JP5508209B2 - 化粧料 - Google Patents
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化粧料であって、少なくとも
モノマー単位(I):下記式(1)で示されるシリコーンマクロモノマー;15〜50質量%と、
モノマー単位(II):炭素数12以上のアルコール化合物またはアミン化合物と、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸グリシジル化合物、及び(メタ)アクリル酸ハロゲン化合物のいずれか1以上とを縮合反応させて得られる(メタ)アクリレートモノマー又は(メタ)アクリルアミドモノマー;15〜50質量%と、
モノマー単位(III):ラジカル重合性基を有する親水性モノマー;0.1〜25質量%と、
モノマー単位(IV):炭素数10以下の炭化水素基を有するラジカル重合性疎水性モノマー;10〜60質量%とを
必須成分として構成される重量平均分子量700〜300,000の共重合体(A)を含むものであることを特徴とする化粧料を提供する。
前述のように、シリコーン重合体の特性を有しながらも、使用性及び持続性に優れた化粧料の開発が望まれており、その為には各種油剤への相溶性と皮膚もしくは毛髪への密着性を同時に解決することができるシリコーン重合体の開発が必要であった。
本発明は、
化粧料であって、少なくとも
モノマー単位(I):下記式(1)で示されるシリコーンマクロモノマー;15〜50質量%と、
モノマー単位(II):炭素数12以上のアルコール化合物またはアミン化合物と、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸グリシジル化合物、及び(メタ)アクリル酸ハロゲン化合物のいずれか1以上とを縮合反応させて得られる(メタ)アクリレートモノマー又は(メタ)アクリルアミドモノマー;15〜50質量%と、
モノマー単位(III):ラジカル重合性基を有する親水性モノマー;0.1〜25質量%と、
モノマー単位(IV):炭素数10以下の炭化水素基を有するラジカル重合性疎水性モノマー;10〜60質量%とを
必須成分として構成される重量平均分子量700〜300,000の共重合体(A)を含むものであることを特徴とする化粧料を提供する。
共重合体(A)を構成するためのモノマー単位(I)は上記式(1)で示されるシリコーンマクロモノマーである。上記式(1)で示されるシリコーンマクロモノマー由来の構成単位を含むことで、べたつきが少なく、なめらかに伸び、さっぱりとした使用感を与え、撥水性に富むと共に皮膚安全性が高いというシリコーン重合体の性質を化粧料に付与する共重合体(A)となる。
共重合体(A)を構成するためのモノマー単位(II)は、炭素数12以上のアルコール化合物またはアミン化合物と、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸グリシジル化合物、及び(メタ)アクリル酸ハロゲン化合物のいずれか1以上とを縮合反応させて得られる(メタ)アクリレートモノマー又は(メタ)アクリルアミドモノマーである。モノマー単位(II)の(メタ)アクリレートモノマー又は(メタ)アクリルアミドモノマー由来の構成単位を含むことで、共重合体(A)は炭素数12以上の側鎖を有する共重合体となるため、各種油剤に良好な相溶性を示す共重合体(A)となる。モノマー単位(II)の(メタ)アクリレートモノマー又は(メタ)アクリルアミドモノマーは、例えば炭素数12以上のアルコールまたはアミンと、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸ハロゲン化物を縮合反応させてエステルまたは酸アミドすることにより容易に製造することができる。モノマー単位(II)として用いられる(メタ)アクリレートモノマー又は(メタ)アクリルアミドモノマーのうち、特に好適に用いられるものの具体例としては、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタアクリレート)の他、以下の化学式で示されるものが挙げられる。
CH2=CHCOOCH2CH(OH)CH2O(CH2)17CH3
CH2=C(CH3)COOCH2CH(OH)CH2O(CH2)29CH3
CH2=C(CH3)CONH(CH2)17CH3
CH2=CHCONH(CH2)21CH3
CH2=C(CH3)COO(CH2)15CH3
CH2=CHCOO(CH2)15CH3
共重合体(A)を構成するためのモノマー単位(III)はラジカル重合性基を有する親水性モノマーである。ラジカル重合性基を有する親水性モノマー由来の構成単位を含むことで、皮膚もしくは毛髪への良好な密着性を示し、化粧料のべたつきを抑えることもでき、かつ臭いの少ない皮膜剤、増粘剤、界面活性剤、及び/又は分散剤となる共重合体(A)となる。モノマー単位(III)のラジカル重合性基を有する親水性モノマーとしては、1種または2種以上の(メタ)アクリル酸、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリレートアルコール類、ポリオオキシアルキレンモノ(メタ)アクリレート、(ポリ)グリセリンモノ(メタ)アクリレートが例示される。特に、臭いの少ない皮膜を形成するためには、1種または2種以上のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートであることが好ましい。共重合体(A)を構成するためのモノマー単位(III)として1種または2種以上のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを用いることで、本発明の化粧料に含まれる相溶性の高い共重合体(A)であれば、使用感良好で使用性及び持続性に優れた化粧料を提供することができる上、臭いの少ない皮膜を形成することができる化粧料となる。前記ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとしては、1種または2種以上の2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートが好ましい。これにより、使用感良好で使用性及び持続性に優れた化粧料を提供することができる上、より臭いが少ない皮膜を形成することができる化粧料となる。
共重合体(A)を構成するためのモノマー単位(IV)は炭素数10以下の炭化水素基を有するラジカル重合性モノマーである。炭素数10以下の炭化水素基を有するラジカル重合性モノマー由来の構成単位を含むことで、皮膜の強度や柔軟性を調整可能な共重合体(A)となる。モノマー単位(IV)のラジカル重合性モノマーが有する炭素数10以下の炭化水素基は、鎖状、環状、芳香族のいずれでもよく、例えば1種または2種以上のメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、イソポルニル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。モノマー単位(IV)のラジカル重合性モノマーはこれらの2種以上から選ばれることが特に好ましい。また、これらは皮膜の強度や柔軟性に寄与するところが多いため、メチル(メタ)アクリレートやイソポルニル(メタ)アクリレート等のようにポリマー化したときのTgが高くなるラジカル重合性モノマーであることが好ましく、さらに柔軟性のためにTgの低いラジカル重合性モノマーと組み合わせることがより好ましい。
上述のように本発明の化粧料は、1種または2種以上の油剤成分(B)を含むことができる。油剤成分(B)としては、通常の化粧料に使用される、固体、半固体、液状の何れの油剤も使用することができる。油剤成分(B)を含むとしても、本発明の化粧料に含まれる相溶性の高い共重合体(A)であれば、べたつきが少なく、なめらかに伸び、さっぱりとした使用感を与え、撥水性に富むと共に皮膚安全性が高く使用感良好で使用性及び持続性に優れた化粧料を提供することができる。
本発明の化粧料は、さらに1種または2種以上の紫外線吸収成分(C)を含むことができる。これにより、本発明の化粧料は使用感良好で使用性及び持続性に優れる上、紫外線を吸収することのできる化粧料となる。紫外線吸収成分(C)としては、紫外線吸収剤及び紫外線散乱剤が包含される。紫外線吸収剤(C)としては、パラアミノ安息香酸等の安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸メチル等のアントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸メチル等のサリチル酸系紫外線吸収剤、パラメトキシケイ皮酸オクチル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ウロカニン酸エチル等のウロカニン酸系紫外線吸収剤、4−t−ブチル−4’−メトキシ−ジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン系紫外線吸収剤等が例示される。また、先に述べた紫外線吸収性の官能基を備えるシリコーン誘導体を用いてもよい。紫外線吸収散乱剤としては、微粒子酸化チタン、微粒子鉄含有酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、微粒子酸化セリウム及びそれらの複合体等、紫外線を吸収散乱する粉体が挙げられる。これらのうち、ケイ皮酸系紫外線吸収剤、ジベンゾイルメタン系紫外線吸収剤、酸化チタン、及び酸化亜鉛が好ましい。
本発明の化粧料には、その目的に応じて水(D)を配合することができる。これにより、本発明の化粧料は使用目的に応じて水を配合することで、より使用性にすぐれた化粧料となる。水(D)の配合量は、化粧料全体の95質量%以下の範囲が好適である。
本発明の化粧料は、さらに1種または2種以上の界面活性剤(E)を含むことができる。これにより、本発明の化粧料は使用目的に応じて界面活性剤を配合することで、より使用性にすぐれた化粧料となる。界面活性剤としては、アニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性の界面活性剤があるが、本発明の化粧料に含まれる界面活性剤(E)は特に制限されるものではなく、通常の化粧料に使用されるものであれば、いずれのものも使用することができる。
本発明の化粧料に、さらに1種または2種以上の粉体(F)を含んでも良い。粉体としては、通常の化粧料に使用されるものであれば、その形状(球状、針状、板状等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、いずれのものも使用することができる。例えば無機粉体、有機粉体、界面活性剤金属塩粉体、有色顔料、パール顔料、タール色素、金属粉末顔料、天然色素、染料等の着色剤があげられる。
本発明の化粧料は、さらに1種または2種以上の分子構造中にアルコール性水酸基を有する化合物(G)を含んでも良い。ただし上記共重合体(A)のモノマー単位(II)を構成するための炭素数12以上のアルコール化合物はアルコール性水酸基を有する化合物(G)には該当しない。かかる化合物としては、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、ソルビトール、マルトース等の糖アルコール等があり、コレステロール、シトステロール、フィトステロール、ラノステロール等のステロール、ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジブチレングリコール、ペンチレングリコール等の多価アルコール等があるが、通常は水溶性一価のアルコール、水溶性多価アルコールが多く用いられる。分子構造中にアルコール性水酸基を有する化合物(G)の配合量は、化粧料全体の98質量%以下の範囲が好適である。
本発明の化粧料は、さらに1種または2種以上の水溶性或いは水膨潤性高分子(H)を含んでも良い。これら水溶性或いは水膨潤性高分子としては、例えば、アラビアゴム、トラガカント、ガラクタン、キャロブガム、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム等の植物系高分子、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセルロース高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド、アクリロイルジメチルタウリン塩コポリマー等のアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマーなど他の合成水溶性高分子、ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等の無機系水溶性高分子などがある。また、これらの水溶性高分子には、ポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン等の皮膜形成剤も含まれる。水溶性或いは水膨潤性高分子(H)の配合量は、化粧料全体の25質量%以下の範囲が好適である。
本発明の化粧料は、さらに1種または2種以上の親水性基を有しない架橋型オルガノポリシロキサン重合物と液状油剤からなる組成物(I)を含んでも良い。該架橋型オルガノポリシロキサン重合物は、アルキルハイドロジェンポリシロキサンを分子鎖末端に反応性ビニル性不飽和基を有する架橋剤と反応することによって得られる。アルキルハイドロジェンポリシロキサンとしては直鎖ないし一部分岐単位を有するメチルハイドロジェンポリシロキサン、炭素数が6〜20のアルキル鎖がグラフトされたメチルハイドロジェンポリシロキサン等をあげることができる。ケイ素原子に結合した水素原子は、分子中に平均で二つ以上必要である。架橋剤は、メチルビニルポリシロキサンやα、ω−アルケニルジエン等のように、分子中に二つ以上のビニル性反応部位を持つものがあげられる。これらの例として特許第1925781号、特許1932769号、国際公開WO03−24413、特開2009−185296の各公報に記載されている組成物が挙げられる。該架橋型メチルポリシロキサンを、例えば自重以上の0.65mm2/秒(25℃)〜100.0mm2/秒(25℃)の低粘度シリコーン、流動パラフィン、スクワラン、イソドデカン等の炭化水素油やトリオクタノイン等のグリセライド油、エステル油で膨潤させる。また、これらの架橋型オルガノポリシロキサンは市販品としては、特に限定されるものではないが、シリコーン油でペースト状にしたKSG−15、KSG−16、KSG−18、KSG−1610、USG−103、炭化水素油やトリグリセライド油でペースト状にしたUSG−106、KSG−41、KSG−42、KSG−43、KSG−44、KSG−810(何れも信越化学工業(株)製)等がある。該親水性基を有しない架橋型オルガノポリシロキサンと液状油剤からなる組成物(I)の配合量は、化粧料の総量に対して0.1〜50質量%であることが好ましく、更に好ましくは1〜30質量%である。
本発明の化粧料は、さらに1種または2種以上の親水性基を有する架橋型オルガノポリシロキサン重合物と液状油剤からなる組成物(J)を含んでも良い。該親水性基としては、ポリエーテル基、ポリグリセリン基が好ましい。該ポリエーテル基及び/又はポリグリセリン基を有する架橋型オルガノポリシロキサン重合物は、アルキルハイドロジェンポリシロキサンを分子鎖末端に反応性ビニル性不飽和基を有する架橋剤と反応することによって得られる。アルキルハイドロジェンポリシロキサンとしてポリオキシエチレン鎖がグラフトされたメチルハイドロジェンポリシロキサン、ポリグリセリン鎖がグラフトされたメチルハイドロジェンポリシロキサン等をあげることができ、ケイ素原子に結合した水素原子は、分子中に平均で二つ以上必要である。架橋型オルガノポリシロキサン重合物を、自重以上の0.65mm2/秒(25℃)〜100.0mm2/秒(25℃)の低粘度シリコーン、流動パラフィン、スクワラン、イソドデカン等の炭化水素油やトリオクタノイン等のグリセライド油、エステル油に膨潤させる。架橋剤は、メチルビニルポリシロキサンやα、ω−アルケニルジエン、グリセリントリアリルエーテル、ポリオキシアルキニル化グリセリントリアリルエーテル、トリメチロールプロパントリアリルエーテル、ポリオキシアルキニル化トリメチロールプロパントリアリルエーテル等のように、分子中に二つ以上のビニル性反応部位を持つものがあげられるが、これらを反応させた架橋物は、少なくとも1つの親水基を有するものである。組成物(J)としては、特許2631772号、特開平9−136813号、特開2001−342255号、国際公開WO03/20828、特開2009−185296の各公報に記載されているものが好ましい。また、これらの架橋型オルガノポリシロキサンは市販品としては、特に限定されるものではないが、シリコーン油でペースト状にしたKSG−210、KSG−240、KSG−710、炭化水素油やトリグリセライド油でペースト状にしたKSG−310、KSG−320、KSG−330、KSG−340、KSG−820、KSG−830、KSG−840(何れも信越化学工業(株)製)等がある。また、該親水性基を有する架橋型オルガノポリシロキサンと液状油剤からなる組成物(J)の配合量は、化粧料の総量に対して0.1〜50質量%であることが好ましく、更に好ましくは1〜30質量%である。
本発明の化粧料は、さらに1種または2種以上のシリコーン樹脂(K)を含んでも良い。シリコーン樹脂は、SiO2単位及び/又はRSiO1.5(Rはアルキル基)を含むシリコーン網状化合物、直鎖状のアクリル/シリコーングラフト、又はこれらのブロック共重合体からなる群より選ばれるものであることが好ましい。直鎖状のアクリル/シリコーングラフト又は前記ブロック共重合体は、ピロリドン部分、長鎖アルキル部分、ポリオキシアルキレン部分及びフルオロアルキル部分、カルボン酸などのアニオン部分の中から選択される少なくとも1種を有していてよい。市販品としては、特に限定されるものではないが、シリコーン油や炭化水素油、アルコールに溶解したKP−541、KP−543、KP−545、KP−549、KP−550、KP−571、KP−575、KP−581(何れも信越化学工業(株)製)等が例示される。
本発明の化粧料は、その目的に応じてシリコーンワックス(L)を含むこともできる。このシリコーンワックスは、5員環以上のラクトン化合物の開環重合物であるポリラクトンを結合させたポリラクトン変性ポリシロキサンであることが好ましい。あるいは、このシリコーンワックスは、ピロリドン基、長鎖アルキル基、ポリオキシアルキレン基、フルオロアルキル基、カルボン酸などのアニオン基の中から選択された少なくとも一つの官能基を分子中に含有するアクリル変性ポリシロキサンであることが好ましい。市販品としては、長鎖アルキル基を有するワックスとして、KP−561P、KP−562P(何れも信越化学工業(株)製)等が例示される。
更に本発明の化粧料には、本発明の効果を妨げない範囲で、通常の化粧料に使用される成分、油溶性ゲル化剤、有機変性粘土鉱物、樹脂、制汗剤、保湿剤、防腐剤、抗菌剤、香料、塩類、酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤、清涼剤、抗炎症剤、美肌用成分(美白剤、細胞賦活剤、肌荒れ改善剤、血行促進剤、皮膚収斂剤、抗脂漏剤等)、ビタミン類、アミノ酸類、核酸、ホルモン、包接化合物、毛髪用固形化剤等を添加することができる。
攪拌機、温度計、還流冷却器を備えたガラス製フラスコに、イソプロパノール140.0g、下記表1の各モノマーと、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート4.0gを入れ、窒素気流下にて攪拌しながら加熱還流した。5時間重合を行った後、減圧下で揮発性成分を留去してシリコーン共重合体(合成例(1)〜(4)、比較合成例(1))を得た。GPCにて重量平均分子量(ポリスチレン換算)を求めた。
攪拌機、温度計、還流冷却器を備えたガラス製フラスコにイソプロパノール120.0gを入れ、下記式(6)のシリコーンマクロモノマー25.0g、イソポルニルメタクリレート20.0g、イソブチルメタクリレート10.0g、ベヘニルメタクリレート25.0g、2‐ヒドロキシエチルメタクリレート20.0g、アゾビスイソブチロニトリル3.5g、イソプロパノール40.0gの混合物を滴下し、窒素気流下にて攪拌しながら加熱還流した。5時間重合を行った後、減圧下で揮発性成分を蒸留留去して固体状のシリコーン重合体(合成例(5))を得た。GPCによる重量平均分子量(ポリスチレン換算)は98,000であった。
攪拌機、温度計、還流冷却器を備えたガラス製フラスコに、モノマー単位(II)以外の、上記式(4)で示されるオルガノポリシロキサン36.0g、下記式(7)で示される2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン4.0g、メチルメタクリレート60.0g、イソプロパノール120.0g、ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)2.0gを入れ、上記合成例と同様にしてシリコーン共重合体(比較合成例(2))を得た。該共重合体は透明な固体であり、GPCによる重量平均分子量(ポリスチレン換算)は60,000であった。
攪拌機、温度計、還流冷却器を備えたガラス製フラスコに、モノマー単位(II)以外の、イソプロパノール140.0gを入れ、上記式(4)のシリコーンマクロモノマー20.0g、メチルメタクリレート40.0g、イソブチルメタクリレート20.0g、2‐ヒドロキシエチルメタクリレート20.0g、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート4.5g、イソプロパノール40.0gの混合物を滴下し、窒素気流下にて攪拌しながら加熱還流した。5時間重合を行った後、減圧下で揮発性成分を蒸留留去して固体状のシリコーン共重合体(比較合成例(3))を得た。GPCによる重量平均分子量(ポリスチレン換算)は38,000であった。
攪拌機、温度計、還流冷却器を備えたガラス製フラスコに、モノマー単位(III)以外の、トルエン100.0gを入れ、下記式(4)のシリコーンマクロモノマー50.0g、メチルメタクリレート10.0g、ベヘニルメタクリレート40.0g、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート4.5g、トルエン40.0gの混合物を滴下し、窒素気流下にて攪拌しながら加熱還流した。5時間重合を行った後、減圧下で揮発性成分を蒸留留去して固体状のシリコーン共重合体(比較合成例(4))を得た。GPCによる重量平均分子量(ポリスチレン換算)は28,000であった。
得られたシリコーン共重合体をトルエンに溶解させ濃度30%溶液を調製した。この溶液を長さ15cm、幅5cmのガラスプレートに塗布し、トルエンを揮発させて厚さ50ミクロンの被膜を形成した。ガラスプレートの下半分を水中に1時間浸せきさせ、乾燥被膜部分と濡れた被膜部分を指で擦り、被膜の密着性を評価した。また、目視にて皮膜の透明性を評価し、指の触感で皮膜のべたつきを評価した。その結果を表2上欄に示す。また、シリコーン共重合体の濃度10%溶液(シリコーン共重合体1gを、下記溶媒9gに溶解させる)、濃度30%溶液(シリコーン共重合体3gを、下記溶媒7gに溶解させる)を調整し、相溶性を確認した。その結果を表2下欄に示す。
合成例(1)、(2)、(5)により合成された共重合体(A)を用いて、下記の表3に示す各組成の油性ファンデーションを製造した。製造方法は下に示す。以下ようにして製造した油性ファンデーションの使用性について評価した。
(製造方法)
A:成分1〜12を加熱溶解した。
B:成分13〜16をAと混合した。
C:Bを三本ローラーにて均一分散した。
D:Cを加熱溶解し、次いで脱泡した後、金皿に充填し、冷却して得た。
下記の表7に示す各組成のW/O型シェイキングタイプの乳液を製造し、塗布時のさらさら感、肌への延び、密着感、おさまりの良さ、べたつきのなさ、しっとり感、透明性、化粧持ちの良さ、紫外線防止効果について上記と同様に評価した。
表11に示す各組成の口紅(実施例7、8)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、製品表面のツヤが非常にあり、塗布時、塗布後のべたつきがなく、色移り、色落ち、にじみもない化粧持ちの良い口紅であった。また、合成例(1)の共重合体(A)と比較合成例(1)で合成した共重合体を併用することにより、同等またはそれ以上のツヤと、密着感のある口紅となった。
(製造方法)
工程A:成分1〜13、15を加熱混合する。
工程B:成分16〜20を均一混合する。
工程C:AにBを加え、14を添加して均一にする。
また、表12に示す組成の口紅(実施例9)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下ようにして得られた化粧料は、製品表面のツヤが非常にあり、塗布時、塗布後のべたつきがなかった。また、密着感に優れ、色移り、色落ち、にじみがなく、化粧持ちの良い口紅となった。
(製造方法)
A:成分1〜11を加熱溶解した。
B:脱泡させた後、成分12、13を加えて充填し、成形した。
また、表13に示す各組成のW/O型クリーム(実施例10〜14)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、どれも油っぽさ、べたつきがなく、のび広がりも軽くさっぱりとした、しかも、密着感に優れ、おさまりも良く、マットでしっとりした仕上がりが得られるW/O型クリームとなった。
(製造方法)
A:成分1〜13を均一に混合する。
B:成分14〜22を混合溶解し、Aに加えて攪拌乳化する。
(注35)信越化学工業(株)社製 KSG−44
(注36)信越化学工業(株)社製 KSG−310
(注39)信越化学工業(株)社製 KSG−710
(注40)信越化学工業(株)社製 KSG−810
(注41)信越化学工業(株)社製 KSG−840
(注50)信越化学工業(株)社製 KSP−100
また、表14に示す各組成のサンカットクリーム(実施例15、16)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、べたつきがなく、のび広がりも軽くさっぱりとして化粧持ちも良いサンカットクリームとなった。
(製造方法)
A:成分1〜11を均一に混合する。
B:成分12〜15を混合溶解し、Aに加えて攪拌乳化する。
(注27)信越化学工業(株)社製 KSG−15
(注31)信越化学工業(株)社製 KSG−210
(注44)信越化学工業(株)社製 SPD−T3
(注45)信越化学工業(株)社製 SPD−Z3
(注48)信越化学工業(株)社製 SPD−T6
(注49)信越化学工業(株)社製 SPD−Z6
また、表15に示す組成のサンカット乳液(実施例17)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりが良く、べたつきもなくさっぱりとして化粧持ちも良いサンカット乳液となった。
(製造方法)
A:成分1〜6を均一に混合する。
B:成分9〜12を混合溶解する。
C:Aに加えて攪拌乳化し、成分7,8を加える。
(注27)信越化学工業(株)社製 KSG−15
(注31)信越化学工業(株)社製 KSG−210
(注46)信越化学工業(株)社製 SPD−T5
(注47)信越化学工業(株)社製 SPD−Z5
また、表16に示す組成のサンカット乳液(実施例18)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、べたつきがなくのび広がりが軽く、油っぽさがなくてさっぱりとした使用感を与えると共に、持ちも良好なサンカット乳液となった。
(製造方法)
A:成分5の一部に成分7を加えて均一にし、成分8を添加してビーズミルにて分散した。
B:成分1〜4及び成分5の残部、6を均一に混合した。
C:成分9〜11を混合して、均一にした。
D:CをBに添加して乳化し、A及び成分12を加えてサンカット乳液を得た。
(注21)信越化学工業(株)社製 KP−575
(注27)信越化学工業(株)社製 KSG−15
(注32)信越化学工業(株)社製 KSG−240
(注61)信越化学工業(株)社製 AES−3083処理
また、表17に示す各組成のサンケア化粧料(実施例19〜21)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は温度や経時による変化がなく安定性にも優れていることが確認された。また、合成例(2)の共重合体(A)と比較合成例(1)で得た共重合体を併用することにより、よりキメが細かく、のび広がりが軽く、しっとりとしてみずみずしく、さっぱりとした使用感を与えると共に、耐水性や化粧持ちも良いサンケア化粧料となった。
(乳化剤組成物の混合割合)
a.KF6017(信越化学工業社製、ポリエーテル変性シリコーン):10.0質量%
b.ジオクタデシルジメチルアンモニウム塩変性モンモリロナイト:10.0質量%
c.エタノール:40.0質量%
(乳化剤組成物の調整方法)
イ.成分aをcに溶解し、成分bを添加し混合物イ)とする。
ロ.混合物イ)をディスパーで1時間攪拌した後、エバポレーターでエタノールを除去し混合物ロ)とする。
ハ.混合物ロ)を50℃で一昼夜乾燥し、乳化剤組成物を得る。
(製造方法)
A:成分1〜21を均一混合する。
B:成分22〜30を均一混合し、Aに加えて攪拌乳化し、サンケア化粧料を得る。
(注13)信越化学工業(株)社製 KF−6105
(注22)信越化学工業(株)社製 KP−561P
(注31)信越化学工業(株)社製 KSG−210
(注42)信越化学工業(株)社製 SPD−T1S
(注43)信越化学工業(株)社製 SPD−Z1S
また、表18に示す各組成のW/O型化粧料を各種(実施例22〜26)製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料はのびが軽く、清涼感があってさっぱりとして、べたつきや油感がなく、温度や経時による変化もなく、使用性も安定性も非常に優れているW/O型の各種化粧料となった。
(製造方法)
A:成分1〜18を加熱混合する。
B:成分19〜27を均一溶解する。
C:AにBを加え攪拌して乳化する。
(注5)信越化学工業(株)社製 KF−6019
(注12)信越化学工業(株)社製 KF−6104
(注19)信越化学工業(株)社製 KP−549
(注27)信越化学工業(株)社製 KSG−15
(注31)信越化学工業(株)社製 KSG−210
(注39)信越化学工業(株)社製 KSG−710
(注46)信越化学工業(株)社製 SPD−T5
(注47)信越化学工業(株)社製 SPD−Z5
(注58)信越化学工業(株)社製 メトローズ 65‐SH4000
(注60)信越化学工業(株)社製 KF−9909処理
(注63)千葉製粉社製 レオパールTT
(注64)千葉製粉社製 レオパールISK
また、表19に示す各組成のO/W型のクリーム(実施例27〜29)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、キメが細かく、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがない上しっとりとしてみずみずしく、さっぱりとした使用感を与えると共に化粧持ちも非常に良く、温度変化や経時による変化がなく安定性に優れているO/W型クリームとなった。
(製造方法)
A:成分1〜8を混合した。
B:成分9〜21を混合溶解した。
C:AをBに加えて攪拌乳化した。
(注28)信越化学工業(株)社製 KSG−16
(注29)信越化学工業(株)社製 KSG−18
(注34)信越化学工業(株)社製 KSG−43
(注59)信越化学工業(株)社製 メトロースSM400
(注65)SEPIC社製 セピゲル305
(注66)クライアント社製 アリストスレックスAVC
また、表20に示す各組成のヘアクリーム(実施例30〜32)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがなく、しっとりとしてみずみずしく、さっぱりとした使用感を与えると共に、毛髪に光沢と滑らかさを与え、毛髪に対する優れたセット効果を有するヘアクリームとなった。
(製造方法)
工程A:成分1〜17を加熱混合する。
工程B:成分18〜27を加熱溶解する。
工程C:攪拌下、AにBを徐添して乳化し、冷却して成分28を添加し、ヘアクリームを得た。
(注8)信越化学工業(株)社製 KF−6026
(注11)信越化学工業(株)社製 KF−6100
(注16)信越化学工業(株)社製 MK−15H
(注25)信越化学工業(株)社製 KF−7312T
(注27)信越化学工業(株)社製 KSG−15
また、表21に示す各組成の各種化粧料(実施例33〜36)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、髪に対して使用すると髪はツヤがあって非常になめらかとなり、持続性にも優れていた。又、使用時の粉の分散性に優れ、櫛通りが良くツヤのある非常に良いものとなった。
(製造方法)
工程A:成分1〜15を混合した。
工程B:成分16〜24を溶解し、Aに均一分散させる。エアゾール缶に詰めた後、成分25(n−ブタン、イソブタン、プロパンからなる混合物)を充填し、ブラッシング剤スプレー、ヘアスプレー、脱臭剤、及びコンディショニングムースを得た。
また、表22に示す各組成のO/W/O型化粧料(実施例37〜38)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、さっぱりとしてべたつきや油感がなく、透明感があり化粧持ちが良く、温度や経時による変化もなく、使用性も安定性も非常に優れているO/W/O型化粧料となった。
(製造方法)
工程A:成分1〜7を均一に混合した。
工程B:成分8〜14を加熱混合し、均一にした。
工程C:成分15〜19を加熱混合した。
工程D:Bを攪拌しながらCを加えて乳化し、冷却した。
工程E:Aを攪拌しながらDを加えて乳化した。
また、表23に示す各組成のW/O/W型クリーム(実施例39〜40)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料はさっぱりとしてべたつきや油感がなくて化粧持ちが良く、温度や経時による変化もなく、使用性も安定性も非常に優れているW/O/W型クリームとなった。
(製造方法)
工程A:成分10〜12を均一に混合する。
工程B:成分1〜9を混合し、Aに加えて乳化する。
工程C:成分13〜16を混合し、攪拌しながらBを添加して乳化する。
工程D:Cに成分17を加えて均一にする。
また、表24に示す各組成の制汗剤(実施例41〜42)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがなく、しかもあまり白くならず、さっぱりとした使用感を与えると共に、温度や経時的に変化がなく安定性にも優れている制汗剤となった。
(実施例41の製造方法)
工程A:成分1〜8を混合した。
工程B:Aに成分9、16を加え、均一に分散し、ロールオンタイプの制汗剤を得た。
(実施例42の製造方法)
工程A:成分10〜14を混合する。
工程B:成分15を16に溶解する。
工程C:攪拌下、AにBを徐添して乳化し、乳化タイプの制汗剤を得た。
また、表25に示す各組成の各種洗浄剤(実施例43〜47)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、口紅やファンデーションの汚れや、毛髪用セット剤等に対してなじみも早く、汚れ落ちも非常に良好で、さらに塗布時ののび広がりも良く、後肌もしっとりして非常に使用感の良い洗浄剤となった。
(製造方法)
工程A:成分1〜4を均一に溶解した。
工程B:成分5〜21を均一に溶解した。
工程C:Bを攪拌しながらAを加え、均一に分散した。
また、表26に示す組成のW/Oほほ紅(実施例48)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがなく、後肌のしっとりした、安定性の良いW/Oほほ紅となった。
(製造方法)
工程A:成分1〜11を均一に混合した。
工程B:成分12〜14を均一に混合した。
工程C:攪拌下、B)をA)に加えて均一に乳化した。
また、表27に示す組成の油中多価アルコール型クリーム(実施例49)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがなく、後肌のしっとりした、安定性の良い非水油中多価アルコール型クリームとなった。
(製造方法)
工程A:成分1〜7を均一に混合した。
工程B:成分8〜10を均一に混合した。
工程C:攪拌下、B)をA)に加えて均一に乳化した。
また、表28に示す各組成のクリーム状化粧料(実施例50〜52)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。実施例50で得られた口紅は、化粧持続性に優れたW/O型のクリーム状口紅であり、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがないことが確認された。実施例51で得られたクレンジングクリームはキメが細かく、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがなく、しっとりとしてみずみずしく、さっぱりとした使用感を与えると共に、クレンジング効果も高く、温度や経時的に変化がなく安定性にも優れていることが確認された。実施例52で得られたクリームファンデーションは、べたつきがなく、のび広がりも軽く、しかも、密着感に優れ、おさまりも良く、マット感のある仕上がりが得られるクリームファンデーションとなった。
(製造方法)
工程A:成分1〜17を均一混合した。
工程B:成分18〜25を混合し加温した。
工程C:B)をA)に加えて乳化した。
(注13)信越化学工業(株)社製 KF−6105
(注21)信越化学工業(株)社製 KP−575
(注31)信越化学工業(株)社製 KSG−210
(注34)信越化学工業(株)社製 KSG−43
(注52)信越化学工業(株)社製 KSP−200
(注63)千葉製粉社製 レオパールTT
また、表29に示す各組成のアイシャドウ(実施例53〜55)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりが軽くて油っぽさや粉っぽさがなく、みずみずしく、さっぱりとした使用感を与えると共に、耐水性や撥水性、耐汗性が良好で持ちも良く、化粧崩れしにくく、温度や経時的に変化がなく安定性にも優れているアイシャドウとなった。
(製造方法)
A:成分1〜10を混合し、成分11〜19を添加して均一に分散する。
B:成分20〜26を均一溶解する。
C:攪拌下、AにBを徐添して乳化し、アイシャドウを得た。
(注12)信越化学工業(株)社製 KF−6104
(注20)信越化学工業(株)社製 KP−550
(注22)信越化学工業(株)社製 KP−561P
(注60)信越化学工業(株)社製 KF−9909処理
(注69)NLインダストリー社製 ベントン38
また、表30に示す各組成のファンデーション(実施例56〜58)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、キメが細かく、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがなく、しっとりとしてみずみずしく、マット感のあるさっぱりとした使用感を与えると共に、化粧持ちも良く、温度や経時的に変化がなく安定性にも優れているファンデーションとなった。
(製造方法)
工程A:成分1〜17を均一混合し、成分18〜30を添加して均一に分散させる。
工程B:成分31〜40を加熱溶解する。
工程C:攪拌下、AにBを徐添して乳化し、冷却して成分41を添加しファンデーションを得た。
(注9)信越化学工業(株)社製 KF−6028P
(注21)信越化学工業(株)社製 KP−575
(注27)信越化学工業(株)社製 KSG−15
(注31)信越化学工業(株)社製 KSG−210
(注51)信越化学工業(株)社製 KSP−101
(注55)信越化学工業(株)社製 FL−5
(注56)信越化学工業(株)社製 FPD−6131
(注60)信越化学工業(株)社製 KF−9909処理
(注69)NLインダストリー社製 ベントン38
(注70)疎水化処理:粉体に対して2%のメチルハイドロジェンポリシロキサン添加後、加熱処理したもの
(注71)フッ素化合物処理:パーフルオロアルキルエチルリン酸ジエタノールアミン塩にて5%被覆したもの
また、表31に示す各組成のクリーム(実施例59〜61)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりも軽く、みずみずしくさっぱりとしてべたつきがなく、温度や経時による変化もない、使用性も安定性にも非常に優れているクリームとなった。
(製造方法)
工程A:成分1〜16を均一に混合する。
工程B:成分18〜26を均一に溶解する。
工程C:BをAに徐添して乳化した後冷却し、成分27を加えてクリームを得た。
(注14)信越化学工業(株)社製 KF−8108
(注27)信越化学工業(株)社製 KSG−15
(注28)信越化学工業(株)社製 KSG−16
(注31)信越化学工業(株)社製 KSG−210
(注36)信越化学工業(株)社製 KSG−310
(注50)信越化学工業(株)社製 KSP−100
(注53)信越化学工業(株)社製 KSP‐300
(注54)信越化学工業(株)社製 KMP−590
(注67)日本アエロジル社製 アエロジルR97
また、表32に示す各組成の化粧料(実施例62〜64)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりも軽く、みずみずしくさっぱりとしてべたつきがなく、温度や経時による変化もない、使用性も安定性にも非常に優れている化粧料となった。
(製造方法)
工程A:成分1〜11を均一混合する。
工程B:成分12〜20を均一溶解する。
工程C:攪拌下、AにBを徐添して乳化し、冷却して成分21を添加し、化粧料を得た。
(注4)信越化学工業(株)社製 KF−6018
(注7)信越化学工業(株)社製 KF−6043
(注24)信越化学工業(株)社製 KF−7002
(注30)信越化学工業(株)社製 KSG−21
(注50)信越化学工業(株)社製 KSP−100
また、表33に示す各組成の化粧料(実施例65〜68)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、べたつきがなく、のび広がりも軽く、しかも、密着感に優れ、おさまりも良く、つやのある仕上がりが得られる化粧料となった。
(製造方法)
工程A:成分16〜25を均一分散する。
工程B:成分1〜15、及び26を均一に混合し、Aに加えて均一にする。
工程C:Bに成分27を添加し、容器に充填し(必要に応じてプレス成形して)化粧料を得る。
(注23)信越化学工業(株)社製 KP−562P
(注50)信越化学工業(株)社製 KSP−100
(注53)信越化学工業(株)社製 KSP‐300
(注54)信越化学工業(株)社製 KMP−590
(注60)信越化学工業(株)社製 KF−9909処理
(注63)千葉製粉社製 レオパールTT
(注68)日本アエロジル社製 アエロジルRY200
また、表34に示す各組成のアイライナー(実施例69〜71)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のびが軽くて描きやすく、清涼感があってさっぱりとし、べたつきがない使用感である上、温度や経時による変化もなく、使用性も安定性も非常に優れており、耐水性、耐汗性も共に優れ、化粧持ちも非常に良いアイライナーとなった。
(製造方法)
工程A:成分1〜11を混合し、均一に分散する。
工程B:成分12〜16を混合する。
工程C:BをAに徐添して乳化した後冷却し、アイライナーを得た。
また、表35に示す各組成のW/Oクリーム(実施例72〜76)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがなく、しっとりとしてみずみずしく、さっぱりとした使用感を与えると共に、耐水性や撥水性が良好で持ちも良く、温度や経時的に変化がなく安定性にも優れているW/Oクリームとなった。
(製造方法)
工程A:成分1〜17を加熱混合する。
工程B:成分17〜29を加熱溶解する。
工程C:攪拌下、AにBを徐添して乳化し、冷却して成分30を添加し、クリームを得た。
(注12)信越化学工業(株)社製 KF−6104
(注13)信越化学工業(株)社製 KF−6105
(注36)信越化学工業(株)社製 KSG−310
(注38)信越化学工業(株)社製 KSG−340
(注57)信越化学工業(株)社製 KF−56
また、表36に示す各組成のW/Oクリーム(実施例77〜81)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがなく、しっとりとしてみずみずしく、さっぱりとした使用感を与えると共に、耐水性や撥水性が良好で持ちも良く、温度や経時的に変化がなく安定性にも優れているW/Oクリームとなった。
(製造方法)
工程A:成分1〜20を加熱混合する。
工程B:成分21〜34を加熱溶解する。
工程C:攪拌下、AにBを徐添して乳化し、冷却して成分35を添加し、クリームを得た。
(注3)信越化学工業(株)社製 KF−6017
(注12)信越化学工業(株)社製 KF−6104
(注25)信越化学工業(株)社製 KF−7312T
(注33)信越化学工業(株)社製 KSG−42
(注36)信越化学工業(株)社製 KSG−310
(注37)信越化学工業(株)社製 KSG−320
(注57)信越化学工業(株)社製 KF−56
また、表37に示す各組成のW/Oクリーム(実施例82〜84)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがなく、しっとりとしてみずみずしく、さっぱりとした使用感を与えると共に、耐水性や撥水性が良好で持ちも良く、温度や経時的に変化がなく安定性にも優れているW/Oクリームとなった。
(製造方法)
工程A:成分1〜19熱混合する。
工程B:成分20〜30を加熱溶解する。
工程C:攪拌下、AにBを徐添して乳化し、冷却して成分31を添加し、クリームを得た。
(注3)信越化学工業(株)社製 KF−6017
(注12)信越化学工業(株)社製 KF−6104
(注17)信越化学工業(株)社製 KP−545
(注24)信越化学工業(株)社製 KF−7002
(注54)信越化学工業(株)社製 KMP−590
(注57)信越化学工業(株)社製 KF−56
(注60)信越化学工業(株)社製 KF−9909処理
(注61)信越化学工業(株)社製 AES−3083処理
(注67)日本アエロジル社製 アエロジルR97
また、表38に示す各組成の乳液(実施例85〜87)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、低粘度でキメが細かく、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがなく、しっとりとしてみずみずしく、さっぱりとした使用感を与えると共に、化粧持ちも非常に良く、温度や経時的に変化がなく安定性にも優れている乳液となった。
(製造方法)
工程A:成分1〜19を加熱混合する。
工程B:成分20〜28を加熱溶解する。
工程C:攪拌下、AにBを徐添して乳化し、冷却して成分29を添加し乳液を得た。
(注47)信越化学工業(株)社製 SPD−Z5
(注51)信越化学工業(株)社製 KSP−101
(注57)信越化学工業(株)社製 KF−56
(注62)信越化学工業(株)社製 KP−574処理
(注63)千葉製粉社製 レオパールTT
(注67)日本アエロジル社製 アエロジルR97
(注68)日本アエロジル社製 アエロジルRY200
また、表39に示す各組成の各種化粧料(実施例88〜91)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、キメが細かく、のび広がりが軽くてべたつきや油っぽさがなく、しっとりとしてみずみずしく、さっぱりとした使用感を与えると共に、化粧持ちも非常に良く、温度や経時的に変化がなく安定性にも優れる化粧路となった。
(製造方法)
工程A:成分1〜8を加熱混合する。
工程B:成分9〜19を加熱溶解する。
工程C:攪拌下、AにBを徐添して均一分散し、20を添加して化粧料を得た。
また、表40に示す組成の透明クレンジングローション(実施例92)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりが軽く、しっとりとしてみずみずしい使用感を与え、クレンジング効果も高い透明クレンジングローションとなった。
(製造方法)
工程A:成分1〜4を均一に混合する。
工程B:成分4〜10を均一に混合する。
工程C:攪拌下、BにAを徐添して乳化し、透明クレンジングローションを得た。
また、表41に示す組成のキューティクルコート(実施例93)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりが軽く、毛髪のぱさつきを抑え、光沢と滑らかさを与えるキューティクルコートとなった。
(製造方法)
工程A:成分1〜3を均一に混合する。
工程B:成分4〜10を均一に混合する。
工程C:攪拌下、BにAを徐添して乳化し、キューティクルコートを得た。
また、表42に示す組成のネイルエナメル(実施例94)を製造し、その使用性について評価した。製造方法は下に示す。以下のようにして得られた化粧料は、のび広がりが軽く、爪に光沢与え持ちも優れているネイルエナメルとなった。
(製造方法)
工程A:成分2と成分5の一部、成分10を混合する。
工程B:成分1の一部と成分8の一部、成分9を混合し、十分に練り込む。
工程C:成分1の残部と、成分3、成分4、成分5の残部、成分6〜7、成分8の残部を混合し、均一に溶解する
工程D:混合物AとBをCに加え、均一になるまで混合する。
Claims (11)
- 化粧料であって、少なくとも
モノマー単位(I):下記式(1)で示されるシリコーンマクロモノマー;15〜50質量%と、
モノマー単位(II):炭素数12以上のアルコール化合物またはアミン化合物と、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸グリシジル化合物、及び(メタ)アクリル酸ハロゲン化合物のいずれか1以上とを縮合反応させて得られる(メタ)アクリレートモノマー又は(メタ)アクリルアミドモノマー;15〜50質量%と、
モノマー単位(III):1種または2種以上のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートであるラジカル重合性基を有する親水性モノマー;0.1〜25質量%と、
モノマー単位(IV):炭素数10以下の炭化水素基を有するラジカル重合性疎水性モノマー;10〜60質量%とを
必須成分として構成される重量平均分子量700〜300,000の共重合体(A)と、
油剤成分(B)とを
含むものであることを特徴とする化粧料。
- 前記ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートは、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の化粧料。
- 前記油剤成分(B)は、1種または2種以上の極性油であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の化粧料。
- 前記油剤成分(B)は、1種または2種以上のシリコーン油であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の化粧料。
- 前記油剤成分(B)は、1種または2種以上のエステル油・天然動植物油と1種または2種以上のシリコーン油からなるものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の化粧料。
- さらに、紫外線吸収成分(C)を含むものであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の化粧料。
- さらに、水(D)を含むものであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の化粧料。
- さらに、界面活性剤(E)を含むものであることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の化粧料
- 皮膜剤及び/又は増粘剤として前記共重合体(A)を配合したものであることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の化粧料。
- 前記化粧料が乳化状のものであり、前記共重合体(A)が界面活性剤として作用するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の化粧料。
- さらに、前記化粧料が粉体(F)を含むものであり、前記共重合体(A)が前記粉体(F)の分散剤として作用するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の化粧料。
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