部40との境界BL4近傍から、胴部4と底部5との境界BL5近傍にかけて延在するように形成されている(図2参照)。
尚、前述した境界BL1乃至BL6は、高さ方向に直交する境界であって、上記側面部41と面取り部42との高さ方向に沿う境界(稜線溝部43が形成される部位)とは区別される。
尚、図2に示す正面図において、上胴部4aの面取り部42に形成された縦溝部44とその近傍を拡大して図7(a)に示す。
但し、容器1に、熱収縮性のシュリンクフィルムからなる帯状のラベルを装着する際には、ラベルの端縁が重ね合わされるラップ代が、面取り部42の幅方向中央に位置するようにして、ラベルの位置決めがなされる。このとき、ラップ代の裏面側が中空となると、ラベルを熱収縮させる際に不整収縮となり、外観不良となってしまうことがある。
また、図7(b)に示すように、面取り部42の幅方向中央を避けて、複数(図示する例では二本)の縦溝部44を形成するようにしてもよい。
なお、図7(b)は、面取り部42の幅方向中央を避けて二本の縦溝部44を形成した例を、図7(a)の要部拡大図に対応させて示している。また、図8(a)は、容器1の肉厚を省略した図2のB−B断面図であるが、図8(b)は、図7(b)に示した例について、図8(a)と同じ部位の断面を示している。
前述したように、比較的容量の大きい容器1にあっては、胴部4の下側に位置する下胴部4bが、内容物の自重によって膨らみやすい傾向にある。このとき、下胴部4bに形成された稜線溝部43が、内容物の自重によって容器内方から押し広げられるように変形してしまうと、下胴部4bの膨らみを助長してしまう。
尚、図5中一点鎖線で囲む部分を拡大して図10に示すとともに、容器1を水平面に正立させたときに、当該水平面に接触する部分を網掛けで示す。この網掛けで示した部分が接地部54であり、図1等に示す容器1において、接地部54は、溝部55によって一部が切り欠かれ、溝底部55aの基端側では、容器1を正立させた水平面に線接触するように形成されている。
底部5の四隅に設けられた脚部52のそれぞれに、上記したような溝部55を形成すると、垂直方向からの荷重が容器1に加わった際に、脚部52が溝部55方向に撓むように変形し、その結果、脚部52が高さ方向に沿って撓むように変形して荷重が分散される。これによって、底部5の底面側を周方向に圧縮しようとする力が緩和されるため、底部5の底面側に皺が生じる等の不具合を抑止することが出来る。
2 口部
3 肩部
31 第一傾斜部
32 第二傾斜部
33 段部
34 屈曲案内部
4 胴部
4a 上胴部
4b 下胴部
40 ウェスト部
41 側面部
42 面取り部
43 稜線溝部
43a 凸リブ
44 縦溝部
5 底部
Claims (8)
- 口部、肩部、胴部、及び底部を備えた角形ボトル状の合成樹脂製容器であって、
前記胴部が、減圧吸収パネルが設けられた側面部と、角部を面取りしてなる面取り部を有するとともに、
前記減圧吸収パネルの上方に水平方向に延在する段部が形成され、且つ、前記段部の水平方向ほぼ中央に谷状に陥没してなる屈曲案内部が形成されたことを特徴とする合成樹脂製容器。 - 前記肩部が、前記胴部の上端から絞り込まれる第一傾斜部と、前記第一傾斜部から更に絞り込まれて前記口部に連接する第二傾斜部とからなっており、
前記減圧吸収パネルが、前記肩部をなす前記第一傾斜部に至るように形成され、
前記段部が、前記第一傾斜部と前記第二傾斜部との境界に沿って形成されている請求項1に記載の合成樹脂製容器。 - 高さ方向に沿って稜線が現れるように前記屈曲案内部が形成された請求項1又2に記載の合成樹脂製容器。
- 前記段部が、当該合成樹脂製容器に装着される帯状のラベルの上端縁側の掛部として形成された請求項1乃至3のいずれか一項に記載の合成樹脂製容器。
- 前記面取り部と前記側面部との高さ方向に沿う境界に形成される稜線部分に縦溝状の稜線溝部が形成された請求項1乃至4のいずれか一項に記載の合成樹脂製容器。
- 前記胴部が、ウェスト部によって上胴部と下胴部に分けられた請求項5に記載の合成樹脂製容器。
- 前記上胴部の面取り部に、前記稜線溝部と平行又はほぼ平行に延在する縦溝部が形成された請求項6に記載の合成樹脂製容器。
- 前記下胴部に形成された前記稜線溝部内に、前記稜線溝部をなす対向する溝側面の間に少なくとも一つの凸リブが架設された請求項6又は7に記載の合成樹脂製容器。
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JP2011289088A JP5966361B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | 合成樹脂製容器 |
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