JP5238750B2 - 車体前部構造 - Google Patents
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Description
フレーム部材には、車体前後方向の衝撃荷重の作用時に車幅方向の一方側に折れ曲がる折曲予定部が設けられる。またフレーム部材における折曲予定部を含む前後所定範囲の内部空間に、フレーム部材の折曲途中から、フレーム部材における車幅方向の一方側とは反対側の側面部の内面と当接する補強部材が設けられている。
請求項1に係る発明では、車体前後方向に延出された断面矩形状のフロントサイドフレームと、車幅方向に且つ車体後方に下傾斜させて延ばされ、エンジンルームと車室とを仕切るダッシュボードロアパネルと、フロントサイドフレームの後側から車体後方に延ばされたフロアフレームと、を備える。
フロントサイドフレームが、外側に開ロする断面コ字状の本体と、この本体を塞ぐ蓋部材とが接合されたフロントサイドフレーム本体を備えたので、フロントサイドフレーム本体の製造を簡単におこなうことができ、金型費の低減を図ることができ、組立性の向上を図ることができ、精度の向上も図ることができる。
フロントサイドフレーム本体に、本体側車体内方の内側壁が直線状の前部フレーム部と、本体側車体内方の内側壁が外側から内側へ湾曲する後部フレーム部とから形成され、フロントサイドフレーム本体の後部フレーム部とフロアフレームとをアダプタを介して結合し、前部フレーム部に、断面コ字状の本体の内側壁の接合部と断面コ字状の本体及び蓋部材の接合部との間に、仕切り部を備えるエンジンマウント取付用のカラーナット保持ブラケットを有し、後部フレーム部が、前部フレーム部の後端と結合し同じ直線状に延びるスチフナを内蔵し、スチフナの前端がエンジンマウント取付用のカラーナット保持ブラケットの後方に設けられ、スチフナの後端をアダプタの外側部に結合するので、前突荷重のフロントサイドフレーム本体の軸方向に作用する荷重を円滑にフロアフレームへ伝達することができるとともに、エンジンの支持強度の向上を図ることができる。
後部フレーム部の内側壁に、スチフナ及び蓋部材に側面視で重なるように、且つフロアフレーム前部に指向させたビードを形成したので、前突荷重をフロアフレームヘ円滑に伝達することができる。
上及び下フランジを、フロントサイドフレーム本体の上及び下壁へ結合したので、フロントサイドフレーム本体は断面矩形状の閉断面が形成されており、さらに、スチフナとフロントサイドフレーム本体とでもう一つの閉断面を形成することができる。この結果、2つの閉断面でフロントサイドフレーム本体の折れ曲がりを防止することができる。
以降で具体的に説明していく。
エンジンルーム29は、フロントサイドフレーム16を左に設け、フロントサイドフレーム17を右に設けている。これらのフロントサイドフレーム16、17はエンジン32や変速機33を支持している。フロントサイドフレーム16,17は、ほぼ対象である。
エンジン32や変速機33は、図1のように、一体でサブフレーム34に載せられる。そして、サブフレーム34を下方から矢印a1のように左右のフロントサイドフレーム16,17に取付けることによって、支持される。
フロントサイドフレーム本体18の後部フレーム部41(且つフロントサイドフレーム17の後側)の内部にスチフナ46を配置するとともに、スチフナ46の前端47を内側壁43のうち前部フレーム部38の後端(スチフナ接合部)48に接合し、スチフナ46の後端51を外側壁44の外側壁後端53に接合した。
図5は外側壁44を有する蓋部材27を本体26から取り外した状態である。
フロントサイドフレーム本体18は、断面コ字状に形成して外側壁44を接合することで断面矩形、言い換えると外側に開ロする断面コ字状の本体26と、この本体26を塞ぐ外側壁44を備えた蓋部材27とで閉断面形状を形成している。
フロントサイドフレーム本体18の開口を車両36の外側(図5の矢印a3の方向)へ向けて配置し、上壁71に連ねて外側フランジ(溶接フランジ部)74が形成され、下壁72に連ねて外側フランジ(溶接フランジ部)75(図9参照)が形成されている。
第1谷折れ部81はフロントサイドフレーム17の全長の半分に位置する中央から少し前に形成されている。外側壁44は、外側壁前部85が先端から第1谷折れ部81まで斜めに形成されている。
「斜め」とは、先端から内側壁43へ向け傾斜させることで、フロントサイドフレーム17の断面積を先端の最大から第1谷折れ部81の最小まで漸減させている形態である。
その次に、スチフナ46を図4、図5で詳しく説明する。
第1ブラケット61は内側壁43に接合した第1内接合部87が形成され、この第1内接合部87に連ねて第1仕切り部88が形成されている。
この第2仕切り部96に連ね第2上接合片97が上壁71(溶接フランジ部74)と外側壁44に挟まり接合されるように形成されている。第2仕切り部96に連ね第2下接合片98が下壁72(溶接フランジ部75)と外側壁44に挟まり接合されるように形成されている。また、第2ブラケット62には、エンジンマウント(不図示)取付用のカラーナット79が設けられている。
スチフナ46は、スチフナ本体101の前端47がフロントサイドフレーム本体18の内側壁43に接合され、スチフナ本体101の上フランジ102がフロントサイドフレーム本体18の上壁71に接合されている。
スチフナ46は、フロントサイドフレーム本体18より高強度とする。
アダプタ22は、開口を車両36(図1参照)後方へ向けてフロントサイドフレーム17のフレーム後端21に嵌合している。
この底壁106から側壁(外側部)55、側壁(内側部)56及び側壁118が曲げ形成されている。
一方、側壁(内側部)56の内面がフロアフレーム25の内縦部108の外面に重なり接合している。
この側壁(外側部)55の外面が、図11に示す通り、スチフナ本体101の後端51に重なり接合している。
側壁(連結天部)113には、連結天部113に直交する補強リブ部115、補強リブ部125a、溶接フランジ116、溶接フランジ125bが形成される。
溶接フランジ116は、本体部124の側壁(外側部)55に溶接される。溶接フランジ125bは、本体部124の側壁(内側部)56に溶接される。
また、フロントサイドフレーム本体18の内側壁43が、アダプタ22の内側部56に結合しているものと言える。
フロントサイドフレーム本体18は、本体26側車体内方の内側壁43が直線状の前部フレーム部38と、外側から内側へ湾曲する後部フレーム部41とから形成されるとともに、前部フレーム部38の後端48と結合し同じ直線状に延びるスチフナ46を内蔵し、スチフナ46の前端47がエンジンマウント取付用のカラーナット保持ブラケット62の後方に設けられたので、前突荷重のフロントサイドフレーム本体18の軸方向に作用する荷重を円滑にフロアフレーム25へ伝達することができるとともに、エンジン32の支持強度の向上を図ることができる。
後部フレーム部41の内側壁43に、スチフナ46及び蓋部材27に側面視で重なるように、且つフロアフレーム前部67に指向させたビード68,69を形成したので、前突荷重をフロアフレームヘ円滑に伝達することができる。
Claims (4)
- 車体前後方向に延出された断面矩形状のフロントサイドフレーム16,17と、車幅方向に且つ車体後方に下傾斜させて延ばされ、エンジンルーム29と車室28とを仕切るダッシュボードロアパネル19と、フロントサイドフレーム16,17の後側から車体後方に延ばされたフロアフレーム24,25と、を備えた車体前部構造であって、
前記フロントサイドフレーム16,17は、外側に開ロするとともに上下に溶接フランジ74,75を備えた断面コ字状の本体26と、前記上下の溶接フランジ74,75に溶接することによって前記本体26を塞ぐ蓋部材27とによる、フロントサイドフレーム本体18を備え、
該フロントサイドフレーム本体18は、前記本体側車体内方の内側壁43が直線状の前部フレーム部38と、前記本体側車体内方の内側壁43が外側から内側へ湾曲する後部フレーム部41とから形成され、
前記フロントサイドフレーム本体18の後部フレーム部41とフロアフレーム24,25とをアダプタ22を介して結合し、
前記前部フレーム部38は、断面コ字状の本体26の内側壁43の接合部と断面コ字状の本体26及び蓋部材27の接合部との間に、仕切り部96を備えるエンジンマウント取付用のカラーナット保持ブラケット62を有し、
該エンジンマウント取付用のカラーナット保持ブラケット62は、
前記内側壁43に接合される内接合部95が形成され、
該内接合部95に連ねて前記仕切り部96が形成され、
該仕切り部96に連ねて上接合片97が前記上の溶接フランジ部74と蓋部材27に挟まり接合されるように形成され、
前記仕切り部96に連ねて下接合片98が前記下の溶接フランジ部75と前記蓋部材27に挟まり接合されるように形成され、
前記カラーナット保持ブラケット62にエンジンマウント取付用のカラーナット79が設けられた構成であり、
前記後部フレーム部41は、前部フレーム部38の後端の内側壁43と結合し該前部フレーム部38の内側壁43と同じ直線状に延びるスチフナ46を内蔵し、該スチフナ46の前端47が前記エンジンマウント取付用のカラーナット保持ブラケット62の後方に設けられ、前記スチフナ46の後端を前記アダプタ22の外側部55に結合し、前記後部フレーム部41の内側壁43を前記アダプタ22の内側部56に結合していることを特徴とする車体前部構造。 - 前記フロアフレーム24,25に、前記ダッシュボードロアパネル19の車体後方に下傾斜させた傾斜面19aに沿わせたフロアフレーム前部67を備え、
後部フレーム部41の内側壁43に、前記スチフナ46及び前記蓋部材27に側面視で重なるように、且つフロアフレーム前部67に指向させたビード68,69を形成することを特徴とする請求項1記載の車体前部構造。 - 前記スチフナ46は、前記フロントサイドフレーム本体18より高強度とすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車体前部構造。
- 前記スチフナ46は、スチフナ本体101から上下のフランジ102,103を折り曲げたコ字状断面であり、前記上及び下フランジ102,103を、前記フロントサイドフレーム本体18の上及び下壁71,72へ結合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の車体前部構造。
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