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JP5249843B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP5249843B2 JP2009104221A JP2009104221A JP5249843B2 JP 5249843 B2 JP5249843 B2 JP 5249843B2 JP 2009104221 A JP2009104221 A JP 2009104221A JP 2009104221 A JP2009104221 A JP 2009104221A JP 5249843 B2 JP5249843 B2 JP 5249843B2
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Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものであり、特には、空気入りタイヤの転がり抵抗の低減を実現するものである。
近年、地球温暖化をはじめとする環境問題を考慮した各種の開発が活発に行われており、その一例として、自動車の低燃費化が挙げられる。
これを達成するための一つの手段として、タイヤの転がり抵抗の低減があり、従来から、様々な技術開発が行われている。
タイヤの転がり抵抗は、トレッド踏面の、路面への接地域での圧潰変形等が大きな原因となることが知られており、例えば、トレッド部に使用されるトレッドゴムを損失正接の小さい低発熱のゴムに変更することが、転がり抵抗の低減を図る上で有効であるとされている。
しかしながら、この方法では、タイヤの、例えば耐摩耗性および操縦安定性をはじめとする他の性能が犠牲になることも知られている。
また、転がり抵抗を減らすために、トレッドゴムの厚さを薄くする方法も考えられるが、この場合はタイヤの十分な耐摩耗性を確保できないおそれがある。
そこで、本発明の目的は、耐摩耗性を損なうことなく、転がり抵抗を低減させた空気入りタイヤを提供することにある。
発明者は、従来のタイヤでは、タイヤの転がり抵抗に関して、トレッドセンター領域は駆動変形によるタイヤ周方向の剪断歪、ショルダー領域はタイヤ転動時の接地前後のタイヤ幅方向の剪断歪が大きな影響を与えているとの知見を得た。
また、従来タイヤでは、トレッドセンター領域対比ショルダー領域の径差が大きい形状であるとともに、タイヤ補強層のベルトのコードが、互いに交錯して配置された傾斜ベルト層からなるため、タイヤの負荷転動時に、ショルダー領域が半径方向外方に屈曲することで、その領域域付近のベルトの、パンダグラフ運動によってタイヤ周方向に伸ばされ、この結果として、ショルダー領域がタイヤ幅方向に縮むことになるため、トレッドゴムの、子午線断面内での剪断変形が助長されることがわかった。
したがって、特に、ショルダー領域のタイヤ幅方向の剪断歪を低減させることで、剪断変形に伴うエネルギーロスを減少させ、転がり抵抗を低減させることができる。
そこで、この発明の空気入りタイヤでは、トレッド部と、一対のサイドウォール部と、一対のビード部と、各ビード部内のビードコア間にトロイド状に延在する少なくとも一枚のカーカスプライからなるカーカスと、このカーカスのクラウン域の外周側に配置されて、タイヤ赤道面に対して傾斜する向きに延在するコードからなる少なくとも一層の傾斜ベルト層により形成したベルトと、このベルトの半径方向外方に配設したトレッドゴムとを具えるものであって、適用リムに組み付けた状態のタイヤの子午線断面内での、最外層の傾斜ベルト層の幅BWに対する、そのベルト層の、リム径ラインからの最大距離に対する、幅方向端縁位置の落ち高さBDの比BD/BWが、
(0.062×タイヤ偏平比−0.01)<BD/BW<(0.062×タイヤ偏平比+0.004)
の関係を満たしてなることを特徴とするものである。
ここで、「適用リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格で規定されたリムをいうものとし、その産業規格は、例えば、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会) YEAR BOOK、欧州ではETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation) STANDARDS MANUAL、米国ではTRA(THE TIRE and RIM ASSOCIATION INC.)YEAR BOOK等をいうものとする。
「適用リムに組み付けた状態」とは、タイヤをJATMA等に規定の適用リムに組み付けて、0〜30kPa程度までのバルブコアを取り除いた状態や極低内圧を付加した状態をいうものとする。
また、タイヤ偏平比とは、適用リムに組み付けた状態のタイヤの断面幅に対する断面高さの比をいうものとする。
このようなタイヤにおいてより好ましくは、タイヤ最大幅SWに対する、最外層の傾斜ベルト層の幅BWを、
(−1.04×タイヤ偏平比+1.33)<BW/SW<(−1.04×タイヤ偏平比+1.43)
の関係を満たすものとする。
また好ましくは、タイヤ断面高さSHに対する、リム径ラインから、タイヤの最大幅位置までの半径方向距離SWhの比SWh/SHを0.5〜0.8の範囲内のものとする。
そしてまた好ましくは、カーカスの断面高さCHに対する、カーカスの最大幅位置までのカーカスの半径方向距離CWhの比CWh/CHを0.55〜0.9の範囲内のものとする。
ここで、カーカスの断面高さとは、最外層のカーカスプライの半径をいうものとする。
本発明の空気入りタイヤでは、特に、適用リムに組み付けた状態のタイヤの子午線断面内での、最外層の傾斜ベルト層の幅BWに対する、そのベルト層の、リム径ラインからの最大距離に対する、幅方向端縁位置の落ち高さBDの比BD/BWが、(0.062×タイヤ偏平比−0.01)<BD/BW<(0.062×タイヤ偏平比+0.004)の関係を満たすことで、ベルトが、従来のタイヤに比して平坦化されることになって、タイヤ子午線断面内の、接地域内で、トレッド部、特にショルダー領域付近の湾曲ベルト部分が平らに伸ばされて全体的に平坦化される場合、ベルトの径差BDが小さいが故に、ショルダー領域付近での、ベルト層のタイヤ周方向への絶対伸び量が少なくなるので、トレッドゴムの荷重負荷の前後における、トレッド幅方向の剪断変形を有効に抑えることができる。
その結果、トレッドゴムの変形によって生じるエネルギー損失を抑えて、その変形に起因する転がり抵抗を低減することができる。
すなわち、BD/BWが、(0.062×タイヤ偏平比−0.01)以下では、モールドでの製造を行うことができないおそれがあり、一方、(0.062×タイヤ偏平比+0.004)以上では、所望の転がり抵抗を得ることができないおそれがある。
また、最外層ベルト層は、完全に平坦になることなく、サイド部の変形に伴った変形成分や、摩耗を起こさないための接地形状並びに接地圧分布を考慮する必要から、BD/BWが上記範囲では、トレッド部のクラウン域に丸みを持たせるとともに、ベルトのパンダグラフ運動を減少させることができ、接地面の接地圧分布を均等にして、摩耗の発生の低減を図ることができる。
本発明の空気入りタイヤの一の実施形態を、適用リムに組み付けた状態で示すタイヤ子午線断面を示す図である。 (a)は本発明タイヤと従来タイヤの、タイヤ偏平比とBD/BWの関係を示す図であり、(b)はタイヤ偏平比とBW/SWの関係を示す図である。
以下に、図面を参照しながら本発明の空気入りタイヤを詳細に説明する。
図1は、本発明の空気入りタイヤの実施形態を、適用リムに組み付けた、無負荷状態で示す子午線断面図であり、図中1はトレッド部を、2はトレッド部1のそれぞれの側部に連続して半径方向内方へ延びる一対のサイドウォール部を、そして3は各サイドウォール部2の半径方向内方に連続するビード部をそれぞれ示す。
図示の空気入りタイヤでは、一対のビード部3と、各ビード部3に埋設配置された、例えば断面形状を円形とすることができるビードコア4間に、各カーカスプライ5の本体部分5aをトロイド状に延在させるとともに、そのカーカスプライ5の各側部部分をビードコア4の周りで、タイヤ幅方向内側から外側に向けて折り返した折返し部分5bとしてなり、それぞれの折返し部分5bの半径方向高さを相違させてなる二枚のカーカスプライ5にて形成したカーカスを具える。
ここで、カーカスプライ5は、例えば、タイヤ周方向と直交する方向に延びるスチールコード、有機繊維コード等にて形成することができる。
また、カーカスのクラウン域の外周側に、図ではタイヤ周方向に傾斜するコードからなり、タイヤ幅方向の延在長さの異なる最内層ベルト層6aと最外層ベルト層6bとを配設し、これらベルト層は互いに交錯したベルト6を形成し、このベルト6の外周側にコードがタイヤ周方向に延在する一層のベルト補強層7と、このベルト補強層7の外周側であってタイヤ幅方向外側の端部部分に、コードがタイヤ周方向に延在する一層のベルト端部補強層8と、それらの外周側にトレッドゴム9とを順次に配置し、このトレッドゴム9の表面には、タイヤ周方向に延びる複数本の周溝等を形成する。
サイド部では、カーカス5のタイヤ幅方向外側が、それの外表面に沿って配置されたサイドゴム10によって覆われている。
そしてこの空気入りタイヤでは、最外層ベルト層6bの幅BWに対する、そのベルト層6bの、リム径ラインからの最大距離に対する、幅方向端縁位置の落ち高さBDの比BD/BWが、図2(a)に実線で示すように、
(0.062×タイヤ偏平比−0.01)<BD/BW<(0.062×タイヤ偏平比+0.004)
の関係を満たすものとし、この範囲とすることで、従来のタイヤに比べて、ベルト6が平坦になって、タイヤ最大幅SWを大きくすることができる。
このような空気入りタイヤにおいて好ましくは、タイヤ最大幅SWに対する、最外層ベルト層6bの幅BWの比BW/SWが、図2(b)に実線で示すように、
(−1.04×タイヤ偏平比+1.33)<BW/SW<(−1.04×タイヤ偏平比+1.43)
の関係を満たすものとする。
BW/SWを上記範囲とすることで、ベルト幅BWを広くして、転がり抵抗を犠牲にすることなく耐摩耗性を向上することができる。その結果、トレッド部1のゴム厚みを薄くすることができ、更に転がり抵抗を低減することができる。
すなわち、BW/SWが(0.062×タイヤ偏平比−0.01)以下では、トレッド接地幅が狭くなり耐摩耗性が悪化し、またゴム厚みの薄いバットレス部が路面に近くなり、縁石等でのカット耐久性が低下するおそれがあり、一方、(0.062×タイヤ偏平比+0.004)以上では、タイヤ重量が大きくなり、転がり抵抗が悪化する傾向がある。
また好ましくは、タイヤ断面高さSHに対する、リム径ラインから、タイヤ最大幅位置までの半径方向距離SWhの比SWh/SHを0.5〜0.8の範囲とする。
SWh/SHを上記範囲とすることで、タイヤ最大幅位置をクラウン域側へ近づけることになり、ベルト6の周方向張力が増加して、トレッド部1の周方向剪断変形を抑制することができる。
すなわち、SWh/SHが0.8を超えると、サイドウォール部2のタイヤ半径方向外方に位置する、ゴム厚みの薄いバットレス部が路面に近づくことになり、縁石乗り越し時の際に、その部分に位置するカーカスプライ5のサイドカット等が起こるおそれがあり、一方、0.5未満では、ベルト6の周方向張力の増加が少なくトレッド部1の周方向剪断変形を抑制することができずに、転がり抵抗の低減ができない傾向がある。
ところで、カーカスの断面高さCHに対する、カーカスの最大幅位置までのカーカスの半径方向距離CWhの比CWh/CHを0.55〜0.9の範囲とすることが好ましい。
CWh/CHを上記範囲とすることで、タイヤ最大幅位置をクラウン域側へ近づけることになり、ベルト6の周方向張力が増加して、トレッド部1の周方向剪断変形を抑制することができる。
すなわち、CWh/CHが0.9を超えると、サイドウォール部2のタイヤ半径方向外方に位置する、ゴム厚みの薄いバットレス部が路面に近づくことになり、縁石乗り越し時の際に、その部分に位置するカーカスプライ5のサイドカット等が起こるおそれがあり、一方、0.55未満では、ベルト6の周方向張力の増加が少なくトレッド部1の周方向剪断変形を抑制することができずに、転がり抵抗の低減ができない傾向がある。
次に、図1に示すような構造を有し、サイズが225/45R17のラジアルタイヤを試作し、カーカスプライが二枚、ベルト層はタイヤ赤道面に対して28°の傾斜角度で配置したスチールコードを層間で相互に交差させた二層からなり、その上にナイロンコードをゴム被覆したリボン状ストリップを螺旋状巻回構造になる成形した周方向ベルト補強層を設け、表1に示すように、それぞれの諸元を変化させた実施例タイヤ1〜9、比較例タイヤ1〜3とのそれぞれにつき、転がり抵抗を測定した。
なお、比較例タイヤは、表1に示す構造以外については改変を要しないため、実施例タイヤに順ずるものとした。
Figure 0005249843
〔転がり抵抗〕
実施例タイヤ1〜9、比較例タイヤ1〜3とのそれぞれにつき、JATMAに準拠する、タイヤを7.5JJ×17のリムに組み付けて、内圧を230kPa、負荷荷重3.92kNとし、時速80km/hで、タイヤを転動させ、直径1.7mの鉄板表面を持つドラム試験機を用いて、転がり抵抗を測定して評価した。その結果を表2に指数で示す。
なお、表中の指数値は、比較例タイヤ1の値をコントロールとして求めたものであり、指数が小さいほど、転がり抵抗が優れていることを示す。
〔耐摩耗性〕
実施例タイヤ1〜9、比較例タイヤ1〜3とのそれぞれにつき、JATMAに準拠する、タイヤを7.5JJ×17のリムに組み付けて、内圧を230kPa、負荷荷重3.92kNとし、時速80km/h、直径3mの鉄板表面を持つドラム試験機を用いて、走行距離2000kmでタイヤを転動させた後の、接地域全体の摩耗量を測定して評価した。その結果を表2に指数で示す。
なお、表中の指数値は、比較例タイヤ1の値をコントロールとして求めたものであり、指数が小さいほど、耐摩耗性が優れていることを示す。
Figure 0005249843
表2の結果から、比較例タイヤ1に対し、実施例タイヤ1〜3ではBWを0.02〜0.03の範囲内でベルトを平坦にすることで転がり抵抗が低減し、実施例タイヤ4〜6では実施例タイヤ2に対してBW/SWを0.87〜0.95の範囲でベルト幅を広げることで、転がり抵抗を大きく変化させることなく耐摩耗性が向上し、実施例タイヤ7〜9では実施例タイヤ5に対してSWh/SHを0.5〜0.8の範囲でタイヤ最大幅位置をクラウン域側へ移動させることで、転がり抵抗および耐摩耗性が向上することができた。一方、比較例タイヤ2ではSWを小さくすることで転がり抵抗が悪化し、比較例タイヤ3ではベルト形状が平坦になりすぎて、転がり抵抗は低減することができるが、耐摩耗性が悪化した。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 ビードコア
5 カーカス
5a 本体部分
5b 折返し部分
6 ベルト
6a 最内層ベルト層
6b 最外層ベルト層
7 ベルト補強層
8 ベルト端部補強層
9 トレッドゴム
10 サイドゴム

Claims (4)

  1. トレッド部と、一対のサイドウォール部と、一対のビード部と、各ビード部内のビードコア間にトロイド状に延在する少なくとも一枚のカーカスプライからなるカーカスと、このカーカスのクラウン域の外周側に配置されて、タイヤ赤道面に対して傾斜する向きに延在するコードからなる少なくとも一層の傾斜ベルト層により形成したベルトと、このベルトの半径方向外方に配設したトレッドゴムとを具える空気入りタイヤにおいて、
    適用リムに組み付けた状態のタイヤの子午線断面内での、最外層の傾斜ベルト層の幅BWに対する、そのベルト層の、リム径ラインからの最大距離に対する、幅方向端縁位置の落ち高さBDの比BD/BWが、
    (0.062×タイヤ偏平比−0.01)<BD/BW<(0.062×タイヤ偏平比+0.004)
    の関係を満たしてなることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤ最大幅SWに対する、最外層の傾斜ベルト層の幅BWが
    (−1.04×タイヤ偏平比+1.33)<BW/SW<(−1.04×タイヤ偏平比+1.43)
    の関係を満たしてなる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. タイヤ断面高さSHに対する、リム径ラインから、タイヤの最大幅位置までの半径方向距離SWhの比SWh/SHが0.5〜0.8の範囲である請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. カーカスの断面高さCHに対する、カーカスの最大幅位置までの半径方向距離CWhの比CWh/CHが0.55〜0.9の範囲である請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
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