JP5783015B2 - 船外機用内燃機関の空燃比制御装置、空燃比制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
また、諸外国を中心に内燃機関の燃料としてアルコール混合ガソリンが使用されるようになっている。純正ガソリンとアルコール混合ガソリンとでは、理論空燃比が異なるので、内燃機関についての燃料噴射量等も異なる。したがって、純正ガソリンからアルコール混合ガソリンに燃料を変更したときにも、内燃機関では目標の空燃比に対する実際の空燃比のズレが生じてしまう。
また、本発明に係る空燃比制御方法は、内燃機関の排気系に配置され理論空燃比近傍で出力特性が変化するO2センサを備えた船外機用内燃機関の空燃比を制御する空燃比制御方法であって、前記内燃機関の運転状態と学習値とに基づいて、空燃比を目標空燃比に制御するオープンループ制御ステップと、前記オープンループ制御ステップにより目標空燃比を所定の希薄側の空燃比に制御している状態から、目標空燃比を理論空燃比に移行させ、前記O2センサの出力に基づいて決定されるフィードバック補正係数を用いて空燃比を理論空燃比にフィードバック制御するフィードバック制御ステップと、前記フィードバック制御ステップにおいて、前記O2センサの出力がリーン側からリッチ側およびリッチ側からリーン側に反転するときのフィードバック補正係数の平均値を算出する平均値算出ステップと、前記平均値算出ステップにより算出された平均値の変化がなくなり略一定になったときの平均値に基づいて学習値を算出する学習値算出ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、内燃機関の排気系に配置され理論空燃比近傍で出力特性が変化するO2センサを備えた船外機用内燃機関の空燃比を制御するためのプログラムであって、前記内燃機関の運転状態と学習値とに基づいて、空燃比を目標空燃比に制御するオープンループ制御ステップと、前記オープンループ制御ステップにより目標空燃比を所定の希薄側の空燃比に制御している状態から、目標空燃比を理論空燃比に移行させ、前記O2センサの出力に基づいて決定されるフィードバック補正係数を用いて空燃比を理論空燃比にフィードバック制御するフィードバック制御ステップと、前記フィードバック制御ステップにおいて、前記O2センサの出力がリーン側からリッチ側およびリッチ側からリーン側に反転するときのフィードバック補正係数の平均値を算出する平均値算出ステップと、前記平均値算出ステップにより算出された平均値の変化がなくなり略一定になったときの平均値に基づいて学習値を算出する学習値算出ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
図1は、船外機の外観図である。図1に示すように、船外機10は船体1のトランサムボード2に取り付けられる。船外機10は全体がカバー11によって覆われることで、形状が整えられて構成されている。このカバー11の内部には、船外機用内燃機関としてのエンジン12が収容されている。また、船外機10の下方には、エンジン12を動力とし船体1を推進させるためのスクリュー13が配設されている。なお、本実施形態に係るエンジン12は、水冷4サイクルV型6気筒が採用されている。
CPU21は、ROM22に格納されたプログラムを実行して、各種センサ等から出力される信号に基づいて、インジェクタ30を介して空燃比を制御する。ROM22は、不揮発性メモリであって、CPU21が実行するプログラムやCPU21が各機器を制御するときの初期値や閾値等を格納している。RAM23は、揮発性メモリであって、CPU21が各機器を制御するときに算出した情報等を一時的に記憶している。EEPROM24は、書き換え可能な記憶部としての不揮発性メモリであって、CPU21が各機器を制御する場合の情報等、例えば空燃比を制御するための学習値を記憶している。
クランク角センサ41は、各気筒のクランクシャフト(不図示)に近接して配置され、所定のクランク角度で信号を出力する。なお、CPU21は、クランク角センサ41から出力された信号をカウントすることで、エンジン回転数を検出することができる。
吸気管圧力センサ43は、吸気管に配置され、吸気管内圧力の信号を出力する。
シリンダ壁温センサ44は、エンジン12のシリンダブロック(不図示)の温度の信号を出力する。
冷却水温度センサ45は、冷却水の温度の信号を出力する。
イグニッションスイッチ46は、操船者によりオンとオフとが選択できるように構成され、オンされることにより各機器に電力が供給され、オフされることにより各機器への電力が遮断される。
チルト&トリム角センサ47は、図1に示すように船体1に対する船外機10のトリム角βを検出し信号を出力する。
図3は、O2センサ48が配置されている位置を示す船外機の模式図であり、船外機を後方から見た図である。本実施形態では上述したようにV型6気筒のエンジン12が用いられている。V型エンジンは、複数の気筒がシリンダ内であって、クランクシャフト(不図示)を中心に所定のバンク角でV字型に配置される。本実施形態のエンジン12では、6気筒のうち右側バンク14に3つの気筒(♯1、♯3、♯5)が配置され、左側バンク15に3つの気筒(♯2、♯4、♯6)が配置されている。
姿勢計49は、例えばジャイロセンサであって、船外機10の姿勢を検出し信号を出力する。
また、出力インタフェース26は、インジェクタ30やイグニッションコイル31を制御するための信号を送信する出力回路である。
特に、燃費を向上させるために、空燃比を理論空燃比よりも所定の希薄側の空燃比にして運転(希薄燃焼運転)させたい場合がある。しかし、例えばインジェクタ等の部品のばらつきにより、実際の空燃比が所定の希薄側の空燃比よりズレた空燃比になっている場合があり、この場合、O2センサ48は実際の空燃比が所定の希薄側の空燃比よりもどのくらいズレているかを検出することができない。したがって、例えば、実際の空燃比が所定の希薄側の空燃比よりもリッチ側にズレて運転されている場合、燃費を向上させることは困難である。
また、例えば学習値が算出された後に、船外機10が異なる船体に取り付けたり、純正ガソリンに代えてアルコール混合ガソリンが使用されたりする場合がある。この場合、前回学習した学習値で空燃比を制御しても、実際の空燃比は、所定の希薄側の空燃比よりズレた空燃比になってしまう。通常、船外機10の取り付けや燃料の給油はエンジン12を停止した状態で行うので、本実施形態では、エンジン始動後に初めて所定の条件を満たしたときに、再び学習値を算出し、算出した学習値を適用させてオープンループ制御することで、実際の空燃比を異なる使用環境や燃料に応じた所定の希薄側の空燃比に制御することができる。
まず、本実施形態では、空燃比制御をするときの燃料噴射量を、次式(1)によって算出する。
燃料噴射量Ti=基本燃料噴射量TP×
(1+フィードバック補正係数α+学習値α´+各種補正係数Coef)・・・式(1)
ここで、基本燃料噴射量TPは、吸気管圧力センサ43により検出された吸気管圧力に基づいて算出され、吸気温度や大気圧等により補正される値である。すなわち、現在の運転状態に応じた値が適用される。
フィードバック補正係数αは、フィードバック制御時にO2センサ48の出力に基づいて算出される値(%)であり、オープンループ制御時にはα=0になる。
学習値α´は、フィードバック制御時に算出されたフィードバック補正係数αの出力に基づいて算出される値(%)であり、フィードバック制御時およびオープンループ制御時にそれぞれ代入される。
各種補正係数Coefは、エンジン12の始動時、暖機時、加減速時等の条件で補正される係数(%)である。
イグニッションスイッチ46がオフされない場合、CPU21は、ステップS11に処理を戻し、RAM23に記憶されている学習値α´を用いて、オープンループ制御を行うことで、空燃比を目標空燃比に制御することができる。
まず、ステップS20では、CPU21は、全ての気筒(♯1〜♯6)について、目標空燃比を所定の希薄側の空燃比にして運転(希薄燃焼運転)する。なお、本実施形態では、所定の希薄側の空燃比として18を適用するものとする。
具体的に、ステップS20では、CPU21は、RAM23に記憶された学習値α´を上述した式(1)に代入すると共に、フィードバック補正係数α=0を式(1)に代入して燃料噴射量を算出し、オープンループ制御にて目標空燃比が18になるように制御する。ここで、RAM23に記憶されている学習値α´は、前回のエンジン始動時において記憶した学習値であるため、今回、異なる船体に取り付けられていたり、アルコール混合ガソリンが給油されたりして、使用環境や燃料が異なっている場合には、目標空燃比に対して実際の空燃比がズレてしまう。
図7(a)は目標空燃比に対して実際の空燃比の変動を示すグラフであり、図7(b)はフィードバック補正係数の変位を示すグラフである。ここでは、図7(a)に示すように、目標空燃比に対して実際の空燃比がSだけズレているものとする。
まず、ステップS41では、CPU21は、現在のエンジン回転数が、空燃比が安定するエンジン回転数であるか否かを判定する。空燃比が安定するエンジン回転数の場合ステップS42に処理を進め、条件を満たさない場合ステップS48に処理を進める。ステップS48では、移行条件成立フラグFaを0にしてRAM23に記憶し、目標空燃比を理論空燃比に移行させないようにする。ステップS41のような判定を行うのは、エンジン回転数が高回転である場合、あるいは低回転である場合、空燃比が安定せず正確なフィードバック制御を行うことができないためである。ステップS41では、エンジン回転数が、例えば2000rpm以上4000rpm以下であるか否か等、ROM22に記憶された閾値に基づいて判定される。
ステップS22では、CPU21は、目標空燃比を所定の希薄側の空燃比18近傍にして運転している状態から、目標空燃比を理論空燃比14.7に移行させる。本実施形態では、CPU21は、6つの気筒(♯1〜♯6)のうち一部の気筒であって、O2センサ48が配置された左側バンク15の気筒(♯2、♯4、♯6)についてのみ理論空燃比に移行させる。このとき、CPU21は、フィードバック補正係数α=0にしたまま、基本噴射量TPを増加させることで、燃料噴射量Tiを増加させ、目標空燃比が理論空燃比14.7になるように運転する。なお、このとき、CPU21は式(1)の学習値α´には、前回の学習値を代入したまま、基本噴射量TPを変動させる。
ステップS24では、CPU21は、目標空燃比を理論空燃比に移行してから、所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過した場合ステップS25に処理を進め、所定時間が経過していない場合ステップS23に処理を戻し、所定時間が経過するのを待機する。ステップS24のような処理を行うのは、図7(a)に示すように、移行条件が成立した後、目標空燃比を理論空燃比にしてから実際の空燃比が一定の空燃比になるまでにタイムラグがあるためである。なお、ここでの所定時間は、現在のエンジン回転数に応じた時間が適用される。
ステップS26では、CPU21は、フィードバック制御を実行する。本実施形態では、CPU21は、6つの気筒(♯1〜♯6)のうち一部の気筒であって、O2センサ48が配置された左側バンク15の気筒(♯2、♯4、♯6)についてのみフィードバック制御を行う。
具体的には、図7(a)および(b)に示すように、現在の空燃比を検出しているO2センサ48が理論空燃比よりもリッチ側の信号を出力している場合、CPU21はフィードバック補正係数αを減少させて、空燃比をリーン側に制御する。逆に、O2センサ48が理論空燃比よりもリーン側の信号を出力している場合、CPU21はフィードバック補正係数αを増加させて、空燃比をリッチ側に制御する。このような処理を繰り返すことで、図7(b)に示すように、フィードバック補正係数αの値が減少と増加とが交互に繰り返される。また、図7(a)に示すように、実際の空燃比が理論空燃比を中心としてリッチ側とリーン側とを交互に反転が繰り返され、フィードバック制御が行われる。なお、このとき、CPU21は式(1)の学習値α´には、前回の学習値を代入したまま、フィードバック補正係数αを変動させる。このように、前回の学習値を適用させた状態でフィードバック補正係数αを変動させることで、前回の学習を利用することができるので、フィードバック補正係数αの変動を少なくすることができる。すなわち、フィードバック補正係数αの変動を少なくすることは、燃料噴射量Tiの変動も少なくなることであり、結果としてエンジン12の挙動の変動を少なくすることができる。
CPU21は、RAM23に記憶された過去の所定回数分のフィードバック補正係数からフィードバック係数の平均値を算出し、算出した平均値をRAM23に記憶する。具体的に最初にステップS27で算出される平均値は、次式(2)を用いて算出される。
平均値A=(R1+R2+・・+Rn+L1+L2+・・+Ln)/2×n・・式(2)
例えば所定回数分を10とし、最初にステップS27に進んだ場合、CPU21は、R1〜R5、L1〜L5の合計10のフィードバック補正係数から平均値A1を算出する。次に、後述するステップS28をNOに分岐した後、2回目にステップS27に進んだ場合、CPU21はL6のフィードバック補正係数をサンプリングして、R1〜R5、L2〜L6の合計10のフィードバック補正係数から平均値A2を算出する。以降も同様に、3回目にステップS27に進んだ場合、CPU21は、R6のフィードバック補正係数をサンプリングして、R2〜R6、L2〜L6の合計10のフィードバック補正係数から平均値A3を算出する。このように、ステップS27では、CPU21は、最新のフィードバック補正係数からカウントして過去の所定回数分のフィードバック補正係数までを用いて平均値Aを算出する。
なお、具体的に平均値が略一定であるか否かの判断は、今回算出された平均値から前回算出された平均値を減算し、その値が所定の値よりも小さい場合には略一定であると判定してもよく、前回算出された平均値から今回算出された平均値の変化率を算出し、この変化率が所定の変化率よりも低い場合に略一定であると判定してもよい。
このように平均値Aが略一定になったか否かを判定するのは、図7(b)の一点鎖線で示すように、反転時のフィードバック補正係数の平均値はフィードバック制御を実行してから徐々に一定になるためである。
なお、フィードバック補正係数の平均値を算出するときに、上述した図6に示すような条件が成立しているか否かを判定する処理を追加し、その条件が成立した後、フィードバック補正係数をサンプリングしてフィードバック補正係数の平均値を算出することも考えられる。しかし、フィードバック補正係数の平均値Aが略一定になる時間は、エンジン回転数などによっても異なる。したがって、正確なフィードバック補正係数の平均値を算出するには、全てのエンジン回転数で平均値が略平均となる時間を設定しなければならない。すなわち、平均値Aが略一定になっているのにも関わらず、その条件が成立するまで待機しなければならないことから、平均値Aが算出されるまでに時間をかかってしまう。
一方、実施形態のように、平均値Aが略一定になったか否かを判定し、略一定になったときの平均値Aを次の処理に用いることで、短時間でかつ正確に学習値を算出することができる。
新たな学習値α´=(前回の学習値α´+平均値A)・・式(3)
この時点で、学習値が再学習され、前回の学習値α´が今回、式(3)で算出された新たな学習値α´に書き換えられ更新される。すなわち、CPU21は、RAM23に新たな学習値α´を記憶する。また、CPU21は、学習完了フラグFfに1を代入し、RAM23に記憶する。
RAM23に記憶された新たな学習値α´を用いて、燃料噴射量Tiを算出することで、現在の使用環境および燃料に応じた目標空燃比と実際の空燃比とのズレを補正することができる。
図7(a)に示すように、再学習した学習値α´を適用することで、実際の空燃比を目標とする所定の希薄側の空燃比に一致させることができる。
したがって、部品のばらつきに限られず、異なる使用環境や燃料による実際の空燃比と目標理論空燃とのズレを補正でき、短時間でかつ正確に実際の空燃比を目標とする所定の希薄側の空燃比に一致させることができる。
その後、上述した図4に示すメインフローチャートに戻り、ステップS14において、CPU21は、イグニッションスイッチ46がオフされた場合、CPU21は、ステップS29にてRAM23に記憶されている再学習された学習値α´を次回のエンジン12の始動時に適用できるようにEEPROM24に記憶する。
なお、上述した説明では、図7のフィードバック制御の内容を示すグラフのように、実際の空燃比が目標空燃比に対してリッチ側にズレている場合を例にして説明した。しかし、この場合に限られず、図8のフィードバック制御の内容を示すグラフのように、実際の空燃比が目標空燃比に対してリーン側にズレている場合(例えば純正ガソリンからアルコール混合ガソリンに燃料が変更されたとき等)がある。図8(a)は目標空燃比に対して実際の空燃比の変動を示すグラフであり、図8(b)はフィードバック補正係数の変位を示すグラフである。この場合であっても、同様に異なる使用環境や燃料による実際の空燃比と目標理論空燃とのズレを補正でき、短時間でかつ正確に実際の空燃比を目標とする所定の希薄側の空燃比に一致させることができる。
すなわち、図9に示すように、所定のエンジン回転数域B1〜B2にあるときにオープンループ制御による希薄燃焼運転を実行する。ここでは、エンジン回転数域B1〜B2を例えばゾーン1(低回転数域)、ゾーン2(中回転数域)、ゾーン3(高回転数域)に分けて、各ゾーンで学習値α´を設定する。
なお、CPU21は、ゾーン1よりも更に低いエンジン回転数域(図9に示すC)ではゾーン1で算出した学習値α´を適用してオープンループ制御を行う。これは、ゾーン1よりも更に低いエンジン回転数域ではエンジン回転数のばらつきを大きく、正確な学習値α´を算出することが困難なためである。
また、CPU21は、ゾーン3よりも更に高いエンジン回転数域ではゾーン3で算出した学習値α´を適用してオープンループ制御を行う。これは、ゾーン3よりも更に高いエンジン回転数域(図9に示すD)では空燃比を理論空燃比にすることが困難であり、フィードバック制御をすることができないためである。
また、フィードバック補正係数の平均値を算出するときに所定回数分のフィードバック補正係数を用いることで、より正確にフィードバック補正係数の平均値が略一定になったか否かを判定することができる。
また、エンジン始動後に初めて所定の条件を満たしたときに、目標空燃比に対する実際の空燃比のズレを学習することで、部品のばらつきに限られず使用環境や燃料に応じた学習値を算出でき、結果として、実際の空燃比を目標とする所定の希薄側の空燃比に一致させることができる。
また、本実施形態では、V型エンジンにおける一方のバンクである一部の気筒にて学習値を算出した後、その学習値を全気筒に反映するので、CPU21は、学習値を算出するときの処理を削減することができ、迅速に学習値を算出することができる。
例えば、上述した実施形態では、V型6気筒のエンジンを適用する場合について説明したが、この場合に限られず、直列型気筒のエンジンであってもよく、6気筒以外の複数気筒のエンジンであってもよい。
また、上述した実施形態では、O2センサ48が配置されている排気管に対応する3つの気筒をフィードバック制御する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、O2センサ48に最も近接した気筒♯2のみをフィードバック制御し、フィードバック制御した結果を全気筒に反映させてもよい。このように、1つの気筒のみをフィードバック制御することで、CPU21は、迅速に学習値を算出することができる。
22:ROM 23:RAM 24:EEPROM 25:入力インタフェース 26:出力インタフェース 30:インジェクタ 31:イグニッションコイル 413:クランク角センサ 42:スロットル開度センサ 43:吸気管圧力センサ 44:シリンダ壁温センサ 45:冷却水温度センサ 46:イグニッションスイッチ 47:チルト&トリム角センサ 48:O2センサ 49:姿勢計
Claims (10)
- 内燃機関の排気系に配置され理論空燃比近傍で出力特性が変化するO2センサを備えた船外機用内燃機関の空燃比を制御する空燃比制御装置であって、
前記内燃機関の運転状態と学習値とに基づいて、空燃比を目標空燃比に制御するオープンループ制御手段と、
前記オープンループ制御手段により目標空燃比を所定の希薄側の空燃比に制御している状態から、目標空燃比を理論空燃比に移行させ、前記O2センサの出力に基づいて決定されるフィードバック補正係数を用いて空燃比を理論空燃比にフィードバック制御するフィードバック制御手段と、
前記フィードバック制御手段によるフィードバック制御において、前記O2センサの出力がリーン側からリッチ側およびリッチ側からリーン側に反転するときのフィードバック補正係数の平均値を算出する平均値算出手段と、
前記平均値算出手段により算出された平均値の変化がなくなり略一定になったときの平均値に基づいて学習値を算出する学習値算出手段と、を有することを特徴とする船外機用内燃機関の空燃比制御装置。 - 前記平均値算出手段は、前記O2センサの出力がリーン側からリッチ側およびリッチ側からリーン側に反転するときの過去の所定回数分のフィードバック補正係数を用いて平均値を算出することを特徴とする請求項1に記載の船外機用内燃機関の空燃比制御装置。
- 前記学習値算出手段は、前記平均値算出手段により算出された過去の所定回数分のフィードバック補正係数の平均値が、それよりも以前に算出された過去の所定回数分のフィードバック補正係数の平均値と略同一になったときに、略同一になったときの平均値に基づいて学習値を算出することを特徴とする請求項2に記載の船外機用内燃機関の空燃比制御装置。
- 前記学習値算出手段は、前記平均値算出手段により算出された過去の所定回数分のフィードバック補正係数の平均値と、それよりも以前に算出された過去の所定回数分のフィードバック補正係数の平均値との間の変化率が所定の変化率よりも低くなったときに、低くなったときの平均値に基づいて学習値を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の船外機用内燃機関の空燃比制御装置。
- 前記学習値算出手段は、複数のエンジン運転領域毎に学習値を算出することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の船外機用内燃機関の空燃比制御装置。
- 前記エンジン運転領域は、エンジン回転数域により設定されることを特徴とする請求項5に記載の船外機用内燃機関の空燃比制御装置。
- 前記オープンループ制御手段は、前記学習値算出手段によって最も低回転数域で学習された学習値を、前記低回転数域よりも更に低いエンジン回転数域に用いて、空燃比を目標空燃比に制御することを特徴とする請求項6に記載の船外機用内燃機関の空燃比制御装置。
- 前記オープンループ制御手段は、前記学習値算出手段によって最も高回転数域で学習された学習値を、前記高回転数域よりも更に高いエンジン回転数域に用いて、空燃比を目標空燃比に制御することを特徴とする請求項6に記載の船外機用内燃機関の空燃比制御装置。
- 内燃機関の排気系に配置され理論空燃比近傍で出力特性が変化するO2センサを備えた船外機用内燃機関の空燃比を制御する空燃比制御方法であって、
前記内燃機関の運転状態と学習値とに基づいて、空燃比を目標空燃比に制御するオープンループ制御ステップと、
前記オープンループ制御ステップにより目標空燃比を所定の希薄側の空燃比に制御している状態から、目標空燃比を理論空燃比に移行させ、前記O2センサの出力に基づいて決定されるフィードバック補正係数を用いて空燃比を理論空燃比にフィードバック制御するフィードバック制御ステップと、
前記フィードバック制御ステップにおいて、前記O2センサの出力がリーン側からリッチ側およびリッチ側からリーン側に反転するときのフィードバック補正係数の平均値を算出する平均値算出ステップと、
前記平均値算出ステップにより算出された平均値の変化がなくなり略一定になったときの平均値に基づいて学習値を算出する学習値算出ステップと、を有することを特徴とする船外機用内燃機関の空燃比制御方法。 - 内燃機関の排気系に配置され理論空燃比近傍で出力特性が変化するO2センサを備えた船外機用内燃機関の空燃比を制御するためのプログラムであって、
前記内燃機関の運転状態と学習値とに基づいて、空燃比を目標空燃比に制御するオープンループ制御ステップと、
前記オープンループ制御ステップにより目標空燃比を所定の希薄側の空燃比に制御している状態から、目標空燃比を理論空燃比に移行させ、前記O2センサの出力に基づいて決定されるフィードバック補正係数を用いて空燃比を理論空燃比にフィードバック制御するフィードバック制御ステップと、
前記フィードバック制御ステップにおいて、前記O2センサの出力がリーン側からリッチ側およびリッチ側からリーン側に反転するときのフィードバック補正係数の平均値を算出する平均値算出ステップと、
前記平均値算出ステップにより算出された平均値の変化がなくなり略一定になったときの平均値に基づいて学習値を算出する学習値算出ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (3)
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