JP5937908B2 - 回転コネクタ装置 - Google Patents
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Description
回転コネクタ装置201は、車体側に固定されるボディ101と、ボディ101で支持されるボトムカバー102と、ボトムカバー102に組付けられるターミナルブロック104と、ボトムカバー102とターミナルブロック104との間で回転可能に設けられて、ステアリングシャフト(図示せず)と一体に回転するムービングブロック103と、を備えて構成される。
ムービングブロック103では、リング状の円盤部131に可動電極(図示せず)が埋め込まれており、この可動電極は、ステアリングハンドル側の装置(例えば、ステアリングヒータ)に図示しない配線を介して接続されている。
可動電極は、ターミナルブロック104側の上方に延びる可動接点(図示せず)を有しており、この可動接点は、ムービングブロック103がボトムカバー102とターミナルブロック104との間に組み込まれた際に、前記したターミナルブロック104の固定電極に接触した状態で保持されるようになっている。
そして、ステアリングホイールの操作に連動してムービングブロック103が回転すると、可動接点がリング状の固定接点の表面を摺動し、固定電極と可動電極との電気的な接続が維持されるようになっている。
そして、円盤部131の外周縁には、ターミナルブロック104側の上方に延びる外周壁130が設けられており、ムービングブロック103は、ボトムカバー102の内側周壁122よりも僅かに小さい外径に形成されている。
しかし、ムービングブロック103の外周壁130は、ボトムカバー102の内側周壁122に囲まれているため、開口135の拡径に応じてムービングブロック103の外径を大きくすることができないようになっている。
そのため、外径を大きくすることができない状況のもとで、開口135の径を大きくすると、円盤部131の径方向の幅が狭くなってしまうので、可動電極を埋め込むのに必要な径方向の幅を確保できなくなる虞がある。
前記回転部材と前記固定部材とが、前記回転部材と前記固定部材のうちの一方に設けた導電リングと、他方に設けられて前記導電リングを摺動する摺動接触子とからなるスリップリング機構を介して電気的に接続され、
前記ボディにおける前記回転部材と前記固定部材の径方向外側に、レバースイッチの取付部が設けられた回転コネクタ装置において、
前記レバースイッチに接続されるコネクタの支持部を、前記固定部材における前記回転部材とは反対側に設けると共に、前記固定部材における前記支持部が設けられた部位の前記軸方向の厚みを他の部位よりも薄くした構成とした。
また、回転部材の外径を固定部材の外径まで広げても、固定部材の外径は変わらないので、回転部材の外径をステアリングシャフトの大径化に対応させて広げるにあたり、固定部材の径方向外側に設けられたレバースイッチの取付部の位置を変える必要がない。
これにより、スリップリング機構を備える回転コネクタ装置において、レバースイッチのレイアウトに影響を与えずに、ステアリングシャフトの大径化に対応できる。
図3は、図2におけるB−B断面図である。
なお、以下においては、図1における上側を上方、下側を下方として説明する。
ボディ1は、非導電性の樹脂で形成されており、車体側の不図示のブラケットに固定して取り付けられている。
ボディ1の中央部には、ステアリングホイール(図示せず)に固定されたステアリングシャフト(図示せず)を挿通させる開口15が、ボディ1を軸線Xの軸方向に貫通して設けられており、軸方向から見て、この開口15を挟んだ両側には、スイッチ取付部18、19が設けられている。
ここで、実施の形態におけるレバースイッチ90には、車両の前照灯のスイッチ、ターンシグナルスイッチ、ワイパースイッチなどが設けられている。
ロータ10は、筒形状を成しており、このロータ10には、係合片11と、径方向外側に膨出した突出部17とが、軸線X周りの周方向で間隔を空けて複数設けられている。
実施の形態では、ロータ10は、後記するムービングブロック3に連結されて、ロータ10とムービングブロック3が軸線X周りに一体に回転するようになっており、ロータ10は、突出部17と係合片11を、それぞれムービングブロック3の切欠部37と係合爪38に係合させて、ムービングブロック3に連結されるようになっている。
収容空間S内には、車体側とステアリングホイール側間の電気信号等の通電を行うためのフラットケーブル81が、スペーサ8に巻き回された状態で収容されており、フラットケーブル81の一端は、ボトムカバー2のコネクタ部22の端子に接続され、他端は、ロータハウジング7のコネクタ部71(図1参照)に接続されている。
図1に示すように、ボトムカバー2は、ボディ1の凹部13に収納された状態でボディ1に取り付けられるようになっており、非導電性の樹脂で形成されている。
ボトムカバー2は、軸方向から見てリング状の円盤部21の中央部に、ロータ10を挿通させるための貫通穴21aを有している。円盤部21における内径側には、貫通穴21aを囲むリング状の内周リブ26が設けられており、外径側には、円盤部21の外周縁を全周に亘って囲む外壁20が設けられている。
これら内周リブ26と外壁20は、ターミナルブロック4側の上方に延出して形成されており、外壁20のほうが、内周リブ26よりも上方まで延びている。
これらコード係合部24の間には、前記した係合片27が位置しており、コード係合部24は、係合片27の間に位置する中央爪28aと、係合片27の両側に位置する連携爪28b、28cと、を備えている。中央爪28aと連携爪28b、28cの軸線X方向の高さは、それぞれほぼ同一に形成されており、回転コネクタ装置200が組み立てられた際に、ターミナルブロック4の内周リブ46とほぼ同じ軸線X方向の高さとなるように設定されている。
図4は、ターミナルブロック4を説明する図であり、(A)は、ターミナルブロック4をステアリングホイールとは反対側から見た斜視図であり、(B)は、ターミナルブロック4に設けられたコネクタ支持部41の部分を拡大して示す平面図であり、(C)は、(B)におけるA−A断面図である。図5は、ターミナルブロック4をボトムカバー2側から見た平面図である。
円盤部48には、前記したボディ1のスイッチ取付部18、19(図1参照)と整合する位置に、円盤部48よりも薄肉のフランジ部40、40が設けられている。
図1に示すように、実施の形態では、フランジ部40、40は、円盤部48におけるスイッチ取付部18、19と整合する部分を、ボトムカバー2側の下方に凹ませて形成されており、フランジ部40、40の軸線X方向の厚みh1は、円盤部48の軸線X方向の厚みhよりも小さくなっている。(h>h1)。
このコネクタ取付部44には、厚み方向に貫通してネジ穴44aが形成されており、ターミナルブロック4は、ネジ穴44aに挿通させたネジ(図示せず)により、ボディ1に対して固定されるようになっている。
また、ターミナルブロック4の円盤部48の外周縁では、径方向外側に突出する係合爪47が、周方向に間隔を空けて複数設けられている。この係合爪47は、ターミナルブロック4とボトムカバー2とが組付けられた際に、ボトムカバー2の外壁20に形成された係合片27の開口27aとスナップ係合して、ターミナルブロック4がボトムカバー2に固定されるようになっている。
図5に示すように、これら固定電極61、62は、円盤部48のボトムカバー2側の下面に露出して設けられており、固定電極62よりも小径の固定電極61は、固定電極62の内径側に位置している。
固定電極61、62は、ターミナルブロック4内に埋め込まれた配線(図示せず)を介して、コネクタ部45の端子に接続されており、このコネクタ部45に車体側のコネクタが接続されると、車体側から固定電極61、62に電力が供給されるようになっている。
内周リブ36と外周リブ30は、それぞれターミナルブロック4側の上方に延出して形成されており、内周リブ36のほうが、外周リブ30よりも上方に延びている。
また、内周リブ36の貫通穴30a側の面には、径方向内側に突出して係合爪38が設けられている。この係合爪38は、軸線X周りの周方向で間隔を空けて複数設けられており、ロータ10とムービングブロック3とを連結した際に、係合爪38が、ロータ10側の係合片11の開口にスナップ係合して、ムービングブロック3のロータ10からの脱落が阻止されるようになっている。
非導電性の樹脂で形成されたムービングブロック3の円盤部31(図1参照)の内部には、軸方向から見て略リング状の可動電極66、67が、インサート成形により埋め込まれている。
可動電極66は、可動電極67よりも小径で形成されており、円盤部31では、内径側に可動電極66が、外径側に可動電極67が、それぞれ位置している。
ここで、これら可動電極66、67は、インサート成形により円盤部31に埋め込まれる前の段階では、複数の幅狭部69で繋がれて1枚のリング状の円盤に形成されており、インサート成形される際に、幅狭部69が切断されることで、内径側の可動電極66と外径側の可動電極67との2つに分割されて、2系統の可動電極が、円盤部31内に設けられるようになっている。
実施の形態では、これら腕部66b、67bは、軸線X周りの周方向に間隔を空けて複数設けられており、これら腕部66b、67bの先端(接点66a、67a)側がターミナルブロック4側の上方に位置するように、その基端66c、67c側が折り曲げられている。
前記したターミナルブロック4の固定電極61、62は、ムービングブロック3が軸線X周りに回転するときの接点66a、67aが描く軌跡に沿って円形を成しているので、ステアリングホイールの操作に連動して、ムービングブロック3がターミナルブロック4に対して相対回転する際に、可動電極66、67と固定電極61、62との接触状態が維持されるようになっている。
そのため、以下の説明においては、図4の(A)において右側に位置するコネクタ支持部41について説明をし、左側に位置するコネクタ支持部41については、その説明を省略する。
軸方向から見て、内径側支持部411と外径側支持部412は、同一直線Ln上に位置しており、外径側支持部412は、その一部が、フランジ部40の外周縁40aから径方向外側に突出して設けられている(図5参照)。
内径側支持部411と外径側支持部412は、側縁部411a、412aと、この側縁部411a、412aの両側から、側縁部411a、412aの直交方向に延びる支持部411b、412bと、を備えており、軸方向から見てコ字形状に形成されている。
そのため、爪411c、412cの上面は、爪411c、412cをガイドとして機能させるために、爪411c、412cの高さhが側縁部411a、412aから離れるにつれて低くなる向きに傾斜している。また、爪411c、412cの下面は、爪411c、412cを抜け止めとして機能させるために、フランジ部40に対して平行となっている。
図7に示すように、ターミナルブロック4の下面には、円盤部48に埋め込まれた固定電極61、62が露出しており、爪411c(図4参照)を形成するための金型を、下側から抜くことが困難となっている。そのため、内径側支持部411の外径側の支持部411bには、横方向に金型を抜くための型抜き穴411dが形成されている(図4の(B)参照)。
また、外径側支持部412は、爪412cが設けられた側縁部412a側が、フランジ部40の外周縁40aよりも径方向外側に突出しているので、爪412cを形成するための金型を、下側から抜くことができるようになっている。そのため、外径側支持部412では、支持部412bと支持部412bの間の下部には、下方向に金型を抜くための型抜き穴412dが形成されている(図4の(C)、図5参照)。
図8は、接続コード5の斜視図である。
図8および図4の(C)に示すように、コネクタ51、52は、直方体形状のコネクタ本体部55、56と、コネクタ本体部55、56を支持する薄板状の被支持部57、58とから構成されており、被支持部57、58においてコネクタ本体部55、56は、当該被支持部57、58の直交方向に突出して設けられている。
被支持部57、58は、正面視において矩形形状を有しており、コネクタ本体部55、56は、被支持部57、58の高さ方向における下側の側縁57a、58aに沿って設けられている。
被支持部57、58の幅W1は、コネクタ本体部55、56の幅W2よりも大きくなっており、被支持部57、58におけるコネクタ本体部55、56から側方に突出する部分は、前記したコネクタ支持部41の内径側支持部411と外径側支持部412で支持される被支持部571、581となっている。
被支持部57、58における幅方向の両側には、幅方向に突出して係合突起571a、581aが設けられており、係合突起571a、581aは、コネクタ51、52のコネクタ支持部41からの脱落を防止するための抜け止めとして機能するようになっている。
図4に示すように、コネクタ51は、幅方向における両側の被支持部571、571を、内径側支持部411と外径側支持部412の支持部411b、411bの間に挿入して、コネクタ支持部41に取り付けられるようになっている。
また、被支持部571が、コネクタ本体部55の幅方向に突出して設けられており、この被支持部571のコネクタ支持部41における支持幅W(図4の(C)参照)が確保されているので、コネクタ51は、十分な支持強度を持って、コネクタ支持部41に支持されるようになっている。
そのため、ムービングブロック3の円盤部31の径方向の幅W3(図1参照)は、従来の回転コネクタ装置201におけるムービングブロック103の円盤部131の径方向の幅と同になっており、円盤部31に可動電極を埋め込むのに必要な径方向の幅が確保されている。
そのため、回転コネクタ装置200の各部材(ボトムカバー2、ターミナルブロック4、ムービングブロック3)の各円盤部21、48、31の貫通孔21a、48a、30aの内径を拡大しても、ボトムカバー2とターミナルブロック4における円盤部21、48の外径を大径化させることなく、ムービングブロック3において、可動電極を埋め込むための径方向の幅W3を確保できるようになっている。
ムービングブロック3とターミナルブロック4とが、ターミナルブロック4に設けた固定電極61、62(導電リング)と、ムービングブロック3に設けられて固定電極61、62を摺動する接点66a、67aを有する可動電極66、67(摺動接触子)とからなるスリップリング機構を介して電気的に接続され、
ボディ1における固定部材(ターミナルブロック4、ボトムカバー2)の径方向外側に、レバースイッチ90のスイッチ取付部18、19が設けられた回転コネクタ装置200において、
レバースイッチ90に接続されるコネクタ51、52の保持部であるコネクタ支持部41を、軸線Xの軸方向でターミナルブロック4におけるムービングブロック3とは反対側に設けた構成とした。
また、レバースイッチ90のスイッチ取付部18、19は、軸方向から見て、ターミナルブロック4の径方向外側に設けられており、ムービングブロック3の外径をターミナルブロック4の外径まで広げてもレバースイッチ90のレイアウトに影響が及ぶことがない。
よって、スリップリング機構を備える回転コネクタ装置において、レバースイッチ90のレイアウトに影響を与えずに、ステアリングシャフトの大径化に対応させることができる。
ムービングブロック3は、軸線Xの軸方向におけるこれら円盤部21、48の間に位置しており、
ボトムカバー2は、ムービングブロック3の外周を所定間隔で囲むと共に、ターミナルブロック4の円盤部48の外周に接触する外壁20を有しており、
ターミナルブロック4におけるコネクタ支持部41が設けられる部位であるフランジ部40の軸方向の厚みh1を、他の部位の厚みhよりも薄くした構成とした。
そのため、軸線X方向におけるコネクタ支持部41の位置が、従来の回転コネクタ装置201の場合に比べて上側にズレてしまうことになるが、コネクタ支持部41が設けられるフランジ部40の厚みを薄くすることで、コネクタ支持部41の軸方向の位置ズレが抑えられるようになっている。
そのため、従来の回転コネクタ装置201におけるコネクタ取付部の位置や、このコネクタ取付部に取り付けられるレバースイッチ側のコネクタの位置を、軸線Xの軸方向で大きく変更することなく、レバースイッチを、実施の形態にかかる回転コネクタ装置200にそのまま取り付けることができる
そのため、ムービングブロック3の外径を、回転コネクタ装置200の外壁20(従来の回転コネクタ装置201における外側周壁120に相当)よりも僅かに小さい外径まで広げて、円板部21の径方向の幅を確保できるようになっている。
この場合、ステアリングシャフトの大径化に合わせてムービングブロック3の貫通穴21aを大径化しても、ボトムカバー2(外壁40)を大径化する必要がないので、ボトムカバー2の径方向外側に位置するスイッチ取付部18、19の位置を、ステアリングシャフトの大径化に際して、変更する必要がない。
また、ボトムカバー2の外壁を大径化する必要がないので、ボトムカバー2に組み付けられるターミナルブロック4(円盤部48)の外径も、ステアリングシャフトの大径化に際して変更する(大径化する)必要がない。
よって、回転コネクタ装置200が組み付けられるステアリング装置(図示せず)側に、大きな設計変更が必要になるなどの影響が及ぶことが好適に防止されることになる。
コネクタ支持部41は、コネクタ本体部55、56の幅方向における一方の被支持部571、581を、幅方向の全長に亘って支持する内径側支持部411と、他方の被支持部571、581を、幅方向の全長に亘って支持する外径側支持部412と、を備える構成とした。
係合突起571a、581aと、爪411c、412cは、軸線Xの軸方向から見て互いに重なる突出長さに形成されている構成とした。
実施の形態の回転コネクタ装置では、ボトムカバー2の外壁20の上部に取り付けられるターミナルブロック4に、コネクタ支持部41が設けられており、コネクタ支持部41の軸方向の位置ズレを抑える必要があるので、従来回転コネクタ装置の場合の被支持部154を設けることが困難であった。
そのため、上記のように構成することで、コネクタ支持部41で支持されるコネクタ51、52の支持強度を確保しつつ、コネクタ51、52の軸線Xの軸方向の位置ズレを抑えることができるので、従来の回転コネクタ装置201におけるコネクタの取付部106a、106bの位置や、この取付部106a、106bに取り付けられるレバースイッチ側のコネクタの位置を、軸線Xの軸方向で大きく変更することなく、レバースイッチを、実施の形態にかかる回転コネクタ装置200にそのまま取り付けることができる。
例えば、本実施形態で可動電極が固定電極に接する接点は、図8に示すような内周側と外周側において3か所ずつとは限らない。例えば、内周側に4か所、外周側に5か所設けることもできる。
また、本実施形態では、被支持部57、58と平行な方向に爪41c、41d、43c、43dを出していたが、爪41c、41d、43c、43dを被支持部57、58を横切る方向に出してもよい。
実施の形態にかかる回転コネクタ装置において、ターミナルブロック4側に摺動接触子を設けると共に、ムービングブロック3側に導電リングを設けて、ステアリングホイールの操作に連動して、導電リングが可動電極として回転する構成のスリップリング機構としても良い。
2 ボトムカバー
3 ムービングブロック
4 ターミナルブロック
5 接続コード
7 ロータハウジング
8 スペーサ
10 ロータ
11 係合片
12 コネクタ支持部
13 凹部
14 ボディ係合部
15 開口
17 突出部
18、19 スイッチ取付部
20 外壁
21 円盤部
21a 貫通穴
22 コネクタ部
24 コード係合部
25 係合爪
26 内周リブ
27 係合片
27a 開口
28a 中央爪
28b 連携爪
30 外周リブ
30a 貫通穴
31 円盤部
36 内周リブ
37 切欠部
38 係合爪
40 フランジ部
40a 外周縁
40b 上面
41 コネクタ支持部
41c 爪
44 コネクタ取付部
46 内周リブ
47 係合爪
48 円盤部
48a 貫通穴
51、52 コネクタ
53 コード部
55、56 コネクタ本体部
55a、56a 端子穴
57、58 被支持部
57a、58a 側縁
61、62 固定電極
66、67 可動電極
66a、67a 接点
66b、67b 腕部
66c、67c 基端
71 コネクタ部
81 フラットケーブル
90 レバースイッチ
91 コネクタ端子
200 回転コネクタ装置
411 内径側支持部
412 外径側支持部
571、581 被支持部
571a、581a 係合突起
X 軸線
Claims (5)
- ステアリングシャフトと一体に回転すると共に前記ステアリングシャフトが貫通する開口を有する回転部材と、車体側に固定されたボディで支持された固定部材とが、同軸上で相対回転可能に設けられており、
前記回転部材と前記固定部材とが、前記回転部材と前記固定部材のうちの一方に設けた導電リングと、他方に設けられて前記導電リングを摺動する摺動接触子とからなるスリップリング機構を介して電気的に接続され、
前記ボディにおける前記回転部材と前記固定部材の径方向外側に、レバースイッチの取付部が設けられた回転コネクタ装置において、
前記レバースイッチに接続されるコネクタの支持部を、前記固定部材における前記回転部材とは反対側に設けると共に、前記固定部材における前記支持部が設けられた部位の前記軸方向の厚みを他の部位よりも薄くしたことを特徴とする回転コネクタ装置。 - 前記固定部材は、
前記回転部材の回転軸の軸方向で間隔をあけて配置された第1の固定部材と第2の固定部材とから構成され、
前記回転部材は、前記軸方向における前記第1の固定部材と前記第2の固定部材の間に位置しており、
前記第2の固定部材は、前記回転部材の外周を所定間隔で囲むと共に、前記第1の固定部材の外周に接触する周壁を有しており、
前記コネクタの支持部は、前記軸方向において前記第1の固定部材の前記回転部材とは反対側に設けられていると共に、前記第1の固定部材における前記支持部が設けられた部位の前記軸方向の厚みが、前記第1の固定部材における他の部位よりも薄くなっていることを特徴とする請求項1に記載の回転コネクタ装置。 - 前記レバースイッチに接続されるコネクタは、
前記回転軸の直交方向に突出するコネクタ本体部と、
前記コネクタ本体部の幅方向における両側から、前記幅方向に突出する板状の支持リブと、を備えており、
前記コネクタの支持部は、
前記幅方向における一方の支持リブを、前記幅方向の全長に亘って支持する第1の支持部と、
他方の支持リブを、前記幅方向の全長に亘って支持する第2の支持部と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の回転コネクタ装置。 - 前記一方の支持リブと前記他方の支持リブには、前記幅方向における外側に突出する突起が設けられており、前記第1の支持部と前記第2の支持部には、前記突起を係止させる係止部が、前記一方の支持リブと前記他方の支持リブ側に突出して設けられており、
前記突起と前記係止部は、前記軸方向から見て互いに重なる突出長さに形成されていることを特徴とする請求項3に記載の回転コネクタ装置。 - 前記第1の固定部材における前記コネクタの保持部が設けられる部位では、前記コネクタ本体部と前記支持リブが、前記回転部材とは反対側の面に接して設けられていることを特徴とする請求項4に記載の回転コネクタ装置。
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