JP5145377B2 - 車体前部構造 - Google Patents
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Description
フレーム部材には、車体前後方向の衝撃荷重の作用時に車幅方向の一方側に折れ曲がる折曲予定部が設けられる。また、フレーム部材における折曲予定部を含む前後所定範囲の内部空間に、フレーム部材の折曲途中から、フレーム部材における車幅方向の一方側とは反対側の側面部の内面と当接する補強部材が設けられている。
請求項1に係る発明では、車体前後方向に延出された断面矩形状のフロントサイドフレームと、このフロントサイドフレームの後側から車体後方に延ばされたフロアフレームと、フロントサイドフレームに設けられるとともに車体前後方向に伸びるスチフナと、フロントサイドフレームに設けられ、エンジンを支持するサブフレームの支持部分を補強するサブフレームマウントスチフナと、を備える。フロントサイドフレームに、断面矩形状のフロントサイドフレーム本体を備える。
サブフレームマウントスチフナが、後部フレーム部の下壁に設けられる部材であり、サブフレームマウントスチフナの後部に設けられるとともに下方に膨出させて設けられ、サブフレームを取付けるマウント部と、このマウント部の前部に設けられ、後部フレーム部を補強する補強部と、を備えたので、サブフレームに対するフロントサイドフレーム本体の支持強度の向上を図ることができる。
補強部の前端を、スチフナの前端の下方まで延長したので、スチフナの前突荷重の伝達特性の向上を図ることができる。
前部フレーム部の後端の内側壁と結合し同じ直線状に延びるスチフナを内蔵し、スチフナの後端を、後部フレーム部とフロアフレームとを結合するアダプタの外側部に結合したので、例えば、フロントサイドフレーム本体の後部フレーム部が湾曲していても、前突荷重で発生する曲げモーメントに対してアダプタで抗力を発生させることができる。
以降で具体的に説明していく。
エンジンルーム29は、フロントサイドフレーム16を左に設け、フロントサイドフレーム17を右に設けている。これらのフロントサイドフレーム16、17はエンジン32や変速機33を支持している。フロントサイドフレーム16,17は、ほぼ対象である。
エンジン32や変速機33は、図1のように、一体でサブフレーム34に載せられる。そして、サブフレーム34を下方から矢印a1のように左右のフロントサイドフレーム16,17に取付けることによって、支持される。
フロントサイドフレーム本体18の後部フレーム部41(且つフロントサイドフレーム17の後側)の内部にスチフナ46を配置するとともに、スチフナ46の前端47を内側壁43のうち前部フレーム部38の後端(スチフナ接合部)48に接合し、スチフナ46の後端51を外側壁44の外側壁後端53に接合した。
図5は外側壁44を有する蓋部材27を本体26から取り外した状態である。
フロントサイドフレーム本体18は、断面コ字状に形成して外側壁44を接合することで断面矩形、言い換えると外側に開ロする断面コ字状の本体26と、この本体26を塞ぐ外側壁44を備えた蓋部材27とで閉断面形状を形成している。
フロントサイドフレーム本体18の開口を車両36の外側(図5の矢印a3の方向)へ向けて配置し、上壁71に連ねて外側フランジ(溶接フランジ部)74が形成され、下壁72に連ねて外側フランジ(溶接フランジ部)75(図9参照)が形成されている。
第1谷折れ部81はフロントサイドフレーム17の全長の半分に位置する中央から少し前に形成されている。外側壁44は、外側壁前部85が先端から第1谷折れ部81まで斜めに形成されている。
「斜め」とは、先端から内側壁43へ向け傾斜させることで、フロントサイドフレーム17の断面積を先端の最大から第1谷折れ部81の最小まで漸減させている形態である。
その次に、スチフナ46を図4、図5で詳しく説明する。
第1ブラケット61は内側壁43に接合した第1内接合部87が形成され、この第1内接合部87に連ねて第1仕切り部88が形成されている。
この第2仕切り部96に連ね第2上接合片97が上壁71(溶接フランジ部74)と外側壁44に挟まり接合されるように形成されている。第2仕切り部96に連ね第2下接合片98が下壁72(溶接フランジ部75)と外側壁44に挟まり接合されるように形成されている。また、第2ブラケット62には、エンジンマウント(不図示)取付用のカラーナット79が設けられている
スチフナ46は、スチフナ本体101の前端47がフロントサイドフレーム本体18の内側壁43に接合され、スチフナ本体101の上フランジ102がフロントサイドフレーム本体18の上壁71に接合されている。
スチフナ46は、フロントサイドフレーム本体18より高強度とする。
アダプタ22は、開口を車両36(図1参照)後方へ向けてフロントサイドフレーム17のフレーム後端21に嵌合している。
この底壁106から側壁(外側部)55、側壁(内側部)56及び側壁118が曲げ形成されている。
一方、側壁(内側部)56の内面がフロアフレーム25の内縦部108の外面に重なり接合している。
この側壁(外側部)55の外面が、図11に示す通り、スチフナ本体101の後端51に重なり接合している。
側壁(連結天部)113には、連結天部113に直交する補強リブ部115、補強リブ部125a、溶接フランジ116、溶接フランジ125bが形成される。
溶接フランジ116は、本体部124の側壁(外側部)55に溶接される。溶接フランジ125bは、本体部124の側壁(内側部)56に溶接される。
また、フロントサイドフレーム本体18の内側壁43が、アダプタ22の内側部56に結合しているものと言える。
サブフレームマウントスチフナ63は、サブフレームマウントスチフナ63の後部に設けられるとともに下方に膨出させて設けられ、サブフレーム34を取付けるマウント部59と、このマウント部59の前部に設けられ、フロントサイドフレーム本体18を補強する補強部65と、を備える。
補強部65の前端65aは、スチフナ46の前端47の下方まで延長される。
Claims (3)
- 車体前後方向に延出された断面矩形状のフロントサイドフレームと、このフロントサイドフレームの後側から車体後方に延ばされたフロアフレームと、フロントサイドフレームに設けられ、エンジンを支持するサブフレームの支持部分を補強するサブフレームマウントスチフナと、を備えた車体前部構造であって、
前記フロントサイドフレームは、断面矩形状のフロントサイドフレーム本体を備え、
前記フロントサイドフレーム本体は、該フロントサイドフレーム本体の内側壁が直線状の前部フレーム部と、外側から内側へ湾曲する後部フレーム部とから形成されるとともに、前記前部フレーム部の後端の内側壁と結合し同じ直線状に延びるスチフナを内蔵し、該スチフナの後端を、前記後部フレーム部と前記フロアフレームとを結合するアダプタの外側部に結合し、
サブフレームマウントスチフナは、前記後部フレーム部の下壁に設けられる部材であり、該サブフレームマウントスチフナの後部に設けられるとともに下方に膨出させて設けられ、前記サブフレームを取付けるマウント部と、このマウント部の前部に設けられ、前記後部フレーム部を補強する補強部と、を備え、前記補強部の前端を、前記スチフナの前端の下方まで延長し、前記マウント部の後端は、前記アダプタに重なるように設けられ、前記補強部が断面L字に形成されるとともに、前記マウント部が断面Z字若しくはクランク形状で形成され、前記後部フレーム部の内側壁に、前記補強部の内側フランジ及び前記マウント部の内側フランジが結合され、前記補強部の底が前記後部フレーム部の下壁に結合され、前記マウント部の外側フランジが前記後部フレーム部の外側フランジと結合されたことを特徴とする車体前部構造。 - 前記フロントサイドフレーム本体は、前記内側壁が、前記アダプタの内側部に結合することを特徴とする請求項1記載の車体前構造。
- 前記スチフナは、スチフナ本体から上下のフランジを折り曲げたコ字状断面であり、前記上及び下フランジを、前記フロントサイドフレーム本体の上及び下壁へ結合することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車体前部構造。
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