JP5200531B2 - 脂肪族ポリエステルの製造方法 - Google Patents
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脂肪族ポリエステルの原料である脂肪族ジカルボン酸成分としては、具体的には、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカジカルボン酸、ドデカジカルボン酸、ダイマー酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸などが挙げられる。また、脂肪族ジカルボン酸の誘導体として酸無水物を用いてもよく、具体的には、無水コハク酸が挙げられる。これら脂肪族ジカルボン酸及びその誘導体は、単独で用いても2種以上併用してもよい。これらの中でも、得られるポリエステルの物性の面から、コハク酸、無水コハク酸、アジピン酸、セバシン酸が好ましく、特にはコハク酸が好ましい。コハク酸は得られる脂肪族ポリエステルの融点(耐熱性)、生分解性、力学特性の観点から全脂肪族ジカルボン酸に対して50モル%以上であることが好ましく、70モル%以上がより好ましく、特に好ましくは90モル%以上である。
以下に、脂肪族ジカルボン酸としてコハク酸、脂肪族ジオールとして1,4−ブタンジオール、多官能化合物としてリンゴ酸を原料とした、本発明にかかる脂肪族ポリエステルの製造方法の好ましい実施態様について、添付図面の参照符号を付記しつつ説明するが、本発明は図示の形態に限定されるものではない。
エステル化率(%)=(ケン化価−酸価)/ケン化価)×100
上記本発明の製造方法により得られる脂肪族ポリエステルの固有粘度(〔η〕dL/g)は、下限が1.3dL/g以上であることが好ましく、特に好ましくは、1.6dL/g以上である。上限は2.8dL/g以下が好ましく、更に好ましくは2.5dL/g以下であり、特に好ましくは2.3dL/g以下である。固有粘度が下限より低いと、成形品にしたとき十分な機械強度が得にくい。一方、固有粘度が上限より高いと、成形時に溶融粘度が高く成形しにくい。
溶液ヘーズが大きすぎると成形品に濁りが生じ、また、異物が多くなり好ましくない。ここで、溶液ヘーズとは、フェノール/テトラクロロエタン=3/2(質量比)の混合液を溶媒として、試料濃度10質量%の溶液の光路長10mmにおける濁度をいい、%で表す。
試料0.1gをケルダールフラスコ中で硫酸存在下、過酸化水素で湿式分解の後、蒸留水にて定容したものについて、プラズマ発光分光分析装置(JOBIN YVON社製ICP−AES ULtrace JY−138U型)を用いて定量分析し、触媒中の金属含量(質量%)に換算した。
自動滴定装置(東亜DKK社製AUT−301型)を用い、大気下でpH電極を液状触媒に浸して測定した。
エステル化反応物試料0.3gをベンジルアルコール40mLに入れ、180℃で20分間加熱し、10分間冷却した後、0.1mol・L―1のKOH/メタノール溶液で滴定して求めた値を当量/トンで表した。
以下の計算式(1)によって酸価及びケン化価から算出した。酸価は、エステル化反応物試料0.3gをベンジルアルコール40mLに入れ、180℃で20分間加熱し、10分間冷却した後、0.1mol・L―1のKOH/メタノール溶液で滴定して求めた。ケン化価は0.5NのKOH/エタノール溶液でオリゴマーを加水分解し、0.5Nの塩酸で滴定して求めた。
エステル化率=((ケン化価−酸価)/ケン化価)×100・・・(1)
ウベローデ型粘度計を使用し次の要領で求めた。すなわち、フェノール/テトラクロロエタン(質量比1/1)の混合溶媒を使用し、30℃において、濃度0.5g/dLのポリマー溶液及び溶媒のみの落下秒数を測定し、以下の式(2)より求めた。
IV=((1+4KHηSP)0.5−1)/(2KHC) ・・・(2)
(ただし、ηSP=η/η0−1であり、ηは試料溶液落下秒数、η0は溶媒の落下秒数、Cは試料溶液濃度(g/dL)、KHはハギンズの定数である。KHは0.33を採用した。)
ペレット状ポリエステルを粉砕した後、熱風乾燥機にて乾燥し、デシケーター内で室温まで冷却した試料から、0.1gを精秤して試験管に採取し、ベンジルアルコール3mLを加えて、乾燥窒素ガスを吹き込みながら195℃、3分間で溶解させた。次いで、クロロホルム5cm3を徐々に加えて室温まで冷却した。この溶液にフェノールレッド指示薬を1〜2滴加え、乾燥窒素ガスを吹き込みながら撹拌下に、0.1mol・L―1の水酸化ナトリウムのベンジルアルコール溶液で滴定し、黄色から赤色に変じた時点で終了とした。また、ブランクとして、ポリエステル試料を加えずに同様の操作を実施し、以下の式(3)によって末端カルボキシル基量(酸価)を算出した。
末端カルボキシル量(当量/トン)=(a−b)×0.1×f/W・・・(3)
なお、0.1mol・L−1の水酸化ナトリウムのベンジルアルコール溶液の力価(f)は、以下の方法で求めた。試験管にメタノール5cm3を採取し、フェノールレッドのエタノール溶液の指示薬として1〜2滴加え、0.lmol・L−1の水酸化ナトリウムのベンジルアルコール溶液0.4cm3で変色点まで滴定し、次いで力価既知の0.1mol・L−1の塩酸水溶液を標準液として0.2cm3採取して加え、再度、0.1mol・L−1の水酸化ナトリウムのベンジルアルコール溶液で変色点まで滴定した(以上の操作は、乾燥窒素ガス吹き込み下で行った。)。そして、以下の式(4)によって力価(f)を算出した。
力価(f)=0.1mol・L−1の塩酸水溶液の力価×0.1Nの塩酸水溶液の採取量(μL)/0.1mol・L−1の水酸化ナトリウムのベンジルアルコール溶液の滴定量(μL)・・・(4)
ペレット状ポリエステルを内径30mm、深さ12mmの円柱状の粉体測定用セルに充填し、測色色差計Z300A(日本電色工業(株)社製)を使用して、JIS Z8730の参考例1に記載されるLab表示系におけるハンターの色差式の色座標によるb値を、反射法により、測定セルを90度ずつ回転させて4箇所測定した値の単純平均値として求めた。
フェノール/テトラクロロエタン=3/2(質量比)の混合液20mLにポリエステル試料2.70gを入れ、110℃、30分間で溶解させた後、この溶液を30℃の恒温水槽で15分間冷却し、濁度計(日本電色(株)社製NDH−300A)を使用して、光路長10mmのセルで溶液の濁度を測定し溶液ヘーズとした。値が低いほど透明性が良好であることを示す。
エステル化反応中の、1,4−ブタンジオールのTHFへの分解量を仕込みコハク酸量に対するモル%として表した。具体的には、連続反応の場合(実施例1から比較例2まで)、反応開始後16時間目から24時間目までにおける図1の抜出ライン(13)からの留出液質量と留出液中のTHF濃度(質量%)より、単位時間当たりの留出THF質量を算出後、以下の式(5)より求めた。
THF化率(モル%)=(単位時間当たりの留出THF質量/72.11)/(単位時間当たりにエステル化反応槽に供給したコハク酸質量/118.09)×100・・・(5)
留出液中のTHF濃度(質量%)は、以下の方法により求めた。すなわち、留出液を約1g精秤し、n−ドデカンのジオキサン溶液(n−ドデカン0.025g/ジオキサン5ml)を5ml添加し、ガスクロマトグラフ法により以下の式(6)より求めた。また、補正係数は、ジオキサンを基準として有効炭素数から求め、THFは1.640を使用した。
留出液中のTHF濃度(質量%)=(THFピーク面積×補正係数/n−ドデカンピーク面積×0.025)/留出液精秤量・・・(6)
装置は、GC−14BPF(島津製作所社製)(スプリット比:1/90、RANGE:101)を、カラムはJ&W社製のDB−WAX(内径:0.32mm、長さ:60m、膜圧:0.5μm)を使用した。注入部及び検出器温度は240℃、カラム温度は90℃から230℃まで7℃/minで昇温後、230℃で20分保持した。キャリヤガスには窒素(1mL/min)を用いた。
回分式反応(比較例3)におけるTHF化率は、エステル化反応槽でエステル反応中に留出した留出液質量と留出液中のTHF濃度(質量%)より、THF質量を算出後、以下の式(7)より求めた。
THF化率(モル%)=(エステル化反応時の留出THF質量/72.11)/(エステル化反応槽への仕込みコハク酸質量/118.09)×100・・・(7)
[重縮合用触媒の調製]
撹拌装置付きのガラス製ナス型フラスコに、酢酸マグネシウム・4水和物を100質量部入れ、更に1500質量部の無水エタノール(純度99質量%以上)を加えた。更にエチルアシッドホスフェート(モノエステル体とジエステル体の混合質量比は45:55)を130.8質量部加え、23℃で撹拌を行った。15分後に酢酸マグネシウムが完全に溶解したことを確認後、テトラ−n−ブチルチタネートを529.5質量部添加した。更に10分間撹拌を継続し、均一混合溶液を得た。この混合溶液を、ナス型フラスコに移し、60℃のオイルバス中でエバポレーターによって減圧下で濃縮を行った。1時間後に殆どのエタノールが留去され、半透明の粘稠な液体を得た。オイルバスの温度を更に80℃まで上昇させ、5Torrの減圧下で更に濃縮を行い粘稠な液体を得た。この液体状の触媒を、1,4−ブタンジオールに溶解させ、チタン原子含有量が3.36質量%となるよう調製した。この触媒溶液の1,4−ブタンジオール中における保存安定性は良好であり、窒素雰囲気下40℃で保存した触媒溶液は少なくとも40日間析出物の生成が認められなかった。また、この触媒溶液のpHは6.3であった。
図1に示すエステル化工程と図2及び図3に示す重縮合工程により、次の要領で脂肪族ポリエステル樹脂の製造を行った。先ず、リンゴ酸を0.18質量%含有したコハク酸1.00モルに対して、1,4−ブタンジオールを1.30モル及びリンゴ酸を総量0.0033モルの割合となるように混合した50℃のスラリーを、スラリー調製槽(図示せず)から原料供給ライン(1)を通じ、予め、窒素雰囲気下エステル化率99質量%の脂肪族ポリエステル低分子量体(エステル化反応物)を充填した攪拌機を有するエステル化反応槽(A)に、45.5kg/hとなるように連続的に供給した。
エステル化反応槽(A)の内温を220℃とした以外は、実施例1と同様にしてポリエステルを得た。反応開始後24時間目のサンプルの測定結果を表1に示す。
エステル化反応槽(A)の圧力を66.7kPa、エステル化反応槽内のコハク酸に対する1,4−ブタンジオールモル比が1.50となるようにBG供給ライン(3)と再循環ライン(2)の流量を調整した以外は、実施例1と同様にしてポリエステルを得た。反応開始後24時間目のサンプルの測定結果を表1に示す。
エステル化反応槽(A)において、エステル化反応槽内のコハク酸に対する1,4−ブタンジオールモル比が1.50となるようにBG供給ライン(3)と再循環ライン(2)の流量を調整した以外は、実施例1と同様にしてポリエステルを得た。反応開始後24時間目のサンプルの測定結果を表1に示す。
リンゴ酸を0.13質量%含有したコハク酸1.00モルに対して、1,4−ブタンジオールを1.10モル、リンゴ酸を総量0.0033モルの割合となるように混合した50℃のスラリーを、42.0kg/hとなるようにエステル化反応槽(A)に連続的に供給した。エステル化反応槽(A)において、エステル化反応槽内のコハク酸に対する1,4−ブタンジオールモル比が1.10となるようにBG供給ライン(3)と再循環ライン(2)の流量を調整した以外は、実施例1と同様にしてポリエステルを得た。反応開始後24時間目のサンプルの測定結果を表1に示す。
エステル化反応槽(A)の内温を220℃、エステル化反応槽内のコハク酸に対する1,4−ブタンジオールモル比が1.80となるようにBG供給ライン(3)と再循環ライン(2)の流量を調整した以外は、実施例1と同様にしてポリエステルを得た。反応開始後24時間目のサンプルの測定結果を表1に示す。
予め実施例1の「重縮合用触媒の調製]手法にて調製した触媒溶液を、触媒調製槽において、チタン原子としての濃度が0.12質量%になるように、1,4−ブタンジオールで希釈した触媒溶液を調製した後、触媒供給ライン(15)を通じ、0.56kg/hで連続的にエステル化反応槽(A)に供給した。また、これとは別に、触媒調製槽よりチタン原子濃度0.12質量%の触媒溶液を、触媒供給ライン(L7)及び供給ライン(L8)を通じ、エステル化反応物の抜出ライン(4)に0.83kg/hとなるように供給した以外は、実施例1と同様にしてポリマーを得た。結果を表1に示す。反応開始後24時間目のサンプルの測定結果を表1に示す。
第1重縮合反応槽(a)の気相部に、予め実施例1の「重縮合用触媒の調製]手法にて調製した触媒溶液を、チタン原子としての濃度が0.12質量%になるように、1,4−ブタンジオールで希釈した触媒溶液を、供給ライン(16)を通じ、1.4kg/hで連続的に供給した以外は、実施例1と同様にしてポリエステルを得た。反応開始後24時間目のサンプルの測定結果を表1に示す。
コハク酸1.00モルに対して、1,4−ブタンジオールを1.16モルの割合となるように混合した60℃のスラリーを、43.1kg/hとなるようにエステル化反応槽(A)に連続的に供給した。エステル化反応槽(A)の内温を210℃、平均滞留時間を1時間、エステル化反応槽内のコハク酸に対する1,4−ブタンジオールモル比が1.16となるようにBG供給ライン(3)と再循環ライン(2)の流量を調整した以外は、実施例1と同様にしてポリエステルを得た。反応開始後24時間目のサンプルの測定結果を表1に示す。
コハク酸1.00モルに対して、1,4−ブタンジオールを1.16モルの割合となるように混合した60℃のスラリーを、43.1kg/hとなるようにエステル化反応槽(A)に連続的に供給した。また、触媒として、90%の乳酸水溶液に、二酸化ゲルマニウム濃度が1質量%になるように調整したものを1.2kg/hとなるようにエステル化反応槽(A)に、供給ライン(15)を通じ、連続的に供給した。更に、エステル化反応槽内のコハク酸に対する1,4−ブタンジオールモル比の調整として、1,4−ブタンジオールを供給しなかった以外は、実施例1と同様にしてポリエステルを得た。エステル化反応槽内のコハク酸に対する1,4−ブタンジオールモル比は1.09であった。反応開始後24時間目のサンプルの測定結果を表1に示す。
攪拌装置、窒素導入口、加熱装置、温度計及び減圧用排気口を備えた反応容器に、原料としてコハク酸中にリンゴ酸を0.14質量%含有したコハク酸100質量部、1,4−ブタンジオール99.2質量部、リンゴ酸0.24質量部(コハク酸に対して総リンゴ酸量0.33モル%)を仕込み、窒素−減圧置換によって系内を窒素雰囲気下にした。
2:BG再循環ライン
3:BG供給ライン
4:エステル化反応物の抜出ライン
5:留出ライン
6:抜出ライン
7:循環ライン
8:抜出ライン
9:ガス抜出ライン
10:凝縮液ライン
11:抜出ライン
12:循環ライン
13:抜出ライン
14:ベントライン
15、16:触媒供給ライン
A:エステル化反応槽
B:抜出ポンプ
C:精留塔
D、E:ポンプ
F:タンク
G:コンデンサ
L1、L3、L5:重縮合反応物抜出ライン
L2、L4、L6:ベントライン
L7:触媒供給ライン
L8:供給ライン
a:第1重縮合反応槽
d:第2重縮合反応槽
k:第3重縮合反応槽
c、e、m:抜出用ギヤポンプ
g:ダイスヘッド
h:回転式カッター
p、q、r、s:フィルター
Claims (6)
- エステル化反応と溶融重縮合反応を経てポリエステルを得る、脂肪族ジカルボン酸と脂肪族ジオールとを主成分とする脂肪族ポリエステルの連続製造方法であって、
脂肪族ジカルボン酸成分に対する脂肪族ジオール成分のモル比を1.10〜2.00、反応温度を215〜235℃、反応圧力を50〜200kPaとして前記エステル化反応を行ってエステル化率80%以上にせしめたエステル化反応物を、前記溶融重縮合反応に供し、
前記エステル化反応において反応触媒を添加する場合には反応液中に添加し、
前記溶融重縮合反応を、重縮合反応触媒としてチタン化合物を用いて行い、
前記重縮合反応触媒を、前記脂肪族ジオールで希釈し、前記エステル化反応終了後から前記重縮合反応終了前までの間に、前記エステル化反応又は前記重縮合反応の反応液の液相に連続的に添加し、
前記脂肪族ジカルボン酸がコハク酸を主成分とするものであり、前記脂肪族ジオールが1,4−ブタンジオールを主成分とするものであり、
共重合成分として、3官能以上の多官能化合物を含有させることを特徴とする脂肪族ポリエステルの製造方法。 - 前記3官能以上の多官能化合物が、3官能以上のオキシカルボン酸類である、請求項1に記載の脂肪族ポリエステルの製造方法。
- 前記3官能以上の多官能化合物の量が、全ジカルボン酸成分に対して、0.001〜5モル%である、請求項1または2に記載の脂肪族ポリエステルの製造方法。
- 前記エステル化反応でエステル化反応触媒を使用しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の脂肪族ポリエステルの製造方法。
- 前記エステル化反応を、前記脂肪族ジカルボン酸成分に対する前記脂肪族ジオール成分のモル比が1.20〜1.60の間で行うことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の脂肪族ポリエステルの製造方法。
- 前記エステル化反応におけるエステル化率が85%以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の脂肪族ポリエステルの製造方法。
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