JP5478241B2 - タイヤ - Google Patents
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Description
まず、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す平面展開図である。なお、空気入りタイヤ1には、空気ではなく、窒素ガスなどの不活性ガスが充填されてもよい。また、空気入りタイヤ1のトレッドパターンは、タイヤ赤道線CL上における点を基準に対称(いわゆる、点対称)である。
次に、上述した中間主溝10Mの構成について、図2及び図3を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の一部を示す斜視図である。図3は、図1のF3−F3に沿った空気入りタイヤ1の一部を示すトレッド幅方向断面図である。
次に、上述した中間陸部列20Mの構成について、図1〜図5を参照しながら説明する。なお、図4は、図1のF4−F4に沿った空気入りタイヤ1の一部を示す断面図である。図5は、図1のF5−F5に沿った空気入りタイヤ1の一部を示す断面図である。
ブロック40は、湾曲状細溝50によって分断される複数の小ブロックを備える。具体的には、ブロック40は、第1小ブロック41と、第2小ブロック42とを備える。
横溝30Mは、トレッド踏面視において、タイヤ周方向TCに沿った直線L2(図1参照)に対して傾斜(図1のα)する。特に、横溝30Mは、タイヤ周方向に沿った直線L2に対して60度以下で傾斜することが好ましい。横溝30Mは、深横溝領域31(第1横溝領域)と、浅横溝領域32(第2横溝領域)とを含む。
湾曲状細溝50は、第1細溝部分51と、第2細溝部分52とを含む。第1細溝部分51は、タイヤ周方向TCに沿って延び、横溝30Mに開口する。第2細溝部分52は、第1細溝部分51と連なるとともに、中間主溝10Mに開口する。また、第1細溝部分51と第2細溝部分52とは、トレッド面視において、湾曲した形状で連なっている。
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(4.1)試験方法、(4.2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
比較評価では、耐偏摩耗性及び制動性能の試験を行った。
各空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ 車両条件 : セダン型乗用自動車(排気量;1500cc)
表1は、細溝の形状を変更した空気入りタイヤの評価結果を示す。表2は、第2細溝部分52の直線L2に対する角度を変更した空気入りタイヤの評価結果を示す。表3は、中間溝幅W10Mの中央側陸幅W20Cに対する比率を変更した空気入りタイヤの評価結果を示す。表4は、面取り部41dの直交線RILに対する角度を変更した空気入りタイヤの評価結果を示す。
実施形態では、湾曲状細溝50は、横溝30Mに開口する第1細溝部分51と、中間主溝10Mに開口する第2細溝部分52とによって構成される。また、第1細溝部分51及び第2細溝部分52は、連なっている。これによれば、湾曲状細溝50によってブロック40がタイヤ周方向TCに分断されることないため、湾曲状細溝50によって形成された小ブロックの剛性低下を抑制できる。つまり、小ブロックが独立して変形しにくくなり、ブロック40全体の剛性を確保できる。このため、小ブロックが横溝30Mに向かって倒れ込み(めくれ)にくく、小ブロックの一部に荷重や駆動力等が集中することを防止できるため、耐偏摩耗性の低下をより確実に抑制できる。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
Claims (6)
- タイヤ周方向に延びる周方向溝と、トレッド幅方向に延びる横溝とによって形成される複数のブロックに、前記周方向溝及び前記横溝よりも細い細溝が形成されたタイヤであって、
前記細溝は、
タイヤ周方向に沿って延び、前記横溝に開口する第1細溝部分と、前記ブロックのトレッド幅方向内側に位置する前記周方向溝に開口する第2細溝部分とによって構成された湾曲状細溝と、
タイヤ周方向に沿って直線状の直線状細溝と、を有しており、
前記第1細溝部分及び前記第2細溝部分は、連なっており、
前記直線状細溝の一端は、前記横溝に開口し、前記直線状細溝の他端は、前記ブロック内で終端しており、
前記直線状細溝は、前記横溝のタイヤ周方向の一方側に開口し、前記第1細溝部分は、前記横溝のタイヤ周方向の他方側に開口しているタイヤ。 - 前記周方向溝は、
前記ブロックのトレッド幅方向内側に位置する内側周方向溝と、
前記内側周方向溝よりも太く、前記ブロックのトレッド幅方向外側に位置する外側周方向溝とを含み、
前記内側周方向溝の深さは、前記外側周方向溝の深さよりも浅い請求項1に記載のタイヤ。 - 前記内側周方向溝のトレッド幅方向内側には、タイヤ周方向に沿って延びるリブ状陸部が隣接する請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第1細溝部分と前記第2細溝部分とは、トレッド面視において、湾曲した形状で連なる請求項1乃至3の何れか一項に記載のタイヤ。
- 前記横溝は、
前記ブロックのトレッド幅方向内側に形成され、前記内側周方向溝の深さよりも深い第1横溝領域と、
前記第1横溝領域よりもトレッド幅方向外側に形成され、前記第1横溝領域の深さよりも浅い第2横溝領域と
を含み、
前記ブロックは、
前記細溝によって分断された小ブロックのうち、トレッド踏面において所定の表面積を有する第1小ブロックと、
前記細溝によって分断された小ブロックのうち、トレッド踏面において前記所定の表面積よりも広い表面積を有する第2小ブロックと
を備え、
前記第1小ブロックは、
路面に接する表面と、
前記周方向溝及び前記横溝に沿った側面と、
前記表面と前記側面とに連なり、トレッド法線に対して傾斜する面取り部と
を備える請求項2乃至4の何れか一項に記載のタイヤ。 - 前記周方向溝は、前記ブロックのトレッド幅方向内側に位置する中間主溝と、前記ブロックのトレッド幅方向外側に位置する端部側主溝と、を有し、
前記第2小ブロックには、切り欠き部が形成されており、
前記第1細溝部分は、前記中間主溝に開口し、
前記切り欠き部は、前記端部側主溝に開口しており、
前記切り欠き部は、前記第1細溝部分が前記中間主溝に開口した部分を通り、かつ前記横溝と平行な平行線上に設けられる請求項5に記載のタイヤ。
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