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JP5857527B2 - 駐車支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、選択された駐車パターンに応じて駐車を支援する駐車支援装置に関する。
この種の装置に関し、右側又は左側への並列駐車、右側又は左側への縦列駐車などの複数の駐車パターンのメニューをタッチパネル・ディスプレイに画像として表示し、駐車パターンを選択する装置が知られている(特許文献1)。
特開2010−208483号公報
しかしながら、従来の装置では、タッチパネル・ディスプレイが装備されている車両でなければ適用することができないという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、タッチパネル・ディスプレイが装備されていない車両であっても、右側又は左側への並列駐車、右側又は左側への縦列駐車などの複数の駐車パターンの中から状況に応じた駐車パターンを選択し、駐車を支援する駐車支援装置を提供することである。
本発明は、所定の基準点に対して第1方向側に設けられた第1方向スイッチ、又は第1方向とは反対の第2方向側に設けられた第2方向スイッチへの操作回数に応じて、車両の駐車パターンと第1方向スイッチ又は第2方向スイッチの操作回数とが予め対応づけられた対応情報を参照して駐車パターンを選択する駐車支援装置を提供することにより、上記課題を解決する。
本発明によれば、異なる位置に配置された方向スイッチの操作回数に応じて目的の駐車パターンを選択することができるので、複数の駐車パターンを表示するためのタッチパネル・ディスプレイが装備されていない車両においても駐車パターンを選択し、駐車を支援することができる。
本発明に係る本実施形態の駐車支援装置の入力装置の配置例を示す図である。 本発明に係る本実施形態の駐車支援装置の入力装置を示す図である。 本発明に係る本実施形態の駐車パターンと操作回数とを予め対応づけた対応情報の一例を図である。 本発明に係る本実施形態の駐車支援装置の制御手順を示すフローチャートである。 本発明に係る本実施形態のデフォルトの駐車パターンを設定する制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、本発明に係る駐車支援装置を、駐車支援機能を実行する第1モードとオーディオ装置の制御機能を実行する第2モードとの切替えが可能な駐車支援装置100に適用した場合を例にして説明する。駐車支援装置100は、選択された駐車スペースへの駐車を支援するプログラムが格納されたROM(Read Only Memory)と、このROMに格納されたプログラムを実行することで、駐車支援装置100として機能する動作回路としてのCPU(Central Processing Unit)と、アクセス可能な記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)と、を備えるコンピュータである。
図1は、本実施形態に係る駐車支援装置100の入力装置10が設置される領域を示すための図である。本実施形態の入力装置10は、駐車支援装置に対する指令とオーディオ装置に対する指令とを受け付ける。図1に示すように、入力装置10は、車両のステアリングの領域AR1の表面に固定されている。領域AR1はステアリングを握るドライバの指が無理なく届く領域であるため、領域AR1に入力装置10を設けることにより、運転操作をしながら入力装置10を操作することができる。また、入力装置10の設置領域は限定されず、図1の破線で示すステアリングの右側の領域AR2に設けることもできる。
図2は、本実施形態に係る駐車支援装置100の入力装置10が設けられた領域AR1のステアリングの一部を示す図である。図2に示すように本実施形態の駐車支援装置100の入力装置10は、駐車支援装置100と、同じく車両に搭載されたオーディオ装置200又は車間距離自動制御装置300その他の車載装置と情報の授受を行うことができるようにCAN(Controller Area Network)その他の車載LANによって接続されている。
本実施形態の駐車支援装置100は、駐車する自車両と駐車領域との位置関係に基づく駐車パターンに応じて、駐車操作を支援するための情報(車両の操作手順、操作量など)を求め、求めた情報を車両の駆動制御装置に出力し、又はドライバに提示する装置である。
本実施形態のオーディオ装置200は、音楽や映像などのコンテンツを車両に設けられたスピーカーやディスプレイに出力させる情報再生装置である。また、車間距離自動制御装置300は、先行する車両との距離を一定に保つように自車両の走行を制御する装置である。
図2に示すように、本実施形態の駐車支援装置100の入力装置10は、モード切替スイッチ20と、方向スイッチ11,12と、決定スイッチ31とを有する。
以下、各スイッチについて説明する。
まず、モード切替スイッチ20について説明する。本実施形態の入力装置10のモード切替スイッチ20は、車両の駐車支援装置100を動作させる第1モードと、オーディオ装置200を動作させる第2モードとを切り替える。本実施形態ではモード切替スイッチ20が操作されない状態においては、オーディオ装置200に対する指令を受け付ける第2モードが動作し、モード切替スイッチ20が操作された後の状態においては、駐車支援装置100に対する指令を受け付ける第1モードが動作する。
次に、方向スイッチ11、12について説明する。本実施形態の入力装置10は、第1方向11aと第2方向12aの二方向の入力を受け付ける、いわゆるトグルタイプのスイッチである。具体的に、図2に示すように、所定の基準点Qに対して第1方向11a側に設けられた第1方向スイッチ11と、第1方向11aとは反対方向(180度)の、基準点Qに対して第2方向12a側に設けられた第2方向スイッチ12を含む方向スイッチを備える(以下、第1方向スイッチ11と第2方向スイッチ12を総称して方向スイッチ11,12とも称する。以下同じ)。第1方向スイッチ11と第2方向スイッチ12とは、共通のハウジングに収容され、一体のスイッチを構成する。第1方向スイッチ11は、所定の基準点Qに対して第1方向側(図中矢印11a方向に設けられた第1接点11pを備え、第2方向スイッチ12は、所定の基準点Qに対して第2方向側(図中矢印12a)方向に設けられた第2接点12pを備えている。第1方向スイッチ11の第1接点11p領域を押圧すると第1方向スイッチ11にオン信号を入力することができ、方向スイッチ12の第2接点12p領域を押圧すると第2方向スイッチ12にオン信号を入力することができる。
本実施形態の駐車支援装置100は、駐車時においてIPA起動スイッチ(IPA:Intelligent Parking Assist)として機能するモード切替スイッチ20が押圧され、第1モードの第1入力機能(駐車支援機能)が動作すると、方向スイッチ11,12の操作回数をカウントする。具体的に、駐車支援装置100は、方向スイッチ11,12に対する入力操作に応じて得られた第1接点11p、第2接点12pのオン信号の数に基づいて操作回数をカウントする。
駐車支援装置は、車両の駐車パターンと第1方向スイッチ11又は第2方向スイッチ12の操作回数とが予め対応づけられた対応情報を参照し、第1方向スイッチ11又は第2方向スイッチ12の操作回数に基づく駐車パターンを選択する。このとき、選択される駐車パターンの内容をドライバが確認できるように、駐車支援装置100へ送出する前にメーターディスプレイD(図1参照)に提示してもよい。駐車パターン選択信号の表示態様は特に限定されないが、操作回数に応じた駐車パターンを順番に表示し、設定されている操作回数を超えた場合には、操作回数が減る順番で駐車パターンを順番に表示してもよいし、操作回数をゼロにリセットして操作回数に応じて再度駐車パターンを順番に表示してもよい。
また、本実施形態の駐車支援装置100は、入力装置10の方向スイッチ11,12が、駐車支援装置100の起動後の所定時間以内に操作されなかった場合には、予め設定された所定の駐車パターン(後述するデフォルトの駐車パターン)が選択されたと推定する。
無操作の場合にデフォルトの駐車パターンを対応づけることにより、押圧操作を省略して自動的にデフォルトの駐車パターンを選択することができるので、ドライバの操作負荷を低減させることができる。さらに、選択される可能性の高い駐車パターンを、デフォルトの駐車パターンとして設定しておけば、ドライバの操作負荷を効果的に低減させることができる。
ちなみに、本実施形態における駐車パターンは、自車両の右側に位置し、他の駐車車両(駐車領域)と並列する領域に駐車する右側並列駐車パターンと、自車両の左側に位置し、他の駐車車両(駐車領域)と並列する領域に駐車する左側並列駐車パターンと、自車両の右側に位置し、他の駐車車両(駐車領域)と縦列する領域に駐車する右側縦列駐車パターンと、自車両の左側に位置し、他の駐車車両(駐車領域)と縦列する領域に駐車する左側縦列駐車パターンと、自車両の右側に位置し、他の駐車車両(駐車領域)と斜めに並列する領域に駐車する右側斜め駐車パターンと、自車両の左側に位置し、他の駐車車両(駐車領域)と斜めに並列する領域に駐車する左側斜め駐車パターンとを少なくとも含む。
第1方向スイッチ11の操作回数と第2方向スイッチ12の操作回数とは、駐車方向(左右)が異なる駐車パターンを対応づけることができる。例えば、第1方向スイッチ11の操作には右側駐車パターンを対応づけ、第2方向スイッチ12の操作には左側駐車パターンを対応づけることができる。反対に、第1方向スイッチ11の操作には左側駐車パターンを対応づけ、第2方向スイッチ12の操作には右側駐車パターンを対応づけることができる。
このように、本実施形態では、所定の基準点Qを基準に互いに反対の方向に設けられた第1方向スイッチ11と第2方向スイッチ12の操作回数に、左右反対の方向の駐車パターンを対応づけることにより、ドライバは車両を駐車させる方向の駐車パターンと入力操作を行う第1方向スイッチ11と第2方向スイッチ12の配置方向とを感覚的に対応づけることができるので、駐車パターンの選択を正確に行うことができる。
図3は、車両の駐車パターンと第1方向スイッチ11又は第2方向スイッチ12の操作回数とを予め対応づけた対応情報Tの一例を示す図である。
図3に示すように、方向スイッチ11,12に何ら入力操作がされていない状態、つまり操作回数がゼロ回の状態においては、予め設定されたデフォルトの駐車パターンが設定されている。本例においては、左側の並列駐車の駐車パターンが設定されている。
図3に示す対応情報Tでは、第1方向スイッチ11と第2方向スイッチ12には、それぞれ左右異なる駐車パターンが定義されている。具体的に、第1方向スイッチ11に対する操作には右側駐車パターンが対応づけられるとともに、第2方向スイッチ12に対する操作には左側駐車パターンが対応づけられている。第1方向スイッチ11及び第2方向スイッチ12には、それぞれ左右の異なる駐車パターンが対応づけられている。
また、本実施形態の対応情報Tは、右側並列駐車が対応づけられた第1方向スイッチ11の操作回数は、右側縦列駐車が対応づけられた第1方向スイッチ11の操作回数よりも少なくなるように定義されている。左側の駐車パターンにおいても同様に、左側並列駐車が対応づけられた第2方向スイッチ12の操作回数は、左側縦列駐車が対応づけられた第2方向スイッチ12の操作回数よりも少なくなるように定義されている。
日本国においては、統計的に縦列駐車を行うよりも並列駐車を行う頻度が高い。本実施形態のように、縦列駐車の駐車パターンと対応づけられた操作回数よりも、並列駐車の駐車パターンと対応づけられた操作回数の方が小さくなるように対応情報Tを定義することにより、少ない操作回数で利用頻度の高い並列駐車の駐車パターンを選択することができる。この結果、操作負荷の少ない駐車支援装置100を提供することができる。他方、欧州においては、統計的に並列駐車を行うよりも縦列駐車を行う頻度が高い。このため、並列駐車の駐車パターンに対応づけられた操作回数よりも、縦列駐車の駐車パターンに対応づけられた操作回数の方が小さくなるように対応情報Tを定義する。これにより、欧州において、少ない操作回数で利用頻度の高い縦列駐車の駐車パターンを選択できる駐車支援装置100を提供できる。
特に限定されないが、図3に示す対応情報Tにおいては、入力時のデフォルトの駐車パターンとしては左側並列駐車パターンが定義され、方向スイッチ12の操作回数が1回の場合は切り返しの無い左側縦列駐車パターンが定義され、操作回数が2回の場合は切り返し有りの左側縦列駐車パターンが定義され、操作回数が3回の場合は左側斜めの駐車パターンが定義されている。
また、同図に示す対応情報Tにおいては、操作回数が増えるにつれて選択される頻度が低い駐車パターンが対応づけられている。具体的には、第1方向スイッチ11に対する操作回数が1回の場合は右側並列駐車パターンが定義され、操作回数が2回の場合は切り返しの無い右側縦列駐車パターンが定義され、操作回数が3回の場合は切り返し有りの右側縦列駐車パターンが定義され、操作回数が4回の場合は右側斜めの駐車パターンが定義されている。
特に限定されないが、操作回数がゼロ回の状態においては、選択頻度が最大の駐車パターンをデフォルトの駐車パターンとして予め設定することができる。本例においては、日本国において最も多い左側の並列駐車の駐車パターンがデフォルトの駐車パターンとして設定されている。デフォルトの駐車パターンの設定手法は特に限定されず、車両の販売地域において統計的に利用頻度(選択頻度)の高い駐車パターンをデフォルトの駐車パターンとして予め設定してもよいし、前回選択した駐車パターンを今回選択する駐車パターンとして設定してもよいし、過去のドライバの選択履歴から最も選択頻度の高い駐車パターンを求めてこれを駐車パターンとして設定してもよい。
最後に、決定スイッチ31について説明する。決定スイッチ31は、モード切替スイッチ20、及び方向スイッチ11,12に入力された各指令に基づく駐車パターン選択信号の内容を確定させる場合に押圧する。モード切替スイッチ20、方向スイッチ11、12は指令を受け付ける度に駐車支援装置100に各信号を送出してもよいが、この決定スイッチ31に決定指令が入力された後に、モード切替スイッチ21、22及び方向スイッチ11、12が受け付けた指令を駐車支援装置100に送出してもよい。これにより、ドライバの確定した意思に基づいて駐車支援装置100を制御することができる。
駐車支援装置100が起動していない場合、例えば、第1入力機能を動作させるモード選択指令がモード切替スイッチ20に入力されていない場合(又は、第2入力機能を動作させるモード選択指令がモード切替スイッチ20に入力された場合、所定の車速以上で走行している場合)には、方向スイッチ11,12が受け付けた指令を車両のオーディオ装置200又は車両の車間距離自動制御装置300へ送出する。
このように、本実施形態の入力装置10は、モード切替スイッチ20がモードを切り替えることによって複数の車載装置に対する指令を受け付けることができるため、車両が備える既存のオーディオ装置200や車間距離自動制御装置300などのステアリングスイッチを共用することができる。このため、駐車支援装置100のために専用のスイッチを新たに設ける必要がない。この結果、車両に駐車支援装置100を搭載する場合のコストを低減させることができる。
続いて、図4及び図5のフローチャートに基づいて、本実施形態の入力装置10の制御手順を説明する。図4は入力装置10の駐車パターン選択情報を出力する処理を示すフローチャートであり、図5は、図4のデフォルトの駐車パターンの設定手法を示すフローチャートである。
まず、ステップ10において、IPAスイッチであるモード切替スイッチ20が押圧されると、駐車支援装置100の駐車支援機能が起動し、ステップ12へ進む。
ステップ12において、第1方向スイッチ11が押圧された場合にはステップ21へ進み、他方、第1方向スイッチ11が押圧されなかった場合にはステップ13へ進む。
ステップ13において、第2方向スイッチ12が押圧された場合にはステップ31へ進み、他方、第2方向スイッチ12が押圧されなかった場合にはステップ14へ進む。本実施形態ではステップ10の駐車支援機能が起動してから所定時間が経過した場合にステップ14へ進む。
ステップ21において、駐車支援装置100は、第1方向スイッチ11の操作回数をカウントし、ステップ22へ進む。ステップ22において、駐車支援装置100は、第1方向スイッチ11の操作回数と駐車パターンとを予め対応づけた対応情報Tを参照して、ステップ21においてカウントされた第1方向スイッチ11の操作回数に基づいて駐車パターンを選択し、ステップ40に進む。
ステップ31において、駐車支援装置100は、第2方向スイッチ12の操作回数をカウントし、ステップ32へ進む。ステップ32において、駐車支援装置100は、第2方向スイッチ12の操作回数と駐車パターンとを予め対応づけた対応情報Tを参照して、ステップ31においてカウントされた第2方向スイッチ12の操作回数に基づいて駐車パターンを選択し、ステップ40に進む。
ステップ12、13において第1方向スイッチ11及び第2方向スイッチ12のいずれも操作されなかった場合には、ステップ14において、駐車支援装置100は、予め設定されたデフォルト(所定)の駐車パターンが選択されたと推定し、ステップ40へ進む。
最後にステップ40において、駐車支援装置100は、選択された駐車パターンに応じた駐車支援処理を実行する。
ステップ10に戻り、モード切替スイッチ20が押圧されない場合には、オーディオ装置200に対する指令を受け付ける第2入力機能が起動する。第2入力機能の起動時において、オーディオ装置200は、第1方向スイッチ11,第2方向スイッチ12に対する操作に基づいて、再生対象となるコンテンツの選択、再生コンテンツのスキップ、出力音声のボリューム調整などを実行する。
また、第2モードにおいては、車間距離自動制御装置300に対する指令を受け付けることができる。車間距離自動制御装置300は、第1方向スイッチ11,第2方向スイッチ12に入力された指令に基づいて車間距離自動制御を実行する。オーディオ装置200、車間距離自動制御装置300の制御手法には出願時に知られた技術を適用することができる。
上述した入力装置10の制御手順のステップ14において用いられるデフォルトの駐車パターンの設定手法を図5のフローチャートに示す。
図5に示すように、ステップ101において、まず初期設定があるか否かを判断する。初期設定は、ドライバが自ら設定してもよいし、統計的に求められた利用頻度が最も多い駐車パターンを設定してもよい。初期設定がある場合には、ステップ102へ進み、デフォルトの駐車パターンを読み出す。
ステップ101において、初期設定がされていない場合にはステップ103へ進む。ステップ103において、前回と同じ駐車パターンをデフォルトの駐車パターンとする旨が定義されているか否かを判断する。前回と同じ駐車パターンを設定する場合には、ステップ104へ進み、前回利用した駐車パターンをデフォルトの駐車パターンとして設定する。これにより、ドライバが利用する駐車パターンが同じである場合には、少ない操作回数で希望の駐車パターンを選択することができる。
他方、ステップ103において前回と同じ駐車パターンを設定しない場合には、ステップ105へ進む。ステップ105において、過去に選択された駐車パターンの履歴を読み出す。そしてステップ106において、過去に選択された頻度が最大の駐車パターンを求めて、これをデフォルトの駐車パターンとして設定する。これにより、ドライバが高い頻度で利用する駐車パターンがデフォルトの駐車パターンとして設定されるので、ドライバは少ない操作回数で目的の駐車パターンを選択することができる。
以上のように構成され、動作する本実施形態の駐車支援装置100によれば、第1方向側に配置された第1方向スイッチ11と第2方向側に配置された第2方向スイッチ12への操作回数に応じて目的の駐車パターンを選択するので、異なる位置に配置された方向スイッチの何れかを操作すると、異なる駐車パターンを選択することができる。この結果、タッチパネル・ディスプレイが装備されていない車両においても駐車パターンを選択し、駐車を支援することができる。
また、本実施形態の駐車支援装置100では、モード切替スイッチ20によって複数の車載装置に対する指令を受け付けることができるため、車両が備える既存の車載装置用のスイッチを駐車支援装置100用のスイッチとして共用することができるので、駐車支援装置100のために専用のスイッチを新たに設ける必要がない。この結果、車両に駐車支援装置100を搭載する場合のコストを低減させることができる。
本実施形態の駐車支援装置100は、所定の基準点Qを基準に互いに反対の方向に配置された第1方向スイッチ11又は第2方向スイッチ12の何れかを操作すると、右側駐車パターン又は左側駐車パターンの何れかを選択することができるので、ドライバは車両を駐車させる方向と入力操作を方向スイッチ11,12の配置方向とを感覚的に対応づけることができるので、駐車パターンの選択を正確に行うことができる。
本実施形態の駐車支援装置100において、縦列駐車の駐車パターンと対応づけられた操作回数よりも、並列駐車の駐車パターンと対応づけられた操作回数の方が小さくなるように対応情報Tを定義するので、少ない操作回数で利用頻度の高い並列駐車の駐車パターンを選択することができる。この結果、操作負荷の少ない駐車支援装置100を提供することができる。特に、日本国においては、統計的に縦列駐車を行うよりも並列駐車を行う頻度が高いため、多くの場面において操作負荷の低減を図ることができる。
本実施形態の駐車支援装置100において、駐車支援装置200の起動後の所定時間以内に、第1方向及び第2方向のオン信号の入力を受け付けなかった場合には、予め設定された所定の駐車パターンを選択するので、操作をしない場合にデフォルトの駐車パターンを自動的に選択して、ドライバの操作負荷を低減させることができる。特に、予め設定するデフォルトの駐車パターンを選択される可能性が最も高い駐車パターンとすることにより、操作負荷をより低減させることができる。
本実施形態の駐車支援装置100では、車両のステアリングに設けられたオーディオスイッチを方向スイッチ11,12として利用することにより、駐車支援装置100のために専用のスイッチを新たに設ける必要がない。この結果、車両に駐車支援装置100を搭載する場合のコストを低減させることができる。
本実施形態の駐車支援装置100では、車両のステアリングに設けられた車間距離自動制御スイッチを方向スイッチ11,12として利用することにより、駐車支援装置100のために専用のスイッチを新たに設ける必要がない。この結果、車両に駐車支援装置100を車両に搭載する場合のコストを低減させることができる。
なお、以上説明したすべての実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
本明細書では、本発明に係る駐車支援装置の一態様として、入力装置10を備える駐車支援装置100を例にして説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本明細書では、駐車支援装置100以外の車載装置として、オーディオ装置200、車間距離自動制御装置300を例にして説明するが、これに限定されるものではない。
また、本明細書では、本発明に係る方向スイッチとモード切替スイッチとを備える入力装置の一態様として、方向スイッチ11,12、モード切替スイッチ20、及び決定スイッチ31を有する入力装置10を例にして説明するが、これに限定されるものではない。
10…入力装置
20…モード切替スイッチ
11…第1方向スイッチ,方向スイッチ
11p…第1接点
12…第2方向スイッチ,方向スイッチ
12p…第2接点
31…決定スイッチ
Q…基準点

Claims (6)

  1. 車両の駐車を支援する駐車支援装置であって、
    所定の基準点に対して第1方向側に設けられた第1方向スイッチと、前記第1方向とは反対の、前記基準点に対して第2方向側に設けられた第2方向スイッチを含む方向スイッチを備え、
    前記車両の駐車パターンと前記第1方向スイッチ又は前記第2方向スイッチの操作回数とが予め対応づけられた対応情報を参照し、前記第1方向スイッチ又は前記第2方向スイッチの操作回数に基づく駐車パターンを選択し、
    前記第1方向スイッチが操作された場合には、第1方向スイッチの操作回数に応じて右側の駐車パターン又は左側の駐車パターンを選択し、第2方向スイッチの操作回数に応じて、第1方向スイッチの操作回数に対応づけられていない右側の駐車パターン又は左側の駐車パターンを選択し、
    前記右側の並列駐車パターンが対応づけられた前記第1方向スイッチの操作回数又は第2方向スイッチの操作回数は、前記右側の縦列駐車パターンが対応づけられた前記第1方向スイッチの操作回数又は第2方向スイッチの操作回数よりも少なく、
    前記左側の並列駐車パターンが対応づけられた前記第1方向スイッチの操作回数又は第2方向スイッチの操作回数は、前記左側の縦列駐車パターンが対応づけられた前記第1方向スイッチの操作回数又は第2方向スイッチの操作回数よりも少ない駐車支援装置。
  2. 前記駐車支援装置の起動後の所定時間以内に、前記第1方向スイッチ及び前記第2方向スイッチの何れもが操作されなかった場合には、予め設定された所定の駐車パターンを選択することを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。
  3. 所定の駐車モードに応じて車両の駐車を支援する第1モードと、前記駐車支援以外の前記車両の機能を実行する第2モードとを切替えるモード切替スイッチと、
    前記第1モードに切替えられた場合において、前記第1方向スイッチ又は前記第2方向スイッチの操作回数に応じた駐車パターンを選択する請求項1又は2に記載の駐車支援装置。
  4. 前記第2モードは前記車両に搭載されたオーディオ装置の制御を実行し、
    前記モード切替スイッチの操作により前記第2モードに切り替えられた場合において、前記方向スイッチが操作されると、オーディオ装置が制御されることを特徴とする請求項3に記載の駐車支援装置。
  5. 前記第2モードは前記車両に搭載された車間距離自動制御装置の制御を実行し、
    前記モード切替スイッチの操作により前記第2モードに切り替えられた場合において、前記方向スイッチが操作されると、車間距離自動制御装置が制御されることを特徴とする請求項3に記載の駐車支援装置。
  6. 所定の基準点に対して第1方向側に設けられた第1方向スイッチと、前記第1方向とは反対の、前記基準点に対して第2方向側に設けられた第2方向スイッチを含む方向スイッチを備える駐車支援装置に用いられる、駐車支援方法であって、
    車両の駐車パターンと前記第1方向スイッチ又は前記第2方向スイッチの操作回数とが予め対応づけられた対応情報を参照し、前記第1方向スイッチ又は前記第2方向スイッチの操作回数に基づく駐車パターンを選択し、
    前記第1方向スイッチが操作された場合には、第1方向スイッチの操作回数に応じて右側の駐車パターン又は左側の駐車パターンを選択し、第2方向スイッチの操作回数に応じて、第1方向スイッチの操作回数に対応づけられていない右側の駐車パターン又は左側の駐車パターンを選択し、
    前記右側の並列駐車パターンが対応づけられた前記第1方向スイッチの操作回数又は第2方向スイッチの操作回数は、前記右側の縦列駐車パターンが対応づけられた前記第1方向スイッチの操作回数又は第2方向スイッチの操作回数よりも少なく、
    前記左側の並列駐車パターンが対応づけられた前記第1方向スイッチの操作回数又は第2方向スイッチの操作回数は、前記左側の縦列駐車パターンが対応づけられた前記第1方向スイッチの操作回数又は第2方向スイッチの操作回数よりも少ない駐車支援方法。

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