JP2003123801A - 高分子電解質型積層燃料電池 - Google Patents
高分子電解質型積層燃料電池Info
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- JP2003123801A JP2003123801A JP2001318667A JP2001318667A JP2003123801A JP 2003123801 A JP2003123801 A JP 2003123801A JP 2001318667 A JP2001318667 A JP 2001318667A JP 2001318667 A JP2001318667 A JP 2001318667A JP 2003123801 A JP2003123801 A JP 2003123801A
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- cooling water
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 高分子電解質膜型積層燃料電池における、セ
パレータ板間の冷却水面での接触抵抗に由来する電圧降
下を防止する。 【解決手段】 冷却部を構成するための、冷却水の流路
16,26を有するセパレータ板10A,20A同士の
接触面に、導電性のシートガスケット30、好ましくは
導電性炭素を含むシートガスケットを介在させた高分子
電解質膜型積層燃料電池。
パレータ板間の冷却水面での接触抵抗に由来する電圧降
下を防止する。 【解決手段】 冷却部を構成するための、冷却水の流路
16,26を有するセパレータ板10A,20A同士の
接触面に、導電性のシートガスケット30、好ましくは
導電性炭素を含むシートガスケットを介在させた高分子
電解質膜型積層燃料電池。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、民生用コジェネレ
ーションシステムや移動体用の発電器として有用な燃料
電池、特に高分子電解質を用いた高分子電解質型積層燃
料電池に関する。
ーションシステムや移動体用の発電器として有用な燃料
電池、特に高分子電解質を用いた高分子電解質型積層燃
料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】高分子電解質膜を用いた燃料電池は、水
素を含有する燃料ガスと空気など酸素を含有する酸化剤
ガスとを電気化学的に反応させることにより、電力と熱
とを同時に発生させる。この燃料電池は、基本的には、
水素イオンを選択的に輸送する高分子電解質膜、および
高分子電解質膜の両面に形成された一対の電極、すなわ
ちアノードとカソードから構成される。前記の電極は、
通常、白金族金属触媒を担持したカーボン粉末を主成分
とし、高分子電解質膜の表面に形成される触媒層、およ
びこの触媒層の外面に形成される、通気性と電子伝導性
を併せ持つ、主に炭素繊維からなる拡散層からなる。電
極に供給される燃料ガスおよび酸化剤ガスが外にリーク
したり、二種類のガスが互いに混合したりしないよう
に、電極の周囲には高分子電解質膜を挟んでガスケット
が配置される。このガスケットは、拡散層、電極及び高
分子電解質膜と熱接合により一体化してあらかじめ組み
立てられることが多く、これをMEA(電解質膜−電極
接合体)と呼ぶ。
素を含有する燃料ガスと空気など酸素を含有する酸化剤
ガスとを電気化学的に反応させることにより、電力と熱
とを同時に発生させる。この燃料電池は、基本的には、
水素イオンを選択的に輸送する高分子電解質膜、および
高分子電解質膜の両面に形成された一対の電極、すなわ
ちアノードとカソードから構成される。前記の電極は、
通常、白金族金属触媒を担持したカーボン粉末を主成分
とし、高分子電解質膜の表面に形成される触媒層、およ
びこの触媒層の外面に形成される、通気性と電子伝導性
を併せ持つ、主に炭素繊維からなる拡散層からなる。電
極に供給される燃料ガスおよび酸化剤ガスが外にリーク
したり、二種類のガスが互いに混合したりしないよう
に、電極の周囲には高分子電解質膜を挟んでガスケット
が配置される。このガスケットは、拡散層、電極及び高
分子電解質膜と熱接合により一体化してあらかじめ組み
立てられることが多く、これをMEA(電解質膜−電極
接合体)と呼ぶ。
【0003】MEAの外側には、これを機械的に固定す
るとともに、隣接したMEAを互いに電気的に直列に接
続し、電極面に反応ガスを供給し、生成ガスや余剰ガス
を運び去るために、ガス流路を有する導電性のセパレー
タ板が配置される。セパレータ板の材質としては、導電
性と化学的安定性の観点から、カーボン板が用いられる
ことが多い。その加工法は、一般にスライスされたカー
ボン板をフライス加工、ブラスト加工など機械的に加工
することによる。近年はコストの観点から、若干量の樹
脂を混合したカーボン粉を材料とし、プレス成形ないし
は射出成形等の成形技術によって、セパレータ板を製作
する検討が行われている。
るとともに、隣接したMEAを互いに電気的に直列に接
続し、電極面に反応ガスを供給し、生成ガスや余剰ガス
を運び去るために、ガス流路を有する導電性のセパレー
タ板が配置される。セパレータ板の材質としては、導電
性と化学的安定性の観点から、カーボン板が用いられる
ことが多い。その加工法は、一般にスライスされたカー
ボン板をフライス加工、ブラスト加工など機械的に加工
することによる。近年はコストの観点から、若干量の樹
脂を混合したカーボン粉を材料とし、プレス成形ないし
は射出成形等の成形技術によって、セパレータ板を製作
する検討が行われている。
【0004】燃料電池は、運転中に発熱するので、電池
を良好な温度状態に維持するために、冷却水等で冷却す
る必要がある。そこで通常、1〜3セル毎に、冷却水流
路を設ける。これらのMEAとセパレータ板および冷却
部を交互に重ねて10〜200セル積層し、その積層体
を集電板と絶縁板を介して端板で挟み、締結ボルトで両
端から固定するのが一般的な積層電池の構造である。従
って、この積層電池の一般的な形態は、図4のように、
それぞれ背面に冷却水の流路を有するアノード側セパレ
ータ板10およびカソード側セパレータ板20によりM
EA5を挟んだ単位セルが積層された構成である。ここ
では、各セル毎に冷却部を設けたが、複数セル毎に冷却
部を持つ構造の積層電池では、一方の面がアノード側セ
パレータ板、他方の面がカソード側セパレータ板となる
1枚のセパレータ板をMEAの間に挿入することにな
る。
を良好な温度状態に維持するために、冷却水等で冷却す
る必要がある。そこで通常、1〜3セル毎に、冷却水流
路を設ける。これらのMEAとセパレータ板および冷却
部を交互に重ねて10〜200セル積層し、その積層体
を集電板と絶縁板を介して端板で挟み、締結ボルトで両
端から固定するのが一般的な積層電池の構造である。従
って、この積層電池の一般的な形態は、図4のように、
それぞれ背面に冷却水の流路を有するアノード側セパレ
ータ板10およびカソード側セパレータ板20によりM
EA5を挟んだ単位セルが積層された構成である。ここ
では、各セル毎に冷却部を設けたが、複数セル毎に冷却
部を持つ構造の積層電池では、一方の面がアノード側セ
パレータ板、他方の面がカソード側セパレータ板となる
1枚のセパレータ板をMEAの間に挿入することにな
る。
【0005】セパレータ板の冷却水の流路を有する面に
おいては、冷却水のセル外およびガスのマニホールド孔
への漏洩、およびガスのセル外への漏洩を防ぐために、
シール機構が必要である。一般的には、図2に示すよう
に、セパレータ板にシール溝を設け、このシール溝にO
リングを嵌めて積層するか、またはシール溝にシーラン
トあるいは液体ガスケットを充填して積層する等の方法
によって、シールを行う。
おいては、冷却水のセル外およびガスのマニホールド孔
への漏洩、およびガスのセル外への漏洩を防ぐために、
シール機構が必要である。一般的には、図2に示すよう
に、セパレータ板にシール溝を設け、このシール溝にO
リングを嵌めて積層するか、またはシール溝にシーラン
トあるいは液体ガスケットを充填して積層する等の方法
によって、シールを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】加工法に応じて、程度
の問題はあるが、セパレータ板の表面は必ず表面粗さを
持っている。これが積層電池におけるセル間の接触抵抗
に影響し、これは積層電池の電圧損失に反映する。ME
Aの拡散層には、一般的に炭素繊維を織布ないし抄紙し
たカーボンクロスないしカーボンペーパが用いられる。
これらはセパレータ板の表面粗さを吸収するのに充分な
柔軟性を持っているため、セパレータ板/MEA間の接
触抵抗は非常に低く、通常数mΩ/cm2以下である。
しかしながら、図4に示した積層構造においては、冷却
水の流路を有する面において、殆ど柔軟性のないセパレ
ータ板同士が直接に接触することから、微視的に見る
と、図6のような接触状態となっており、接触抵抗が例
えば数十mΩ/cm2と大きいという問題があった。こ
の問題は、表面粗さのほかに、厚みの不均一や反りなど
を有する成形セパレータ板の場合に、より大きく顕在化
する。
の問題はあるが、セパレータ板の表面は必ず表面粗さを
持っている。これが積層電池におけるセル間の接触抵抗
に影響し、これは積層電池の電圧損失に反映する。ME
Aの拡散層には、一般的に炭素繊維を織布ないし抄紙し
たカーボンクロスないしカーボンペーパが用いられる。
これらはセパレータ板の表面粗さを吸収するのに充分な
柔軟性を持っているため、セパレータ板/MEA間の接
触抵抗は非常に低く、通常数mΩ/cm2以下である。
しかしながら、図4に示した積層構造においては、冷却
水の流路を有する面において、殆ど柔軟性のないセパレ
ータ板同士が直接に接触することから、微視的に見る
と、図6のような接触状態となっており、接触抵抗が例
えば数十mΩ/cm2と大きいという問題があった。こ
の問題は、表面粗さのほかに、厚みの不均一や反りなど
を有する成形セパレータ板の場合に、より大きく顕在化
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷却水の流路
を有するセパレータ板同士の間に、導電性シートガスケ
ットを挟んで積層することにより、上記の課題を解決す
る。すなわち、本発明は、水素イオン伝導性高分子電解
質膜、前記水素イオン伝導性高分子電解質膜を挟む一対
の電極、前記電極の一方に燃料ガスを供給する流路を有
するアノード側セパレータ板、前記電極の他方に酸化剤
ガスを供給する流路を有するカソード側セパレータ板、
および隣接するアノード側セパレータ板とカソード側セ
パレータ板の接触面に形成される冷却水の流路を含む冷
却部を具備する高分子電解質型積層燃料電池において、
前記冷却部を構成するセパレータ板同士の間に導電性の
シートガスケットを介在させたことを特徴とする。導電
性シートガスケットは、導電性炭素を含むシート、殊に
黒鉛シートであることが好ましい。なかでも導電性およ
び弾性に優れた膨張黒鉛シートが適する。
を有するセパレータ板同士の間に、導電性シートガスケ
ットを挟んで積層することにより、上記の課題を解決す
る。すなわち、本発明は、水素イオン伝導性高分子電解
質膜、前記水素イオン伝導性高分子電解質膜を挟む一対
の電極、前記電極の一方に燃料ガスを供給する流路を有
するアノード側セパレータ板、前記電極の他方に酸化剤
ガスを供給する流路を有するカソード側セパレータ板、
および隣接するアノード側セパレータ板とカソード側セ
パレータ板の接触面に形成される冷却水の流路を含む冷
却部を具備する高分子電解質型積層燃料電池において、
前記冷却部を構成するセパレータ板同士の間に導電性の
シートガスケットを介在させたことを特徴とする。導電
性シートガスケットは、導電性炭素を含むシート、殊に
黒鉛シートであることが好ましい。なかでも導電性およ
び弾性に優れた膨張黒鉛シートが適する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の高分子電解質型積層燃料
電池を従来例と対比しながら説明する。アノード側セパ
レータ板10は、図7〜9に示すように、一対の燃料ガ
ス用マニホールド孔11、酸化剤用マニホールド孔1
2、および冷却水用マニホールド孔13を有し、アノー
ドと対向する面には一対のマニホールド孔11を連絡す
る燃料ガスの流路15を有し、背面には一対の冷却水用
マニホールド孔13を連絡する冷却水の流路16を有す
る。14はセルを締結するボルトをとおすための孔であ
る。一方、カソード側セパレータ板20は、図11〜1
2に示すように、一対の燃料ガス用マニホールド孔2
1、酸化剤用マニホールド孔22、および冷却水用マニ
ホールド孔23を有し、カソードと対向する面には一対
のマニホールド孔22を連絡する酸化剤ガスの流路25
を有し、背面には一対の冷却水用マニホールド孔23を
連絡する冷却水の流路26を有する。14はセルを締結
するボルトをとおすための孔である。
電池を従来例と対比しながら説明する。アノード側セパ
レータ板10は、図7〜9に示すように、一対の燃料ガ
ス用マニホールド孔11、酸化剤用マニホールド孔1
2、および冷却水用マニホールド孔13を有し、アノー
ドと対向する面には一対のマニホールド孔11を連絡す
る燃料ガスの流路15を有し、背面には一対の冷却水用
マニホールド孔13を連絡する冷却水の流路16を有す
る。14はセルを締結するボルトをとおすための孔であ
る。一方、カソード側セパレータ板20は、図11〜1
2に示すように、一対の燃料ガス用マニホールド孔2
1、酸化剤用マニホールド孔22、および冷却水用マニ
ホールド孔23を有し、カソードと対向する面には一対
のマニホールド孔22を連絡する酸化剤ガスの流路25
を有し、背面には一対の冷却水用マニホールド孔23を
連絡する冷却水の流路26を有する。14はセルを締結
するボルトをとおすための孔である。
【0009】MEA5は、図2に示すように、高分子電
解質膜3、この膜を挟むアノード1およびカソード2、
ならびに電解質膜の周縁部を被覆するガスケット4から
構成される。このガスケットの部分には、上記のセパレ
ータ板10および20と共通の燃料ガス用、酸化剤ガス
用、および冷却水用の各マニホールド孔が設けられる。
図では、酸化剤ガス用マニホールド孔6が示されてい
る。このMEA5を上記のセパレータ板10および20
で挟んで単位セルが構成される。このような単位セルを
積層すると、両セパレータ板の冷却水の流路を有する面
(以下水冷面という)同士の接合部は、図6に示すよう
になり、接触抵抗が大きくなる。
解質膜3、この膜を挟むアノード1およびカソード2、
ならびに電解質膜の周縁部を被覆するガスケット4から
構成される。このガスケットの部分には、上記のセパレ
ータ板10および20と共通の燃料ガス用、酸化剤ガス
用、および冷却水用の各マニホールド孔が設けられる。
図では、酸化剤ガス用マニホールド孔6が示されてい
る。このMEA5を上記のセパレータ板10および20
で挟んで単位セルが構成される。このような単位セルを
積層すると、両セパレータ板の冷却水の流路を有する面
(以下水冷面という)同士の接合部は、図6に示すよう
になり、接触抵抗が大きくなる。
【0010】そこで、従来は、冷却水のセル外およびガ
スのマニホールド孔への漏洩、およびガスのセル外への
漏洩を防ぐために、次のようなシール機構が設けられて
いた。セパレータ板10の水冷面には、図9に示すよう
に、燃料ガス用マニホールド孔11および酸化剤ガス用
マニホールド孔12をそれぞれ囲むシール溝17および
18、ならびに冷却水用マニホールド孔13および冷却
水の流路16を囲むシール溝19が設けられる。同様
に、セパレータ板20の水冷面には、図12に示すよう
に、燃料ガス用マニホールド孔21および酸化剤ガス用
マニホールド孔22をそれぞれ囲むシール溝27および
28、ならびに冷却水用マニホールド孔23および冷却
水の流路26を囲むシール溝29が設けられる。そし
て、セパレータ板10と20との水冷面が接触する部分
には、燃料ガス用マニホールド孔および酸化剤ガス用マ
ニホールド孔をそれぞれ囲むシール溝、ならびに冷却水
用マニホールド孔および冷却水の流路を囲むシール溝に
は各々Oリングをはめる。図4および5では、酸化剤用
マニホールド孔にはめるOリング38および冷却水の流
れる部分を囲むシール溝にはめるOリング39が示され
ている。ここでは、両セパレータ板10および20にシ
ール溝を設けたが、一方のセパレータ板にのみシール溝
を設けることもある。
スのマニホールド孔への漏洩、およびガスのセル外への
漏洩を防ぐために、次のようなシール機構が設けられて
いた。セパレータ板10の水冷面には、図9に示すよう
に、燃料ガス用マニホールド孔11および酸化剤ガス用
マニホールド孔12をそれぞれ囲むシール溝17および
18、ならびに冷却水用マニホールド孔13および冷却
水の流路16を囲むシール溝19が設けられる。同様
に、セパレータ板20の水冷面には、図12に示すよう
に、燃料ガス用マニホールド孔21および酸化剤ガス用
マニホールド孔22をそれぞれ囲むシール溝27および
28、ならびに冷却水用マニホールド孔23および冷却
水の流路26を囲むシール溝29が設けられる。そし
て、セパレータ板10と20との水冷面が接触する部分
には、燃料ガス用マニホールド孔および酸化剤ガス用マ
ニホールド孔をそれぞれ囲むシール溝、ならびに冷却水
用マニホールド孔および冷却水の流路を囲むシール溝に
は各々Oリングをはめる。図4および5では、酸化剤用
マニホールド孔にはめるOリング38および冷却水の流
れる部分を囲むシール溝にはめるOリング39が示され
ている。ここでは、両セパレータ板10および20にシ
ール溝を設けたが、一方のセパレータ板にのみシール溝
を設けることもある。
【0011】本発明は、上のようなシール溝およびOリ
ングによるシール機構に代わり、より簡便に組み立ての
できる燃料電池を提供するものである。すなわち、隣接
するアノード側セパレータ板とカソード側セパレータ板
の接触面に形成される冷却水の流路を含む冷却部を具備
する積層燃料電池において、冷却部を構成するセパレー
タ板同士の間に導電性のシートガスケットを介在させ
る。ここに示す実施の形態においては、上で説明したシ
ール溝17、18、19をなくしたほかはセパレータ板
10と全く同じアノード側セパレータ板10A、および
シール溝27、28、29をなくしたほかはセパレータ
板20と全く同じカソード側セパレータ板20Aを用い
る。そして、セパレータ板10と20の水冷面には、導
電性のシートガスケット30を介在させる。このガスケ
ット30には、セパレータ板10Aおよび20Aと共通
の一対の燃料ガス用マニホールド孔、酸化剤用マニホー
ルド孔、および冷却水用マニホールド孔を設ける。図1
および2においては、酸化剤用マニホールド孔32が示
されている。
ングによるシール機構に代わり、より簡便に組み立ての
できる燃料電池を提供するものである。すなわち、隣接
するアノード側セパレータ板とカソード側セパレータ板
の接触面に形成される冷却水の流路を含む冷却部を具備
する積層燃料電池において、冷却部を構成するセパレー
タ板同士の間に導電性のシートガスケットを介在させ
る。ここに示す実施の形態においては、上で説明したシ
ール溝17、18、19をなくしたほかはセパレータ板
10と全く同じアノード側セパレータ板10A、および
シール溝27、28、29をなくしたほかはセパレータ
板20と全く同じカソード側セパレータ板20Aを用い
る。そして、セパレータ板10と20の水冷面には、導
電性のシートガスケット30を介在させる。このガスケ
ット30には、セパレータ板10Aおよび20Aと共通
の一対の燃料ガス用マニホールド孔、酸化剤用マニホー
ルド孔、および冷却水用マニホールド孔を設ける。図1
および2においては、酸化剤用マニホールド孔32が示
されている。
【0012】上記のセパレータ板10Aおよび20Aに
よりMEA5を挟んで単位セルが構成される。単位セル
間にはセパレータ板10Aと20Aの水冷面の間に挟ま
れるシートガスケットが挿入される。このようにして組
み立てられた積層電池が図1に示されている。MEA5
には、セパレータ板10Aおよび20Aと共通の一対の
燃料ガス用マニホールド孔、酸化剤用マニホールド孔、
および冷却水用マニホールド孔を有する。図1および2
においては、酸化剤用マニホールド孔6が示されてい
る。ここでは、各セル毎に冷却部を設けたが、複数セル
毎に冷却部を持つ構造の積層電池では、一方の面がアノ
ード側セパレータ板、他方の面がカソード側セパレータ
板となる1枚のセパレータ板をMEAの間に挿入するこ
とになる。
よりMEA5を挟んで単位セルが構成される。単位セル
間にはセパレータ板10Aと20Aの水冷面の間に挟ま
れるシートガスケットが挿入される。このようにして組
み立てられた積層電池が図1に示されている。MEA5
には、セパレータ板10Aおよび20Aと共通の一対の
燃料ガス用マニホールド孔、酸化剤用マニホールド孔、
および冷却水用マニホールド孔を有する。図1および2
においては、酸化剤用マニホールド孔6が示されてい
る。ここでは、各セル毎に冷却部を設けたが、複数セル
毎に冷却部を持つ構造の積層電池では、一方の面がアノ
ード側セパレータ板、他方の面がカソード側セパレータ
板となる1枚のセパレータ板をMEAの間に挿入するこ
とになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
《実施例1》
セパレータ板X:大きさ120×120mm、厚み4m
mの両面研摩グラッシ−カーボン板(東海カーボン
(株)製)を用いて、フライス加工により、実施の形態
で説明した構造のアノード側セパレータ板10およびカ
ソード側セパレータ板20を製作した。セパレータ板1
0のガス流路15は、幅2mm、深さ0.4の溝を、ピ
ッチ4mmで3本並行させて設けた。セパレータ板20
のガス流路25は、幅2mm、深さ0.6の溝を、ピッ
チ4mmで5本並行させて設けた。冷却水の流路16お
よび26は、幅2mm、深さ0.4mmの溝をピッチ4
mmで3本並行させて設けた。また、シール溝17〜1
9、および27〜29は、幅2mm、深さ0.2mmと
した。セパレータ板の平均表面粗さは5.2μmであっ
た。
mの両面研摩グラッシ−カーボン板(東海カーボン
(株)製)を用いて、フライス加工により、実施の形態
で説明した構造のアノード側セパレータ板10およびカ
ソード側セパレータ板20を製作した。セパレータ板1
0のガス流路15は、幅2mm、深さ0.4の溝を、ピ
ッチ4mmで3本並行させて設けた。セパレータ板20
のガス流路25は、幅2mm、深さ0.6の溝を、ピッ
チ4mmで5本並行させて設けた。冷却水の流路16お
よび26は、幅2mm、深さ0.4mmの溝をピッチ4
mmで3本並行させて設けた。また、シール溝17〜1
9、および27〜29は、幅2mm、深さ0.2mmと
した。セパレータ板の平均表面粗さは5.2μmであっ
た。
【0014】セパレータ板Y:セパレータ板Xの水冷面
全面に、サンドブラスト処理を行って、平均表面粗さを
19.3μmまで上げた。上記セパレータ板の水冷面に
おける接触面積(マニホールド孔、ボルト孔、流路部を
除いた面積)はおよそ100cm2である。
全面に、サンドブラスト処理を行って、平均表面粗さを
19.3μmまで上げた。上記セパレータ板の水冷面に
おける接触面積(マニホールド孔、ボルト孔、流路部を
除いた面積)はおよそ100cm2である。
【0015】上記2種類のセパレータ板について、以下
の2種類の実験区で、抵抗測定実験を行った。 (実験区A)セパレータ板の水冷面のシール溝にシリコ
ーン系シーラント(信越化学(株)製)を充填してアノ
ード側セパレータ板とカソード側セパレータ板の水冷面
同士を貼り合わせ、1Mpaの応力下で全抵抗を測定す
る。 (実験区B)セパレータ板の水冷面に黒鉛シートガスケ
ット(日本カーボン(株)製 ニカフイルム 0.2m
m厚)を挟み、1Mpaの応力下で全抵抗を測定する。
の2種類の実験区で、抵抗測定実験を行った。 (実験区A)セパレータ板の水冷面のシール溝にシリコ
ーン系シーラント(信越化学(株)製)を充填してアノ
ード側セパレータ板とカソード側セパレータ板の水冷面
同士を貼り合わせ、1Mpaの応力下で全抵抗を測定す
る。 (実験区B)セパレータ板の水冷面に黒鉛シートガスケ
ット(日本カーボン(株)製 ニカフイルム 0.2m
m厚)を挟み、1Mpaの応力下で全抵抗を測定する。
【0016】上記セパレータ板の接触面積(マニフォー
ルド、ボルト孔、流路部を除いた面積)を勘案して、1
cm2あたりの抵抗値に換算し、以下の結果を得た。
ルド、ボルト孔、流路部を除いた面積)を勘案して、1
cm2あたりの抵抗値に換算し、以下の結果を得た。
【0017】
【表1】
【0018】セパレータ板Xとセパレータ板Yは、同一
の材料からできており、同一のバルク抵抗を持っている
ことから、上記各々の実験区におけるセパレータ板Xと
セパレータ板Yとの差異は、水冷面における接触抵抗の
差異である。上記の実験結果から明らかなように、本発
明の構成においては、充分に表面が平滑な場合において
も効果があるが、特に表面粗さの大きい場合の接触抵抗
の低減に有効である。これは安価な成形セパレータ板を
用いる場合、非常に有利である。
の材料からできており、同一のバルク抵抗を持っている
ことから、上記各々の実験区におけるセパレータ板Xと
セパレータ板Yとの差異は、水冷面における接触抵抗の
差異である。上記の実験結果から明らかなように、本発
明の構成においては、充分に表面が平滑な場合において
も効果があるが、特に表面粗さの大きい場合の接触抵抗
の低減に有効である。これは安価な成形セパレータ板を
用いる場合、非常に有利である。
【0019】《実施例2》次に、以下の手順により実際
に電池を組み、後述する運転条件で運転を行い、その電
池電圧を測定する試験を行った。
に電池を組み、後述する運転条件で運転を行い、その電
池電圧を測定する試験を行った。
【0020】MEA作成法;比表面積800m2/g、
DBP吸油量360ml/100gのケッチェンブラッ
クEC(ケッチェンブラック・インターナショナル社製
ファーネスブラック)に、白金を重量比1:1の割合で
担持させた。この触媒粉末10gに、水35gおよび水
素イオン伝導性高分子電解質のアルコール分散液(旭硝
子(株)製、9%FSS)59gを混合し、超音波攪拌
機を用いて分散させて、触媒層インクを作製した。この
触媒インクを、ポリプロピレンフィルム(東レ(株)の
トレファン50−2500)に塗工し、乾燥して触媒層
を形成した。得られた触媒層を大きさ58×58mmに
切断し、高分子電解質膜(Dupont社のNaphi
on117、50μ厚)の両面に、温度135℃、圧力
32kgf/cm2の条件で転写して、両面に厚み10
μmの触媒層を形成した。
DBP吸油量360ml/100gのケッチェンブラッ
クEC(ケッチェンブラック・インターナショナル社製
ファーネスブラック)に、白金を重量比1:1の割合で
担持させた。この触媒粉末10gに、水35gおよび水
素イオン伝導性高分子電解質のアルコール分散液(旭硝
子(株)製、9%FSS)59gを混合し、超音波攪拌
機を用いて分散させて、触媒層インクを作製した。この
触媒インクを、ポリプロピレンフィルム(東レ(株)の
トレファン50−2500)に塗工し、乾燥して触媒層
を形成した。得られた触媒層を大きさ58×58mmに
切断し、高分子電解質膜(Dupont社のNaphi
on117、50μ厚)の両面に、温度135℃、圧力
32kgf/cm2の条件で転写して、両面に厚み10
μmの触媒層を形成した。
【0021】続いて、炭素繊維からなるガス拡散層基材
(東レ(株)のTGPH120)の一方の面に、ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)微粉末(ダイキン工
業(株)製)とアセチレンブラック(電気化学工業
(株)製)が重量比1:4の比率となるような水分散液
を塗布し、350℃で20分間焼成して、厚み40μm
の撥水層を形成し、これを大きさ59×59mmに型抜
きした。次いで、エチレンープロピレンージエン三元共
重合体配合物(EPDM)/ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)/シリコーンの三層構造を持つ厚み320
μmの面状ガスケット材を打ちぬいて、マニホールド
孔、ボルト孔、電極露出面(60×60mm)を有する
2枚のMEAガスケットを作成した。上記の触媒層露出
面に、前記の撥水層を形成した撥水性電極を、その撥水
層が触媒層に接するように位置決めし、さらにその周囲
にMEAガスケットを、EPDM面が高分子電解質膜に
接するように位置決めした。次いで、これらを一括して
ホットプレス接合(130℃、1.5MPa)をしてM
EAを形成した。
(東レ(株)のTGPH120)の一方の面に、ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)微粉末(ダイキン工
業(株)製)とアセチレンブラック(電気化学工業
(株)製)が重量比1:4の比率となるような水分散液
を塗布し、350℃で20分間焼成して、厚み40μm
の撥水層を形成し、これを大きさ59×59mmに型抜
きした。次いで、エチレンープロピレンージエン三元共
重合体配合物(EPDM)/ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)/シリコーンの三層構造を持つ厚み320
μmの面状ガスケット材を打ちぬいて、マニホールド
孔、ボルト孔、電極露出面(60×60mm)を有する
2枚のMEAガスケットを作成した。上記の触媒層露出
面に、前記の撥水層を形成した撥水性電極を、その撥水
層が触媒層に接するように位置決めし、さらにその周囲
にMEAガスケットを、EPDM面が高分子電解質膜に
接するように位置決めした。次いで、これらを一括して
ホットプレス接合(130℃、1.5MPa)をしてM
EAを形成した。
【0022】上記MEAおよび上記セパレータ板を用い
て、前記実験区Aおよび実験区Bの二種類の締結様式
で、締結荷重600kgfで締結し、40セル積層電池
を組み縦、電池電圧を測定した。運転条件は次のとおり
である。セル温度は75℃、燃料ガスは露点70℃に加
湿された純水素、酸化剤ガスは露点70℃に加湿された
空気、燃料利用率80%、空気利用率40%、電流密度
0.7A/cm2であった。
て、前記実験区Aおよび実験区Bの二種類の締結様式
で、締結荷重600kgfで締結し、40セル積層電池
を組み縦、電池電圧を測定した。運転条件は次のとおり
である。セル温度は75℃、燃料ガスは露点70℃に加
湿された純水素、酸化剤ガスは露点70℃に加湿された
空気、燃料利用率80%、空気利用率40%、電流密度
0.7A/cm2であった。
【0023】
【表2】
【0024】上記の結果から明らかなように、本発明に
よれば、セパレータ板の表面粗さが粗い場合にも、水冷
面における電圧降下が見られず、安定した電気的接続を
保つことが可能であった。
よれば、セパレータ板の表面粗さが粗い場合にも、水冷
面における電圧降下が見られず、安定した電気的接続を
保つことが可能であった。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、セパレータ板の水冷面
における接触抵抗による電圧降下を抑制し、高性能の高
分子電解質型積層燃料電池を提供することができる。
における接触抵抗による電圧降下を抑制し、高性能の高
分子電解質型積層燃料電池を提供することができる。
【図1】本発明の実施例における高分子電解質型積層燃
料電池の要部の縦断面図である。
料電池の要部の縦断面図である。
【図2】その組立過程の要部断面図である。
【図3】セパレータ板の水冷面同士の接合部の拡大断面
図である。
図である。
【図4】従来の積層電池の要部の縦断面図である。
【図5】その組立過程の要部断面図である。
【図6】セパレータ板の水冷面同士の接合部の拡大断面
図である。
図である。
【図7】アノード側セパレータ板の正面図である。
【図8】図7のVIII-VIII’線断面図である。
【図9】同セパレータ板の背面図である。
【図10】カソード側セパレータ板の正面図である。
【図11】図10のXI-VII’線断面図である。
【図12】同セパレータ板の背面図である。
1 アノード
2 カソード
3 高分子電解質膜
4 ガスケット
5 MEA
10 アノード側セパレータ板
15 燃料ガスの流路
16、26 冷却水の流路
20 カソード側セパレータ板
25 酸化剤ガスの流路
30 シートガスケット
フロントページの続き
(72)発明者 日下部 弘樹
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 小原 英夫
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 長谷 伸啓
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 山崎 達人
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 竹口 伸介
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 5H026 AA06 CC03 CC08 CX05 EE05
Claims (2)
- 【請求項1】 水素イオン伝導性高分子電解質膜、前記
水素イオン伝導性高分子電解質膜を挟む一対の電極、前
記電極の一方に燃料ガスを供給する流路を有するアノー
ド側セパレータ板、前記電極の他方に酸化剤ガスを供給
する流路を有するカソード側セパレータ板、および隣接
するアノード側セパレータ板とカソード側セパレータ板
の接触面に形成される冷却水の流路を含む冷却部を具備
し、前記冷却部を構成するセパレータ板同士の間に導電
性のシートガスケットを介在させたことを特徴とする高
分子電解質型積層燃料電池。 - 【請求項2】 導電性シートガスケットが、導電性炭素
を含むシートである請求項1記載の高分子電解質型積層
燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001318667A JP2003123801A (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | 高分子電解質型積層燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001318667A JP2003123801A (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | 高分子電解質型積層燃料電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003123801A true JP2003123801A (ja) | 2003-04-25 |
Family
ID=19136330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001318667A Withdrawn JP2003123801A (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | 高分子電解質型積層燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003123801A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005038845A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高分子電解質型燃料電池 |
JP2005243356A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池 |
JP2006032041A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Toyota Motor Corp | 燃料電池、その製造方法、及びセパレータ |
JP2007018924A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 燃料電池 |
JP2007180030A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Solvay Solexis Spa | 電極膜アセンブリ、その製造方法、それを備えた電気化学装置およびその使用 |
US7745035B2 (en) | 2004-04-02 | 2010-06-29 | Hitachi, Ltd. | Separator and fuel cell using thereof |
US7927758B2 (en) | 2006-01-11 | 2011-04-19 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Gasket being capable of measuring voltage and fuel cell system having the same |
JP2012059503A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Toshiba Fuel Cell Power Systems Corp | 燃料電池およびその製造方法並びに燃料電池用のカーボン多孔質層の製造方法およびその撥水性検査方法 |
JP2014530464A (ja) * | 2011-09-21 | 2014-11-17 | インテリジェント エナジーリミテッドIntelligent Energy Limited | セルスタック用セル電圧モニタリング・コネクタシステム |
-
2001
- 2001-10-16 JP JP2001318667A patent/JP2003123801A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005038845A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高分子電解質型燃料電池 |
JP2005243356A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池 |
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JP2007180030A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Solvay Solexis Spa | 電極膜アセンブリ、その製造方法、それを備えた電気化学装置およびその使用 |
US7927758B2 (en) | 2006-01-11 | 2011-04-19 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Gasket being capable of measuring voltage and fuel cell system having the same |
JP2012059503A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Toshiba Fuel Cell Power Systems Corp | 燃料電池およびその製造方法並びに燃料電池用のカーボン多孔質層の製造方法およびその撥水性検査方法 |
JP2014530464A (ja) * | 2011-09-21 | 2014-11-17 | インテリジェント エナジーリミテッドIntelligent Energy Limited | セルスタック用セル電圧モニタリング・コネクタシステム |
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A761 | Written withdrawal of application |
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