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JP5471776B2 - マルチコア光ファイバ - Google Patents

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Description

本発明は、マルチコア光ファイバに関するものである。
マルチコア光ファイバは、ファイバ軸方向に延在する複数のコアが共通のクラッドで覆われている。複数のコアそれぞれが光学的に独立した光導波路として機能するので、マルチコア光ファイバは大容量の情報を伝送することができる。
非特許文献1に記載されたマルチコア光ファイバは、複数のコアのうち隣り合う2つのコアの間で屈折率が異なっており、これにより、隣り合う2つのコアの間で伝搬定数が異なって、クロストークを抑制することができるとされている。また、マルチコア光ファイバは、複数のコアのうち隣り合う2つのコアの間でコア径が異なっていることによっても、隣り合う2つのコアの間で伝搬定数が異なって、クロストークを抑制することができる。
このように隣り合う2つのコアの間のクロストークを抑制することができれば、隣り合う2つのコアの間の距離を小さくすることができ、1本のマルチコア光ファイバに含まれるコアの本数を多くすることができて、更なる大容量の情報の伝送が可能となる。すなわち、クロストーク低減およびコア高密度化の両立が可能となる。
また、マルチコア光ファイバは、複数のコアが純石英ガラスであってクラッドが弗素添加石英ガラスである場合には、各コアの伝送損失を小さくすることができるので、長距離伝送が可能となり、或いは、入射信号光パワーを小さくすることが可能である。
Masanori Koshiba, et al, "Heterogeneous multi-core fibers:proposal and design principle," IEICE Electronics Express, Vol.6, No.2,pp.98-103 (2009).
複数のコアが純石英ガラスであってクラッドが弗素添加石英ガラスであるマルチコア光ファイバでは、母材の一端が加熱溶融され線引されて製造される際に、粘性が高い純石英ガラスのコアに歪が集中することから、複数のコアのうちの特定のコアに応力が残留する場合がある。この残留応力により特定のコアの屈折率が設計値と異なるものとなって、この特定のコアと隣のコアとの間のクロストークが大きくなるという問題が生じる場合がある。また、残留応力により特定のコアの伝送損失が大きくなるという問題も生じる。
このような問題の発生を抑制する為に線引張力を低くすることが考えられる。すなわち、低張力線引を行うことによりコアの残留応力を小さくすることができる。しかし、低張力線引を行う為には線引炉の温度を上昇させる必要がある。一方で、線引速度の高速化の為にも線引炉の温度を上昇させる必要がある。マルチコア光ファイバの線引の際には、通常の光ファイバの線引の際より先に設備炉温制約の問題が現れ、通常の光ファイバの線引では不要な線引条件の管理が必要となる。また、低張力線引は、生産コスト低減のための高線速化を行い難い。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、各コアの屈折率が設計どおりとなるように容易に製造され得るマルチコア光ファイバを提供することを目的とする。
本発明のマルチコア光ファイバは、複数のコアと、複数のコアの屈折率より低い屈折率を有し複数のコアを取り囲む共通のクラッドと、クラッドに接して設けられた高粘性領域とを有し、複数のコアおよび高粘性領域がファイバ軸方向に延在し、線引時の温度において、クラッドの粘性より複数のコアの最大粘性が大きく、複数のコアの最大粘性より高粘性領域の粘性が大きく、ファイバ軸に垂直な断面において複数の高粘性領域が断面中心に対して2回以上の回転対称性を有する位置に設けられていることを特徴とする。
本発明のマルチコア光ファイバでは、複数のコアは、塩素を添加された石英ガラスであり、高粘性領域は、複数のコアの塩素添加量より少ない塩素添加量である石英ガラスであり、クラッドは、弗素を添加された石英ガラスであるのが好適である。
本発明によれば、各コアの屈折率が設計どおりとなるように容易に製造され得るマルチコア光ファイバを提供することができる。
比較例のマルチコア光ファイバ2の断面図である。 第1実施形態のマルチコア光ファイバ1Aの断面図である。 第2実施形態のマルチコア光ファイバ1Bの断面図である。 第3実施形態のマルチコア光ファイバ1Cの断面図である。 第4実施形態のマルチコア光ファイバ1Dの断面図である。 第5実施形態のマルチコア光ファイバ1Eの断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一または同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、比較例のマルチコア光ファイバ2の断面図である。この図はファイバ軸に垂直な断面を示している。比較例のマルチコア光ファイバ2は、ファイバ軸方向に延在する7個のコア10〜16と、これらコア10〜16を取り囲む共通のクラッド20とを備える。コア10〜16およびクラッド20はガラスからなる。
コア10〜16の屈折率はクラッド20の屈折率より高い。コア10〜16それぞれの断面形状は円形である。ファイバ軸に垂直な断面において、コア10は中央に配置され、6個のコア11〜16はコア10を中心とする円の円周上に等ピッチで順に配置されている。コア間隔は20μm〜50μmである。
コア10〜16およびクラッド20それぞれは、石英ガラスを主成分として、必要に応じて屈折率調整用の不純物が添加される。例えば、コア10〜16は純石英ガラスであって、クラッド20は弗素を添加された石英ガラスである。なお、「純石英ガラス」は、塩素を添加されている場合も含む。
コア10はコア径dを有する。コア11,コア13およびコア15は共通のコア径dを有する。また、コア12,コア14およびコア16は共通のコア径dを有する。コア径d,コア径dおよびコア径dは相違する。すなわち、7個のコア10〜16のうち隣り合う任意の2つのコアの間でコア径は異なっている。
或いは、コア10は屈折率nを有する。コア11,コア13およびコア15は共通の屈折率nを有する。また、コア12,コア14およびコア16は共通の屈折率nを有する。屈折率n,屈折率nおよび屈折率nは相違する。すなわち、7個のコア10〜16のうち隣り合う任意の2つのコアの間で屈折率は異なっている。
マルチコア光ファイバ2は、設計によれば、7個のコア10〜16のうち隣り合う2つのコアの間でコア径または屈折率が異なっていることから、隣り合う2つのコアの間で伝搬定数が異なって、クロストークを抑制することができる。
しかし、実際に製造されるマルチコア光ファイバ2は、母材の一端が加熱溶融され線引されて製造される際に、粘性が高い純石英ガラスのコアに歪が集中することから、複数のコアのうちの特定のコアに応力が残留する場合がある。この残留応力により特定のコアの屈折率が設計値と異なるものとなって、この特定のコアと隣のコアとの間のクロストークが大きくなるという問題が生じる場合がある。残留応力により特定のコアの伝送損失が大きくなるという問題も生じる。また、このような問題の発生を抑制する為に低張力線引を行うと他の問題が生じる。以下に説明する本実施形態のマルチコア光ファイバ1A〜1Eは、比較例のマルチコア光ファイバ2が有する問題を解消し得るものである。
図2は、第1実施形態のマルチコア光ファイバ1Aの断面図である。この図もファイバ軸に垂直な断面を示している。図1に示された比較例のマルチコア光ファイバ2と比較すると、この図2に示される第1実施形態のマルチコア光ファイバ1Aは、高粘性領域31を更に有している点で相違している。高粘性領域31はファイバ軸方向に延在する。高粘性領域31の断面形状は任意である。高粘性領域31はクラッド20に接して設けられている。高粘性領域31はコア10〜16の何れからも離間して設けられているのが好ましい。
線引時の温度において、クラッド20の粘性より7個のコア10〜16の最大粘性が大きく、7個のコア10〜16の最大粘性より高粘性領域31の粘性が大きい。例えば、7個のコア10〜16は、塩素を添加された石英ガラスである。高粘性領域31は、7個のコア10〜16の塩素添加量より少ない塩素添加量である石英ガラスである。また、クラッド20は、弗素を添加された石英ガラスである。
第1実施形態のマルチコア光ファイバ1Aは、母材の一端が加熱溶融され線引されて製造される際に、粘性が最も高い高粘性領域31に歪が集中することから、高粘性領域31に応力が残留する。コア10〜16の残留応力は無い(又は小さい)ので、残留応力に因るコア10〜16の屈折率の変化は無い(又は小さい)。したがって、第1実施形態のマルチコア光ファイバ1Aは、低張力線引により製造される必要がなく、各コアの屈折率が設計どおりとなるように容易に製造され得る。
図3は、第2実施形態のマルチコア光ファイバ1Bの断面図である。この図もファイバ軸に垂直な断面を示している。図2に示された第1実施形態のマルチコア光ファイバ1Aと比較すると、この図3に示される第2実施形態のマルチコア光ファイバ1Bは、高粘性領域31に加えて高粘性領域32および高粘性領域33をも有している点で相違している。
高粘性領域32および高粘性領域33は高粘性領域31と同様のものである。線引時の温度において7個のコア10〜16の最大粘性より3個の高粘性領域31〜33の粘性が大きい。したがって、第2実施形態のマルチコア光ファイバ1Bは、低張力線引により製造される必要がなく、各コアの屈折率が設計どおりとなるように容易に製造され得る。
また、3個の高粘性領域31〜33は、ファイバ軸に垂直な断面において、断面中心に対して3回の回転対称性を有する位置に設けられている。このように複数の高粘性領域が断面中心に対して2回以上の回転対称性を有する位置に設けられていることにより、第2実施形態のマルチコア光ファイバ1Bは、高粘性領域31〜33に残留応力が集中した場合であっても、ファイバカールの発生を防ぐことが可能である。
なお、ファイバカールとは、光ファイバのガラス部分の曲がり癖をいう。ファイバカールが大きいと、例えば融着接続の作業において芯出しが困難になる。第2実施形態のマルチコア光ファイバ1Bは、ファイバカールの発生が抑制されるので、融着接続の作業において芯出しが容易である。
図4は、第3実施形態のマルチコア光ファイバ1Cの断面図である。この図もファイバ軸に垂直な断面を示している。図1に示された比較例のマルチコア光ファイバ2と比較すると、この図4に示される第3実施形態のマルチコア光ファイバ1Cは、高粘性領域30を更に有している点で相違している。高粘性領域30はファイバ軸方向に延在する。高粘性領域30の断面形状はリング状となっている。高粘性領域30はクラッド20の外周上に連続的に設けられている。
線引時の温度において、クラッド20の粘性より7個のコア10〜16の最大粘性が大きく、7個のコア10〜16の最大粘性より高粘性領域30の粘性が大きい。例えば、7個のコア10〜16は、塩素を添加された石英ガラスである。高粘性領域30は、7個のコア10〜16の塩素添加量より少ない塩素添加量である石英ガラスである。また、クラッド20は、弗素を添加された石英ガラスである。
第3実施形態のマルチコア光ファイバ1Cは、母材の一端が加熱溶融され線引されて製造される際に、粘性が最も高い高粘性領域30に歪が集中することから、高粘性領域30に応力が残留する。コア10〜16の残留応力は無い(又は小さい)ので、残留応力に因るコア10〜16の屈折率の変化は無い(又は小さい)。したがって、第3実施形態のマルチコア光ファイバ1Cは、低張力線引により製造される必要がなく、各コアの屈折率が設計どおりとなるように容易に製造され得る。
また、断面中心に対して回転対称性を有するように高粘性領域30が設けられている。したがって、第3実施形態のマルチコア光ファイバ1Cは、高粘性領域30に残留応力が集中した場合であっても、ファイバカールの発生を防ぐことが可能であり、融着接続の作業において芯出しが容易である。
図5は、第4実施形態のマルチコア光ファイバ1Dの断面図である。この図もファイバ軸に垂直な断面を示している。図1に示された比較例のマルチコア光ファイバ2と比較すると、この図5に示される第4実施形態のマルチコア光ファイバ1Dは、高粘性領域31〜34を更に有している点で相違している。
線引時の温度において7個のコア10〜16の最大粘性より4個の高粘性領域31〜34の粘性が大きい。したがって、第4実施形態のマルチコア光ファイバ1Dは、低張力線引により製造される必要がなく、各コアの屈折率が設計どおりとなるように容易に製造され得る。
4個の高粘性領域31〜34は、ファイバ軸に垂直な断面において、断面中心に対して4回の回転対称性を有するように設けられている。したがって、第4実施形態のマルチコア光ファイバ1Dは、高粘性領域31〜34に残留応力が集中した場合であっても、ファイバカールの発生を防ぐことが可能であり、融着接続の作業において芯出しが容易である。
また、ファイバ軸に垂直な断面において、7個のコア10〜16が3回の回転対称性を有するように配置されているのに対して、当該対称性を破る位置に4個の高粘性領域31〜34が配置されている。さらに、コア10〜16及び高粘性領域31〜34の配置は断面上の任意の線に対して線対称性を持たない。したがって、第4実施形態のマルチコア光ファイバ1Dでは、4個の高粘性領域31〜34は、7個のコア10〜16の各々を識別する為のコア識別マーカとしても機能し得る。
図6は、第5実施形態のマルチコア光ファイバ1Eの断面図である。この図もファイバ軸に垂直な断面を示している。この図6に示される第5実施形態のマルチコア光ファイバ1Eは、8個のコア11〜18と、3個の高粘性領域31〜33と、これら8個のコア11〜18および3個の高粘性領域31〜33を取り囲む共通のクラッド20とを備える。
8個のコア11〜18はファイバ軸方向に延在している。コア11〜18の屈折率はクラッド20の屈折率より高い。コア11〜18それぞれの断面形状は円形である。ファイバ軸に垂直な断面において、コア11〜18は2行4列に配置されている。第1行において左から順にコア11〜14が配置されており、第2行において右から順にコア15〜18が配置されている。コア間隔は20μm〜50μmである。
コア11,コア13,コア15およびコア17は共通のコア径dを有する。また、コア12,コア14,コア16およびコア18は共通のコア径dを有する。コア径dおよびコア径dは相違する。すなわち、8個のコア11〜18のうち隣り合う任意の2つのコアの間でコア径は異なっている。
或いは、コア11,コア13,コア15およびコア17は共通の屈折率nを有する。また、コア12,コア14,コア16およびコア18は共通の屈折率nを有する。屈折率nおよび屈折率nは相違する。すなわち、8個のコア11〜18のうち隣り合う任意の2つのコアの間で屈折率は異なっている。
マルチコア光ファイバ1Eは、8個のコア11〜18のうち隣り合う2つのコアの間でコア径または屈折率が異なっていることから、隣り合う2つのコアの間で伝搬定数が異なって、クロストークを抑制することができる。
3個の高粘性領域31〜33もファイバ軸方向に延在している。高粘性領域31〜33の断面形状は任意である。高粘性領域31〜33はクラッド20に接して設けられている。高粘性領域31〜33はコア11〜18の何れからも離間して設けられているのが好ましい。
線引時の温度において、クラッド20の粘性より8個のコア11〜18の最大粘性が大きく、8個のコア11〜18の最大粘性より3個の高粘性領域31〜33の粘性が大きい。例えば、8個のコア11〜18は、塩素を添加された石英ガラスである。3個の高粘性領域31〜33は、8個のコア11〜18の塩素添加量より少ない塩素添加量である石英ガラスである。また、クラッド20は、弗素を添加された石英ガラスである。
第5実施形態のマルチコア光ファイバ1Eは、母材の一端が加熱溶融され線引されて製造される際に、粘性が最も高い高粘性領域31〜33に歪が集中することから、高粘性領域31〜33に応力が残留する。コア11〜18の残留応力は無い(又は小さい)ので、残留応力に因るコア11〜18の屈折率の変化は無い(又は小さい)。したがって、第5実施形態のマルチコア光ファイバ1Eは、低張力線引により製造される必要がなく、各コアの屈折率が設計どおりとなるように容易に製造され得る。
3個の高粘性領域31〜33は、ファイバ軸に垂直な断面において、断面中心に対して3回の回転対称性を有するように設けられている。したがって、第5実施形態のマルチコア光ファイバ1Eは、高粘性領域31〜33に残留応力が集中した場合であっても、ファイバカールの発生を防ぐことが可能であり、融着接続の作業において芯出しが容易である。
また、ファイバ軸に垂直な断面において、8個のコア11〜18が2回の回転対称性を有するように配置されているのに対して、当該対称性を破る位置に3個の高粘性領域31〜33が配置されている。したがって、第5実施形態のマルチコア光ファイバ1Eでは、3個の高粘性領域31〜33は、8個のコア11〜18の各々を識別する為のコア識別マーカとしても機能し得る。
1A〜1E…マルチコア光ファイバ、10〜18…コア、20…クラッド、30〜34…高粘性領域。

Claims (2)

  1. 複数のコアと、前記複数のコアの屈折率より低い屈折率を有し前記複数のコアを取り囲む共通のクラッドと、前記クラッドに接して設けられた高粘性領域とを有し、
    前記複数のコアおよび前記高粘性領域がファイバ軸方向に延在し、
    線引時の温度において、前記クラッドの粘性より前記複数のコアの最大粘性が大きく、前記複数のコアの最大粘性より前記高粘性領域の粘性が大きく、
    ファイバ軸に垂直な断面において複数の前記高粘性領域が断面中心に対して2回以上の回転対称性を有する位置に設けられている
    ことを特徴とするマルチコア光ファイバ。
  2. 前記複数のコアは、塩素を添加された石英ガラスであり、
    前記高粘性領域は、前記複数のコアの塩素添加量より少ない塩素添加量である石英ガラスであり、
    前記クラッドは、弗素を添加された石英ガラスである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチコア光ファイバ。
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