JP5497404B2 - ロータリーバルブおよびパルスチューブ冷凍機 - Google Patents
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当該ロータリーバルブは、固定シートの摺動面に対して、回転ディスクの摺動面が面接触したまま回転することにより、冷媒の流路を切り替えることでき、
前記固定シートの摺動面には、
高圧の冷媒を前記蓄冷管側に供給し、低圧の冷媒を前記蓄冷管側から排出するための、複数の第1のポートと、
前記高圧の冷媒を前記パルス管側に供給し、前記低圧の冷媒を前記パルス管側から排出するための、複数の第2のポートと、
が設けられ、
前記複数の第1のポートは、前記固定シートの摺動面の中心から同一半径位置にある第1のトラック領域内に、前記固定シートの摺動面の中心に対して回転対称となる位置に配置され、
前記複数の第2のポートは、前記第1のトラック領域内に、前記固定シートの摺動面の中心に対して回転対称となる位置に配置されることを特徴とするロータリーバルブが提供される。
前記第2のポートは、前記固定シートの摺動面の円周方向に沿って第2の全長を有し、
前記第1の全長は、前記第2の全長と同等以上であっても良い。
前記第1の開口は、前記第1のポートと連通される前に、前記第2のポートと連通され、および/または
前記第2の開口は、前記第1のポートと連通される前に、前記第2のポートと連通されても良い。
前記第1の開口が前記第1のポートと連通される時間は、前記第1の開口が前記第2のポートと連通される時間よりも長く、および/または
前記第2の開口が前記第1のポートと連通される時間は、前記第2の開口が前記第2のポートと連通される時間よりも長くても良い。
前記複数の第2のポートのうちの一つは、前記高圧の冷媒を前記第1段パルス管側に供給し、前記低圧の冷媒を前記第1段パルス管側から排出するための第1段パルス管用ポートであり、
前記複数の第2のポートのうちの別の一つは、前記高圧の冷媒を前記第2段パルス管側に供給し、前記低圧の冷媒を前記第2段パルス管側から排出するための第2段パルス管用ポートであっても良い。
前記第2段パルス管用ポートは、前記固定シートの摺動面の円周方向に沿って第4の全長を有し、
前記第4の全長は、前記第3の全長と同等以上であっても良い。
前記第1の開口は、前記第1段パルス管用ポートと連通される前に、前記第2段パルス管用ポートと連通され、および/または
前記第2の開口は、前記第1段パルス管用ポートと連通される前に、前記第2段パルス管用ポートと連通されても良い。
前記第1の開口が前記第2段パルス管用ポートと連通される時間は、前記第1の開口が前記第1段パルス管用ポートと連通される時間よりも長く、および/または
前記第2の開口が前記第2段パルス管用ポートと連通される時間は、前記第2の開口が前記第1段パルス管用ポートと連通される時間よりも長くても良い。
前記複数の第2のポートのうちの一つは、前記高圧の冷媒を前記第3段パルス管側に供給し、前記低圧の冷媒を前記第3段パルス管側から排出するための第3段パルス管用ポートであっても良い。
前記第5の全長は、前記第4の全長と同等以上であっても良い。
前記第1の開口は、前記第2段パルス管用ポートと連通される前に、前記第3段パルス管用ポートと連通され、および/または
前記第2の開口は、前記第2段パルス管用ポートと連通される前に、前記第3段パルス管用ポートと連通されても良い。
前記第1の開口が前記第3段パルス管用ポートと連通される時間は、前記第1の開口が前記第2段パルス管用ポートと連通される時間よりも長く、および/または
前記第2の開口が前記第3段パルス管用ポートと連通される時間は、前記第2の開口が前記第2段パルス管用ポートと連通される時間よりも長くても良い。
前記ロータリーバルブは、固定シートの摺動面に対して、回転ディスクの摺動面が面接触したまま回転することにより、冷媒の流路を切り替えることでき、
前記固定シートの摺動面には、
高圧の冷媒を前記蓄冷管に供給し、低圧の冷媒を前記蓄冷管から排出するための、複数の第1のポートと、
前記高圧の冷媒を前記パルス管側に供給し、前記低圧の冷媒を前記パルス管側から排出するための、複数の第2のポートと、
が設けられ、
前記複数の第1のポートは、前記固定シートの摺動面の中心から同一半径位置にある第1のトラック領域内に、前記固定シートの摺動面の中心に対して回転対称となる位置に配置され、
前記複数の第2のポートは、前記第1のトラック領域内に、前記固定シートの摺動面の中心に対して回転対称となる位置に配置されることを特徴とするマルチバルブ型パルスチューブ冷凍機が提供される。
前記第2のポートは、前記固定シートの摺動面の円周方向に沿って第2の全長を有し、
前記第1の全長は、前記第2の全長と同等以上であっても良い。
前記第1の開口は、前記第1のポートと連通される前に、前記第2のポートと連通され、および/または
前記第2の開口は、前記第1のポートと連通される前に、前記第2のポートと連通されても良い。
前記第1の開口が前記第1のポートと連通される時間は、前記第1の開口が前記第2のポートと連通される時間よりも長く、および/または
前記第2の開口が前記第1のポートと連通される時間は、前記第2の開口が前記第2のポートと連通される時間よりも長くても良い。
前記複数の第2のポートのうちの一つは、前記高圧の冷媒を前記第1段パルス管に供給し、前記低圧の冷媒を前記第1段パルス管から排出するための第1段パルス管用ポートであり、
前記複数の第2のポートのうちの別の一つは、前記高圧の冷媒を前記第2段パルス管に供給し、前記低圧の冷媒を前記第2段パルス管から排出するための第2段パルス管用ポートであっても良い。
前記第2段パルス管用ポートは、前記固定シートの摺動面の円周方向に沿って第4の全長を有し、
前記第4の全長は、前記第3の全長と同等以上であっても良い。
前記第1の開口は、前記第1段パルス管用ポートと連通される前に、前記第2段パルス管用ポートと連通され、および/または
前記第2の開口は、前記第1段パルス管用ポートと連通される前に、前記第2段パルス管用ポートと連通されても良い。
前記第1の開口が前記第2段パルス管用ポートと連通される時間は、前記第1の開口が前記第1段パルス管用ポートと連通される時間よりも長く、および/または
前記第2の開口が前記第2段パルス管用ポートと連通される時間は、前記第2の開口が前記第1段パルス管用ポートと連通される時間よりも長くても良い。
前記複数の第2のポートのうちの一つは、前記高圧の冷媒を前記第3段パルス管に供給し、前記低圧の冷媒を前記第3段パルス管から排出するための第3段パルス管用ポートであっても良い。
前記第5の全長は、前記第4の全長と同等以上であっても良い。
前記第1の開口は、前記第2段パルス管用ポートと連通される前に、前記第3段パルス管用ポートと連通され、および/または
前記第2の開口は、前記第2段パルス管用ポートと連通される前に、前記第3段パルス管用ポートと連通されても良い。
前記第1の開口が前記第3段パルス管用ポートと連通される時間は、前記第1の開口が前記第2段パルス管用ポートと連通される時間よりも長く、および/または
前記第2の開口が前記第3段パルス管用ポートと連通される時間は、前記第2の開口が前記第2段パルス管用ポートと連通される時間よりも長くても良い。
第2のトラックTA2の直径<第1のトラックTA1の直径<
第3のトラックTA3の直径
の関係にある。
図3は、本発明の第1の実施例による4バルブ型パルスチューブ冷凍機の一例を概略的に示した図である。このパルスチューブ冷凍機200は、2段式の構造となっている。
まず、時間t=0において、開閉バルブV5のみが開にされる。これにより、圧縮機212から、第3の冷媒供給路H3を介して、すなわち第3の高圧側配管235A〜共通配管299〜高温端292の経路で、第2段パルス管290に高圧冷媒ガスが供給される。その後、時間t=t1において、開閉バルブV5が開状態のまま、開閉バルブV3が開にされる。これにより、圧縮機212から、第2の冷媒供給路H2を介して、すなわち第2の高圧側配管225A〜共通配管230〜高温端252の経路で、第1段パルス管250に高圧冷媒ガスが供給される。
次に、時間t=t2において、開閉バルブV5、V3が開いた状態で、開閉バルブV1が開にされる。これにより、高圧冷媒ガスは、圧縮機212から、第1の冷媒供給路H1を介して、すなわち第1の高圧側配管215A〜共通配管220〜高温端242の経路で、第1段および第2段の蓄冷管240、280に導入される。冷媒ガスの一部は、第1の配管256を介して、第1段パルス管250に、低温端254の側から流入する。また冷媒ガスの他の一部は、第2段の蓄冷管280を通り、第2の配管286を介して、第2段パルス管290に、低温端294の側から流入する。
次に、時間t=t3において、開閉バルブV1が開状態のまま、開閉バルブV3が閉にされ、その後、時間t=t4において、開閉バルブV5も閉にされる。圧縮機212からの冷媒ガスは、第1の冷媒供給路H1のみを介して、第1段蓄冷管240に流入するようになる。冷媒ガスは、その後、両パルス管250および290内に、低温端254および294の側から流入する。
時間t=t5において、全ての開閉バルブV1〜V6が閉にされる。第1段および第2段パルス管250、290の圧力上昇のため、第1段および第2段パルス管250、290内の冷媒ガスは、両パルス管の高温端252、292の側に設置されたリザーバ(図示されていない)の方に移動する。
その後、時間t=t5において、開閉バルブV6が開かれ、第2段パルス管290内の冷媒ガスは、第3の冷媒回収路L3を通って圧縮機212に戻る。その後、時間t=t6において、開閉バルブV4が開かれ、第1段パルス管250内の冷媒ガスは、第2の冷媒回収路L2を通って圧縮機212に戻る。これにより、両パルス管250、290の圧力が低下する。
次に、時間t=t7において、開閉バルブV6、V4が開状態のまま、開閉バルブV2が開かれる。これにより、両パルス管250、290、および第2段蓄冷管280内の冷媒ガスの大部分は、第1段の蓄冷管240を通り、第1の冷媒回収路L1を介して、圧縮機212に戻るようになる。
次に、時間t=t8において、開閉バルブV2が開いた状態で、開閉バルブV4が閉止され、その後、時間t=t9において、開閉バルブV6も閉にされる。その後、時間t=t10において、開閉バルブV2が閉止され、1サイクルが完了する。
次に、図5を参照して、図4に示したタイミングで、各バルブV1〜V6の操作を行うためのロータリーバルブの構成について説明する。
まず、回転ディスク360の高圧流路開口365が固定シート310の第2段パルス管用ポート318に連通されると、高圧冷媒ガスが第2段パルス管290に導入される。これは、図4において、バルブV5が開いた状態(時間t=0)に相当する。さらに回転ディスク360が回転すると(α=α1)、今度は、回転ディスク360の高圧流路開口365が固定シート310の第1段パルス管用ポート317とも連通されるようになり、高圧冷媒ガスが第1段パルス管250に導入される。これは、図4において、バルブV3が開いた状態(時間t=t1)に相当する。さらに回転ディスク360が回転すると(α=α2)、回転ディスク360の高圧流路開口365は、蓄冷管用ポート315とも連通されるようになり、高圧冷媒ガスが蓄冷管240に導入される。これは、バルブV1が開いた状態(時間t=t2)に相当する。
一方、位相角α=α5(90゜)では、回転ディスク360の低圧流路開口367が固定シート310の第2段パルス管用ポート318に連通され、これにより第2段パルス管290からの低圧冷媒ガスの排出が開始される。(バルブV6の開に相当)。また、位相角α=α6およびα=α7では、それぞれ、回転ディスク360の低圧流路開口367が固定シート310の第2段パルス管用ポート318、および蓄冷管用ポート315と順次連通される(それぞれ、バルブV4、V2の開に相当)。これにより、第1段パルス管250からの低圧冷媒ガスの排出、および蓄冷管240、280からの低圧冷媒ガスの排出が開始される。
(i)従来別個に設けられていた、高圧冷媒ガスを蓄冷管40に供給し、また低圧冷媒ガスを蓄冷管40から排出させるためのポートR15用の第1のトラックTA1、高圧冷媒ガスをパルス管50、90に供給するためのポートR17、R18用の第2のトラックTA2、および低圧冷媒ガスをパルス管50、90から排出するためのポートR27、R28用の第3のトラックTA3、を一つに統合して、総トラック数を1つに抑制したこと、ならびに
(ii)単一トラックTにおいて、2つの蓄冷管用ポート315を、摺動面312の中心に対して回転対称となる位置に配置するとともに、第1段パルス管用ポート317と第2段パルス管用ポート318を、摺動面312の中心に対して回転対称となる位置に配置したこと、
であり、この思想が維持される限り、その他の構成も本発明の範囲に属する。
次に、図7〜図9を参照して、本発明の第2の実施例について説明する。
まず、時間t=0において、開閉バルブV7のみが開にされる。これにより、圧縮機212から、第4の冷媒供給路H4を介して、すなわち第4の高圧側配管245A〜共通配管455〜高温端422の経路で、第3段パルス管420に高圧冷媒ガスが供給される。その後、時間t=t1において、開閉バルブV7が開状態のまま、開閉バルブV5が開にされる。これにより、圧縮機212から、第3の冷媒供給路H3を介して、すなわち第3の高圧側配管235A〜共通配管299〜高温端292の経路で、第2段パルス管290に高圧冷媒ガスが供給される。
次に、時間t=t4において、開閉バルブV1、V5、V7が開状態のまま、開閉バルブV3が閉にされ、その後、開閉バルブV5、V7も順次閉にされる(時間t=t5、およびt=t6)これに対応して、圧縮機212からの冷媒ガスは、第1の冷媒供給路H1のみを介して、第1段蓄冷管240に流入するようになる。冷媒ガスは、その後、3つのパルス管250、290、420内に、低温端254、294、424の側から流入する。
その後、時間t=t7において、開閉バルブV8が開かれ、第3段パルス管420内の冷媒ガスは、第4の冷媒回収路L4を通って圧縮機212に戻る。その後、時間t=t8において、開閉バルブV6が開かれ、第2段パルス管290内の冷媒ガスは、第3の冷媒回収路L3を通って圧縮機212に戻る。これにより、両パルス管420、290の圧力が低下する。その後、時間t=t9において、開閉バルブV4が開かれ、第1段パルス管250内の冷媒ガスは、第2の冷媒回収路L2を通って圧縮機212に戻る。これにより、第1段パルス管250の圧力が低下する。
次に、時間t=t11において、開閉バルブV2、V6、V8が開いた状態で、開閉バルブV4が閉止され、その後、開閉バルブV6、V8が順次閉止される(時間t=t12およびt=t13)。
次に、図9を参照して、図8に示したタイミングで、各バルブV1〜V8の操作を行うための第2のロータリーバルブの構成について説明する。
次に本発明の第3の実施例による4バルブ型パルスチューブ冷凍機について説明する。
まず、時間t=0において、開閉バルブV3のみが開にされる。これにより、圧縮機212から、第2の冷媒供給路H2を通り、パルス管250に高圧の冷媒ガスが供給される。次に、時間t=t1において、開閉バルブV3が開状態のまま、開閉バルブV1が開にされる。これにより、圧縮機212から、第1の冷媒供給路H1を通り、蓄冷管240に高圧の冷媒ガスが供給される。また、蓄冷管240に流入した冷媒ガスは、蓄冷管240内に設置された蓄冷材で冷却される。冷却された冷媒ガスは、第1の配管256を介して、パルス管250に流入する。この際に、冷媒ガスは、低温端254に設置された熱交換器で熱交換される。
次に、時間t=t3において、開閉バルブV4が開にされる。これにより、パルス管250内の冷媒ガスは、第2の冷媒回収路L2を経由して、圧縮機212に戻される。
次に、図12を参照して、図11に示したタイミングで、各バルブV1〜V4の開閉に相当する操作を行うための第3のロータリーバルブの構成について説明する。
図13には、図11に示したタイミングで、各バルブV1〜V4の開閉に相当する操作を行うための、さらに別の(第4の)ロータリーバルブ(第4のロータリーバルブ)1100を示す。
12 圧縮機
15A 第1の高圧側配管
15B 第1の低圧側配管
20 共通配管
25A 第2の高圧側配管
25B 第2の低圧側配管
30 共通配管
35A 第3の高圧側配管
35B 第3の低圧側配管
40 第1段蓄冷管
50 第1段パルス管
80 第2段蓄冷管
90 第2段パルス管
56 第1の配管
86 第2の配管
99 共通配管
200 第1の実施例による4バルブ型パルスチューブ冷凍機
201 第2の実施例による4バルブ型パルスチューブ冷凍機
202 第3の実施例による4バルブ型パルスチューブ冷凍機
212 圧縮機
215A 第1の高圧側配管
215B 第1の低圧側配管
220 共通配管
225A 第2の高圧側配管
225B 第2の低圧側配管
230 共通配管
235A 第3の高圧側配管
235B 第3の低圧側配管
240 第1段蓄冷管
245A 第4の高圧側配管
245B 第4の低圧側配管
250 第1段パルス管
256 第1の配管
260、261 オリフィス
280 第2段蓄冷管
286 第2の配管
290 第2段パルス管
299 共通配管
300 ロータリーバルブ
310 固定シート
312 固定シートの摺動面
315 蓄冷管用ポート
317 第1段パルス管用ポート
318 第2段パルス管用ポート
360 回転ディスク
362 回転ディスクの摺動面
365 高圧流路開口
367 低圧流路開口
416 第3の配管
420 第3段パルス管
440 第3段蓄冷管
450 オリフィス
455 共通配管
900 ロータリーバルブ
910 固定シート
912 固定シートの摺動面
915 蓄冷管用ポート
917 第1段パルス管用ポート
918 第2段パルス管用ポート
919 第3段パルス管用ポート
960 回転ディスク
962 回転ディスクの摺動面
965 高圧流路開口
967 低圧流路開口
1000 ロータリーバルブ
1010 固定シート
1012 固定シートの摺動面
1015 蓄冷管用ポート
1017 パルス管用ポート
1060 回転ディスク
1062 回転ディスクの摺動面
1065 高圧流路開口
1067 低圧流路開口
1100 ロータリーバルブ
1110 固定シート
1112 固定シートの摺動面
1115 蓄冷管用ポート
1117 パルス管用ポート
1160 回転ディスク
1162 回転ディスクの摺動面
1165 高圧流路開口
1167 低圧流路開口
H1 第1の冷媒供給路
H2 第2の冷媒供給路
H3 第3の冷媒供給路
H4 第4の冷媒供給路
L1 第1の冷媒回収路
L2 第2の冷媒回収路
L3 第3の冷媒回収路
L4 第4の冷媒回収路
O3〜O6 オリフィス
R1 従来のロータリーバルブ
R10 固定シート
R12 固定シートの摺動面
R15 蓄冷管用ポート
R17 第1段パルス用高圧冷媒ガスのポート
R18 第2段パルス用高圧冷媒ガスのポート
R27 第1段パルス用低圧冷媒ガスのポート
R28 第2段パルス用低圧冷媒ガスのポート
R50 回転ディスク
R52 回転ディスクの摺動面
R57 高圧冷媒ガス用の開口
R58 低圧冷媒ガス用の開口
TA1、TA2、TA3 トラック
T1、T2 トラック
V1〜V8 開閉バルブ
Va1〜Va6 開閉バルブ。
Claims (11)
- 第1段パルス管および第2段パルス管を含む複数のパルス管と、蓄冷管と、ロータリーバルブとを有するマルチバルブ型パルスチューブ冷凍機であって、
前記ロータリーバルブは、固定シートの摺動面に対して、回転ディスクの摺動面が面接触したまま回転することにより、冷媒の流路を切り替えることでき、
前記固定シートの摺動面には、
高圧の冷媒を前記蓄冷管に供給し、低圧の冷媒を前記蓄冷管から排出するための、複数の第1のポートと、
前記高圧の冷媒を前記各パルス管側に供給し、前記低圧の冷媒を前記各パルス管側から排出するための、複数の第2のポートと、
が設けられ、
前記第2のポートは、
前記高圧の冷媒を前記第1段パルス管に供給し、前記低圧の冷媒を前記第1段パルス管から排出するための第1段パルス管用ポートと、
前記高圧の冷媒を前記第2段パルス管に供給し、前記低圧の冷媒を前記第2段パルス管から排出するための第2段パルス管用ポートと、
を有し、
前記複数の第1のポートは、前記固定シートの摺動面の中心から同一半径位置にある第1のトラック領域内に、前記固定シートの摺動面の中心に対して回転対称となる位置に配置され、
前記複数の第2のポートは、前記第1のトラック領域内に、前記固定シートの摺動面の中心に対して回転対称となる位置に配置されることを特徴とするマルチバルブ型パルスチューブ冷凍機。 - 前記回転ディスクの1回転は、当該パルスチューブ冷凍機の2回以上の冷却サイクルに相当することを特徴とする請求項1に記載のパルスチューブ冷凍機。
- 前記第1のポートは、前記固定シートの摺動面の円周方向に沿って第1の全長を有し、
前記第2のポートは、前記固定シートの摺動面の円周方向に沿って第2の全長を有し、
前記第1の全長は、前記第2の全長と同等以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のパルスチューブ冷凍機。 - 前記第1段パルス管用ポートは、前記固定シートの摺動面の円周方向に沿って第3の全長を有し、
前記第2段パルス管用ポートは、前記固定シートの摺動面の円周方向に沿って第4の全長を有し、
前記第4の全長は、前記第3の全長と同等以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のパルスチューブ冷凍機。 - 当該パルスチューブ冷凍機は、さらに、第3段パルス管を有し、
前記複数の第2のポートのうちの一つは、前記高圧の冷媒を前記第3段パルス管に供給し、前記低圧の冷媒を前記第3段パルス管から排出するための第3段パルス管用ポートであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載のパルスチューブ冷凍機。 - 前記回転ディスクの摺動面には、前記高圧の冷媒が流通する第1の開口と、前記低圧の冷媒が流通する第2の開口とが設置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載のパルスチューブ冷凍機。
- 前記回転ディスクの摺動面が前記固定シートの摺動面に対して回転した際に、
前記第1の開口は、前記第1のポートと連通される前に、前記第2のポートと連通され、または
前記第2の開口は、前記第1のポートと連通される前に、前記第2のポートと連通され、または
前記第1の開口は、前記第1のポートと連通される前に、前記第2のポートと連通され、かつ前記第2の開口は、前記第1のポートと連通される前に、前記第2のポートと連通されることを特徴とする請求項6に記載のパルスチューブ冷凍機。 - 前記回転ディスクの摺動面が前記固定シートの摺動面に対して回転した際に、
前記第1の開口が前記第1のポートと連通される時間は、前記第1の開口が前記第2のポートと連通される時間よりも長く、または
前記第2の開口が前記第1のポートと連通される時間は、前記第2の開口が前記第2のポートと連通される時間よりも長く、または
前記第1の開口が前記第1のポートと連通される時間は、前記第1の開口が前記第2のポートと連通される時間よりも長く、かつ前記第2の開口が前記第1のポートと連通される時間は、前記第2の開口が前記第2のポートと連通される時間よりも長いことを特徴とする請求項6または7に記載のパルスチューブ冷凍機。 - 前記回転ディスクの摺動面が前記固定シートの摺動面に対して回転した際に、
前記第1の開口は、前記第1段パルス管用ポートと連通される前に、前記第2段パルス管用ポートと連通され、または
前記第2の開口は、前記第1段パルス管用ポートと連通される前に、前記第2段パルス管用ポートと連通され、または
前記第1の開口は、前記第1段パルス管用ポートと連通される前に、前記第2段パルス管用ポートと連通され、かつ前記第2の開口は、前記第1段パルス管用ポートと連通される前に、前記第2段パルス管用ポートと連通されることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一つに記載のパルスチューブ冷凍機。 - 前記回転ディスクの摺動面が前記固定シートの摺動面に対して回転した際に、
前記第1の開口が前記第2段パルス管用ポートと連通される時間は、前記第1の開口が前記第1段パルス管用ポートと連通される時間よりも長く、または
前記第2の開口が前記第2段パルス管用ポートと連通される時間は、前記第2の開口が前記第1段パルス管用ポートと連通される時間よりも長く、または
前記第1の開口が前記第2段パルス管用ポートと連通される時間は、前記第1の開口が前記第1段パルス管用ポートと連通される時間よりも長く、かつ前記第2の開口が前記第2段パルス管用ポートと連通される時間は、前記第2の開口が前記第1段パルス管用ポートと連通される時間よりも長いことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一つに記載のパルスチューブ冷凍機。 - 第1段パルス管および第2段パルス管を含む複数のパルス管と蓄冷管とを有するマルチバルブ型パルスチューブ冷凍機用のロータリーバルブであって、
当該ロータリーバルブは、固定シートの摺動面に対して、回転ディスクの摺動面が面接触したまま回転することにより、冷媒の流路を切り替えることでき、
前記固定シートの摺動面には、
高圧の冷媒を前記蓄冷管側に供給し、低圧の冷媒を前記蓄冷管側から排出するための、複数の第1のポートと、
前記高圧の冷媒を各パルス管側に供給し、前記低圧の冷媒を各パルス管側から排出するための、複数の第2のポートと、
が設けられ、
前記第2のポートは、
前記高圧の冷媒を前記第1段パルス管に供給し、前記低圧の冷媒を前記第1段パルス管から排出するための第1段パルス管用ポートと、
前記高圧の冷媒を前記第2段パルス管に供給し、前記低圧の冷媒を前記第2段パルス管から排出するための第2段パルス管用ポートと、
を有し、
前記複数の第1のポートは、前記固定シートの摺動面の中心から同一半径位置にある第1のトラック領域内に、前記固定シートの摺動面の中心に対して回転対称となる位置に配置され、
前記複数の第2のポートは、前記第1のトラック領域内に、前記固定シートの摺動面の中心に対して回転対称となる位置に配置されることを特徴とするロータリーバルブ。
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