JP5892078B2 - 引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法 - Google Patents
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Description
これに対し、自由鋳造方法における形状規定部材は、鋳物の断面形状のみを規定し、長手方向の形状は規定しない。そして、形状規定部材は、湯面に平行な方向(すなわち水平方向)に移動可能であるから、長手方向の形状が様々な鋳物が得られる。例えば、特許文献1には、長手方向に直線状でなく、ジグザグ状あるいは螺旋状に形成された中空鋳物(すなわちパイプ)が開示されている。
特許文献1に記載の自由鋳造方法では、熱膨張等によりスタータ(導出部の先端部)と形状規定部材との水平方向の位置関係がずれてしまい、当該位置関係を容易に調整することができない、という問題があった。
まず、図1を参照して、実施の形態1に係る自由鋳造装置(引上式連続鋳造装置)について説明する。図1は、実施の形態1に係る自由鋳造装置の断面図である。図1に示すように、実施の形態1に係る自由鋳造装置は、溶湯保持炉(保持炉)101、内部形状規定部材102a、外部形状規定部材102b、支持ロッド103、104、アクチュエータ105、冷却ガスノズル106、導出部107、ガイドピン(第1位置決め部材;第1ガイドピン)G1、及び、ガイドブッシュ(第2位置決め部材;第1ガイドブッシュ)L1を備えている。
図4は、実施の形態2に係る自由鋳造装置の一部を示す断面図である。図4に示す自由鋳造装置は、図1に示す自由鋳造装置と比較して、ガイドピン(第1位置決め部材;第2ガイドピン)G2及びガイドブッシュ(第2位置決め部材;第2ガイドブッシュ)L2をさらに備える。図4に示す自由鋳造装置のその他の構成については、図1に示す自由鋳造装置の場合と同様であるため、その説明を省略する。
図5は、図4に示す自由鋳造装置の変形例を示す断面図である。図5に示す自由鋳造装置では、図4に示す自由鋳造装置と比較して、ガイドピンG1,G2及びガイドブッシュL1,L2が、G1,L1の当接タイミングとG2,L2の当接タイミングとが異なるように位置している。図5の例では、ガイドピンG1及びガイドピンG2の鉛直方向の位置が異なっている。図5に示す自由鋳造装置のその他の構成については、図4に示す自由鋳造装置の場合と同様であるため、その説明を省略する。
図6は、実施の形態2に係る自由鋳造装置の一部を示す斜視図である。なお、図6の例では、スタータSTの横断面が日の字形状となっており、それに伴って、溶湯通過部102cも日の字形状となっている。これは、例えば、鋳物M3としてバンパーリーンホースを鋳造するためのものである。
102 形状規定部材
102a 内部形状規定部材
102b 外部形状規定部材
102c 溶湯通過部
103、104 支持ロッド
105 アクチュエータ
106 冷却ガスノズル
107 導出部
M1 溶湯
M2 保持溶湯
M3 鋳物
ST スタータ
PL 引上機
G1 ガイドピン
G2 ガイドピン
L1 ガイドブッシュ
L2 ガイドブッシュ
Claims (18)
- 溶湯を保持する保持炉と、
前記保持炉に保持された前記溶湯の湯面から前記溶湯を導出する導出部と、
前記湯面近傍に設置され、前記導出部によって導出される前記溶湯に外力を印加することにより、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材と、
前記導出部に連動する第1位置決め部材と、
前記形状規定部材に連動する第2位置決め部材と、を備え、
前記第1及び前記第2位置決め部材が当接することにより前記導出部と前記形状規定部材との水平方向の位置関係が決定される、引上式連続鋳造装置。 - 前記第1位置決め部材は、
第1ガイドピン及び当該第1ガイドピンが挿入される第1ガイドブッシュの一方を有し、
前記第2位置決め部材は、
前記第1ガイドピン及び前記第1ガイドブッシュの他方を有する、請求項1に記載の引上式連続鋳造装置。 - 前記第1ガイドピンは、先端に向けて細くなるテーパ状の先端部を有する、請求項2に記載の引上式連続鋳造装置。
- 前記第1ガイドブッシュは、先端に向けて拡開した開口部を有する、請求項2又は3に記載の引上式連続鋳造装置。
- 前記第1ガイドピン及び前記第1ガイドブッシュの何れかにスリットが設けられている、請求項2〜4の何れか一項に記載の引上式連続鋳造装置。
- 前記第1位置決め部材は、
第2ガイドピン及び当該第2ガイドピンが挿入される第2ガイドブッシュの一方をさらに有し、
前記第2位置決め部材は、
前記第2ガイドピン及び前記第2ガイドブッシュの他方をさらに有する、請求項2に記載の引上式連続鋳造装置。 - 前記第1及び前記第2ガイドピンは、何れも先端に向けて細くなるテーパ状の先端部を有する、請求項6に記載の引上式連続鋳造装置。
- 前記第1及び前記第2ガイドブッシュは、何れも先端に向けて拡開した開口部を有する、請求項6又は7に記載の引上式連続鋳造装置。
- 前記第1ガイドピン及び前記第1ガイドブッシュの何れかにスリットが設けられ、かつ、前記第2ガイドピン及び前記第2ガイドブッシュの何れかにスリットが設けられている、請求項6〜8の何れか一項に記載の引上式連続鋳造装置。
- 前記第1及び前記第2ガイドピン並びに前記第1及び前記第2ガイドブッシュは、前記第1ガイドピン及び前記第1ガイドブッシュの当接タイミングと、前記第2ガイドピン及び前記第2ガイドブッシュの当接タイミングと、が異なるように位置する、請求項6〜9の何れか一項に記載の引上式連続鋳造装置。
- 前記第1位置決め部材は、前記導出部と一体に形成され、
前記第2位置決め部材は、前記形状規定部材と一体に形成されている、請求項1〜10の何れか一項に記載の引上式連続鋳造装置。 - 導出部に連動する第1位置決め部材と、形状規定部材に連動する第2位置決め部材と、を当接することにより、前記導出部と前記形状規定部材との水平方向の位置関係を決定するステップと、
保持炉に保持された溶湯を前記導出部により導出して、鋳造する鋳物の断面形状を規定する前記形状規定部材を通過させるステップと、を備えた、引上式連続鋳造方法。 - 前記第1位置決め部材は、
第1ガイドピン及び当該第1ガイドピンが挿入される第1ガイドブッシュの一方を有し、
前記第2位置決め部材は、
前記第1ガイドピン及び前記第1ガイドブッシュの他方を有する、請求項12に記載の引上式連続鋳造方法。 - 前記第1ガイドピン及び前記第1ガイドブッシュの何れかにスリットを設ける、請求項13に記載の引上式連続鋳造方法。
- 前記第1位置決め部材は、
第2ガイドピン及び当該第2ガイドピンが挿入される第2ガイドブッシュの一方をさらに有し、
前記第2位置決め部材は、
前記第2ガイドピン及び前記第2ガイドブッシュの他方をさらに有する、請求項13に記載の引上式連続鋳造方法。 - 前記第1ガイドピン及び前記第1ガイドブッシュの何れかにスリットを設け、かつ、前記第2ガイドピン及び前記第2ガイドブッシュの何れかにスリットを設ける、請求項15に記載の引上式連続鋳造方法。
- 前記第1ガイドピン及び前記第1ガイドブッシュの当接タイミングと、前記第2ガイドピン及び前記第2ガイドブッシュの当接タイミングと、を異ならせる、請求項15又は16に記載の引上式連続鋳造方法。
- 前記第1位置決め部材を、前記導出部と一体に形成し、
前記第2位置決め部材を、前記形状規定部材と一体に形成する、請求項12〜17の何れか一項に記載の引上式連続鋳造方法。
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