JP5098256B2 - 耐水素誘起割れ性能に優れたバウシンガー効果による降伏応力低下が小さい高強度ラインパイプ用鋼板およびその製造方法 - Google Patents
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Description
しかし、上記技術ではフェライト組織を得るために、製造工程が焼入れ焼戻し、冷間加工、再焼戻しと複雑で、さらに強度確保のためにMoを添加する必要があるため、製造能率、製造コストが上昇する。
1.質量%で、C:0.03〜0.06%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.8〜1.5%、P:0.01%以下、S:0.0015%以下、Ti:0.005〜0.04%、Nb:0.005〜0.06%、Al:0.08%以下、Ca:0.001〜0.005%、O:0.0030%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、Ca、O、Sの含有量が下記(1)式を満たし、金属組織中の硬質第2相組織の体積分率が0.8%以下であり、表層と板厚中心部のビッカース硬度差が40以内であることを特徴とする耐水素誘起割れ性能に優れたバウシンガー効果による降伏応力低下が小さい高強度ラインパイプ用鋼板。
1.0≦{[Ca]-(0.18+130×[Ca])×[O]}/(1.25×[S])≦4.5 …(1)
但し、[Ca],[O],[S]は含有量(質量%)とする。
2.更に、質量%で、Mo:0.05〜0.4%以下、V:0.005〜0.07%の中から選ばれる1種又は2種を含有することを特徴とする1に記載の耐水素誘起割れ性能に優れたバウシンガー効果による降伏応力低下が小さい高強度ラインパイプ用鋼板。
3.更に、質量%で、Cu:1.0%以下、Ni:1.0%以下、Cr:1.0%以下、B:0.005%以下の中から選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする1または2に記載の耐水素誘起割れ性能に優れたバウシンガー効果による降伏応力低下が小さい高強度ラインパイプ用鋼板。
4.更に、質量%で、Mg:0.005%以下、REM:0.02%以下の中から選ばれる1種又は2種を含有することを特徴とする1乃至3のいずれか一つに記載の耐水素誘起割れ性能に優れたバウシンガー効果による降伏応力低下が小さい高強度ラインパイプ用鋼板。
5.1乃至4のいずれか一つに記載の成分組成を有する鋼を、1000〜1300℃の温度に加熱し、Ar3変態点温度以上の圧延終了温度で熱間圧延して鋼板とした後、Ar3変態点以上の温度から5℃/s以上の冷却速度で400〜600℃まで加速冷却を行い、その後直ちに0.5℃/s以上の昇温速度で鋼板表面温度600℃以上、板厚中心部温度550〜700℃まで再加熱を行い、且つ再加熱終了時の鋼板表面と板厚中心部の温度差を20℃以上とすることを特徴とする耐水素誘起割れ性能に優れたバウシンガー効果による降伏応力低下が小さい高強度ラインパイプ用鋼板の製造方法。
本発明では、金属組織中の第2相組織の体積分率を3%以下とする。本発明において第2相組織はセメンタイトやMA等の硬質相であり、HICの伝播やその周辺に発生する局所的な歪勾配による逆応力の発生を防止し、HICの抑制、バウシンガー効果による降伏応力低下を抑制するため金属組織中において体積分率を3%以下とする。
鋼板表面と板厚中心部のビッカース硬度差は40以内とする。鋼板表面と板厚中心部の硬度差を40以内と少なくすることで、鋼管成型やサンプル矯正時の歪み分布が均一となり、局所的な歪み勾配が軽減され、バウシンガー効果を抑制することが出来る。ビッカース硬度試験の試験荷重は98Nとする。
以下の説明において%で示す単位は全て質量%とする。
C
C含有量は0.03〜0.06%とする。Cは焼入れ性を高め強度確保に重要な元素であるが、0.03%未満では十分な強度が確保できない。また、0.06%を超える添加は、組織中のMAやセメンタイトの体積分率を増加させ、耐HICの劣化、バウシンガー効果を大きくするため、C含有量を0.03〜0.06%に規定する。
Si含有量は0.01〜0.5%とする。Siは脱酸のため添加するが、0.01%未満では脱酸効果が十分でなく、0.5%を超えるとMA体積分率の増加や溶接性劣化が起こるため、0.01〜0.5%に規定する。さらに好適には、0.01〜0.3%である。
Mn含有量は0.8〜1.5%とする。Mnは強度、靭性向上に有効な元素であるが、0.8%未満ではその効果が十分でなく、1.5%を超えると焼入れ性が高まりMA体積分率の増加、表面硬度の上昇を招き、溶接性劣化を招くため、0.8〜1.5%に規定する。MA生成抑制の観点から、さらに好適には0.8〜1.3%とする。
P含有量は0.01%以下とする。Pは溶接性と耐HIC性を劣化させる不可避不純物元素であるため、上限を0.01%に規定する。
S含有量は0.0015%以下とする。Sは一般的には鋼中においてはMnS介在物となり耐HIC特性を劣化させるため少ないほどよい。しかし、0.0015%以下であれば問題ないため、S含有量の上限を0.0015%に規定する。
Al含有量は0.08%以下とする。Alは脱酸剤として添加されるが、0.08%を超えると鋼の清浄度が低下し、靱性が劣化するため、0.08%以下に規定する。好ましくは、0.01〜0.08%とする。
Ca含有量は0.001〜0.005%とする。Caは硫化物系介在物の形態制御による耐HIC特性向上に有効な元素であるが、0.001%未満ではその効果が十分でなく、0.005%を超えて添加しても効果が飽和し、むしろ、鋼の清浄度の低下により耐HIC性を劣化させるので、添加する場合は0.001〜0.0050%に規定する。
O含有量は0.003%以下とする。0.003%を超えると、CaやAl系酸化物のクラスターが生成し耐HIC性能が劣化するため、0.003%以下とする。
本パラメータ式は、鋼中のCa、O、Sの含有量の相互の関係を耐HIC性を向上させるため規定するもので、通常、CaはHICやラミネーションの原因となるMnS生成を抑制し、無害なCaS化するために鋼中のS量に対し化学量論的に余るように添加されている。
Moは焼入れ性を向上し強度上昇に大きく寄与する元素である。しかし、0.05%未満ではその効果が得られず、0.4%を超える添加はMA体積分率の増加や溶接熱影響部靭性の劣化を招くため、Moを添加する場合は、含有量を0.05〜0.4%に規定する。さらに好適には0.3%以下とする。
TiはTiNのピニング効果により加熱時のオーステナイトの粗大化を抑制し、母材や溶接熱影響部の靭性を改善するために有効な元素である。しかし、0.005%未満では効果が無く、0.04%を超える添加はTiNが粗大化し、逆に溶接熱影響部靭性の劣化を招くため、Tiを添加する場合は、含有量は0.005〜0.04%に規定する。さらに、Ti含有量を0.02%未満にすると、より優れた靭性を示す。
Nbは制御圧延の効果を高め、組織細粒化により強度、靭性を向上させる元素である。しかし、0.005%未満では効果がなく、0.06%を超えると溶接熱影響部の靭性が劣化するため、Nbを添加する場合は、含有量は0.005〜0.06%に規定する。
Vは強度上昇に寄与する元素である。しかし、0.005%未満では効果がなく、0.07%を超えると溶接熱影響部の靭性が劣化するため、Vを添加する場合は、含有量は0.005〜0.07%に規定する。
Cuは靭性の改善と強度の上昇に有効な元素である。その効果を得るためには、0.1%以上添加することが好ましいが、多く添加すると溶接性の劣化やMA体積分率の増加を招くため、添加する場合は1.0%を上限とする。
Niは靭性の改善と強度の上昇に有効な元素である。その効果を得るためには、0.1%以上添加することが好ましいが、多く添加するとコスト的に不利になり、また、溶接熱影響部靱性が劣化するため、添加する場合は1.0%を上限とする。
CrはMnと同様に低Cでも十分な強度を得るために有効な元素である。その効果を得るためには、0.1%以上添加することが好ましいが、多く添加すると溶接性が劣化やMA体積分率の増加を招くため、添加する場合は1.0%を上限とする。
Bは強度上昇、HAZ靭性改善に寄与する元素である。その効果を得るためには、0.0005%以上添加することが好ましいが、0.005%を超えて添加すると溶接性を劣化させるため、添加する場合は0.005%以下とする。
Mgはアルミナクラスター(Al2O3)を、Al、Mg系酸化物として微細分散させることで母材靭性向上に寄与する元素である。0.005%を越える添加では酸化物の増加により母材靭性の低下が起こるため、添加する場合は0.005%以下とする。
REMはCaと同様、MnSの形態制御に有効な元素であり、母材靭性の向上に寄与する。0.02%超えの添加は、REMの酸硫化物が過剰に生成し、母材靭性を劣化させるため、添加する場合は0.02%以下とする。
スラブ加熱温度は1000〜1300℃とする。加熱温度が1000℃未満では十分な強度が得られず、1300℃を超えると母材靭性が劣化するため、1000〜1300℃とする。
熱間圧延は圧延終了温度:Ar3変態点温度以上とする。本発明では硬質相の少ない均一な組織とすることが重要であるが、圧延終了温度がAr3変態点温度未満であると、初析フェライトが生成し冷却後の金属組織がフェライトとベイナイトの混合組織となりバウシンガー効果の増大、HICの劣化が起こるため、圧延終了温度はAr3変態点温度以上とする。
圧延終了後、Ar3変態点温度以上から直ちに5℃/s以上の冷却速度で加速冷却する。冷却開始温度がAr3変態点温度未満となると初析フェライトが生成し混合組織となるためバウシンガー効果が大きくなり、さらに強度不足を招く。
一方、600℃を超えると加速冷却停止時の未変態オーステナイト分率が高くなり、再加熱後の空冷時にMAやパーライトが生成する。このような凝集したセメンタイトやパーライトは、HICの伝播経路や局所的な歪勾配の原因となり、HIC性能劣化や鋼管成型時のバウシンガー効果による降伏応力低下が大きくなるため、加速冷却停止温度を400〜600℃に規定する。より好ましくは400〜530℃である。
前述したように、加速冷却材におけるセメンタイトやMAの硬質相は、加速冷却後の空冷時にCが濃化した未変態オーステナイトやベイナイトラス間で生成する。
さらに、再加熱時に鋼板表面温度を板厚中心部温度より高くすることで、表面を軟化させることが可能であり、均一な板厚方向の硬度分布が得られる。
Claims (5)
- 質量%で、C:0.03〜0.06%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.8〜1.5%、P:0.01%以下、S:0.0015%以下、Ti:0.005〜0.04%、Nb:0.005〜0.06%、Al:0.08%以下、Ca:0.001〜0.005%、O:0.0030%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、Ca、O、Sの含有量が下記(1)式を満たし、金属組織中の硬質第2相組織の体積分率が0.8%以下であり、表層と板厚中心部のビッカース硬度差が40以内であることを特徴とする耐水素誘起割れ性能に優れたバウシンガー効果による降伏応力低下が小さい高強度ラインパイプ用鋼板。
1.0≦{[Ca]-(0.18+130×[Ca])×[O]}/(1.25×[S])≦4.5 …(1)
但し、[Ca],[O],[S]は含有量(質量%)とする。 - 更に、質量%で、Mo:0.05〜0.4%以下、V:0.005〜0.07%の中から選ばれる1種又は2種を含有することを特徴とする請求項1に記載の耐水素誘起割れ性能に優れたバウシンガー効果による降伏応力低下が小さい高強度ラインパイプ用鋼板。
- 更に、質量%で、Cu:1.0%以下、Ni:1.0%以下、Cr:1.0%以下、B:0.005%以下の中から選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の耐水素誘起割れ性能に優れたバウシンガー効果による降伏応力低下が小さい高強度ラインパイプ用鋼板。
- 更に、質量%で、Mg:0.005%以下、REM:0.02%以下の中から選ばれる1種又は2種を含有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の耐水素誘起割れ性能に優れたバウシンガー効果による降伏応力低下が小さい高強度ラインパイプ用鋼板。
- 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の成分組成を有する鋼を、1000〜1300℃の温度に加熱し、Ar3変態点温度以上の圧延終了温度で熱間圧延して鋼板とした後、Ar3変態点以上の温度から5℃/s以上の冷却速度で400〜600℃まで加速冷却を行い、その後直ちに0.5℃/s以上の昇温速度で鋼板表面温度600℃以上、板厚中心部温度550〜700℃まで再加熱を行い、且つ再加熱終了時の鋼板表面と板厚中心部の温度差を20℃以上とすることを特徴とする耐水素誘起割れ性能に優れたバウシンガー効果による降伏応力低下が小さい高強度ラインパイプ用鋼板の製造方法。
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