JP2008080864A - 車両の自動操舵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 運転者のスイッチ操作のミスにより意図せぬ自動操舵制御が実行されるのを未然に防止する。
【解決手段】 移動軌跡設定手段が設定するバック駐車/右モード、バック駐車/左モードおよび縦列駐車モードの目標移動軌跡の何れかを選択する3個のモード選択スイッチSfと、自動操舵制御の開始・終了を選択する自動駐車スタートスイッチSgとの合計4個のスイッチのうち、運転者の操作ミスにより少なくとも二つのスイッチが所定時間内に操作された場合に、選択無効化手段がスイッチの誤操作による前記選択を無効化するので、運転者の意図せぬ自動操舵制御が実行されてしまう不具合を未然に防止することができる。
【選択図】 図3
【解決手段】 移動軌跡設定手段が設定するバック駐車/右モード、バック駐車/左モードおよび縦列駐車モードの目標移動軌跡の何れかを選択する3個のモード選択スイッチSfと、自動操舵制御の開始・終了を選択する自動駐車スタートスイッチSgとの合計4個のスイッチのうち、運転者の操作ミスにより少なくとも二つのスイッチが所定時間内に操作された場合に、選択無効化手段がスイッチの誤操作による前記選択を無効化するので、運転者の意図せぬ自動操舵制御が実行されてしまう不具合を未然に防止することができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、車両の車輪を操舵するステアリングアクチュエータと、目標位置までの車両の複数の目標移動軌跡を設定する移動軌跡設定手段と、前記複数の目標移動軌跡の何れかを選択するとともに自動操舵制御の開始・終了を選択する複数のスイッチ手段と、前記複数のスイッチ手段の操作に応じて前記目標移動軌跡に基づく前記ステアリングアクチュエータの駆動制御を実行するステアリングアクチュエータ制御手段とを備えた車両の自動操舵装置に関する。
パワーステアリング装置の電動モータの制御モードを、運転者のステアリング操作をアシストするための通常のパワーステアリングモードと、車庫入れや縦列駐車を自動操舵で行うための自動操舵モードとに切り替え可能とし、自動操舵モードでは予め記憶された車両の移動距離と車輪の操舵角との関係に基づいて自動操舵制御を行うものが、下記特許文献1により公知である。
特開平9−193691号公報
この種の自動操舵制御における駐車モードには、例えばバック駐車/右モード、バック駐車/左モードおよび縦列駐車モード等があり、これらの駐車モードの何れを実行するかはモード選択スイッチにより選択される。またモード選択スイッチにより何れかの駐車モードを選択した後、自動駐車スタートスイッチを操作することで自動操舵制御が開始される。
ところで、上記複数のモード選択スイッチおよび自動駐車スタートスイッチは操作性を高めるべく一纏めに近接して配置されているため、運転者が何れか一つのスイッチを押そうとしたときに、誤って同時に二つのスイッチを押してしまう可能性がある。このような場合に、運転者が意図するスイッチと異なるスイッチの指令が選択されて実行されると、運転者が意図せぬ自動操舵制御が実行されてしまう可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、運転者のスイッチ操作のミスにより意図せぬ自動操舵制御が実行されるのを未然に防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車両の車輪を操舵するステアリングアクチュエータと、目標位置までの車両の複数の目標移動軌跡を設定する移動軌跡設定手段と、前記複数の目標移動軌跡の何れかを選択するとともに自動操舵制御の開始・終了を選択する複数のスイッチ手段と、前記複数のスイッチ手段の操作に応じて前記目標移動軌跡に基づく前記ステアリングアクチュエータの駆動制御を実行するステアリングアクチュエータ制御手段とを備えた車両の自動操舵装置において、所定期間内に前記複数のスイッチ手段の少なくとも二つが操作されたときに前記選択を無効にする選択無効化手段を備えたことを特徴とする車両の自動操舵装置が提案される。
尚、実施の形態の制御部22は本発明のステアリングアクチュエータ制御手段に対応し、実施の形態の記憶部23は本発明の移動軌跡設定手段に対応し、実施の形態のモード選択スイッチSfおよび自動駐車スタートスイッチSgは本発明のスイッチ手段に対応し、実施の形態の前輪Wfは本発明の車輪に対応する。
請求項1の構成によれば、移動軌跡設定手段が設定した複数の目標移動軌跡の何れかを選択するとともに自動操舵制御の開始・終了を選択する複数のスイッチ手段のうち、少なくとも二つのスイッチ手段が運転者の操作ミスにより所定時間内に操作された場合に、選択無効化手段がスイッチ手段の誤操作による前記選択を無効化するので、運転者の意図せぬ自動操舵制御が実行されてしまう不具合を未然に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の実施の形態を示すもので、図1は自動操舵装置を備えた車両の全体構成図、図2はバック駐車/左モードの作用説明図、図3はモード選択スイッチおよび自動駐車スタートスイッチを示す図、図4はスイッチのON/OFF判定の説明図、図5はスイッチOFF判定のフローチャート、図6はスイッチON判定のフローチャート、図7は自動駐車の実行判定のフローチャートである。
図1に示すように、車両Vは一対の前輪Wf,Wfおよび一対の後輪Wr,Wrを備える。ステアリングハンドル1と操舵輪である前輪Wf,Wfとが、ステアリングハンドル1と一体に回転するステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2の下端に設けたピニオン3と、ピニオン3に噛み合うラック4と、ラック4の両端に設けた左右のタイロッド5,5と、タイロッド5,5に連結された左右のナックル6,6とによって接続される。運転者によるステアリングハンドル1の操作をアシストすべく、あるいは後述する車庫入れのための自動操舵を行うべく、電動モータよりなるステアリングアクチュエータ7がウオームギヤ機構8を介してステアリングシャフト2に接続される。
操舵制御装置21は制御部22と記憶部23とから構成されており、制御部22には、ステアリングハンドル1の回転角である操舵角θを検出する操舵角検出手段Saと、ステアリングハンドル1の操舵トルクTを検出する操舵トルク検出手段Sbと、車輪Wf,Wf;Wr,Wrの回転角を検出する車輪回転角検出手段Sc…と、ブレーキペダル9の操作量を検出するブレーキ操作量検出手段Sdと、セレクトレバー10により選択されたシフトレンジ(「D」レンジ、「R」レンジ、「N」レンジ、「P」レンジ等)を検出するシフトレンジ検出手段Seとからの信号が入力される。
図3を併せて参照すると明らかなように、運転者により操作されるモード選択スイッチSfおよび自動駐車スタートスイッチSgが制御部22に接続される。モード選択スイッチSfは、後述する3種類の駐車モード、即ちバック駐車/右モード、バック駐車/左モードおよび縦列駐車モードの何れかを選択する際に操作される3個のボタンを備える。自動駐車スタートスイッチSgは、モード選択スイッチSfで選択した何れかのモードによる自動駐車を開始する際に操作される。
記憶部23には、前記3種類の駐車モードのデータ、即ち車両Vの移動距離Xに対する目標操舵角θrefの関係が、予めテーブルとして記憶されている(図2(B)参照)。車両Vの移動距離Xは、既知である車輪Wf,Wf;Wr,Wrの外周長に車輪回転角検出手段Sc…で検出した車輪Wf,Wf;Wr,Wrの回転角を乗算することにより求められる。尚、前記移動距離Xの算出には、車輪回転角検出手段Sc…の出力のハイセレクト値、ローセレクト値、あるいは平均値が使用される。
制御部22は、前記各検出手段Sa〜SeおよびスイッチSf,Sgからの信号と、記憶部23に記憶された駐車モードのデータとに基づいて、前記ステアリングアクチュエータ7の作動と、液晶モニター、スピーカ、ランプ、チャイム、ブザー等を含む操作段階教示装置11の作動とを制御する。
また制御部22は選択無効化手段22aを備えており、モード選択スイッチSfおよび自動駐車スタートスイッチSgの合計4個のボタンのうち、少なくとも2個以上が所定期間内に押された場合に、そのスイッチ操作を無効化する。
次に、前述の構成を備えた本発明の実施の形態の作用について説明する。
自動駐車を行わない通常時(前記モード選択スイッチSfが操作されていないとき)には、操舵制御装置21が一般的なパワーステアリング制御装置として機能するパワーステアリングモードとなる。具体的には、運転者が車両Vを旋回させるべくステアリングハンドル1を操作すると、操舵トルク検出手段Sbがステアリングハンドル1に入力された操舵トルクTを検出し、制御部22は前記操舵トルクTに基づいてステアリングアクチュエータ7の駆動を制御する。その結果、ステアリングアクチュエータ7の駆動力によって左右の前輪Wf,Wfが操舵され、運転者のステアリング操作がアシストされる。
次に、バック駐車/左モード(車両Vの左側にある駐車位置にバックしながら駐車するモード)を例にとって、自動操舵制御の内容を説明する。
先ず、図2(A)に示すように、運転者自身のステアリング操作により車両Vを駐車しようとする車庫の近傍に移動させ、車体の左側面を車庫入口線にできるだけ近づけた状態で、ドアの内側に設けられたマークM(図1参照)が車庫の中心線に一致する位置(スタート位置(1) に車両Vを停止させる。そして、モード選択スイッチSfを操作してバック駐車/左モードを選択するとともに自動駐車スタートスイッチSgをONすると、パワーステアリングモードから自動操舵モードに切り換えられて自動操舵制御が開始される。自動操舵制御が行われている間、操作段階教示装置11には自車の現在位置、周囲の障害物、駐車位置、スタート位置(1) から目標位置(3) までの自車の目標移動軌跡、前進から後進に切り換える折り返し位置(2) 等が表示され、併せてスピーカからの音声で運転者に前記折り返し位置(2) におけるセレクトレバー10の操作等の各種の指示や警報が行われる。
尚、ドアの内側に設けられたマークMの代わりにドアミラーを利用しても良く、またマークMやドアミラーを車庫の中心線に一致させる代わりに、車庫の端部に一致させても良い。
自動操舵制御により、運転者がブレーキペダル9を緩めて車両Vをクリープ走行させるだけでステアリングハンドル1を操作しなくても、モード選択スイッチSfにより選択されたバック駐車/左モードのデータに基づいて前輪Wf,Wfが自動操舵される。即ち、スタート位置(1) から折り返し位置(2) まで車両Vが前進する間は前輪Wf,Wfは右に自動操舵され、折り返し位置(2) から目標位置(3) まで車両Vが後進する間は前輪Wf,Wfは左に自動操舵される。
図2(B)から明らかなように、自動操舵制御が行われている間、制御部22は記憶部23から読み出したバック駐車/左モードの目標操舵角θrefと、操舵角検出手段Saから入力された操舵角θとに基づいて偏差E(=θref−θ)を算出し、その偏差Eが0になるようにステアリングアクチュエータ7の作動を制御する。このとき、目標操舵角θrefのデータは車両Vの移動距離Xに対応して設定されているため、クリープ走行の車速に多少の変動があっても車両Vは常に前記目標移動軌跡上を移動することになる。
上記自動操舵制御は、運転者がモード選択スイッチSfや自動駐車スタートスイッチSgを再度押した場合に終了するが、それ以外に運転者がセレクトレバー10を「P」レンジに戻した場合、運転者がブレーキペダル9から足を離した場合、車速が所定値以上になった場合、運転者がステアリングハンドル1に所定値以上の操舵トルクTを加えた場合、目標操舵角θrefおよび操舵角θの偏差Eが所定値以上になった場合に終了し、通常のパワーステアリング制御に復帰する。
次に、モード選択スイッチSfや自動駐車スタートスイッチSgの機能を説明する。
図4は自動駐車スタートスイッチSgのON/OFF判定を説明するもので、自動駐車スタートスイッチSgをONするとシステム(自動操舵装置)が作動し、システムの作動中に同じ自動駐車スタートスイッチSgをONするとシステムが停止する。スイッチが押されたこと(ON判定)は、スイッチから指が離れた状態が30msec継続したことが確認された後に、スイッチを押した状態が30msec継続したときに判定される。またスイッチが離されたこと(OFF判定)は、スイッチから指が離れた状態が30msec継続したときに確認される。そしてシステムが作動する時点および停止する時点は、スイッチのON判定がなされた瞬間となる。
次に、スイッチのOFF判定(スイッチから指が離れたことの確認)の具体的手法を、図5のフローチャートに基づいて説明する。尚、以下の説明では、スイッチとして自動駐車スタートスイッチSgを例にとって説明する。
ここで、FOFFはスイッチOFF判定フラグであって、FOFF=「0」はOFF状態を1回も確認していない状態、FOFF=「1」はOFF状態を1回確認した状態、FOFF=「2」はOFF状態を2回確認した状態、FOFF=「3」はOFF状態を3回確認した状態、つまりスイッチのOFFを判定した状態を示している。またFONはスイッチON判定フラグであって、FON=「0」はON状態を1回も確認していない状態、FON=「1」はON状態を1回確認した状態、FON=「2」はON状態を2回確認した状態、FON=「3」はON状態を3回確認した状態、つまりスイッチのONを判定した状態を示している。
先ずステップS1でスイッチのOFFが1回も確認されていない状態では、FOFF=「3」ではないのでステップS2に移行し、ステップS2でFOFF=「2」ではないのでステップS3に移行し、ステップS3でFOFF=「1」ではないのでステップS4に移行する。ステップS4でスイッチOFF状態でなければ、つまりスイッチが押されている状態にあれば、ステップS5でFOFF=「0」にリセットし、スイッチOFF状態であれば、つまりスイッチから指が離れている状態であれば、ステップS6でFOFF=「1」にセットする。
FOFF=「1」にセットされると、次回のループのステップS1およびステップS2の答えがNOになってステップS3の答えがYESになるため、ステップS7に移行する。ステップS7でスイッチOFF状態でなければ、つまりスイッチが押されている状態であれば、ステップS8でFOFF=「0」にリセットし、スイッチOFF状態であれば、つまりスイッチから指が離れている状態であれば、ステップS9でFOFF=「2」にセットする。
FOFF=「2」にセットされると、次回のループのステップS1の答えがNOになってステップS2の答えがYESになるため、ステップS10に移行する。ステップS10でスイッチOFF状態でなければ、つまりスイッチが押されている状態であれば、ステップS11でFOFF=「0」にリセットし、スイッチOFF状態であれば、つまりスイッチから指が離れている状態であれば、ステップS12でFOFF=「3」にセットし、スイッチのOFFを判定する。そしてステップS13でスイッチON判定フラグFON=「0」にリセットする。
このルーチンは15msec間隔で実行されるので、30msecの間にスイッチOFF判定を3回繰り返すことが可能となり、判定の精度が向上する。仮に上記ルーチンを10msec間隔で実行すれば、30msecの間にスイッチOFF判定を4回繰り返すことができ、30msec間隔で実行すれば、30msecの間にスイッチOFF判定を2回繰り返すことができる。
次に、スイッチのON判定(スイッチが押されていることの確認)の具体的手法を、図6のフローチャートに基づいて説明する。
ここでFCNGはスイッチOFF→ON切換判定フラグであって、FCNG=「1」はスイッチがOFFからONに切り換わった状態を示している。
先ずステップS21でスイッチのONが1回も確認されていない状態では、FOFF=「3」ではないのでステップS22に移行し、ステップS22で当初はFCNG=「0」に
リセットされているため、ステップS23に移行する。ステップS23でFOFF=「3」でなければ、つまりスイッチのOFFが判定されていなければ、ステップS24でFOFF=「0」にリセットし、ステップS25でFCNG=「0」にリセットする。
リセットされているため、ステップS23に移行する。ステップS23でFOFF=「3」でなければ、つまりスイッチのOFFが判定されていなければ、ステップS24でFOFF=「0」にリセットし、ステップS25でFCNG=「0」にリセットする。
ステップS23でFOFF=「3」であってスイッチのOFFが判定されており、ステップS26でスイッチOFF状態であれば、つまりスイッチから指が離れている状態であれば、前記ステップS24、S25に移行する。一方、ステップS26でスイッチON状態であれば、つまりスイッチが押されている状態であれば、ステップS27でスイッチがOFFからONに切り換わったとしてFCNG=「1」にセットし、更にステップS28でFOFF=「 0」にリセットする。
続くステップS29でスイッチON状態でなければ前記ステップS24、S25に移行し、ON状態であればステップS30に移行する。ステップS30でFON=「2」でなければステップS31に移行し、ステップS31でFOFF=「1」でなければステップS32でFON=「1」にセットする。ステップS31FON=「1」であれば、ステップS33でFON=「2」にセットする。ステップS30でFON=「2」であれば、ステップS34でFON=「3」にセットし、スイッチのONを判定する。
続くステップS35で他のスイッチがONしていれば、ステップS36でスイッチON判定フラグFON=「0」にリセットするとともに、スイッチOFF→ON切換判定フラグFCNG=「0」にリセットする。
このルーチンは15msec間隔で実行されるので、30msecの間にスイッチON判定を3回繰り返すことが可能となり、判定の精度が向上する。そしてスイッチONが判定されても、前記30msecの間に他のスイッチがONされると、FON=「0」にリセットされて自動駐車スタートスイッチSgの操作が無効化される。
次に、自動駐車の実行判定を、図7のフローチャートに基づいて説明する。
ここでFSWONはシステム作動判定フラグであって、FSWON=「1」は自動駐車が実行されている状態を示している。
先ずステップS41でFSWON=「1」でシステムが作動中であるとき、ステップS42でFON=「3」になってスイッチ(自動駐車スタートスイッチSg)がONした場合には、ステップS43でFSWON=「0」になって自動駐車が終了する。
ステップS41でFSWON=「0」でシステムが非作動中であるとき、ステップS44でモード選択スイッチSfで所望の駐車モードの選択が完了していなければ、ステップS45でFON=「0」にリセットする。前記ステップS44でモード選択スイッチSfで所望の駐車モードの選択が完了しているとき、ステップS46でFON=「3」であってスイッチONが判定されていれば、ステップS47でFSWON=「1」にセットしてシステムを作動させる。但し、ステップS48で他のスイッチ(モード選択スイッチSf)がONしていれば、ステップS49でFSWON=「0」にリセットして自動駐車を終了する。
このように自動駐車の実行中に、何れかのモード選択スイッチSfあるいは自動駐車スタートスイッチSgがONすると、その時点で自動駐車が終了する。
しかして、モード選択スイッチSfおよび自動駐車スタートスイッチSgの合計4個のスイッチのうち、少なくとも2個のスイッチが運転者の操作ミスにより所定時間内に操作された場合に、選択無効化手段22aがスイッチ手段の誤操作による前記選択を無効化するので、運転者の意図せぬ自動操舵制御が実行されてしまう不具合を未然に防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではスイッチのONあるいはOFFを30msecの期間で確認しているが、その期間は任意に設定可能である。
7 ステアリングアクチュエータ
22 制御部(ステアリングアクチュエータ制御手段)
22a 選択無効化手段
23 記憶部(移動軌跡設定手段)
Sf モード選択スイッチ(スイッチ手段)
Sg 自動駐車スタートスイッチ(スイッチ手段)
V 車両
Wf 前輪(車輪)
22 制御部(ステアリングアクチュエータ制御手段)
22a 選択無効化手段
23 記憶部(移動軌跡設定手段)
Sf モード選択スイッチ(スイッチ手段)
Sg 自動駐車スタートスイッチ(スイッチ手段)
V 車両
Wf 前輪(車輪)
Claims (1)
- 車両(V)の車輪(Wf)を操舵するステアリングアクチュエータ(7)と、
目標位置までの車両(V)の複数の目標移動軌跡を設定する移動軌跡設定手段(23)と、
前記複数の目標移動軌跡の何れかを選択するとともに自動操舵制御の開始・終了を選択する複数のスイッチ手段(Sf,Sg)と、
前記複数のスイッチ手段(Sf,Sg)の操作に応じて前記目標移動軌跡に基づく前記ステアリングアクチュエータ(7)の駆動制御を実行するステアリングアクチュエータ制御手段(22)と、
を備えた車両の自動操舵装置において、
所定期間内に前記複数のスイッチ手段(Sf,Sg)の少なくとも二つが操作されたときに前記選択を無効にする選択無効化手段(22a)を備えたことを特徴とする車両の自動操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006260559A JP2008080864A (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | 車両の自動操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=39352165
Family Applications (1)
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- 2006-09-26 JP JP2006260559A patent/JP2008080864A/ja active Pending
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