JP5229026B2 - 発光素子、発光装置、表示装置および電子機器 - Google Patents
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Description
しかしながら、特許文献1にかかる発光素子では、中間層と陰極側の発光層との界面付近に電子が蓄積し、陰極側の発光層が劣化し、その結果、発光素子の寿命が短くなると言う問題があった。
本発明の発光素子は、陰極と、
陽極と、
前記陰極と前記陽極との間に設けられ、第1の色に発光する第1の発光層と、
前記第1の発光層と前記陰極との間に設けられ、前記第1の色とは異なる第2の色に発光する第2の発光層と、
前記第1の発光層と前記第2の発光層との層間にこれらに接するように設けられ、前記第1の発光層と前記第2の発光層との間で正孔および電子の移動を調整する機能を有する中間層とを有し、
前記中間層は、前記第1の発光層に接し、正孔輸送性材料を50〜100質量%含有して構成された第1の層と、該第1の層に接するとともに前記第2の発光層に接し、アセン骨格を有する材料と正孔輸送性材料との混合材料で構成された第2の層とで構成され、
前記第1の層の厚さは、前記第2の層の厚さよりも薄く、1〜10nmであることを特徴とする。
本発明の発光素子は、陰極と、
陽極と、
前記陰極と前記陽極との間に設けられ、第1の色に発光する第1の発光層と、
前記第1の発光層と前記陰極との間に設けられ、前記第1の色とは異なる第2の色に発光する第2の発光層と、
前記第1の発光層と前記第2の発光層との層間にこれらに接するように設けられ、前記第1の発光層と前記第2の発光層との間で正孔および電子の移動を調整する機能を有する中間層とを有し、
前記中間層は、前記第1の発光層に接し、正孔輸送性材料を50〜100質量%含有して構成された第1の層と、該第1の層に接するとともに前記第2の発光層に接し、アセン骨格を有する材料と正孔輸送性材料との混合材料で構成された第2の層とで構成され、
前記第1の層の厚さは、前記第2の層の厚さよりも薄く、
前記第2の層の厚さは、1.5〜10nmであることを特徴とする。
また、中間層の第1の層は、中間層の第2の層から第1の発光層への電子の輸送量を制限することができる。そのため、第1の発光層に注入される電子の量と第2の発光層に注入される電子の量との均一化を図ることができる。その結果、発光素子の第1の発光層と第2の発光層との発光バランスを優れたものとすることができる。
さらに、中間層の第1の層は、第1の発光層から中間層の第2の層へ正孔を効率よく輸送することができる。そのため、第1の発光層から中間層を介して第2の発光層へ正孔を効率よく輸送することができる。その結果、発光素子の発光効率を優れたものとすることができる。
また、第1の層の厚さが第2の層の厚さよりも薄いことにより、中間層と第2の発光層との界面付近に蓄積する電子の量を抑えつつ、中間層の第2の層から第1の発光層へ電子を輸送することができる。
さらに、第1の層の厚さが1〜10nmであることにより、中間層の第1の層は、中間層の第2の層から第1の発光層への電子の輸送量を制限しつつ、中間層の第2の層から第1の発光層へ電子を輸送することができる。また、中間層の第1の層は、第1の発光層から中間層の第2の層へ正孔を効率よく輸送することができる。
また、第2の層の厚さが1.5〜10nmであることにより、中間層と第2の発光層との界面付近に蓄積する電子の量を抑えることができる。
これにより、中間層の第2の層から第1の層を介して第1の発光層に電子を輸送することができる。そのため、第1の層と第2の層との界面付近に蓄積する電子の量を抑えることができる。その結果、中間層(特に第1の層)の劣化を防止し、発光素子の長寿命化を図ることができる。
本発明の発光素子では、前記第1の層の主材料となる正孔輸送性材料と、前記第2の層に含まれる正孔輸送材料とが同種であることが好ましい。
これにより、中間層の第1の層から第2の層への正孔輸送性を向上させることができる。その結果、発光素子の発光効率を高めることができる。
これにより、第2の発光層から中間層の第2の層への電子輸送性を向上させることができる。その結果、発光素子の発光効率を高めることができる。
これにより、中間層の第2の層の電子輸送性および正孔輸送性を優れたものとすることができる。
これにより、発光素子の第1の発光層と第2の発光層との発光バランスを優れたものとすることができる。
これにより、発光素子の第1の発光層と第2の発光層と第3の発光層との発光バランスを優れたものとすることができる。
本発明の発光素子では、前記第1の色は、赤色であり、前記第2の色は、青色であり、前記第3の色は、緑色であることが好ましい。
これにより、発光効率を優れたものとしつつ、長寿命化を図ることができる白色発光の発光素子を提供することができる。
これにより、信頼性の高い発光装置を提供することができる。
本発明の表示装置は、本発明の発光素子を備えることを特徴とする。
これにより、信頼性の高い表示装置を提供することができる。
本発明の電子機器は、本発明の表示装置を備えることを特徴とする。
これにより、信頼性の高い電子機器を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態にかかる発光素子の縦断面を模式的に示す図、図2は、図1に示す発光素子における中間層の作用を説明するための図である。なお、以下では、説明の都合上、図1中の上側を「上」、下側を「下」として説明を行う。
このような発光素子1は、陽極3と正孔注入層4と正孔輸送層5と赤色発光層(第1の発光層)6と中間層7と青色発光層(第2の発光層)8と緑色発光層(第3の発光層)9と電子輸送層10と電子注入層11と陰極12とがこの順に積層されてなるものである。
そして、発光素子1は、その全体が基板2上に設けられるとともに、封止部材13で封止されている。
基板2の構成材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、シクロオレフィンポリマー、ポリアミド、ポリエーテルサルフォン、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリアリレートのような樹脂材料や、石英ガラス、ソーダガラスのようなガラス材料等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
このような基板2の平均厚さは、特に限定されないが、0.1〜30mm程度であるのが好ましく、0.1〜10mm程度であるのがより好ましい。
不透明基板としては、例えば、アルミナのようなセラミックス材料で構成された基板、ステンレス鋼のような金属基板の表面に酸化膜(絶縁膜)を形成したもの、樹脂材料で構成された基板等が挙げられる。
(陽極)
陽極3は、後述する正孔注入層4を介して正孔輸送層5に正孔を注入する電極である。この陽極3の構成材料としては、仕事関数が大きく、導電性に優れる材料を用いるのが好ましい。
このような陽極3の平均厚さは、特に限定されないが、10〜200nm程度であるのが好ましく、50〜150nm程度であるのがより好ましい。
一方、陰極12は、後述する電子注入層11を介して電子輸送層10に電子を注入する電極である。この陰極12の構成材料としては、仕事関数の小さい材料を用いるのが好ましい。
陰極12の構成材料としては、例えば、Li、Mg、Ca、Sr、La、Ce、Er、Eu、Sc、Y、Yb、Ag、Cu、Al、Cs、Rbまたはこれらを含む合金等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて(例えば、複数層の積層体等)用いることができる。
このような陰極12の平均厚さは、特に限定されないが、100〜1000nm程度であるのが好ましく、100〜500nm程度であるのがより好ましい。
なお、本実施形態の発光素子1は、ボトムエミッション型であるため、陰極12に、光透過性は、特に要求されない。
正孔注入層4は、陽極3からの正孔注入効率を向上させる機能を有するものである。
この正孔注入層4の構成材料(正孔注入材料)としては、特に限定されないが、例えば、銅フタロシアニンや、下記化1で表わされる4,4’,4’’−トリス(N,N−フェニル−3−メチルフェニルアミノ)トリフェニルアミン(m−MTDATA)等が挙げられる。
なお、この正孔注入層4は、省略することができる。
正孔輸送層5は、陽極3から正孔注入層4を介して注入された正孔を赤色発光層6まで輸送する機能を有するものである。
この正孔輸送層5の構成材料には、各種p型の高分子材料や、各種p型の低分子材料を単独または組み合わせて用いることができる。
このような正孔輸送層5の平均厚さは、特に限定されないが、10〜150nm程度であるのが好ましく、10〜100nm程度であるのがより好ましい。
なお、この正孔輸送層5は、省略することができる。
この赤色発光層(第1の発光層)6は、赤色(第1の色)に発光する赤色発光材料を含んで構成されている。
このような赤色発光材料としては、特に限定されず、各種赤色蛍光材料、赤色燐光材料を1種または2種以上組み合わせて用いることができる。
前述したような赤色発光材料(ゲスト材料)およびホスト材料を用いる場合、赤色発光層6中における赤色発光材料の含有量(ドープ量)は、0.01〜10wt%であるのが好ましく、0.1〜5wt%であるのがより好ましい。赤色発光材料の含有量をこのような範囲内とすることで、発光効率を最適化することができ、後述する青色発光層8や緑色発光層9の発光量とのバランスをとりつつ赤色発光層6を発光させることができる。
このような赤色発光層6の平均厚さは、特に限定されないが、10〜150nm程度であるのが好ましく、10〜100nm程度であるのがより好ましい。
この中間層7は、前述した赤色発光層6と後述する青色発光層8との層間にこれらに接するように設けられている。そして、中間層7は、赤色発光層6と青色発光層8との間でキャリア(正孔および電子)の移動を調整する機能を有する。また、中間層7は、赤色発光層6と青色発光層8との間で励起子のエネルギーが移動するのを阻止する機能を有する。これらの機能により、赤色発光層6および青色発光層8をそれぞれ効率よく発光させることができる。
このような2層で中間層7を構成することにより、中間層7の第2の層72は、青色発光層8から中間層7の第1の層71へ電子を効率よく輸送することができる。そのため、中間層7と青色発光層8との界面付近に蓄積する電子の量を抑えることができる。その結果、青色発光層8の劣化を抑え、発光素子1の長寿命化を図ることができる。
さらに、中間層7の第1の層71は、赤色発光層6から中間層7の第2の層72へ正孔を効率よく輸送することができる。そのため、赤色発光層6から中間層7を介して青色発光層8へ正孔を効率よく輸送することができる。その結果、発光素子1の発光効率を優れたものとすることができる。
このようにして、発光素子1は、発光バランスおよび発光効率を優れたものとしつつ、長寿命化を図ることができる。
正孔輸送材料として用いられるアミン系材料としては、アミン骨格を有し、かつ、前述したような効果を発揮するものであれば、特に限定されず、例えば、ベンジジン系アミン誘導体を用いるのが好ましい。
一方、中間層7の第2の層72(混合材料)に用いられるアセン系材料としては、アセン骨格を有し、かつ、前述したような効果を発揮するものであれば、特に限定されず、例えば、ナフタレン誘導体、アントラセン誘導体、テトラセン誘導体、ペンタセン誘導体、ヘキサセン誘導体、ヘプタセン誘導体等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を組み合わせて用いることができるが、アントラセン誘導体を用いるのが好ましい。
特に、アントラセン誘導体のなかでも、中間層7に用いられるアセン系材料としては、アントラセン骨格の9位および10位のそれぞれにナフチル基が導入されたものが好ましい。これにより、前述した効果が顕著となる。このようなアントラセン誘導体としては、例えば、下記化7で表されるような9,10−ジ(2−ナフチル)アントラセン(ADN)や、下記化8で表されるような2−t−ブチル−9,10−ジ(2−ナフチル)アントラセン(TBADN)、下記化9で表されるような2−メチル−9,10−ジ(2−ナフチル)アントラセン(MADN)などが挙げられる。
また、第2の層72中におけるアセン系材料の含有量をA[質量%]とし、第2の層72中における正孔輸送材料の含有量をB[質量%]としたときに、A:Bは、10:90〜90:10であるのが好ましく、30:70〜70:30であるのがより好ましく、40:60〜60:40であるのがさらに好ましい。これにより、中間層7の第2の層72の電子輸送性および正孔輸送性を優れたものとすることができる。
これに対し、AおよびBが前記範囲から外れると、発光素子1の発光バランスが低下したり、発光素子1の駆動電圧が著しく上昇したりする傾向を示す。
また、第1の層71の厚さ(平均厚さ)は、第2の層72の厚さ(平均厚さ)よりも薄いのが好ましい。これにより、中間層7と青色発光層8との界面付近に蓄積する電子の量を抑えつつ、中間層7の第2の層72から赤色発光層6へ電子を輸送することができる。
これに対し、第2の層72の厚さが前記下限値未満であると、第1の層71の構成材料や厚さ等によっては、第1の層71と第2の層72との界面付近に蓄積された電子が第2の層72と青色発光層8との界面付近にまで及び、青色発光層8の劣化を招いて、発光素子1の寿命が低下するおそれがある。一方、第2の層72の厚さが前記上限値を超えると、第2の層72が正孔および電子を輸送しづらくなり、発光素子1の発光効率の低下や駆動電圧の上昇を招く場合がある。
これに対し、中間層7の平均厚さが前記上限値を超えると、中間層7の構成材料等によっては、駆動電圧が著しく高くなったり、発光素子1の発光(特に白色発光)が難しくなったりする場合がある。一方、中間層7の平均厚さが前記下限値未満であると、中間層7の構成材料や駆動電圧等によっては、中間層7が赤色発光層6と青色発光層8との間での励起子によるエネルギー移動を防止または抑制するのが難しく、また、キャリアや励起子に対する中間層7の耐久性が低下する傾向を示す。
青色発光層(第2の発光層)8は、青色(第2の色)に発光する青色発光材料を含んで構成されている。
このような青色発光材料としては、特に限定されず、各種青色蛍光材料、青色燐光材料を1種または2種以上組み合わせて用いることができる。
また、青色発光層8は、前述した中間層7の第2の層72に含まれるアセン系材料と同種のアセン系材料を含んでいるのが好ましい。すなわち、第2の層72に含まれるアセン骨格を有する材料と、青色発光層8に含まれるアセン骨格を有する材料とが同種であるのが好ましい。これにより、青色発光層8から中間層7の第2の層72への電子輸送性を向上させることができる。その結果、発光素子1の発光効率を高めることができる。
このような青色発光層8の平均厚さは、特に限定されないが、10〜150nm程度であるのが好ましく、10〜100nm程度であるのがより好ましい。
緑色発光層(第3の発光層)9は、緑色(第3の色)に発光する緑色発光材料を含んで構成されている。
このような緑色発光材料としては、特に限定されず、各種緑色蛍光材料、緑色燐光材料を1種または2種以上組み合わせて用いることができる。
また、緑色発光層9の構成材料としては、赤色発光層6と同様に、前述したような緑色発光材料に加えて、この緑色発光材料をゲスト材料するホスト材料を用いることができる。
このような緑色発光層9の平均厚さは、特に限定されないが、10〜150nm程度であるのが好ましく、10〜100nm程度であるのがより好ましい。
電子輸送層10は、陰極12から電子注入層11を介して注入された電子を緑色発光層9に輸送する機能を有するものである。
電子輸送層10の構成材料(電子輸送材料)としては、例えば、トリス(8−キノリノラト)アルミニウム(Alq3)等の8−キノリノールなしいその誘導体を配位子とする有機金属錯体などのキノリン誘導体、オキサジアゾール誘導体、ペリレン誘導体、ピリジン誘導体、ピリミジン誘導体、キノキサリン誘導体、ジフェニルキノン誘導体、ニトロ置換フルオレン誘導体等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
電子輸送層10の平均厚さは、特に限定されないが、0.5〜100nm程度であるのが好ましく、1〜50nm程度であるのがより好ましい。
電子注入層11は、陰極12からの電子注入効率を向上させる機能を有するものである。
この電子注入層11の構成材料(電子注入材料)としては、例えば、各種の無機絶縁材料、各種の無機半導体材料が挙げられる。
アルカリ土類金属カルコゲナイドとしては、例えば、CaO、BaO、SrO、BeO、BaS、MgO、CaSe等が挙げられる。
アルカリ金属のハロゲン化物としては、例えば、CsF、LiF、NaF、KF、LiCl、KCl、NaCl等が挙げられる。
アルカリ土類金属のハロゲン化物としては、例えば、CaF2、BaF2、SrF2、MgF2、BeF2等が挙げられる。
電子注入層11の平均厚さは、特に限定されないが、0.1〜1000nm程度であるのが好ましく、0.2〜100nm程度であるのがより好ましく、0.2〜50nm程度であるのがさらに好ましい。
封止部材13は、陽極3、積層体15、および陰極12を覆うように設けられ、これらを気密的に封止し、酸素や水分を遮断する機能を有する。封止部材13を設けることにより、発光素子1の信頼性の向上や、変質・劣化の防止(耐久性向上)等の効果が得られる。
また、封止部材13は、平板状として、基板2と対向させ、これらの間を、例えば熱硬化性樹脂等のシール材で封止するようにしてもよい。
また、本実施形態では、陽極3側から陰極12側へ、赤色発光層6、中間層7、青色発光層8、緑色発光層9の順に設けることで、比較的簡単に、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)をバランスよく発光させて、白色発光させることができる。すなわち、発光効率を優れたものとしつつ、長寿命化を図ることができる白色発光の発光素子1を提供することができる。
[1] まず、基板2を用意し、この基板2上に陽極3を形成する。
陽極3は、例えば、プラズマCVD、熱CVDのような化学蒸着法(CVD)、真空蒸着等の乾式メッキ法、電解メッキ等の湿式メッキ法、溶射法、ゾル・ゲル法、MOD法、金属箔の接合等を用いて形成することができる。
正孔注入層4は、例えば、CVD法や、真空蒸着、スパッタリング等の乾式メッキ法等を用いた気相プロセスにより形成することができる。
また、正孔注入層4は、例えば、正孔注入材料を溶媒に溶解または分散媒に分散してなる正孔注入層形成用材料を、陽極3上に供給した後、乾燥(脱溶媒または脱分散媒)することによっても形成することができる。
正孔注入層形成用材料の調製に用いる溶媒または分散媒としては、例えば、各種無機溶媒や、各種有機溶媒、または、これらを含む混合溶媒等が挙げられる。
また、本工程に先立って、陽極3の上面には、酸素プラズマ処理を施すようにしてもよい。これにより、陽極3の上面を親液性を付与すること、陽極3の上面に付着する有機物を除去(洗浄)すること、陽極3の上面付近の仕事関数を調整すること等を行うことができる。
ここで、酸素プラズマ処理の条件としては、例えば、プラズマパワー100〜800W程度、酸素ガス流量50〜100mL/min程度、被処理部材(陽極3)の搬送速度0.5〜10mm/sec程度、基板2の温度70〜90℃程度とするのが好ましい。
正孔輸送層5は、例えば、CVD法や、真空蒸着、スパッタリング等の乾式メッキ法等を用いた気相プロセスにより形成することができる。
また、正孔輸送材料を溶媒に溶解または分散媒に分散してなる正孔輸送層形成用材料を、正孔注入層4上に供給した後、乾燥(脱溶媒または脱分散媒)することによっても形成することができる。
[4] 次に、正孔輸送層5上に、赤色発光層6を形成する。
赤色発光層6は、例えば、CVD法や、真空蒸着、スパッタリング等の乾式メッキ法等を用いた気相プロセスにより形成することができる。
第1の層71および第2の層72は、それぞれ、例えば、CVD法や、真空蒸着、スパッタリング等の乾式メッキ法等を用いた気相プロセスにより形成することができる。
[6] 次に、中間層7上に、青色発光層8を形成する。
青色発光層8は、例えば、CVD法や、真空蒸着、スパッタリング等の乾式メッキ法等を用いた気相プロセスにより形成することができる。
緑色発光層9は、例えば、CVD法や、真空蒸着、スパッタリング等の乾式メッキ法等を用いた気相プロセスにより形成することができる。
[8] 次に、緑色発光層9上に電子輸送層10を形成する。
電子輸送層10は、例えば、CVD法や、真空蒸着、スパッタリング等の乾式メッキ法等を用いた気相プロセスにより形成することができる。
また、電子輸送層10は、例えば、電子輸送材料を溶媒に溶解または分散媒に分散してなる電子輸送層形成用材料を、緑色発光層9上に供給した後、乾燥(脱溶媒または脱分散媒)することによっても形成することができる。
電子注入層11の構成材料として無機材料を用いる場合、電子注入層11は、例えば、CVD法や、真空蒸着、スパッタリング等の乾式メッキ法等を用いた気相プロセス、無機微粒子インクの塗布および焼成等を用いて形成することができる。
[10] 次に、電子注入層11上に、陰極12を形成する。
陰極12は、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、金属箔の接合、金属微粒子インクの塗布および焼成等を用いて形成することができる。
以上のような工程を経て、発光素子1が得られる。
最後に、得られた発光素子1を覆うように封止部材13を被せ、基板2に接合する。
なお、ディスプレイ装置の駆動方式としては、特に限定されず、アクティブマトリックス方式、パッシブマトリックス方式のいずれであってもよい。
図3は、本発明の表示装置を適用したディスプレイ装置の実施形態を示す縦断面図である。
図3に示すディスプレイ装置100は、基板21と、サブ画素100R、100G、100Bに対応して設けられた複数の発光素子1R、1G、1Bおよびカラーフィルタ19R、19G、10Bと、各発光素子1R、1G、1Bをそれぞれ駆動するための複数の駆動用トランジスタ24とを有している。ここで、ディスプレイ装置100は、トップエミッション構造のディスプレイパネルである。
各駆動用トランジスタ24は、シリコンからなる半導体層241と、半導体層241上に形成されたゲート絶縁層242と、ゲート絶縁層242上に形成されたゲート電極243と、ソース電極244と、ドレイン電極245とを有している。
平坦化層22上には、各駆動用トランジスタ24に対応して発光素子1R、1G、1Bが設けられている。
なお、発光素子1G、1Bの構成は、発光素子1Rの構成と同様である。また、図3では、図1と同様の構成に関しては、同一符号を付してある。また、反射膜32の構成(特性)は、光の波長に応じて、発光素子1R、1G、1B間で異なっていてもよい。
隣接する発光素子1R、1G、1B同士の間には、隔壁31が設けられている。また、これらの発光素子1R、1G、1B上には、これらを覆うように、エポキシ樹脂で構成されたエポキシ層35が形成されている。
カラーフィルタ19Rは、発光素子1Rからの白色光Wを赤色に変換するものである。また、カラーフィルタ19Gは、発光素子1Gからの白色光Wを緑色に変換するものである。また、カラーフィルタ19Bは、発光素子1Bからの白色光Wを青色に変換するものである。このようなカラーフィルタ19R、19G、19Bを発光素子1R、1G、1Bと組み合わせて用いることで、フルカラー画像を表示することができる。
そして、カラーフィルタ19R、19G、19Bおよび遮光層36上には、これらを覆うように封止基板20が設けられている。
以上説明したようなディスプレイ装置100は、単色表示であってもよく、各発光素子1R、1G、1Bに用いる発光材料を選択することにより、カラー表示も可能である。
このようなディスプレイ装置100(本発明の表示装置)は、各種の電子機器に組み込むことができる。
この図において、パーソナルコンピュータ1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部を備える表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。
このパーソナルコンピュータ1100において、表示ユニット1106が備える表示部が前述のディスプレイ装置100で構成されている。
この図において、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206とともに、表示部を備えている。
携帯電話機1200において、この表示部が前述のディスプレイ装置100で構成されている。
ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、ディジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
ディジタルスチルカメラ1300において、この表示部が前述のディスプレイ装置100で構成されている。
また、ケース1302の正面側(図示の構成では裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部に表示された被写体像を確認し、シャッタボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、回路基板1308のメモリに転送・格納される。
例えば、前述した実施形態では、発光素子が3層の発光層を有するものについて説明したが、発光層が2層または4層以上であってもよい。また、発光層の発光色としては、前述した実施形態のR、G、Bに限定されない。発光層が2層または4層以上である場合でも、各発光層の発光スペクトルを適宜設定することで、白色発光させることができる。
また、中間層は、発光層同士の少なくとも1つの層間に設けられていればよく、2層以上の中間層を有していてもよい。
1.発光素子の製造
(実施例1)
<1> まず、平均厚さ0.5mmの透明なガラス基板を用意した。次に、この基板上に、スパッタ法により、平均厚さ100nmのITO電極(陽極)を形成した。
そして、基板をアセトン、2−プロパノールの順に浸漬し、超音波洗浄した後、酸素プラズマ処理を施した。
<2> 次に、ITO電極上に、前述した化1で表わされるm−MTDATAを真空蒸着法により蒸着させ、平均厚さ30nmの正孔注入層を形成した。
<3> 次に、正孔注入層上に、前述した化5で表わされるα−NPDを真空蒸着法により蒸着させ、平均厚さ20nmの正孔輸送層を形成した。
ここで、第1の層の構成材料としては、正孔輸送材料として前述した化5で表されるα−NPDを用い、第2の層の構成材料としては、正孔輸送材料として前述した化5で表されるα−NPD、アセン系材料として前述した化8で表されるTBADNを用いた(これらの混合材料を用いた)。また、第2の層中における正孔輸送材料の含有量は、50wt%とし、第2の層中におけるアセン系材料の含有量は、50wt%とした。
また、第1の層の厚さを5nm、第2の層の厚さを5nmとした。
<9> 次に、電子輸送層上に、フッ化リチウム(LiF)を真空蒸着法により成膜し、平均厚さ1nmの電子注入層を形成した。
<10> 次に、電子注入層上に、Alを真空蒸着法により成膜した。これにより、Alで構成される平均厚さ200nmの陰極を形成した。
<11> 次に、形成した各層を覆うように、ガラス製の保護カバー(封止部材)を被せ、エポキシ樹脂により固定、封止した。
以上の工程により、図1に示すような発光素子を製造した。
中間層の第1の層の厚さを3nmとした以外は、前述した実施例1と同様にして発光素子を製造した。
(実施例3)
中間層の第1の層の厚さを1nmとした以外は、前述した実施例1と同様にして発光素子を製造した。
前述した化5で表わされるα−NPDのみで厚さ7nmの中間層を形成した以外は、前述した実施例1と同様にして発光素子を製造した。すなわち、第2の層を省略し、第1の層の厚さを7nmとした以外は、前述した実施例1と同様にして発光素子を製造した。
(比較例2)
前述した化5で表されるα−NPDと前述した化8で表されるTBADNとの混合材料(50:50)のみで厚さ7nmの中間層を形成した以外は、前述した実施例1と同様にして発光素子を製造した。すなわち、第1の層を省略し、第2の層の厚さを7nmとした以外は、前述した実施例1と同様にして発光素子を製造した。
(比較例3)
中間層の厚さを15nmとした以外は、前述した比較例2と同様にして発光素子を製造した。すなわち、第1の層を省略し、第2の層の厚さを15nmとした以外は、前述した実施例1と同様にして発光素子を製造した。
2−1.発光ピーク強度比の評価
各実施例および各比較例について、直流電源を用いて発光素子に定電流を流し、発光ピーク強度比を測定した。
その結果を表1に示す。
各実施例および各比較例について、直流電源を用いて発光素子に100mA/cm2の定電流を流しつづけ、その間、輝度計を用いて輝度を測定し、その輝度が初期の輝度の80%となる時間(LT80)を測定した。なお、各実施例および各比較例において、半減期の値をそれぞれ5個の発光素子について測定した。
その結果を表1に示す。なお、表1に示す寿命特性は、比較例1の発光素子の寿命を1(基準)とした相対的な数値で示している。
各実施例および各比較例について、直流電源を用いて発光素子に定電流を流し、輝度計を用いて輝度(初期の輝度)を測定した。なお、各実施例および各比較例において、輝度をそれぞれ5個の発光素子について測定した。
その結果を表1に示す。
これに対し、比較例1の発光素子は、発光バランス(発光ピーク強度比のバランス)および発光効率(発光強度)が良好であるものの、耐久性(寿命特性)が低いものとなった。また、比較例2、3の発光素子は、耐久性(寿命特性)が優れているものの、発光バランス(発光ピーク強度比のバランス)および発光効率(発光強度)が低下した。
Claims (12)
- 陰極と、
陽極と、
前記陰極と前記陽極との間に設けられ、第1の色に発光する第1の発光層と、
前記第1の発光層と前記陰極との間に設けられ、前記第1の色とは異なる第2の色に発光する第2の発光層と、
前記第1の発光層と前記第2の発光層との層間にこれらに接するように設けられ、前記第1の発光層と前記第2の発光層との間で正孔および電子の移動を調整する機能を有する中間層とを有し、
前記中間層は、前記第1の発光層に接し、正孔輸送性材料を50〜100質量%含有して構成された第1の層と、該第1の層に接するとともに前記第2の発光層に接し、アセン骨格を有する材料と正孔輸送性材料との混合材料で構成された第2の層とで構成され、
前記第1の層の厚さは、前記第2の層の厚さよりも薄く、1〜10nmであることを特徴とする発光素子。 - 陰極と、
陽極と、
前記陰極と前記陽極との間に設けられ、第1の色に発光する第1の発光層と、
前記第1の発光層と前記陰極との間に設けられ、前記第1の色とは異なる第2の色に発光する第2の発光層と、
前記第1の発光層と前記第2の発光層との層間にこれらに接するように設けられ、前記第1の発光層と前記第2の発光層との間で正孔および電子の移動を調整する機能を有する中間層とを有し、
前記中間層は、前記第1の発光層に接し、正孔輸送性材料を50〜100質量%含有して構成された第1の層と、該第1の層に接するとともに前記第2の発光層に接し、アセン骨格を有する材料と正孔輸送性材料との混合材料で構成された第2の層とで構成され、
前記第1の層の厚さは、前記第2の層の厚さよりも薄く、
前記第2の層の厚さは、1.5〜10nmであることを特徴とする発光素子。 - 前記第1の層は、前記第2の発光層側から前記第1の発光層側へ電子をトンネル注入するように構成されている請求項1または2に記載の発光素子。
- 前記第1の層の主材料となる正孔輸送性材料と、前記第2の層に含まれる正孔輸送性材料とが同種である請求項1ないし3のいずれかに記載の発光素子。
- 前記第2の発光層は、アセン骨格を有する材料を含んで構成され、前記第2の層に含まれるアセン骨格を有する材料と、前記第2の発光層に含まれるアセン骨格を有する材料とが同種である請求項1ないし4のいずれかに記載の発光素子。
- 前記第2の層中における前記アセン骨格を有する材料の含有量をA[質量%]とし、前記第2の層中における前記正孔輸送性材料の含有量をB[質量%]としたときに、A:Bは、10:90〜90:10である請求項1ないし5のいずれかに記載の発光素子。
- 前記第1の色は、600nm以上にピーク波長を有するものであり、前記第2の色は、550nm以下にピーク波長を有するものである請求項1ないし6のいずれかに記載の発光素子。
- 前記第2の発光層と前記陰極との間に設けられ、前記第1の色および前記第2の色とは異なる第3の色に発光する第3の発光層を有する請求項1ないし7のいずれかに記載の発光素子。
- 前記第1の色は、赤色であり、前記第2の色は、青色であり、前記第3の色は、緑色である請求項8に記載の発光素子。
- 請求項1ないし9のいずれかに記載の発光素子を備えることを特徴とする発光装置。
- 請求項1ないし9のいずれかに記載の発光素子を備えることを特徴とする表示装置。
- 請求項11に記載の表示装置を備えることを特徴とする電子機器。
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