JP5780188B2 - 切削部材のクランプ機構及びこれを用いた刃部交換式切削工具 - Google Patents
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Description
また、近年では、旋盤の工具保持部が回転可能とされてミーリング機能を備えた複合加工機が普及しつつあり、このような複合加工機によれば、工具本体に対して丸駒インサートを従動回転させることなく固定して、被削材に対する送りの向き等に関わらず所望の回転速度で回転駆動させながら、被削材の旋削加工を行うことが可能である。
すなわち、例えば特許文献1のロータリバイトでは、ネジ部材を最後まで締め込んでいくことで、切削インサート(切削部材)が工具本体の軸部に芯合せされる構造となっているが、例えば切削インサートの外径に成形誤差や加工誤差が生じた場合(特に所定の外径より大きい場合)などに、スリーブの弾性変形の許容量を超えて、該スリーブが塑性変形するおそれがあった。
すなわち、本発明の切削部材のクランプ機構は、中心軸に沿う貫通孔が形成された円環状又は円筒状をなし、少なくとも外周面に切れ刃を有する切削部材と、前記切削部材の中心軸方向の基端側を向く着座面に当接され、前記中心軸方向の先端側を向く先端面を有する工具本体の軸部と、筒状をなし、その内周面に前記工具本体の軸部に嵌合する嵌合部、及び、該軸部に螺合する螺合部を有するナット部材と、前記切削部材の貫通孔に挿通されて、前記軸部の先端面に穿設されたネジ穴に螺合することにより、前記切削部材を前記軸部に着脱可能に固定するネジ部材と、を備え、前記切削部材の外周面には、前記基端側に向かうに従い漸次縮径する第1テーパ面が形成され、前記ナット部材の内周面には、前記先端側に向かうに従い漸次拡径するとともに、前記第1テーパ面に嵌合される第2テーパ面が形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、切削部材と、前記切削部材が着脱可能に装着される軸部を有し、軸回りに回転される工具本体と、を備えた刃部交換式切削工具であって、前述の切削部材のクランプ機構を用いたことを特徴とする。
このように、切削部材、ナット部材及び工具本体の軸部が全て互いに芯合せされ、この状態からネジ部材を増し締めすることで、切削部材が工具本体の軸部に対して固定される。
また特に、切削部材の外径に若干の成形誤差や加工誤差が生じた場合においても、前述のように、ナット部材の回転量を適宜調整することで容易に対応できるとともに、簡単に芯合せ可能である。
従って、工具本体の軸部に切削部材を着脱する際の作業性が高められ、また切削加工が精度よく安定して行える。
図1に示されるように、刃部交換式切削工具10は、丸駒の切削インサートである切削部材2と、切削部材2が着脱可能に装着される軸状の工具本体3とを備え、工具本体3の軸方向の基端部(図1における下端部)が、不図示の複合加工機である旋盤の工具保持部に回転可能に装着された状態で、その軸回りに回転させられることにより、切削部材2の切れ刃4で被削材を切削(旋削)加工する、刃部交換型の旋削工具である。具体的に、本実施形態の刃部交換式切削工具10は、駆動型ロータリバイトである。
本実施形態の刃部交換式切削工具10は、切削部材2を工具本体3に装着する部分の構造(切削部材のクランプ機構1)において、従来にない特有の構成を備えている。
尚、本実施形態では、切削部材2、工具本体3、ナット部材20、ネジ部材30及び緩み止め部材40が、中心軸Oを共通軸として同軸に配置されている。
図2〜図4において、切削部材2の中心軸O方向を向く両面のうち、先端側を向く円環状(円形状)の面は、すくい面7となっている。また、切削部材2の中心軸O方向を向く両面のうち、基端側を向く円環状の面が、前記着座面8となっている。すくい面7及び着座面8は、中心軸Oに垂直な平坦面とされている。
尚、図示の例では、すくい面7の外周縁部には、周方向に沿って延びる環状溝が形成されており、この環状溝がチップブレーカ7aとなっている。
また、切削部材2の外周面6における逃げ面6aと第1テーパ面6bとの間には、中心軸O方向の基端側を向く円環状の端面6cが形成されている。
図3及び図4において、軸部11の先端面12は、中心軸Oに垂直な平坦面とされており、該先端面12の外径は、この先端面12に当接される切削部材2の着座面8の外径よりも小さくなっている。また、軸部11の先端面12から基端側に向けて穿設されたネジ穴13の内周面には、雌ネジ加工が施されている。
図3、図4及び図6(a)(b)において、ナット部材20の外周面のうち、先端部は、先端側に向かうに従い漸次縮径して形成されている。また、ナット部材20の外周面のうち、先端部以外の部位は、中心軸Oに平行な円筒外周面状に形成されている。
尚、本実施形態では、ナット部材20の外周面は、その中心軸Oに垂直な断面が円形状とされており、該ナット部材20の外観は円筒状となっているが、これに限定されるものではなく、例えば外周面の前記断面が6角形などの多角形状とされているとともに、ナット部材20の外観が多角形筒状となっていてもよい。
また、ナット部材20の外周面及び内周面21の各先端部が、上述のように形成されていることにより、該ナット部材20の先端部は、先端側に向かうに従い漸次その肉厚が薄くなっている。
また、ナット部材20における基端面27は、円環状をなし、中心軸Oに垂直な平坦面となっている。
図3、図4及び図7(a)(b)において、緩み止め部材40の内周面には、軸部11の被螺合部15に螺合可能な雌ネジ加工が施された、雌ネジ部41が形成されている。また、緩み止め部材40における先端面42は、円環状をなし、中心軸Oに垂直な平坦面となっている。
尚、本実施形態では、緩み止め部材40の外周面は、その中心軸Oに垂直な断面が円形状とされており、該緩み止め部材40の外観は円環状となっているが、これに限定されるものではなく、例えば外周面の前記断面が6角形などの多角形状とされているとともに、緩み止め部材40の外観が多角形環状となっていてもよい。
また、図中に符号33で示されるものは、円環板状の座金である。
尚、図示の例では、ネジ部材30をネジ穴13にねじ込んだ際、該ネジ部材30の頭部32が切削部材2の先端側に突出された状態となっているが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、切削部材2の貫通孔5を多段円柱孔状に形成して、該貫通孔5の段部にネジ部材30の頭部32が基端側に向けて押し付けられるように構成するとともに、該頭部32が貫通孔5内に収容可能とされていてもよい。
また、緩み止め部材40についても、その雌ネジ部41が軸部11の被螺合部15に螺合することで、周方向への回転により、軸部11に対して中心軸O方向に移動可能である。尚、ここでの軸部11に対するナット部材20の中心軸O方向の位置は、軸部11の先端面12に対して、ナット部材20の先端面26が基端側に後退されている状態であることが好ましい。
このように、切削部材2、ナット部材20及び工具本体3の軸部11が全て互いに芯合せされ、この状態からネジ部材30を増し締めすることで、切削部材2が工具本体3の軸部11に対して固定される。
また特に、切削部材2の外径に若干の成形誤差や加工誤差が生じた場合においても、前述のように、ナット部材20の回転量を適宜調整することで容易に対応できるとともに、簡単に芯合せ可能である。
従って、工具本体3の軸部11に切削部材2を着脱する際の作業性が高められ、また切削加工が精度よく安定して行える。
すなわち、例えば、刃部交換式切削工具10は、中心軸Oに沿う貫通孔5が形成された円筒状をなし、少なくとも外周面6に切れ刃4を有する切削ヘッドである切削部材2と、この切削部材2が装着される工具本体3とを備え、工具本体3がその軸回りに回転されつつ、固定された被削材に切り込んで転削加工するヘッド交換式エンドミル等であってもよい。
また、工具本体3は先端部として軸部11を有していればよく、その全体の形状は前述した軸状に限定されるものではない。
尚、切削部材2は、少なくともその外周面6に切れ刃4を有していることで、前述した顕著な効果が得られるが、切れ刃4は、切削部材2の外周面6のみならず、該切削部材2の先端面にも形成されていてもよい。
尚、緩み止め部材40を設ける代わりに、例えば、ナット部材20に径方向に挿通(螺着)されて、軸部11の外周面に形成された平坦部(Dカット部)に係止されるクランプネジ等の緩み止め手段を用いても構わない。
すなわち、工具本体3の軸部11の外周面において、被嵌合部16と、該被嵌合部16よりも小径の被螺合部15とが、先端側に向けてこの順に配置されており、これに対応して、ナット部材20の内周面21には、嵌合部22と螺合部23とが、先端側に向けてこの順に配置されていても構わない。
2 切削部材
3 工具本体
4 切れ刃
5 貫通孔
6 外周面
6b 第1テーパ面
8 着座面
10 刃部交換式切削工具
11 軸部
12 先端面
13 ネジ穴
20 ナット部材
21 内周面
22 嵌合部
23 螺合部
24 第2テーパ面
30 ネジ部材
40 緩み止め部材
O 中心軸
Claims (4)
- 中心軸に沿う貫通孔が形成された円環状又は円筒状をなし、少なくとも外周面に切れ刃を有する切削部材と、
前記切削部材の中心軸方向の基端側を向く着座面に当接され、前記中心軸方向の先端側を向く先端面を有する工具本体の軸部と、
筒状をなし、その内周面に前記工具本体の軸部に嵌合する嵌合部、及び、該軸部に螺合する螺合部を有するナット部材と、
前記切削部材の貫通孔に挿通されて、前記軸部の先端面に穿設されたネジ穴に螺合することにより、前記切削部材を前記軸部に着脱可能に固定するネジ部材と、を備え、
前記切削部材の外周面には、前記基端側に向かうに従い漸次縮径する第1テーパ面が形成され、
前記ナット部材の内周面には、前記先端側に向かうに従い漸次拡径するとともに、前記第1テーパ面に嵌合される第2テーパ面が形成されていることを特徴とする切削部材のクランプ機構。 - 請求項1に記載の切削部材のクランプ機構であって、
前記工具本体の軸部に螺合され、前記ナット部材に前記基端側から当接可能な環状又は筒状の緩み止め部材が設けられることを特徴とする切削部材のクランプ機構。 - 請求項1又は2に記載の切削部材のクランプ機構であって、
前記切削部材と前記工具本体の軸部との前記中心軸回りの相対回転を規制する回転規制部が設けられることを特徴とする切削部材のクランプ機構。 - 切削部材と、
前記切削部材が着脱可能に装着される軸部を有し、軸回りに回転される工具本体と、を備えた刃部交換式切削工具であって、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の切削部材のクランプ機構を用いたことを特徴とする刃部交換式切削工具。
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