JP5510727B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
ここで、特許文献1には、定着ベルト(定着回転体)と発熱部材(抵抗発熱体)とに浮きが生じることなく双方の密着性を高めて定着ベルトの加熱効率を向上させることを目的として、定着ベルトを強磁性体で形成して、発熱部材に設けた磁石の磁力によって定着ベルトを発熱部材に密着させる技術が開示されている。
さらに、特許文献2、3等には、励磁コイル部によって電磁誘導加熱される発熱部材を整磁合金で形成して、発熱部材に自己温度制御性をもたせることで、定着ベルト(定着回転体)の過昇温を防止する技術が開示されている。
しかし、装置が待機状態にある場合等には、定着ベルト(定着回転体)の回転駆動が停止された状態で発熱部材によって定着ベルトが加熱されるために、定着ベルトにおいて発熱部材に当接する部分だけが局所的に加熱されてしまい、定着ベルトに回転方向の温度偏差が生じてしまう不具合があった。そして、このように定着ベルトに温度偏差が生じた状態で、その直後に定着工程をおこなってしまうと、定着画像上に定着ムラが生じてしまうことになる。
図1〜図3にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機の装置本体、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する転写部、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部、12〜14は転写紙等の記録媒体Pが収納された給紙部、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着回転体としての定着ベルト、31は定着装置20に設置された加圧回転体としての加圧ローラ、を示す。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、転写部7で、レジストローラにより搬送された記録媒体P上に転写される。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部12、13、14のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部12が選択されたものとする。)。
そして、給紙部12に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2は、定着装置20を示す構成図である。また、図3(A)は定着ベルト21が回転状態にあるときの状態を示す拡大図であり、図3(B)は定着ベルト21が非回転状態にあるときの状態を示す拡大図である。なお、図3において、多層構造の定着ベルト21や発熱部材23における各層の構成も図示している。
図2に示すように、定着装置20は、定着回転体(定着部材)としての定着ベルト21、固定部材22、発熱部材23、永久磁石26(磁石)、磁性部材24、付勢部材としての引張スプリング27、加圧回転体としての加圧ローラ31、温度センサ40(温度検知手段)、ガイド板35、37、等で構成される。
定着ベルト21の弾性層21bは、層厚が100〜300μm程度であって、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、フッ素ゴム、等のゴム材料で形成されている。弾性層21bを設けることで、ニップ部における定着ベルト21表面の微小な凹凸が形成されなくなり、記録媒体P上のトナー像Tに均一に熱が伝わりユズ肌画像の発生が抑止される。なお、本実施の形態1では、定着ベルト21の弾性層21bとして、層厚が150μmのシリコーンゴムを用いている。
定着ベルト21の離型層21cは、層厚が10〜50μm程度であって、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、等の材料で形成されている。離型層21cを設けることで、トナーT(トナー像)に対する離型性(剥離性)が担保される。なお、本実施の形態1では、定着ベルト21の離型層21cとして、層厚が30μmのPFAを用いている。
また、固定部材22は、加圧ローラ31との対向面(摺接面)が、加圧ローラ31の曲率にならうように凹状に形成されている。これにより、記録媒体Pは加圧ローラ31の曲率にならうようにニップ部から送出されるために、定着工程後の記録媒体Pが定着ベルト21に吸着して分離しないような不具合を抑止することができる。
なお、本実施の形態1では、ニップ部を形成する固定部材22の形状を凹状に形成したが、ニップ部を形成する固定部材22の形状を平面状に形成することもできる。すなわち、固定部材22の摺接面(加圧ローラ31に対向する面である。)が平面形状になるように形成することができる。これにより、ニップ部の形状が記録媒体Pの画像面に対して略平行になって、定着ベルト21と記録媒体Pとの密着性が高まるために定着性が向上する。さらに、ニップ部の出口側における定着ベルト21の曲率が大きくなるために、ニップ部から送出された記録媒体Pを定着ベルト21から容易に分離することができる。
ここで、発熱部材23は、その一部に抵抗発熱体からなる発熱層23bが形成されている。詳しくは、図3を参照して、発熱部材23は、内周面(断熱材29、磁性部材24に対向する面である。)側から、基材層23a、発熱層23b、保護層23c(絶縁層)が順次積層されている。なお、本実施の形態1において、発熱部材23は、その幅方向(図2の紙面垂直方向である。)の長さが320mm程度に、周方向の長さ(円弧長)が10mm程度に設定されている。
発熱部材23の発熱層23bは、抵抗発熱体からなる。抵抗発熱体は、セラミック等からなる面状発熱体であって、その幅方向両端部に電源部(不図示である。)が接続されている。そして、発熱部材23の発熱層23b(抵抗発熱体)に電流が流されると、発熱層23b(抵抗発熱体)自身の電気抵抗によって発熱層23b(抵抗発熱体)が昇温して、当接(又は、対向)する定着ベルト21を加熱する。なお、発熱層23b(抵抗発熱体)は、適度に抵抗値を調整した金属分散樹脂等のように発熱機能を有するデバイスであれば、本実施の形態1のものに限定されることなくそれらを用いることができる。
発熱部材23の保護層23c(絶縁層)は、ガラス等の絶縁材料からなり、発熱部材23に印加された電流が定着ベルト21に流れるのを防止している。
なお、発熱部材23の基材層23aには、断熱材29を介して磁性部材24が固設されている。
なお、発熱部材23に電流を印加する電源(不図示である。)の出力制御は、定着ベルト21表面に対向するサーミスタ、サーモパイル等の温度センサ40(温度検知手段)によるベルト表面温度の検知結果に基いておこなわれる。また、このような電源の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)を所望の温度に設定することができる。
なお、本実施の形態1では、発熱部材23を多層構造体として、その一部に発熱層23b(抵抗発熱体)を形成した。これに対して、発熱部材23を単層構造体として、その全部を発熱層23b(抵抗発熱体)として形成することもできる。
この永久磁石26は、磁性部材24に対する距離を可変できるように、駆動部45によってスライド移動(図2の白矢印方向の移動である。)ができるように構成されている。そして、駆動部45によって永久磁石26が上下方向に移動することで、永久磁石26の磁力が磁性部材24に作用したり作用しなくなったりして(又は、作用する磁力の大きさが変化して)、発熱部材23が磁性部材24とともに上下方向に移動することになるが、これについては後で詳しく説明する。
なお、永久磁石26を移動する駆動部45としては、例えば、スプリングによって図2の上方に付勢された永久磁石26に当接するカム機構等を用いることができる。
また、永久磁石26が昇温して透磁率が低下する不具合を軽減するために、永久磁石26を冷却するファン等を設置することもできる。
そして、断熱材29は、発熱部材23と磁性部材24と一体化されていて、永久磁石26の上下動に連動して発熱部材23と磁性部材24とともに図2の白矢印方向に移動することになる。
装置本体1の電源スイッチが投入されると、電源(不図示である。)から発熱部材26(抵抗発熱体)に電流が供給されるとともに、加圧ローラ31の図2中の矢印方向の回転駆動が開始される。これにより、ニップ部の位置における加圧ローラ31との摩擦力によって、定着ベルト21も図2中の矢印方向に従動(回転)する。
その後、給紙部12から記録媒体Pが給送されて、転写部7の位置で、記録媒体P上に未定着のカラー画像が担持(転写)される。未定着画像T(トナー像)が担持された記録媒体Pは、ガイド板35に案内されながら図2の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にある定着ベルト21及び加圧ローラ31のニップ部に送入される。
そして、加熱状態にある定着ベルト21による加熱と、定着ベルト21(固定部材22)と加圧ローラ31との押圧力とによって、記録媒体Pの表面にトナー像Tが定着される。その後、ニップ部から送出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送される。
本実施の形態1における定着装置20には、定着ベルト21(定着回転体)に対する発熱部材23の当接圧(又は、対向距離)が可変するように、発熱部材23(磁性部材24と断熱材29が一体的に固設されている。)を可動する可動手段24、26、27、45が設けられている。すなわち、可動手段24、26、27、45によって、発熱部材23が図3の黒矢印方向(上下方向)に移動することになる。
先に説明したように、永久磁石26は、定着ベルト21及び発熱部材23を介して磁性部材24に対向するように配設されていて、磁性部材24に対する距離を可変できるように駆動部45によってスライド移動される。また、磁性部材24は、発熱部材23を介して定着ベルト21に対向するように、断熱材29とともに発熱部材23に貼着されている。また、引張スプリング27(付勢部材)は、磁性部材24及び発熱部材23を定着ベルト21に対して離れる方向に付勢している。
これに対して、図3(B)に示すように、駆動部45によって永久磁石26が定着ベルト21(磁性部材24)から遠ざかる位置(白矢印方向であって、上方である。)に移動したときには、磁性部材24に作用する磁力(引力)が弱まって、引張スプリング27のスプリング力によって、磁性部材24とともに発熱部材23が黒矢印方向(下方)に移動する。このとき、定着ベルト21に対する発熱部材23の当接圧は小さくなる(又は、対向距離が大きくなって定着ベルト21から離間するとともに当接圧がゼロになる)。そのため、発熱部材23から定着ベルト21への伝熱効率が低下することになる(発熱部材23から定着ベルト21への熱移動が積極的におこなわれないことになる)。
このように、本実施の形態1では、発熱部材23にカム等の接離機構を直接的に当接させることなく、永久磁石26の磁力によって発熱部材23を非接触で可動しているため、発熱部材23の熱が定着ベルト21以外の部材に奪われて定着ベルト21の熱効率が低下する不具合を抑止することができる。
詳しくは、通紙時やウォーミングアップ時等において定着ベルト21が図2の時計方向に回転駆動されているときには、図3(A)に示すように、駆動部45によって永久磁石26が定着ベルト21に近接する位置に移動されて、発熱部材23が定着ベルト21に当接することになる(又は、伝熱可能な微小ギャップで発熱部材23が定着ベルト21に近接することになる)。このとき、定着ベルト21は、図2の時計方向の回転にともない、発熱部材23との当接部分(加熱部分)が周方向に移動することになるため、周方向にわたって効率的に均一に加熱されることになる。
これに対して、待機時等において定着ベルト21の回転が停止されているときには、図3(B)に示すように、駆動部45によって永久磁石26が定着ベルト21から遠ざかる位置に移動されて、発熱部材23が定着ベルト21から離間することになる(又は、伝熱ができないほどに大きなギャップで発熱部材23が定着ベルト21から離間することになる)。このとき、定着ベルト21は、回転が停止しているものの、発熱部材23によって局所的に加熱(伝熱)されることがないため、定着ベルト21に回転方向の温度偏差が生じにくくなる。さらに、定着ベルト21から充分に離間した発熱部材23から放出される熱は、定着ベルト21に対して周方向にわたってほぼ均一に達することになるため、伝熱に比べて加熱効率は減少するものの、定着ベルト21が周方向にわたって均一に加熱されることになる。したがって、待機モードが終了した直後に通紙(定着工程)をおこなった場合等であっても、定着画像上に定着ムラが生じにくくなる。
詳しくは、通紙時においてニップ部の位置で定着工程がおこなわれているとき(連続通紙時においては、最後の記録媒体Pに対しての定着工程が終了するときまで)には、図3(A)に示すように、駆動部45によって永久磁石26が定着ベルト21に近接する位置に移動されて、発熱部材23が定着ベルト21に当接することになる(又は、伝熱可能な微小ギャップで発熱部材23が定着ベルト21に近接することになる)。このとき、定着ベルト21は、図2の時計方向の回転にともない、発熱部材23との当接部分(加熱部分)が周方向に移動することになるため、周方向にわたって効率的に均一に加熱されることになる。
これに対して、通紙時においてニップ部の位置で定着工程が終了した直後(連続通紙時においては、最後の記録媒体Pに対しての定着工程が終了した直後)には、図3(B)に示すように、駆動部45によって永久磁石26が定着ベルト21から遠ざかる位置に移動されて、発熱部材23が定着ベルト21から離間することになる(又は、定着ベルト21に対する当接圧が0.1kgf/cm2以下になるように発熱部材23が下方に移動して軽接触することになる)。このとき、定着ベルト21は、回転しているものの、発熱部材23との接触がないため(又は、軽接触しているため)、双方の部材21、23の摺接によって双方の部材21、23の磨耗劣化が進んだり装置の駆動トルクが大きくなったりする問題が生じにくくなる。
そして、このような場合であっても、前記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
そして、このような場合であっても、前記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
図4及び図5にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図4は、実施の形態2における定着装置20を示す構成図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。また、図5(A)は定着ベルト21が回転状態にあるときの状態を示す拡大図であり、図5(B)は定着ベルト21が非回転状態にあるときの状態を示す拡大図であり、それぞれ前記実施の形態1における図3(A)、(B)に相当する図である。
本実施の形態2における定着装置は、可動手段としての永久磁石26が回転移動可能に構成されている点が、可動手段としての永久磁石26がスライド移動可能に構成されている前記実施の形態1のものと相違する。
そして、本実施の形態2における定着装置20にも、定着ベルト21に対する発熱部材23の当接圧(又は、対向距離)が可変するように、発熱部材23(磁性部材24と断熱材29が一体的に固設されている。)を可動する可動手段が設けられている。
永久磁石26は、定着ベルト21及び発熱部材23を介して磁性部材24に対向するように配設されていて、磁性部材24に対向する磁極(N極、S極)を可変できるように駆動部46によって回転軸部26aを中心にして回転移動される。また、磁性部材24は、発熱部材23を介して定着ベルト21に対向するように、断熱材29とともに発熱部材23に貼着されている。
これに対して、定着ベルト21が非回転状態にあるときには、図5(B)に示すように、駆動部46によって永久磁石26のS極が定着ベルト21(磁性部材24)に対向するように、永久磁石26を回転移動させる。これにより、磁性部材24に作用する磁力が斥力となって、磁性部材24とともに発熱部材23が黒矢印方向(下方)に移動する。このとき、定着ベルト21に対する発熱部材23の当接圧は小さくなる(又は、対向距離が大きくなって定着ベルト21から離間するとともに当接圧がゼロになる)。そのため、定着ベルト21は、発熱部材23による伝熱による加熱から放熱による加熱に切り替えられることになる。これにより、定着ベルト21の非回転時における局所的な加熱が抑止される。
なお、本実施の形態2では、磁性部材24のS極が永久磁石26に対向する側に位置するように、磁性部材24の磁極が配列されている。
図6及び図7にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図6は、実施の形態3における定着装置20を示す構成図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。また、図7は、別形態の定着装置20を示す構成図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。
本実施の形態3における定着装置は、可動手段としての磁石が電磁石28である点が、可動手段としての磁石が永久磁石26である前記実施の形態1のものと相違する。
そして、本実施の形態3における定着装置20にも、定着ベルト21に対する発熱部材23の当接圧(又は、対向距離)が可変するように、発熱部材23(磁性部材24と断熱材29が一体的に固設されている。)を可動する可動手段が設けられている。
電磁石28は、定着ベルト21及び発熱部材23を介して磁性部材24に対向するように配設されていて、磁性部材24に作用する磁力を可変できるように可変抵抗器51によって電源部50から電磁石28(電磁コイル)に供給される印加電流の大きさが可変される。また、磁性部材24は、発熱部材23を介して定着ベルト21に対向するように、断熱材29とともに発熱部材23に貼着されている。
これに対して、定着ベルト21が非回転状態にあるときには、可変抵抗器51によって電源部50から電磁石28に供給する電流量が小さくなるように制御される。これにより、磁性部材24に作用する磁力(引力)が弱まって、引張スプリング27のスプリング力によって、磁性部材24とともに発熱部材23が下方に移動する。このとき、定着ベルト21に対する発熱部材23の当接圧は小さくなる(又は、対向距離が大きくなって定着ベルト21から離間するとともに当接圧がゼロになる)。そのため、定着ベルト21は、発熱部材23による伝熱による加熱から放熱による加熱に切り替えられることになる。これにより、定着ベルト21の非回転時における局所的な加熱が抑止される。
詳しくは、図7に示すように、電磁石28は、定着ベルト21及び発熱部材23を介して磁性部材24に対向するように配設されていて、磁性部材24に作用する磁極を可変できるようにスイッチ回路52によって電源部50から電磁石28(電磁コイル)に供給される印加電流の方向が可変される。
そして、定着ベルト21が回転状態にあるときには、スイッチ回路52によって電磁石28のN極が定着ベルト21(磁性部材24)に対向するように、電流の流れる方向が制御される。これにより、磁性部材24に作用する磁力が引力となって、磁性部材24とともに発熱部材23が上方に移動する。このとき、定着ベルト21に対する発熱部材23の当接圧は大きくなる(又は、対向距離が小さくなる)。そのため、発熱部材23から定着ベルト21への伝熱効率が高められることになる。
これに対して、定着ベルト21が非回転状態にあるときには、スイッチ回路52によって電磁石28のS極が定着ベルト21(磁性部材24)に対向するように、電流の流れる方向が制御される。これにより、磁性部材24に作用する磁力が斥力となって、磁性部材24とともに発熱部材23が下方に移動する。このとき、定着ベルト21に対する発熱部材23の当接圧は小さくなる(又は、対向距離が大きくなって定着ベルト21から離間するとともに当接圧がゼロになる)。そのため、定着ベルト21は、発熱部材23による伝熱による加熱から放熱による加熱に切り替えられることになる。これにより、定着ベルト21の非回転時における局所的な加熱が抑止される。
なお、図7の定着装置20では、磁性部材24のS極が電磁石28に対向する側に位置するように、磁性部材24の磁極が配列されている。
図8及び図9にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図8は、実施の形態4における定着装置20を示す構成図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。また、図9(A)は定着ベルト21が回転状態にあるときの状態を示す拡大図であり、図9(B)は定着ベルト21が非回転状態にあるときの状態を示す拡大図であり、それぞれ前記実施の形態1における図3(A)、(B)に相当する図である。
本実施の形態4における定着装置は、発熱部材23が励磁コイル部25によって電磁誘導加熱されるように構成されている点が、発熱部材23自身が抵抗発熱体として発熱するように構成されている前記実施の形態1のものと相違する。
そして、本実施の形態4における定着装置20にも、前記実施の形態1のものと同様に、定着ベルト21に対する発熱部材23の当接圧(又は、対向距離)が可変するように、発熱部材23(磁性部材24が一体的に固設されている。)を可動する可動手段(永久磁石26、磁性部材24、引張スプリング27、駆動部45)が設けられている。
定着ベルト21の基材層21aは、層厚が数ミクロン〜数百ミクロン程度のSUS420やFe−Ni合金等の磁性材料で形成されていて、励磁コイル部25によって電磁誘導加熱される発熱層として機能する。定着ベルト21の弾性層21bや離型層21cの構成は、前記実施の形態1のものと同様である。
発熱部材23の発熱層23fは、層厚が10μm程度の銅からなり、励磁コイル部25によって生成された励磁磁束が透過されると渦電流が誘起されて、電磁誘導加熱されることになる。
発熱部材23の酸化防止層23e、23gは、いずれも、層厚が30μm程度のニッケルメッキからなり、発熱層23fを挟むように配設されていて発熱層23fの酸化を防止している。
さらに、定着ベルト21にも発熱層として機能する基材層21dが設けられているため、定着ベルト21(基材層21d)自体も、励磁コイル部25により生成される交番磁界によって直接的に電磁誘導加熱されることになる。したがって、定着ベルト21は、励磁コイル部25により直接的に電磁誘導加熱されるとともに、発熱部材23(励磁コイル部25により電磁誘導加熱されている。)によって間接的に加熱されることになり、定着ベルト21の加熱効率が高められる。
なお、励磁コイル部25の出力制御は、定着ベルト21表面に対向する温度センサ40(温度検知手段)によるベルト表面温度の検知結果に基いておこなわれる。また、このような励磁コイル部25の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)を所望の温度に設定することができる。
装置本体1の電源スイッチが投入されると、高周波電源(不図示である。)から励磁コイル部25(励磁コイル25a)に交番電流が供給されるとともに、加圧ローラ31の図8中の矢印方向の回転駆動が開始される。これにより、ニップ部の位置における加圧ローラ31との摩擦力によって、定着ベルト21も図8中の矢印方向に従動(回転)する。
その後、給紙部12から記録媒体Pが給送されて、転写部7の位置で、記録媒体P上に未定着のカラー画像が担持(転写)される。未定着画像T(トナー像)が担持された記録媒体Pは、図8の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にある定着ベルト21及び加圧ローラ31のニップ部に送入される。
そして、加熱状態にある定着ベルト21による加熱と、定着ベルト21(固定部材22)と加圧ローラ31との押圧力とによって、記録媒体Pの表面にトナー像Tが定着される。その後、ニップ部から送出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送される。
これに対して、定着ベルト21が非回転状態にあるときには、図9(B)に示すように、駆動部によって永久磁石26が定着ベルト21から遠ざかる位置に移動される。これにより、磁性部材24に作用する磁力(引力)が弱まって、引張スプリング27のスプリング力によって、磁性部材24とともに発熱部材23が下方に移動する。このとき、定着ベルト21に対する発熱部材23の当接圧は小さくなる(又は、対向距離が大きくなって定着ベルト21から離間するとともに当接圧がゼロになる)。そのため、定着ベルト21は、発熱部材23による伝熱による加熱から放熱による加熱に切り替えられることになる。これにより、定着ベルト21の非回転時における局所的な加熱が抑止される。
なお、発熱部材23は、定着ベルト21に対する接離動作をおこなっても、励磁コイル部25によって生成される磁場(図9中において破線矢印で示している。)の内部に常に位置するように構成されている。これにより、上述した定着ベルト21の回転時における発熱部材23の伝熱による加熱と、定着ベルト21の非回転時における発熱部材23の放熱による加熱と、を確実におこなうことが可能になる。
具体的に、定着ベルト21の基材層21d(発熱層)を、鉄、ニッケル、コバルト、又は、それらの合金、等の強磁性を有する整磁合金で形成する。
その場合、基材層21d(発熱層)のキュリー温度を定着使用限温度の近傍に設定することで、整磁合金の自己温度制御性によって定着ベルト21の温度が過昇温して熱劣化する不具合を抑止することができる。また、基材層21d(発熱層)のキュリー温度を、磁性部材24の昇温による透磁率が低下しない温度に設定することで、発熱部材23と磁性部材24との間に断熱材29を設ける必要が生じなくなる。
20 定着装置、
21 定着ベルト(定着回転体)、
22 固定部材、
23 発熱部材、
24 磁性部材(可動手段)、
25 励磁コイル部(誘導加熱部)、
26 永久磁石(可動手段)、
27 引張スプリング(付勢部材)、
28 電磁石(可動手段)、
29 断熱材、
31 加圧ローラ(加圧回転体)、 P 記録媒体。
Claims (14)
- 所定方向に回転してトナー像を加熱して溶融する定着回転体と、
前記定着回転体に圧接して記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧回転体と、
前記ニップ部とは異なる位置で前記定着回転体に当接又は対向するとともに、前記定着回転体を加熱する発熱部材と、
前記定着回転体に対する前記発熱部材の当接圧又は対向距離が可変するように前記発熱部材を可動する可動手段と、
を備え、
前記可動手段は、
前記発熱部材を介して前記定着回転体に対向するように前記発熱部材に固定された磁性部材と、
前記定着回転体及び前記発熱部材を介して前記磁性部材に対向するように配設されるとともに、前記磁性部材に対する距離を可変できるようにスライド移動される磁石と、
前記磁性部材及び前記発熱部材を前記定着回転体に対して離れる方向又は近づく方向に付勢する付勢部材と、
を具備したことを特徴とする定着装置。 - 所定方向に回転してトナー像を加熱して溶融する定着回転体と、
前記定着回転体に圧接して記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧回転体と、
前記ニップ部とは異なる位置で前記定着回転体に当接又は対向するとともに、前記定着回転体を加熱する発熱部材と、
前記定着回転体に対する前記発熱部材の当接圧又は対向距離が可変するように前記発熱部材を可動する可動手段と、
を備え、
前記可動手段は、
前記発熱部材を介して前記定着回転体に対向するように前記発熱部材に固定された磁性部材と、
前記定着回転体及び前記発熱部材を介して前記磁性部材に対向するように配設されるとともに、前記磁性部材に対向する磁極を可変できるように回転移動される永久磁石と、
を具備したことを特徴とする定着装置。 - 所定方向に回転してトナー像を加熱して溶融する定着回転体と、
前記定着回転体に圧接して記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧回転体と、
前記ニップ部とは異なる位置で前記定着回転体に当接又は対向するとともに、前記定着回転体を加熱する発熱部材と、
前記定着回転体に対する前記発熱部材の当接圧又は対向距離が可変するように前記発熱部材を可動する可動手段と、
を備え、
前記可動手段は、
前記発熱部材を介して前記定着回転体に対向するように前記発熱部材に固定された磁性部材と、
前記定着回転体及び前記発熱部材を介して前記磁性部材に対向するように配設されるとともに、前記磁性部材に作用する磁力又は磁極を可変できるように印加電流の大きさ又は方向が可変される電磁石と、
を具備したことを特徴とする定着装置。 - 前記可動手段は、前記定着回転体が非回転状態にあるときに回転状態にあるときに比べて前記当接圧が小さくなるように制御されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の定着装置。
- 前記可動手段は、前記定着回転体が回転状態にあるときであっても前記ニップ部における記録媒体の搬送がすべて終了したときに記録媒体の搬送がおこなわれているときに比べて前記当接圧が小さくなるように制御されることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
- 前記可動手段は、前記定着回転体が非回転状態にあるときに回転状態にあるときに比べて前記対向距離が大きくなるように制御されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の定着装置。
- 前記可動手段は、前記定着回転体が回転状態にあるときであっても前記ニップ部における記録媒体の搬送がすべて終了したときに記録媒体の搬送がおこなわれているときに比べて前記対向距離が大きくなるように制御されることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
- 前記磁性部材は、ハードフェライトで形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の定着装置。
- 前記発熱部材と前記磁性部材との間に断熱材を設置したことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の定着装置。
- 前記発熱部材は、その一部又は全部が抵抗発熱体で形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の定着装置。
- 前記定着回転体を介して前記発熱部材に対向する励磁コイル部をさらに備え、
前記発熱部材は、前記励磁コイル部によって電磁誘導加熱されることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の定着装置。 - 前記発熱部材は、その一部又は全部が整磁合金で形成されたことを特徴とする請求項11に記載の定着装置。
- 前記発熱部材は、前記励磁コイル部によって生成される磁場の内部に位置することを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の定着装置。
- 請求項1〜請求項13のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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