JP5498029B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
を有し、トレッド幅方向(トレッド幅方向WTR)に沿った中央細リブの幅(例えば、リブ幅W10)は、トレッド幅方向に沿った隣接細リブの幅(例えば、リブ幅W20、リブ幅W30)よりも狭く、リブ状陸部は、空気入りタイヤのタイヤ赤道線(タイヤ赤道線CL)よりも車両装着時内側に設けられることを要旨とする。
第1実施形態においては、(1)空気入りタイヤの構成、(2)リブ状陸部の詳細構成、(3)比較評価、(4)作用・効果について説明する。
図1は、空気入りタイヤ1の正面図である。図1に示すように、本実施形態において、空気入りタイヤ1は、ネガティブキャンバーが付与された車両に装着される。
空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向Rに沿って延び、路面と接地するリブ状陸部40と、陸部100と、陸部140とを備える。
空気入りタイヤ1は、陸部と陸部との間にタイヤ周方向Rに沿って延びる主溝150、主溝180を備える。
リブ状陸部40の詳細構成について、説明する。具体的には、(2.1)リブ、(2.2)サイプ、(2.3)リブの幅について、説明する。
リブ状陸部40は、タイヤ周方向Rに沿って延びる複数のリブ(リブ10、リブ20、リブ30)によって構成される。
リブ状陸部40には、リブとリブとの間に、タイヤ周方向Rに沿って延びるサイプ50及びサイプ60が形成される。具体的には、サイプ50は、リブ10とリブ20との間に形成される。サイプ60は、リブ10とリブ30との間に形成される。サイプ50及びサイプ60は、主溝150よりも溝幅が狭いサイプである。
トレッド幅方向WTRに沿ったリブ10の幅であるリブ幅W10は、トレッド幅方向WTRに沿ったリブ20及びリブ30の幅であるリブ幅W20及びリブ幅W30よりも狭い。
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(3.1)評価方法、(3.2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
3種類の空気入りタイヤを用いて、操縦安定性及び制動性能について評価を行った。空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ リムホイールサイズ :7J-17
・ タイヤの種類 :ノーマルタイヤ(スタッドレスタイヤ以外のタイヤ)
・ 車種 :国産車セダン
・ 荷重条件 :600N+ドライバーの体重
・ 測定方法 :
制動性能;ABS機能を発揮した状態で、時速100km/hからの減速度を測定
以上説明したように、本実施形態によれば、リブ状陸部40を構成するリブ10、リブ20、リブ30は、タイヤ周方向Rに沿って直線状に延びる細長い形状であるため、タイヤ周方向Rに沿った入力に対する剛性は、低下する。
上述した第1実施形態における空気入りタイヤ1は、リブ状陸部40は、タイヤ周方向に沿って直線状に延びるリブ10、リブ20、リブ30により構成されていた。これに対して、第2実施形態における空気入りタイヤ4は、リブ状陸部の中央に複数のリブを備え、リブ状陸部の端側のリブに横溝を備える。
図5に示すように、リブ状陸部42は、タイヤ周方向Rに沿って延びる複数のリブ(リブ12、リブ13、リブ22、リブ32)によって構成される。具体的には、第1実施形態異なり、リブ状陸部42の中央には、タイヤ周方向Rに沿って直線状に延びるリブ12及びリブ13が形成される。
横溝80は、リブ22に形成され、主溝150に連なる。横溝90は、リブ32に形成され、主溝180に連なる。
以上説明したように、本実施形態では、空気入りタイヤ4は、リブ22又はリブ32に形成され、主溝150又は主溝180に連なる横溝80又は横溝90を備えるため、リブ22及びリブ32のタイヤ周方向Rに沿った入力に対する剛性を低下させることができ、トレッド幅方向WTRに沿ったリブ12の幅よりも広いリブ幅を備えるリブ22及びリブ32においても、接地長は長くなり、接地面積が大きくなるため、制動性能を更に向上させる。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
10、12、13、20、30、32…リブ、40、42…リブ状陸部
50、52、60、62、70…サイプ、80、90…横溝
100、110、120、122、130、132、140…陸部
150、160、162、170、180…主溝
Claims (7)
- タイヤ周方向に沿って直線状に延びる複数のリブによって構成されるリブ状陸部を備える空気入りタイヤであって、
前記タイヤ周方向に沿って直線状に延びており、トレッド幅方向において前記リブ状陸部の両側に隣接する1対の主溝を備え、
前記複数のリブは、中央細リブと、前記トレッド幅方向において前記中央細リブの両側に設けられる1対の隣接細リブとを有しており、
前記1対の隣接細リブのそれぞれと前記中央細リブとは、前記タイヤ周方向に沿って延びるサイプによって分断されており、
前記トレッド幅方向に沿った前記中央細リブの幅は、前記トレッド幅方向に沿った前記隣接細リブの幅よりも狭く、
前記1対の隣接細リブのそれぞれには、前記主溝に連なる横溝が形成されており、
前記横溝の一端は、前記主溝に連なるとともに、前記横溝の他端は、前記隣接細リブ内で終端しており、
前記隣接細リブおよび前記中央細リブは全て、前記空気入りタイヤのタイヤ赤道線よりも車両装着時内側に設けられる空気入りタイヤ。 - 前記トレッド幅方向に沿った前記リブ状陸部の幅は、空気入りタイヤのトレッド幅の5%以上、50%以下である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記中央細リブの幅は、前記隣接細リブの幅の80%以下である請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記中央細リブの幅は、前記トレッド幅方向に沿った前記リブ状陸部の幅の1/6以上、2/7以下である請求項1乃至3の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記隣接細リブの幅は、前記トレッド幅方向に沿った前記リブ状陸部の幅の1/3以上である請求項1乃至4の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記中央細リブは、前記タイヤ周方向に沿って直線状に延びる複数のリブによって構成される請求項1乃至5の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記空気入りタイヤは、ネガティブキャンバーが付与された車両に装着される請求項1乃至6の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
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