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JP5779573B2 - 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像装置およびそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像装置およびそれを備えた画像形成装置に関し、特に、現像剤を排出するための現像剤排出口を開閉する開閉部材を含む現像装置およびそれを備えた画像形成装置に関するものである。
画像形成装置においては、感光体等からなる像担持体上に形成した潜像を現像装置により現像し、トナー像として可視化することを行っている。このような現像装置の一つとして、二成分現像剤を用いる二成分現像方式が採用されている。この種の現像装置は、現像容器内に磁性キャリアとトナーとからなる二成分現像剤を収容し、像担持体に現像剤を供給する現像ローラーを配設するとともに、現像容器内部の現像剤を攪拌しながら搬送して現像ローラーへと供給する攪拌搬送部材を配設している。
二成分現像方式の現像装置では、トナーは現像動作によって消費されていく一方、キャリアは消費されずに現像装置内を循環するため、経時的に劣化する。その結果、トナーに対するキャリアの帯電付与性能が徐々に低下してしまう。
そこで、キャリアの帯電付与性能の低下を防止する方法が提案されており、例えば特許文献1、2には、現像容器内にキャリアを含む現像剤を補給するとともに、余剰となった現像剤を排出することで、帯電性能の低下を抑制するようにした現像装置が提案されている。
ところで、従来の現像装置では、初期駆動時における現像ローラー等の部材間の摩擦によるダメージの発生を防止する必要があるため、外部からトナーを供給する方式の現像装置においても、現像ローラー上にトナー層を形成可能な量の現像剤が予め充填されている。そのため、特許文献1、2に示すような現像剤排出口を備えた現像装置を画像形成装置本体に装着した状態で、或いは画像形成装置本体とは別個に梱包した状態で輸送すると、輸送中の振動や衝撃によって現像装置内に充填された現像剤が現像剤排出口から漏出して飛散し、画像形成装置内部等を汚染するおそれがあった。
そこで、現像装置の現像剤排出口を塞ぐシャッターを装着し、画像形成装置のセットアップ時に、シャッターを駆動して現像剤排出口を開放する方法が考えられる。
特開2007−033621号公報 特開2010−025987号公報
しかしながら、画像形成装置のセットアップ時にサービスマンがシャッターを駆動して現像剤排出口を開放する方法では、現像剤排出口を開放し忘れた状態で現像装置を駆動すると、現像剤排出口付近で現像剤の逃げ場が無くなり現像剤圧が上昇する。そして、現像剤を搬送する搬送スクリュー等のトルクが上昇し、摩擦熱により現像剤の温度が上昇して凝固し、搬送スクリュー等がロックしてしまう(正常に動作しなくなる)という問題点がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、現像剤排出口からの現像剤の漏出を抑制するとともに、現像剤排出口の開け忘れを防止することが可能な現像装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の現像装置は、キャリアおよびトナーを含む現像剤を収容する現像容器と、静電潜像が形成される像担持体に対向配置されるとともに、現像容器に回転可能に支持され、表面に現像剤を担持する現像剤担持体と、現像容器内の現像剤を撹拌搬送する撹拌搬送部材と、現像容器内の余剰現像剤を排出するための現像剤排出口を開閉する開閉部材と、開閉部材を駆動する駆動機構と、を備え、駆動機構は、現像剤担持体または撹拌搬送部材の駆動に連動して開閉部材を駆動することにより、現像剤排出口を開く。
本発明によれば、現像容器内の余剰現像剤を排出するための現像剤排出口を開閉する開閉部材を備えることによって、開閉部材により現像剤排出口を閉じることができるので、輸送中の振動や衝撃等によって現像剤が現像剤排出口から漏出するのを抑制することができる。また、開閉部材を駆動させる駆動機構を備え、駆動機構は、現像剤担持体または撹拌搬送部材の駆動に連動して開閉部材を駆動することにより、現像剤排出口を開く。これにより、現像剤担持体または撹拌搬送部材の駆動に連動して現像剤排出口を開くことができるので、現像剤排出口の開け忘れを防止することができる。このため、現像剤排出口付近で現像剤圧が上昇して現像剤を搬送する搬送スクリュー等がロックしてしまう(正常に動作しなくなる)のを防止することができる。
本発明の一実施形態の画像形成装置の全体構成を概略的に示した断面図である。 本発明の一実施形態の現像装置の構造を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態の現像装置の下部の構造を示した平面断面図である。 本発明の一実施形態の現像装置の現像剤排出部周辺の構造を示した平面断面図である。 本発明の一実施形態の現像装置のシャッター周辺の構造を示した斜視図である。 本発明の一実施形態の現像装置の排出口の閉状態を下方から示した斜視図である。 本発明の一実施形態の現像装置の排出口の開状態を下方から示した斜視図である。 本発明の一実施形態の現像装置のシャッターおよび駆動ギアの構造を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜図8を参照して、本発明の一実施形態による画像形成装置1の構造について説明する。本実施形態の画像形成装置1はタンデム型のカラープリンターであり、回転自在である感光体ドラム(像担持体)11a〜11dは、例えば有機感光層が形成された有機感光体(OPC感光体)やアモルファスシリコン感光層が形成されたアモルファスシリコン感光体が用いられ、マゼンタ、シアン、イエロー、及びブラックの各色に対応させて配設される。各感光体ドラム11a〜11dの周囲に、現像装置2a〜2d、露光ユニット12、帯電器13a〜13d及びクリーニング装置14a〜14dが配設される。
現像装置2a〜2dは、感光体ドラム11a〜11dの右方に夫々対向して配置され、感光体ドラム11a〜11dにトナーを供給する。帯電器13a〜13dは、感光体回転方向に対し現像装置2a〜2dの上流側であって感光体ドラム11a〜11dの表面に対向して配置され、感光体ドラム11a〜11d表面を一様に帯電させる。
露光ユニット12は、パーソナルコンピューター等から画像入力部(図略)に入力された文字や絵柄などの画像データに基づいて、各感光体ドラム11a〜11dを走査露光するためのものであり、現像装置2a〜2dの下方に設けられる。露光ユニット12には、レーザー光源、ポリゴンミラーが設けられ、各感光体ドラム11a〜11dに対応して反射ミラー及びレンズが設けられる。レーザー光源から出射されたレーザー光が、ポリゴンミラー、反射ミラー及びレンズを介して、帯電器13a〜13dの感光体回転方向下流側から、各感光体ドラム11a〜11dの表面に照射される。照射されたレーザー光により、各感光体ドラム11a〜11d表面には静電潜像が形成され、この静電潜像が各現像装置2a〜2dによりトナー像に現像される。
無端状の中間転写ベルト17は、テンションローラー6、駆動ローラー25及び従動ローラー27に張架されている。駆動ローラー25は図示しないモーターによって回転駆動され、中間転写ベルト17は駆動ローラー25の回転によって循環駆動させられる。
この中間転写ベルト17に接触するように各感光体ドラム11a〜11dが中間転写ベルト17の下方で搬送方向(図1の矢印方向)に沿って隣り合うように配列されている。各一次転写ローラー26a〜26dは、中間転写ベルト17を挟んで各感光体ドラム11a〜11dと対向し、中間転写ベルト17に圧接して一次転写部を形成する。この一次転写部において、中間転写ベルト17の回転とともに所定のタイミングで各感光体ドラム11a〜11dのトナー像が中間転写ベルト17に順次転写される。これにより、中間転写ベルト17表面にはマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたフルカラートナー像が形成される。
二次転写ローラー34は、中間転写ベルト17を挟んで駆動ローラー25と対向し、中間転写ベルト17に圧接して二次転写部を形成する。この二次転写部において、中間転写ベルト17表面のトナー像が用紙Pに転写される。転写後に、ベルトクリーニング装置31が中間転写ベルト17に残存するトナーを清掃する。
画像形成装置1内の下方には、用紙Pを収納する給紙カセット32が配設され、給紙カセット32の右方には、手差しの用紙を供給するスタックトレイ35が配設される。給紙カセット32の左方には、給紙カセット32から繰り出された用紙Pを中間転写ベルト17の二次転写部に搬送する第1用紙搬送路33が配設される。また、スタックトレイ35の左方には、スタックトレイ35から繰り出された用紙を二次転写部に搬送する第2用紙搬送路36が配設される。更に、画像形成装置1の左上方には、画像が形成された用紙Pに対して定着処理を行う定着部18と、定着処理の行われた用紙を用紙排出部37に搬送する第3用紙搬送路39とが配設される。
給紙カセット32は、画像形成装置1本体の外部(図1の表面側)に引き出すことにより用紙の補充を可能にしたもので、収納されている用紙Pがピックアップローラー33b及び捌きローラー33aにより1枚ずつ第1用紙搬送路33側に繰り出される。
第1用紙搬送路33と第2用紙搬送路36とはレジストローラー対33cの手前で合流しており、レジストローラー対33cにより、中間転写ベルト17における画像形成動作と給紙動作とのタイミングを取って、用紙Pが二次転写部に搬送される。二次転写部に搬送された用紙Pは、バイアス電位が印加された二次転写ローラー34によって、中間転写ベルト17上のフルカラーのトナー像を二次転写され、定着部18に搬送される。
定着部18は、ヒーターにより加熱される定着ベルトと、定着ベルトに内接する定着ローラーと、定着ベルトを挟んで定着ローラーに圧接して配設された加圧ローラー等とを備え、トナー像が転写された用紙Pを加熱及び加圧することにより定着処理を行う。用紙Pは、トナー像が定着部18で定着された後、必要に応じて第4用紙搬送路40で反転されて用紙Pの裏面にも二次転写ローラー34でトナー像が二次転写され、定着部18で定着される。トナー像が定着された用紙Pは第3用紙搬送路39を通って、排出ローラー対19により用紙排出部37に排出される。
次に、図2を参照して、現像装置2aの詳細構造について説明する。以下の説明では、図1に示す感光体ドラム11aに対応する現像装置2aの構成及び動作について説明するが、現像装置2b〜2dの構成及び動作については現像装置2aと同様であるので、説明を省略し、また各色の現像装置及び感光体を示すa〜dの符号を省略する。
図2に示すように、現像装置2は、現像ローラー(現像剤担持体)20と、磁気ローラー21と、規制ブレード24と、攪拌搬送部材42、及び現像容器22等により構成されている。
現像容器22は、現像装置2の外郭を構成し、その下部で仕切り部22bによって第1搬送室22cと第2搬送室22dに仕切っている。第1搬送室22c及び第2搬送室22dには、キャリアとトナーからなる現像剤が収容される。また、現像容器22は、攪拌搬送部材42、磁気ローラー21及び現像ローラー20を回転可能に保持している。更に、現像容器22には、現像ローラー20を感光体ドラム11に向けて露出させる開口22aが形成されている。
現像ローラー20は、感光体ドラム11に対向し、一定の間隔を設けて感光体ドラム11の右方に配設される。また、現像ローラー20は、感光体ドラム11に接近した対向位置において、感光体ドラム11にトナーを供給する現像領域Dを形成している。磁気ローラー21は、一定の間隔を設けて現像ローラー20に対向し、現像ローラー20の右斜め下方に配設される。また、磁気ローラー21は、現像ローラー20に接近した対向位置において、現像ローラー20にトナーを供給する。攪拌搬送部材42は磁気ローラー21の略下方に配設される。また、規制ブレード24は磁気ローラー21の左斜め下方にて現像容器22に固定保持されている。
攪拌搬送部材42は、第1スパイラル43と第2スパイラル44の2本で構成される。第2スパイラル44が磁気ローラー21の下方で、第2搬送室22d内に設けられ、第1スパイラル43が第2スパイラル44の右方に隣接して、第1搬送室22c内に設けられる。
第1及び第2スパイラル43、44は現像剤を攪拌して現像剤中のトナーを所定のレベルに帯電させる。これによりトナーはキャリアに保持される。また、第1搬送室22cと第2搬送室22dを仕切る仕切り部22bの長手方向(図2の紙面表裏方向)の両端部分には、連通部(後述する上流側連通部22eおよび下流側連通部22f)が設けられており、第1スパイラル43が回転すると、帯電した現像剤が仕切り部22bに設けた一方の連通部から第2スパイラル44に搬送され、現像剤が第1搬送室22c内と第2搬送室22d内とを循環する。そして、第2スパイラル44から磁気ローラー21に現像剤が供給される。
磁気ローラー21は、ローラー軸21aと磁極部材M及び非磁性材からなる非磁性スリーブ21bを備え、攪拌搬送部材42により供給された現像剤を担持し、担持した現像剤からトナーのみを現像ローラー20に供給するものである。磁極部材Mは、断面扇形に形成された外周部の極性の異なる複数の磁石が交互に配設され、ローラー軸21aに接着等により固着される。ローラー軸21aは、非磁性スリーブ21b内で、磁極部材Mと非磁性スリーブ21bの間に所定の間隔を設けて、現像容器22に回転不能に支持される。非磁性スリーブ21bは、図示しないモーターと歯車からなる駆動機構により、現像ローラー20と同方向(図2の時計回り方向)に回転し、また直流電圧に交流電圧を重畳したバイアスを印加される。非磁性スリーブ21b表面において、帯電した現像剤は磁極部材Mの磁力によって磁気ブラシを形成して担持され、磁気ブラシは規制ブレード24によって所定の高さに調節される。
非磁性スリーブ21bが回転すると、磁気ブラシは、磁極部材Mによって非磁性スリーブ21b表面に担持されて搬送され、現像ローラー20に接触すると、磁気ブラシのトナーのみが、非磁性スリーブ21bに印加されたバイアスに応じて、現像ローラー20に供給される。
現像ローラー20は、固定軸20aと、磁極部材20bと、非磁性の金属材料で円筒状に形成される現像スリーブ20c等を備えて構成されている。
固定軸20aは現像容器22に回転不能に支持される。この固定軸20aには、現像スリーブ20cが回転自在に保持され、更に、磁石よりなる磁極部材20bが磁気ローラー21と対向する位置に現像スリーブ20cと所定の間隔を設けて、接着等により固着される。現像スリーブ20cは、図示しないモーターと歯車からなる駆動機構により、図2の矢印方向(時計回り方向)に回転させられる。また、現像スリーブ20cには、直流電圧に交流電圧を重畳した現像バイアスが印加される。
現像バイアスを印加された現像スリーブ20cが図2の時計回り方向に回転すると、現像領域Dにおいて、現像バイアス電位と感光体ドラム11の露光部位の電位との電位差により、現像スリーブ20c表面に担持されたトナーが感光体ドラム11に飛翔する。飛翔したトナーは矢印A方向(反時計回り方向)に回転する感光体ドラム11上の露光部位に順次付着し、感光体ドラム11上の静電潜像が現像される。
次に、図3を用いて、現像装置の攪拌部について詳しく説明する。
現像容器22には、前述のように、第1搬送室22cと、第2搬送室22dと、仕切り部22bと、上流側連通部22eと、下流側連通部22fとが形成され、その他に、現像剤補給口22gと、現像剤排出部22hと、上流側壁部22iと、下流側壁部22jとが形成されている。なお、第1搬送室22cにおいて、図3の左側を上流側、図3の右側を下流側とし、また、第2搬送室22dにおいて、図3の右側を上流側、図3の左側を下流側とする。従って、連通部及び側壁部は、第2搬送室22dを基準として、上流及び下流と呼称している。
仕切り部22bは、現像容器22の長手方向に延びて第1搬送室22cと第2搬送室22dを並列させるように仕切っている。仕切り部22bの長手方向の右側端部は、上流側壁部22iの内壁部とともに上流側連通部22eを形成し、一方、仕切り部22bの長手方向の左側端部は、下流側壁部22jの内壁部とともに下流側連通部22fを形成している。そして現像剤は、第1搬送室22c、上流側連通部22e、第2搬送室22d、及び下流側連通部22f内を循環することが可能である。
現像剤補給口22gは、現像容器22の上部に設けられた現像剤補給容器(図略)から新たなトナー及びキャリアを現像容器22内に補給するための開口であり、第1搬送室22cの上流側(図3の左側)の上部に形成される。
現像剤排出部22hは、現像剤の補給によって、第1及び第2搬送室22c、22d内で余剰となった現像剤を排出するための部分であり、第2搬送室22dの下流側で第2搬送室22dの長手方向に連続して円筒状に設けられるパイプ状搬送路である。
第1搬送室22c内には第1スパイラル43が配設され、第2搬送室22d内には第2スパイラル44が配設されている。
第1スパイラル43は、回転軸43bと、回転軸43bに一体に設けられ、回転軸43bの軸方向に一定のピッチで螺旋状に形成される第1螺旋羽根43aとを有する。また、第1螺旋羽根43aは、第1搬送室22cの長手方向の両端部側まで延び、上流側及び下流側連通部22e、22fにも対向して設けられている。回転軸43bは現像容器22の上流側壁部22iと下流側壁部22jに回転可能に軸支されている。
第2スパイラル44は、回転軸44bと、回転軸44bに一体に設けられ、回転軸44bの軸方向に第1螺旋羽根43aと同じピッチで第1螺旋羽根43aとは逆方向を向く(逆位相の)羽根で螺旋状に形成される第2螺旋羽根44aとを有する。また、第2螺旋羽根44aは、磁気ローラー21の軸方向長さ以上の長さを有し、更に、上流側連通部22eに対向する位置まで延びて設けられている。回転軸44bは、回転軸43bと平行に配置され、現像容器22の上流側壁部22iと下流側壁部22jに回転可能に軸支されている。
また、回転軸44bには、第2螺旋羽根44aとともに、減速搬送部51、規制部52及び排出羽根53が一体に配設されている。
減速搬送部51は、第2螺旋羽根44aと同方向を向く羽根で螺旋状に形成されている。減速搬送部51を構成する螺旋羽根は、第2螺旋羽根44aの外径と同じサイズで第2螺旋羽根44aのピッチより小さく設定されている。減速搬送部51の羽根ピッチは第2螺旋羽根44aのピッチの1/6〜1/3となっており、これらの螺旋羽根が下流側連通部22fの長手方向の開口に対向している。なお、減速搬送部51の螺旋羽根は下流側連通部22fの開口の全幅に対向しなくともよいが、この場合には、規制部52側の羽根が下流側連通部22fの開口に対向しているのがよい。
規制部52は、第2搬送室22d内で下流側に搬送された現像剤を塞き止め、且つ、所定量以上になった現像剤を現像剤排出部22hに搬送することを可能にするものである。規制部52は、回転軸44bに設けられる螺旋羽根からなり、第2螺旋羽根44aと逆方向を向く(逆位相の)羽根で螺旋状に形成され、且つ、第2螺旋羽根44aの外径と略同じで第2螺旋羽根44aのピッチより小さく設定されている。また、規制部52は、下流側壁部22j等の現像容器22の内壁部と規制部52の外周部において所定量の隙間を形成している。この隙間から余剰の現像剤が排出されることになる。
回転軸44bは現像剤排出部22h内まで延びている。現像剤排出部22h内の回転軸44bには排出羽根53が設けられている。排出羽根53は、第2螺旋羽根44aと同じ方向を向く螺旋状の羽根からなるが、第2螺旋羽根44aよりピッチが小さく、また羽根の外周が小さくなっている。従って、回転軸44bが回転すると、排出羽根53も回転し、規制部52を乗り越えて現像剤排出部22h内に搬送された余剰現像剤は、図3の左側に送られて、現像容器22外に排出されるようになっている。なお、排出羽根53、規制部52、及び第2螺旋羽根44aは合成樹脂によって回転軸44bと一体に成型される。
また、現像剤排出部22hの外周面下部には、回収容器(図示せず)まで現像剤を搬送する搬送パイプ(図示せず)に連通する排出口(現像剤排出口)65(図4参照)が形成されており、現像剤排出部22hの外周面には排出口65を開閉するシャッター(開閉部材)70が装着されている。
現像容器22の外壁には、歯車61〜64が配設されている。歯車61、62は回転軸43bに固着され、歯車64は回転軸44bに固着され、歯車63は現像容器22に回転可能に保持されて、歯車62、64に噛合している。
図3および図4に示すように、第2スパイラル44には現像剤搬送方向(図4の白矢印方向)に対し規制部52の上流側直近において下流側連通部22fに対向するように減速搬送部51が設けられている。
この構成によって、回転軸44bが回転すると、第2螺旋羽根44aによって、第2搬送室22d内で現像剤が比較的に速く搬送されるが、減速搬送部51の羽根ピッチが第2螺旋羽根44aのピッチより小さいので、減速搬送部51が設けられている第2搬送室22d内では、第2螺旋羽根44aよりも現像剤の搬送速度が低下することになる。
従って、新たに現像剤を補給していない現像時には、モーター等の駆動源によって、歯車61が回転すると、回転軸43bとともに第1螺旋羽根43aが回転し、第1螺旋羽根43aによって、現像剤は、第1搬送室22c内を矢印Q方向に搬送され、その後、上流側連通部22eを通って第2搬送室22d内に搬送される。更に、回転軸43bと連動する回転軸44bとともに第2螺旋羽根44aが回転すると、第2螺旋羽根44aによって、現像剤は、第2搬送室22d内を矢印R方向に搬送され、減速搬送部51に搬送される。
第1及び第2螺旋羽根43a、44aの回転によって、現像剤は比較的に速く搬送される。一方、減速搬送部51近傍では、現像剤は比較的にゆっくりと搬送されることによって、現像剤が規制部52に衝突しても、現像剤の跳ね上がりが抑えられて、規制部52の外周部を乗り越えることがない。その結果、現像剤は、規制部52を乗り越えることなく下流側連通部22fを通って第1搬送室22cに搬送される。
このように現像剤は、第1搬送室22cから、上流側連通部22e、第2搬送室22d、及び下流側連通部22fへと循環しながら攪拌されて、攪拌された現像剤が磁気ローラー21に供給される。
次に、現像剤補給口22gから現像剤が補給される場合について説明する。現像によってトナーが消費されると、現像剤補給口22gから第1搬送室22c内にキャリアを含む現像剤が補給される。
補給された現像剤は、現像時と同様に、第1螺旋羽根43aによって、第1搬送室22c内を矢印Q方向に搬送され、その後、上流側連通部22eを通って第2搬送室22d内に搬送される。更に、第2螺旋羽根44aによって、現像剤は、第2搬送室22d内を矢印R方向に搬送され、減速搬送部51に搬送される。回転軸44bの回転にともなって規制部52が回転すると、規制部52によって、第2螺旋羽根44aによる現像剤搬送方向とは逆方向の搬送力が現像剤に付与される。減速搬送部51において搬送速度が減速された現像剤は、規制部52の上流側に位置する減速搬送部51近傍で塞き止められて嵩高となり、余剰の現像剤(現像剤補給口22gから補給された現像剤より少量)が規制部52を乗り越えて現像剤排出部22hを介して現像容器22外に排出される。
また、第2搬送室22d内には現像剤搬送方向(図4の白矢印方向)に対し減速搬送部51の上流側に隣接してトナー濃度検知センサー81が配置されている。なお、図4では第2スパイラル44がトナー濃度検知センサー81の手前側に位置するため、トナー濃度検知センサー81を破線で表示している。
トナー濃度検知センサー81としては、現像容器22内における現像剤の透磁率を検出する透磁率センサーが用いられる。トナー濃度検知センサー81により現像剤の透磁率が検出されると、その検出結果に相当する電圧値を制御部(図示せず)に出力するよう構成されており、制御部によってトナー濃度検知センサー81の出力値からトナー濃度が決定されるようになっている。
センサー出力値はトナー濃度に応じて変化し、トナー濃度が高くなるほど磁性キャリアに対するトナーの比率が高くなり、磁気を通さないトナーの割合が増加するため出力値が低くなる。一方、トナー濃度が低くなるほどキャリアに対するトナーの比率が低くなり、磁気を通すキャリアの割合が増加するため出力値が高くなる。
また、第2スパイラル44には、トナー濃度検知センサー81に対向する部分にスクレーパー82が設けられている。スクレーパー82は、例えば基材となる可撓性のフィルムに不織布を積層したものが用いられ、第2スパイラル44の回転軸44bに形成されたスクレーパー支持部(図示せず)に回転軸44bに対し平行に貼り付けられている。回転軸44bの回転に伴いスクレーパー82が回転することで、トナー濃度検知センサー81の検知面が摺擦されて清掃されるとともに、センサー配置部における現像剤の滞留が促進される。
シャッター70は図4および図5に示すように、現像剤排出部22hの中心軸(第2スパイラル44の回転軸44bの中心軸)を中心として周方向(B方向)に回動(または回転)可能に、現像剤排出部22hに外挿される略円筒状の部材である。シャッター70は図6および図7に示すように、現像剤排出部22hの外周面に沿って摺動するとともに開口部71aが形成された円筒部71を含んでいる。画像形成装置1の出荷時(または、画像形成装置1本体とは別に梱包された現像装置2の出荷時)には図6に示すように、開口部71aは水平方向を向くように配置されており、現像剤排出部22hの排出口65(図7参照)を閉じている。一方、現像時には図7に示すように、開口部71aが真下方向(下方)を向くように配置され、現像剤排出部22hの排出口65を開いている。なお、図6および図7は、現像装置2の排出口65を下方から示した斜視図である。
図8に示すように、シャッター70の円筒部71の内周面には、内歯車が形成されている。図4および図8に示すように、第2スパイラル44の回転軸44bの排出口65側端部には、シャッター70の内歯車に係合する駆動ギア66が固定されている。そして、現像装置2が駆動することにより第2スパイラル44および駆動ギア66が回転駆動し、これに連動してシャッター70が駆動(回動)されて、現像剤排出部22hの排出口65が開かれる。なお、第2スパイラル44および駆動ギア66により、本発明の「駆動機構」が構成されている。
また、第2スパイラル44および駆動ギア66が回転駆動し、シャッター70が図6に示した状態から図7に示した状態まで回転した際にそれ以上回転しないように構成されている。例えば、シャッター70が図7に示した位置まで回転した際にシャッター70の一部(後述する突起部72等)が当接する当接部(図示せず)を現像容器22に設けるとともに、シャッター70にトルクリミッター(図示せず)を設ける。このように構成すれば、シャッター70が図7に示した位置まで回転した際に、シャッター70がそれ以上回転しないようにすることが可能であり、排出口65を常時開放しておくことが可能である。
また、シャッター70は、円筒部71の外周面から突出する突起部72を含んでいる。この突起部72の近傍には、排出口65の開閉を検知するための検知センサー83が設けられている。検知センサー83は画像形成装置1本体に固定されている。
検知センサー83は、例えば光学式センサーであり、発光部83aと受光部83bとを有する。検知センサー83は、発光部3aと受光部83bとの間をシャッター70の突起部72が通過できるように形成されている。発光部83aと受光部83bとの間に突起部72が位置していない状態(図6の状態)では、発光部83aから出射した光Sは受光部83bに届く。その一方、発光部83aと受光部83bとの間に突起部72が位置している状態(図7の状態)では、発光部83aから出射した光Sは突起部72に遮られて受光部83bに届かない。この検知センサー83により、シャッター70の回転角を検知することが可能であるので、排出口65の開閉を検知することが可能である。例えば、本実施形態では、図6に示すように受光部83bにより光Sが受光されることによって、排出口65の閉状態が検知され、図7に示すように受光部83bにより光Sが受光されないことによって、排出口65の開状態が検知される。
検知センサー83は、受光部83bの検知結果に対応する電圧値を制御部(図示せず)に出力するように構成されている。そして、現像動作時に検知センサー83により排出口65が閉じていることが検知された場合、制御部は排出口65が閉じていることをユーザーに対して警告するように構成されている。例えば、制御部には、ユーザーに対して警告を行うことが可能な警告部(図示せず)が電気的に接続されている。この警告部は、例えば、操作パネル等の表示部からなりユーザーに対して警告文を表示するように構成されていてもよいし、アラーム音発生器からなりユーザーに対して警告音を発するように構成されていてもよい。
次に、シャッター70等の動作について説明する。図6に示すように、画像形成装置1の輸送時(出荷時)にはシャッター70により排出口65が閉じられている。このため、現像装置2を画像形成装置1本体に装着した状態で画像形成装置1を輸送しても、現像装置2内に充填された現像剤が輸送中の振動や衝撃によって排出口65から漏出するおそれはない。このことは、画像形成装置1本体とは別に梱包された現像装置2を輸送(出荷)する場合も同じである。
画像形成装置1がユーザーの元へ搬入され、サービスマンによりセットアップ(初期設定)を行う際に、現像装置2が駆動を始めると、第2スパイラル44が回転する。これにより、駆動ギア66が回転し、シャッター70が所定量回転する。そして、シャッター70の開口部71aが真下方向(下方)を向くまで回転すると、排出口65が開かれるとともに、突起部72が当接部に当接してシャッター70の回転が停止する。このとき、突起部72が発光部83aと受光部83bとの間に配置されることによって、検知センサー83は排出口65が開状態になったことを検知する。
また、排出口65が開かれることにより、排出口65と搬送パイプ(図示せず)とが連通して排出口65からの現像剤の排出が可能となる。排出口65から排出された現像剤は、搬送パイプ内を搬送されて回収容器(図示せず)内に貯留される。
本実施形態では、上記のように、現像容器22内の余剰現像剤を排出するための排出口65を開閉するシャッター70を備えることによって、シャッター70により排出口65を閉じることができるので、輸送中の振動や衝撃等によって現像剤が排出口65から漏出するのを抑制することができる。また、駆動機構(第2スパイラル44および駆動ギア66)は、攪拌搬送部材42の駆動に連動してシャッター70を駆動することにより、排出口65を開く。これにより、排出口65の開け忘れを防止することができるので、排出口65付近で現像剤圧が上昇して現像剤を搬送する第2スパイラル44がロックしてしまう(正常に動作しなくなる)のを防止することができる。
また、上記のように、第2スパイラル44(撹拌搬送部材42)が駆動機構を兼ねているので、シャッター70を、攪拌搬送部材42の駆動に連動するように容易に駆動させることができる。
また、上記のように、シャッター70を現像剤排出部22hの外周面に沿って摺動させることによって、排出口65を容易に開くことができる。
また、上記のように、第2スパイラル44(撹拌搬送部材42)と、第2スパイラル44の排出口65側の部分に設けられる駆動ギア66とにより駆動機構が構成されており、シャッター70の内周面には、駆動ギア66に係合する内歯車が形成されている。これにより、シャッター70を、容易に、現像剤排出部22hの中心軸を中心として現像剤排出部22hの外周面に沿って摺動させることができる。
また、上記のように、排出口65の開閉を検知する検知センサー83を備える。これにより、駆動機構の故障等により排出口65が閉状態になっている場合に、検知センサー83により排出口65の閉状態を検知することができる。このため、排出口65付近で現像剤圧が上昇して現像剤を搬送する第2スパイラル44がロックしてしまう(正常に動作しなくなる)のをより確実に防止することができる。
また、上記のように、現像動作時に検知センサー83により排出口65が閉じていることが検知された場合に、排出口65が閉じていることをユーザーに対して警告する。これにより、排出口65が閉じていることをユーザーに知らせることができる。そして、排出口65が閉じた状態で現像動作が行われるのを防止することができるので、排出口65付近で現像剤圧が上昇して現像剤を搬送する第2スパイラル44がロックしてしまう(正常に動作しなくなる)のをより確実に防止することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、本発明は図1に示したタンデム式のカラープリンターに限らず、デジタル或いはアナログ方式のモノクロ複写機、カラー複写機、ファクシミリ等の、現像剤排出口を開閉する開閉部材を含む現像装置を備えた種々の画像形成装置に適用可能である。
また、上記実施形態では、シャッターが撹拌搬送部材および駆動ギアにより駆動される例について示したが、本発明はこれに限らず、シャッターは撹拌搬送部材や駆動ギア以外の駆動機構により駆動されてもよい。
また、上記実施形態では、シャッターがパイプ状搬送路の中心軸を中心としてパイプ状搬送路の外周面に沿って摺動する例について示したが、本発明はこれに限らず、シャッターはパイプ状搬送路の中心軸の延びる方向にパイプ状搬送路の外周面に沿って摺動してもよい。
また、上記実施形態では、シャッターが所定角度以上回転しないように、トルクリミッターを設けるとともに、現像容器に当接部を設ける例について示したが、本発明はこれに限らず、トルクリミッターや当接部を設けなくてもよい。この場合、シャッターは回転し続け、排出口(現像剤排出口)は開状態と閉状態とを繰り返すことになるが、現像剤排出口付近で現像剤圧が所定値以上に上昇するのを抑制することが可能である。
また、上記実施形態では、図6に示したように排出口が閉状態である場合に受光部により光が受光され、図7に示したように排出口が開状態である場合に受光部により光が受光されない例について示したが、本発明はこれに限らない。突起部または検知センサーの位置を変更して、排出口が閉状態である場合に受光部により光が受光されず、排出口が開状態である場合に受光部により光が受光されるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、検知センサーが光学式センサーである例について示したが、本発明はこれに限らず、検知センサーは例えば透磁率センサーであってもよい。この場合、突起部を磁性体で形成してもよい。また、シャッターの円筒部の側面を磁性体と非磁性体とで形成し、透磁率センサーをシャッターの円筒部の側面に向けて配置してもよい。この場合、透磁率センサーの出力から、シャッターの回転角を検知することが可能である。
また、上記実施形態では、排出口(現像剤排出口)の開閉を検知するために検知センサーを設けた例について示したが、検知センサーを設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、排出口を開放だけするように、駆動機構やシャッターを構成した例について示したが、本発明はこれに限らず、排出口を再度閉じることが可能なように、駆動機構やシャッターを構成してもよい。このように構成すれば、現像装置の交換時や、画像形成装置の設置場所を移動する時などに、排出口から現像剤が漏出するのを防止することができる。なおこの場合、例えば操作パネル等に排出口閉鎖ボタンや画像形成装置搬送ボタン等を設けておく。そして、これらのボタンをユーザーが押すことによって、駆動機構およびシャッターを逆回転させ、排出口を再度閉じるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、撹拌搬送部材の駆動に連動して開閉部材を駆動するように、駆動機構を構成した例について示したが、現像剤担持体の駆動に連動して開閉部材を駆動するように、駆動機構を構成してもよい。
また、排出口の周縁部において、現像剤排出部の外周面とシャッターの内周面との間にシール部材を配置してもよい。この場合、現像剤排出部とシャッターとの隙間からの現像剤の漏出を防止することが可能である。
1 画像形成装置
2、2a〜2d 現像装置
11、11a〜11d 感光体ドラム(像担持体)
20 現像ローラー(現像剤担持体)
22 現像容器
22h 現像剤排出部(パイプ状搬送路)
42 撹拌搬送部材
65 排出口(現像剤排出口)
66 駆動ギア
70 シャッター(開閉部材)
83 検知センサー

Claims (8)

  1. キャリアおよびトナーを含む現像剤を収容する現像容器と、
    静電潜像が形成される像担持体に対向配置されるとともに、前記現像容器に回転可能に支持され、表面に前記現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像容器内の前記現像剤を撹拌搬送する撹拌搬送部材と、
    前記現像容器内の余剰現像剤を排出するための現像剤排出口を開閉する開閉部材と、
    前記開閉部材を駆動する駆動機構と、
    を備え、
    前記現像容器には、前記現像剤を搬送するとともに外周面に前記現像剤排出口が形成されたパイプ状搬送路が設けられており、
    前記開閉部材は、前記パイプ状搬送路の中心軸を中心として前記パイプ状搬送路の外周面に沿って摺動し、
    前記駆動機構は、前記現像剤担持体または前記撹拌搬送部材の駆動に連動して前記開閉部材を駆動することにより、前記現像剤排出口を開き、
    前記現像容器は、前記開閉部材が前記現像剤排出口を開放する位置まで回転した際に前記開閉部材の一部に当接する当接部を有し、
    前記開閉部材は、前記開閉部材が前記現像剤排出口を開放する位置まで回転した際に前記開閉部材がそれ以上回転しないようにするためのトルクリミッターを有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記撹拌搬送部材は、前記駆動機構を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記撹拌搬送部材の前記現像剤排出口側の部分には駆動ギアが設けられており、
    前記撹拌搬送部材および前記駆動ギアにより前記駆動機構が構成されており、
    前記開閉部材の内周面には、前記駆動ギアに係合する内歯車が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記現像剤排出口の開閉を検知する検知センサーを備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記検知センサーは、光学式センサーであることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  6. 前記開閉部材の少なくとも一部は、磁性体により形成されており、
    前記検知センサーは、透磁率センサーであることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の現像装置を備えた画像形成装置。
  8. 前記現像剤排出口の開閉を検知する検知センサーを備え、
    現像動作時に前記検知センサーにより前記現像剤排出口が閉じていることが検知された場合に、前記現像剤排出口が閉じていることをユーザーに対して警告することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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