JP5498218B2 - タイヤ - Google Patents
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Description
まず、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンについて、図面を参照しながら説明する。(1)トレッドパターンの構成、(2)サイプ及びスロットの詳細構成、(3)比較評価、(4)作用・効果について説明する。
図1は、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンの一部を示す斜視図である。図2は、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す展開図である。
次に、上述したサイプ30及びスロット40の詳細構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。なお、図3(a)は、第1実施形態に係るサイプ30近傍を示すトレッド幅方向断面図(図1のA−A断面図)である。図3(b)は、第1実施形態に係るスロット40近傍を示すトレッド幅方向断面図(図1のB−B断面図)である。図3(c)は、第1実施形態に係るサイプ30及びスロット40近傍においてタイヤ周方向TCに沿った断面図(図1のC−C断面図)である。
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例1及び実施例1に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(3.1)各空気入りタイヤの構成、(3.2)評価結果について、表1を参照しながら説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
各空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ リム・ホイールサイズ : 6J×15
・ 車種 : 商用バン
・ 荷重条件 : 200kg+ドライバー
・ 内圧条件 : フロント300kPa/リア350kPa
比較例1に係る空気入りタイヤ500のショルダー陸部20Sには、図4に示すように、トレッド幅方向TWに沿って延在し、一端が主溝10に連なるサイプ510が形成されている。一方、実施例1に係る空気入りタイヤ1は、上述した第1実施形態で説明したものである(図1〜図3参照)。なお、各空気入りタイヤのその他の構成については、表1に示す通りである。
(3.2.1)ウエット路面での制動性能
各空気入りタイヤが装着された車両でテストコース(水深2mm)を走行し、速度80km/hの状態でフルブレーキを欠けてから停止するまでに要した制動距離をそれぞれ測定した。比較例1に係る空気入りタイヤ500が装着された車両の制動距離を‘100’として、実施例1に係る空気入りタイヤ1が装着された車両の制動距離の比較値で示す。なお、制動距離(比較値)が大きいほど、制動性能に優れている。
各空気入りタイヤが装着された車両が平均速度約60km/hで10,000km走行後、タイヤ赤道線CL上に位置する主溝10と、トレッド幅方向TW外側に位置する主溝10との残溝を測定し、各主溝10の摩耗量を算出した。なお、指数が大きいほど、耐偏摩耗性に優れている。
以上説明した第1実施形態では、陸部(本実施形態ではショルダー陸部20S)に、サイプ30及びスロット40が形成される。これによれば、サイプ30及びスロット40によるエッジ効果が増大し、制動性能(駆動性能)を確実に向上できる。
以下において、第2実施形態に係る空気入りタイヤ100の構成について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)トレッドパターンの構成、(2)サイプ及びスロットの詳細構成、(3)比較評価、(4)作用・効果について説明する。なお、上述した第1実施形態に係る空気入りタイヤ1と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
まず、第2実施形態に係る空気入りタイヤ100のトレッドパターンの構成について、図5を参照しながら説明する。図5は、第2実施形態に係る空気入りタイヤ100のトレッドパターンを示す展開図である。
次に、上述したサイプ130及びスロット140の詳細構成について、図5を参照しながら説明する。なお、サイプ130及びスロット140のそれぞれの幅や深さについては、上述した第1実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例2及び実施例2に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(3.1)各空気入りタイヤの構成、(3.2)評価結果について、表2を参照しながら説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
各空気入りタイヤに関するデータ(タイヤサイズ等)は、第1実施形態の比較評価で使用したタイヤと同様である。
(3.2.1)ウエット路面での制動性能
第1実施形態の比較評価で説明した試験方法と同様に、比較例2に係る空気入りタイヤ600が装着された車両の制動距離を‘100’として、実施例2に係る空気入りタイヤ100が装着された車両の制動距離の比較値で示す。なお、制動距離(比較値)が大きいほど、制動性能に優れている。
第1実施形態の比較評価で説明した試験方法と同様に、各空気入りタイヤにおける各主溝の摩耗量を算出した。なお、指数が大きいほど、耐偏摩耗性に優れている。
以上説明した第2実施形態では、第1実施形態で説明した空気入りタイヤ1と異なる構成であっても、第1実施形態で説明した作用・効果と同様に、排水性能の低下を抑制しつつ、制動性能及び耐偏摩耗性を確実に向上できる。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
Claims (5)
- 複数の溝によって形成される陸部に、タイヤ径方向内側に凹むサイプが形成されたタイヤであって、
前記サイプが形成された前記陸部には、前記サイプよりも広い幅を有し、かつ前記サイプよりも浅いスロットが形成され、
前記スロットは、前記サイプと異なる位置に形成されるとともに、前記陸部内で終端し、
前記スロットは、タイヤ周方向に沿って延在するとともに、タイヤ周方向に沿って所定間隔置きに設けられ、
前記サイプは、タイヤ周方向に隣接する前記スロット間に設けられるタイヤ。 - 前記複数の溝は、タイヤ周方向に沿って延び、
前記陸部は、最もトレッド幅方向外側においてタイヤ周方向に連続するリブ状のショルダー陸部を含み、
前記サイプ及び前記スロットは、前記ショルダー陸部に形成される請求項1に記載のタイヤ。 - 前記サイプは、トレッド幅方向に沿って延在し、
前記スロットは、前記サイプと平行に形成される請求項1または2に記載のタイヤ。 - 前記サイプは、タイヤ周方向に沿って所定間隔置きに設けられ、
前記スロットは、タイヤ周方向に隣接する前記サイプ間に設けられる請求項1乃至3の何れか一項に記載のタイヤ。 - 前記スロットは、前記サイプよりもトレッド幅方向内側に位置する請求項1又は請求項2に記載のタイヤ。
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