JP5043923B2 - 高分子電解質型燃料電池 - Google Patents
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Description
この溝に反応ガスを供給するためには、反応ガスを供給する配管を、使用するセパレータ板の枚数に分岐し、その分岐先を直接セパレータ板上の溝につなぎ込む配管治具が必要となる。この治具をマニホールドと呼び、上記のような反応ガスの供給配管から直接つなぎ込むタイプを外部マニホールドと呼ぶ。また、このマニホールドには、構造をより簡単にした内部マニホールドと呼ぶ形式のものがある。内部マニホールドとは、ガス流路を形成したセパレータ板に、貫通した孔を設け、ガス流路の出入り口をこの孔まで通し、この孔から直接反応ガスを供給するものである。
また、最近ではスタックの締結荷重を低減して、構造部材の軽量化、簡素化、低コスト化を行うため、ガスケットの荷重を低減する試みも行われており、Oリング形状だけでなく三角形状や半円形状等の断面を持ったガスケットによる構成が試みられている(例えば、特開2002−141082号公報)。また、組み立て性を向上するため、ガスケットをセパレータ板側に構成した試みも行われている(例えば、特許文献1)。
このように、Oリング型のガスケットによるシールを2カ所で行っているため、シールに必要な部分が大型化してしまうという問題がある。
また、内部マニホールド型セパレータ板の場合、ガスシール部がマニホールドから電極部まで達するため、電解質膜がマニホールドを覆う大きさである必要があり、これによりコストがかかる。さらに、電解質膜の厚みが25〜50μm程度であるため、膜サイズが大きいほど組み立て時のハンドリングが困難になる。
また、セパレータ板は導電材からなるため、組立工程において導電性を有する異物の混入等により、MEAを挟むセパレータ板同士が短絡する可能性がある。また、セパレータ板の反りや歪み、もしくは積層電池の組み付け時に生じる歪み等によりセパレータ板間で短絡する可能性がある。さらに、組み立て後の積層電池と断熱材との間に導電性を有する異物等が入ることによりMEAを挟むセパレータ板同士が短絡する可能性がある。
また、ガスケットと電極間のクリアランスを少なくしようとすると、部品寸法の精度を向上せねばならず、歩留まりの低下、および部品コストの上昇を招く。さらに、組み付け性が困難であることから、組み付け時の信頼性が低く、シール部に電極の一部が噛み込む等でシール不良が生じたり、電解質膜に過大に引っ張り応力、せん断応力が働き、電解質膜の破損、耐久性の低下等を引き起こす。
アノードに燃料ガスを供給し排出するガス流路を有するアノード側セパレータ板と、
カソードに酸化剤ガスを供給し排出するガス流路を有するカソード側セパレータ板と、
前記アノード側セパレータ板のアノード側表面に設けられたアノード側シール部材と、
前記カソード側セパレータ板のカソード側表面に設けられたカソード側シール部材と、を具備し、
前記アノード側シール部材及び前記カソード側シール部材は、互いに対応する部分において、一方は線状の頂部を有するリブを有し、他方は面状の形状を有しており、
前記リブは、前記アノードまたは前記カソードを囲む部分において、内側が薄く、外側が厚くなる断面を有するくさび型である、高分子電解質型燃料電池に関する。
本発明のポイントの1つは、上記のような構成のシール部材を用いることにより、安定した気密性を確保し、シール部材のスペースを小さくし、電池スタックの締結荷重を低減することができることを見出した点にある。
すなわち、カソード側シール部材のカソードを囲む部分とカソードとの間に生じる片側クリアランスclとそのクリアランス部の水力直径dが次式(1)を満たすように設計される。さらに好ましくは、式(2)を満足することである。
ただし、
l:片側クリアランス部の長さ
d:片側クリアランス部の水力直径
L:カソード側セパレータの1パス当たりのガス流路の長さ
D:カソード側セパレータの1パス当たりのガス流路の水力直径
P:カソード側セパレータ当たりのガス流路のパス数
水力直径d=クリアランス部の断面積÷クリアランス部の断面部分の周長×4
さらに別の観点において、本発明者らは、実用的に運転が可能な領域が、クリアランス部の圧力損失Pcとガス流路部の圧力損失Pfとの比で整理できることを見いだした。すなわち、0.9<Pc/Pfとするのが有効である。
アノード側セパレータ板の正面図を図1に、その背面図を図2に示す。
アノード側セパレータ板10は、各一対の燃料ガス用マニホールド孔12、酸化剤ガス用マニホールド孔13、冷却水用マニホールド孔14、および予備用マニホールド孔15、ならびに4個の締結用ボルト穴11を有する。
アノード側セパレータ板10のアノードに対向する面には、一対の燃料ガス用マニホールド孔12に連絡されてアノードに燃料ガスを供給・排出するガス流路12bが設けられている。ガス流路12bは、一本の溝により構成されている。12cは、燃料ガス用マニホールド孔12に連絡する部分のガス流路を表す。
カソード側セパレータ板20は、各一対の燃料ガス用マニホールド孔22、酸化剤ガス用マニホールド孔23、冷却水用マニホールド孔24、および予備用マニホールド孔25、並びに4個の締結用ボルト穴21を有する。
カソード側セパレータ板20のカソードに対向する面には、一対の酸化剤ガス用マニホールド孔23に連絡されてカソードに酸化剤ガスを供給・排出するガス流路23bが設けられている。ガス流路23bは、二本の溝により構成されている。23cは、酸化剤ガス用マニホールド孔23に連絡する部分のガス流路を表す。
セパレータ板20は、その背面に、一対の冷却水用マニホールド孔24を連絡する冷却水用の流路24bが設けられている。流路24bは、並行する二本の溝により構成されている。
上記アノード側セパレータ板10に接着させるアノード側シール用複合部材30は、ポリイミドからなるフィルム4a、その一方の面にリブ36aを有するアノード側シール部材36、および他方の面に形成されてアノード側セパレータ板10と接着する粘着層5aより構成されている。
前記フィルム4aおよび粘着層5aは、アノード側セパレータ板10における各マニホールド孔と対応する燃料ガス用マニホールド孔32、酸化剤ガス用マニホールド孔33、冷却水用マニホールド孔34、および予備用マニホールド孔35、ならびにボルト穴31を有し、アノードと対応する部分は切り欠かれている。
前記リブ36aは、その断面形状が三角形であり、その底辺がアノード側シール部材36の主面に含まれ、前記底辺に向かい合う頂点に相当する頂部36bが後述のカソード側シール部材46に膜を介して当接する。
前記粘着層5bには、粘着剤としてポリイソブチレン、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム等を単独または二種以上を組み合わせたものを用いることができる。
前記フィルム4bおよび粘着層5bは、カソード側セパレータ板20における各マニホールド孔と対応する燃料ガス用マニホールド孔42、酸化剤ガス用マニホールド孔43、冷却水用マニホールド孔44、および予備用マニホールド孔45、ならびにボルト穴41を有し、カソードと対応する部分は切り欠かれている。
前記カソード側シール部材46は平板状であり、前記フィルム4bおよび粘着層5bと同形状である。
一方、カソード側シール用複合部材40における粘着層5b側の面をカソード側セパレータ板20のカソードと対向する側の面に接着させることにより、カソード側シール部材46がカソード側セパレータ板20に固定される。
そして、燃料電池を構成する際には、図11のように、これらのアノード側シール用複合部材30を備えたアノード側セパレータ板10と、カソード側シール用複合部材40を備えたカソード側セパレータ板20とでMEAを挟む。MEAは、水素イオン伝導性高分子電解質膜1と、電解質膜1を挟むアノード2aおよびカソード2bとからなる。図11において、3は溝12a〜15aに設置されたOリングを表す。
このとき、図12に示すように、アノード側シール部材36における頂部36bが、電解質膜1を介してカソード側シール部材46に当接するように構成される。
このようなアノード側シール部材およびカソード側シール部材を用いることにより、安定した気密を確保しつつ、シール部材のスペースを小さくし、電池スタックの締結荷重を低減することができる。
(a)アノードおよびカソードを囲む位置において高分子電解質膜を挟む一対の電極シール部、
(b)燃料ガス用マニホールド孔および酸化剤ガス用マニホールド孔を囲む位置において高分子電解質膜を挟む一対のマニホールド孔シール部、および
(c)各マニホールド孔とガス流路とを連絡する連絡用ガス流路の両側を囲む位置において高分子電解質膜を挟む一対の連絡用ガス流路シール部を有する。
そして、前記シール部材は、その一方が各シール部において高分子電解質膜に線状に接する頂部を有するリブを有し、他方が高分子電解質膜に面状に接することにより、高分子電解質膜と各セパレータ板間の気密を保持する。
また、上記構成のカソード側シール用複合部材40は、電極シール部、マニホールド孔シール部および連絡用ガス流路シール部の各シール部を含んだセパレータ板の主面全体を覆う形状であった。しかし、カソード側シール用複合部材40は、アノード側シール部材30と向かい合う部分のみで構成されていてもよい。
図14にアノード側セパレータ板の正面図を、図15にカソード側セパレータ板の正面図を示す。
アノード側セパレータ板50は、各一対の燃料ガス用マニホールド孔52、酸化剤ガス用マニホールド孔53、冷却水用マニホールド孔54、および予備用マニホールド孔55、ならびに4個の締結用ボルト穴51を有する。
カソード側セパレータ板60は、各一対の燃料ガス用マニホールド孔62、酸化剤ガス用マニホールド孔63、冷却水用マニホールド孔64、および予備用マニホールド孔65、ならびに4個の締結用ボルト穴61を有する。
また、アノード側セパレータ板50およびカソード側セパレータ板60には、後述するアノード側シール部材56およびカソード側シール部材66を配するためのシール部材用溝50aおよび60aがそれぞれ所定の位置に設けられている。
所定のリブ56aを有するアノード側シール部材56が、アノード側セパレータ板50のシール部材用溝50aに沿って設置されている。
アノード側シール部材56は、ガス流路52bおよび一対の燃料ガス用マニホールド孔52の外周を囲んで1つの閉ループを構成する第1のアノード側シール部を有する。アノード側シール部材56は、さらに、酸化剤ガス用マニホールド孔53、冷却水用マニホールド孔54、および予備用マニホールド孔55をそれぞれ独立に囲むマニホールド孔シール部53a、54aおよび55aと、後述するカソード側セパレータ板60における連絡用ガス流路63cの両側を囲むシール部58c、58dとを有する。
さらに、アノード側シール部材56は、シール部59a、59b、59c、および59dを有する。シール部59aは、燃料ガス用マニホールド孔シール部52aと酸化剤ガス用マニホールド孔シール部53aとを結ぶ。シール部59bは、燃料ガス用マニホールド孔シール部52aと冷却水用マニホールド孔シール部54aとを結ぶ。シール部59cは、酸化剤ガス用マニホールド孔シール部53aと予備用マニホールド孔シール部55aとを結ぶ。シール部59dは、冷却水用マニホールド孔シール部54aと予備用マニホールド孔シール部55aとを結ぶ。
カソード側シール部材66は、ガス流路63bおよび一対の酸化剤ガス用マニホールド孔63の外周を囲んで一つの閉ループを構成する第1のカソード側シール部と、燃料ガス用マニホールド孔62、冷却水用マニホールド孔64、および予備用マニホールド孔65をそれぞれ独立に囲むマニホールド孔シール部62a、64aおよび65aと、上記アノード側セパレータ板50における前記連絡用ガス流路52cの両側を囲むシール部68a、68bとを有する。
さらに、カソード側シール部材66は、シール部69a、69b、69c、およびシール部69dを有する。シール部69aは、前記燃料ガス用マニホールド孔シール部62aと酸化剤ガス用マニホールド孔シール部63aとを結ぶ。シール部69bは、燃料ガス用マニホールド孔シール部62aと冷却水用マニホールド孔シール部64aとを結ぶ。シール部69cは、酸化剤ガス用マニホールド孔シール部63aと予備用マニホールド孔シール部65aとを結ぶ。シール部69dは、冷却水用マニホールド孔シール部64aと予備用マニホールド孔シール部65aとを結ぶ。
そして、燃料電池を構成する際に、上記アノード側セパレータ板50およびカソード側セパレータ板60をMEAの両側に配置させたときに、アノード側シール部材56における前記リブ56aの頂部56bが電解質膜を介してカソード側シール部材66に当接するように構成される。
このようなシール部材を用いることにより、安定した気密性を確保しつつ、シール部材のスペースを小さくし、電池スタックの締結荷重を低減することができる。
さらに、この第2のアノード側シール部および第2のカソード側シール部は、ガス流路に連絡されるマニホールド孔以外のマニホールド孔よりも内側を囲んでいるため、燃料電池内部でガスがクロスリークすることがない。
図18は、そのような参考の形態におけるアノード側シール部材付きセパレータ50を図16の18−18線に相当するところで切った拡大断面図を表している。シール部材56のリブ56aのうち、図16に点線で示すサイズの高分子電解質膜1に接する部分は56a−1で表し、高分子電解質膜に接しない部分は56a−2で表している。リブ56a−2は、高分子電解質膜の厚さだけリブ56a−1より高い。リブ56a−1とリブ56a−2とは、高さが順次高くなる部分56a−3によりつながっている。
リブ56自身の高さを高くする代わりに、リブのベースとなる部分の高さ(厚み)を高くすることにより、リブが高くなるようにしてもよい。
また、上述の相対応しない部分にカバープレート等の部材を用い、当該部分をシール部材と対応させてシールするようにしてもよい。例えば、図16の場合では、一対のシール部58a、58bの間におけるカソード側シール部材と相対応する位置に、連絡用ガス流路52cの上方を覆うカバープレートを設けることができる。図19の場合では、一対のシール部68c、68dの間におけるアノード側シール部材と相対応する位置に、連絡用ガス流路63cの上方を覆うカバープレートを設けることができる。
図26および図27は、他のアノード側シール部材を備えたアノード側セパレータ板50を示す。このシール部材76は、図14と同様のアノード側セパレータ板50の溝部50aに嵌合してセパレータと一体に結合されている。シール部材76のシール部材56と異なるところは、以下に示す第1のアノード側シール部に囲まれた部分、マニホールド孔53、54および55、並びに締結用ボルト穴51を除いて、セパレータ板50の主面を覆っていることである。シール部材76は、図16に示すシール部材56のリブ56aと同じ位置にリブ76aを有する。図26では、リブ76aはその頂部76bに相当する部分が1本の線で表されている。このシール部材76により、MEAを挟む一対のセパレータ板同士が接触して短絡が生じるのを防止することができる。
前記第1のアノード側シール部は、ガス流路52bの大部分を囲む電極シール部77、燃料ガス用マニホールド孔52の外側半分を囲むマニホールド孔シール部72a、およびマニホールド孔52とガス流路52bとを連絡する連絡用ガス流路52cの両側を囲むシール部78a、78bからなる。これらのシール部は、図16のシール部材のシール部に対応する位置にある。
また、図28に示すように、アノード側セパレータ板50の主面だけでなくさらに側面を覆い、セパレータ板50に対して図16と同じ位置にリブ86aを備えたアノード側シール部材86を設置してもよい。86bはリブ86aの頂部を表す。これにより、MEAを挟む一対のセパレータ板間の短絡および積層電池の組立後における短絡を防止することができる。
《参考例1》
等方性黒鉛板を用いて機械加工により参考の形態1の図1および図2に示すアノード側セパレータ板10ならびに図3および図4に示すカソード側セパレータ板20を作製した。このとき、セパレータ板の厚さは3mm、ガスおよび冷却水用の流路の溝は、3mmピッチで溝幅2mmとした。
図5〜図8に示す参考の形態1と同様の粘着層を備えたシール用複合部材30、40を作製した。
金型に厚さ100μmのポリイミドフィルム4aを設置した。金型を締めた後、温度200℃、射出圧力150kgf/cm2の条件でフッ素ゴムを射出成形することにより、ポリイミドフィルム4a上に所定のシール部材36を形成した。同様に、厚さ100μmのポリイミドフィルム4b上に所定のシール部材46を形成した。二次架橋は200℃、10時間の条件で行った。その後、ブチルゴムからなる厚さ25μmの粘着層5aおよび5bをポリイミドフィルム4aおよび4b上にそれぞれ転写接合し、粘着層5aおよび5bの表面をポリプロピレン製の離型フィルムで覆った。
上記で得られた粘着層を備えたシール用複合部材30および40をそれぞれセパレータ板10および20に設置し、ホットプレスによりそれぞれ圧着させた。ホットプレスの条件は、温度が100℃、プレス荷重が2000kgf、加圧時間が1分間とした。
アセチレンブラック系のカーボン粉末に、平均粒径約30Åの白金粒子を重量比4:1の割合で担持させ、電極用の触媒粉末を得た。この触媒粉末をイソプロパノール中に分散させたものと、パーフルオロカーボンスルホン酸の粉末をエチルアルコール中に分散させたものとを混合し、電極用ペーストを得た。スクリーン印刷法により、この電極用ペーストを原料として、厚さ250μmのカーボン不織布の一方の面に触媒層を形成し、電極を得た。この触媒層中に含まれる白金量は0.5mg/cm2、パーフルオロカーボンスルホン酸の量は1.2mg/cm2とした。
前記電解質膜のサイズは後述するセパレータ板のサイズと同様とし、高分子電解質膜には後述する一対の燃料ガス用マニホールド孔、冷却水用マニホールド孔、酸化剤ガス用マニホールド孔に対応する穴を打ち抜き型により形成した。
積層電池の要部縦断面図を図11に示す。
上記で得られたアノード側シール用複合部材30を備えたアノード側セパレータ板10およびカソード側シール用複合部材40を備えたカソード側セパレータ板20で、水素イオン伝導性高分子電解質膜1および前記電解質膜1を挟む一対のアノード2a、およびカソード2bからなるMEAを挟み単位電池を構成した。このとき、アノード側セパレータ板10のOリング溝12a〜15aにOリング3を設置した。そして、単電池を積層する際には、セパレータ板10の冷却水用の流路14bを有する面および隣接する単電池のセパレータ板20の冷却水用の流路24bを有する面を向き合うように重ねることにより、冷却部を設けた。
このとき、感圧紙でMEAとセパレータの面圧を確認した結果、MEAにかかる面圧は10kgf/cm2であった。この結果、シール部材における反力は200kgfであることがわかった。
等方性黒鉛板を用いて機械加工により、図13に示すような従来のOリング溝236a、246aを備えた一対のセパレータ板210、220を作製した。このとき、Oリング溝236a、246aの幅は1.5mm、深さは0.8mmとした。そして、所定の金型を用いて圧縮成形によりOリング236、246を作製した。なお、Oリングにはゴム硬度60のフッ素ゴムを用いた。
参考例1のセパレータ板10、20およびシール用複合部材30、40の代わりに、上記のOリング236、246およびセパレータ板210、220を用いた以外は、参考例1と同様の方法により積層電池を作製した。この積層電池を電池Bとした。なお、これ以外のスタック構成要素はOリング形状に合わせてサイズ変更を行った以外は、参考例1と同一の構成とした。
参考例1の電池Aおよび比較例1の電池Bを85℃に保持し、アノード側に83℃の露点となるよう加湿・加温した水素ガスを、カソード側に78℃の露点となるように加湿・加温した空気をそれぞれ供給した。その結果、どちらの電池も電力を外部に供給しない無負荷時には、50Vの開放電圧を得た。
さらに、燃料利用率80%、酸素利用率40%、電流密度0.5A/cm2の条件で電池Aおよび電池Bの出力特性を調べた。その評価結果を図29に示す。本発明の参考例1の電池Aは、比較例の電池Bと同等の性能を有することが確認された。
《参考例2》
セパレータ板へのシール部材の成形は、金型にセパレータ板を設置し金型を締め、温度200℃、射出圧力150kgf/cm2でフッ素ゴムを射出成形することにより行った。このとき、二次架橋は200℃、10時間の条件で行った。
アノード側シール部材56の厚さは、アノード側セパレータ板50の表面から100μmとし、その幅は4.5mmとした。そして、アノード側シール部材56のリブ56aの高さは、前記シール部材56の主面から300μmとした。一方、カソード側シール部材66の厚さは、カソード側セパレータ板60の表面から250μmとし、その幅は4.5mmとした。
上記で得られたセパレータ板およびMEAを用いて、参考例1と同様の方法により積層電池を作製した。この積層電池を電池Cとした。
電池Cについて参考例1と同様の方法によりガスのリークチェックを行った。空気側、燃料ガス側、冷却水側共にガスのリークはなく、積層電池としての流体シール性に問題のないことが確認された。
図24に示すように、図16のシール部材56におけるシール部59a、59b、59cおよび59dを有しない他はシール部材56と同じ構成のシール部材96を備えたアノード側セパレータ板90を参考例2と同様の方法により作製した。一方、図25に示すように、図19のシール部材66におけるシール部69a、69b、69cおよび69dを有しない他はシール部材66と同じ構成のシール部材106を備えたカソード側セパレータ板100を参考例2と同様の方法により作製した。これらのセパレータ板を用いた以外は、参考例2と同様の方法により積層電池を作製した。この積層電池を電池Dとした。電池Dについて参考例1と同様の方法によりガスのリークチェックを行った。
さらに、燃料利用率80%、酸素利用率40%、電流密度0.5A/cm2の条件で電池Cおよび電池Dの出力特性を調べた。その評価結果を図30に示す。比較例2の電池Dに対して参考例2の電池Cの方が優れた性能を有することがわかった。
《参考例3》
これは、高分子電解質膜の外側に位置するシール部位のシール締め代を膜厚分厚くしていることに起因している。ここで、シール締め代とは、シール部にシールのための十分な局部圧力を発揮するに必要な、圧縮されるべき厚さをいう。さらに膜厚分の段差が生じる部位については、シール高さをなめらかにつなぐことで、シール部位全域にわたって安定したシール締め代を確保することが可能になり、シール性が向上したことによる。
《参考例4》
上記で作製したシール部材56、66をセパレータ板50、60の溝50a、60aに嵌合させることにより、セパレータ板50、60にシール部材56、66をそれぞれ設けた。このとき、従来のOリング型のガスケットに対して本実施例のシール部材は幅があるため、組み付け時のハンドリングは良好であった。
電池Eについて参考例1と同様の方法によりガスのリークチェックを行った。空気側、燃料ガス側、冷却水側共にガスのリークはなく、流体シール性に問題のないことが確認された。
電池Eを85℃に保持し、アノード側に83℃の露点となるよう加湿・加温した水素ガスを、カソード側に78℃の露点となるように加湿・加温した空気を供給した。その結果、電力を外部に供給しない無負荷時には、50Vの開放電圧を得た。
また、シール部材とセパレータ板との接着性を上げるために、本参考例のシール部材におけるセパレータ板との接合面に、ブチルゴムからなる粘着剤を塗布してもよい。このシール部材を用いた場合でも、本参考例と同等の性能が確認された。
このとき、シール部材とセパレータ板の一体化品に激しく振動を与えてもシール部材とセパレータ板が分離することはなかった。また、組立時に加えられる振動等の衝撃はセパレータ板とシール部材との一体化品に対して問題がないことが確認された。
《参考例5》
このとき、アノード側シール部材76の厚さはアノード側セパレータ板50の表面から100μmとし、シール部材76上に設けたリブ76aの高さは前記シール部材76の主面から300μmとした。
なお、組み立て工程の中でセパレータ板にシール部材を覆わない箇所が必要であれば、実質的に全面を覆っているガスケットの一部を削除したり、成形時にあらかじめシール部材を成形しない箇所を設けてもよい。
電池Fについて参考例1と同様の条件でガスのリークチェックを行った。空気側、燃料ガス側、冷却水側共にガスのリークはなく、流体シール性に問題のないことが確認された。
電池Fを85℃に保持し、アノード側に83℃の露点となるよう加湿・加温した水素ガスを、カソード側に78℃の露点となるように加湿・加温した空気を供給した。その結果、電力を外部に供給しない無負荷時には、50Vの開放電圧を得た。
さらに、アノード側セパレータ板の主面がシール部材で覆われているため、導電性を有する異物が入っても短絡は起こらなかった。
《参考例6》
上記のアノード側シール部材86を用いた以外は、参考例2と同様の方法により積層電池を作製した。この積層電池を電池Gとした。
電池Gについて参考例1と同様の方法によりガスのリークチェックを行った。空気側、燃料ガス側、冷却水側共にガスのリークはなく、流体シール性に問題のないことが確認された。
この電池Gについて参考例1と同様の条件で出力特性を調べた。この評価結果を比較例2の電池Dとともに図33に示す。その結果、本参考例の電池Gは、比較例2の電池Dよりも優れた性能を有することが確認された。
また、アノード側セパレータ板の主面がシール部材86で覆われているため、導電性を有する異物が入っても短絡は起こらなかった。さらに、アノード側セパレータ板50の側面がシール部材86で覆われているため、積層電池の表面に導電性を有する異物が存在しても短絡は起こらず、積層電池を使用する際に感電する危険性が低減された。
図34は本実施の形態による燃料電池のカソード側セパレータ板の正面図、図35はその背面図、図36はアノード側セパレータ板の正面図である。
カソード側セパレータ板110は、一対の酸化剤ガス用マニホールド孔111、一対の燃料ガス用マニホールド孔112、一対の冷却水用マニホールド孔113、および締結ボルトを通すための4個のボルト孔119を有する。セパレータ板110のカソードに対向する面には、一対のマニホールド孔111に連なるガス流路115を有する。セパレータ板110は、背面に、一対の冷却水用マニホールド孔113に連なる冷却水の流路114を有する。セパレータ板110は、背面に、さらに、マニホールド孔113および流路114を囲むシール部材用の溝116、並びに、マニホールド孔111および112をそれぞれ囲むシール部材用の溝117および118を有する。セパレータ板110は、さらにマニホールド孔113とのバランスを保つため、一対のダミーのマニホールド孔113Bを有する。
アノード側シール部材180は、図38に示すように、アノード側セパレータ板120のマニホールド孔121、122、123、123Bおよび孔129にそれぞれ連通するマニホールド孔181、182、183、183Bおよび孔189、並びにアノードに対応する切り欠き部184を有する。シール部材180は、図40に示すように、シール部材150と同様に、粘着剤の層191、樹脂フィルム192およびゴム層193の三層構造であるが、全体に同一厚さの平板からなる。
これらシール部材を接合したセパレータ板により、高分子電解質膜およびこれを挟む一対の電極からなるMEAを挟んで単電池を構成する。隣接する単電池間には、カソード側セパレータ板とアノード側セパレータ板の背面同士の接合部に冷却部を設ける。前記のセパレータ板間には、図35に示す溝116、117および118に対応する部分にOリングを填め込む。この組み立て手順を以下に説明する。
治具にセットされたガイドピンと、組み付けるそれぞれの部品との間にはクリアランスがある。特に、MEAは組み立てる環境の湿度により大きく寸法が変化するため、クリアランスは大きくとる必要がある。MEAを安定的に組み付けるには、ガイド部のクリアランスは1mm必要である。
従来の平板状のシール部材であれば、想定される位置ずれの上限付近では、ガス拡散層がシール部材に乗り上げ、シール性を確保できない。組み付け性を向上させるため、クリアランスを大きくとれば、ガスがそのクリアランスを通り電極に供給されなくなる。
《実施例1》
カソード側セパレータ板110およびアノード側セパレータ板120は、厚さ3mmの気密な等方性黒鉛板に機械加工によりガス流路、マニホールド孔を形成して、上記に説明した構造に作製した。ガス流路および冷却水の流路は、溝幅1.5mm、ピッチ3mmである。酸化剤ガスの流路は並行する7本の溝、燃料ガスの流路は並行する4本の溝、また冷却水の流路は並行する6本の溝からそれぞれ形成されたサーペンタイン型である。
従来の平板状のシール部材を酸化剤ガス側のシールに用いた例を説明する。酸化剤ガス側のシール部材が平板になった以外は実施例1と同じである。実施例1と同様に組み立て治具を用いて単電池を50セル積層した後、同様にリークチェックを行った。締結荷重は2000kgfでMEAにかかる面圧が10kgf/cm2であったため、締結は2000kgfで行った。その結果、一部のセルにおいてガスの外部へのリークや酸化剤ガス側から燃料ガス側へのクロスリーク、あるいはその両方が発生し、シール不良が生じた。リークチェック条件は実施例1と同じである。
上で評価した積層電池を分解してセパレータ板のガス流路を確認したところ、比較例3の電池では、カソード側セパレータ板のガス流路には実施例1の電池に比較して多くの水滴が存在していた。
比較例3の電池におけるカソード側シール部材とガス拡散層とのクリアランスを片側0.25mmから1.0mmに拡大した電池を作製した。ガス拡散層とシール部材とのクリアランスを拡大した以外は、比較例3の電池と同じ構成の30セル積層の電池を作製した。
比較例4の電池を評価後分解し、カソード側セパレータ板のガス流路を観察したところ、実施例1の電池と同等な水滴の存在状況であった。
ただし、クリアランスが大きすぎると、電極反応に寄与せずにクリアランス部を通るガスの吹き抜けが大きくなり、出力電圧自体が低下することも確認された。その点、実施例1の電池は、必要かつ性能低下を引き起こさないクリアランスをカソード側に確保するに好適であることが確認された。
実施例1で用いたくさび型断面をもつシール方式は、O−リングを用いたシール方式に比較し、O−リングを嵌合する溝の必要性がないため、その分セパレータ板の厚さを薄くし、積層電池をコンパクトにできることは言うまでもない。
《実施例2》
水力直径=(断面Sの面積)÷(断面Sの周長さ)×4
図47には、比較例として、圧力損失ばらつきが0.5kPa以内に収まっている50セルを積層した電池Nの出力電圧特性も併記した。比較例の結果より、圧力損失ばらつきが少ない場合には、出力電圧は各単電池でそろっており、ばらつきが少ないことが確認された。このことから、この積層電池のマニホールド構成およびガスフロー構成が各単電池に反応ガスを等分配することに問題がないことが確認された。
上記項目を満足する構成は、形状を問わないが、実施例1で適用したくさび断面をもつシール部材の構成が好適であり、かつこれをカソード側シール部材に用いることが好適であった。
《実施例3》
このようにして作製した積層電池について、参考例1と同じ条件で、ガスのリークチェックを行った。その結果、どのセルスタックにおいてもシール性には問題はなかった。
この結果より、クリアランス部の圧力損失Pcとガス流路部の圧力損失Pfとの比が0.9を境にセル電圧の安定性が大幅に変化していることがわかる。
本来、クリアランス部の圧力損失は大きく、即ちPc/Pfの値は大きく、従ってクリアランス部に流れるガス量は少なくなるように設計される。クリアランス部の圧力損失が小さい場合、即ちPc/Pfの値が小さい場合は、発電に必要なガスがクリアランス部を通過してしまい、本来流れるべきガス流路に流れにくくなる。その結果、発電に必要なガスが電極に供給されずに、電圧が不安定になる。
2a アノード
2b カソード
4a、4b ポリイミドフィルム
5a、5b 粘着層
10、50 アノード側セパレータ板
20、60 カソード側セパレータ板
12、22、32、42、52、62 燃料ガス用マニホールド孔
13、23、33、43、53、63 酸化剤ガス用マニホールド孔
12b、23b、52b、63b ガス流路
12c、23c、52c、63c 連絡用ガス流路
36、56、76 アノード側シール部材
36a、56a、76a リブ
30 アノード側シール用複合部材
40 カソード側シール用複合部材
46、66 カソード側シール部材
50a、60a シール部材用溝
Claims (5)
- 水素イオン伝導性高分子電解質膜、ならびに前記高分子電解質膜を挟むアノードおよびカソードを有する膜電極接合体と、
アノードに燃料ガスを供給し排出するガス流路を有するアノード側セパレータ板と、
カソードに酸化剤ガスを供給し排出するガス流路を有するカソード側セパレータ板と、
前記アノード側セパレータ板のアノード側表面に設けられたアノード側シール部材と、
前記カソード側セパレータ板のカソード側表面に設けられたカソード側シール部材と、を具備し、
前記アノード側シール部材及び前記カソード側シール部材は、互いに対応する部分において、一方は線状の頂部を有するリブを有し、他方は面状の形状を有しており、
前記リブは、前記アノードまたは前記カソードを囲む部分において、内側が薄く、外側が厚くなる断面を有するくさび型である、高分子電解質型燃料電池。 - 前記燃料ガスの流路と連絡された一対の燃料ガス用マニホールド孔、および前記酸化剤ガスの流路と連絡された一対の酸化剤ガス用マニホールド孔を有しており、
前記一方のシール部材はカソード側シール部材であり、
前記カソード側シール部材は、
前記酸化剤ガスの流路および前記一対の酸化剤ガス用マニホールド孔をそれぞれ囲んで閉ループを構成する帯状の第1の部片と、
前記一対の燃料ガス用マニホールド孔をそれぞれ囲んで閉ループを構成する一対の帯状の第2の部片と、
第1の部片および第2の部片を連結する帯状の第3の部片と、からなり、
前記第1の部片は、内側が薄く、外側が厚くなる断面をもつくさび型であり、
前記第2の部片は、内側が厚く、外側が薄くなる断面をもつくさび型である、請求項1に記載の高分子電解質型燃料電池。 - 前記カソード側シール部材の前記カソードを囲む部分と前記カソードとの間に生じる片側クリアランスclとそのクリアランス部の水力直径dが次式(1):
d<(D×cl×P)/0.54L (1)
ただし、
cl:片側クリアランス部の長さ
d:片側クリアランス部の水力直径
L:カソード側セパレータ板の1パス当たりのガス流路の長さ
D:カソード側セパレータ板の1パス当たりのガス流路の水力直径
P:カソード側セパレータ板当たりのガス流路のパス数
水力直径d=(クリアランス部の断面積)÷(クリアランス部の断面部分の周長)×4
を満たす請求項1又は2に記載の高分子電解質型燃料電池。 - さらに片側クリアランスclが次式(2):
0.25mm<cl (2)
を満たす請求項1〜3のいずれか1項に記載の高分子電解質型燃料電池。 - 電極とガスシール部材との間のクリアランスに基づく圧力損失Pcと電極に対応するガス流路で生じる圧力損失Pfとの比Pc/Pfが0.9より大きい、請求項1〜4のいずれか1項に記載の高分子電解質型燃料電池。
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