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JP5625013B2 - 建設機械 - Google Patents

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JP5625013B2
JP5625013B2 JP2012109587A JP2012109587A JP5625013B2 JP 5625013 B2 JP5625013 B2 JP 5625013B2 JP 2012109587 A JP2012109587 A JP 2012109587A JP 2012109587 A JP2012109587 A JP 2012109587A JP 5625013 B2 JP5625013 B2 JP 5625013B2
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Description

本発明は、例えば下部走行体上に上部旋回体が旋回可能に搭載された油圧ショベル等の建設機械に関する。
一般に、建設機械としての油圧ショベルには、ミニショベルと呼ばれる小型の油圧ショベルがある。このような小型の油圧ショベルは、旋回フレーム上に、エンジン、制御弁装置および旋回装置を含む搭載機器が搭載されると共に、これらの搭載機器を上側から覆うようにチルトフロアが設けられている。このチルトフロアは、旋回フレームの前端側を支点として上,下方向に傾転可能に設けられ、オペレータが着座する運転席と一緒にチルトアップ,チルトダウンが可能な構成となっている。
旋回フレームを下部走行体上で旋回駆動するための旋回装置は、エンジンおよび制御弁装置と共に前記チルトフロアの床下側に配置され、メンテナンス作業を行うときには、運転席と一緒にチルトフロアが上方に傾転される。これにより、エンジン、制御弁装置および旋回装置は、旋回フレーム上で外部に露出する状態となり、メンテナンス時の作業性を高めることができる。また、旋回フレームには、その旋回中心となる位置に、下部走行体と上部旋回体との間で圧油を給排する回転継手としてのセンタジョイントが設けられている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2011−256661号公報 特開2005−048380号公報
ところで、上述した特許文献1による従来技術では、旋回装置をセンタジョイントよりも旋回フレームの後方側に配置し、旋回装置のメンテナンス時にはクレーンから吊り下げた索具を旋回装置に掛止めしたり、旋回フレームから旋回装置を取外したりする作業が容易になるという利点がある。しかし、この場合には、旋回装置を旋回フレームの後方側に配置することにより、旋回フレームの後部側に設置するエンジンの取付スペースが制限される。このため、エンジンの取付スペースを確保しようとすると、旋回フレームを大きく形成する必要が生じ、旋回フレームの小型化を図る上で未だ改善の余地が残されている。
一方、特許文献2による従来技術では、旋回装置をセンタジョイントよりも旋回フレームの前方側に配置しているため、旋回フレームの後部側に設置するエンジンの取付スペースを広くすることができる。しかし、この場合には、旋回装置のメンテナンス時に傾転状態のチルトフロアが邪魔になって、クレーンを用いた旋回装置の脱着作業が難しくなる。例えば、人力で持上げられる小型の旋回装置は、メンテナンス作業が可能であるが、これよりも大きく重い旋回装置の場合、当該旋回装置を旋回フレームから持上げることが難しくなり、整備性が低下するという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、旋回フレーム上にエンジンの取付スペースを確保しつつ、旋回装置のメンテナンス作業を容易に行うことができるようにした建設機械を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明は、自走可能な下部走行体と、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回輪を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前端に設けられたブラケット部に俯仰動可能に設けられた作業装置とからなり、前記上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、該旋回フレーム上に搭載されたエンジンと、該エンジンよりも前側に位置して前記旋回フレームに搭載され前記旋回フレームを下部走行体上で旋回駆動する旋回装置と、前記旋回フレームの前端側を支点として前記旋回フレーム上に傾転可能に設けられたチルトフロアと、該チルトフロア上に設けられオペレータが着座する運転席とを有してなる建設機械に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記旋回装置は、前記チルトフロアを上方からみた上面視で該チルトフロアの外形から一部が外側に露出する位置で前記旋回フレームに着脱可能に取付ける構成としたことにある。
請求項2の発明によると、前記旋回フレームには、前記旋回輪の中心側に位置して前記下部走行体と上部旋回体との間で圧油を給排するセンタジョイントを設け、前記旋回装置は、該センタジョイントよりも前側に配置する構成としている。
請求項3の発明によると、前記旋回フレームは、前記旋回装置が取付けられる底板と、前記旋回装置の左,右両側に位置して前記底板から上向きに立設され前記底板の前,後方向に延びる左,右の縦板と、前記底板と上,下で対向して前記各縦板の前端側に設けられ前記底板および各縦板と一緒に前記作業装置を回動可能に支持するための前記ブラケット部を形成する上板とを有し、該上板には、前記旋回装置を上,下方向に昇降して前記底板に取付け、取外しすることが可能な形状に切欠いた切欠き部を形成する構成としている。
請求項4の発明によると、前記チルトフロアは、前記旋回輪の中心を基準として前記旋回フレームに対し左,右方向の左側に片寄せて配置し、前記旋回装置は、前記チルトフロアの右端部から一部が露出する位置に配置している。
請求項1の発明によれば、旋回装置はチルトフロアの外形から一部が外側に露出しているので、例えばクレーンから吊り下げた索具を旋回装置に掛止めするときに、この索具をチルトフロアに接触させることなく旋回装置に取付けることができ、旋回装置を旋回フレームの上方に吊り上げるクレーン作業を容易に行うことができる。これにより、旋回フレームの前端側を支点としてチルトフロアを上向きに傾転させて行う旋回装置のメンテナンス作業を容易にでき、その整備性を高めることができる。
請求項2の発明によると、旋回装置をセンタジョイントよりも旋回フレームの前側に配置しているため、旋回フレームの後部側には、エンジンを設置するためのスペースを容易に確保することが可能となり、旋回フレームを含めた建設機械全体の小型化も図ることができる。
請求項3の発明によれば、旋回フレームの上板に切欠き部を設けることにより、旋回装置を旋回フレームの上方に吊り上げるクレーン作業を行うときに、この切欠き部を利用して旋回装置を上,下方向に昇降することができ、旋回装置が上板に接触するのを防ぎ、底板に対する旋回装置の取付け、取外し作業を容易に行うことができる。
請求項4の発明は、旋回装置をチルトフロアの右端部から一部が露出する位置に配置することにより、例えばクレーンから吊り下げた索具を旋回装置に掛止めするときに、この索具をチルトフロアの右端部に接触させることなく旋回装置に取付けることができ、旋回装置を旋回フレームの上方に吊り上げるクレーン作業を容易に行うことができる。
本発明の実施の形態による小型の油圧ショベルを示す正面図である。 油圧ショベルを拡大して示す平面図である。 図2中の中間カバーを取外した状態で上部旋回体を拡大して示す平面図である。 図3中のキャノピおよびチルトフロア等を取外した状態で示す平面図である。 図4中の上板を取外した旋回フレームを単体で示す平面図である。 上板を単体で示す平面図である。 図6に示す上板の正面図である。 図1中のキャノピを前側位置を支点としてチルトアップした状態を示す油圧ショベルの正面図である。 図3中のキャノピをチルトアップした状態を示す平面図である。 図9の油圧ショベルを斜め後方からみた斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る建設機械として小型の油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図10に従って詳細に説明する。
図中、1は本実施の形態に適用される建設機械としてのキャノピ仕様の油圧ショベルである。この油圧ショベル1は、狭い作業現場での作業に適したミニショベルと呼ばれる小型の油圧ショベルである。油圧ショベル1は、自走可能な下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回輪3を介して旋回可能に搭載された上部旋回体4と、該上部旋回体4の前側に俯仰動可能に設けられた後述の作業装置42とにより大略構成されている。
ここで、旋回輪3は、下部走行体2と上部旋回体4との間に設けられている。旋回輪3は、下部走行体2に固定して取付けられた内輪と、上部旋回体4に固定して取付けられた外輪と、これらの間に設けられた転動体(いずれも図示せず)とからなる大径の軸受により構成されている。前記内輪には、後述する旋回装置33のピニオン(図示せず)が噛合する内歯が形成されている。旋回装置33は前記ピニオンを回転駆動することにより、上部旋回体4は下部走行体2上で旋回輪3を介して旋回駆動されるものである。図2、図3、図5に示す旋回中心Oは、旋回輪3の中心に位置するものである。
図2に示すように、上部旋回体4は、下部走行体2の車幅とほぼ等しい左,右方向の幅寸法を有し、かつ旋回中心Oを中心とした仮想円(図示せず)内に収まるように、上方から見てほぼ円形状に形成されている。油圧ショベル1は、上部旋回体4が下部走行体2上で旋回中心Oを中心として旋回したときに、後述するカウンタウエイト27の後面がほぼ下部走行体2の車幅内に収まる後方小旋回式の油圧ショベル1を構成している。
ここで、上部旋回体4は、下部走行体2上に旋回輪3を介して旋回可能に搭載された旋回フレーム5と、この旋回フレーム5上に搭載された後述のカウンタウエイト27、エンジン29、制御弁装置31、チルトフロア34、運転席35、キャノピ38および外装カバー39とを含んで構成されている。
5は上部旋回体4の支持構造体を構成する旋回フレームで、該旋回フレーム5は、図4および図5に示すように、底板6、左縦板7、右縦板8、スイングブラケット9、横板12、左サイドフレーム14、左前フレーム17、右サイドフレーム18、右前フレーム22等を含んで構成されている。旋回フレーム5は、後述の旋回装置33により下部走行体2上で旋回輪3を介して旋回駆動されるものである。
6は旋回フレーム5の底板で、該底板6は、厚肉な鋼板等を用いて平板状に形成され、旋回フレーム5の左,右方向のほぼ中央部分を前,後方向に延びている。また、底板6は、後側が広幅で前側に向けて漸次狭幅となる四角形または台形状に形成され、その前端部には略三角形状をなして前方に突出する突出板部6Aが設けられている。該突出板部6Aは、後述の上板11と上,下方向で対向し、突出板部6Aと後述の上板11との間には、スイングブラケット9の筒体10が接合して設けられている。
ここで、底板6の前,後方向の中間部には、旋回中心Oの位置に後述のセンタジョイント32が取付けられるジョイント取付部6Bが設けられている。また、底板6には、ジョイント取付部6Bよりも旋回フレーム5の前方側で、左縦板7よりも右縦板8に近い位置に後述の旋回装置33が取付けられる旋回装置取付部6Cが設けられている。この場合、底板6の下面には、旋回輪3の前記外輪が図5中に二点鎖線で示す取付円3Aに沿って多数のボルト(図示せず)により固定される。前述したように旋回装置33のピニオンは、旋回輪3の内歯に噛合するため、旋回装置取付部6Cは、旋回輪3の取付円3Aにほぼ内接する位置に設けられるものである。
左縦板7と右縦板8とは、ジョイント取付部6Bおよび旋回装置取付部6Cを左,右両側から挟むように底板6上に立設され、後述のスイングブラケット9(筒体10)の位置から横板12の位置まで底板6の前,後方向に延びている。左縦板7と右縦板8とは、その前端部がスイングブラケット9の筒体10に接合され、左,右方向の間隔が前側から後側へと漸次大きくなるように底板6上に斜めに配置されている。即ち、左,右の縦板7,8は、スイングブラケット9の筒体10の位置を基準として平面視で略V字状になす位置関係に配設されている。
9は旋回フレーム5の前端部に設けられたスイングブラケットで、該スイングブラケット9は、底板6の突出板部6A、左,右の縦板7,8の前部、筒体10および後述の上板11を含んで構成されている。これにより、スイングブラケット9は、後述する作業装置42のスイングポスト42Aを揺動可能に支持するブラケット部を構成している。スイングブラケット9は、底板6の突出板部6A、左,右の縦板7,8の前部、筒体10および上板11により、ボックス構造をなす頑丈な支持構造体として形成されている。
ここで、スイングブラケット9の筒体10は、図5に示すように段付円筒状に形成され、筒体10の下端は、底板6の突出板部6Aに溶接手段を用いて固着されている。筒体10の外周面には、左,右の縦板7,8の前端が溶接され、筒体10の上端には、後述する上板11の環状部11Aが同じく溶接により固着される(図4参照)。スイングブラケット9の筒体10には、作業装置42のスイングポスト42Aが連結ピン(図示せず)を用いて左,右方向に揺動可能に連結される。
11は旋回フレーム5の上板で、該上板11は、スイングブラケット9の筒体10を上側から覆うように左,右の縦板7,8間の前側位置に溶接により設けられている。上板11は、底板6の突出板部6Aと上,下方向で対向するように各縦板7,8の上端に溶接手段で固着され、筒体10を含むスイングブラケット9全体の接合強度を高める機能を有している。
図6、図7に示すように、上板11は、その前端部がスイングブラケット9の上端に接合される環状部11Aとなり、後端部は該環状部11Aの位置から平面視で略V字状になすように延びた左,右の延設部11B,11Cとなっている。上板11の長さ方向中間部は、左,右の縦板7,8の上端形状に対応して折曲げられた折曲げ部11Dとなり、該折曲げ部11Dの左,右両側は、左,右の延設部11B,11Cと共に縦板7,8の上端に重合わせた状態で接合されている。
また、上板11には、左,右の延設部11B,11C間に円弧状の切欠き部11Eが形成され、この切欠き部11Eは、後述の旋回装置33を底板6に対して取付け、取外しすることが可能な形状に切欠いたものである。即ち、旋回装置33のメンテナンス作業時には、旋回装置33が底板6から垂直な上,下方向に索具43(図8、図10参照)を用いて昇降される。このため、上板11には、旋回装置33が上板11に接触または干渉することがないように、後端側に切欠き部11Eが設けられている。
ここで、左,右の延設部11B,11Cは、切欠き部11Eの左,右両側に二又状をなして上板11の後方に延びている。この場合、右延設部11Cの方が左延設部11Bよりも後方に長く延びて形成されている。これにより、左延設部11Bは、左縦板7に対する上板11の接合強度を高め、右延設部11Cは、右縦板8に対する上板11の接合強度を一層に高めることができる。この結果、上板11に切欠き部11Eを設けた場合でも、上板11の強度は十分に確保されるものである。また、上板11には、複数のボルト孔11F(図6参照)が設けられ、このボルト孔11Fの位置には、後述の傾転支持部材25(図4参照)が取付けられる。
12は左,右の縦板7,8の後端を左,右方向で連結した横板で、該横板12は、底板6の前,後方向の中間部に位置して底板6上に立設され、左,右方向に延びる仕切板を構成している。即ち、横板12は、旋回フレーム5の後部側にエンジンルームを仕切る機能を有し、横板12の後側には、鋼板等の板材を略コ字状に折曲げて形成したエンジン支持枠13が配設されている。エンジン支持枠13には、後述のエンジン29が防振マウント29A等を介して取付けられるものである。
図5に示すように、エンジン支持枠13は、底板6の後部側を前,後方向に延びる左後縦板部13A,右後縦板部13Bと、該後縦板部13A,13B間を左,右方向に延び後縦板部13A,13Bを一体に連結した連結板部13Cとにより構成されている。エンジン支持枠13の左後縦板部13Aは、左縦板7の後端との間で横板12を挟み、左後縦板部13Aの前端は横板12の左端部に接合されている。右後縦板部13Bは、右縦板8の後端との間で横板12を挟み、右後縦板部13Bの前端は横板12の右端部に接合されている。
14は底板6の左側に張出しビーム15,16を介して設けられた左サイドフレームで、該左サイドフレーム14は、断面D字状の中空パイプを用いて形成されている。左サイドフレーム14は、前側が前,後方向にほぼ真直ぐに延び、後側が後述するカウンタウエイト27の円弧形状に続くように右側に湾曲して形成されている。左サイドフレーム14は、底板6から左側に延びた張出しビーム15,16の先端部に取付けられている。
ここで、左サイドフレーム14の前端部には、左前フレーム17が接合して設けられている。即ち、左前フレーム17は、底板6の前側位置から左方向に延び、その先端が左サイドフレーム14の前端部に接合されている。左前フレーム17は、左,右方向にほぼ真直ぐに延びた断面D字状の中空パイプによって形成されている。
18は底板6の右側に張出しビーム19,20,21を介して設けられた右サイドフレームで、該右サイドフレーム18は、左サイドフレーム14とほぼ同様に、断面D字状の中空パイプからなり、カウンタウエイト27の円弧形状に続くように両端側が左側に湾曲して前,後方向に延びている。右サイドフレーム18は、底板6から右側に延びた張出しビーム19,20,21等の先端部に取付けられている。右サイドフレーム18の前端部には、右前フレーム22が接合して設けられている。即ち、右前フレーム22は、底板6の前側位置から右方向に延び、その先端が右サイドフレーム18の前端部に接合されている。
23は左前フレーム17の上方に設けられたフロア支持板で、該フロア支持板23は、左前フレーム17上に複数の支柱部材(図示せず)を介して予め決められた高さ位置に設置されている。これにより、フロア支持板23の上面は、上板11の延設部11B,11Cの上面と同等な高さ位置に配置され、傾転支持部材24を介してチルトフロア34を傾転(チルトアップ,チルトダウン)可能に支持するものである。
図4に示すように、フロア支持板23の左側部位には、左側の傾転支持部材24がボルト等を介して取付けられている。また、上板11の上面には、右側の傾転支持部材25が同じくボルトを介して取付けられている。これらの傾転支持部材24,25は、チルトフロア34の前端側が連結ピン26(図8参照)を用いて回動可能に連結される前側の支点を構成している。これにより、チルトフロア34は、旋回フレーム5の前端側を支点として上下方向に傾転可能に設けられるものである。
次に、旋回フレーム5上に設けられた上部旋回体4の構成部品(例えば、カウンタウエイト27、エンジン29、油圧ポンプ30、制御弁装置31、センタジョイント32および旋回装置33)について説明する。
27は旋回フレーム5の後部に設けられたカウンタウエイトで、該カウンタウエイト27は、旋回フレーム5の前部に設けられた作業装置42との重量バランスをとるものである。カウンタウエイト27は、旋回フレーム5の底板6上で後述のエンジン29を後側から覆い、その後端側は、旋回中心Oの前記仮想円に沿って円弧状に湾曲して形成されている。
また、カウンタウエイト27の上端側には、エンジン29の後部側を上方から覆う前側位置にフロア後端支持部28が設けられている。このフロア後端支持部28には、後述するチルトフロア34の後端部(取付板部34A)が載置され、この状態でチルトフロア34の取付板部34Aは、フロア後端支持部28にボルト等を用いて着脱可能に固定されるものである。
29はカウンタウエイト27の前部に位置して旋回フレーム5の後部側に搭載された原動機としてのエンジンである。このエンジン29は、旋回フレーム5のエンジン支持枠13に複数の防振マウント29A等を介して取付けられ、旋回フレーム5上で左,右方向に延在する横置き状態に配置されている。エンジン29は、油圧ポンプ30を回転駆動することにより、該油圧ポンプ30から後述の制御弁装置31に向けて圧油が吐出される。
31は旋回フレーム5上に搭載された制御弁装置で、該制御弁装置31は、下部走行体2、作業装置42等に設けられた各種アクチュエータの駆動を制御する複数個の方向制御弁により形成されている。図4に示すように、制御弁装置31は、旋回フレーム5のうち左縦板7と左サイドフレーム14との間で、かつ張出しビーム15と左前フレーム17との間に固定して設けられている。
ここで、エンジン29、油圧ポンプ30、制御弁装置31、後述のセンタジョイント32および旋回装置33は、旋回フレーム5に搭載された搭載機器を構成し、これらの搭載機器は、その大部分が後述のチルトフロア34により上側から覆われる位置に配置されている。図8〜図10に示すように、チルトフロア34をチルトアップしたときには、前記搭載機器(即ち、エンジン29、油圧ポンプ30、制御弁装置31、センタジョイント32および旋回装置33)のメンテナンス作業を外側から容易に行うことができる。
32は旋回フレーム5の旋回中心O側に位置して設けられたセンタジョイントで、該センタジョイント32は、底板6のジョイント取付部6B(図5参照)にボルト等を用いて着脱可能に取付けられている。センタジョイント32は、下部走行体2と上部旋回体4との間で圧油を給排する回転継手を構成している。
33は旋回フレーム5上に設けられた旋回装置で、該旋回装置33は、下側の旋回用減速機33Aと、該旋回用減速機33Aの上側に固定して設けられた旋回モータ33Bを含んで構成されている。旋回装置33の旋回用減速機33Aは、前述した旋回輪3の内歯に噛合するピニオン(図示せず)を有し、旋回モータ33Bの回転駆動により前記ピニオンを減速して回転させる。これにより、旋回フレーム5を含んだ上部旋回体4は、下部走行体2上で旋回輪3を介して旋回駆動されるものである。この場合、旋回装置33のピニオンは旋回輪3の内歯に噛合するため、旋回装置33は、旋回輪3の取付円3A(図4中に二点鎖線で示す)にほぼ内接する位置に設けられるものである。
図4に示すように、旋回装置33は、センタジョイント32よりも旋回フレーム5の前方側に位置し、旋回用減速機33Aのハウジング(図示せず)は、その下端側が底板6の旋回装置取付部6C(図5参照)にボルト等を用いて着脱可能に取付けられている。旋回装置33は、旋回フレーム5の底板6上で左縦板7よりも右縦板8に近い位置に配置され、上板11に対しては、円弧状の切欠き部11Eによりも後方で外部に露出する位置に配置されている。
図3に示すように、旋回装置33は、チルトダウンした状態のチルトフロア34を上方からみた上面視で、チルトフロア34の外形(右端部)から一部が外側に露出する位置に設けられている。このため、旋回装置33のメンテナンス作業時に、図8〜図10に示す如くチルトフロア34をチルトアップした状態では、上方から吊下した後述の索具43が旋回装置33に掛止めされる。この状態で旋回装置33は、索具43により底板6に対して垂直な上,下方向に昇降され、このときに索具43がチルトフロア34に接触するのを防ぐことができる。また、このときに、旋回装置33が上板11に接触または干渉するのを、上板11の切欠き部11Eにより防ぐことができる。
次に、オペレータが着座する後述の運転席35が設けられたチルトフロア34、外装カバー39、上部旋回体4の前端に設けられた作業装置42について説明する。
即ち、34は旋回フレーム5上に傾転可能に設けられたチルトフロアで、該チルトフロア34は、その前端側が旋回フレーム5の傾転支持部材24,25に連結ピン26(図8参照)を介して傾転可能に支持され、後側の取付板部34Aがカウンタウエイト27側のフロア後端支持部28に支持されている。これにより、チルトフロア34は、後述の運転席35、キャノピ38等と一緒に旋回フレーム5の前側位置(傾転支持部材24,25の連結ピン26)を支点として上,下方向に傾転され、チルトアップ,チルトダウンすることができる。
図2、図3に示すように、チルトフロア34は、旋回中心Oを基準として円弧状をなすように形成された旋回フレーム5に対し、左,右方向の左側に片寄せて配置されている。また、旋回装置33は、このようなチルトフロア34の右端部から一部が露出する位置に配置されている。
ここで、チルトフロア34の後端側には、円弧状に突出する取付板部34Aが設けられ、該取付板部34Aは、チルトフロア34をチルトダウンしたときに、カウンタウエイト27側のフロア後端支持部28上に防振状態で支持される。この状態で、チルトフロア34の取付板部34Aは、フロア後端支持部28に複数のボルトを用いて固定され、油圧ショベル1の走行時にチルトフロア34が振動するのを抑えるものである。
35はチルトフロア34上に設けられオペレータが着座する運転席である。該運転席35の左,右両側には、旋回装置33、作業装置42等を操作するための作業用操作レバー36が配設されている。チルトフロア34のうち運転席35の前側には、下部走行体2を走行させるときに手動操作または足踏み操作される走行操作レバー・ペダル37が設けられている。さらに、チルトフロア34には、建屋としてのキャノピ38が設けられ、該キャノピ38は、運転席35の上側を覆うものである。
39は旋回フレーム5の右上側に設けられた外装カバーで、該外装カバー39は、図2〜図4に示すように、旋回フレーム5の右前側に位置し円弧状に湾曲して形成された前側面カバー39Aと、該前側面カバー39Aの後側に位置し同じく円弧状に湾曲して形成された後側面カバー39Bと、これらの側面カバー39A,39Bとチルトフロア34(キャノピ38)との間に介挿され前,後方向に延びた中間の介挿カバー39Cとを含んで構成されている。
外装カバー39のうち介挿カバー39Cは、側面カバー39A,39Bとチルトフロア34(キャノピ38)との間に着脱可能に設けられている。例えば、旋回装置33のメンテナンス時に介挿カバー39Cを取外した状態では、図3に示すように、旋回装置33の一部がチルトフロア34、キャノピ38から右側に露出した状態となる。
外装カバー39の前側面カバー39Aは、図2〜図4中に点線で示す燃料タンク40と作動油タンク41とを上側から着脱可能または開閉可能に覆っている。後側面カバー39Bは、カウンタウエイト27の後端面に続く円弧形状に形成され、エンジン29の熱交換器、バッテリ(いずれも図示せず)をメンテナンスするときには、これらを旋回フレーム5上に露出させるように、後側面カバー39Bは右サイドフレーム18等から取外されるものである。
42は土砂の掘削作業等を行うスイング式の作業装置で、該作業装置42は、旋回フレーム5のスイングブラケット9に左,右方向に揺動可能に取付けられたスイングポスト42Aと、該スイングポスト42Aに俯仰動可能に取付けられたブーム42Bと、該ブーム42Bの先端側に回動可能に取付けられたアーム42Cと、該アーム42Cの先端側に回動可能に取付けられた作業具としてのバケット42Dと、スイングシリンダ42E、ブームシリンダ42F、アームシリンダ42G、バケットシリンダ42Hとにより構成されている。
作業装置42は、スイングシリンダ42Eを伸縮させることによりブーム42Bをスイングポスト42Aと一緒に左,右方向に揺動させる。この状態で、ブームシリンダ42Fを伸縮させることによりブーム42Bを俯仰動させる。さらに、アームシリンダ42Gを伸縮させることによりアーム42Cを回動し、バケットシリンダ42Hでバケット42Dを回動することにより掘削作業を行なうものである。
図8中に示す索具43は、油圧ショベル1の製造工場または整備工場に設置された天井クレーン(図示せず)から、上,下方向に昇降可能に吊下げられたワイヤ、ロープにより構成されている。例えば、旋回装置33をメンテナンスするときには、索具43の下端側を旋回装置33に掛止めする。この状態で旋回装置33は、例えば図8中に二点鎖線で示す旋回装置33′の位置へと矢印で示す方向に索具43によって上方に吊り上げられるものである。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、次に、その作動について説明する。
オペレータは、キャノピ38内に搭乗し、運転席35に着座した状態で走行操作レバー・ペダル37を操作することにより、下部走行体2を前進または後退させることができる。一方、作業用操作レバー36を操作することにより、上部旋回体4を旋回動作させたり、作業装置42を俯仰動させたりすることができ、これにより、土砂の掘削作業等を行うことができる。
ここで、小型の油圧ショベル1には、旋回フレーム5上に、エンジン29、制御弁装置31および旋回装置33を含む搭載機器が搭載されると共に、これらの搭載機器を上側から覆うようにチルトフロア34が設けられている。このチルトフロア34は、旋回フレーム5の前端側で傾転支持部材24,25を支点として上,下方向に傾転可能に設けられ、運転席35およびキャノピ38と一緒にチルトアップ,チルトダウンが可能な構成となっている。
このように、チルトフロア34の床下側に配置された搭載機器(例えば、旋回装置33)のメンテナンス作業を行うときには、運転席35と一緒にチルトフロア34が上方に傾転(チルトアップ)される。これにより、エンジン29、制御弁装置31および旋回装置33は、旋回フレーム5上で外部に露出した状態となり、メンテナンス時の作業性を高めることができる。
ところで、旋回装置33のメンテナンス時には、傾転状態のチルトフロア34が邪魔になって、前記クレーンを用いた旋回装置33の脱着作業が難しくなることがある。この場合、人力で持上げられる小型の旋回装置は、メンテナンス作業を行うことができる。しかし、これよりも大きく重い旋回装置33の場合は、当該旋回装置33をクレーンにより旋回フレーム5から上方に持上げることが難しくなる。
そこで、本実施の形態によれば、旋回装置33は、図3に示すようにチルトフロア34、キャノピ38を上方からみた上面視で、旋回装置33の一部がチルトフロア34よりも右側に露出する位置となるように、旋回装置33を旋回フレーム5の底板6に着脱可能に取付ける構成としている。しかも、旋回装置33は、センタジョイント32よりも底板6の前側に配置されている。これにより、旋回装置33は、上方から吊下したワイヤ、ロープ等の索具43をチルトフロア34、キャノピ38に接触させることなく、当該旋回装置33に掛止めすることが可能となる。
このため、図8〜図10に示すように、チルトフロア34およびキャノピ38を運転席35と一緒にチルトアップした状態で、旋回装置33のメンテナンス作業を行うときには、旋回装置33を底板6の旋回装置取付部6Cに固定している複数のボルトの取外し作業を容易に行うことができる。各ボルトの取外し後には、前記クレーンから吊り下げられた索具43を、旋回装置33のうちチルトフロア34から外側に露出している部位に容易に掛止めすることができる。このときに、上方から吊り下げた索具43をチルトフロア34およびキャノピ38に接触させることなく、旋回装置33に取付けることができ、旋回装置33を旋回フレーム5の上方に吊り上げるクレーン作業を容易に行うことができる。
この場合、旋回装置33は、図8中に実線で示す位置から二点鎖線で示す旋回装置33′の位置へと索具43により斜め上方に持上げられるように移送され、旋回装置33がチルトフロア34の下面に接触するのを防ぐようにする。このとき、索具43により吊り上げられた旋回装置33は、旋回フレーム5の底板6とチルトフロア34の下面との間を、図9中の矢示A,B方向に移送される。即ち、旋回装置33は、チルトフロア34の右側面に沿って旋回フレーム5の後方へと矢示A方向に移送された後に、チルトフロア34の後端側で図9中の矢示B方向に方向転換され、横板12の前側を左方向(矢示B方向)に移送される。
このように矢示B方向に移送された旋回装置33は、エンジン29の前側とチルトフロア34の後端との間で、前,後方向の間隔が大きくなる位置(例えば、図9に示す制御弁装置31の後側位置)において、エンジン29およびチルトフロア34に接触することなく、前記クレーンによって上方に吊り上げられる。これにより、旋回装置33を旋回フレーム5とチルトフロア34との間からエンジン29等に接触させることなく外部に取出すことができ、外部に取出された旋回装置33に対しては、広い空間を利用して整備、点検作業を行うことができる。一方、旋回装置33の整備、点検が完了したときには、再び前記クレーンからの索具43を用いて旋回装置33を吊り上げることにより、前述した取外し時とは逆の手順で旋回フレーム5の底板6上に旋回装置33を取付けることができる。
かくして、このように構成される本実施の形態によれば、重量の大きい旋回装置33であっても、その一部がチルトフロア34よりも右側に露出する位置に配設することにより、旋回装置33を底板6の旋回装置取付部6Cからクレーンを用いて吊り上げることができ、このときに索具43がチルトフロア34に接触するのを防ぐことができる。これにより、旋回フレーム5の前側を支点としてチルトフロア34およびキャノピ38を上向きに傾転させて行う旋回装置33のメンテナンス作業を、安定して行うことができ、旋回装置33の整備性を高めることができる。
また、旋回装置33をセンタジョイント32よりも旋回フレーム5の前側に配置している。このため、旋回フレーム5の後部には、エンジン29を設置するためのスペースを容易に確保することができ、旋回フレーム5を含めた建設機械全体の小型化も図ることができる。しかも、旋回フレーム5の後端には、エンジン29の後側にカウンタウエイト27の取付スペースを形成することができ、カウンタウエイト27の重量を十分に確保することができる。
また、旋回フレーム5の上板11には、左,右の延設部11B,11C間に円弧状の切欠き部11Eを形成することにより、底板6の旋回装置取付部6Cに対する旋回装置33の取付け、取外しする作業を、切欠き部11Eを介して容易に行うことができる。即ち、旋回装置33を旋回フレーム5の上方に吊り上げるクレーン作業時には、上板11の切欠き部11Eを利用して旋回装置33を上,下方向に昇降することができる。これにより、旋回装置33が上板11に接触するのを防ぐことができ、底板6に対する旋回装置33の取付け、取外し作業を容易に行うことができる。
従って、本実施の形態によれば、旋回装置33をセンタジョイント32よりも旋回フレーム5の前方に配置することにより、旋回フレーム5上にエンジン29の取付スペースを確保することができる。しかも、旋回装置33をチルトフロア34の右側に一部が露出する位置に配設することにより、旋回装置33のメンテナンス作業を容易に行うことができ、その作業性を向上することができる。
なお、前記実施の形態では、チルトフロア34の後端側(取付板部34A)を支持するフロア後端支持部28を、カウンタウエイト27に設ける場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば特開2005−14642号公報に記載の如く、カウンタウエイトの前側に位置して旋回フレーム上に支持部材(サポート部材)を設け、このサポート部材の上側面にフロア後端支持部を設けることにより、チルトフロアの後端側を支持する構成としてもよい。
また、前記実施の形態では、旋回フレーム5の前部側に設けるブラケット部としてのスイングブラケット9を、底板6の突出板部6A、左,右の縦板7,8の前部、筒体10および上板11により構成する場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば特開2005−16019号公報に記載の如く、底板の一部、筒体および上板を予め一体物として形成したスイングブラケットを用いてもよく、これ以外の種々のブラケット部を用いる構成としてもよい。この場合、旋回フレームの前部側に、作業装置のスイングポストを揺動可能に支持するスイングブラケットを備えた機種、またはブームの基端側を俯仰動可能に支持するスイングブラケット以外のブラケット部を備えた機種にも適用することができる。
また、前記実施の形態では、建設機械として運転席35を上側から覆うキャノピ38を備えたキャノピ仕様の油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば旋回フレーム上に設ける建屋としてのキャブを備えたキャブ仕様の油圧ショベルに適用してもよい。
さらに、前記実施の形態では、建設機械としてクローラ式の油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えばホイール式の油圧ショベル、油圧クレーン等の他の建設機械にも適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 旋回輪
4 上部旋回体
5 旋回フレーム
6 底板
6B ジョイント取付部
6C 旋回装置取付部
7 左縦板
8 右縦板
9 スイングブラケット(ブラケット部)
11 上板
11E 切欠き部
12 横板
17 左前フレーム
23 フロア支持板
24,25 傾転支持部材(支点)
26 連結ピン(支点)
27 カウンタウエイト
28 フロア後端支持部
29 エンジン
32 センタジョイント
33 旋回装置
34 チルトフロア
35 運転席
38 キャノピ
39 外装カバー
42 作業装置
43 索具
O 旋回中心

Claims (4)

  1. 自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回輪を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前端に設けられたブラケット部に俯仰動可能に設けられた作業装置とからなり、
    前記上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、該旋回フレーム上に搭載されたエンジンと、該エンジンよりも前側に位置して前記旋回フレームに搭載され前記旋回フレームを下部走行体上で旋回駆動する旋回装置と、前記旋回フレームの前端側を支点として前記旋回フレーム上に傾転可能に設けられたチルトフロアと、該チルトフロア上に設けられオペレータが着座する運転席とを有してなる建設機械において、
    前記旋回装置は、前記チルトフロアを上方からみた上面視で該チルトフロアの外形から一部が外側に露出する位置で前記旋回フレームに着脱可能に取付ける構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記旋回フレームには、前記旋回輪の中心側に位置して前記下部走行体と上部旋回体との間で圧油を給排するセンタジョイントを設け、前記旋回装置は、該センタジョイントよりも前側に配置する構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記旋回フレームは、前記旋回装置が取付けられる底板と、前記旋回装置の左,右両側に位置して前記底板から上向きに立設され前記底板の前,後方向に延びる左,右の縦板と、前記底板と上,下で対向して前記各縦板の前端側に設けられ前記底板および各縦板と一緒に前記作業装置を回動可能に支持するための前記ブラケット部を形成する上板とを有し、
    該上板には、前記旋回装置を上,下方向に昇降して前記底板に取付け、取外しすることが可能な形状に切欠いた切欠き部を形成してなる請求項1または2に記載の建設機械。
  4. 前記チルトフロアは、前記旋回輪の中心を基準として前記旋回フレームに対し左,右方向の左側に片寄せて配置し、前記旋回装置は、前記チルトフロアの右端部から一部が露出する位置に配置する構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機械。
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